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2021年8月10日02時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] <すごいのが出てきた>韓国情報機関と日本の極右団体が「不当取引」 韓国テレビ局があす報道へ(聯合ニュース)
韓国情報機関と日本の極右団体が「不当取引」 韓国テレビ局があす報道へ
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210809002600882
2021.08.09 13:00 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国MBCテレビの調査報道番組「PD手帳」は9日、韓国情報機関の国家情報院(国情院)と日本の右翼団体の間で不当な取引があったことを確認し、10日の番組で関連映像や内容を報じると予告した。


「PD手帳」が韓国情報機関と日本の右翼団体の関係を報じる(MBC提供)=(聯合ニュース)

 制作陣によると、国情院で25年間海外工作員として勤務した情報提供者が、番組側に対し「国情院が日本の極右勢力を支援しており、独島と旧日本軍の慰安婦問題を扱う市民団体の内部情報を日本の極右勢力に流出させるのに協力した」と明らかにした。

 番組側はこのインタビューに基づき、日本の右翼団体が韓国の独島、慰安婦関連の市民団体の動きを事前に把握し、弾圧する未公開映像を入手したと説明した。

 また、「7カ月間の追跡取材で国情院の多くの関係者が驚くべき事実を告白した。国情院が訪韓した日本の右翼関係者を接待し、北の重要情報を彼らと共有した」と主張した。

 制作陣は国情院から支援を受けたとされる代表的な右翼関係者として、安倍晋三前首相と近い関係にあることが知られるジャーナリストの桜井よしこ氏を挙げた。

 番組は10日午後10時半から放送される。

ynhrm@yna.co.kr








http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK282] IOCの手先となった菅と小池に「最高勲章」を授与する上から目線バッハ(まるこ姫の独り言)
IOCの手先となった菅と小池に「最高勲章」を授与する上から目線バッハ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-20fa7a.html
2021.08.09 まるこ姫の独り言


バッハは最後までバッカだった。

五輪に関して日本国民の感情逆なでしかしなかったIOC会長。

コロナの感染拡大はどこ吹く風で、自分の手先となり五輪開催一択しかなかった菅・小池に対して「最高勲章」を授与するそうだ。

バッハ会長が菅首相と小池都知事に「最高勲章」 国民感情逆なで表彰にネット大荒れ「2人は戦犯」
8/8(日) 15:31配信 スポニチアネックス

>日本の国民感情を無視した意味不明の“叙勲”だ。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は8日、IOC総会で五輪運動の発展に寄与したことをたたえる「五輪オーダー」(功労章)で最高の金章を、特例で菅義偉首相と東京都の小池百合子知事に授与すると明らかにした。

IOCにしたら、コロナ禍で日本で感染爆発が予測されたのに強行開催を決めた菅、そして開催にストップをかけなかった小池には、感謝しても感謝しきれないような気持になるのは当然だろう。

菅は楽観論者だから、五輪開催前にコロナは一時的にも収まり無事五輪開催、めでたしめでたしというストーリーだったのだろうが、現実は科学者が予想したような感染爆発は起きた。

小池も、標語を作るだけが仕事の都知事で政府に追従の立場だけに、IOCに取ったら、良き手先に恵まれた心境だろう。

しかし、五輪が終わればおのずとコロナで感染拡大や、五輪にかかった莫大な費用という現実が待っているわけで、私たち国民・都民にそのツケは重くのしかかってくる。

それでも二人は大喜びで勲章を受けるのだろう。

そこでも、この二人はまた国民感情を逆なでしていることに気づかないと思う。

安倍だってIOCから勲章を貰っている。

理由は、国民からしたら大ウソで五輪の招致に貢献、大会の旗振り役、東京大会の1年延期をIOCに提案などが評価されたそうだが、そもそも安倍がこれだけ国民を分断した元凶だと私は思っている。

皆、悪い意味でまれにみる鈍感力の持ち主だ。

しかしバッカもふざけている。


今ごろになって「中止でも保険を使えばIOCの損失はなかった」と言い出しているが、開催するか中止の話になったとき必ず、「IOCが損害を受け、それを日本が負担しなくてはならなくなるから開催」という話になっていた。

あれもIOCに騙され根拠のない話に乗せられていた。

最初から最後までバッカ率いるIOCに振り回されてきた日本国、そして日本国民。

五輪貴族に足元みられていたわけだ。

ここまで国や国民をないがしろにされて、勲章貰ってよかったね。

お友達の利権が守られたからめでたしめでたし・・・・


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 日本のローマ!長崎思考<本澤二郎の「日本の風景」(4169)<軍港(三菱造船所)+カトリックの街に原爆を投下した米新教国>
日本のローマ!長崎思考<本澤二郎の「日本の風景」(4169)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30091605.html
2021年08月09日 jlj0011のblog


<軍港(三菱造船所)+カトリックの街に原爆を投下した米新教国>

 日本史の専門家に笑われるかもしれない。にわか仕込みの長崎「日本のローマ」のことについて、76年前の原爆投下の日にちなんで、当地のキリシタン秘録に触れてみたい。

 スペイン・ポルトガルの旧教ローマ・カトリックのイエズス会宣教師のフランシスコ・ザビエルが、インドのゴアから1549年にやってきて九州でキリスト教を布教、その数年前には種子島にポルトガル人鉄砲伝来、やがて貿易商人や宣教師であふれる長崎は、キリシタン信者の街になってゆく?あたかも日本のローマ!西洋の宗教+武器に戦国大名が取りつかれて、キリシタン大名が次々と誕生。長崎は、躍動する貿易とキリシタンの街に大きく変わっていった。そこに想像を絶する悲劇の歴史が刻まれる。

 賢明とは言えない為政者は、熱狂的な洋式宗教に対して、弾圧を大々的に始めた。その過程で信者は、地獄さながらの苦渋の選択を強いられる。改宗に抵抗する人々は、それでも「隠れキリシタン」となって長崎の地で生き抜いてゆく。日本で予想もできない残虐な宗教弾圧史を築きながら、明治に入るとアジア侵略の軍港として新たな歩みを始めた。

 ワシントンの鷲は、なぜ二発の原爆投下だったのか。「なぜキリスト新教国のアメリカは、日本のキリスト旧教の地・長崎に投下したのか」「それはアメリカのキリスト教ではなかったため」という安直な回答に甘んじるしかないのか。そもそも天皇の軍隊・東京の大本営の上空なら、一発でケリをつけられたはずである。そうしなかったのは、敗戦後の日本統治を、引き続き国家主義で非人道的かつ非民主的な野蛮な、天皇以下大本営の指揮下入りさせる、ワシントンの巧妙な布石だったのか?

 歴史に不条理は付き物だが、それにしても不条理・不条理の敗戦後の日本民主主義は、激しく揺れながら、それでも経済復興を成し遂げたのだが、それも戦争による特需だった。深刻すぎる被爆地の人々の救済が、為されなかったことは、改めて驚くべきことだった。GHQは、原爆の被ばくデータ集めから始めた。731部隊の延長であろう。人体実験のための二発のヒロシマはウラン型、ナガサキはプルトニウム型だった。被ばく者救済は、日米医師団の任務から外されていた。敗戦後の占領軍・GHQの不条理が、戦前を継承する天皇を利用して容赦なく進行、その過程で反共主義者のA級戦犯容疑・戦争責任者の復権を許してしまう不条理なワシントンだった。今の清和会のルーツだ。

 無念なことは、日本人自ら戦犯を裁くことがなかった点である。不条理日本は拡大を続け、遂には原爆と同じ原子力発電所建設に手を出してしまった。読売の正力松太郎と中曽根康弘、背後に岸信介らが支えていた。ヒロシマ・ナガサキの教訓を生かさなかったことが、10年前に起きたフクシマである。それでもまだ日本政府は、悪魔の原子力ムラに統治されている。第二のフクシマを呼び寄せようとしている。恐ろしい日本国であろうか。

 311以後のフクシマの被ばく者救済の徹底は、10年後の今も始まっていない。竹野内真理の指摘に頷くほかない。先の8月6日のヒロシマでも、誰も同じ被ばく者の仲間であるフクシマを口にしなかった。非情なヒロシマ追悼を、本日のナガサキでも繰り返すのか。原子力ムラが統治する日本は、真っ暗闇である。

 ワシントンが、東京や大阪・名古屋などを原爆投下地から回避したことも不思議なのだが、そもそも関東軍・大本営に限らず、軍事国家はどこの国も「いい加減で野蛮な頭脳」に支配されている。今の菅内閣のコロナ五輪強行とそっくりだろう。ことほど菅内閣は軍事政権レベルの頭脳しかない。

<「長崎代官・村山等安」(小島幸枝著)が語る悲しい殉教の地>

 読んでいて気が滅入る本というと、小島幸枝著の「長崎代官・村山等安」(聖母の騎士社)である。小説ではない。史実をまとめたもので、実に読みにくいかつ重すぎる本である。著者もクリスチャンかもしれない。普通の日本人では究明できない内容だからである。

 イエズス会のことや、スペイン・ポルトガルに取って代わる大英帝国の新教との確執という事実だけでも、門外漢は驚かされる。近親憎悪はキリスト社会でも存在していることも、史実として紹介してくれる。

 圧巻なのは、秀吉や徳川幕府に取り入って、莫大な財産を築き上げた長崎代官・村山等安の生きざまについての紹介記事が、実に衝撃的である。複数の若い女性を囲っての酒池肉林の暮らしで、妻や子供たちとの陰険な対立。それらがライバルに告発されて、キリシタン裁きの場に引き出されると、財も命も捨て、一転して殉教への道へと家族全員を巻き込んで、まず通常では有り得ないはずの「天国」の道を選択していく。

 信仰者に仏教の「極楽」とかキリストの「天国」という、言葉の上では語られる死後の世界など、凡人や識者の多くは到底受け入れないだろうが、ナガサキの庶民にすぎないキリシタン信者や宣教師らは、死を進んで受け入れてゆく。これほど強い人間はいないし、為政者にとって最大の恐怖の敵なのであろう。

 殉教はイスラム世界にも存在する。イラク・アフガン戦争のさいの「自爆」に恐怖を感じた人たちは多かったはずだが、ナガサキではそれが秀吉や徳川光秀の時代、ほぼ日常的に繰り広げられた。火あぶり・斬首を受難として受け入れたキリシタン信仰に、勝る手段などあろうはずがない。背後で、半島からの天皇神国(神道)との攻防戦を見て取れる。悲劇は宗教戦争が育くむのであろうか。

 キリシタン信仰とナガサキ・長崎代官・村山等安は、史実として知っておくべきだろう。

<秀吉・光秀の宗教弾圧=火刑・斬首・拷問を受け入れたキリシタン>

 木下藤吉郎というと、織田信長に仕えた草履取りで知られる。彼が政権に就くや、なぜかキリシタン弾圧に狂奔する。織田とは正反対、さらに朝鮮征伐まで強行する。なにやら菅義偉と共通している。

 政権は、あっけなく徳川家に奪われてしまう。知将ではなかった。なぜ半島に駒を進めたのか、これも謎であるが、大義などあろうはずがなかった。 この時代の拷問に詳しくないが、厳しいものに相違無かったろう。とはいえ斬首か火あぶりに屈しなかった、キリシタン信仰が凄すぎる。死をもってしても屈しない、ナガサキのキリシタン信仰に、改めて圧倒させられる。

<入江元長崎県警警部補が洗礼=警察の不条理を正す運動止まず>

 裏話などないのだが、この本を郵送してくれた人物がいた。元長崎県警の入江警部補である。彼の存在を教えてくれたのは、市民運動家や小沢一郎・山本太郎支援グループ。

 そこから群馬県で活躍する警察正常化協議会を主催する大河原元警部補。大河原の仲間が入江だった。

 筆者は元警視総監の秦野章と親しく、エール出版から「日本警察改革論」を出した。元千葉県警本部長の渡辺一太郎(元参院議員)とは、亡くなる寸前まで交流していた。

 最近になって「木更津レイプ殺人事件」に遭遇。さらに原発派・竹野内真理刑事告訴問題を知った。最近の警察は狂ってしまったのか、という疑問を抱く中で、運よく長崎の入江と連絡が取れた。彼は進んで、警察の不条理を告発してくれた。先に本ブログで「日本の警察」と題して3回連載した。

 彼の衝撃的証言から、もんじゅ西村謀殺事件の真相、反原発派を窮地に追い込む原子力ムラの野望、さらには戦争遺児をレイプ殺害した「木更津レイプ殺人事件」の危うい捜査対応をつかむことが出来た。

 改めて入江の「憎しみはないが、市民をいじめる警察を正常化させたい」という強固な信念を支えていたのが、キリスト教だった。彼は1年がかりで洗礼を受け、その証として「長崎代官・村山等安」を読めと言ってきたのだった。

<「木更津レイプ殺人事件」捜査解明追及過程で大河原元警部補>

 「木更津レイプ殺人事件」は、当初は見当もつかなかったが、いざ腰を据えて取材すると、筋書きはすぐに割れた。犯人はやくざ浜名である。JR岩根駅近くで、彼は妻に介護施設「かけはし」を営業させている。市民に姿を変えてのやくざによる介護施設を、厚労省がどうして認可していた。

 被害者はそこでバイトをして、浜名狼につかまって、性奴隷の挙句、逃げようとして脅されて卒倒、非業の死を遂げたものである。警察はすぐ捜査すると思っていたが、全く違った。

 昨年の春になると、捜査しないといって告発状を突っ返してきた。政治的圧力を直感した。事件の犯人も被害者も公明党創価学会である。

 小沢ファンが紹介してくれた群馬の大河原宗平元警部補の線で、ナガサキの入江元警部補へとつながった。「日本の警察」は、一読してすごい入江告発であることがわかる。日本警察の改革の基本であろう。

https://savekidsjapan.blogspot.com/2014/05/ethos-comfort-women-unit-731-mr.html

<原子力ムラ政府の原発再稼働+「フクシマ隠し五輪」+気候大変動>

 ヒロシマ・ナガサキの教訓を学ぼうとしなかった日本と世界は、10年前の311東電福島の放射能事件を招来させた。それでも原発再稼働に凝り固まっている日本政府は、依然として原子力ムラに囚われの身となっている。

 そうして五輪で「フクシマ隠し」を強行したのだが、われ沈黙せずだ。昨今の地球規模の大災害や森林火災の元凶は、400基を超える原発が犯人である。原発が、人類と地球を破壊・死滅させている犯人である。 

https://www.youtube.com/watch?v=CIHIH7h5POE
https://www.youtube.com/watch?v=0OZMb9ogGGc

<原子力ムラに懐柔された長崎出身の山下俊一?>

 ここで新たに悲しい知らせをせざるを得ない。山下俊一は初めて聞く名前だが、彼こそがナガサキ出身の有名な医学者というが、なんとフクシマでは原子力ムラの先頭?に立って被ばく者救済を怠っている!以下のURLを開いて確かめてほしい。

Mari & Bandazhevsky's book now on Amazon Kindle!

@SaveKidsJapan2

山下俊一・福島県立医科大学副学長に、天皇陛下は「原子力は非常に微妙な問題ですね。よろしくお願いします」と声をかけ、皇后さまは「福島の子供たちの健康はどうでございますか」と尋ねた。

https://asahi.com/amp/articles/ASLC93PKMLC9UTIL00Q.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E4%BF%8A%E4%B8%80

2021年8月9日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <政界地獄耳>ホントに菅首相続投?世代間闘争の雰囲気、国民不在で乱立も(日刊スポーツ)


【政界地獄耳】ホントに菅首相続投?世代間闘争の雰囲気、国民不在で乱立も
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108100000120.html
2021年8月10日7時58分 日刊スポーツ


★自民党幹事長・二階俊博が首相・菅義偉に「しっかり続投していただきたいと思う声の方が、国民の間にも党内にも強いんではないか」「今日しっかり頑張っておられるわけでありますから、今すぐ菅総裁を変える意義は見つからない」「複数の人が手を挙げる見通しは今のところなく、現職が再選される可能性が極めて強い状況は、誰もが承知の通りだ」と首相の総裁選挙無投票再選を発言したのが今月3日。細田派会長・細田博之は「首相は最大の苦労をしている。政治的責任を問うというよりは、われわれはこの状況に耐えて乗り越えていかなければならない」と再選支持を打ち出した。

★5日には元総務相・高市早苗が「社会不安が大きく課題が多い今だからこそ、今回、私も総裁選に出馬することを決断した」「政策を多くの候補者と競い、ベストな道を提示する機会を得たい」と月刊誌に出馬の意欲を語っていることが分かった。そんな話を聞けば幾度も総裁選挙にチャレンジしようとした党幹事長代行・野田聖子も黙ってはいられないだろうし、元政調会長・稲田朋美も浮足立つことだろう。その顔触れを見て政調会長・下村博文も外相・茂木敏充もエントリーすると言い出すのではないか。

★そうならば元外相・岸田文雄も元幹事長・石破茂も覚悟を決めるかもしれない。ほかにも我こそはとおもう候補が出てくるかもしれない。ポスト菅は見当たらないどころかあっという間に候補者が横浜市長選挙並みに乱立するのではないか。「当然この動きに前首相・安倍晋三ら3Aや二階も反応せざるを得なくなるだろうし、党内工作が激化するのは明白」(閣僚経験者)「公選法に抵触しない党総裁選挙は閣僚ポストの空手形とカネが飛び交う」(自民党中堅議員)など生臭くなってくる。世代間闘争の雰囲気もある。当然首相は総裁選挙前の解散で揺さぶるだろう。既に事態は国民不在だ。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 足りないならなぜ増やさないのか(コラム狙撃兵・長周新聞)
足りないならなぜ増やさないのか
https://www.chosyu-journal.jp/column/21542
2021年8月5日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 東京が医療崩壊を迎えているなかで、病床に余裕を持たせるためとして菅政府がコロナ感染患者について「重症患者や重症化リスクが高い人以外は原則、自宅療養とする」と方針転換した。にわかに信じがたい政策だが、要するに軽症患者、中等症患者については自宅療養すなわち医療を受けられぬ状態に追いやり、医師たちの保護観察下から切り離して放置するというものだ。あからさまにいうと見殺しである。既に自宅療養の軽症患者が容体急変で119番通報をしても半数以上が病院に搬送されないというのに、今日の爆発的感染への対処が医療体制の拡充ではなく、「自宅で寝てろ」というのだからあんまりである。

 新型コロナウイルスの感染で軽症といった場合、それは40度の熱で起き上がれなくても呼吸はでき、特に肺炎所見も認められない人が該当する。その多くは自然軽快するものの、なかには急速に病状が悪化する人もいる。中等症1は呼吸困難や肺炎所見が認められ、これまでは入院させたうえで慎重に経過を観察するという対応だった。なかには低酸素血症があって血中の酸素飽和度が下がっているにもかかわらず、自分では気付かず呼吸困難を訴えない人もおり、そこから急速に病状が悪化する人がいることもわかっている。さらに重度の中等症2は、酸素飽和度が93%以下(呼吸不全)となり酸素吸入が必要な人で、ICUなど高度な医療を受けられる施設への移動を検討すべき段階とされてきた。そして、重症は人工呼吸器やエクモを装着し、麻酔で眠っているか意識がない危険な状態の人のことを指す。

 今回の政府の方針転換で自宅療養扱いになるのは、直接には軽症、中等症1の人々である。医師たちがこれまでの経験から指摘しているのは、コロナの場合、それらの患者のなかでも急速に容体が悪化する人が少なからず存在するため、医療を施せる環境下で保護することの重要性だ。医師が検診して様子を観察し、不測の事態に陥った際にはすぐに対処できるからにほかならない。ところが、日本政府ときたら病床が足りなくなったら医療へのアクセスという門戸を閉じて、疫病禍で苦しむ国民に対して「自宅で寝てなさい」と追い返すような真似をしているのである。世界中を見渡して、コロナ禍でこのような“見殺し”政策を採用している国が果たしてあるだろうか。

 あたりまえに考えて、「足りないなら病床を増やす」をなぜ選択しないのかである。各国の例を見てみると、昨年ニューヨークで爆発的感染が起きた際、クオモ知事は大型展示場や病院船などを利用して、およそ3週間で9万床のベットを確保した。野戦病院のようなテント作りの病床もあったが、とにかく病床を増やし、近隣の州から酸素吸入器などもかき集めて対応したことが取り沙汰された。中国では武漢で10日間でユニットハウスによる巨大なコロナ患者用病院「火神山医院」をつくったことが国力の凄さと合わせて驚かれたが、その他にも体育館や大規模施設を利用して臨時病床をつくったり、軽症患者にいたるまで保護隔離する対応だった。イギリスでもロンドン五輪会場を仮設病院につくり替えたナイチンゲール病院で4000床、500台の人工呼吸器を設置するなど、どこの国も「足りないなら病床を増やす」を選択し、体制の違いに関係なく為政者としては「国民の生命を守る」ための対処をしている。医療体制の少なさという都合に患者を合わせて「自宅で寝てろ」をやる国など他になく、コロナの感染拡大や患者数の増大に照応して、なにがなんでも医療体制を確保するというのが当然の選択なのだ。

 いざデルタ株に襲われると医療資源にもたどり着けない国に落ちぶれてしまった。国民の生命と財産を守るはずの政府がその責務を公然と放棄して、疫病禍のなかで多くの患者たちを見捨てるというのだから、これほどひどい話はない。既に国家の舵取りを任せられるような連中ではないこと、危機に対して思考停止してしまい使い物にならない政府であることをあらわしている。

 武蔵坊五郎



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK282] バッハ氏 銀ブラで自ら“密”を…ネット炎上「Youは何しに日本へ?」「不要不急の外出」(スポニチ)
バッハ氏 銀ブラで自ら“密”を…ネット炎上「Youは何しに日本へ?」「不要不急の外出」
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/08/10/kiji/20210810s00042000135000c.html
2021年8月10日 05:30 スポニチ


IOCのバッハ会長(AP) Photo by AP

 東京五輪が閉幕してから一夜明けた9日夕、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が突然、銀座(東京都中央区)に現れ、一時騒然となった。グレーのポロシャツ姿で複数のSPや大会関係者を従えて“銀ブラ”。目撃した通行人の一人は「周りに人だかりができていたので何かと思ったら、閉会式であいさつしていたバッハさんがいてびっくり。次々とスマートフォンを向けられ、写真撮影に応じていました」と話した。

 各国の選手、スタッフは「バブル方式」が採用された大会中、外部との接触を遮断されていた。バッハ氏はコロナ対策万全と強調し「日本人へのリスクはゼロ」と誇っていた。

 それにもかかわらず、閉幕翌日に外出し、自ら“密”をつくるような行動。居合わせた買い物客らからは「お疲れさま」などの声も飛んだが、ネット上は「Youは何しに日本へ?」「不要不急の外出」など大荒れだった。



バッハ会長“銀ブラ”で人だかり・・・記念撮影も応じる(2021年8月10日)

2021/08/10  ANNnewsCH

 9日午後4時ごろの東京・銀座。人だかりの中にいるのは、ラフなポロシャツ姿のIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長です。

 道行く人から記念撮影を求められると、拒むことなく、フレンドリーに応じています。

 入国後、14日以上が経過しているバッハ会長。帰国前に、銀座を訪れたとみられます。

 バッハ会長の目的は不明ですが、大会中の観光を選手には禁じていただけに、SNS上では「選手達には、どこにも寄らせずに帰国させて、自分だけは特別扱い。どうしてそーなる」「選手にも一日くらい観光させてあげて、よかったんじゃないの」「既に来日してから2週間以上経ってるんでしょ?なら自由に観光しても良いんじゃない?」といった意見もありました。

 果たして、銀座を満喫できたのでしょうか。バッハ会長は9日夜、羽田空港から帰国の途に就きました。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ワクチン接種後に919人死亡のナゾ…因果関係不明も28%に心臓障害が(日刊ゲンダイ)





ワクチン接種後に919人死亡のナゾ…因果関係不明も28%に心臓障害が
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293112
2021/08/10 日刊ゲンダイ


総接種回数は1億回を突破(代々木会場)/(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルスワクチンを巡り、今月中に全国民の4割超の2回接種を目標に掲げる菅首相。9日は「本日までに総接種回数が1億回を超えている」と胸を張ったが、国民の間には高熱などの副反応を理由に「打ちたいけど打ちたくない」といった忌避感が根強い。その数、実に1000人近い、接種後の死亡例も不安に拍車をかけている。

 ◇  ◇  ◇

 厚労省は4日、ワクチンの副反応を検討する専門家の合同部会で、接種後の死亡事例が7月30日までに919件に上ったと報告。うちファイザー製が912件、モデルナ製が7件だった。

 そのうちファイザー製828件、モデルナ製6件を専門家が評価し、「ワクチンと死亡との因果関係が『認められない』」と断定できたのはファイザー製のわずか3件。大半はより表現が弱い「因果関係が『評価できない』」だった。つまり、ワクチン接種と死亡リスクの関係は、まだ何も分かっていないに等しいのだ。

 注目すべきは、ワクチン接種後に死亡した919人の死因である。分科会資料「接種後死亡事例 死因別集計表」によると、「死因と関連する可能性のある全ての症状」(重複あり)の中で、「心臓障害」が断トツに多い。

 死亡症例のうちファイザー製は心臓障害が254件、モデルナ製は2件。亡くなった人の約28%が心臓に何らかの症状を抱えていた計算だ。


何があったのか(木下雄介投手)/(C)日刊ゲンダイ

感染・重症化予防のメリットのほうが大きい

 最近では、中日ドラゴンズの木下雄介投手(27)がワクチン接種から数日後、トレーニング中に意識を失い、入院後に亡くなった。死因等は非公表。週刊新潮(8月5日号)は心臓周辺に問題が発生していたと報じた。

「一般的に突然死の多くは事故死や心筋梗塞、脳梗塞などです。したがって、因果関係は不明ですが、接種後の死亡例に心臓障害の割合が高いのだと考えられます。とりわけ、心臓の筋肉が炎症を起こす『心筋炎』がコロナ感染やワクチン接種でも確認されています。木下投手が心臓に炎症を起こし、お亡くなりになったのかどうか。極めて重大なケースです」(医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏)

 ただし、「米国医師会雑誌」(JAMA=4日付)によると、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎に罹患するケースは10万人当たり1〜1.8人で〈かなり、まれ〉。一方、〈心筋炎は若者の間で、とりわけ2回接種後に急速に進行した〉――と警鐘も鳴らしている。

「心筋炎は不整脈を合併することが多く、時に突然死も招きます。症状が出る出ないにかかわらず、ワクチン接種後に不安を感じたら、すぐに医師に相談しましょう」(上昌広氏)

 日本循環器学会は〈ワクチン接種により感染・重症化予防を図るメリットの方が、接種後の急性心筋炎・心膜炎に対する懸念よりも圧倒的に大きい〉と呼び掛けている。過剰な心配も感染拡大防止には逆効果だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 橋下徹が菅に先駆け「コロナ自宅療養」主張で批判殺到! 論点ずらしと「勉強しろ」でごまかすも町山智浩に手口を見抜かれコテンパン(リテラ)
橋下徹が菅に先駆け「コロナ自宅療養」主張で批判殺到! 論点ずらしと「勉強しろ」でごまかすも町山智浩に手口を見抜かれコテンパン
https://lite-ra.com/2021/08/post-5983.html
2021.08.10 橋下徹「コロナ自宅療養」主張に批判!反論も町山智浩に手口を見抜かれ… リテラ

    
          Twitterで連投の橋下氏

 菅政権が唐突に打ち出した「中等症以下は自宅療養」の方針。当然ながらこの方針には大きな反発が巻き起っているが、そんななかこれを「菅首相の大英断」と褒め称えた人物がいる。橋下徹・元大阪市長だ。

 橋下氏は8日放送の『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)に出演し、この「自宅療養」の方針を「僕は菅首相の今回の方針は大英断だと思っている。福島の処理水を海洋放出することを決めたことにも並ぶくらいだ。とにかく反対の声が湧き上がるようなことをあえて方針決めたことは大英断だ」と絶賛したのだ。

 都内では自宅療養中だった50代女性が容態の急変によって亡くなっていたことが7日に判明したように、「自宅療養」とは「自宅放置」にほかならず、「基本、自宅療養」の方針には医師や専門家たちからも「自宅で中等症患者が重症化すれば命の危険もある」「訪問診療体制は十分ではない」という声が相次いでいる。にもかかわらず、橋下氏はそれを「大英断」などと言うのである。

 だが、それも当然だろう。菅義偉首相が「重症患者や重症化リスクのとくに高い人以外は基本、自宅療養」と言い出したのは今月2日のことだったが、この前日、1日放送の同番組では、橋下氏がこう発言していたのだ。

「自宅療養を基本とする、制度化するっていうのは、これは本来は国がやらなければいけないと思うんですよ」

「今まではある意味病院の負担でやっていた。病床を増やせって話だったんですけど、今このフェーズで病床が追い付かないわけですから、それであればいろいろ批判はあるけれど、自宅療養をやらざると得ない。そこに医師会の皆さんの協力を得て、開業医の皆さんにしっかり対応してもらい、これを法制度化すべきだと思う」

 橋下氏がこのように主張した翌日に、菅首相が同じ方針を打ち出す──。まるで示し合わせたかのような流れだが、もしそうであっても驚きはないだろう。実際、菅首相は官房長官時代から橋下氏や松井一郎・現大阪市長と面談を重ねるなど近い関係にあり、さらに最近では総選挙で劣勢が予想されるなか、菅首相が日本維新の会との連立によって政権維持を狙っているという声も出ている。なかには「菅首相が維新の連立政権入りを公明党の山口那津男代表に打診したものの物別れになり、その結果、公明党議員の事務所への東京地検特捜部によるガサ入れにGOサインを出した」という報道もあったほどだ。

 橋下氏が菅首相の方針を先駆けて発信したのか、あるいは橋下氏の主張を菅首相が取り入れたのか、はたまた偶然の一致だったのかは不明だが、しかし、いずれにせよ「自宅療養が基本」という政府方針および橋下氏の主張が危険なものであることには変わりはなく、橋下氏の発言にも批判が起こっている。

 そして、その批判の急先鋒となったのが、映画評論家の町山智浩氏だ。橋下氏の「自宅療養を基本」という発言が報じられると、〈「日本では、自宅療養を基本とする」という法律作るんですか〉とツイート。さらにこのような主張を展開した。

〈いや、他の国みたいに体育館などを接収して、軽度中度の患者を隔離して、家族への感染を防ぎ、重症化に対応できる態勢にすればいいだけじゃないですか?〉

〈自宅では家族に感染を広げるし、急激な重症化に対応できません。軽度、中度の感染者は、大規模収容施設に隔離し、ごく少数のワクチン接種済の医療従事者が完全防備で管理する、というのが多くの国で行われている方法です。〉

■「自宅療養より大規模施設への収容」を指摘した町山智浩に、橋下徹が「医療従事者への指揮命令権」に論点スリカエ

 軽症・中等症の患者は他国のように体育館などの大規模施設で診たほうがいい──。これは町山氏のみならず多くの人が訴えており、当然の意見だが、しかし、これに橋下氏が噛み付いた。

〈箱を作るのはいいけど医療従事者はどうやって集めるの?こんなアイデアは医療キャパの強制拡大を誰も言い出せなかった昨年から俺は言ってたわ。政治が医療従事者を指揮命令できる法律を作るべきと。でも感染症法の改正では勧告止まり。〉

〈一部病院や行政だけでなく開業医も含めてどう負担を平準化するか。この箱作りは賛成だが、貴殿は政治の医療従事者への指揮命令権を認めるのか?認めるならまずそれを声高に叫べ。俺のように批判を浴びながらな。次にそのような法律が作れないならどうするか?〉

〈入院必要患者と不要患者に対する役割分担の原則を明確化すること。俺も政治行政の完全な素人やないんやから貴殿のような理想論は十分踏まえた上で悩みながら考えとんのや。貴殿が思い付くことくらい俺も考えとるわ。そんなアホちゃうで。その先を考えなあかんのや。〉

〈貴殿のそのアイデアの前提に政治による医療従事者への指揮命令権が必要なことは分かってるか?分かってるならまずそれを叫べ。火だるまになる覚悟でな。まあ貴殿はそこまで考えずに思い付きで言っているか、加えて火だるまになる覚悟もないやろうけどな。〉

 いつもの威嚇でマウントを取ろうとする橋下氏の顔が容易に思い浮かんでくるが、客観的にみて、橋下氏の言い分はこれまたいつもどおり、ゴマカシに満ちたものだ。

 町山氏は自宅療養を打ち出したことに対して批判しているのに、橋下氏はいつのまにか町山氏の体育館などに収容するアイデアを、「俺も言ってた」として、今度は「医療従事者への指揮命令権が必要」などという問題にすり替えるのである。

 そもそも「医療従事者への指揮命令権」などなくとも医療従事者を集めることはできるはずだ。実際、東京五輪では法的な拘束もないのに7000人もの医療従事者を動員した。だいたい、指揮命令権などと言い出す前に実行すべきは、コロナによってさらに悪化している医療従事者の処遇改善ならびに特別手当などの慰労金の拡充だ。

 橋下氏といえば、今年4月に出演した『報道1930』(BS-TBS)でも、検査で実態を掴むという仕事こそ首長の仕事ではないのかという指摘に対し、“知事に権限がない。法律がない。野党が悪い”と話をすり替え、日本城タクシーの坂本篤紀社長に「アホな議論(笑)」と一刀両断されていたが(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2021/04/post-5854.html)、「権限がない」と言えば相手の主張をシャットアウトできるとでも考えているのだろう。

 しかも、医療関係者を動員できないというなら、それは自宅療養の場合だって同様だ。というか、自宅療養の場合は、訪問診療や往診などでもっと多くの医療関係者が必要になる。、100軒の家を訪問するのと、1箇所に集められた100人を診るのと、どちらが人数や負担がかかるか、少し考えればわかるだろう。それとも、橋下氏は自宅に文字通り放置するつもりなのか。

 ところが、こうした医療カットの発想が批判を浴びているというのに、橋下氏は「俺のように批判を浴びながらな」「火だるまになる覚悟もないやろうけどな」と、まるで自分だけが覚悟のある人間のふりをして自己正当化を図るである。

■橋下徹が大阪府の重症者センターの例を持ち出し「勉強しろ」と威嚇も、町山智浩が一蹴

 当然ながら、この橋下氏のツイートに対して町山氏は〈医師も看護師も「仕事」です。命令なんかしなくても、ちゃんと仕事として報酬と安全を保障されれば大規模隔離所で働きますよ。しかも、橋本さんの主張する自宅療養の家庭訪問よりもはるかに楽で安全で効率的ですから〉(原文ママ)と応答。

 しかし、橋下氏は、町山氏が挙げた報酬や自宅訪問より安全で効率的という反論は無視して〈で、何床のベッドを用意するのに、何人のドクター、看護師、その他の医療従事者、事務職員を集めるのですか?〉〈何よりも、誰が指揮命令をするのですか?その根拠は?〉と、相変わらず指揮命令権を持ち出す始末。さらにこうもツイートした。

〈大阪府の吉村知事が重症者センターを作ったときに医療従事者を集めるのにどれだけ苦労したか、その点を勉強してください。コロナ専用病院を作れ!なんてことはとっくのとおに検討済みなんですよ〉

 橋下氏は大阪のコロナ重症センターの例を持ち出し、町山氏に向かって、「勉強しろ」などと言っているが、重症患者専用の病院と軽症・中等症の患者を診る大規模施設ではかかる労力も違うし、繰り返しになるが患者の自宅に訪問するマンパワーを考えればそれをはるかに抑えられる案だ。

 いや、それ以前に町山氏が〈橋下徹さんと維新が大阪の医療を縮小してきたからでしょう? 災害時に備えて余裕をもった医療体制の規模、医療従事者の数をふだんから確保しておかないと、こういうことになるんですよ〉とツッコミを入れていたが、まったくそのとおりというほかない。

■論点ずらしの手口を暴き「こうして間違いを認めずに生きてきたんですね」と指摘した町山智浩に、橋下徹は…

 つまり、橋下氏は「自宅療養を基本に」という自身の主張に寄せられた「大規模施設で診たほうが安全性でも効率性でも現実的」という至極真っ当な意見に対し、何の反論もできず、まったく論点でない「医療従事者集めの困難」「医療従事者への指揮命令権」を持ち出したのだ。

しかし、この論点ずらしを町山氏は見逃さず、こんな鋭いツイートを放った。

〈もともと橋下徹さんが自宅療養を主張していたので、「他の国ではナイチンゲール方式だ」と指摘したら、橋下さんは医師に対する強制法へと論点をズラしました。で、橋下さんは元の「自宅療養がいい」という主張の間違いを有耶無耶にしちゃうわけ。彼はこうして間違いを認めずに生きてきたんですね。〉

 すると、この町山氏のツイートがよほど痛かったのか、橋下氏はまたもまくし立てるように反論ツイートを連投した。

〈ナイチンゲール方式と抽象的に言うのがコメンテーター。中身をしっかり定義しないとダメ。貴殿の言うナイチンゲール方式が軽症者対応の施設なら、日本でもすでにホテル療養施設としてやっている。もし重症・中等症対応の施設のことなら貴殿の言うナイチンゲール方式など世界各国のどこもやっていやい。〉(原文ママ)

〈やったのは感染初期の中国武漢だけ。あれは中国だからできた。貴殿の写真をよく見なさい。そんな施設では重症者対応などできない。福井の体育館利用施設も。軽症者対応は体育館よりもホテル利用の方がいいのは分かるでしょ?〉

〈問題は重症・中等症対応。これをナイチンゲール方式でやるには政治が医療従事者に対して指揮命令権を持たなければスタッフが集まらない。ここ数日来、日本の新聞で皆が議論しているから読んでおくように。そして今後軽症者をどうするか?首長は自分の責任でやるというが限界が来る。〉

〈僕が誤りを認めないとかしょうもないこと言う前に、貴殿はもっと実務上の最低限の知識を勉強すること。自宅療養方針を批判する人たちってこのレベルなんだよな。もっと考えさせられる批判が欲しい。〉

 町山氏は最初から「軽度中度の患者を隔離」と書いていたのに、この期に及んで「抽象的」「そんな施設では重症者対応などできない」などとお門違いの反論を繰り出すって……。しかも、「軽症者対応の施設なら、日本でもすでにホテル療養施設としてやっている」と言うが、「自宅療養が基本」と主張していたのは橋下氏ではないか。その上、見当違いの難癖をつけておきながら、またも「勉強すること」と言い出し、挙げ句「もっと考えさせられる批判が欲しい」とは……。

 橋下氏といえばテレビではいつも相手に反論の余地を与えないようマシンガントークでまくし立て、司会者もツッコミを入れることなくその主張を垂れ流しにしているが、Twitterではそうもいかず、町山氏に詭弁を見破られてしまった。

 橋下氏は大阪府知事、大阪市長時代から、都合が悪くなると「勉強しろ」「もっと考えて批判しろ」という得意文句で批判を封じてきたが、今回は誰の目にもたんなるゴマカシ、負け惜しみというのは明らかになってしまった。

■今回は大衆も騙されずSNSでも橋下徹に非難が殺到!「反論する隙を与えず捲し立てる手法はテレビでしか通用しません」

 実際、橋下氏の手法にこれまでは騙される人も多かったが、今回の「自宅療養が基本」という主張や町山氏との対決では、Twitterはもちろん、支持者が多く集っているはずのYahoo!のコメント欄でも橋下氏への批判コメントが目立っている。

〈橋下徹が長文ツイート連投してるけど、相手に反論する隙を与えず捲し立てる手法はテレビでしか通用しませんよね〉

〈既に医療崩壊してるんだからこれからは如何に効率化するかを考えるべきなのに橋下は法律を盾にできない理由を探しているだけ。目的が法律を変えて政治の支配力を強め自分がその中枢に収まることだから国民の命を救うという一番大切な部分にまるで興味がない。〉

〈町山氏に論破され、「政治が民間の医療機関に介入して強制的に人材を徴用すべきだ」と主張する橋下徹 もう滅茶苦茶 こいつが菅ちゃんと仲良しで色々吹き込んでるんだけど、菅ちゃん本人は自分で物事を考える能力のないアホだから、どんな妄言でも鵜呑みにしそうなんだよな 怖い怖い〉

〈でた!まけそうになるとでる「べんきょうしなさい」!こわい!〉

〈仮に橋下が言うところの仕組みが良いのだとして、じゃぁなぜその準備と整備をしてこなかったのか?コロナ禍になって1年半だよ。何やってたんだよって話。橋下にしたところで、以前からこの主張をしていたのかね?お得意の「俺は前から言っていた」じゃないのか?〉

 すっかり化けの皮が剥がれ、負け惜しみの決め台詞まで見透かされてしまった橋下氏。本サイトでは繰り返し指摘してきたが、そもそも橋下氏は報道番組やワイドショーに連日のように出演する際、政治からは距離を置いたかのように振る舞いながら、維新・菅政権擁護を連発。裏で特定の政治勢力とつながりながら、表ではあたかも「是々非々」のポーズで世論を騙しながら誘導してきた人物だ。今回の「自宅療養が基本」という主張も完全に菅首相と一致しているが、このあからさまな今回の誘導に、さすがに多くの人が橋下氏の詐術に気付いたということなのかもしれない。

(編集部)



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記事 [政治・選挙・NHK282] 大竹しのぶは“貧乏クジ”を引かされた…五輪閉会式で大トリも演出ドッチラケで評価散々(日刊ゲンダイ)



大竹しのぶは“貧乏クジ”を引かされた…五輪閉会式で大トリも演出ドッチラケで評価散々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/293115
2021/08/10 日刊ゲンダイ


何が何だか…(C)真野慎也/JMPA

「まるで葬式」と海外メディアに報じられた東京五輪開会式よりも、評価が低いともっぱらなのが閉会式だった。とりわけ大竹しのぶ(64)が合唱団の子供たちと宮沢賢治の「星めぐりの歌」を歌い、聖火台の火が消えるのを見守る大トリのフィナーレはドッチラケで、「なぜ大竹しのぶだったのか」「大女優に恥をかかせた」などとSNSでの評価は散々である。

「会場は暗くシーンとして、芝生でイベントを見ていた外国人選手たちも続々と引き揚げていった。彼らも楽しもうとしていたはずですが、出演者も演出も意図も、何が何だか分からなかったのだと思います」(スポーツ紙デスク)

 それはお茶の間で式典を見ていた視聴者も全く同じ。組織委によると閉会式のコンセプトは「Worlds we share」。エグゼクティブプロデューサーでスポーツマネジメント会社経営の日置貴之氏(46)は日刊スポーツに対しこう語っていた。

「大会の基本コンセプトに『ダイバーシティー&インクルージョン(多様性と調和)』とある。それを考え開閉会式をつくってきた。僕が大事にすべきは、みんながそれを言える、理解する開閉会式」

 東京五輪招致の際のコンセプトだった「復興五輪」については「省いたつもりはない。演出には復興の観点もあり、1ミリも忘れていない」とし、東北・復興へのメッセージは「見てもらえば分かる」と胸を張ったそうだ。で、なぜ大竹しのぶだったのか。某ベテラン広告プロデューサーはこう言う。

「芸能界の大御所で、選考で名前を挙げれば誰からもケチがつかなかったでしょうし、次の五輪のパリは芸術の都ですから、大竹さんのアートな雰囲気もぴったり。閉会式でmilet(ミレイ)の歌ったエディット・ピアフの『愛の讃歌』は大竹さんも舞台などで歌われているし、何より反戦護憲派で、容姿侮辱や凄惨ないじめ喧伝、ホロコーストをネタにするような過去もありませんからね。また、夜10時すぎに子供を登場させるのは本当はアウトなのですが、その母親、理解ある保護者役のイメージも大竹さんに託したかったのかもしれません」

 だが、五輪担当記者はこう言って、首をかしげた。

「事実、いわゆる『身体検査』は念入りだったと思います。とはいえ、大竹さんの出演は唐突だったし、復興五輪を印象付けるためでしょうが岩手生まれの宮沢賢治の合唱は安直だったのではという意見が現場ではほとんどでした」

 いずれにしても、こうした後ろ向きな基準で閉会式の演出プランが練られていたとすれば残念な限りである。前出のプロデューサーはこうも言う。

「今回の東京大会も仕切った電通の担当者たちは電通の中でも特権階級でIOCのバッハ会長が接待されれば、自分たちも同じように優遇されて当然てなものです。世論などどこ吹く風どころか、完全に見下していますから。今回の閉会式も素晴らしい出来だったと自画自賛していて不思議じゃない。だからバッハ会長は大会が終わるやコロナ禍の中、堂々と“銀ブラ”なんかしてるんですよ」

 大竹は9日、自身のインスタグラムを更新。「私自身、今この時の開催に、全く疑問が無かったわけではありません」と複雑な心境を打ち明けながらも「制作側のお話を聞いた上で考え、選手の皆さんの5年間を想い、明日に繋がる力になればと舞台に立ちました」と閉会式を振り返った。誰が何をやっても批判されるのは承知の上とはいえ、貧乏クジを引かされた気分だろう。



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記事 [政治・選挙・NHK282] <ポンコツ真っ青!ついにNHKでも3割切った!>菅内閣 「支持」29% 内閣発足以降最低を更新 「不支持」52% NHK世論調査 


菅内閣 「支持」29% 内閣発足以降最低を更新 「不支持」52%
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013193031000.html
2021年8月10日 19時03分 NHK

NHKの世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より4ポイント下がって29%で、去年9月の内閣発足以降最低を更新しました。一方、「支持しない」と答えた人は、6ポイント上がって52%で、発足以降、もっとも高くなりました。

NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。

調査の対象となったのは、2115人で、57%にあたる1214人から回答を得ました。

菅内閣を「支持する」と答えた人は先月より4ポイント下がって29%で、去年9月の内閣発足以降最低を更新しました。

一方、「支持しない」と答えた人は、6ポイント上がって52%で、先月につづいて、内閣発足以降、もっとも高くなりました。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が44%、「支持する政党の内閣だから」が23%、「人柄が信頼できるから」が17%、などとなりました。

支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」と「実行力がないから」が37%、「人柄が信頼できないから」が13%、などとなりました。



新型コロナウイルスに自分や家族が感染する不安をどの程度感じるか聞きました。

「大いに感じる」が43%、「ある程度感じる」が42%、「あまり感じない」が10%、「まったく感じない」が3%でした。



新型コロナウイルスをめぐる政府の対応について、「大いに評価する」が3%、「ある程度評価する」が32%、「あまり評価しない」が40%、「まったく評価しない」が21%でした。



政府は、今月末(まつ)を期限に、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象地域を拡大しました。感染の拡大防止にどの程度効果があると思うか聞きました。

「大いにある」が3%、「ある程度ある」が24%、「あまりない」が49%、「まったくない」が20%でした。



政府は、東京などでは重症患者などを除いて、自宅療養を基本とする方針を決めましたが、その後、中等症の患者も原則入院となると説明しています。これについて聞きました。

「大いに納得できる」が6%、「ある程度納得できる」が37%、「あまり納得できない」が35%、「まったく納得できない」が17%でした。



東京でオリンピックが開催されたことについて聞きました。

「よかった」が26%、「まあよかった」が36%、「あまりよくなかった」が18%、「よくなかった」が16%でした。



東京オリンピックは、「安全・安心な大会」になったと思うか聞きました。

「なった」が31%、「ならなかった」が57%でした。



今月24日に開幕する東京パラリンピックをどうすべきだと思うか聞きました。

「観客を制限せずに行うべき」が2%、「観客の数を制限して行うべき」が15%、「無観客で行うべき」が60%、「中止すべき」が18%でした





各党の支持率は NHK世論調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013193181000.html
2021年8月10日 19時30分 NHK

各党の支持率です。

「自民党」が33.4%、「立憲民主党」が6.4%、「公明党」が3.7%、「共産党」が3.3%、「日本維新の会」が1.7%、「国民民主党」が0.8%、「社民党」が0.5%、「れいわ新選組」が0.2%、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」が0.2%、「特に支持している政党はない」が42.8%でした。






関連記事
<菅首相に「続けてほしくない」60%>内閣支持率28% 発足後最低を更新 朝日新聞世論調査<これが五輪強行開催結果だ!>
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/435.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK282] COVID-19の「感染」予防に効果のない「ワクチン」で多くの犠牲者が出ている(櫻井ジャーナル) :国際板リンク 
COVID-19の「感染」予防に効果のない「ワクチン」で多くの犠牲者が出ている(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/771.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 東京五輪でIOC丸儲けも…日本国民に重くのしかかかる「4兆円の後始末」(日刊ゲンダイ)



※2021年8月10日 日刊ゲンダイ終面 紙面クリック拡大


メダル1枚当たりの費用は690億円


東京五輪でIOC丸儲けも…日本国民に重くのしかかかる「4兆円の後始末」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/293092
2021/08/10 日刊ゲンダイ


誰が感謝しているのか(C)真野慎也/JMPA

「パンデミック下で初めて世界が一つになった。日本のみなさま、成し遂げたことをどうか誇りに思ってください。ありがとう日本」

 8日に行われた東京五輪の閉会式。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はこう言って、「成功」を強調した。9日には、菅義偉首相や組織委の武藤敏郎事務総長も、ことさら成果をうたった。

 日本は金メダル27個を含む、史上最多の58個のメダルを獲得。連日、メダルラッシュに沸き、新聞やテレビは「お祭りムード」をあおり続けた。

 大会前、大手メディアの世論調査で国民の80%が開催に反対していた「大催」を強行した結果、IOCが放映権料などで多くの収入を得た一方、東京都や政府はコロナの感染爆発を招いた上に、巨額の借金を抱えることになる。

 日本全国のコロナ感染者数は五輪開催を機に急拡大。8月9日までの1週間で約9.5万人増え、増加幅は前週の1.5倍になった。

赤字は2兆円規模

 経済的損失も計り知れない。2013年9月に東京が開催都市に決定して以降、都や政府、組織委が五輪のために使ったカネは「総額3兆円」に上るといわれている。

 招致当時、総額7340億円とされていた経費は、会場周辺の道路整備費など、見積もりに含まれていなかったものが多く、五輪が近づくにつれてどんどん膨らんだ。さらに、コロナ禍による1年延期により、3000億円といわれる追加費用も必要になった。

 政府は今年初め、五輪開催の経費を計1兆6440億円と発表したが、この金額には、東京体育館(渋谷区)など既存施設の改修費用など都が負担する「五輪関連経費」などは含まれていない。

 週刊ポストによると、これらを合わせた経費の総額の内訳は、東京都「1兆4519億円」、政府「1兆3059億円」の合計約2兆7500億円に上る。都と政府の財源は税金で賄われており、1人当たりの税負担額は都民が「10万3929円」、都民の負担金を除いた国民1人当たりの負担は「1万408円」になるという。


バッハ会長はニンマリ(C)真野慎也/JMPA

長野は694億円の借金返済に20年

 しかし、都民、国民にのしかかる負担は、これだけにとどまりそうにない。3兆円の経費には、組織委の赤字補填やコロナの水際対策などは加味されておらず、これを含めた総費用は4兆円規模に膨らむとみられる。日本が獲得したメダル1枚当たりの金額に換算すると約690億円だ。「感動はおカネでは買えない、おカネに変えられない」というが、費用対効果としては高すぎやしないか。

 組織委が900億円と見込んでいた入場料収入は、全体の約97%が無観客開催となり、約20億円程度に激減した。大会前から盛り上がりに欠けたことで、グッズの売り上げも低調だったとみられている。

 12兆円を見込んでいた「レガシー効果」も大幅減は必至だ。これは都民や国民が得られる「投資対効果」のことだ。組織委が経費で建設した競技場や、通信インフラなどの整備により、一定のレガシーは残るが、無観客開催かつ海外からの観光客受け入れを断念したことで、観光需要の拡大や国際ビジネスなどのインバウンド効果は、期待外れに終わるに違いない。

 1998年の長野冬季五輪では、長野新幹線の開通などを「有形無形のレガシー」と評価する一方で、施設整備などで1兆6000億円もの県債を抱えることになった。長野市は979億円を投じて6つの競技会場を建設したが、その際の694億円の借金は20年後の18年3月にようやく完済。101億円かけて造られたボブスレー、スケルトン会場は、年間2億2000万円の維持費がかさみ、同年2月に競技利用が休止に。負の遺産の象徴となっている。

「東京五輪の赤字は1兆5000億〜2兆円規模に達する可能性があります」

 と言うのは、関大名誉教授の宮本勝浩氏(理論経済学)だ。

「収支決算が出るのはまだ先ですが、当初見込んでいた収入は大幅に減るでしょう。入場料収入はもちろん、都や国が観光業や消費などで見込んでいた消費税、所得税などの税収は、大打撃を受けているはずです。消費が減り、企業の売り上げが減れば、法人税にも影響が出ます」

所得税、住民税増税も

 国士舘大非常勤講師でスポーツライターの津田俊樹氏は、「都や政府はお祭り騒ぎの後始末を、都民、国民に背負わせるつもりではないか」と、こう続ける。

「早くも東京都の住民税が上がるのでは、と言われている。都は日本の自治体の中で最もおカネ持ちでしたが、コロナ禍と五輪による損失で金庫はカラッポ状態といいます。都だけでは到底、莫大な借金を賄いきれない。そうなると国が負担することになるでしょうが、政府は折からのコロナ禍による損失と五輪の損失をごちゃ混ぜにして、東日本大震災の復興増税のように、所得税の増税を強行しても不思議ではない。何より都や組織委に求めるのは、経費に関する詳細を包み隠さず明らかにすることです。長野五輪時には、五輪招致費用が記載された会計帳簿を焼却し、長野県庁が不問に付した。日本は公文書の扱いにおざなりなところがある。都は組織委による公文書を保管する条例を作ったが、ただ単に金額だけを出すのではなく、一つ一つの支出について、どの組織のどの人間がどう関わったのか、経緯をつまびらかにするため、メディアが中心となって徹底的に追及するべきです」

 都や政府、組織委がつくった借金の肩代わりをさせられるなんてまっぴらゴメンだ。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 負のフクシマ隠し五輪<本澤二郎の「日本の風景」(4170)<JOCは決算資料のすべてを焼却するのか>
負のフクシマ隠し五輪<本澤二郎の「日本の風景」(4170)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30101853.html
2021年08月10日 jlj0011のblog



<1日250万円超高級ホテル住まい貴族から表彰された菅と小池>

 「安心安全」とは無縁の危険な「福島隠し」の東京五輪が終わると、ドイツ人

貴族が、真っ先に菅義偉と小池百合子を表彰した。1日250万円の超高級のホテルオークラ住まいのIOC会長バッハが、またしても日本国民を愚弄する行動に出た。

 WHO元上級顧問の渋谷健司医師は「日本社会に傷跡を残した」と総括した。それを米ワシントン・ポストが報じ、日本のスポーツ新聞が紹介、負の遺産の大きさを、国民も改めて感じさせられた。

 閉会式の外では、五輪中止デモをしていた市民グループは、五輪廃止切り替えた。この期間中に全国の新型コロナ感染者は、怖いほどの記録を示していた。入院できない自宅療養者は、何人もが死んでいった。

 4兆円の収支決算がどうなるのか。菅と小池の肩にのしかかってくる。はっきりといおう、菅も小池も負の決算の責任を負うことになるが、どう責任を取るのであろうか。政治家として落馬したことになろう。

 いま叫びたいことは、この記事を書いてる最中に、文字が消えるのだ。大それた操作の犯人は、電通なのか。新聞テレビを抑圧するだけでなく、無数のインターネットにまで、検閲する原子力ムラの猛威に呆れるばかりである。徹底した報道規制とインターネット規制に、言論界も窒息寸前である。

 日本もまた、いつの間にか統制された監視社会に追い込まれてしまったのか。悔しいかぎりだ。

<菅は「開催国の責任果たした」、武藤は「やればできる」と開き直り>

 「開催国の責任」とは何ぞや?IOCは国連の機関ではない。単なるスポーツ利権屋でしかない。IOCとの約束は、コロナによる人命危機に優先することではない。ここは潔く中止することが、主催国の責任であった。IOCの立場のはずだったが、日本政府・東京都とIOCは、4兆円利権に目を向けるだけで、悲劇的な禍根を残してしまった。

 これほどの悪徳・不条理があろうか。許されていいわけがない。安倍・菅・小池・森らを処分する、国民の思いを共有したい。

<JOCは決算資料のすべてを焼却するのか>

 4兆円の決算資料は、公正に公開されるであろうか。

 「長野の冬季五輪の決算書類は焼却された。同じことが起こる」と事情通はの、今朝ほど連絡してきた。「この中にはJOCの前会長の不正発覚の弁護士費用2億円も、JOCが支払っているくらいだから、世紀のスキャンダル決算書

に関心が移っている」というのだ。

 「油断していると、安倍犯罪事件捜査がかすんでしまいかねないだろう」との指摘も出てきている。

<放射能汚染人体実験の200万福島県民は声を上げるか上げないか>

 「福島は制御されている」という安倍の大嘘から始まった2020東京五輪騒動によって、とことんコケにされた東北復興とフクシマ放射能汚染に目を転じると、いかにも日本的で痛々しい。

 ここから眺めると、犯人が電力会社などの原発ロビーであることが、見え見えである。黒い官僚は、通産官僚原発派である。

 IOCもJOCも、東北・フクシマに対して、一顧だにしなかった。フクシマでの無観客ソフトボール試合と野球試合で押し切ってしまった。もはや菅は、東北のイチゴ農家の足場を放棄していた。

 200万福島県民は、特定の一角を除いて、未だに10年前と変わっていない。変われるはずがない。低線量放射能による内部被ばくの恐怖は、チェルノブイリでも判明している。特に幼児・妊婦の健康に重大な影響を与える。分かりきっている。この点について、政府も自治体も地元医師らは、沈黙している。

 情けないことに、筆者も電通の世論操作に操られて、最近まで気付かなかった。ジャーナリスト失格を認めざるをえない。

 200万県民は、体よく人体実験にさらしているようなものである。高齢者はあえて目をつむるが、幼い子供たちのことを考えると、彼らへの人体実験はいかにも酷である。初めて「福島エートス」なる言葉を知った。彼らは人間であるわけがない。

 命をさらした危険千万な、コロナ五輪、フクシマ隠し五輪は、やってはいけないことだった

<日本人が日本を潰す日本でいいのか>

 武藤は元財務官僚だ、それでいて莫大な血税を使い放題の、真っ黒な官僚OBを代表して、五輪を強行した悪党であろう。

 よくよく考えてみなくても、菅や小池を選んだ人間は、日本人である。すなわち、日本を潰しているのは日本人なのだ。ワシントンの属国を続けているのも、日本人なのである。

 フィヒテの「ドイツ人に告ぐ」を想起すると、やはり教育によって、二本足で立つ日本人にならなければ、日本人のための日本は誕生しない。原発ロビーを撃墜させる日本人にならなければ、平和な社会は訪れないだろう。

 731もヒロシマ・ナガサキ+フクシマの教訓を学べる日本人の覚醒が、いま重要である。負の五輪の総括を軽視してはならない。

2021年8月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


日本のローマ!長崎思考<本澤二郎の「日本の風景」(4169) : jlj0011のblog (livedoor.blog)


世界保健機関(WHO)で事務局長上級顧問を務めた渋谷健司医師の見解を紹介した。「私はこの五輪の遺産について考えた。まずパンデミックに対処しない限り、安全で確実なオリンピックは幻想であることを明確に示した。大会は日本社会に傷跡を残し、分裂と不信、そして健康と経済的債務を引き起こした」と東京五輪の開催強行を糾弾した。(ワシントン・ポスト)

<画期的な五輪廃止デモ>

東京五輪の開催に抗議を続けてきた有志らが8日、都内で五輪廃止を求めるデモを行った。午後7時、閉会式会場の国立競技場から約300メートル離れた秩父宮ラグビー場付近でデモ参加者らの怒号が飛び交った。「オリンピックやめろ」「オリンピック反対」「オリンピックより命を守れ」――。抗議活動を主催した反五輪の会、オリンピック災害おことわり連絡会によると、100人以上が集まったという。デモ現場周辺は大勢の警察官が出動し、厳戒態勢を敷いていた。また、当初抗議場所に予定していた国立競技場付近へ立ち入りが認められなくなり、参加者らの怒りはヒートアップ。大会前に訴えていた五輪中止は閉会に合わせて五輪廃止を強調していた。(東スポ)


新型コロナウイルスに感染したと国に報告があり、自宅で亡くなったのは、今年1〜6月の半年間に全国で84人に上ることが9日、厚生労働省の集計で分かった。報告から数日しかたっていないケースが目立ち、容体が急変したとみられる。感染「第5波」で病床が逼迫する中、政府は入院対象を重症者らに限定する方針に転換。今後も自宅療養中の死亡増加が懸念され、異変を察知し、医療につなぐ態勢づくりが課題だ。 (共同)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <バカげた宴の間に医療崩壊>菅政権にやらせていたら国民は皆殺し(日刊ゲンダイ)

※2021年8月10日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年8月10日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 この宴が何をもたらしたのか。東京五輪が8日閉幕したことを受け、菅首相が9日、爽快な音楽をバックにうつろな目で原稿を棒読みする動画を首相官邸のツイッターに投稿した。

「新型コロナの中で、開催が1年延期され、かつてない様々な制約の下での大会となりましたが、開催国としての責任を果たし、パリ大会へと、バトンを繋ぐことができました」

「夢や希望、感動を、子供や若者、世界の人々に届けてくれたことは何ものにも変えがたい、未来への財産になったと思います」

「大会関係者、医療関係者、ボランティアの方々、ご協力を頂いた全ての皆さんに心から感謝を申し上げます」

 スポーツには夢や感動を届ける力がある。それは確かだが、五輪は菅の無能まで覆い隠してくれるわけではない。

 菅は夢も希望も国民に届けることができなかった。大メディア総出で浮かれた17日間の祝祭を終えた今、日本国民の前に広がるのは絶望的な現実だ。われわれが向き合う記録更新は五輪選手ではなくコロナの感染拡大である。

 9日、東京都で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は2884人。月曜日としては過去最多だ。五輪開幕直前の月曜日(7月19日)、都内の新規感染者数は727人だった。テレビ局が五輪報道で盛り上がっていた3週間で、コロナ感染者は4倍に増えたのだ。東京だけではない。9日、全国では新たに1万2073人の感染者が確認された。

 これも月曜日としては過去最多だ。これで1万人を上回るのは7日連続。重症者は前日より52人も増えて1190人となった。死者は12人だった。

国民への責任は果てせていない

「菅首相は五輪開催国として『責任を果たした』などと、よく胸を張れるものです。緊急事態宣言が発令される中で開催を強行し、医療崩壊を引き起こしたのですよ。国民に対する責任はまったく果たしていない。感染者の激増で保健所はパンクし、医療現場は逼迫、国民は体調を崩しても希望する医療を受けられず、重症化するまで自宅待機させられる。運が悪ければそのままご臨終という恐怖と戦いながらです。『安全・安心』どころか、五輪の最中に国民皆保険が決壊してしまった。そうまでして開催する必要があったのでしょうか。しかも、五輪の影響が本格化するのはこれからです。菅首相と東京都の小池知事は、国民の命と健康を犠牲にして開催を強行したご褒美にIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長から五輪オーダーの最高章をもらってうれしいかもしれませんが、コロナ感染激増と巨額の五輪負債という現実を突きつけられる国民、都民にとっては悪夢の始まりです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 菅や小池、バッハ会長は因果関係を決して認めようとしないが、五輪開催が感染拡大を招いたことは多くの専門家が指摘している。テレビは毎日、五輪報道に時間を費やし、コロナ関連ニュースが減って自粛ムードは吹き飛んでしまった。「五輪を開催できるのだから大丈夫」と、街に繰り出す人も増えた。開催地だけでなく、日本中に“楽観バイアス”が蔓延し、コロナ感染拡大につながった。朝日新聞が7、8日に実施した全国世論調査でも、東京五輪の開催で自粛ムードが「ゆるんだ」と答えた人は61%に達した。

自らの政治的目的を達成するため国民を犠牲に

 菅は9日、長崎市の平和公園で開かれた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」後の会見で、「かつてない感染拡大が進んでいる中で極めて大事な時期」「帰省、旅行も極力避けていただきたい」とか言っていたが、じゃあ、なぜそんな極めて重要な時期に五輪を強行したのかという話で、政府が自粛を求めたところで、もはや国民にちっとも響かない。「安全安心な帰省に取り組む」「バブル方式で帰省する」「旅行に挑戦するのが国民の役割だ」など、SNS上では菅の言葉を模した大喜利状態になっている。

「この1年半、政治は何をやってきたのか。菅政権は国民に自粛を求めるだけで、まったく無策でした。ワクチンが切り札と言いながら、今ではそのワクチンも自治体に届かず接種が停滞している。五輪のためなら医療従事者を一気に7000人も集めることができるのに、1年半もの時間がありながら、感染拡大に備えて病床を増やすこともしてこなかった。五輪に投じたお金があれば、コロナ専門病院がいくつもつくれたはずです。五輪に駆り出された医療ソースも都民や国民のために振り向けていれば、救えた命もあったはずです」(本澤二郎氏=前出)

 五輪開催によって、医療現場は通常医療、コロナ対応、ワクチン接種に加えた五輪対応に忙殺された。そして、国民は熱が出たら最後、重症でなければ入院できず、自宅で容体が悪化しても保健所への電話はすぐにつながらず、救急搬送先もなかなか決まらない医療崩壊社会に投げ出されている。

 政府が軽症者や中等症の一部患者は自宅療養を原則とする入院制限を打ち出したことには、医療現場からも怒りの声が上がった。「インターパーク倉持呼吸器内科」(宇都宮市)の倉持仁院長は3日に出演したテレビ番組で、菅や小池に対して「この2人がおっしゃっていることは、『国民にまっとうな医療体制を供給しませんよ』というメッセージだと思う」「2人とも至急、おやめになった方がいい」と厳しい言葉を投げかけた。これが共感を呼び、SNSでトレンド入り。「#菅辞めろ」「#小池辞めろ」のハッシュタグも拡散した。

命も健康も自助を強いられる

「五輪期間中に全国的にコロナ感染者数が激増し、医療逼迫を理由に入院制限で国民の命を見捨てる政府の対応に怒りと絶望の声が沸き起こりましたが、五輪スポンサーの大メディアは黙殺した。今の政府は、国民の命と基本的人権を守るという政治の責任を放棄したのです。独裁国家ならまだしも、民主主義社会ではあり得ないことです。菅首相は、五輪を成功させて衆院選に勝利し、無投票での総裁再選で長期政権を担うという自らの政治的目的を達成するために国民を犠牲にした。そういう独裁的手法の到達点が五輪強行によるコロナ感染激増であり、庶民は命も健康も自助を強いられるところに追い込まれた。メダルラッシュという目くらましが終幕した今、大メディアはどうするつもりなのか。この五輪を総括し、冷血政権を断罪しなければ、国民の命が削られていくのです。政治を甘やかしていたら、国民が皆殺しにされてしまいます」(立正大名誉教授の金子勝氏=憲法)

 新型コロナに感染してから発症し、検査を経て感染者数にカウントされるまで10日から2週間かかるとされる。五輪の影響による感染拡大の結果が数字に表れるのはこれからだ。五輪をきっかけにした変異株発生の可能性も否定はできない。そして、無観客開催強行による赤字補填の問題も、国民にのしかかってくるのだ。

 五輪閉幕に際し、米紙ワシントン・ポストは、開催強行が感染爆発を誘引したと批判。公衆衛生学の専門家で世界保健機関(WHO)の事務局長上級顧問を務めた渋谷健司医師のこんなコメントを紹介していた。

「大会は日本社会に傷痕を残し、分裂と不信、そして健康被害と経済的債務を引き起こした」

 日本国民は宴のあとの寂寥感を感じる余韻すらなく、厳しい現実に向き合わざるを得ない。菅はどう責任を取るつもりなのか。



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