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2021年9月06日06時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 菅総理への論評なら分るが自民党員でもない人がお祭り騒ぎで総裁選言及(まるこ姫の独り言)
菅総理への論評なら分るが自民党員でもない人がお祭り騒ぎで総裁選言及
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-baea09.html
2021.09.05 まるこ姫の独り言


よくわからないことが、毎日起きる。

いろいろな場当たり的な工作をしてきた菅が、万策尽きたのか、総裁選への不出馬に言及した途端、「菅総理」への賞賛の声が相次ぐ。

進次郎
>こんなに仕事をした、結果を出した政権は無かったと思う。

堀江貴文
>非常に優れた首相だった公約はほとんど実行できている

維新の松井一郎
>火中の栗を拾われたときから気の毒

皆、急に悲劇のヒーロー的な扱いで、素晴らしい首相と褒めそやす人達。

進次郎は泣いたそうだが、自分が4日も菅に進言して、結局はその進言が菅のとどめを刺したのと違うか?

よく泣けるよな。。。。

この人達は、国民とはまったく違う地平から見て評価しているのか知らないが、菅がそんなに仕事をしたか、結果を出したとか言われてもまったくピンとこないし、あの菅を非常に優れた首相と言う堀江にもどの口が言うのかと絶句する。

松井に至っては火中の栗を拾ったから気の毒だと言うが、菅は別に請われて仕方なく総理になったのでは無い。

この人の権力欲や野望は人事を見ていたらよくわかる。

それが証拠に不出馬発言前には、総裁選出馬に対して意欲満々だった。

自分の描いたストーリーがことごとく裏目に出たから万事休すとなっただけで、決して悲劇の人ではない。

不出馬宣言をする前には、多くの人がコロナ対策は菅ではダメだと言い続けて来たのに、不出馬発言で、菅礼賛に変わったことにビックリした。

オリパラ強行開催と一緒だ。

オリパラも始まる前は7割8割がコロナ下でのオリパラは中止か延期の意見だったはずが、強行開催したら「やって良かった」

もっとも、菅政権はオリパラ強行で支持率がドーンと跳ね上がると目論んでいたが支持率に直結せず。

しかし分らないことはまだ続く。

自民党の総裁選は、自民党員と議員には投票権があるが、多くの一般の国民は投票権はまったく持っていない。

それがテレビでは朝から晩まで、コロナ禍で重症者が増え続けているのに、岸田がどうとか、高市早苗が良いとか、河野太郎が、石破が、野田がとそればっかり。

誰それがと言っているコメンティター達は、自民党の党員なのか。

外野がどんなに推す人がいても投票権を持っている自民党員や議員でない限り、権利はない。

総裁選は関係者が粛々と候補者選びをすればいいと思うが。

これだけコロナ禍で困っている人が多いのに、国会は開かれず、テレビでは総裁選一色のお祭り騒ぎは節操が無さすぎないか?

メディアジャックしている方も自民党に加担していると言われて反論できるのか。

そしてもっとわからないのが安倍前総理で、安倍辞任前は「岸田に禅譲」と言われていたものが、菅に寝がえり、そして今度の総裁選では岸田に戻るかと思いきや「高市早苗支持」

出馬発表しているわけでもなく政策もまだわからない段階で高市支持は、二人とも極右思考だけにそれで共鳴したのだろうか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 堀江貴文、竹中平蔵だけじゃない 菅首相に「がんばった」「かわいそう」と同情論噴出! 辞任したとたん権力者を許す世論(リテラ)
堀江貴文、竹中平蔵だけじゃない 菅首相に「がんばった」「かわいそう」と同情論噴出! 辞任したとたん権力者を許す世論
https://lite-ra.com/2021/09/post-6011.html
2021.09.05 堀江、竹中だけじゃない 菅首相に「がんばった」と同情論寄せる世論 リテラ

    
    首相官邸HPより

 コロナ下で多くの国民の命が危機に晒されているなか、国会も開かずまともな対策も取らず、権力闘争に明け暮れ、結果、総裁選不出馬に追い込まれた菅首相。

 ところが、こんな無責任かつ無能な総理大臣に対して、擁護や評価の声が上がっている。その筆頭がホリエモンこと堀江貴文氏。堀江氏は自身のYouTubeチャンネルでなんと「歴代首相の中では非常に優れた首相」とまで絶賛した。

「個人的には菅さん評価しておりまして、日本が感染者数も死者数も少ないなかワクチンを優先的に確保できたのは、素晴らしい政治的な成果だと思いますし。それ以外にも後期高齢者の医療費を1割から2割に上げたりとか、携帯電話の料金を下げたりとか。公約はほとんど実行できている。歴代首相の中では非常に優れた首相だったと思っております。菅さん、お疲れさまでした」

 医療費負担増を成果と言い募るところが、いかにもホリエモンらしいが、こうした姿勢はコロナと五輪で大儲けした新自由主義の権化・竹中平蔵氏も同様だった。竹中氏は総選挙不出馬が報道されるや、ツイッターに、こんな投稿をしたのだ。

〈この1年菅内閣が成し遂げたことは極めて多い。脱炭素宣言、デジタル庁、携帯料金引き下げ、ワクチン加速。この成果が十分評価されず辞任に至ったのは、単なる説明不足を超えて大きな理由がある。医療に関する鉄の三角形(厚生ムラ)を崩せなかったこと。新総裁は、これを解体し日本版CDCを作れ!〉

 しかし、菅首相を擁護しているのは、その利権でオイシイ思いをしてきた新自由主義者だけではない。ネット上では菅首相に対して、「頑張った」「お疲れさまでした」などと労う声があふれているのだ。

〈菅総理。お疲れ様でした。そして、国民のために頑張って頂きありがとうございました〉

〈菅総理は官房長官時代から話し方を心配していましたが 仕事はしっかりやられたと思います‼️ ゲシュタポみたいなマスコミに散々邪魔されながらも成果を上げて戴きました‼️ 有り難うございます、お疲れ様でした‼️〉

〈政治の知識がないからわからないけど、俺は菅総理すごい頑張ってたと思うな〉

〈菅さんよくやったと思うけどな…やってくれた政策は悪くなかったし、コロナの大変な時に本当にお疲れ様でしたって思う〉

〈待ったなしで、今どうするの問いを突きつけられるんですから、菅さんは、とんだ貧乏くじを引かされた訳ですから、その中で奮闘したと思います。〉

■コロナの感染拡大と医療崩壊を悪化させた菅首相の失政を改めて振り返る

 さらには、こんな声まで上がっている。

〈菅さんはある意味潔い身の引き方で、これまで大変な中で粛々と首相業務をやっていたように思うけど、マスコミでひどい叩かれようでマジでかわいそう。〉
〈こんな未知のウイルスとの戦い、誰が総理でも厳しいと思いました…私も菅さん応援してたのでマスコミのたたき記事見るたびに心痛かったです〉
〈菅さんに文句言ってる人いるけど毎日毎日マスコミに対応して誹謗中傷されて何か変えようとしたらそれも批判されてずっと国民のために弱音吐かずに代わりにできるのかよ。〉
〈菅さん可愛そすぎやろマスコミのせいで悪いもの扱い知らんやつまでマスコミの情報を信じて菅さんを批判する日本終わってんな笑〉
〈菅さん、またパンケーキ食べて元気になってほしい〉
〈菅さん凄かったと思うから終わったらパンケーキ食べてゆっくりして笑顔になってもらいたい。〉

「パンケーキ食べて元気になって」はともかく、「よく頑張った」「成果を上げた」「マスコミに叩かれてかわいそう」って、いったいどこをどう解釈したら、こういう話になるのか。

 改めて言っておくが、いま、起きているコロナ感染拡大と医療崩壊は明らかに、菅首相の失政が原因だ。

 もちろん、大元の責任は前任者の安倍前首相にある。コロナに対してろくな対策も打たずに政権を放り出し、自分の政治的野心のためだけに東京五輪の延期を2年でなく1年にしてしまったことがすべての元凶だ。

 しかし、菅首相はその安倍前首相の姿勢をそのまま引き継いだばかりか、前任者以上に経済優先でコロナを軽視。感染再拡大のなかGoToに異常な執着をみせ、東京五輪をごり押しして、感染爆発を招いた。

 感染拡大後の対策も渋々緊急事態宣言を出すだけで、まともな補償や対策はなし。PCR検査拡大や医療提供体制の整備を求める声がどれだけ上がろうと、「ワクチン接種を進める」の一点張りで、医療体制の拡大には動こうとはしなかった(いまだ、野戦病院設置をやろうという姿勢すら見せていない)。

 しかも、その「ワクチン接種」にしても、完全に出遅れて供給不足に陥り、先進国では最低レベルの接種率になっている。

 こうした無為無策が、医療崩壊を招き、自宅放置で死者が続出する事態を生み出したのだ。

■公文書改ざん、日本学術会議問題、報道機関への圧力で、民主主義を破壊

 危機対応のひどさはコロナだけではない。相次ぐ災害でも政局優先で、まともな対応はほとんどとっていない。先日、アフガニスタンがタリバンに制圧された際も、他国に比べて初動が遅すぎて、邦人1人しか退避させられなかったが、これも菅首相がまったく関心を示さず、専門家の「早期退避」に提案に政府が応じなかったことが明らかになっている。

 不祥事や不正も山ほどあった。長男が務める東北新社と自身のお膝元である総務省の違法接待・癒着問題、NTTと総務省の違法接待・癒着問題、東京五輪不正買収への関与……。さらに、子飼いの河井克行元法相は逮捕され、武田良太総務相にも不正が発覚、自らが推進してきたIRがらみでも、秋元司衆院議員が逮捕されるなど、それこそ疑惑まみれの予想を呈していた。

 しかし、菅首相の最大の問題といえば、民主主義の原則を無視し、破壊し続けたことだろう。

 菅首相は安倍政権の官房長官時代から、森友・加計問題や「桜を見る会」問題の疑惑隠しのために公文書の改ざんや隠蔽を主導するなど、民主主義に不可欠な情報公開や手続きを無視する行為を繰り返してきたが、首相になってその横暴はさらにエスカレートした。

 日本学術会議の会員人事では気に入らない研究者の任命を拒否して「学問の自由」を踏みにじり、言論機関への圧力も官房長官時代よりさらに露骨になった。

 そして、この民主主義破壊の極め付きとも言えるのが、コロナが感染急拡大する中、会見でまともに政策を説明せず、国会開催を拒否し続けたことだ。その結果、コロナ対策の法整備、予算確保ができない状況が続き、コロナの感染拡大や医療崩壊をさらに悪化させることになった。

■安倍晋三の時も! 辞任した途端、すべてを許してしまう世論が再び悲劇を生む

 ようするに、この間、菅首相がやったのは、自分の権力に執着することだけ。国民の生活や健康には一切目を向けず、コロナ被害を拡大させて、国民生活をさらに逼迫させることしかしなかった。

 にもかかわらず、やめるとなった途端、すべての問題はなかったことにされ、「がんばった」「かわいそう」という同情論が噴き出ているのだ。

 これは、前任者の安倍晋三が病気を理由に政権を放り出したときもそうだった。コロナ対策や不祥事追及に嫌気がさしただけで仮病は明らかだったのに、ネットには同じように同情論が溢れ、責任を追及する意見に対して「病気の人間に追い討ちをかけるつもりなのか」といった批判封じの声が広がった。

 もちろん、こうした首相擁護論は、ネトウヨや自民党支持者が仕掛けている部分もあるだろう。しかし、この同情論の広がりはそれだけでは、起きない。背景にはやはり、権力者が「辞める」となったとたんにそれまでのことをうやむやにしてしまう世論とマスコミの姿勢があるといわざるをえない。

 しかし、権力者に対して最後まできちんと責任追及しないと、連中は反省などしない。権力の側もまた、辞任ですべてをなかったことにして、後任の人間がまた同じことを繰り返す。

 実際、安倍前首相があれだけコロナで失政を重ねたにも関わらず、辞任で国民が許してしまったから、後任の菅首相もまた、同じおざなりな対策しかしなかった。国民が菅首相にこんな同情論を口にしている限り、おそらく、誰がなっても同じことが繰り返されるだろう。

(田部翔太)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 安倍前首相の高市早苗支援に清和会でブーイング 野田聖子、石破茂どちらを支援で揺れる二階派〈AERA〉
安倍前首相の高市早苗支援に清和会でブーイング 野田聖子、石破茂どちらを支援で揺れる二階派
https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021090400022.html
2021.9.5 08:00 AERA dot.


高市早苗氏と安倍前首相(C)朝日新聞社

 菅義偉首相の総裁選不出馬宣言から政局は大きく動いた。すでに出馬表明をしている岸田派の岸田文雄会長に加えて、河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相が出馬の意向を示した。そして、菅首相支持と語っていた石破茂元幹事長、野田聖子幹事長代行も前向きに検討をしているという。

 9月17日告示、29日投開票の自民党総裁選は、候補者乱立の様相だ。これまでの総裁選と言えば、各派閥や候補者が都内のホテルで「選対本部」を構えて、そこに支持する国会議員が集結。切り崩し、集票に動くというのが定番だった。しかし、コロナ禍になり、状況は一変した。無派閥の衆院議員はこう苦笑する。

「国会もないのに、昨日は深夜まで議員会館にいました。帰るに帰れません。誰が総裁選に勝つのか、誰につけばいいのか、その情報交換でひっきりなしに電話が鳴り、議員が訪ねてくる。夜中に議員宿舎に戻ると、すぐに『帰っているの?部屋に行っていいか』と先輩議員から電話ですよ。寝たのは午前2時くらいでした。結局、まだ誰が勝ちそうなのか、まったくわからない」

 休日の4日土曜日も朝7時過ぎから、電話が鳴ったという。

 候補者の中でも安倍晋三前首相の支援を得て存在感を示してきたのが、高市氏だ。自民党の閣僚経験者はこういう。

「安倍氏と麻生太郎財務相は菅首相から派閥の支援を求められても個人的には支援するが、派閥は別と言い続けてきた。菅首相が出馬断念となり、安倍氏もフリーハンドとなった。そこで自身の国家観、アベノミクスを信奉する高市氏を支援する意思を固めた」

 だが、安倍前首相の出身派閥の清和会(細田派)の衆院議員の胸中は複雑だ。

「安倍氏から派閥会長の細田さんら幹部に高市氏の推薦人20人を集める協力をしてほしいと要請があったそうです。清和会の国会議員は96人ですから、安倍氏の天の声で推薦人確保は安泰です」

 しかし、無派閥の高市氏を清和会上げて応援するのかといえば、そうはならないという。


左から岸田文雄氏、石破茂氏、河野太郎氏(C)朝日新聞社

「岸田氏や河野氏を応援すると公然と言っている議員は何人もいます。それに清和会では、総裁選立候補に名乗りを上げていた下村博文さんはじめ他にも候補はいるわけで、なぜ、高市氏なんだといぶかる議員もいる」(同前)

 本命だった菅首相が不出馬となり、混とんとしてきた総裁選だが、いち早く出馬表明して、政策を固め支援を呼び掛けている岸田氏が、一歩リードしているという見方が有力だ。麻生派に属する衆院議員がこう語る。

「もし菅首相と一騎打ちになっていたら、岸田氏が勝っていたでしょう。昨年の総裁選は、頼りない印象でしたが1年でけっこう変わった。岸田陣営には選挙プランナーや安倍前首相の補佐官だった今井尚哉氏もアドバイザーとして入っているそうです。政権を任せてもいいかなと思えるようになった。胆力がついた」

 同じような意見が複数、聞かれる。中でも見事だったのは、二階俊博幹事長を念頭にした自民党役員の任期を1期1年、3年までに制限する党改革案だ。竹下派の衆院議員がこう話す。

「これはいわゆる“二階外し”の秘策。安倍前首相、菅首相ですら二階氏の首に鈴をつけられなかった。二階氏は権力闘争となれば、自民党を割って出ても戦うという執念があります。そこに手を突っ込んだ岸田氏に対し、安倍前首相が評価したので、菅首相がそのアイデアを横取りし、二階氏を切ろうとした。党内で何かもめごとがあると『幹事長の天の声』が降りてきて、煮え湯を飲まされた議員はたくさんいる。最初に党改革案を切り出した岸田氏の功績は、二階外しだけを見ても大きいものがあります。岸田派だけでなく、今回は派閥横断的に票を集めるはず」

 その対抗馬は世論調査でも「次の首相」として常にトップ争う河野氏だ。河野氏も所属する麻生派の国会議員は嬉しそうにこう証言する。

「選挙だけを考えれば、河野氏が首相で小泉進次郎氏が支えるというのはベストの布陣。派閥関係なく、若手議員中心に支援が急速に広がっています。推薦人20人は独自で確保済みとも聞いた」


野田聖子氏と二階幹事長(C)朝日新聞社

 だが、一方で麻生派内部では喧々諤々だという。

「麻生派で河野氏を推すという声はあまり聞こえません。河野氏が総裁選で勝利となれば、麻生氏はお役御免の隠居のような立場になり、要職にはとどまれない。派閥内では気を使って河野氏支援とは言い出せない。河野氏を幹事長にしたいと依頼してきた菅首相に『そんなことは無理だ』と麻生氏は突き放した。河野氏は次の次あたりの首相という構想だったようだ」

 麻生派を上げて河野氏支援にまわる可能性が薄く、自主投票との見方を示した。2012年の総裁選では1回目の投票で、安倍氏を上回った実績がり、人気の高い石破氏はどう動くのか。石破グループは17人で推薦人20人に足りないこともあり、まだ態度を明確にしていない。

 菅首相が不出馬となった後、誰を推すのか、態度をハッキリさせていない二階派。石破氏は二階幹事長に支援を要請したという。だが、野田幹事長代行も3日、二階幹事長に支援要請をしている。

「二階外しの騒動から、まだ次の候補者を考えていないのが、派内の空気だ。だが、二階氏は岸田氏にコケにされて黙って引っ込んでいるわけがない。本命は野田氏だ。もともと次期首相候補として幹事長代行に据えた。安倍氏が支援する高市氏に野田氏をぶつけて、対決という選択もあり得ます。 だが、二階氏は支援要請をした野田氏に『推薦人がもう少しで揃うという段階になったら考える』と条件をつけた。野田氏が勝つ見込みがない状態で支援すると派閥が割れかねない。安倍氏と麻生氏が絶対に勝たせたくない石破氏の支援という選択肢ももちろんある」(二階派幹部)

  やはり、総裁選の鍵を握るのは、自民党最大派閥・清和会のトップである安倍氏と第2派閥・志公会(麻生派)領袖である麻生氏。候補者が出揃いつつある中でも、派閥としての動向はまだ決まっていない。

「投開票までまだ時間があるので、2派閥の対応はギリギリまで決まらないのではないか。どの候補者が勝つか読めないので、派閥として明確な支援をせずに、石破氏以外の勝ちそう候補に票を分散させる対応になる可能性もある」(前出・自民党の閣僚経験者)

 投開票の箱が開くまで結果が読めず、チキンレースが続く。

(AERAdot.編集部 今西憲之)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 日本上陸は2カ月前…コロナ変異「ミュー株」の脅威 ベルギーではワクチン2回接種でも大量死(日刊ゲンダイ)



日本上陸は2カ月前…コロナ変異「ミュー株」の脅威 ベルギーではワクチン2回接種でも大量死
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294307
2021/09/05 日刊ゲンダイ


成田空港で帰国・入国者のPCR検査を行う検疫担当者(C)共同通信社

 南米コロンビア由来の変異した新型コロナウイルス「ミュー株」が、今年6、7月に国内の空港検疫で初めて確認されていたことが判明し、衝撃が広がっている。

 陽性が判明したのはアラブ首長国連邦と英国から到着した2人。ミュー株は今年1月にコロンビアで初めて見つかり、すでに43カ国で確認されている。コロンビアでは今年4〜6月の第3波で1日当たり約700人の死者を出したが、その3分の2がミュー株に感染していた。

 先月末、WHO(世界保健機関)は「注目すべき変異株」に分類し、警戒を強めているが、ワクチンの「死亡予防効果」を減退させる恐れが出てきている。WHOはワクチンの効果に影響がある可能性を指摘し、英ガーディアン紙は「ワクチンの壁を破る可能性がある」と報道。ギョッとする実例がある。

 7月末から8月にかけて、ベルギーの老人ホームでミュー株によるクラスターが発生。感染した21人のうち、3分の1に当たる7人が死亡した。いずれも80〜90代で、感染前から体調を崩していたケースもあったという。21人全員が2回のワクチン接種を終えていたから耳を疑う。

 デルタ株ではワクチン接種完了者のブレークスルー感染は珍しくないが、死亡に至るのはまれだ。東京都の調査によると、デルタ株が蔓延の都内で7月19日から8月20日までに死亡が報告された96人のうち、2回接種済みは2人だった。

上昌広氏も警鐘

 沖縄県の老年精神科「うるま記念病院」では7月から8月にかけてデルタ株によるクラスターが発生。高齢の患者69人が亡くなったが、ワクチン接種を完了したケースはいなかった。

 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。

「従来株を前提に開発した既存のワクチンが、新たな変異株に対して効きにくくなることは当然、起こり得ます。ベルギーの事例以外にもデータを積み上げる必要がありますが、ミュー株が重症化や死亡の予防効果を弱めるウイルスである可能性は否定できません」

 ミュー株が市中に蔓延したら一体どうなってしまうのか。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ワクチン接種後急死1000人突破(植草一秀の『知られざる真実』)
ワクチン接種後急死1000人突破
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-c626ea.html
2021年9月 6日 植草一秀の『知られざる真実』


厚労省のワクチン副反応疑い報告によると8月8日分までの集計でファイザー社製ワクチン接種後の急死者数が991人、モデルナ社製ワクチン接種後の急死者数が11人と報告された。

https://bit.ly/3jMN8NL

両社製ワクチン接種後急死者数が1000人を超えた。

推定接種人数はファイザー社製ワクチンが5044万人、モデルナ社製ワクチンが919万人で合計5963万人になる。

5963万人が接種して1002人の死者。

比率は0.0017%。

他方、ワクチン接種後重篤化者はファイザー社製ワクチンが3689人、モデルナ社製ワクチンが178人で合計3867人。

ワクチン接種後重篤化者の比率は0.0065%。

これまでにコロナ死とされている人数は1万6313人で日本の人口1億2602万人の0.013%である。

新型コロナワクチン接種後急死者数の多さは異常である。

比較のために季節性インフルエンザワクチン接種後急死者数を見てみよう。

2018−19年シーズンの季節性インフルエンザワクチン接種の副反応疑い報告では、接種後急死者数が3人と報告されている。

https://bit.ly/3n75efM

重篤化者数は64人。

推定接種人数は5113万人。

8月8日までの時点の新型コロナワクチン推定接種者数5963万人と大差がない。

他方、接種後急死者数は季節性インフルエンザワクチンが3人であるのに対して新型コロナワクチンでは1002人。

接種後重篤化者数は前者64人に対して後者3867人。

新型コロナワクチンには重大なリスクがあると言わざるを得ない。

ただし、政府は因果関係を認めていない。

NHKはこのことを、「因果関係があると認められたものはない」と報じるが、極めて不正確で歪んだ伝え方。

政府は「因果関係があると認める」ことをしていないが「因果関係がないと認める」こともしていない。

つまり、因果関係があるのかないのかについて判定を下していないだけ。

因果関係があると判定すれば1人4000万円の補償金を支払わねばならないことになる。

政府は屁理屈を並べてでも「因果関係がある」と認めようとしないだろう。

重要なことは「因果関係がない」と判定されていないこと。

このことは「因果関係がある」可能性が存在することを意味している。

中日ドラゴンズの27歳の現役投手木下雄介氏が急性心筋梗塞で急死した。

キリンビールの61歳の現役社長布施孝之氏が心室細動で急死した。

テレビタレントの女性医師が脳内出血で入院したことも報道された。

いずれも心臓疾患で、かつ、いずれの人物もワクチン接種を受けている。

新潟大学名誉教授の岡田正彦氏がベストセラー著書

『大丈夫か、新型ワクチン:見えてきたコロナワクチンの実態』
(花伝社、本体1200円)
https://amzn.to/38hMWj9



で新型コロナワクチンのリスクを指摘している。

岡田氏は明らかにワクチン接種が原因となっている病気が、いまのところ三つあると指摘している。

血小板減少症、心臓に生じる病気、そして腎臓病。

ワクチンを接種するとmRNAを包んだ脂質微粒子が血流に乗って全身に流れ、全身の血管の内側を覆っている「内皮細胞」に最初に接触する。

この内皮細胞にトゲトゲたんぱく質が接触することによって重大な問題が生じる可能性があると岡田氏は指摘する。

もっとも重大だと考えられるのが「免疫性血小板減少症」。

出血を止めるために必須の血小板が自己免疫病である「免疫性血小板減少症」によって破壊される。

ヒトの体内では、ちょっとした刺激で大小を問わず出血が起きているが、血小板が破壊されると、その出血が止まらなくなってしまう。

その結果、脳出血などの重大な問題が起こる。

ワクチンには重大なリスクが認められ、ワクチンを接種しないという判断は極めて正当なもの。

政府はワクチンに関する正確な情報を公開して、接種の判断を一人一人の国民に委ねるべきだ。

ワクチン接種者を優遇し、ワクチン非接種者に圧力をかける差別政策にはまったく正当性がない。

このことを明確にする必要がある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 河野氏は総裁選出馬で「脱原発」の封印を解くのか? それでも拭い去れない“悪太郎”の本性(日刊ゲンダイ)



河野氏は総裁選出馬で「脱原発」の封印を解くのか? それでも拭い去れない“悪太郎”の本性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294347
2021/09/06 日刊ゲンダイ


政界きっての「変節漢」はせっせと異論をブロック(C)日刊ゲンダイ

 政権の支持率低下を招いた供給不足の反省ゼロ。菅首相が不出馬に追い込まれた途端、総裁選出馬の意向を固めたのが河野太郎ワクチン相だ。

 共同通信が最新世論調査で次の首相に「誰がふさわしいか」を聞くと、河野氏が31.9%と断トツ。2位の石破元幹事長とは5.3ポイント差だ。国民の期待の高さから“本命”と見る向きもあるが、河野氏は政界きっての「変節漢」である。

「3.11以前から『脱原発』が持論で、政府の原発政策をブログなどで批判してきましたが、2015年の初入閣と同時に持論を封印。ブログも削除し、『大臣のイス欲しさにそこまでやるか』と党内の失笑を買いました」(自民党関係者)

原発回帰論の一蹴にシャカリキ

 ところが、総裁選出馬にあたり「脱原発」の旗を再び掲げるとの見方が浮上している。伏線は3年に1度、政府が見直す「エネルギー基本計画」。今年度が改定時期で、菅政権が「温室効果ガス排出実質ゼロ」の目標を打ち出してから初めての見直しでもある。

 7月発表の改定案は再生可能エネルギーを「最優先」と明記。再エネ比率を30年度には「36〜38%程度」と現行計画の22〜24%から大幅に引き上げた。一方で原発は20〜22%に据え置き、脱炭素をカサに着て財界が強く求めた「新増設」の記載もなし。経産省や党内で大勢だった原発回帰論の一蹴に、河野氏がシャカリキだったというのだ。

「規制改革担当相として昨年12月、大臣直轄の再エネ規制改革のタスクフォースを立ち上げると、経産省幹部をしつこく招集。『脱炭素を目指す以上、再エネ最優先が当然だ』と迫り続けた。同じ考えの小泉環境相とタッグを組み、エネルギー行政には無頓着の菅首相にも『再エネ最優先』を打診。主張を通した格好です」(政府関係者)

 タスクフォースの音声が流出。週刊文春が「日本語わかる奴、出せよ」と河野氏のパワハラ暴言を報じたのも、「リークしたのは経産省内の原発回帰派。脱原発への牽制」(政界関係者)ともっぱら。ちなみに、河野氏は先月末出版の政策集でも「エネルギー革命」に1章分を費やしている。

「説明しない政治」を継続

 河野氏が勝てば、連合に気兼ねして「原発ゼロ」でまとまれない野党は、“おいしいところ”を持っていかれかねないが、脱原発の“衣装”に惑わされてはいけない。

 自身のツイッターでは都合の悪い意見を片っ端からブロック。外相時代の18年には会見でロシアとの平和条約を問われて「次の質問どうぞ」を連発と、一皮むけば異論を許さない“悪太郎”が河野氏の本性だ。総理になったら「説明しない政治」の延命を許すだけである。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK282] この期に及んで、支持率ヒトケタ台に低迷する立憲民主党は、今こそ党首辞任を
この期に及んで、支持率ヒトケタ台に低迷する立憲民主党は、今こそ党首辞任により、新たな指導者を選び、いち早くシャドウキャビネットを提示すべし。

先の横浜市長選、野党候補がゼロ打ちで圧勝した。そこで政権交代を願う人々の気持ちを萎えさせる情景が展開された。
......
「候補者らと共にバンザイ三唱のステージに立った、ハマのドンこと藤木幸夫氏が“予言”した。「菅は今晩あたり俺の所に電話してきて『(総理を)辞めます』なんて言うんじゃないかな」。
 すると、立憲民主党神奈川県連の青柳陽一郎幹事長が言った。「待って下さい。菅総理が辞めるのは総選挙の後と言って下さい」。
...... 田中龍作氏の取材記事より引用

9年に及ぶ、安倍、菅政権もコロナ禍やオリパラの強硬実施に伴う民意無視の施政に、「もう我慢の限界、政権交代だ」が冗談ではなくなりつつある状況で発せられたいち野党関係者の「ホン音」は、何とか、「敵失」に乗じてタナボタ式の政権を手に入れたいと願う野党第一党の惨めなまでの弱気を象徴していて何ともやりきれない哀れさを誘う。

政権奪取の手段が、政権与党の「支持率低下が著しい党首のもとでの総選挙」一択とも感じられる現今の立憲の立ち位置は、与党の暴政に抗したいと考えている人々の気持ちを一顧だにしないピンボケも甚だしいものだと感じる。

■今なお続く福島原発の処理と、「原発どうする」を含めた将来のエネルギー政策。
■この20年以上続いたデフレに伴う、技術競争力の消失、消費の低迷と貧富・地域格差
の拡大対策。
■日銀の出口なき金融政策と新自由主義・リフレ派の理論破綻に対応した新たな将来像。
■現下のコロナ禍対応と、コロナ後の世の中をどう定義して対応するか。
■近隣諸国・東アジアとのスタンスを米国依存一辺倒からどのように転換・調整するか。
■これらの政策を政権与党として実行するための目に見える道筋をしめし、具体的には、
野党共闘をどうするか。共産党との共闘無くして単独で政権奪取が可能かどうかを明確
にする。

菅首相の退任表明に伴い、この先総選挙までは、限りなく政権与党の話題がメディアのテーマとなる。野党などどこにいるのといった風情で、総選挙に突入すれば、上記のようなテーマに何一つ明確な態度を表明せずに怠惰な日々を送っている野党に政権奪取の機会は訪れそうもない。敵失に乗じるのは必要だか、政権交代は、やはり政策論議と政策立案の王道を通して成し遂げてほしいと願う。

とは言いながら
野党の支援をする際、一点の間違いも許せないベストの選択を望み過ぎるのは危険でもあります。このことは自戒として意識しています。
何かを選択する時、「ベストより、ベターをめざそう」とはよく言われますが、マスコミはじめ、外野で評論する人々は、とにかくベストでなければ納得できません。ベストに欠けるところがやたら気にかかり、足の引っ張り合いをしてしまいます。「ベターの考え方」は政治選択の場合特に必要となります。短兵急にベストを求めると、何事もカッコよく「言い切る人」を選び、第二第三の暴君を生み出します。民主主義は、何事も手続きや、良識の醸成に時間がかかります。ベターな方法を時間をかけて積み上げる忍耐が各人に求められるのが、民主主義の一面としてあります。多様性といってもよいかと思います。多様性を尊重し、少数意見を見逃さないトップを選べるかどうかは「民度、民主主義の成熟度」となります。心して、見守りたいと思います。

しかしながら、、
このまま野党第一党が何も行動を起こさずに総選挙に突入すれば、いかに良識を備えた反自公維新の人々とはいえ、ベターの選択の余地もなくなることは自明です。
今すぐにでも、野党第一党の党首は自ら退任の決断をし、新しい指導者像を私たちに提示し、しかる後速やかに、先述した課題などに対した政策とともに、シャドーキャビネットを選定提示してください。
党員の募集や、選挙のやり方は、最新のIT技術を用い、メディアを巻き込み、自民の党首選びに一歩も引けを取らない斬新なアイデアをこの掲示板に集う多くの賢者からも求めるべきでしょう。時間はありません。決断の時です。枝野さんお願いします。
一野党支持者より。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK282] イベルメクチン人気<本澤二郎の「日本の風景」(4196)<一錠で高熱が下がり、呼吸が安定、よく眠れるとの報告あり>
イベルメクチン人気<本澤二郎の「日本の風景」(4196)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30385291.html
2021年09月06日 jlj0011のblog


<一錠で高熱が下がり、呼吸が安定、よく眠れるとの報告あり>

「2回打っても効果は薄い。どうしたらいいのか」という不安が、ワクチン接種をした市民から、新たな悲鳴が上がっている。第一、接種後の死亡も、相当高いことも、医学的見地から報告されれている。

 「天皇は打ったらしい。雅子様?」「政治家のほとんどは打っていないらしい」「ワクチンの購入費用に絡んでの、重大疑惑も噴出している」など欧米ワクチンに付きまとう疑惑疑念は、依然として消えるどころの話ではない。

 情報不足の藁をもつかむ市民に対して、耳寄りな話が飛び込んできた。先にも報告したが、今回はその効果に関するものである。報告者は埼玉県で介護施設「合同にこにこ」の経営者の荒船社長。筆者もさっそく身内に購入するように指示したところだ。

 「イベルメクチンは本当に効く。施設の予防薬として確保していたダニの疥癬の特効薬。日本のノーベル賞博士が発見したものが、新型ワクチンに効く。これは本当。知り合いに購入するように声をかけている。実際に使ってみて効果抜群でした」と荒船君の弾んだ声だ。元自民党国会議員秘書だった関係で、彼の人とのつながりは広い。時折電通大魔神の裏話や、自民党や公明党などの腐敗話も、ついでに連絡してくる今は、まともな善良な市民の代表である。

 江戸時代の大久保彦左衛門に仕えた、魚屋の一心太助を連想したりしてしまう。市井の雑音に詳しいのだ。

<元国会議員秘書の友人の息子(40代)が感染、自宅療養中に処方>

 彼は仕事の関係で、既にワクチンを二度打ったが、安心はできない。彼の仲間に薬剤師がいる。薬剤師の兄弟は、順天堂大学の医師でもある。イベルメクチンの話は、そこから聞き出したものか。介護施設の予防薬として用意していたという。

 そこに横浜に住んでいる仲間が「息子が感染した。熱もある。呼吸もおかしい。自宅療養で入院も出来ない。何か方法はないか」とSOSを発信してきた。荒船君は即座にイベルメクチン4錠と、もう一つ自身の喘息気味の養生のための漢方「清肺湯」を渡した。

 するとどうだろう、40代の仲間の息子の高熱が下がり、呼吸も安定してきて「よく眠れる」との報告に驚いた。しかも、一錠飲んでの効果だ。「恐ろしいほど効く」のというのだ。

 彼は20錠2000円か3000円で街の薬局で手に入れたイベルメクチンを、さらに薬剤師に調達を依頼したところ、在庫がないという。「今はインドで製造している。個人でも輸入できる」という返事。「ネットでも注文できる」という。

 なぜ日本で製造しないのか。安い薬なので、メーカーが製造を嫌っている、というのが真相。政治屋だけでなく、薬屋もせこい人間が少なくないのだ。

 このイベルメクチンの使用について、不可解にも厚労省は賛成していない。WHOや米国などでも。ワクチンメーカーの政治力で、各国政府がOKしていないことも判明した。このことからも欧米ワクチンメーカーの、恐ろしい野望が見えてくる。効果のあるような、ないようなワクチンを大量販売して、巨額の暴利を手にしているワクチンメーカーの正体が、これで明らかに見えてくるだろう。所詮は金・カネなのだ。

 カネで動く社会は、政治から企業・団体・官僚・司法の日本と世界なのか。原発再稼働で地球と人類を破滅させようとしている原子力ムラと、本質は同じなのであることが分かる。人間教育が人類と地球の生き延びる唯一の道であることを証明している。

 人間教育を基本にした東洋の哲学・文化に、人類は回帰するしかない。

<北里大学大村智記念研究所に電話で聞け!?>

 このイベルメクチンは、何と日本で発見、アメリカで創薬されていた。北里大学の研究所で、土壌から見つけた。その発見者が大村智博士で、彼はノーベル賞を受けていた。

 全く知らなかった凡人ジャーナリストも、いま荒船情報で目を覚ましたところである。これぞ無知の知なのだ。

<朗報!興和KKが大村教授の要請に治験開始中>

 疥癬(かいせん)の特効薬を知らなかった。母親は木更津市の中郷記念館という特養老人ホームで疥癬にかかった。担当医も看護師も、介護士も知らなかった。無能無知の老人ホームで、命を奪われてしまったことになる。

 友人の中原義正氏の身内は、世界最大の病院グループ・四街道の徳洲会病院に入院中、疥癬にかかった。医師も看護師も分からず放置、彼の通報で皮膚科の医師が診断して、判明した。そのことを彼の話から気付いたが、母に対しては手遅れだった。

 無知無能の医師・看護師によって、多くの人が命を奪われている。イベルメクチン知らずの医師らにとっては、宝の持ち腐れなのだ。インドでは現在、これによって救われている命が多いという。

 大村博士の要請を受けて、製薬会社の「興和」が大掛かりな治験を開始した。

 ワクチン接種を拒絶する筆者は、何かあれば荒船君に連絡しようと思っている。北里研究所に宝の山が存在したことは、確かに朗報である。

2021年9月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(夕刊フジ)この薬はもともと、同研究所の大村智博士が1979年、土壌から発見したアベルメクチンから創薬した抗寄生虫薬だ。過去30余年で、世界の数億人を救ったこの業績により、大村博士は2015年、ノーベル生理学医学賞を受賞している。副作用のリスクが小さいこともあり、現在インドやアフリカ諸国では医師の処方箋なく買うことができる。


https://twitter.com/knp12eco/status/1433794742362382337/photo/2



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 史上最熱の総裁選!「脱安倍」目指す石破、河野、岸田の激戦舞台裏(FRIDAY)
史上最熱の総裁選!「脱安倍」目指す石破、河野、岸田の激戦舞台裏
https://friday.kodansha.co.jp/article/203316
2021年09月06日 FRIDAYデジタル

菅義偉首相の退陣表明によって一変した自民党総裁選。

今、赤坂議員宿舎は不夜城と化し、各陣営の作戦本部が混在する異様な空間となっている。

現状、立候補を正式表明をしたのは岸田文雄ただ1人。メディアは観測記事すら出稿できないブラインドウォーなのだ。


総裁選が、ありえない混迷を見せている。自民総裁は、この国の総理になる。投票権のない国民の声は、誰の耳になら、届くのだろうか

トップ石破、魂の叫び

石破茂が言う。

「弱いものが、さらに弱いものを叩く。格差が広がる。こんな世の中を次の世代に渡していいのだろうか。いいわけがないと、私は、強く思っている」

総裁選出馬への熱情はまだ秘められたままだ。歯を食いしばって出馬に向けた運動を展開している。推薦人が揃えば、5回目の総裁選出馬となる。これまで総裁選に負け続けた石破だが、勝敗を度外視し、総裁選で候補者が発する、つまり自民党が発するメッセージが「国民に届いてくれればいい」と考えている。

安倍→菅政権から「距離をおいた政権」に期待が

混迷する総裁選だが、自民党党員・党友の声はどうなのか。

「この週末時点の調査では『石破茂に投票する』が3割前後、続いて河野太郎が2割強。正式出馬を表明した唯一の候補、岸田文雄は2割弱という、僅差の争いになっています」(自民関係者)

総裁選の投票権をもっている党員・党友はおよそ110万人。この「党員票」が、国会議員票「383」と同数にならして各候補の獲得票数に換算される。

「高市早苗の支持者は自民党最右翼のコア層ですから、1割にも満たない。野田聖子は推薦人を集めることが難しいでしょう。態度未定も2割程度いますね」(同)

総裁候補者が正式に出揃わない状況ではあるが、ここから読み取れる「思い」は、安倍政権、菅政権と9年間続いた政治のありようから距離を置いてほしい、つまり「脱安倍」政権の樹立を望んでいるように見える。

議員宿舎が不夜城に

2位となった河野太郎は、所属する麻生派との協議が続いている。会長の麻生太郎は、

「総裁選出馬については自分自身で考え、決断しろ」と激励したようだ。

衆院議員はすでに十数名、参院議員からも支持表明が相次でいる。

「河野界隈が、赤坂宿舎の会議室では、一番遅くまで話し合い、もっとも熱気あふれる集会となっている」(ベテラン議員)

寝ずに繰り広げられる赤坂議員宿舎での総裁選協議が、党内の権力争いではなく、国民の日常を取り戻すための建設的な政策立案であることを願いたい。

「こんな政局は、見たことがない」

「これほど先が読めない総裁選はこれまでなかった。史上最も熱い」(自民関係者)

菅首相の辞意表明で明らかになったことは、権力保持のために目先の奇策で繕うような政治を、国民はちゃんと見抜くし、けっして支持しないということだ。本当の声を聞かせてほしい。

総理大臣の椅子取りゲームのような総裁選は、もう終わりにしなければならない。この国難のとき、国と民を豊かな幸福に導くための「知恵比べ」の総裁選であることが切に求められている。

(文中敬称略)

取材・文:橋本隆



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <感染爆発戦犯=ю寰相と小池都知事にダブル健康不安説…「パラ功労章」授与式そろって欠席し飛び交う憶測(日刊ゲンダイ)



菅首相と小池都知事にダブル健康不安説…「パラ功労章」授与式そろって欠席し飛び交う憶測
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/294348
2021/09/06 日刊ゲンダイ


パラリンピック閉会式には出席した菅首相(右)と小池都知事だが…(C)日刊ゲンダイ

 これもオリパラの呪いか。4日に開かれた国際パラリンピック委員会(IPC)の功労章「パラリンピック・オーダー」の授与式。オリパラ組織委員会の森前会長、橋本会長、オリパラ推進議員連盟会長の麻生財務相、丸川五輪相ら6人にメダルが手渡される中、肝心の2人が欠席だ。菅首相と小池都知事である。

呪いのオリパラ功労賞

 先月8日に国際オリンピック委員会(IOC)から、2人がオリンピック・オーダー最高位の「金章」を授与された際、SNSでは「(2人が)何をした?」「国民の声を無視して強行したことが名誉になるのか」と批判が殺到。そのため、「今回は2人とも表舞台を避けたのでは」と政界関係者は語るが、どうも、それだけが欠席の理由ではないようだ。

 菅首相は4日午前、東京・港区の国際医療福祉大三田病院で健康診断を受け、4時間50分も滞在した。菅首相周辺は「体調は何の問題もない。休みなく働いてきたので、この機会に受診した」と説明したが、同病院への訪問は首相就任以来、初めて。麻生氏に「しんどい」と漏らしていたことも判明し、総裁選不出馬表明も重なって一気に健康不安説が浮上している。

 小池都知事にも同じ不安がささやかれている。授与式の前日、3日の定例会見では声もかすれ、顔色もすぐれなかった。

「4日は公務日程なし。恐らく自宅で療養していたのでしょう」(都庁担当記者)

 さすがに、5日のパラ閉会式には出席したが、やはり2人とも疲れた様子。うつろな目でパフォーマンスを眺めていた。しっかりコロナ対策に励んで欲しいが……。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「安倍―麻生支配」の終焉か。乱戦必至「自民総裁選」の舞台裏  石川ともひろの永田町早読み!(まぐまぐニュース)
「安倍―麻生支配」の終焉か。乱戦必至「自民総裁選」の舞台裏
https://www.mag2.com/p/news/510449
2021.09.06 『石川ともひろの永田町早読み!』 まぐまぐニュース



誰もが驚いた、菅首相の総裁選不出馬という決断。これにより事実上「菅vs岸田」の一騎打ちと見られていた局面が一変、女性2人を含む5人以上の立候補が取り沙汰される乱戦の様相を呈しています。そんな総裁選を読み解くのは、小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さん。石川さんは自身のメルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』で今回、複雑に絡んだ各政治家や派閥の思惑を解説するとともに、野党が狙い定めていた「次期総選挙での政権交代」が難しいものになったとの見立てを記しています。

約10年間続いた「安倍―麻生支配」の終わりか/乱戦・自民党総裁選

「菅総理 総裁選不出馬」

この一報を聞いて、苦労人の菅義偉総理は最後まで粘るかと思っていたので、驚いた。総裁選前の党人事断行や総裁選の先送りを模索したことで党内から猛反発を受けても突き進むと思われていたが、「撃ち方止め」となってしまった。

理由は以下の2つだろう。

総裁選を前に人事を行うとしても、総裁選で敗れれば1ヶ月だけの幹事長・政調会長となってしまうので、誰が受けるのだろうかと思っていたが、やはり引き受け手がいないことが退陣へのダメ押しとなったと推測する。

また、総裁選を行った場合も、党員票で岸田文雄氏に大差で負けることを恐れたのだろう。昨年の総裁選は各派閥が雪崩を打って菅氏を応援した。しかし、今回は各派とも派閥をまとめ切れていない現状だ。党員票で負けて議員票で挽回するということも難しい状況だった。

さて、次の自民党総裁選挙の構図はどうなるのか。一言でいえば乱戦だ。

2012年から続いていた安倍―麻生体制が崩れるかもしれない。安倍─麻生の関係は、戦国時代でいえば織田─徳川、昭和でいえば田中派─大平派のようにお互いが一致結束することで権力を維持してきた。二階俊博幹事長以上に歴代最長の財務大臣を続ける麻生太郎氏はその象徴だ。

安倍─麻生は何としても自分たちの権力基盤を維持したい。麻生氏は昨年の総裁選で二階氏が主導したことに反発していたので、今回は自分たちが主導権を持つ形で安倍晋三氏と協力し、「麻生派─細田派―岸田派」連合で岸田総理誕生を目指したいと考えていると思う。

しかし、ここで河野太郎ワクチン担当相(麻生派)が立候補の意向を表明した。麻生氏の理解を得たという報道もあるが、別の報道では「賛成も反対もしない」という表現で、麻生氏の意中ではないことは確かだ。そうなると麻生派は岸田と河野両氏で割れるだろう。

一方、安倍─麻生の仇敵である二階幹事長が誰を推すのか。

二階氏が岸田氏を推すことは考えにくい。岸田氏も二階氏から応援をもらうようでは党員票が離れてしまう。二階氏が石破茂氏を担いで「二階─石破連合」で石破総理を目指すことが予想される。竹下派参議院は前々回、元官房長官の青木幹雄氏の指示で石破氏を応援した経緯がある。「二階─石破─竹下連合」まで広がる可能性もある。

元総務大臣の高市早苗氏も推薦人を確保したとされている。岸田氏を勝たせるためには乱戦の方が良いと安倍氏が判断すれば、細田派も自主投票にして政調会長の下村博文氏も立候補させるかもしれない。

連日目まぐるしく変わる政局なのでまだまだ波乱要因はあるだろう。

さて、自民党にとっては総選挙前にイメージアップを図れるチャンスが訪れた。逆に野党にとっては、「菅攻撃で一気に政権交代まで」と夢を見ていたが、これで厳しくなったと言える。

だが、総理の顔を変えたとしても、新型コロナの感染状況が総選挙を左右することになるだろう。

image by: yu_photo / Shutterstock.com

石川ともひろ この著者の記事一覧

1973年北海道足寄町生まれ。函館ラサール高校、早稲田大商学部卒。96年2月から2005年7月まで小沢一郎秘書。同年衆院選で北海道11区から民主党公認で立候補して中川昭一氏らを相手に落選、07年3月に繰り上げ初当選。09年再選。10年1月、政治資金規正法違反容疑で逮捕、同年2月に起訴。12年12月、三選。同年5月、議員辞職。2017年10月、妻・香織が衆院議員に初当選。同月、公民権が回復。政界復帰に向け、コツコツと活動中!!! 著書『悪党』は5万部を超える大ヒット作に。そのほか、『雑巾がけ』など著書多数。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <激ヤバ>高市早苗氏まさかの自民新総裁“爆誕”も タカ派人気とアベ・ファーストで現実味(日刊ゲンダイ)





高市早苗氏まさかの自民新総裁“爆誕”も タカ派人気とアベ・ファーストで現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294353
2021/09/06 日刊ゲンダイ


タカ派思想の持主(C)日刊ゲンダイ

 突然の菅首相の不出馬により、候補者乱立の様相を呈する自民党総裁選。大混戦が予想される中、エラソーにキングメーカーを気取る安倍前首相が、子飼いの高市早苗前総務相のバックアップに動いた。初の女性宰相“爆誕”の可能性が高まっているが、高市氏といえば危ういタカ派思想の持ち主。このままだと、トンデモないことになりかねない。

 ◇  ◇  ◇

 安倍前首相の支援を得た高市氏は5日、推薦人20人の確保にメドが立ったとして出馬の意向を固めた。既に岸田文雄前政調会長が出馬を表明したほか、世論調査で人気が高い河野太郎大臣が意欲を示し、石破茂元幹事長も出馬を模索。高市氏に勝機ナシかと思いきや、そうでもないのが、今の自民党の恐ろしさだ。

「高鳥修一衆院議員が代表世話人を務める『保守団結の会』や、青山繁晴参院議員が代表の『日本の尊厳と国益を護る会』など、保守系グループがサポートし、既に50人前後の議員からの支持を期待できる状況だ。決して“泡沫”ではない」(自民党関係者)

 自民支持のタカ派から根強い人気のある安倍前首相が後ろ盾になったことも党員票獲得にプラスだ。「次の自民党総裁としてふさわしい人」を聞いた日経新聞の世論調査(8月27〜29日)でも自民支持層に限れば、「安倍氏」と答えた人は今なお10%。高市氏の4%と合算すると、石破氏の12%を抜き、岸田氏の14%に並ぶ。「高市さんは予想される顔ぶれの中で唯一、『嫌中』を強く打ち出している。右寄りの党員の支持が集まる可能性が高い」(同)という。


安倍前首相のお気に入り(C)日刊ゲンダイ

候補者乱立で票分散だと…

 現在、野田聖子幹事長代行、下村博文政調会長も出馬を検討。竹下派からは、会長代行の茂木敏充外相の待望論も持ち上がっている。候補者乱立で票が分散すれば、高市氏の当選確率はさらに上昇する。

「議員票、党員票計766票のうち誰も過半数を得なければ、上位2人による決選投票が実施される。仮に7人も立てば票が割れ、決選投票にもつれ込むのは必至。党員票の比重が軽くなる決選投票は、議員票を取れる候補が有利だ。麻生財務相からの支持も得るとみられる高市氏が決選投票に残れば、当選する可能性もゼロではない」(官邸事情通)

過去は「飲みィのやりィのやりまくり」

 しかし、タカ派思想の高市氏が一国のトップとしてふさわしいのか。早速、BSフジの番組で防衛費増額や敵基地先制攻撃能力の必要性に言及。2014年にはネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚した。16年の総務相時代には、政治的公平性を欠く放送をテレビ局が繰り返したと判断した場合、放送法違反を理由に「電波停止」を命じる可能性にも触れた。政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「高市氏はもともとウルトラ右翼的な思想の持ち主ですが、それ以上に『アベ・ファースト』です。安倍前首相にすり寄ることで、のし上がってきた人物と言えます。早速、経済政策として『ニュー・アベノミクス』を掲げ、安倍路線の継承をアピールしている。彼女が総理になれば、8年以上にわたり失策を連発してきたアベスガ政治が続いてしまう。極めて危険だと思います」

 高市氏といえば、1992年の参院選に初出馬する1カ月前に刊行したエッセーで、過去の男性遍歴を赤裸々に告白していた。「お酒の思い出」として〈(知人男性と)飲みィのやりィのやりまくりだった〉などと回想。個人的な“思い出”はともかく、アベスガ政治の「やりまくり」がまだ続くなんて悪夢そのものだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <自民党総裁選の醜悪>「顔代えて国民だまし」 そうは問屋が卸さない(日刊ゲンダイ)

※2021年9月6日 日刊ゲンダイ1面 紙面クイック拡大





※紙面抜粋



※2021年9月6日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 菅首相が3日に突然、自民党総裁選への不出馬を表明。先週末からテレビは政局報道一色だ。

 すでに出馬表明している岸田前政調会長に加え、意欲を見せている河野ワクチン担当相と高市前総務相が立候補に必要な推薦人20人を確保。他に誰が手を挙げそうか。国民人気が高い石破元幹事長は出るのか、野田幹事長代行は推薦人を集められるのか……。朝から晩まで、自民党の政治家の話ばかりニュースになっている。

 最大派閥の細田派に大きな影響力を持つ安倍前首相は高市支援を決めたが、細田派内には「派閥を出た高市は推せない」との声もあって、一枚岩ではない。岸田や河野を支持する議員もいるし、菅にドーカツされて立候補を断念した下村政調会長も懲りずに出馬を再検討しているという。

 河野が所属する麻生派もバラバラだ。選挙に弱い若手は河野の発信力に期待を寄せるが、ベテラン組はそもそも河野の出馬に反対で、根っこが同じ宏池会の岸田支持を主張。さらには親分の麻生財務相が安倍と歩調を合わせて高市を支援とか言い出し、もうグチャグチャなのだ。

 岸田が二階幹事長に退任を迫る党改革をブチ上げて処遇が総裁選の焦点になり、菅からは実際にクビを宣告された二階派は誰を推すのか。長らく自前の総裁候補を出せていない竹下派からは茂木外相が出馬する可能性もある。60人を超える無派閥議員はどう動くのか。

 本命だった菅が不出馬で、総裁選の行方は混沌としてきた。主要派閥が我先にと競うように菅支持を決め、一気に流れができた昨年の総裁選とは打って変わって、“勝ち馬”を見極めるのが難しい。衆院議員の任期満了が近づき、総裁選の直後に必ず総選挙が行われるため、多くの自民党議員が「誰が新総裁なら自分の選挙に有利なのか」と考えている。

総裁候補は競走馬と同じ扱い

 選挙で自身の生き死にがかかっているのだから、派閥の締め付けも利かない。それで、大メディアは「今回の総裁選は派閥の論理が通用しない」などと“したり顔”で解説しているのだが、茶番もいいところだ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「能力不足でコロナ対策もマトモにやれない菅首相が辞めることは朗報ですが、彼がいなくなれば自民党が急に良くなるわけではない。事実上、次の首相を決める総裁選について報道することには公益性があるものの、報道の仕方が問題です。出馬が取り沙汰されている顔ぶれを見ても、ロクでもない人や怪しげな人物ばかりで、リーダーとしての資質が疑われる人がほとんどなのに、“誰が勝つのか”だけに焦点を当てて、競馬のように予想を立てることにどれだけの意味があるのか。人気投票ではなく、『この人が勝てばこういう政治になりそうだ』と報じるのがメディアの役目でしょう。それに、自民党総裁選の本質は国民不在の権力闘争です。今も派閥の親分が裏でコソコソ暗躍している。党内力学で新総裁が決まることに変わりはないのに、まるでガチンコ勝負のようにメディアが煽り、お祭り騒ぎを演出することは、自民党の目くらましに加担しているだけなのです」

 菅政権のデタラメなコロナ対応でワクチン担当を任された河野は、調整能力もないのに高圧的に命令するばかりで現場を混乱させただけだった。異論をシャットアウトし、説明責任を果たさないことでは菅に勝るとも劣らない。霞が関では河野のパワハラ体質を知らない者はいない。そういう実像を大メディアは伝えないのか?

 頼りない岸田は安倍・麻生の支援にすがり、禅譲狙いで安倍に服従した結果、地元の広島で河井夫妻の買収事件を招いた当時と本質的には変わっていない。安倍に媚を売る高市にしても、支持層の右派をつなぎ留めるための安倍の手駒だ。どちらが新総裁でも安倍の傀儡になるのは自明なのである。

 それらに比べればマシに見える石破も、昨年の総裁選で惨敗して以降、菅政権批判を封印してきた。結局は国民生活より権力奪取が大事なのかと見られても仕方ない。

国会も開かず権力闘争に明け暮れる自民のPRショー

 今回の菅降ろしは自民党の自浄作用などではなく、安倍・麻生と二階の醜い主導権争いだった。それは今後も熾烈を極めるだろうが、大メディアは上澄みの総裁選報道に明け暮れ、自民党の電波ジャックが29日の投開票まで続くのだ。

「総選挙を間近に控えたタイミングでニュースは総裁選一色になり、自民党の広報PRショーと化して野党は埋没してしまう。菅首相の退陣表明を受けてこの週末に行われた各社の世論調査では、さっそく自民党の支持率が上がっています。これこそ自民党の思惑通りでしょう。第2次安倍政権の長きにわたって日本政治を牛耳ってきた安倍、麻生、二階、菅の4氏が権力基盤を温存しようとしてキングメーカーを争っているのが今回の総裁選の本質であり、自民党議員は国民そっちのけで“総選挙で勝てる総裁”を選ぼうとしているだけなのに、大メディアは無批判に次の総裁候補のイメージ戦略に協力していていいのでしょうか。安倍・菅政治を総括し、問題点を検証しなければ、政治は前に進めないのではないか。一時の人気を競って、メディアが第2の“パンケーキおじさん”を生み出すだけでは短命政権が繰り返される懸念があります」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 感染状況は改善していないのに、新型コロナウイルス関連ニュースはすっかり総裁選報道の脇に追いやられてしまった。厚労省の集計によれば、13万人超がいまなお自宅療養を余儀なくされている。入院先が決まらず自宅などで待機している患者も3万人近くいる。自宅や病院、宿泊施設などの療養者は合計で20万人以上もいるのだ。

泥船は船長より船を変えるべし

 自宅療養患者の治療に欠かせないステロイド薬「デキサメタゾン」も需要急増で深刻な不足に陥っているという。自民党が総裁選にかまけている間にも、国民の命が失われていく。危機の真っただ中に2代続けて政権を放り出したのは、菅個人というより自民党の問題だ。

 野党はコロナ対応の臨時国会召集を要求していたが、自民党は拒否。1カ月近くも総裁選で政治空白を生むことを選んだ。その間、コロナ対策は置き去りにされるのだ。

 立憲民主党の安住国対委員長は「総裁選をやっても自宅で療養している方を誰一人助けることはできないが、国会を開けば、財源が枯渇しているところに手当てできる」と訴えていたが、これは本来、政権与党側が言うべきことではないのか。

「このコロナ禍に国会も開かず、内向きの権力闘争に明け暮れる自民党は、もはや統治能力を失っているとしか言いようがない。一体、どこを見て政治をしているのか。総裁選につぎ込むエネルギーの何割かでもコロナ対策に振り向ければいいのに、国民のことは眼中にないかのようです。大メディアは泥舟の上の茶番劇を一生懸命に報じていますが、船長の顔を代える国民だましはもう通用しない。船そのものを変えなければ沈んでいくだけという切実な段階に来ている。新総裁のご祝儀相場で秋の衆院選に自民党が勝つようなことになれば、国民は今以上にナメられ、虐げられる一方ですよ。野党も今度こそ腰を据えて、死に物狂いで挑まなければダメだし、ここで負ければオシマイです。国民の失望が野党批判に向きかねません」(五十嵐仁氏=前出)

 総裁が代わっても、安倍・菅政権で顕著になった自民党政治の体質は変わらない。忖度、恫喝、縁故主義の利権政治が続くだけだ。“モリカケ桜”疑惑に河井夫妻の1億5000万円、IR汚職、学術会議の任命問題、GoToやオリ・パラ強行と税金の中抜きなど、前回総選挙からの4年間で何があったかを忘れてはいけない。

 多くの一般国民は自民党総裁選に投票できないが、総選挙では自民党政治に審判を下すことができる。いったん下野させて、安倍・麻生・二階・菅の支配を終わらせる以外に日本再生の道はない。



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