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2021年9月14日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 「ひるおび」矢代英輝、言い訳に終始した弁解。これ謝罪と言えるの?(まるこ姫の独り言)
「ひるおび」矢代英輝、言い訳に終始した弁解。これ謝罪と言えるの?
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-bf5533.html
2021.09.13 まるこ姫の独り言


「ひるおび」え?10時25分からやっていたんだ。。。



全然知らなかった。

番組表を見たら11時55分と書かれていたので、てっきりお昼からだと思って、その時間になったら矢代がいつ謝るか、いつ謝るかと、見たくない番組を我慢して見ていたが、全然謝罪をしない。

いつになったら謝罪をするのだろう。

しかし、私が見た中では謝罪どころか、司会の恵がやたら明るい声で何度も「河野太郎が生出演をする」と言っていたのですでにゲンナリ。。

見たくないので、TVを切ってツイッターを見たら「ひるおび」は10時25分から始まっていたようだ。

はあ。。。。。

私はツイッター情報で知った。

凡人エリック氏は
>番組自体が八代発言をなかったことにしようとしているのかも。本来なら冒頭での謝罪が普通なのに、危機感も反省の色も全く感じられない。ふざけた番組。

とツイートされていたが、TBSの態度はふざけ過ぎだ。

キチンと矢代の口から共産党に対して謝罪をさせるべきじゃないか。

公党を、公共の電波を使って事実無根のデマを飛ばして平気でいる矢代弁護士。

そして「ひるおび」司会の恵、この人達は罪悪感を持たないのか。

自民党が少しいちゃもんを入れてきたら、すぐに忖度する癖に。

と思っていたら、どうも矢代は謝罪したようだ。


>先週の私の発言についてですが、私の認識は閣議決定された政府関係に基づいたものでした。一方で、日本共産党はそれを度々否定していることも併せて申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした

これって本当に謝罪?

なんだか、自分が公言したことに対しての言い訳としか思えない。

政府の話を全面的に正しいとし、共産党を侮っている矢代。

共産党が度々否定していると言う前に、「共産党の綱領には自分の発したような内容は書かれていない、私の発言はデマでした」と言うべきじゃないか。

ここでもわざと視聴者に誤解を与えようとしている。

転んでもただ起きない奴。


しかし落ち目の自民党なのに、なんだかんだ言って見せる演出はすさまじい。

この連日、総裁候補3人組をジャンジャン取り上げるメディア。

自民党とメディアがタッグを組めば怖いものなどない。


いかにも自民党が変わる、新しい自民党になるかのように報道しまくるメディア。

岸田も河野もどんどんトーンダウンしているのに。

高市だけはテンション高げだが。。。


何度騙されても、少し口当たりのいい言葉を並べられ見せられたら、すぐに「自民党しか政権を担えない」と支持率アップは、何なのか。

この9年、安倍に何度騙され、菅に何度騙されてきたのか。

政権運営がにっちもさっちもいかなくなり、政権を放り投げても、放り投げた途端「悲劇の総理扱い」になるのはなんなのか。

少しでも批判しようものなら大挙してやってくるネトウヨに罵倒され「病気の人に対して何を言うのかとか、「誰が総理になっても結果は見えている中よくやっていた」とか、アベスガへの同情論全開になる。

テレビを切る寸前、伊藤敦夫が、「今まで自民党の議席が大幅に減るのではと言われてきたが、この総裁選(の賑わい)で議席は減っても微減に留まる可能性が高い」みたいなことを言っていて、やっぱりこの国では、どこまで行っても自民党好きが多いと感じて暗澹たる思いに駆られた。

腐っても鯛で、テレビの影響力は想像以上にあるという事だ。

ハア・・・・・



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 菅首相の置き土産 ついに長官に上り詰めた「官邸の守護神」 “逮捕状を握り潰した”警察庁の中村格氏(デイリー新潮)
菅首相の置き土産 ついに長官に上り詰めた「官邸の守護神」 “逮捕状を握り潰した”警察庁の中村格氏
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/09131045/
2021年9月13日 デイリー新潮

“続けさせてほしい”と土下座せんばかりに


ついに長官に上り詰めた中村格

 菅義偉首相の総裁選への電撃不出馬表明が、霞が関の官僚人事に少なからぬ影響を与えている。中でも首相の大のお気に入りで懐刀と言われた警察庁の中村格次長の長官への昇格が内定した。かつて「逮捕状を握り潰した男」としても名が知れ渡った人物である。

【写真】安倍前首相の長く仕えた警察官僚は?

 社会部デスクによると、

「9月10日に内示された警察庁の最高幹部人事で、松本光弘長官が辞職して中村格次長が昇格することになりました。14日の閣議で決定される流れです」

 中村次長の昇格は既定路線だったとはいえ、

「今年末くらいではと言われていたので少し早まった印象ですね。“自分が在任中に中村長官を実現させたい”と菅さんが考えていたとしても不思議ではないですね」

 菅首相の強い思い入れが見え隠れするが、どういうことなのか? 

 中村氏は1986年に警察庁入庁。警察庁刑事部捜査2課長などを経て、民主党政権時代の2009年に官房長官秘書官に。首相と共にコロコロと代わる官房長官に仕える中で迎えた2012年、自民党が政権を奪取した際に目の前に現れたのが菅氏だった。

「政権が交代すれば秘書官は交代するのが基本で、中村さんもそうなりそうだったのですが、菅さんに“続けさせてほしい”と土下座せんばかりに訴えて、菅さんもそこまで言うならと応じたということです」

 それからの中村氏の仕事ぶりと、菅氏の寵愛ぶりは霞が関ではよく知られている。

「逮捕状の握り潰し」案件とは


中村新長官を懐刀としてきた

 デスクが続ける。

「中村さんは持ち前の情報収集力と分析力で菅さんの信頼を勝ち取り、菅さんはなかなか手放そうとしませんでした。結局、警察に戻ったのは2015年3月、警視庁刑事部長としてでした。官房長官秘書官になる前は、長官レースで同期の露木康浩氏の後塵を拝していると見るムキは少なくなかったのですが、このタイミングですでに逆転し、その後も露木氏の一歩先のポストを歩んでいきました。菅さんとは毎日のようにやりとりしていて、たとえば菅さんと財界人との会合をセットするなど、“菅さんの個人秘書みたいだね”と言う人もいるくらいです」

 その刑事部長時代に、「逮捕状の握り潰し」案件は起こった。

 民放キー局の海外支局長にレイプされたと主張する女性が被害届を提出。捜査の結果、准強姦容疑で逮捕状が出て、支局長が成田空港に帰国したタイミングで身柄を確保する流れが固まっていた。しかし、その捜査中止を命じたのが、他ならぬ中村氏だった。

 これとは逆に、当時の安倍晋三首相の秘書の子息が関与したゲームセンターでのケンカに捜査1課を投入して加害者をスピード逮捕させたのも、中村氏だった。

「安倍さんの秘書の子息は被害者でしたが、子供のケンカに捜査1課の、しかもエース級のベテラン捜査員を投入して加害者を逮捕までするというのは驚きました。安倍さんへの忖度捜査と言われても仕方ないかもしれません」(同)

安倍前首相の秘書官も


新警視総監の大石吉彦氏(第3次安倍改造内閣発足の2017年8月3日)

 こんな実績から、事情通の間では「官邸の番犬」とも評されることになった中村氏はこの時すでに、菅氏が「将来の警察庁長官間違いなし」と周囲に漏らすほどの存在となっていた。事実、警察庁の組織犯罪対策部長、総括審議官、官房長、そして次長と順調に出世の階段を上っていく。

「中村くん、そしてその後に長官になることが確定的な同期の露木くんは共に、本部長として東京から地方へ一歩も出ないままトップに上がることになります。東京に留まり続けたのは政治家からの要請とはいえ、とても異例のことで、本人たちには気の毒な気もしますね」

 と、ある警察キャリアOBは話す。

 政治との距離の近さで言うなら、少し前に内示された警視庁の最高幹部人事も見ておこう。

「こちらは、東京五輪・パラリンピック終了後と見られていた通りのタイミングでした。斉藤実警視総監が辞職し、大石吉彦警察庁警備局長が後継となります。大石さんは中村さんたちと同期の1986年入庁組。安倍首相時代の秘書官を長く務めたことで知られています」(先のデスク)

 自民党が政権を奪取した2012年12月から19年1月までと6年強も安倍政権下で首相秘書官の職にあった。

「安倍さんの秘書官経験者は省庁に戻ったら厚遇されるのが常です。たとえば、財務省の田中一穂氏は同期で3人目となる次官になりましたが、安倍さんがゲタをはかせてあげたというのがもっぱらの評ですね。大石さんはもともととても優秀で実力で総監にたどり着いたとも言えます。でも安倍さんが大石さんの処遇を大切にしてほしいと願っているというのは、霞が関や永田町の住人なら誰でも知っている話です」(政治部デスク)

 霞が関のキャリア人事は政治に翻弄されるのが常だが、これらもまた、戦後最長政権の副産物と言えるだろうか。

デイリー新潮取材班



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 世も末!<本澤二郎の「日本の風景」(4204)本日閣議決定!<強姦魔救済の悪党が警察庁長官!菅義偉は、稀代の大悪党!>
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30466777.html
2021年09月14日 jlj0011のblog


<安倍・菅の究極の男尊女卑人事が本日閣議決定!>

 報道によると、史上最悪の問題の警察官僚が、本日の閣議で警察庁長官に起用する人事が決まる。強姦魔を救済した捜査によって、警察の頂点に立つことが出来るという、いかにも腐りきった自民党と公明党の内閣とは言え、男尊女卑も極まっているだろう。

 いまの自民党総裁候補のコメントを知りたいと思う国民は多い。女の敵は、安倍と菅が主導してきた行政の中枢だったことになる。したがって、同候補の全てが安倍と菅に「ぶら下がり競争」を演じている理由も分かるだろう。

 これぞ世も末である。

<強姦魔救済の悪党が警察庁長官!菅義偉は、稀代の大悪党!>

 事実は小説よりも奇なりというが、神がかりの神道政治連盟のお芝居を見ていると、まさかまさかの連続である。

 昨2021年9月13日の本ブログで公開した「島津レポート」で目を覚ましてしまったのだが、史上最大のテロ魔とでもいえる麻原彰晃を手なずけていたのが、

安倍晋三・晋太郎父子だった!

 民主主義・法治を喧伝する政治屋が、裏で非合法の殺人部隊を率いていたことになろう。恐ろしや恐ろしや、である。右翼暴力団の力で、マスコミに君臨した人物を知っているが、猛毒ガスで無差別テロを敢行して、社会を大混乱させる人物が、他にいたであろうか。

 地下鉄サリン事件を徹底して取材した人物は、島津洋一以外にもいたはずだ。現に阿修羅コメントをみると、さも当たり前といった者が少なくない。これにも驚かされた。

 オウム真理教の黒幕は、安倍晋太郎父子や石原慎太郎父子と児玉誉士夫に代わった笹川良一父子ということになろうか。

 岸・福田の清和会の正体みたりである。そうしてみると、安倍が公明党創価学会の太田ショウコウを手なずけることなどが、幼児の手をひねるようなものだったろう。宗教の仮面をかぶった殺人教団による地下鉄サリン事件は、新たな研究テーマを後世に残している。

 安倍の意向を受けた法相・上川陽子が、オウム死刑囚7人を、再審請求を拒絶して一斉処刑した、超極秘事件の証拠隠滅作戦の物凄さも頷けるだろう。知らぬは国民ばかりだ。サリン被害者の無念は如何ばかりであろう。

 この世紀の無差別テロを見逃した公安調査庁と神奈川県警の罪は、いうまでもなく万死に値する。しかし、一人も責任を取っていない。オウムの正体をさらけ出していることが、素人目にも伝わってくる。

  悪党連中による究極の警察人事は、中村格で頂点に達したことになろう。言論人と議会に奮起を求めている。安倍も菅も稀代の大悪党である。彼らに政権を委ねた自民党と公明党、さらには日本国民なのだった。猛省・猛省するほかないだろう。

<TBS山口強姦魔にレイプされた伊藤詩織さんの人権は!>

 日本の女性は自立していない。そうした中で伊藤詩織さんは、TBSの卑怯極まりない強姦魔にレイプされた。人間としての人格を否定された重罪に対して、彼女は声を上げた。沈黙しなかった日本人女性として、国際社会で注目を集めた。

 ところが、いまだに新聞テレビは、真正面から報道をしていない。安倍と菅の政府に屈したままである。言論の自由を自ら放棄して、恥を知らない。日本の言論界もまた、男尊女卑の仲間といっていい。

 伊藤さんの人権を擁護する言論人出でよ、と怒りの声を振るわせながら、繰り返し叫ぼうと思う。強姦魔の生きる場所はない。

<治安担当の警察を信用できない日本の不幸はいつまで続く>

 犯罪者を助けることで出世する警察組織に対して、納税者は声を上げる責任と義務を有している。

 いまはネット社会である。新聞テレビが駄目でも、ネットで怒りを爆発させることが出来る。数十万、数百万の国民が声を上げる場面である。無理だと判断すれば、もはや世も末、お陀仏するしかない。

 日本国民に覚悟を求めている9月14日なのである。

<女性は沈黙?それとも自公を叩き落すのか>

 日本人の政治・社会文化の低級さを、伊藤詩織事件から感じさせられる。戦後の民主主義と日本国憲法に身を委ねてきた日本人だったが、そこでも現実は、戦前の服従する文化がしみ込んでいるのである。

 天皇制国家主義・軍国主義・赤紙・隣組という服従・監視する、される社会が、いまも生きている!

 日本在住の外国人のストレスも表現できないくらい大きい。五輪のためのコロナ感染拡大にも、じっと耐え続ける日本人に驚愕している。馬鹿を通り越しているのだから。為政者はただひたすら、自己のために汗をかいて、国民の生命を守ろうとしていない。その代表が安倍であり、菅だった。

 それでも、新聞テレビは怒ろうとしない。政府にモノ申すことはしない。したがって、大衆もそれに従っている。

 つまりは、日本ではNHKさえ手に入れさえすれば、人々をいかようにも調理できる社会ということになろう。戦前の価値観が生きている日本人は、いうなれば羊か蟻の群れなのだ。そこまで落ち込んでいることが分かっても、目を覚まそうとしない議会と言論界といえよう。

 女性の沈黙は、これからも続いていくのであろうか。それとも第二、第三の伊藤詩織さんが、大声を上げるのであろうか。異論はあろうが、辻元清美・蓮舫・福島瑞穂・森ゆこなど清潔な人材は、自公に比べると野党内にいくらでも揃っているではないか。彼女らを野党共闘全開の先頭に立てて、自公退治をさせる!すなわち、沈黙する無数の女性有権者を、コロナ危機下に決起させるのである。男女平等の布陣で、総選挙を戦うのである。男尊女卑の自公退治には、効果的ではないのか。

 汚染した議員や古臭い党名ばかりでは、世論が動かないことにも、野党は支持率から気付くべきではないか。

<女性国会議員は男尊女卑の中村格に屈して恥ずかしくないのか>

 野党は直ちに内閣委員会を開かせて、中村格を呼びつけて、とことん審査をして、さらなる正体を暴く必要があろう。

 彼に対する疑惑は、TBS山口強姦魔だけではない。「木更津レイプ殺人事件」捜査を止めている疑惑や、徳洲会病院の医療事故捜査中断事件などなど、疑惑は沢山ある。犯罪もみ消し人の警察庁長官就任を止める使命が、議会と言論に課せられている!

2021年9月14日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


https://news.yahoo.co.jp/articles/f50a4c1bac188d034d4a30d0db2a4af545bd0ffa

(朝日)自宅などにいた人が亡くなり、警察が事件性の有無の確認などをした事案のうち、8月中に新型コロナウイルスへの感染が確認された死者が、全国で計250人に上ることが警察庁への取材でわかった。


関連記事
菅首相の置き土産 ついに長官に上り詰めた「官邸の守護神」 “逮捕状を握り潰した”警察庁の中村格氏(デイリー新潮)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/175.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 見えた安倍前首相の完全失脚。総裁選「高市支持」の高すぎる代償  津田慶治(まぐまぐニュース)
見えた安倍前首相の完全失脚。総裁選「高市支持」の高すぎる代償
https://www.mag2.com/p/news/511225
2021.09.14 津田慶治『国際戦略コラム有料版』 まぐまぐニュース



29日の投開票まで残すところあと2週間あまりとなった自民党総裁選ですが、そのさなか、「再々登板」が囁かれる実力者が不覚を取ってしまったようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者で日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、高市早苗氏支援を表明した安倍前首相の判断は「奇策」であり、党内の大御所が取るべき策ではないと断言。さらにこの選択が安倍氏自身の神通力を弱め、完全失脚に繋がる可能性も否めないと指摘しています。

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安倍前首相の不覚

9月17日告示で9月29日開票の自民党総裁選挙に、安倍前首相が高市さんを応援したが、麻生さんは河野さんの後見人、甘利さんは岸田さんを応援する。3Aの分裂で安倍さんはどうなる。それを検討しよう。

安倍さんが高市さんを応援したことで、細田派の分裂が決定的になった。細田派の福田さんが派閥の会合で、自主投票を呼びかけて、若手・中堅が賛成したことで、高市さん支持で細田派がまとまらなかった。

高市さんの金融財政政策は、MMTであり、インフレが2%になるまでは財政拡大策を取るという。予算を膨らませれば、景気は良くなるという論であることが見える。アベノミクスそのものであるが、経済成長しなかった事実で、有効性が否定されている。

その上、高市さんは、超タカ派であり、弱者切り捨ての新自由主義的な考え方もあるし、株譲渡益税を増税するなどもあるが、一番問題なのが、MMT信奉者で予算の下方硬直性を見ていないことだ。一度予算を膨らますと予算縮小ができずらいことだ。もう1つが、今、中国と米国がバブル崩壊に向かっているときに、バブルを作る政策は、非常に危ない。

このため、野党系夕刊紙でも河野さんを叩き、高市さんを持ち上げるが、野党としては、選挙時に叩けるので、高市自民党総裁が一番望ましい人であろうが、普通一般の人が支持してはいけない人である。貧乏なネトウヨ達には、一番損になるのに熱狂している。

このため、麻生さんは、高市さんの財政金融政策には賛成できかねるとして、麻生派の河野さんを支援することにした。河野さんの後見人という位置づけだ。麻生派のベテランである甘利さんは、岸田さん支持になっている。ということで、自民党を先導していた3Aが崩壊した。

麻生派も分裂するが、ほとんどの議員は河野支持になり、甘利さんなど数名が麻生派から離脱するだけで済む。

河野さんでも岸田さんでも現実的な政策である。脱原発と言っていた河野さんも現実解の方向でシフトしている。岸田さんは分配政策も言っているので、貧乏人の味方のはず。立憲民主党も岸田さんの政策に近いので、連立できるという。

この岸田さんと河野さんの問題は、産業界の意向を汲んで、中国との関係がソフトなことだ。特に河野さんは、父親の洋平氏の歴史観を変えないという。

これは、米国のバイデン大統領も米中関係を調整しているが、どうであろうか?

そして、細田派は、高市さん支持の議員が30名程度であり、大部分は河野さんと岸田さん支持になる。細田派の福田さんは独立して、福田派として、「党風一新の会」自民党所属1〜3期の衆議院議員中心に90名での会派になるようだ。細田派より大きくなる。

国民の人気は、石破さんが出馬しないと、圧倒的に河野さんになる。その上、石破さんが河野さんを支持するという。二階さん、菅さんも河野支持になりそうである。自民党の大勢は河野さんになりそうだ。

こうなると、1回目の投票で河野さんが勝つ可能性が出てきた。自民党の10月衆議院議員選挙では、負けても少し、勝つ可能性も出たことになる。改選議員たちは、河野さんになったら、ほっとすることになる。

【関連】安倍晋三、統一教会との蜜月を笑顔でカミングアウト。イベント登壇&韓鶴子総裁を称賛で本性あらわ、「票とカネ」目的の歪な関係

9月29日に総裁選挙開票で、10月1日に臨時国会で首相指名で、このまま解散総選挙となれば、御祝儀相場もあり、選挙では負けは少ないか勝つ。

しかし、安倍さんは、石破さんが出ると思い、1回目の投票では過半数を誰も取れないとみて、高市さんを支援したが、これが裏目になってきた。河野嫌いの安倍さんとしては、岸田さんがいいはずであるが、そうならない。

一様、河野さんも岸田さんも森友問題の「再調査」はしないと明言しているが、細田派が分裂した時点でどうなるかわからない。

最初から安倍さんは岸田さんを支持していれば、大勢は岸田さんになったが、奇策に走ったことで墓穴を掘ることになりそうだ。奇策は、弱い者が取る手法であり、安倍さんのような自民党の大御所が取る策ではない。

岸田さんに不満があれば、そのように言えばよい。岸田さんは、安倍さんの支持が必要であるから、従ったはずである。

大御所は、王道を行き、堂々としていることが重要だ。そうしないと、皆が付いていけなくなり、自身の神通力を弱め、大御所ではなくなってしまう。

安倍さんに付いている知識人たちは、技巧に走りやすいが、それに乗ることは、自民党内の神通力を失い、森友問題や桜を見る会などの問題が再度噴出してしまい、完全失脚になることも考えられる。

タカ派知識人たちの贔屓の引き倒しが、起こってしまったようだ。

これで、3度目の首相の芽がなくなる可能性も出てきた。

しかし、後継総裁も、安倍さんの完全失脚は、避けた方が良いと思う。日本の国益にとっても、安全失脚させたら非常にもったいない。

さあ、どうなりますか?

image by: 首相官邸

津田慶治 この著者の記事一覧

国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <アベ大恥>高市早苗氏が総裁選レースで失速…細田派内でも「安倍離れ」急加速でシンパ議員は大慌て(日刊ゲンダイ)





高市早苗氏が総裁選レースで失速…細田派内でも「安倍離れ」急加速でシンパ議員は大慌て
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294718
2021/09/14 日刊ゲンダイ


細田派総会で、高市早苗元総務相の支持を明言したのは3人だけ…(C)日刊ゲンダイ

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、ここへきて高市早苗前総務相が失速気味だ。原因は“後ろ盾”の安倍前首相。「党風一新」を呼び掛けるチルドレンの反乱だけでなく、絶大な影響力を有しているとされる出身派閥で党内最大派閥の細田派(96人)でも「安倍離れ」が加速しているというのだ。

絶大な影響力のはずが…威光に陰り

「先週の派閥総会では17人が発言しましたが、高市さんの支持を明言したのは3人だけでした。派内の若手は河野さん支持が多く、ベテランは岸田さん。とても派の方針を一本にまとめられる状況ではなく、幹部連中は『方針は決めない』『決選投票も含め自主投票だ』と言っています。高市さんに投票するのは、多くても派閥の4分の1程度、20〜25人ではないでしょうか」(細田派関係者)

 細田派内で国会議員票を稼げると計算していた高市氏と安倍前首相にとっては誤算。高市氏擁立の母体ともいえる党内右派グループ「保守団結の会」の安倍シンパの面々が、「安倍さんに恥をかかせてはいけない」と大慌てだという。

「細田派内の安倍シンパと言えば、当初は高市さんを推していたはずの萩生田文科相と世耕参院幹事長も最近は腰が引けている。安倍さんも焦り出したのか、細田派以外の子分にも電話をかけ、『高市をやってくれ』と指示を出しているそうです」(細田派関係者)


影響力に陰り?(安倍前首相)/(C)日刊ゲンダイ

安倍前首相に「これ以上大きな顔をされても困る」

 細田派のベテランが「高市NO」なのは、かつて同派の前身の町村派に所属していた高市氏が派閥を退会する際、「後ろ足で砂をかけるように出て行った」(自民党ベテラン)ため恨み骨髄だからとされる。

「もっとも、理由はそれだけじゃありません。高市さんが善戦すれば、それはイコール安倍さんの威力ということになる。細田派の幹部たちにすれば『これ以上、安倍さんに力をつけられ、大きな顔をされても困る』ということ」(前出の自民党ベテラン)

 総裁選で高市氏のライバルとなる岸田前政調会長と河野行革担当相が、政策を保守色に寄せてきたことで、保守系の党員・党友票での高市氏優位は薄れてきてもいる。さらには13日、河野氏が石破元幹事長と会談し、協力要請した。石破氏が不出馬なら、党員票が河野氏に雪崩を打ちかねない。

 最終的に高市氏がどれだけ票を集めるかは、安倍前首相の真の実力が分かるバロメーター。大恥をかくことになるかもしれない。 



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと共演! 前総理としてカルトの総裁を絶賛、同性婚や夫婦別姓を「偏った価値観」と攻撃(リテラ)
安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと共演! 前総理としてカルトの総裁を絶賛、同性婚や夫婦別姓を「偏った価値観」と攻撃
https://lite-ra.com/2021/09/post-6019.html
2021.09.14 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃 リテラ

    
    統一教会系イベントにメッセージを送った安倍前首相

 自民党総裁選でナチス本賞賛の高市早苗氏の支持に回った安倍晋三・前首相。その狙いは総選挙に向けての極右支持層固めと自身の存在感PRだと見られているが、ここにきて、さらに露骨な言動に出た。

 というのも、統一教会系の団体が開催したイベントに、安倍前首相はなんとビデオメッセージを送ったからだ。

 そのイベントとは、12日にオンラインで開催された「THINK TANK 2022希望の前進大会」で、あのカルト宗教団体・統一教会(現在は世界平和統一家庭連合と改称。以下、統一教会)と天宙平和連合(UPF)が共同開催(「WoW!Korea」13日付)。UPFは2005年に統一教会の開祖である文鮮明(故人)と、その妻で現在の統一教会実質トップである韓鶴子が創設した団体だ。

 そして、このバリバリの統一教会系イベントにビデオで登場した安倍前首相は、約5分間にわたってスピーチ。開口一番、にこやかにこう挨拶したのだ。

「ご出席のみなさま、日本国・前内閣総理大臣の安倍晋三です。UPFの主催の下、より良い世界実現のための対話と諸問題の平和的解決のために、およそ150カ国の国家首脳、国会議員、宗教指導者が集う希望前進大会で世界平和を共に牽引してきた盟友のトランプ大統領とともに演説する機会をいただいたことを、光栄に思います」
「今日に至るまでUPFと共に世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します」

 このスピーチの模様はまたたく間にネット上で拡散されたが、曲がりなりにも昨年まで総理大臣を務めていた人物が、堂々と統一教会の実質トップに敬意を表するとは、驚かずにいられないだろう。

 実際、安倍前首相と統一教会は切ってもきれない親密な関係にあり、安倍前首相の祖父・岸信介が統一教会と政界をつなぐ役割を果たした「国際勝共連合」の設立に関与していたことは有名な話。さらに、安倍前首相自身も官房長官時代の2006年にはUPFの合同結婚を兼ねた集会に祝電を送ったことが発覚。全国霊感商法対策弁護士連絡会が「統一教会の活動にお墨付きを与える遺憾な行動だ」として安倍氏に公開質問状を出すなど問題となっている。

 だが、このとき安倍氏は「私人の立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を送ったとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者によく注意した」などと釈明。ところが、今回は「第90・96〜98代内閣総理大臣」として祝電どころか自らスピーチをおこなったのである。

 さらに、あらためて安倍前首相と統一教会の深い関係を印象づけたのは、今回のイベントで安倍前首相の前にスピーチをおこなったのがドナルド・トランプ前大統領だったこと。というのも、トランプ氏が大統領に就任する前に安倍前首相は異例の“会談”をいち早く実現したが、このとき会談を仲介・お膳立てしたのも統一教会だと言われているからだ(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2017/01/post-2871.html)。

■「共産党は破防法対象団体」のチラシまく「JAPAN Guardians」なる団体と統一教会の関係

 もはや、統一教会との結びつきを隠そうともしない安倍前首相──。そして、この露骨な行動が総選挙に向けた運動なのは間違いない。

 そもそも、安倍政権が発足して以降、統一教会と自民党との協力関係も非常に活発になっている。2013年の参院選では、安倍首相が強く推していた同郷の北村経夫・参院議員を当選させるために統一教会が露骨な選挙支援をおこない、2014年には日本統一教会の徳野英治会長の特別講演で安倍首相の側近である萩生田光一官房副長官(現・文科相)が来賓の挨拶をしている。ほかにも、衛藤晟一・前少子化担当相や稲田朋美・元防衛相など安倍首相の側近議員の多くが統一教会系のイベントで講演をおこなっている。

 しかも、統一教会による選挙協力は、こうした表立ったものだけではない。

 いま、『ひるおび!』(TBS)のレギュラーコメンテーターである八代英輝弁護士が「共産党はまだ『暴力的な革命』というものを、党の要綱として廃止してませんから」「よくそういうところと組もうという話になるな、というのは個人的には感じますね」などとデマに基づいて野党共闘を攻撃したことが大きな批判を浴びているが、統一教会も同じ手口で共産党・野党共闘潰しに動いているのだ。

 最近、「JAPAN Guardians」なる団体が、総選挙を控えて「えっ? 日本共産党って警察庁や公安調査庁からマークされてる政党なの!?」と書かれたチラシを作成し、配布。そこには〈政府も「共産党は破防法対象団体」と閣議決定〉と記述されている。これは八代弁護士のデマ発言ならびに「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたもの」という釈明とまったく一緒の主張だが、このチラシは最後に〈共産党は「普通の政党」でないことは明らかでしょう。野党を支持する皆様も共産党との“共闘”を本気で支持しますか?〉と畳み掛けている。

 また、この「JAPAN Guardians」は、2019年の参院選前にも「『令和』を批判する日本共産党にNO」と題したチラシを各地で配布していた。

 そして、この「JAPAN Guardians」なる団体こそ統一教会の別働隊なのだ。実際、「JAPAN Guardians」のHPのアカウントは、安保法制に反対する学生団体・SEALDsに対抗するかたちで安倍政権や改憲支持の活動をおこなってきた国際勝共連合の学生部隊「勝共 UNITE」(旧・国際勝共連合 大学生遊説隊 UNITE)や「国際勝共連合オピニオンサイトRASINBAN」と同一であるとしんぶん赤旗が報道。さらに、〈3つのHPにアクセスした利用者の動向を確認する解析サービスも同一のアカウントから行われており、ジャパン・ガーディアンズのHPが勝共連合関連団体のHPと同一の人物か組織によって管理されていることが確認〉されたというのである。

 総選挙を控え、野党共闘潰しのためにデマを書き立てたチラシを配布する。このように自民党を利する働きをしていることを考えれば、安倍前首相が統一教会のイベントでスピーチをおこなうのも“選挙運動”の一環なのだろう。

■安倍が統一教会の家族観を賞賛、夫婦別姓や同性婚を想定して「偏った価値観の社会革命運動に警戒」

 しかも、問題なのは、安倍前首相はこうした統一教会による選挙協力に利用しているだけではなく、その政策もほとんど一体化しているという点だ。

 たとえば、勝共連合が掲げる〈自主憲法制定運動〉については、〈「人権」の過剰を是正し「義務」を示す〉〈「家族条項」をもる〉〈9条を改め軍事力の保持を明記する〉との見出しが踊り、教育分野についても〈改正教育基本法に基づいた教育の再生〉〈日教組による偏向教育を正せ〉〈愛国心と家庭教育の充実〉と、完全に安倍前首相の言うことなすことと同一なのだが、一方、安倍前首相は今回のスピーチで、このように語って統一教会を褒め上げていた。
 
「UPFの平和ビジョンにおいて、家庭の価値を強調する点を高く評価いたします。世界人権宣言にあるように、家庭は社会の自然かつ基礎的集団単位としての普遍的価値を持っているのです。偏った価値観を社会革命運動として展開する動きに警戒しましょう」

 周知のように、統一教会は同性婚などを敵視するゴリゴリの保守的家族観を有しているが、ようするに安倍前首相はその統一教会の家族観を称賛し、憲法に保障された「個人の尊重」に基づいて同性婚や夫婦別姓の実現を求める声を「偏った価値観の社会革命運動」だと非難、「警戒せよ」と呼びかけたのである。

 さすがは下野時代に「夫婦別姓は家族の解体を意味する」「夫婦別姓は左翼的かつ共産主義のドグマ(教義)」などと主張していただけあるが、このように、女性や性的マイノリティの権利を毀損する思想に共鳴し、共有することを隠そうともしない安倍前首相には、もはやぞっとするほかない。

 しかし、もっと背筋が凍るのは、次期総理大臣を決めることになる自民党総裁選においてもこの思想が共有されている、ということだ。

 実際、安倍前首相が支持に回っている選択的夫婦別姓反対派の急先鋒である高市早苗氏はともかくとして、岸田文雄氏は選択的夫婦別姓制度の早期実現を目指す議員連盟に参加していたはずなのに、総裁選で安倍前首相に尻尾を振るために「引き続き議論をしなければならない」などと後ろ向きな発言をおこなう始末。安倍前首相と面会したあとに原発再稼働容認や女系天皇の否定を口にするなど変節ぶりを見せた河野太郎氏も、昨年12月には選択的夫婦別姓制度導入について「党議拘束外して議論を」と発言していたというのに出馬表明会見や政策パンフレットではその是非に触れなかった。

 つまり、前首相がカルト宗教団体のイベントで平然とスピーチをおこなうという問題だけではなく、前首相がその団体と極右思想で共鳴し合い、その思想が次期首相を決める総裁選でも“踏み絵”となっているのである。

 本格的な野党共闘に乗り出した立憲民主党の枝野幸男代表は総選挙での公約に選択的夫婦別姓の制度化や性的マイノリティ平等法の成立などを掲げ、「自民党内は強硬な反対論が大方を占めており、誰が総裁になろうとできない。政権を代えないといけない」と述べたが、まさしくそのとおり。安倍前首相が幅を利かせるかぎり、この異常な人権後進国の状況からは脱することはできないのである。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 田村厚労相が子供への新コロ予防接種継続を表明 副反応は無視(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2043566.html
http:/


 児童・生徒への新型コロナワクチン接種が進められているが、同ワクチン接種後に10代の44人が重篤化している。田村憲久厚生労働相は14日の閣議後会見で子供へのワクチン接種を中止する考えはないかと問われたのに対し、「一定の感染を止める効果があると世界中に研究が出ている」などと述べ、家庭内感染を防ぐ意味からも18歳未満への接種を継続する考えを示した。


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                     会見に臨む田村氏(2021.9.14、厚労省会見室で筆者撮影)


 わが国ではファイザー社製とモデルナ社製の新型コロナワクチンについて公費による接種が12歳以上に認められ、子供への優先接種を行う自治体も増えている。しかし、予防効果が疑われる反面、同ワクチン接種による副反応は拡大している。


 新型コロナウイルス感染症による18歳未満の死亡者は国内で0人(8日時点)とみられる。7日に大阪府内で10代の男性が死亡したと発表されたが、基礎疾患がある上、「成人に近い10代」と朝日新聞が報じている。10代の重症者は依然、1人のまま


 一方、新型コロナワクチンによる副反応疑いとして、8月22日にまでに44人の10代の重篤者が報告されている。7月15日に16歳の男性がファイザー社製の同ワクチン接種後に死亡しているが、「自殺」とされている


 こうした背景を踏まえ、筆者は田村氏に「子供への新型コロナワクチン接種は意味がないばかりか、リスクだけが存在する。中止するお考えはないか」とただした。


 これに対し、田村氏は「世界的にそれぞれのワクチンメーカーによる臨床試験の上で、(接種)年齢が引き下げられている。デルタ株で若干効果が下がっているとの話もあるが、ワクチンを打つと一定の感染を止める効果があると、世界中に研究が出ている」と感染予防効果を強調。


 「今、40代、50代の重症化リスクがデルタ株になって非常に上がってきているので、そういう年齢のお子さん方が親にうつす可能性や、逆に親が子にうつす可能性がある」と述べ、家庭内感染など社会全体でのリスク回避に同ワクチン接種が有効との考えを示した。


 しかし、そもそも未成年には新型コロナウイルス感染による大きな被害が見られない。10日に発表された国立成育医療研究センターによる国内最大の小児新型コロナ患者の実態調査でも、18歳未満の同感染症入院例1038人のほとんどが無症状か軽症だった


 それだけに、副反応の被害だけが際立つ。英紙ガーディアンは13日、健康な10代男性の場合、新型コロナウイルスに感染して入院する確率より、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの副反応で入院する確率が高いとの研究結果を伝えた(日本語版はこちら)。


 感染予防効果も疑わしい。早期に接種が進められたイスラエル、米国、英国でも再び新規感染者数の増加が報告されている。とりわけ、イスラエルでは、新規感染者の84%が2回接種済みであることが報じられている(イスラエル保健省の元データはこちら)。


 わが国でも、接種回数が多いほど「コロナ感染陽性者」の致死率が高い(未接種者0.12%、1回接種者0.41%、2回接種者0.58%)ことが厚労省の第50回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(1日)内の資料で示されている。


 家庭内感染を防ぐためと言うが、新型コロナ騒動前まで「無症状感染」という言葉はなかった。2020年11月20『ネイチャーコミュニケーション』に掲載された科学論文によれば、中国・武漢で実施した1000万人規模の調査で無症状者から感染した人は0人だった。


 政府には、実態を直視した対応が求められる。



動画URL: https://www.bitchute.com/video/KvfCh9ucEWur/


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記事 [政治・選挙・NHK283] 民主主義という遊び道具で 中国にボロ負け 
民主主義という遊び道具で 中国にボロ負け
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51998021.html
2021年09月14日 自民党的政治のパンツを剥ぐ

そろそろ認識を改めたほうがいいですよ
時代は国家資本主義です
トヨタ社員が社長を公開批判したらクビですよ

ニワトリ民主主義が最高と思うのが
今の民主主義ですがその代償が「停滞」です
必然中国抜群国家となるのです

****

トヨタの社長は社員選挙では決めません
トヨタ愛の継承です

中国の体制と近接しています
国家資本主義会社です

国民が代表を選ぶのは
限界が来ました
国家の実力が平均値国民では判断できるレベルを超えたのです

****

今の民主主義は「黒幕」がいる
お遊び民主主義です
違う理由です カネモチが桁桁違いに蓄蔵したからです
国家の富は踊り場で最後は「黒幕の懐」です

中国国家資本主義は 国家の富は=国民の富に直列します
だから
黒幕民主主義は中国にベトナムにASEANにも負けるのです

日本は「黒幕」民主主義の虜となり「酔っ払い」
訳の分からない 漂うだけの国家となったのです




http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/181.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田文雄氏の“アベ化”に拍車…自民総裁選一番乗りが会見のたびに軌道修正の情けなさ(日刊ゲンダイ)



岸田文雄氏の“アベ化”に拍車…自民総裁選一番乗りが会見のたびに軌道修正の情けなさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294722
2021/09/14 日刊ゲンダイ


小出し政策で軌道修正、アベ化に拍車(岸田文雄前政調会長=13日、外国特派員協会での会見)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党総裁選にイの一番に名乗りを上げた岸田前政調会長のアベ化に拍車がかかっている。当初は反菅首相の受け皿としてかつてない期待を集め、二階幹事長の首切りをブチ上げるなどイケイケドンドンだったが、頼りにする安倍前首相が高市前総務相の支援に回った途端、急ブレーキ。節操がないほど右ブレしている。焦りのあまり、平衡感覚を失ったのか。

 リベラル派で知られる宏池会会長の岸田氏は、先月26日に出馬表明。再選を狙うとみられていた菅首相の向こうを張り、弱肉強食の新自由主義を否定。「助け合う社会」「令和版所得倍増」などを掲げ、分配による格差是正を訴え、評判は上々だった。一変したのは、森友疑惑の再調査を否定しない岸田氏に安倍氏が業を煮やし、子飼いの高市氏擁立に動き出してからだ。

主張は高市氏にソックリ

 高市氏が出馬表明する前日7日、岸田は森友再調査は「考えていない」と火消しに走り、経済政策を発表した8日の会見ではアベノミクス継続に言及。13日は外交・安保政策についての会見を開いたが、対中強硬を強調。敵基地攻撃能力保有について「有力な選択肢だ。国民の命や暮らしを守るため、ぜひ議論したい」と前向きで、「GDP1%枠」を超える防衛費拡大にも前のめり。2019〜23年度の「中期防衛力整備計画」の見直しを念頭に「結果的に防衛費は増額になる」とし、「最初からGDP何%とか数字で区切って考えるものではない」と言い切った。

 岸田氏の総裁選関連の会見は都合4回目だが、回を重ねるたびに修正が加えられ、いまやその主張はタカ派の高市氏とクリソツだ。皇位の男系継承、原発再稼働推進も共通している。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「岸田氏にとっては最後の勝負を懸けた戦い。何を言われようが、なりふり構っていられないのでしょう」

 日本学術会議の任命拒否問題も「撤回は考えない」という。かえって埋没し、高市氏に抜き去られないか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/182.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <これは、衝撃>自宅などで死亡の感染者250人 8月に急増、第3波の2倍に(朝日新聞)
自宅などで死亡の感染者250人 8月に急増、第3波の2倍に
https://digital.asahi.com/articles/ASP9F638RP9FUTIL036.html
2021年9月13日 18時23分 朝日新聞


警察庁が入る中央合同庁舎2号館=東京都千代田区

 自宅などにいた人が亡くなり、警察が事件性の有無の確認などをした事案のうち、8月中に新型コロナウイルスへの感染が確認された死者が、全国で計250人に上ることが警察庁への取材でわかった。

 31人だった7月の約8倍で、集計を取り始めた昨年以降、月別では最多となった。「第5波」で自宅療養者が急増したことが背景にある可能性がある。

 警察庁によると、遺体を検案した医師に聞き取ったところ、250人のうち死因が新型コロナと判断されたのは158人。ほかは「肺炎」「その他の病気」「事故」「不詳」などだった。

 都道府県別では、東京の112人が最も多かった。埼玉23人、神奈川22人、大阪20人、千葉19人と続く。年代別では50代が74人、70代41人、60代40人、40代34人、80代28人、30代23人、20代5人、90代4人、10代1人だった。

 発見場所別では、自宅や高齢者施設、宿泊施設などが218人。駐車中の車内などの外出先が32人だった。

 死亡前に感染が確認されていた人は132人。搬送先の病院で感染の疑いがあるなどとして、死後のPCR検査で感染が判明した人は118人だった。

 昨年3月以降に警察が取り扱った事案のうち、感染が確認された死者は計817人となった。推移を見ると、昨年12月に56人に急増して第3波の今年1月は132人に倍増。第4波の4、5月は90人台だったが、6、7月は30人台に減っていた。(田内康介)









http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/183.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <石破氏、河野氏支援へ>河野氏が麻生派から「脱藩」含みの大勝負 自民総裁選で石破氏&進次郎氏とタッグ、狙う“リベラル政権誕生” 安倍氏ら党内保守派から反発必至か(夕刊フジ)
河野氏が麻生派から「脱藩」含みの大勝負 自民総裁選で石破氏&進次郎氏とタッグ、狙う“リベラル政権誕生” 安倍氏ら党内保守派から反発必至か
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210914/pol2109140002-n1.html
2021.9.14 夕刊フジ


河野氏(写真)と進次郎氏に石破氏も加わり「リベラル政権」を目指すのか


河野氏と進次郎氏に石破氏(写真)も加わり「リベラル政権」を目指すのか(共同)


河野氏と進次郎氏(写真)に石破氏も加わり「リベラル政権」を目指すのか


麻生氏(写真)と安倍氏の反発も予想される


麻生氏と安倍氏(写真)の反発も予想される

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)で、河野太郎行革担当相が「脱藩」含みの大勝負に出た。所属する麻生派領袖(りょうしゅう)、麻生太郎副総理兼財務相の「天敵」である石破茂元幹事長に支援を要請したのだ。小泉進次郎環境相は14日にも「河野支持」を正式表明するとされ、「河野首相(総裁)−石破幹事長−進次郎官房長官」という“リベラル政権誕生”を狙っている可能性がある。岸田文雄前政調会長と、高市早苗前総務相が政治理念や政策を掲げて支持拡大を進めるなか、知名度のある政治家を集めて一気に撃破するつもりなのか。軍事的覇権拡大を進める中国に、どう対峙(たいじ)するのか。高市氏を支持する安倍晋三前首相など、党内保守派の反発が注目される。

          ◇

 「総裁選後には衆院選がある。私が首相に就任したら、挙党態勢を構築したい。石破派の力も最大限生かしたい。ぜひ、力をお貸しください」

 河野氏は13日、石破氏を国会内の議員事務所に訪ね、20分ほど会談して、総裁選での協力を要請した。

 会談に先立ち、河野氏はTBS番組で、石破氏との連携の可能性を問われ、「考え方に共鳴してくれる人ならば、どなたでも支援をもらい、1票を入れていただきたい」と発言。夜のインターネット番組でも、来年夏の参院選や政策実行を見据え、石破氏に協力を求めたと明らかにした。

 総裁選出馬にあたり、河野氏は持論である「女系天皇容認論」や「脱原発」などを封印し、“方便”“偽装”などと批判されている。こうしたなか、知名度の高い石破氏に猛烈なラブコールを送ったといえそうだ。

 石破氏は会談後、挙党態勢に対する河野氏の熱意を感じたと強調。「総裁選の動きが始まって以来、初めての会談だった。非常に意味のある時間だった」と記者団に話した。読売新聞は14日朝刊で「石破氏出馬見送り」「河野氏を支持する方向で調整」と報じた。

 進次郎氏も近く、「河野支持」を表明する方針という。昨年の総裁選でも「河野氏が出馬したら支持する」と発言していた。進次郎氏が「河野−石破連携」に動いていたとの報道もある。前出の読売新聞によると、進次郎氏は14日、地元の神奈川県横須賀市で記者会見を開くという。

 メディアの世論調査で「次の首相」として上位である、河野氏と石破氏、進次郎氏が連携すれば、国民的注目が集まるのは必至だ。「脱原発」「脱炭素」「日中友好」などを掲げるリベラル系メディアや識者も歓迎するとみられる。河野政権が誕生すれば、石破氏は幹事長や主要閣僚で処遇されそうだ。

 ただ、日本を取り巻く国際情勢が厳しいなか、知名度だけで政権運営はできない。そもそも、石破氏は、麻生政権時代に「麻生降ろし」を仕掛けた張本人である。安倍政権下では、事あるごとに「後ろから鉄砲を撃つ」ような批判を繰り返し、保守派を中心にアレルギーは強い。

 17日の告示に向け、他の総裁候補も激しく動いている。

 岸田氏は13日、日本外国特派員協会で記者会見した。北朝鮮対応について、ジョー・バイデン米政権の対北朝鮮政策の見直しを見極めると指摘。首相に就いた場合、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記との直接会談を選択肢として排除しないとした。

 高市氏は、国会の議員事務所を回り、支持を求めた。その後、記者団の取材に応じ、北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル発射報道について、「非常に大きな脅威だ」と懸念を表明した。ミサイル防衛に関し「敵基地攻撃能力」保有に言及。抑止力のあるミサイル配備の必要性を改めて訴えた。

 河野氏の「石破氏接近」をどう見るか。

 政治ジャーナリストの安積明子氏は「世論調査の上位組で、決選投票前に一気に勝ちを狙いに来たようだ。石破氏には葛藤もあるだろうが、『要職での処遇』を当て込み、出馬をあきらめざるを得なかったのだろう。ただ、菅義偉首相が辞意表明しただけで、自民党の支持率は上昇した。党内には『選挙の顔は、河野氏でなくてもいい』という見方もある。保守系の高市氏も急伸している。麻生、安倍両氏の敵である石破氏と組むことは、決選投票での『岸田、高市陣営連携』の可能性が高まる」と分析する。

 当選回数の少ない若手議員らが「選挙の顔」を意識して、派閥の意向に縛られずに自主投票できるよう訴える動きを強めている。今回の「河野−石破連携」との関連性もありそうだ。

 政治評論家の伊藤達美氏は「河野氏が、石破氏や進次郎氏と手を組めば党員・党友票で勢いも出て、党内は一時的に『液状化』するだろう。選挙の弱い若手議員らが、河野氏に流れるのは折り込み済みだ。ただ、中堅・ベテラン議員らは『河野氏の二枚舌のような姿勢はいかがなものか』と見ている。麻生、安倍両氏は首相経験者としての見識もあり、党内に禍根を残さないような対応をとるだろう」と語っている。






http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/184.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <なぜ彼が人気なのか、その謎解き>いかがわしい河野太郎 この男は危険だ(日刊ゲンダイ)

※2021年9月14日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年9月14日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 彼の何が、一体どこが支持されているのか。自民党総裁選に立候補を表明、あるいは検討しているメンメンの中で、河野ワクチン担当相の人気がダントツだという。

 事実上「次の首相」を選ぶ総裁選が17日に告示されるのを前に、この週末(11、12日)に朝日新聞が実施した全国世論調査で、新総裁にふさわしい人のトップは河野が33%と圧倒的だ。2位の石破元幹事長(16%)にダブルスコアである。3位は岸田前政調会長(14%)、4位が高市前総務相(8%)、5位が野田幹事長代行(3%)という結果だった。

 これを支持政党別に見ると、自民支持層では河野が42%、岸田19%、石破13%の順。無党派層でも河野28%、石破17%、岸田11%と続いた。

 日本テレビも11、12日に自民党員・党友を対象に緊急電話調査を行ったが、支持率1位は河野(25%)だった。2位の石破(21%)以下、3位岸田(19%)、4位高市(16%)と僅差ではあるが、党員・党友にも現状では人気が高い。

「そのため、河野氏を支援する動きが若手議員を中心に広がるという見方があり、総裁選でも党内人気は優勢と言われている。しかし、そんなものは間近に迫る衆院選で自分たちが生き残るための打算でしかなく、河野氏の政策が支持されているわけではないし、むしろこれまで党内では人望がないことで有名だったのです。そもそも『コロナ対策と総裁選の両立はできない』と言って首相が不出馬を決めたのに、その内閣のワクチン担当相が総裁選に出馬することは矛盾していませんか。ワクチン担当相だって機能していたのかどうか。他の人がやった方がずっとスムーズに進んだ可能性もあります。河野氏は安倍前首相と同じで“やってるフリ”の演出には長けているのかもしれませんが、何の実績があるかと考えると首をかしげざるを得ません」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

混乱のワクチン行政を自画自賛

 それでも臆面もなく「実行力、突破力は誰にも引けを取らないと思っている」「調整力も優れている」「やはり河野太郎でなかったら、ワクチンはここまで来なかっただろう」などと自画自賛してしまうのは、河野のずぶとさなのか、自己評価が異様に高いのか。

「河野氏の手腕でワクチン接種が進んだとは到底思えません。ワクチン供給が減ることを知っていながら自治体に接種を急がせて、途中でワクチンが届かなくなるなど現場に負担を強いた。むしろ調整力がなくて混乱させただけのように感じます。第2次安倍政権下の外相時代には、河野氏は徴用工問題で駐日韓国大使を外務省に呼びつけ、『極めて無礼だ』と面罵したこともありました。それが安倍支持層の右派から喝采を浴びて満足そうにしていた。そうやって、政策実行よりパフォーマンスに走るきらいがある。国民目線で見れば、自己愛が強い目立ちたがり屋という点では安倍前首相と同類です。そして、権力を得るためには前言を翻す変節漢でもある。持論だった『脱原発』も入閣と同時に封印してしまいましたからね」(政治評論家・本澤二郎氏)

 10日の総裁選出馬会見でも「脱原発」は覆い隠された。それを記者から指摘されると、「安全が確認された原発は再稼働させるのが現実的」と回答。女系天皇容認論も、「政府の有識者会議の議論を尊重」とトーンダウンだ。

賛同者だけに囲まれて悦に入る「ブロック太郎」

「出馬会見の冒頭、河野大臣が『日本の礎となっているのが、この長い伝統と歴史と文化に裏付けられた皇室と日本語』と言い出したのは耳を疑いました。アメリカかぶれで、防衛相の時も『英語くらい話せるようにならないとダメだ』『省内公用語は英語にしたらどうか』などと言っていた人の発言とは思えない。省内で会見中継を見ていた人からは失笑も漏れていました。安倍前総理ら保守層への配慮なのでしょうが、とんがってブチ壊す彼のイメージからは程遠い。良くも悪くも、河野大臣らしさがなくなってしまいましたね」(霞が関関係者)

 2009年に初めて総裁選に出馬した当時の河野は、派閥や長老政治の弊害を堂々と説き、森喜朗元首相に対しても「過去の功績はあるものの、そろそろ出処進退をお考えになるべきだ」と引退勧告を突きつける威勢のよさだった。

 それが今回は、出馬表明前に派閥トップの麻生財務相のもとに日参し、安倍前首相とも面会して「ご懸念には及びません」と恭順の意を示してみせる根回しのよさ。

 麻生から「河野は変わった」とか言われ、安倍一派に褒められて尻尾を振っているのである。こういう人物のことを世間では「いかがわしい」と表する。

 思い返せば、河野の政治家スゴロクは変節の歴史でもあった。

 かつては舌鋒鋭く役所の問題点を指摘し、自民党の「無駄撲滅プロジェクトチーム」を率いていたのに、外相に就任するや「外相専用機」の導入を要求。軟弱地盤問題で莫大な工事費と工期がかかる上、地震で崩れるリスクも指摘されている辺野古基地建設にもメスを入れようとしなかった。安倍や麻生、菅という時の権力者におもねったのだ。

「改革派を気取ってきたものの、総裁選で支援を得るために安倍菅路線を引き継ぐ姿勢を見せている時点で馬脚を現した。しょせんは気の小さい世襲のボンボン3世議員だったということです。こうやって権力者に媚を売る人間は、得てして国民の声を無視するものです。会見などでの河野氏の居丈高な態度を見ていると、安倍菅を超える強権政治になりそうで心配です」(本澤二郎氏=前出)

党内では「和製トランプ」の声も

 大臣会見でも、答えたくない質問は「次の質問どうぞ」「はい、次」と無視する姿勢が問題視されたが、他者の声に耳を貸さないことでは安倍・菅にひけをとらない。それは得意とするSNSでも同様だ。

 ツイッターのフォロワーが241万人と、安倍を凌駕して政界随一の河野は、自民党内で「和製トランプ」とも呼ばれている。支援者と直接つながっていることを強みに、SNS政治を実践するという意味だ。一方で、ネット上では「ブロック太郎」の異名も取る。ツイッターで批判や苦言を呈すると、相手が一般人であろうがお構いなしに片っ端からブロックするからだ。もちろん、顔の見えないSNS上では嫌がらせやクレーマーまがいの言動も少なくない。ただ河野の場合、直接からんでいないのにエゴサーチ(自分の名前で投稿を検索)してまで批判的な意見をブロックしまくっているという。

 自分を持ち上げてくれる、肯定的な意見にだけ囲まれて悦に入っている政治家は危うい。それは、ここ数年の自民党政権だけでなく、過去の歴史が証明している。大衆迎合のポピュリズムと、異なる意見を切り捨てて純化をはかる同調圧力はファシズムと隣り合わせだからだ。

 総裁選での河野のキャッチコピー「自民党を変え、政治を変える」は、「自民党をブッ壊す」と叫んだ小泉純一郎元首相の焼き直しに見えるが、日本をどこに導こうとしているのか。ポンコツの後に出てくる「声が大きい」政治家は国民の期待を集めがちだが、それで国が良い方向に行くとはかぎらない。

 ヒトラーの台頭にしてもそうだった。当時のドイツは、「人の上に立つ器ではない」と評されていたパーペンが操り人形の首相で、内閣は有力者3人の「三頭政治」が牛耳っていた。そういう閉塞感の中、若者を中心とした大衆からの支持を集めたヒトラーが、パーペンの協力もあって首相に就任。合法的に独裁権力を手中にしていった。

 河野にヒトラーほどの才覚はないと言われるが、危険なことに変わりはないのだ。奇抜で派手なマスクを取っ換え引っ換えしていた河野が、総裁選出馬表明後は普通の白マスク姿に徹しているのもうさんくさい。安易に信用してはならない人物ということは確かだ。



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