★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年7月 > 26日00時36分 〜
 
 
2021年7月26日00時36分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 「れいわ新選組」をウロチョロしている池戸万作さんは、「日本経済復活の会」(AJER)の幹事。池戸万作さんが、どのような人物であるかは、誰にでもわかる
 
 元のスレッドで、スレ主「赤かぶ」さんにより、初期非表示になっているコメントを、再掲します。

────────────────────────────────

14. 新共産主義クラブ[-13822] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2021年7月26日 00:08:51 : Bp55c3LhuM :TOR aU9JaWduY3REN2s=[4]
 
 「れいわ旋風」は、2019年7月に、船後靖彦さんが、安倍晋三さんとメル友だったことが発覚した時点で終わっている。
 
 
◆ 首相、れ新・船後議員と面会
(日本経済新聞,2019年9月4日 15:55)
 
 首相と船後氏は15年以上前から面識があり、メールのやりとりなどをしていた。船後氏が面会後、文書で明らかにした。
 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49392500U9A900C1PP8000/
 


[スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)アラシ。
 
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c14
────────────────────────────────

17. 新共産主義クラブ[-13821] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2021年7月26日 00:20:22 : OHdkCiO8Z6 :TOR dDRXR1M5QmVUVi4=[19] 報告
▲△▽▼
>>13さん
>池戸万作 @mansaku_ikedo
 
    
 「れいわ新選組」をウロチョロしている池戸万作さんは、「日本経済復活の会」(AJER)の幹事である。

 「日本経済復活の会」(AJER)の動画サイト AJERcast を見ると、歴代の出演者はほとんど、日本会議系もしくは統一教会系の右派の人物ばかりで、自民党議員や自民党支持者が大半である。
 
 幹事の池戸万作さんが、これらの人物を選んで主演させているわけである。
 
 池戸万作さんが、どのような人物であるかは、誰にでもわかる。
 
 
◆ 池戸万作『30年越しの”国会に卍固め、消費税に延髄斬り!” 「経済×プロレス」の異種格闘技言論タッグ戦』
(WEZZY,2019.07.20)

 《池戸万作》
 
 2010年より、日本経済復活の会に参加し、故・宍戸駿太郎(元筑波大学副学長、元国際大学学長)氏より、経済学の教えを受ける。
 
 現在は、同会の幹事、薔薇マークキャンペーンの経済政策アナリスト、国会議員の経済政策ブレーンなどを務める。
 
https://wezz-y.com/archives/67831
 
 
◆ 池戸万作 プロフィール
 
 2010年より、日本経済復活の会に参加・現幹事

http://mansakuikedo.starfree.jp/about/index.html
 
  
◆ 「日本経済復活の会」の channelAJERが運営する、政治経済専門Web放送サイト(AJERcast)
 
 ≪出演者別動画リスト≫

小野盛司 三橋貴明 河添恵子 藤井厳喜 菊地英博 下村博文 古屋圭司 小川榮太郎
坂東忠信 矢野新一 相沢幸悦 伊藤哲夫 室谷克実 渡邉哲也 山口洋一 藤岡信勝
武者陵司 藤井実彦 久保田信之 福住蟷螂 島倉原 西村幸祐 里永尚太郎 片山さつき
杉田水脈 岡野俊昭 小坂英二 稲村公望 馬渕睦夫 山口薫 森明日香 榎本司郎
宮脇淳子 倉山満 上念司 梅原克彦 宍戸駿太郎 安達誠司 気仙沼普及委員会 佐藤和夫
松木國俊 青木泰樹 藤井聡 浅田統一郎 特別番組 テキサス親父 関良基 仲村覚
高橋史朗 田邉敏憲 西田昌司 加藤清隆 小野木善行 田沼隆志 鈴木行生 川崎大八
宮川典子 八重桜の会 但馬オサム 阿蘇村邦昭 西村眞悟 Yokohama BBA 三宅博 川村純彦
大田祐介 大岡敏孝 深川保典 吉田康一郎 田村秀男 山村明義 宮崎正弘 片岡剛士
蛭川速 原佳弘 荒木和博 椿 田村重信 小浜逸郎 矢作直樹 赤尾由美
植田正也 藤木俊一 西村正 山田宏 和田政宗 齋藤武夫 THE REAL OKINAWA 田中秀臣
佐波優子 いしゐのぞむ 小田博士 安藤裕 稲田朋美 鈴木荘一 長谷川顕一 宇山卓栄
知念章 仲村洋子 小林ゆみ 矢野義昭 福山隆 佐々木類 安濃豊 高里智佳
葛城奈海 皇統を守る国民連合の会 水沢美架 池間哲郎 水野ゆうき 自見はなこ 山口さくら子 ペマ・ギャルポ
Saya 黒田福美 藤重太 消費税反対アニメ
http://ajer.jp/
 


[スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)アラシ。
 
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/227.html#c17
 

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪、国民・都民は3密無視で大騒ぎ、猛暑の中での試合に選手は大不満(まるこ姫の独り言)
五輪、国民・都民は3密無視で大騒ぎ、猛暑の中での試合に選手は大不満
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/07/post-5ffda4.html
2021.07.25 まるこ姫の独り言


今、緊急事態宣言が出ているのかと思うほど、都民は政府の言う事を聞かない。

やりたいことをやり、三密などお構いなし。

五輪会場周辺には目を疑うほどの人出が確認される






ブルーインパルスを見るために集まった人々


こりゃあすごい事になりそうだ。

五輪が終わったころには目も当てられないような惨状になるのではないか?

中止派の願いは虚しく五輪は強行されたが、猛暑の中のプレーはまた大変だ。

テニス選手からも不満が続出。

テニス選手から東京の猛暑に不満続出 男子世界ランク2位・メドベージェフ「信じられない」
                 7/25(日) 5:30配信 スポニチアネックス

>東京の猛暑に、テニス選手から不満が続出した。「信じられないほど暑い」と語った男子世界ランキング2位のメドベージェフ(ROC)は夕方からの試合開催を提案。初戦を圧勝した世界ランキング1位のジョコビッチも「彼に100%同意する」とうなずき、「午後3時から開始しても約7時間は試合ができる。全ての選手が楽になるのに、なぜ変更しないのか本当に分からない」と厳しい表情だった。

選手の立場になれば当然だ。

組織委員会は日本に住んでいながら、なぜそれが分からなかったのだろう。

日本の暑い夏は日中に外に出られるレベルじゃない。

ましてや激しいプレーをする方は熱中症になっても不思議ではないのに、それに対しての配慮が一切ない。

どこがアスリートファーストなんだろう。

米国のNBCに配慮してこのくそ暑い日本の夏に五輪開催になったが、そもそも前総理の安倍だって悪いのじゃないか。

日本の夏を知っている安倍が、「東京の夏は温暖で理想的な気候」と嘘をついて召致したのだからたちが悪い。

そのツケはすべて選手に。

思い出した。

小池都知事推奨のかぶる笠、こういうグッズもある。




世界に配信されて見っともないけど。

背に腹は代えられない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 選手村が五輪中スカスカに? 米国体操チーム“脱出”に組織委は弱腰…今後も続出か デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日刊ゲンダイ)



選手村が五輪中スカスカに? 米国体操チーム“脱出”に組織委は弱腰…今後も続出か デタラメ五輪で起こる6つのハプニング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292345
2021/07/26 日刊ゲンダイ


選手村を拒否した米女子体操チーム(C)ロイター/USA TODAY Sports

 そして誰もいなくなった――となりかねない。

 7月13日に開村した東京五輪選手村。政府や組織委がうわごとのように繰り返す「安心安全」の文句と裏腹に、連日のように新型コロナの陽性者が出ている。22日にはチェコの卓球選手ら、1日の最多記録の4人が感染。すでにチリのテコンドー女子選手、英国の射撃女子選手が陽性判定され、棄権を表明した。24日にビーチバレー女子で日本ペアと対戦する予定のチェコのペアの1人が陽性となり、こちらも棄権が濃厚となった。

 クラスターまっしぐらの選手村に「NO」を突き付けたのが米国の体操チームだ。一度は選手村に入りながらも、19日に女子チームのコーチがツイッターで「我々全員で決めたことです」として、選手村からの“脱出”を発表。「ホテルの方が選手や我々の安全をより管理できる」として、ホテル宿泊を決めた。男子チームもこれに追随するという。

 組織委によるバブル方式はとっくに崩壊。選手村外に宿泊するチームスタッフは日刊ゲンダイの取材に、「試合や練習の際は選手村から会場までの貸し切りバスが出る。ただ、我々スタッフは選手村までは電車かバスなどの公共交通機関で来いと言われた。これでは自分たちが選手に新型コロナを感染させかねない」と、自分たちが村内にウイルスを持ち込む可能性を危惧していた。

 本来、米国体操チームの“わがまま”を注意すべき組織委は、米放送局の取材に「個々のチームのこと。我々が口を出すべきではない」と、弱腰もいいところ。ことさら安全を強調していた選手村から次々と感染者が出ている以上、強く出るに出られないのだろう。

 となれば、今後も選手村からの脱出を試みる選手団が増えても不思議ではない。組織委が注意すらできないとなれば、なおさらだ。総工費約1000億円といわれる選手村が廃虚同然となるのは、時間の問題である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 原子力ロビーの東京五輪<本澤二郎の「日本の風景」(4155)<311東電福島をすっかりと忘れて、原発再稼働のオリンピック>
原子力ロビーの東京五輪<本澤二郎の「日本の風景」(4155)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29923067.html
2021年07月25日 jlj0011のblog


<311東電福島をすっかりと忘れて、原発再稼働のオリンピック>

 五輪開会式での菅義偉首相の、天皇に遅れて起立したことが、一部で話題となっている。「神の国」という国家神道かぶれの安倍晋三や森喜朗らが怒り狂うだろうが、象徴天皇制を学んできた大半の国民は、違和感を抱かなかったと思う。イギリス王政の国の民も、別に不思議なことではなかった。

 僕はそんなことより、天皇交代に166億円の血税支出、今回の4兆円五輪強行の方が、おかしいと思っている憲法人間である。

 くっきりと見えてきた五輪狂騒曲の狙いは、何だったのか。「コロナに打ち勝つ証としての4兆円五輪」の本当の目的は、311東電福島放射能汚染による惨状を隠す・隠ぺいするためのもので、それにかこつけてのゼネコンどころか政治屋・腐敗官僚・原発族議員に大金を垂れ流したと想定されたことに、大いなる怒りを感じる。

 報道によると、福島市内でソフトボールの試合が行われたという。用意された食事が「おいしかった」と口ばしった関係者の言動をとらえて、一部のろくでもない記者が「福島の安全」を証明してくれたなどと、小躍りする的外れの報道をしていたという。

 フクシマの安心安全が事実であれば、堂々と東電原発の30キロ圏内、20キロ圏内で試合をして、そこでとれた汚染野菜の可能性が強い食材で「おもてなし」をしたらよかった。

 むろん、そんな近くで試合をしようものなら、関係者やマスコミ取材陣は、東電原発に立ち寄ってしまう。そうなると、10年前のフクシマ、復旧も復興も行われていない汚染地区フクシマの正体がばれてしまうだろう。ちなみに原発から60キロ圏内の福島市内は、かつて0・038マイクロシーベルト、311の時点では25マイクロシーベルトだった。今も安心安全の地域ではない。

 せっかくの福島試合も、汚染が少なかった?場所を選んだのである。

 原発ロビーが計画した311東電福島放射能汚染隠しのための東京五輪で、IOCとJOCが利権アサリを強行したものでもある。緊急事態宣言下の無観客五輪の強行で、その莫大な損失は、全て国民が負担することになる。

 いまも福島県では、汚染地区を活用して「福島エートス」という聞きなれない生体実験場が存在すると、専門家は指摘している。何度でも叫ぶが、甲状腺がんから転移した悲惨な子供たちのことを、原発ロビーは内外に秘匿したままであるらしい。このエートスなる人体実験場は、チェルノブイリでも設置しているという。背後に国際的原発ロビーが暗躍しているというのである。電通はその先兵に過ぎないらしい。国民が知らない恐ろしい組織の暗躍と、それによる結果が、目下の常識的には、やってはならないコロナ五輪の、強行ということになろうか。

<ベラルーシ原発の最新分析は子供への健康被害とその隠ぺい>

 以下に原発研究の第一人者が、コメントを寄せてくれた。

 「チェルノブイリ事故で、子供たちの間で、多大な健康被害が生じているベラルーシ。ベラルーシ情勢があれだけ国際ニュースになったのに、2020年秋における初のベラルーシ原発稼働を、割り合い公正報道で人気の英BBCを含め、どこもひとつも報道しなかった。世界のマスコミの体たらくはひどすぎる。深刻なことは、 原発事故の起きた国や近くで、原子力ロビーによる、子どもへの健康被害に対する隠ぺい工作は、際立っている。ベラルーシしかり、福島しかり!」

 重大深刻な指摘について、日本学術会議は「フクシマは問題ない」と原子力ロビーの立場を、堂々と肯定する報告書を公表している。

 同会議が、戦争に加担する研究に抵抗しているとの報道を目にしたとき、さすが日本の学術会議だ、と安直に高く評価してきた者だが、今は地獄に突き落とされてしまったようなものである。

 日本学術会議までもが、原発ロビーに呑み込まれてしまっている。「福島エートスには、日本共産党系の民医連も協力している」との信じがたい情報も届いてきている。事実だとすれば、731部隊の再現を想定するような福島エートスに、進歩的な日本共産党までが服従している、という疑惑が生まれる。

 原発ロビーは、政界・市民団体などあらゆる組織に浸透しているのであろうか。危ない日本はここにも存在する。

<ハリケーン(台風)と温暖化と水蒸気の因果関係>

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1223900.html

水蒸気がCO2よりも温暖化に寄与するというのは科学的な事実です。そして台風の燃料は水蒸気ですから、最近、台風が巨大化したり、陸に上陸してからも勢いが弱まらない原因は、海からの大量の水蒸気と言う台風の燃料補給があるはず。阿修羅で批判文が出ているが(もちろん都市化による緑地削減、コンクリートジャングルの形成によるヒートアイランド現象も大きいが、その割合はよくわからない。いずれにせよ大気と同じくらい温度が上がっている熱容量1000倍を持つ海の温暖化は、すごい影響だと思う)、このことは科学的事実で、昨年Natureにも中国の学者により、「燃料としての水蒸気の増加と台風の巨大化および上陸後なかなか弱まらない勢力」が発表され、記者会見の通訳をたまたま私はやりました。海が温まることにより生じる水蒸気は直接、台風等による天災につながっている。またお風呂場が温かいのを見ても、水蒸気の温暖化寄与は明らかなはず。

 以上は、日本で一番勇気のあるジャーナリスト・竹野内真理さんのコメント!

 風呂場の説明は分かりやすい。琉球新報のURLをじっくり読めば、理解できるだろう。目下の台風8号を軽視してはならない。

<原発の高温排水で上昇した海水の水蒸気が気候変動の主要因>

 台風は、海水からの水蒸気が原因で、積乱雲を著しく発達させる。比例して強力な台風となって日本列島・台湾・中南米などに襲い掛かって久しい。

 台風強力化のメカニズムが、科学的に判明したことになろう。

 原発を止めると、海水温が下がって従来の月並みな台風となる。海の生き物も元に戻る。地球規模の大豪雨による大洪水もしかりだ。

<原発派学者のいい加減な反論に屈してはならない!>

 核は地球と人類を滅ぼす!確実である。

 原発派は、地球温暖化の主要因を、ガソリン車と石炭火力に矮小化して、引き続いて恐ろしい原発推進を悪魔の手口で、あらゆる組織に潜り込んで、莫大な利権の山を存続させようとしている。

 ヒロシマ・ナガサキの教訓どころか、フクシマさえも蓋をかけようと、血税4兆円をばら撒いて、五輪を強行している。これほどの不条理を知らない。

 国民は目を覚ますしか生き延びられない。フクシマに目を向けよ!福島の姿形の実像を暴く言論が不可欠である。権力に屈しない言論の自由が求められるのは、2021年の今である。

 連合の原発派・電機連合にメスを!国民の生命を守る議会人の大同団結が不可欠である。子供たちの命を守る原発封じの日本にしなければ、人類は生き物もすべてが、健康に生き延びることは出来ない!

2021年7月25日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK282] バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日刊ゲンダイ)



バッハ会長から脅され菅首相が決断か…五輪途中からの一部「有観客開催」に現実味  デタラメ五輪で起こる6つのハプニング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292346
2021/07/26 日刊ゲンダイ


開会式で入場行進するドイツ選手団に拍手するバッハ会長(C)ロイター

 “ぼったくり男爵”こと国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)は、14日に菅首相と面会した際、「新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば、有観客も検討して欲しい」と要請した。この時、首相側は明確な回答はしなかったという。

 多くの会場で無観客が決まった8日の5者会談後の共同声明には、「感染状況に大きな変化が生じた場合、5者会談で対応を検討する」と観客の扱いについての一文が盛り込まれていた。バッハ会長は「日本は五輪が始まれば歓迎し、サポートしてくれると信じている」と自信を見せている。

 現在はほとんどの会場が無観客。関係者からは「今から観客を入れるのは現実的ではない」との声が多く、小池都知事も「コロナ対策が優先される」と断言している。それでも“取り巻き”たちが黙っていない。

「バッハ会長やIOCの言いなりになってきた菅首相、丸川五輪担当相、橋本組織委会長、武藤事務総長も、圧力に押され、何とか一部を有観客でやりたいと検討しているそうです。大会が始まれば、機運が盛り上がってくることを期待しているのです」(政界関係者)

 8月24日開幕の東京パラリンピックはすでに有観客開催が浮上しているが、25日は東京都内で新たに1763人が新型コロナウイルスに感染した。1日に1000人を超えるのは6日連続。大会中止が検討されてもおかしくない状況だが、バッハ会長にヘーコラするばかりの政府は、パラリンピックより前に、強引に観客を入れるかもしれない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採って、十分な氷と水の用意をしている」と危機感はさらさらなし!! 
ジョコビッチとメドヴェージェフが常軌を逸した暑さに「試合時間変更」を要求! 大会組織委は「暑さに対しては万全の対策を採って、十分な氷と水の用意をしている」と危機感はさらさらなし!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-203882.html
2021年7月26日 くろねこの短語

 いずれはそんな声がと思っていたけど、案外早かったね。何かって、猛暑に対するアスリートからのクレームだ。テニスのジョコビッチとメドヴェージェフがあまりの暑さに「午後の遅い時間帯に試合をずらすべき」と試合時間の変更を要求したってね。

「常に脱水状態にある」
「あまりの暑さと湿気、そして空気がこもっているせいで、両肩に重りが乗っているような感覚だ」
「自分の身体ではないような感覚だ。両足が重く感じる。厳しい状況を経験するのは初めてではないが、ロッカールームで選手数人と話しをしたときに、全員が今まで経験した中で一番厳しいと言っていた」

 こんな具合に、「過去に経験したあらゆる大会の中で過去最悪の環境だ」とジョコビッチは指摘したそうだが、これに対して大会組織委は「緊急時の対応を含め早急に相談する」っってさ。おいおい、いまそれかい。猛暑についてはオリンピック招致が決まった時から懸念されていたことで、マラソンや競歩が札幌にコース変更されたのは1年も前のことなんだよね。

 さらに、「暑さに対しては万全の対策を採って、十分な氷と水の用意をしている」なんてことも抜かしてるんだが、大会組織委の危機管理の杜撰さがこのコメントからもよくわかる。既に、アーチェリーではロシアの選手が熱中症で競技終了後に倒れているんだよね。

東京の酷暑にテニス選手ら悲鳴 「常に脱水状態」、ジョコビッチは試合時間変更を要求

【東京五輪】テニス選手から猛批判の暑さ問題 小谷SD「十分な氷と水を用意している」

【東京五輪】熱中症か…アーチェリー女子選手が競技終了後に倒れる

 「温暖な気候」というペテン師・シンゾーの大嘘のツケが、巡り巡って選手たちに降りかかっているというわけだ。これから陸上などの屋外競技がスタートすると、それこそ命にかかわるような事故が起きないとも限らない。やっぱり、真夏のオリンピックなんてやっちゃいけないってことだ。






http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング(日刊ゲンダイ)



五輪スタッフ、メディア関係者に「インチキ陰性判定」乱発か?検査スリ抜けこんなに簡単 デタラメ五輪で起こる6つのハプニング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292347
2021/07/25 日刊ゲンダイ


成田空港で新型コロナウイルスの検査を待つ代表選手や関係者(C)共同通信社

 検査をごまかす方法ならいくらでもある。

 組織委は24日、新型コロナの検査で新たに選手1人を含む17人が陽性になったと発表した。累計の陽性判明者は123人となった。23日は1日当たり最多の19人が陽性だった。

 この数字は選手、スタッフ、メディアなどを含めた人数だが、関係者の間では「本当にそれだけか?」といぶかしむ声もあるという。

 というのも、スタッフやメディアに課されている検査は容易にすり抜けることができるからだ。

 選手の場合は基本、試合当日を除いて毎日の抗原検査が義務付けられ、ドーピング検査のようにスタッフの監視の下、検体を採取する。そこで陽性ならば唾液によるPCR検査を行い、陰性でなければ鼻の粘膜から検体を……となる。

 しかし、例えばメディアの場合、採取は独自に行い、検体の容器に自身のデータを示すバーコードを張り、競技会場かMPC(メインプレスセンター)に提出する。

 つまり、すでに陰性が証明された他人の唾液を提出することもできるし、事前の“消毒”も可能。採取直前にうがい薬などで口内を一時的に消毒すれば、感染しているかいないかにかかわらず、高確率で陰性となるとの声もある。

 実際、厚労省も、うがい直後はどんなウイルスであれ検出に影響を与える可能性があり、避けるべき、としている。

「さらに報道陣の検査結果が出るのは翌日。検体を提出した当日は取材が可能なのです。もし、翌日に陽性と判定されたら、取材を受けた選手や他の報道陣も万が一の可能性がある」(大会関係者)

 インチキ陰性判定が乱発しそうである。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも批判(リテラ)
五輪の「被災地」「復興」ないがしろが酷い! コンセプトから消し、開会式でもアリバイ的な扱い…被災県の子どもの深夜動員にも批判
https://lite-ra.com/2021/07/post-5962.html
2021.07.25 組織委は「復興」ないがしろ!被災3県の子どもの深夜動員にも批判 リテラ

    
    東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイトより

 23日におこなわれた東京五輪開会式の演出をめぐり、「恥ずかしい」「しょぼすぎ」という批判が巻き起こっている。世界的な映画監督でもある北野武は24日放送『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS)のなかで「税金からいくらか出してる。金返せよ! 困ったねえ」「外国恥ずかしくていけないよ俺。本音はそうでしょ? あれ、素晴らしかったですか?」と酷評した。

 たしかに、開会式の演出・内容は東京五輪に賛成か反対かは関係なくひどいものだった。何しろ最初のパフォーマンスが、アスリートがランニングマシーンやエアロバイクなどで黙々とトレーニングするというもの。「コロナ禍でのアスリートを表した」らしいが、表現が安直で稚拙すぎるうえ、これでは、コロナの困難をアスリートだけの問題に矮小化するようなものではないか。

 その後も、火消しや大工、職人に扮した人たちのパフォーマンス、ピクトグラムを人間がマイムで表現するパフォーマンスなど、社会への視点も必然性もまったく感じられない小ネタが続く。さらに、劇団ひとりと荒川静香が五輪開会式の照明スタッフに扮してイタズラするというロンドン五輪のMr.ビーンのバッタもんのようなVTR、複数回登場したなだぎ武らがテレビクルーに扮した寸劇にいたっては、レベルの低いバラエティ番組のコントを見せられているようだった。

 あれで閉会式合わせて165億円もの予算をかけているとなれば、「金返せ」と言いたくなるだろう。

 だが、問題はその中身の「お粗末さ」だけではない。最大の問題は、東京五輪の出発点だったはずの「復興五輪」というテーマが、開会式ではまったくフィーチャーされなかったことだ。

 全体を通じて、「震災からの復興」をテーマとしたパートは一切ない。IOCのトーマス・バッハ会長や組織委の橋本聖子会長が挨拶でアリバイ的に触れた以外は、「震災」「復興」の言葉すらまともに出てこなかった。

 披露された映像映像やパフォーマンスにもそのメッセージを打ち出すものはまったくなかった。むしろ、「震災」や「復興」を意図的に避けているのではないかとさえ思えるほどだった。

 たとえば、オープニング直後に流された映像も、2013年の招致決定の瞬間から現在までを振り返るだけで、2011年の震災は入っていなかった。

 また、式の序盤に森山未來のダンスが披露されたが、その際、「新型コロナウイルスで亡くなった友人・家族をともに偲ぶ時間」とアナウンスされ、「この世を去ったすべてのオリンピック選手」、なかでも「1972年のミュンヘン大会中に襲撃され死亡したイスラエル選手団」への黙祷が捧げられたが、東日本大震災の犠牲者に黙祷が捧げられることはなかった。

■聖火ランナーとして被災3県の子どもを登場させるも詳しい説明なし、完全にアリバイ的

 ほかにも、「復興」の要素を入れようと思えば、いくらでもできたはずだ。前述のような何の必然性もない劇団ひとりのコントや人間ピクトグラムをあんなに長々とやる暇があったなら、被災地を紹介するVTRを流すとか、東北の文化を紹介する時間だってつくることができただろう。今回の開会式では五大陸を中継で結び、各大陸代表が「イマジン」を合唱したが、被災地と中継で結んでダンスや歌を披露してもらうことも可能だった。実際、紅白歌合戦や民放の音楽特番でもそれくらいのことはやっている。

 しかし、東京五輪開会式は「復興五輪」を掲げながら、そういうことさえまったくやろうとしなかった。

 結局、開会式でかろうじて「復興五輪」を表していたと思えるのは、聖火リレーの模様をまとめたVTRのなかで宮城や福島に触れられた場面、五輪旗を掲揚する際のBGM・オリンピック賛歌を東京の豊島岡女子学園高校の生徒とともに合唱したのが、福島県立郡山高校の生徒だったこと、聖火台への点火者となった大坂なおみ選手に聖火をつないだのが岩手・宮城・福島の被災3県の6人の子どもたちだったことくらいだった。

 だが、そのわずかに「震災」「復興」に関係しているように見える数少ない場面も、「おざなり」としか言いようのないものだった。

 まず、聖火リレーのダイジェストVTRは、聖火がギリシャから宮城に到着したこと、福島県楢葉町からリレーがスタートしたことに触れただけで、震災や原発事故、復興についてきちんと言及したわけではない。

 前述の郡山高校の合唱にしても、ただ校名が読み上げられただけ。岩手・宮城・福島の子どもたちの聖火リレーにしても、岩手・宮城・福島の子どもたちであることと、子どもたちの名前が読み上げられただけ。岩手、宮城、福島のどういう町から来たのか、その町の被災や復興の様子はどうなのか、本人や家族が震災や復興過程でどのような経験をしたのか、どんな思いを抱いて臨むのかといった背景はまったく紹介されることがなかった。岩手・宮城・福島が東日本大震災の被災地であることすら触れていない。日本に住む人なら被災地とわかっても、海外の人にはまったく伝わらないだろう。

 1964年の東京五輪の最終ランナーは、広島に原爆が投下された1945年8月6日に広島で生まれた青年が務めたことは有名な話だが、それも「1945年8月6日に広島で生まれた」という背景がきちんと説明されているからこそ、平和への強いメッセージが伝わっている。

 今回はまるで、とりあえず東北3県の子どもを入れておけばいいだろう、とアリバイ的に盛り込んだとしか考えられないようなものだった。 

■コンセプトから消えていた「復興」の文字 開会式の制作責任者は「たまたま書いてないだけ」

 しかし、考えてみれば、こうした開会式になるのは当然だろう。組織委はおそらく直前まで、ほんとうにこの「震災」や「復興」というテーマを「どうでもいい」と考え、むしろ排除しようとすらしていた。

 その証拠が、今月14日、組織委が発表した「東京2020開閉会式4式典共通コンセプトならびに東京2020オリンピック開閉会式コンセプト」だ。発表されたこのコンセプト文書には「コロナウイルスというかつてない困難」「コロナウイルスという驚異」という文言はあったものの、「震災」や「復興」の記載が一切なかった。

 しかも、同日14日に日刊スポーツが配信した、開会式の制作責任者である組織委の日置貴之氏への独占インタビューでは、「東京五輪招致の起源だった「復興五輪」という言葉をコンセプトに盛り込まなかった意図は」という質問に対し、日置氏はこう回答していた。

「省いたつもりはない。たまたま書いてないだけ。演出には復興の観点もあり、1ミリも忘れていない」

「たまたま書いていないだけ」という雑な言い方からも、「復興五輪」というテーマがいかにおざなりになっていたかがわかるが、このインタビューにおける日置氏の発言が終始“上から目線”で居丈高だったことも相まって、ネット上では日置氏への批判が殺到。「1ミリも忘れてないなら言葉にするやろ」「たまたまなわけない。意図的に省いたんだよ」「復興のことなんて1ミリも考えていないということ」などという批判が巻き起こっていた。
 
 そして、今回の開会式、前述したような震災、復興へのおざなりな扱い、アリバイ的でしかない内容を見ていると、この14日のコンセプト発表まで、組織委は本当に「復興」がテーマであることを完全に忘れていた、あるいは一切無視しようとしていたのは間違いないだろう。

 実際、開会式で唯一、震災・復興につながりのある数少ないシーンのひとつ「被災3県の子どもたちの聖火リレー」にしても、「急ごしらえだったのではないか」という疑惑の目が向けられている。

■被災3県の子どもたちの深夜登場に「労働基準法違反」の声 急遽動員の結果か

 開会式の翌日、24日の午前に放送されたフジテレビの東京五輪番組で、開会式の舞台裏に独占密着した模様を放送したのだが、そのなかで、被災3県の子どもたちが開会式の4日前に国立競技場に呼び出され、組織委の橋本聖子会長が聖火ランナーに任命。そのあとすぐリハーサルに行かされたことが明かされた。

 このあまりに急な任命の仕方に、「14日のコンセプト発表で『復興』がないことを批判されたから、急遽盛り込んだのではないか」という声が上がっているのだ。

 もちろん、これはサプライズ演出や情報が事前に漏れるのを防止するためで、候補者の決定や保護者、学校への依頼はもっと以前になされていた可能性もある。

 しかし、一方で、この子どもたちの動員の仕方があまりに不自然なのも事実。というのも、子どもたちの役割が開会式のクライマックスである聖火リレーだったため、その時間が24時近くになっていたからだ。

当然ながら、ネット上では、「こんな遅くに子どもを出させていいのか」「労働基準法や東京都青少年の健全な育成に関する条例に引っかかるのでは」という批判や指摘が相次いでいる。基準法には例外措置があるといっても、こんな公的な大会で深夜に子どもにパフォーマンスをさせるというのは常識的にありえない。

 この深夜動員の事実が、「復興五輪のテーマを土壇場で入れ込むには聖火リレーしかなく、無理やり生で動員したのではないか」という疑惑に拍車をかけているのだ。

 子どもたちの開会式聖火リレー動員が以前から決まっていたとしても、前述したような説明の欠如、急ごしらえぶりをみると、組織委が開会式でこの「復興」のことを歯牙にもかけていなかったのは間違いない。

 実際、コンセプト文書が発表された14日、共同通信が前出の日刊スポーツのインタビューとは別に、開会式制作責任者・日置氏との一問一答を配信していたのだが、「演出に日本の歴史や文化、大会テーマである復興や感染症との戦いも入ってくるか」という質問に対して、日置氏は「最初から検討の中に入っているし、大会ビジョンにつながる要素は多い。当然そこにコロナも加わる」とは言ったが、「復興」という言葉は一切使わなかった。

■橋本聖子は「コンセプトに復興五輪はない」と問われ「今も入ってない?」とうろたえ

 また、橋本聖子組織委会長も21日に開いた会見で不可解な反応を見せていた。被災3県の子どもたちに聖火リレーを任命した2日後の会見だったためか、橋本会長は開閉会式に「(復興というテーマは)しっかりと入っております」「心に被災地の火がともるようなものが込められたオープニングであることに期待しています」と語ったが(あの内容で自信満々というのも呆れるが)、問題はその発言の前。

 記者から、コンセプト発表文書に「復興五輪」の記載がどこにもなかった理由を問われると、橋本会長は「いまも入ってない?」と、まだコンセプトが修正されていないこと自体に驚き、慌てて「リリース上、入っていなかったということでありますけど、これは確実に入らなければいけないものですので、私自身も確実に入るものだとちょっと思っていました」と言い繕ったのだ。

 その様子は、組織委がコンセプトの発表文書に記載がないことで批判を受けて、慌てて急場凌ぎの対応をしていたことを物語るものだった。

 だが、こうした姿勢は組織委だけではない。菅首相は日本時間23日に公表された米NBCテレビのインタビューのなかで「世界で40億人を超える人がオリンピックを見ることになる。新型コロナウイルスを克服して開催することに真の価値がある」などと発言。「コロナを克服」するどころか感染拡大が止まらない状態なのだが、もはや開催の大義名分は「復興五輪」から「コロナ」に移っている。

 本サイトでは以前から、五輪開催決定によって東京で建設ラッシュが起きたために人手不足や建築資材の高騰が起きたことなどから、むしろ東京五輪が被災地の復興を妨げたと指摘してきた。その上、肝心の開会式でも「復興五輪」を消し去るとは──。いかに東京五輪が嘘まみれであるか、またひとつはっきりとしたと言えるだろう。

(本田コッペ)




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」 IOCは社会の変化についていこうとしなかった(クーリエ・ジャポン)
IOCは社会の変化についていこうとしなかった

米紙の報道「オリンピックが時代に取り残されたままならば『終焉の時』が迫っている」
https://courrier.jp/news/archives/254533/
2021.7.22 クーリエ・ジャポン


Photo: Hiroko Masuike / The New York Times

ニューヨーク・タイムズ(米国)

Text by John Branch

米「ニューヨーク・タイムズ」紙のスポーツジャーナリストで、ピュリツァー賞の受賞歴もあるジョン・ブランチは、オリンピックがアスリートにとって大切な舞台であることを認めている。だが、私たちを感動させるアスリートたちのためにも、その活躍に熱狂するだけでなく、「五輪に変革を求める声」を上げ続けていかなければ素晴らしい理念も台無しになると警鐘を鳴らした。

2年ほど前のある真夜中のことだ。観光名所として知られる浅草寺という都内最古の仏寺の近くに工事作業員が集まっていた。通りはがらんとしていて、辺りは蒸し暑く、作業員たちは雨が降らないことを願っていた。ガタガタと音を鳴らしながら機械が動きはじめた。

ほとんど誰も気づきもしない些事ではあった。だが、そこに示されていたのは世界最大のスポーツの祭典のために、ときとして不毛で茶番でしかないことが繰り広げられる実例に他ならなかった。

日本の7〜8月の熱中症による死亡者数は2018年も2019年も1000人を超え、東京で開かれた五輪のテスト大会でも体調を崩すアスリートが続出し、競技のコース距離の変更が迫られる事態も生じていた。五輪本番を見据えた思い切った対策が必要だった。

その対策の一つが冒頭の工事だった。42.195キロのマラソンコースに太陽光を反射させる光沢のある塗装を施し、熱を跳ね返そうというわけだ。五輪開催にかかる莫大な費用に比べれば、小さな出費である。だが、はたしてそれが本当に役立つのか。それは大会関係者の間でも確信はなかった。

それでもその8月、熱帯夜を徹して大きな機械をシューシュー言わせる作業が数夜続けられ、銀色がかったマラソンコースが1センチずつお披露目されていったのである。


Photo: Chang W. Lee / The New York Times

そのマラソンコースが東京から北に800キロ離れた札幌に移されるという決定が下されたのは、2ヵ月後のことだった。東京よりは涼しい、というのが理由だった。その結果、東京に残されることになったのは都市の中心部を蛇行する銀色がかったコースである。まるで残念な結果に終わってしまったアイデアの忘れ形見である。

その6ヵ月後、今度はコロナウイルスのパンデミックのため、東京五輪が1年延期となった。その頃になると、日本人の多くが、こんなに肥大化したスポーツの祭典に、もはや開催の価値はないのではないかと考えるようなっていた。

米公共ラジオも報道「スポーツより、五輪で得られるお金より、公衆衛生のほうが重要だ」

はたして五輪は公衆衛生上のリスクを引き受けてまでも開催すべきものなのか。会場の整備や式典の演出など国際オリンピック委員会(IOC)の要求に応じて巨額の資金を出す価値はあったのか。

だが、そうした問いかけは手遅れだった。いまや夏季五輪が開幕しようとしているからだ。パンデミックが勢いづくなか、無観客でがらんとした会場のなかでのオリンピックである。7月23日の開会式を見る人は、好奇心から、東京五輪だけでなくオリンピック・ムーブメント全体に向けて次の問いが浮かぶに違いない。

「いったい全体、これは何のつもりなのか」

五輪はいまも大切にすべきなのか

五輪に関心がある人は、五輪をどう思っているのだろうか。それは望遠鏡をどちらの端から覗くのかという話と似ている。

大半の人は、数年おきの五輪開催に合わせて盛り上がり、ドキドキ感を楽しむという人だろう。もっとも、こうした人たちの間でも、このスポーツの見世物の裏に、錆びついた汚職まみれのシステムが隠されていることが、何となく頭の片隅に入っているようではある。

開催都市の選定の際は今回の東京五輪も含めて買収による票集めが横行するほか、独裁者にすり寄って五輪が開催されたり、開催時に掲げられていたはずの約束が反故にされたりすることもしばしばだ。それでも五輪はプラス面がマイナス面を上回るというのがファンの見方のようである。

7月中旬に公表された世論調査の結果によれば、米国人の52%が東京五輪を開催すべきだと回答したという。日本でそう考える人の割合はたったの22%だ。陸上選手として金メダルを2度獲った後、五輪に関わる仕事をしてきたエドウィン・モーゼスは言う。

「競技やオリンピック・ムーブメントに対する敬愛の念、それから人々が抱く期待感などは、どれもポジティブなものです。ただ、スポーツのモデルとしての五輪や、その舞台裏のすべてといったことになると、どうでしょうか。ほとんどの人は4年に1度のオリンピックを見るのが好きなだけで、その運営はどうでもいいと思っているところがあります」

一方、オリンピックを幅広い視点から分析する人の見方は、マイナス面がプラス面を上回っているというものになる。アスリートの快挙は見事だが、五輪がもたらす損害を帳消しにするほどではないというわけだ。

「オリンピックは改革不能の代物です。すべてを考慮すれば、益よりも害のほうが多いのです」

こう指摘するのは『オリンピック全史』の著者デイビッド・ゴールドブラットだ。

五輪はもともと恰好の批判の的ではあったが、いまはとくに批判が集まりやすい。はたして五輪はいまも大切にすべきものなのか。それとも五輪は道を踏み外し、本来体現すべきはずだった理想から遠のいてしまったのだろうか。

オリンピックは時代に取り残された

近代初の五輪は1896年のアテネ大会だ。開催期間は2週間。特権的な貴族が集まったヨーロッパ中心主義の雰囲気が漂っていた。ベル・エポックといって欧州や北米が楽観主義と植民地主義で栄華を極めていた時代である。万国博覧会の全盛期であり、筋肉も使ってみようではないかということになったのだろう。

出場したアスリートの人数は241人。全員が白人の男性だった(一方、今回の東京五輪のアスリートの人数は約1万1000人。その約半数が女性だ。出場国も200を超える)。


Graph: Graph Stock

さて、その1896年大会で戯れに考案された競技がマラソンだった。この新競技の見物を目当てにアテネのパナシナイコ・スタジアムには8万人を超える観客が押し寄せたという。

このオリンピックは予想外の成功を博すことになり、その根本にあった理想主義、仕組み、壮麗な式典が残り続けることになった。当時のニューヨーク・タイムズ紙は1986年の大会の様子をこう伝えている。

「復興されたオリンピックの開会式が本日執り行われた。それは観る者を喜ばせ、想像力に強烈に働きかけるものだった」

オリンピックの人気はいまも絶大である──。放映権契約が信頼できる判断材料になると言えるならば、そういっても過言はないだろう。五輪のためだけに大きな団体が運営されている国が何十、何百とあるのだ。

世界中のアスリートがオリンピックの夢というビジョンを分かち合っているのは、いまも変わらない。オリンピックが掲げる、おとぎ話のようなその理想主義が、いまもシニシズムに対する最良の緩衝材だともいえる。

ある意味、オリンピックは時代に取り残され、21世紀の世界に19世紀の遺物が漂い浮かんでいるかのようになっているところがあるのだ。批判者が問題視するのも多くはこの点だ。

いまもオリンピック・ムーブメントに積極的に関わる米国の元卓球選手ハン・シャオは言う。

「オリンピックは進化してきたというか、進化してこないという進化をしてきたのです。そのせいで周りの世界から完全に切り離されたシステムになってしまっています。多くの問題の出所は、そのあたりにあります。

汚職もそうですし、権力の不均衡が生じて、アスリートに対する虐待や人権侵害が起きているのもそうです。周りの社会が進歩を遂げているのに、それについていこうとせず、おまけに社会全体の監視の目が行き届かない状況になっているわけですから、そういった問題が起きるのは、ある意味、予想通りでした」

「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説

要するに、オリンピックには、あらゆる過剰があり、国際政治に巻き込まれるほか、汚職や不正行為にまみれているということだ。五輪が開催されるときに、持続可能性や環境破壊、人権問題などに関する耳の痛い問題提起がなされるのはもはや毎度のことになってしまっている。

IOCの125人の歴史の中で会長はたった9人

オリンピックは政治の場ではないとはさんざん繰り返し言われてきたことだが、それは不可能なことであり、そもそも真実でもない。五輪の開催が名誉だった時代はすでに終わろうとしている。

いまは五輪開催に立候補する都市を集めるのにも一苦労であり、開催都市は五輪の後に苦しみが待ち構えていることもある。気候変動のせいで開催可能な場所も減っており、それはとりわけ冬季五輪で深刻だ。

オリンピックという巨大装置のレバーを裏で操る魔法使いが、強大な権力を持つIOC会長だ。125年のIOCの歴史で、会長はたったの9人しかおらず、その全員が白人の男性だ。1名の米国人をのぞくと、全員が欧州人である。

現在、102名の委員のトップを務めるのはトーマス・バッハ会長だ。委員の大半は政治やビジネスのコネを利用してその地位に就いた者であり、王族も少なくとも11名いる。

IOCはオリンピック憲章でオリンピックに関わるすべての事柄に関しての「最高権限」を持つと自ら規定している。すべてはIOCの気分次第ということである。五輪に関する著書が数冊あるパシフィック大学のジュールズ・ボイコフ教授は言う。

「国際オリンピック委員会は、世界一普及しているスポーツのインフラですが、説明責任を果たしていない点でも、ほぼ間違いなく世界一です。この世界にはFIFAという組織があることも踏まえると、多くのことを物語っていることがわかります」

エンターテインメントとしての五輪を支えるのはノスタルジーや集合的記憶である。その中心にある着想は、ナショナリズムをパレードや国歌斉唱、国旗掲揚などの儀式を通じて盛り上げることだ。

もっとも、これはいまのグローバルな潮流から外れている感じもある。調和を訴えてもそこには深みがなく、包摂を謳っていても拠って立つ文脈がないのである。前出のエドウィン・モーゼスは五輪について言う。

「思想の多様性、文化の多様性、いまの若者の多様性──。そういったことに関して少し立ち遅れているところがあります」(つづく



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/236.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?(日刊ゲンダイ)



五輪開会式やはりブーイング噴出、パクリ批判まで…米国でも視聴率最低で閉会式は大丈夫?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292412
2021/07/26 日刊ゲンダイ


ダラダラと長いだけで、世界の評価も低く…(C)共同通信社

「地味」「長い」「ガッカリした」――案の定、五輪開会式に不満噴出だ。

 ビートたけしは、24日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で、「面白かったですね〜。ずいぶん寝ちゃいましたよ。驚きました。カネ返してほしいですね。オレ、恥ずかしくて外国に行けないよ」とケナしていた。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 アメリカの視聴率も過去最低だった。NBCテレビが実況中継した米国では視聴した人は1670万人と、過去33年の五輪で最低の数字。英国でもジャーナリストが「葬式に参列したかのようだ」と投稿している。

 4時間も続けたため、外国人選手は退屈していたという。国際政治経済学者の浜田和幸氏はこう言う。

「日本のテレビは映しませんでしたが、深夜までダラダラと続いたので、海外の選手は会場の隅に寝そべって飲み物を飲んだり、お菓子を食べていたようです。組織委は選手同士の3密を避けるよう注意していますが、ハグし合う選手もいた。メインステージが富士山で、市川海老蔵さんが歌舞伎を披露しましたが、どちらも外国人にとっては、お馴染みのネタなので、今さら感が強い。全体的にインパクトに欠ける印象でした」

ドローン演出には「平昌の二番煎じ」

 評価が低い開会式のなかで、パフォーマーが50種類の競技を体で表現する人間ピクトグラムと、ドローンが夜空に地球を描いた演出は高評価のようだが、人間ピクトグラムには「あれじゃ、モロ欽ちゃんの仮装大賞じゃないか」の声が上がり、ドローンを使った演出には「平昌五輪の二番煎じ」の指摘が出ている。

 問題は8月8日の閉会式だ。閉会式も独創性に欠ける演出だったら、「やっぱり開催すべきじゃなかった」の評価が定着する可能性が高い。

「選手は競技が終わると解放的になり、ハメを外すもの。彼らの中にクラスターが発生する恐れがある。事態が深刻化したら大変です。閉会式を縮小することも考えられます」(浜田和幸氏)

 最後までケチがつきっぱなしの五輪になりそうだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅コロナ大失政がフィナーレへ(植草一秀の『知られざる真実』)
菅コロナ大失政がフィナーレへ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-f879fd.html
2021年7月26日 植草一秀の『知られざる真実』


菅内閣はコロナ感染拡大推進策を実行している。

7月12日に緊急事態宣言を再発出したが効果はまったく上がっていない。

菅内閣が東京五輪開催を強行したことが主因。

菅義偉氏は五輪開催を強行してしまえば日本国民はお祭り騒ぎに転じる。

五輪に対する批判的見解など雲散霧消すると高を括っている。

菅義偉氏は「国民の命と健康が最優先」と述べていたが真っ赤なウソ。

「自分の利益が最優先」が真実。

自分自身の政治的窮地から脱するには五輪開催を強行してお祭りムードを作り出すしかない。

五輪のお祭りムードを作ることに成功すれば自民党総裁の再任、衆院総選挙での勝利が転がり込む。

五輪利権を守ることもできる。

この判断で突っ走っている。

日本選手がメダルを獲得してお祭り騒ぎに参画する国民も出始めているが、コロナの感染拡大が人々の感覚を現実に引き戻す。

菅義偉氏が五輪開催強行に突き進んだために、日本のコロナ感染拡大が加速する。

菅内閣は7月12日に緊急事態宣言を発出したが、今回は人流抑制効果がまったく観察されていない。

逆に7月4連休にかけて人流が急激に拡大した。

7月4連休の最大の特徴は感染拡大地域から全国各地への人の移動が激増したこと。

昨年も3月3連休、9月3連休、11月3連休に人流が急拡大した。

今回も7月4連休に人流が急拡大している。

感染拡大地から全国に人が移動すれば感染が全国に拡散される。

菅内閣はこの影響を知りながら放置している。

観光業界利権を優先しているからだ。

酒類提供禁止、夜間営業禁止の要請も完全に意味を失った。

要請を無視して酒類提供を続け、夜間営業を続ける事業者が大活況を呈し、これらの事業者に対するペナルティーがほとんど存在しないなかで、大多数の事業者が酒類提供と夜間営業に雪崩を打っているからだ。

高速道路で大渋滞しているときに、路側帯を走行すれば一気に前進できる。

路側帯走行にペナルティーがないことが確認されれば、すべての車が路側帯走行を始めるだろう。

酒類提供禁止が感染対策として有効であるなら、実効性が上がる方法で実施しなければ意味がない。

しかし、そもそも、菅内閣が五輪開催を強行するときに、酒類提供禁止、夜間営業禁止を呼びかけても誰も耳を貸さない。

あたりまえのこと。

五輪開催強行を契機に日本のコロナ感染拡大は一気に加速することになる。

休日には検査数が減少し、休日の翌日の新規陽性者数は大幅に減少する。

ところが、7月4連休では休日の翌日の新規陽性者数が目立った減少を示していない。

7月27日以降、平日検査結果が公表される。

感染者が急拡大していることが確認されることになる。

また、7月4連休などの感染拡大地域から全国各地への人の移動急拡大に連動して、8月中旬以降、全国規模で感染急拡大が観測されることになるだろう。

同時に五輪組織委はコロナ感染対策をまじめに実行する意思を有していない。

7万人の入国外国人の行動が野放しになっている。

マスク着用義務の管理もまったく行われていない。

世界中から変異株が日本に持ち込まれた。

これらの変異株が相互に作用して新種の変異株が生まれることも間違いないだろう。

ワクチンの有効率は確実に低下している。

他方、驚くべき数のワクチン接種後急死者が観測されている。

7月11日までの時点で、ファイザー社製ワクチン接種者3615万人のうち663人が接種後急死したと報告されている。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000809338.pdf

2018−19年シーズンの季節性インフルエンザワクチンの推定接種人数5113万人に対する接種後急死者数3名と比較すれば新型コロナワクチンの危険性がよく理解できる。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000573091.pdf

ファイザー社製の新型コロナワクチンでは3615万人接種時点で663人が接種後急死。

新型コロナワクチン接種後急死確率は季節性インフルエンザワクチン接種後急死確率の300倍以上。

菅義偉氏の万死に値する行動が必ず断罪されることになる。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 天皇家は人民暴虐者の血統を保持繁栄
天皇家は人民暴虐者の血統を保持繁栄

「朝日新聞デジタル」2021年7月10日によると
水俣病を世界に伝えた米国人写真家のユージン・スミス(1918〜78)を人気俳優のジョニー・デップが演じる映画「MINAMATA―ミナマタ―」について、地元有志らが熊本県水俣市で8月に開く上映会の後援を、市が拒否していたことがわかったが;

日本の象徴天皇家は、戦後も継続して人民暴虐者の血統を保持して繁栄している。

https://dosuko.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%BD
●●水俣病−小和田雅子祖父、チッソ江頭豊のしたこと●●
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4444/surf18.html
1.水俣病の原因が工場にあると知りつつ稼働続行。 2.患者・家族に謝罪したが補償に応じず。
3.謝罪後も悪質なデマを流し患者や家族を冒涜。 
4.患者や報道カメラマンを暴力集団雇って襲撃(チッソ会長時代)。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <9ポイント急落!>菅内閣の支持率34% 政権発足以来最低=日経、テレ東調査(日刊ゲンダイ)

※2021年7月26日 日経新聞1面



※2021年7月26日 日経新聞2面 紙面クリック拡大





菅内閣の支持率34% 政権発足以来最低=日経、テレ東調査
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292413
2021/07/26 日刊ゲンダイ


「指導力がない」(C)JMPA

 日経新聞とテレビ東京が23〜25日に実施した世論調査によると、菅内閣の支持率は前回調査(6月)から9ポイント低下の34%となり、2020年9月の政権発足以来、最低となった。

 34%は第2次安倍政権でも最も低かった支持率(38%)を下回る。

 内閣を「支持しない」は7ポイント上がり、これまでで最も高い57%。「支持しない」が「支持する」を上回るのは3カ月連続となった。支持しない理由について、最も高かったのは「指導力がない」(53%)だった。また、政府の新型コロナウイルスワクチンの接種計画について、「順調だとは思わない」との回答が65%と6ポイント上昇した。



※日経新聞、紙面文字起こし

内閣支持率、最低の34% 接種計画「順調でない」65% 本社世論調査

日本経済新聞社とテレビ東京は23〜25日に世論調査を実施した。菅義偉内閣の支持率は前回調査の6月から9ポイント低下の34%で、2020年9月に政権が発足してから最低となった。政府の新型コロナウイルスワクチンの接種計画について「順調だとは思わない」との回答が65%と6ポイント上昇した。(関連記事2面に)

菅内閣の支持率はこれまで今年5月の40%が最低だった。40%を最後に割ったのは安倍晋三前内閣だった20年6月の38%で、このときは翌月に40%台を回復した。

34%という水準は7年8カ月続いた第2次以降の安倍前政権で最も低かった38%も下回る。民主党政権だった12年11月以来の水準となる。

内閣を「支持しない」は7ポイント上昇の57%となり12年12月以降で一番高い。「支持しない」が「支持する」を上回るのは3カ月連続だ。「支持する」割合を世代別に分析すると18〜39歳は41%、40〜50代は32%、60歳以上も32%だった。

内閣を支持しない理由のトップは「指導力がない」の53%で、2位は「政府や党の運営の仕方が悪い」の35%だった。支持する理由の首位は「自民党中心の内閣だから」で36%だった。

接種計画を「順調だとは思わない」との回答は質問を始めた4月から毎月低下していたのが上昇に転じた。「順調だと思う」は29%で6月から9ポイント下がった。ワクチンの供給不足などにより企業の職場接種や地方自治体で予約を停止する動きが相次いだのが影響したとみられる。

政党支持率は自民党が38%でトップを維持した。6月の43%から5ポイント下がった。2位の立憲民主党は9%でほぼ横ばいだった。支持政党がない無党派層は35%で4ポイント上がった。

調査は日経リサーチが23〜25日に全国の18歳以上の男女に携帯電話も含めて乱数番号(RDD)方式による電話で実施し、998件の回答を得た。回答率は47.1%だった。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <騒いでいるのは菅首相とTV局だけ>空疎に響く「金メダル!」の絶叫(日刊ゲンダイ)

※2021年7月26日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年7月26日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 23日に開会式が行われ、本格的に競技がスタートした東京五輪。早くもテレビは朝から晩まで五輪一色で、日本選手のメダル獲得に沸いている。

 25日は競泳女子400メートル個人メドレーの大橋悠依、スケートボード男子ストリートの堀米雄斗、そして柔道では女子52キロ級の阿部詩と男子66キロ級の阿部一二三が優勝。4つの金メダルを獲得した。同じ日にきょうだいが金メダルを獲得するのは日本勢初で、阿部兄妹の快挙を繰り返し伝えるテレビ画面には「感動」があふれた。しかし、これが自国開催と思えないほどの非現実感は何なのか。

「東京都は緊急事態宣言の最中で行動の自粛が呼びかけられているのに、その東京で五輪が開催され、テレビの中では解説者が絶叫している。これは現実に起きていることなのかと不思議な気分になります。まるで、遠い北極の氷が解け落ちる映像を自宅のテレビで見ているような感覚です。足元では新型コロナウイルスの感染拡大が猛烈な勢いで進んでいるのに、五輪という狂乱の宴に興じている場合なのかと思うと、日本選手が活躍しても手放しでは喜べない。この大変な時に国会は開かれず、夜の会食予定も自粛ムードでヒマな国会議員は涼しい部屋で五輪競技のテレビ観戦をのんびり楽しんでいるのかもしれませんが、飲食店をはじめとしてコロナ禍で疲弊している多くの国民には、そんな余裕もありません」(政治評論家・本澤二郎氏)

 競技を自宅で観戦していたという菅首相は25日朝、今大会で日本選手の金メダル第1号になった柔道男子60キロ級の高藤直寿選手に公邸から電話し、「今回の金メダルに多くの子供や若者が夢や希望をもらった」と原稿棒読みで祝意を伝えた。人気取りの政治利用がミエミエだ。

何が非常にスムーズなのか

 菅はその後、東京都の小池知事と公邸で約1時間にわたって面会。小池によれば、「東京五輪が非常にスムーズにいっているということを共通認識として確認した」というが、一体、どこが「非常にスムーズにいっている」というのか。メダルの獲得数のことか? 足元ではコロナ感染状況が悪化の一途で、スムーズも何もないはずだ。

 東京の25日の新規感染者数は、前週日曜日から755人も増えて1763人。五輪開会式に合わせた4連休の最終日で検査実施数が少ないにもかかわらず、日曜日としては過去最多を記録した。全国では新たに5020人の感染が確認され、日曜日に5000人を超えたのは5月16日以来だ。いま首相と都知事が膝を突き合わせて考えるべきことは、五輪中断も視野に入れたコロナ対策ではないのか。

「8割おじさん」こと厚労省クラスター対策班の西浦博・京大教授が24日、ツイッターでこう訴えていた。

<都内受入病院の状況聴取で悲鳴。入院調整中の患者が増加して収容能力を超え始めている。今後、呼吸苦があっても自宅療養で待つ者が増加し、自宅で重症化する人が出る。ここから待つと状況悪化を懸念するため、この時点でオリンピックを中断し、都内で外出自粛を徹底することを提案します>

 誰だって、五輪参加選手の奮闘を称えたいと思っている。しかし、医療現場がこれほど切迫しつつあることを知れば、とても無邪気にサーカスに興じる気分にはなれない。日本選手のメダル獲得にはしゃいでいる菅ポンコツ政権や取り巻きの大メディアは、丸川五輪相の言葉を借りれば「別の地平」にいるかのようだ。

盛り上がらないのは無観客のせいでもコロナのせいでもない

 コロナ禍での五輪開催には、世界的にも懸念が根強かった。日本国内の世論調査でも延期や中止を求める声が多数を占めた。大会組織委や開会式演出チームが次々と人権意識の低さを露呈したことも、反対世論に拍車をかけたものだ。それでも菅は「五輪が始まれば国民は熱狂する」と押し切った。五輪の高揚感を自身の総裁再選、総選挙勝利につなげる政治的思惑からだ。

 だが、菅が呪文のように唱えてきた「安全・安心」はすでに崩壊。25日は、23日の試合に出場したオランダ選手ら大会関係者10人の感染が判明した。

 試合に出た選手の感染例は初めてだが、組織委は「情報を掌握できていない」という。それでどうやって安全・安心を担保できるのか。大会関係者のコロナ陽性は25日までで132人。選手のマスク着用も守られていないし、バブルもお題目だけなのだ。

 五輪警備のために全国から集められた「特別派遣部隊」でもコロナ感染が確認され、25日には50人が警察施設に隔離された。大会3日目でこれだ。2週間後の閉会式までには、どうなっていることか。それまで菅は金メダリストに祝電をかけ続け、コロナ感染拡大は見て見ぬふりで、医療崩壊が抜き差しならなくなるまで放置しておく気なのか。五輪開会宣言での起立のタイミングだけでなく、何から何までやることが遅い。

平和の祭典と程遠い金権、中抜き

「有事に対応できず思考停止に陥ってしまう典型例です。とにかく五輪が始まれば何とかなると楽観視していたのでしょうが、事態はそう簡単ではない。五輪がコロナ感染をさらに拡大させかねないという懸念を抱いている人と、日本選手の活躍を素直に応援できないのはおかしいと考える人の分断を招いているのも、国民に対して説明や説得を怠ってきた政府と都の無策のせいです。スポーツを応援したい純粋な気持ちが、政治の無策で汚されてしまうほど悲しいことはない。五輪期間中、メダル獲得数とともに増え続ける新規感染者数を眺めることになれば、メダルラッシュにも素直に喜べなくなるのは当たり前のことです。五輪が敵視されるような状況をつくった政治の責任は重大で、それでも大会を成功させようと支えてきた裏方スタッフや、政治に振り回されてきたアスリートには最大限の敬意を表したい。こんな状況でよく頑張ってくれたと思うし、メダリストだけではなく、思うような結果を出せなかった選手にも菅首相は感謝の言葉をかけて欲しいものです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 日本選手のメダル獲得を素直に喜べない大会にしたのは政治の責任だ。競泳男子400メートル個人メドレーの瀬戸大也や200メートル自由形の松元克央、体操男子種目別・鉄棒の内村航平らメダル候補が、連日まさかの予選落ちでも、誰も彼らを責めることはできまい。1年延期でピークを大会に合わせる計画が狂い、今年も直前まで本当に開催できるのか分からなかった。

 しかも、コロナ禍はいまだ収束せず、世論の反対も消えない。これで競技に集中しろという方が無理だ。

「この五輪は安倍前首相が、原発事故の汚染水は『アンダーコントロール』、日本の夏は『スポーツに最適』などと嘘を言って引っ張ってきた。しかし、東京の猛暑はテニスの一流選手が夜間開催を要望するほどで、屋外競技は常に熱中症の危険と隣り合わせです。台風の直撃も心配されている。復興五輪はどこへやら、多様性やSDGsなどの理念も上っ面だけでした。日本が誇る『おもてなし』にしても、表がなくて裏だらけと揶揄されている始末です。すべてがイカサマで、世界中が“話が違う”と思っている。IOCの金権体質、広告代理店や人材派遣会社の中抜きも明らかになり、平和の祭典とは程遠いことが広く知れわたってしまった。権力者の私利私欲のため、無観客で無理やり開催した損失のツケを都民や国民が払うと思うと、どうしてもモヤモヤした気持ちになる。もちろん、アスリートに罪はありません。いまいち盛り上がれないのは、無観客のせいでもコロナのせいでもなく、すべて政治の責任です」(本澤二郎氏=前出)

 矛盾と欺瞞に満ちた五輪の裏側が庶民にバレた今、テレビ実況の「金メダル!」の絶叫も空疎に響くだけだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/241.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年7月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。