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2021年10月08日06時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 橋本聖子「真夏の五輪は無理」当事者が他人事発言はさすが五輪村(まるこ姫の独り言)
橋本聖子「真夏の五輪は無理」当事者が他人事発言はさすが五輪村
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-4fea79.html
2021.10.07 まるこ姫の独り言


今更、真夏の五輪は無理と言われても。。

「真夏の五輪は無理」 冬への競技分散化で私見も 組織委・橋本会長
  10/7(木) 8:00配信 朝日新聞デジタル

>東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの閉幕から1カ月。大会組織委員会の橋本聖子会長が5日、朝日新聞などのインタビューに応じ、7〜8月の真夏に行われた五輪について「この時期にしかやれないのは無理だと、会長をやってつくづく思った。国際オリンピック委員会が持続可能な大会を考えるなら、世界のスポーツ団体と(新たな)枠組みを話し合う必要がある。時代に求められる五輪に生まれ変わっていかなければ」と提言した。

会長をやったから分かったんかい(呆れ)

素人でもこのくそ暑い日本の夏にまともにスポーツをやることは無理だと思っていたからこそ、多くの人が反対したのじゃないか。

そもそも五輪招致段階の「立候補ファイル」の中に「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と書かれていた。

日本の夏はスポーツができる環境にない事は、日本で育った人ならだれもが知っていることだ。

嘘までついて召致をしたのは日本政府であり、五輪関係者だ。

嘘を承知で召致する五輪村も五輪村だが、当然知っていて召致を認めたIOCもIOCだ。

百歩譲って、税金を無駄に使わない事が招致した全員のお約束事なら無暗に五輪を否定する気持ちはないが、人の金だと思って税金は無駄に使うわ、くそ暑い日本の夏に開くわ、コロナの感染真っただ中でも止める気などさらさらなかったわで、政府と五輪関係者たちはアクセル全開で吹かして来た。

国民の声を聞くこともなく、立ち止まることもなく、「何が何でも強行」が開催シナリオの中に組み込まれていた。

しかも自分の懐から出すわけではなく人の金を使うからか、「もったいない」と言う意識が欠如していた場面が多く見かけられたのも五輪の特徴だった。

そして日本独特なのか、とにかく見つからなければなんでもありの「隠ぺい体質」

あったものも無かったことにしてしまう事なかれ主義。

まるでブレーキの無い車状態だった。


しかも、「時代に求められる五輪に生まれ変わっていかなければ」は誰もが思う事だ。

どうして日本が率先して生まれ変わらなかったのか。

五輪のバッハ会長の言いなりの日本の五輪村が言っても何の説得力もない

こういう発言は五輪が終わったから言えることじゃないか。

今更の発言に驚くばかりだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利明幹事長に新たに「闇パーティ」広告塔疑惑が浮上! 違法の疑いがある例の“政治献金あっせん団体”が仕切ったパーティで…(リテラ)
甘利明幹事長に新たに「闇パーティ」広告塔疑惑が浮上! 違法の疑いがある例の“政治献金あっせん団体”が仕切ったパーティで…
https://lite-ra.com/2021/10/post-6042.html
2021.10.07 甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑 リテラ

    
    甘利明 Official Webより

 各社世論調査で支持率がいずれも6割に届かない結果となった岸田文雄内閣。共同通信の結果(支持率55.7%)で見ると、2001年以降でもっとも低かった2008年の麻生太郎内閣発足時に次ぐ低さとなっているが、その原因と見られているのが、甘利明を幹事長に据えた人事の影響だ。

 実際、内閣支持率が5割を切って49%となった毎日新聞の調査では、「政治とカネ」の説明責任が問われる甘利氏の幹事長起用を「評価しない」と答えた人は54%にものぼっている。

 当然だ。本サイトでもいち早く指摘したように、甘利幹事長といえば経済再生担当相だった2016年、千葉県の建設会社・薩摩興業の依頼で都市再生機構(UR)へ移転補償金の値上げを“口利き”した見返りに、少なくとも総額1200万円の現金や飲食接待の賄賂を受けとっていたと「週刊文春」(文藝春秋)がスクープ。この報道を受けて甘利氏は大臣を辞任したが、辞任会見では涙を浮かべて「政治家としての美学」などと辞任を美化しようとする浅ましさを見せた挙げ句、その後は「睡眠障害」を理由に約4カ月にわたって国会を欠席。その後おこなわれた会見はたったの約10分で終了する始末だった。

 にもかかわらず、10月1日の就任会見で甘利幹事長は「この事件にかんして事情をまったく知らされていない」「私は寝耳に水」と言い出したのだ。

 だが、この甘利氏の抗弁にさっそく「週刊文春」が反撃を加えた。本日発売の同誌では、2016年に甘利氏への現金提供などを実名告発した薩摩興業の元総務担当者・一色武氏の証言などを振り返り、2013年11月14日に甘利氏が大臣室で50万円を受け取った際の詳細、さらに2014年2月1日に神奈川県大和市にある地元事務所で甘利氏に50万円を渡した際には、甘利氏がURとのトラブルについての資料に目を通し、直接、その場で秘書に指示を出していたことも伝えた。つまり、「私は寝耳に水」などという抗弁は大嘘であることをあらためて突きつけたのだ。

 また、甘利幹事長は就任会見で「特捜OBの弁護士に依頼し、それを基に、辞任会見で質問が出尽くすまでお答えをした。調査結果は会見のときに文書もお渡しした」などとも語ったが、これらについても同誌記事では〈挙手をした小誌記者が質問に当たることはなく、「後の日程もありますので、この辺で」と会見を打ち切っていた〉〈今に至るまで、調査報告書を公表していない。特捜OBが誰なのかすらも一切明かしていない〉と指摘。何から何まで嘘まみれであったことを伝えている。

 このようにすぐにバレる嘘をつき、いまなお国民を欺きつづける甘利幹事長。しかも、甘利幹事長の疑惑はこれだけに終わらない。甘利氏の新たな「政治とカネ」の問題を、今度は「しんぶん赤旗 日曜版」がスクープしたからだ。

それは、甘利幹事長が政治資金規正法違反で告発されたばかりの「闇パーティ」の広告塔になっていた、という問題だ。

■会費月10万円で、麻生太郎、菅義偉、加藤勝信、小泉進次郎らの秘密勉強会を開いていた志友会という団体

「しんぶん赤旗 日曜版」は今年3月、自民党所属の薗浦健太郎・衆院議員が安倍晋三・元首相の首相補佐官を務めていた2019年4月3日に、東京都内で「そのうら健太郎と未来を語る会」と題した政治資金パーティを開催しながら、関連政治団体の政治資金収支報告書には当該パーティの開催や収支にかんする記載がない「闇パーティ」の疑いがあることを指摘。この問題について、上脇博之・神戸学院大学教授が政治資金規正法違反(不記載)の疑いで9月28日に東京地検に告発をおこなったのだ。

 そして、この「闇パーティ」の目玉は、当時、自民党の選挙対策委員長を務めていた甘利氏による講演会だったのだ。

 甘利氏がもし違法の「闇パーティ」であることを知った上で“客寄せパンダ”として参加していたとすれば、それだけで重大事だ。しかし、じつはこの問題はさらに重大な問題をはらんでいる。

 というのも、この「闇パーティ」の開催と金集めに協力していたのが、「有力政治家たちの集金マシーン」「政官財をつなぐ癒着ビジネス」と指摘されてきた団体だからだ。

その団体は、「情報、人脈、人材を共有する経営者の会」と言われている「志友会」なる団体で、経営コンサルタント会社のライズ・ジャパンが運営。中小企業の経営者らを対象に、“秘密”の「勉強会」を、コロナ以前には月1〜2回も開催していたという。だが、驚くのはその費用。会費は月10万円を一口以上と高額で、さらに勉強会は主に1万2000円の参加費が必要だという。つまり、会費だけでも1年で最低でも120万円もかかるのである。

 もちろん、それほどの金を会員が支払うのは、勉強会に講師として登場するのが政権幹部や現職の事務次官といった高級官僚などだったからだ。「志友会」の資料によると、2017年以降、官房長官時代の菅義偉・前首相が2回、厚労相などを務めた加藤勝信・前官房長官が3回、麻生太郎・自民党副総裁が2回、小泉進次郎・前環境相が自民党厚労部会長時代から3回も講師を務めていたというのだ。

 この志友会の存在について報じた「赤旗 日曜版" class="tagLink">しんぶん赤旗 日曜版」3月3日号では、元会員が「月10万円は高いが、すごい人とお近づきになれる」と語っているが、こうした錚々たる政権幹部と直接、名刺交換や写真撮影ができるとなれば、会員が集まるのも当然なのだろう。実際、菅氏や麻生氏、加藤氏といった菅政権幹部が「志友会」会員たちと一緒に写った写真も掲載されていた。

 さらに、この勉強会を運営してきたライズ・ジャパンの売り上げは、2015年度9月期は6億円だったにもかかわらず、2019年9月期には11億円と、わずか4年で2倍近くにまで急成長。会員も460社から850社前後まで増加しているという。

 まさしく、政権幹部が「広告塔」となり、業績を伸ばしてきたライズ・ジャパン。そして、このように名だたる政権幹部が「勉強会」で講師を務めてきたのは、「志友会」での結びつきから政治家側が多額の献金を受け取ってきたためだ。

 たとえば、小泉前環境相は2017年、2018年、2019年に3回、勉強会の講師を務めているが、ライズ・ジャパンの仲井力社長は2017年から2019年のあいだに、小泉前環境相の資金管理団体や政党支部に対して個人や会社名義で計550万円も献金している。だが、それだけではなく、ライズ・ジャパンは会員たちに対して、小泉前環境相の政治資金パーティの案内メールを送付。「会員の出欠の取りまとめにつきましては弊社にて行います」と伝えていた。つまり、実質的に献金の集金役を担ってきたのだ。

 政治資金規正法では、パーティ券代金を集金するなどの「あっせん者」がおり、あっせん額が20万円を超えた場合には、そのあっせん者の氏名や金額などの報告を義務づけている。しかし、ライズ・ジャパンは〈自らは集金せず、議員事務所の口座番号を会員に伝えて振り込ませる〉というかたちをとり、網の目を潜っているのだ。

■〈自民党選挙対策委員長 甘利明様が講師としてご登壇されます〉〈会費:2万円〉の案内メール

 それは、甘利幹事長が広告塔を務めた「闇パーティ」も同じだ。2019年3月下旬には、ライズ・ジャパンが「志友会」会員に対して案内メールを送付。その添付文書には〈自民党選挙対策委員長 甘利明様が講師としてご登壇されます〉〈こちらの会、40名様限定の会となっております〉〈会費:2万円〉という文面とともに、こう書かれていた。

〈こちらの会は薗浦健太郎様主催の会ですので、会費のお振込みは薗浦健太郎事務所様へのお振込みとなりますのでご注意くださいますよう、お願いいたします。〉

 つまり、ライズ・ジャパンはこのように会員に献金を呼びかけるという実質的な「あっせん」をおこない、献金集めに貢献してきたのだ。

 今回、薗浦健太郎・元首相補佐官だけではなく、ライズ・ジャパンが政治資金規正法で規定された1社が年間に寄付できる資本金に応じた上限額を超えた献金をおこなっているとして同社の仲井社長も告発されているのだが、仲井社長は「志友会」会員に対して、過去にこう語っていたという(「FACTA」7月号)。

「安倍(晋三)さんが前の内閣で短命(06年9月から07年9月まで)に終わり、逼塞していた時、紹介で安倍さんと菅さんの事務所に出入りするようになり、私なりに支援。それで道が開けた」

 安倍・菅政権で「有力政治家の集金マシーン」となって業績を伸ばしてきた同社。安倍元首相の同盟であり、さらには集客の広告塔となった甘利幹事長には、ライズ・ジャパンとの関係や「闇パーティ」に関与した経緯、講演料を受け取っていたのかなど、説明すべき問題が山ほどあるのは言うまでもない。くだんの「1200万円口利き問題」とともに、メディアは徹底して追及していくべきだろう。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/502.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 広島県連1.5億円の河井事件に不満爆発! 岸田首相に突き付けられた「アベ切り捨て」の“踏み絵”(日刊ゲンダイ)




広島県連1.5億円の河井事件に不満爆発! 岸田首相に突き付けられた「アベ切り捨て」の“踏み絵”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295719
2021/10/08 日刊ゲンダイ


優柔不断な岸田首相に決められるのか(C)日刊ゲンダイ

 煮え切らない男は、どっちを選ぶのか――。安倍政権時代、参院広島選挙区に出馬した河井案里陣営に渡った自民党のカネ1億5000万円について“再調査”するのかどうか、地元広島県連とキングメーカー安倍晋三氏との板挟みにあって、岸田首相が呻吟している。岸田首相周辺は「対応を間違うと、さらに支持率が下落する」と悲鳴を上げている。

  ◇  ◇  ◇

 自民党本部から河井陣営に渡った1億5000万円は、公選法違反で逮捕された河井克行・案里夫妻が“買収資金”として使った疑いが残っている。地元・広島のことだけに、この1億5000万円問題をどう決着させるか、岸田首相にとって大問題となっている。

 岸田首相の後ろ盾、甘利幹事長が「再調査する考え方はない」と否定したことに広島県連はカンカンだ。県連ナンバー2の中本隆志会長代理が5日、官邸に殴り込み、岸田首相本人と面会、「広島県民や国民は納得してない」と直訴。再調査と党本部からの正式な謝罪を求めている。

 県連がここまで強く「再調査」を要請したのは、このままでは10・31総選挙は苦戦必至、落選者続出となりかねないからだ。

「県内7つの選挙区から立つ候補者は、街頭で演説する時、まず河井事件の“謝罪”から入っている状態です。それほど地元有権者の自民党に対する怒りと不信は強い。選挙戦に突入したら、野党陣営も1億5000万円問題を追及してくるはずです。だから、どうしても党本部には、あの問題を再調査し、決着をつけてもらいたい。実際、誰が1億5000万円の支出を決め、何に使われたのか不明のままですからね。岸田さんだって、今年5月には『党として早く説明を』と、当時の二階幹事長に要請していた。早く調査を表明して欲しい。でないと選挙を戦えませんよ」(地元自民党関係者)

真相解明、謝罪がないと選挙に勝てない


「1.5億円問題」は“アキレス腱”(安倍元首相、左は河井克行・案里夫妻)/(C)日刊ゲンダイ

 しかし、1億5000万円問題の再調査をするとなると、キングメーカーである安倍元首相を敵に回すことになる。

「当時、党総裁だった安倍さんにとって、1億5000万円問題は“アキレス腱”です。クローズアップされたら、また疑惑の目を向けられる。実際、突き詰めれば、すべての責任は、当時トップだった安倍さんに行き当たります。だから、再調査など絶対に許さないでしょう。ただでさえ、安倍さんは、幹事長人事と官房長官人事を巡って岸田首相に不満を強めている。岸田首相が再調査を表明したら怒り狂うはずです」(官邸事情通)

 立憲民主党も、この問題が岸田首相を攻める格好の材料と見て、「再調査するのかどうか」を問う公開質問状を送っている。政治評論家の本澤二郎氏は言う。

地元広島県連を取るか、安倍前首相に忖度か

「これまで、ずっと安倍元首相に従ってきた岸田首相ですが、今回ばかりは踏み込まざるを得ないのではないか。地元有権者のみならず、多くの国民が真相解明を求めています。ここで踏み込めなければ、国民から総スカンを食らい、衆院選で大ダメージを受けることになる。逆に『再調査する』と表明すれば、少しは支持率もアップするはずです」

「人の話をよく聞く」ことをアピールする岸田首相は、まさか地元県連を見殺しにして、安倍元首相の話にジッと耳を傾けるのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 知能が足りない接種証明(植草一秀の『知られざる真実』)
知能が足りない接種証明
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-f43915.html
2021年10月 7日 植草一秀の『知られざる真実』


接種証明・陰性証明パッケージの実証実験が始めれたが、推進する者の知能が疑われる。

ワクチンを接種してもコロナに感染する。

ワクチンを接種しても他人にコロナをうつす。

ワクチンを接種しても重症化する。

したがって、ワクチン接種は「安全の証明」にならない。

陰性証明ならそれなりの意味はあるだろう。

ワクチン接種していればコロナ陽性でも構わないということ。

しかし、ワクチン接種したコロナ陽性の人が混じれば感染は発生し得る。

「接種証明・陰性証明パッケージ」は何を目的とするものなのか。

ワクチン接種していない人をいじめることが目的というなら理解可能。

しかし、ワクチン接種していない人をいじめることは正しくない。

予防接種法改定の際の付帯決議に次のように明記された。

https://bit.ly/3Aurfsz

政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

一 新型コロナウイルスワクチンの接種の判断が適切になされるよう、ワクチンの安全性及び有効性、接種した場合のリスクとベネフィットその他の接種の判断に必要な情報を迅速かつ的確に公表するとともに、接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知すること。

二 新型コロナウイルスワクチンを接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における不利益取扱い等は決して許されるものではないことを広報等により周知徹底するなど必要な対応を行うこと。

五 新型コロナウイルスワクチンによる副反応を疑う事象について、広く相談窓口を設置し、国民に周知すること。また、海外における情報も含め、医療機関又は製造販売業者等から迅速に情報を把握し、情報公開を徹底するとともに、健康被害が拡大することのないよう、的確に対応すること。

「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるものであることを周知すること」

「新型コロナウイルスワクチンを接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における不利益取扱い等は決して許されるものではないことを広報等により周知徹底するなど必要な対応を行うこと」

「新型コロナウイルスワクチンによる副反応を疑う事象について、広く相談窓口を設置し、国民に周知すること」

が明記された。

厚労省サイトのワクチンQ&Aでは、できるだけ国民の目に触れぬようにとの意図だと考えられるが、「その他」の項目にワクチン接種が義務でないことが表示されている。

https://bit.ly/39nECPw

Q 今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか。

A 「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のことで、義務とは異なります。感染症の緊急のまん延予防の観点から、皆様に接種にご協力をいただきたいという趣旨から、このような規定があります。

「詳細を見る」をクリックすると次のように記されている。

「今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。

この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。

接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。」

ワクチン接種を受けるか受けないかの判断は個人に委ねられている。

この判断は日本国憲法第13条が規定する「幸福追求権」に帰属する。

この権利は基本的人権であり、国家が侵害することは許されない。

また、日本国憲法第14条は「法の下の平等」を定めている。

ワクチン接種を受けない国民を差別してはならない。

不利益取扱いしてはならない。

飲食・イベント・旅行に関する行動規制緩和に際して、感染拡大防止の観点から施策を講じるのであれば、「接種証明・陰性証明パッケージ」ではなく「陰性証明」を活用することにしか正当性はない。

この制度を導入するなら、政府はすべての国民に、無料で、どこでも、いつでもPCR検査または抗体検査を受けられることを保証するとともに、無料で陰性証明書を発行することを保証する必要がある。

接種証明提示者に陰性証明書提示を免除し、検査や陰性証明書取得を自己負担とすることはワクチン接種を受けない個人に対する不当な差別、不利益取扱いにあたる。

感染防止のための措置を講じるなら「陰性証明」しかない。

岸田内閣は頭をまともに使って制度を改める必要がある。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 森友問題「第三者による再調査を」赤木さんの妻・雅子さんが岸田首相に手紙(日刊ゲンダイ)



森友問題「第三者による再調査を」赤木さんの妻・雅子さんが岸田首相に手紙
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295714
2021/10/07 日刊ゲンダイ


岸田首相、“声をかたちに。”するのか(赤木雅子さんの手紙=左)/(C)共同通信社

 学校法人森友学園への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(50)が6日、岸田文雄首相に対し再調査を求める直筆の手紙を郵送した。雅子さんの代理人弁護士が明らかにした。

 雅子さんは手紙で、俊夫さんが公文書の改ざんに反発していたのに対し、財務省がどのように対応したかがこれまで明らかになっていないと指摘。「正しいことが正しいと言えない社会はおかしい。岸田首相なら分かってくださると思う」とした上で、「第三者による再調査で真相を明らかにしてください」と訴えた。

 岸田首相は森友問題について、「しっかり説明をしていかなければならない」と述べているが、再調査には言及していない。



森友文書改ざん 自殺した元職員の妻が首相に再調査求める手紙
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4376895.htm
7日 14時26分 TBS



 森友学園をめぐる公文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員の妻が、岸田総理宛てに自殺に至った経緯の再調査を求める手紙を送りました。

 財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)は3年前、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられたことを苦に自殺しました。財務省は内部調査を行いましたが、改ざんを命じた際の具体的なやりとりなどは公表していません。

 岸田総理は先月29日の記者会見で再調査について否定的な姿勢を示しましたが、妻・雅子さんはきのう、岸田総理宛てに直筆の手紙を送り、「私の話を聞いてほしい」と訴えました。

赤木雅子さん
 「岸田首相は話を聞くのが得意なら、ぜひ話を聞いていただこうと思って。元々はきっと再調査に前向きな素敵な方だと信じています」

 雅子さんは、「総理と話す機会があれば、ぜひ話をしたい」と話しています。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 宏池会の伝統をドブに捨てた岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4228)<「改憲公約なら支持する」のナベツネ脅しを撥ねつけた宮澤喜一>
宏池会の伝統をドブに捨てた岸田文雄<本澤二郎の「日本の風景」(4228)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30736519.html
2021年10月08日 jlj0011のblog


<「改憲公約なら支持する」のナベツネ脅しを撥ねつけた宮澤喜一>

まるでゲーム感覚で、言いたい放題の、狂乱の自民党総裁選が終わって、政局は岸田新政権のもとで総選挙モードに突入した。改めて安倍内閣以降の、自民党極右政治の定着に仰天、以前のような関心を喪失してしまった。

 1か月ほど前、元自民党議員秘書が驚いて電話してきた。「親父の孫は当選3回。そいつのプロフィールに核武装日本を公約していた。腰が抜けるほど驚いた。戦争も歴史も何もわからない若造を、教育する者が安倍の周辺にいるとしか考えられない」と。安倍と菅のもとで、台湾有事に介入する右翼の動きとも連動している可能性が高い。

 宏池会の政治は、何度も繰り返してきたが、それは一言でいうと、護憲リベラルである。その証として、大平正芳の日中国交正常化が存在した。盟友・田中角栄を説得して、1972年9月に実現した。戦後史の金星であろう。

 鈴木善幸内閣の後継者となった宮澤喜一が、中曽根後を狙って、中原に鹿を追う場面で発した言葉が「核の時代で9条憲法は、ますます光り輝いてきた」と叫んだ。この時、筆者のそばに、池田勇人の娘婿の行彦がいた。彼は「宮さん、なかなかいいことを言うなあ」と感激、ふと耳元でささやいた。池田行彦や加藤紘一は岸信介の60年安保反対の国会デモに参加していた。

 保守本流の宏池会リーダーの、適切な発言に脱帽するほかなかった。この場面を岸田文雄に見せたかった。宮澤の政権獲得レースの背後で、中曽根の盟友・ナベツネが「改憲論を主張すれば、読売日テレは宮澤を応援する」との誘惑ボールが宏池会に投げられていた、とのちに聞いた。

 改憲新聞の手口に驚いたものだが、宮澤は動じなかった。自民党の総裁に就任したその日の単独インタビューの筆者に、彼は「宏池会はリベラル派です」と率直にコメントした。拙著「総理大臣・宮澤喜一」(ぴいぷる社)に記録してある。

 宮澤は色紙に「大樹深根」と書いてくれた。ナベツネの要求を蹴飛ばした宮澤、花も嵐も踏み越えて勝ち取った宏池会の伝統を堅持して、右翼新聞の誘惑に乗らなかった。左翼から極右に転向したナベツネとは、格が全然違った。

 今回の自民党総裁選で、宮澤の親類でもある宏池会の岸田文雄は、信念と名誉ある伝統を放り投げて、政権を手にした。到底評価に値しない。宏池会ファンの衝撃は、安倍1・5億円の追及を、岸田に直訴した広島県連の執念に拍手した。

<宏池会本来のリベラルで過半数維持も可能なのに!>

 改憲もやるわ、敵基地攻撃もやるわと、事実上の核武装論まで披歴したようにして勝ち取った自民党総裁と首相の座に対して、右翼は歓迎しているが、憲法・歴史・平和を重視する多数国民は、冷ややかだ。

 内閣支持率にはお祝儀相場がつきものだが、岸田内閣にはそれがなかった。変節・岸田に対して「安倍傀儡」の言葉が遠慮なく使われている。

 1・5億円事件についても、立場が変わると、安倍擁護の姿勢もチラつかせる。信念のない優柔不断さが気になる。早くもご意見番の古賀誠が懸念を口にした。彼は、父親を戦争で奪われた体験者である。

 「安倍・麻生のことを聞く耳では駄目だ」とたしなめたようだ。極右の安倍・菅から、リベラルへの振り子の期待は沈んでしまっている。

<国民は安倍の戦争体制政治に恐怖感を覚えたのだが>

 素晴らしい日本国憲法を敵視する右翼勢力が、清和会政権の下で急浮上した。そのため隣国を敵視することで、脅威論をまき散らして、改憲軍拡の流れを助長してきた。

 その過程で、言論の自由を封殺する特定秘密保護法を制定した。米国の戦争に加担する戦争法制も、ついで国民の戦争反対を封じ込める共謀罪も、といわゆる戦争三法を、公明党創価学会を巻き込んで強行した安倍内閣に対して、野党でさえも抵抗力を喪失させている。

 危ない日本は、宏池会の好ましい伝統をドブに捨てた岸田のもとでも、進行するのであろうか。

 昨夜は千葉県で大地震が起きた。その前には北と南でも発生している。原子力発電所は地震に耐えることが出来ない。311の東電フクシマ原発崩壊は、次々と起きるかもしれない。戦争になれば、原発をミサイルで攻撃されると、日本列島は海の藻屑となろう。

 風見鶏は、護憲リベラルが台頭する時を告げているのだが。

2021年10月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


岸田新総裁 改憲、皇位継承…保守系との距離感課題
https://news.yahoo.co.jp/articles/f36392845cf130d7e1df94f162697929f1985918


古賀誠が岸田文雄を叱る!

(TBS)岸田総理が率いる自民党の派閥「宏池会」の前のオーナーだった古賀元自民党幹事長がJNNのインタビューに応じました。岸田氏の総理就任を喜ぶ一方で、安倍元総理・麻生副総裁を念頭に、「いつまでも言い分を聞いていかなきゃいけないなら、本末転倒」などとクギを刺しました。


岸田内閣にはネトウヨ極右閣僚もいっぱい!「少女時代」をデマ攻撃した金子総務相、末松文科相、古川法相、女性閣僚の堀内大臣も

https://lite-ra.com/2021/10/post-6040.html
2021.10.05 岸田内閣に少女時代をデマ攻撃した金子総務相はじめネトウヨ極右閣僚が リテラ


追い詰められる安倍晋三!

(共同)「桜を見る会」前日の夕食会費補填問題で、ホテル側の宴会代金の値引きは寄付に当たるなどとして政治資金規正法違反容疑で告発され、不起訴となった安倍晋三元首相らについて、東京第5検察審査会は6日までに、配川博之元公設第1秘書(62)ら2人の不起訴の一部を不当と議決した。安倍氏は「不起訴相当」とした。9月15日付


(読売) 安倍氏を巡っては、東京第1検察審査会が7月30日、公職選挙法違反容疑などで告発された事件の一部について「不起訴不当」と議決したと発表し、特捜部が改めて捜査している。


原発派右翼の連合に警戒!

(共同)連合の芳野友子会長は7日の記者会見で、立憲民主党が衆院選で政権交代を実現した場合に共産党が「限定的な閣外からの協力」をするとの両党合意に異論を唱えた。「閣外協力もあり得ない」と述べた。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田新首相は「苦悩の初陣」…山口補選の背後に安倍元首相の影で“マタ裂き”状態のジレンマ(日刊ゲンダイ)



岸田新首相は「苦悩の初陣」…山口補選の背後に安倍元首相の影で“マタ裂き”状態のジレンマ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295769
2021/10/08 日刊ゲンダイ


岸田首相にとっては絶対に負けられない戦い(7日、静岡駅前=提供写真)

 岸田新首相にとって初の国政選挙。参院山口選挙区と静岡選挙区の補選が7日、告示された。投開票は10月24日で、その1週間後には衆院選が行われる。

「選挙を通じ、岸田に任せるかどうか判断してもらわなければならない」

 告示日の7日、岸田首相はJR静岡駅前でこう声を張り上げた。デビュー戦は“絶対に負けられない戦い”なのだ。

両補選は「衆院選の試金石」に

 もっとも、両補選は野党共闘が不成立。また、静岡は自民議員の県知事選出馬、山口は衆院選に鞍替え出馬する林芳正元文科相の辞職に伴う補選で、もともと自民党の議席だ。与党側が勝って当たり前。岸田首相にとって厄介なのは、世論や野党より“身内”の事情だ。

 山口補選の自民候補は北村経夫前参院議員。産経新聞出身の北村氏は、2013年の参院選に比例区で出馬し、安倍元首相の支援を受けて初当選した。祖母は「踊る宗教」として知られる天照皇大神宮教の開祖・北村サヨ氏で、安倍元首相が敬愛する岸信介元首相との縁も深い。

「安倍さんはよく北村サヨの話をしていました。山口県の田布施で教団を起こしたサヨは、同郷の岸信介が巣鴨プリズンに収監される際、『10年以内に必ず総理になる』と予言した人物だそうです。公職追放の身だった岸が予言通り総理になると、公邸でサヨと面会した。そういう縁があり、北村議員は細田派に入ったのです」(細田派関係者)

衆院選では岸田派の林氏が落選する可能性が

 2補選で勝利し、衆院選に向けて弾みをつけたい岸田首相だが、ここでも安倍元首相の“影”が立ちはだかる。山口補選で頑張り過ぎると、1週間後の衆院選で岸田派の林氏が落選する可能性もあるからだ。

「そもそも林さんの鞍替えによる補選。衆院選の山口3区は保守分裂で、岸田派の林さんと二階派の河村建夫元官房長官が激しく争っている。そして、林家と安倍家は親の代から対立関係にあります。河村さんは同じ山口選出の安倍さんと総裁選でも連携して、高市候補を支援していました。現状では地方議員の圧倒的支持を得ている林さんが優勢ですが、参院補選の勢い次第では、安倍さんと足並みを揃える河村さんが盛り返すかもしれません」(地元関係者)

 補選は勝ちたいが、山口で安倍元首相のバックアップで圧勝すれば、派閥の仲間が危うくなる。岸田首相は初陣からマタ裂き状態のジレンマに陥っている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <文春砲!>牧島かれん新デジタル相もNTTから豪華接待を2回受けていた(文春オンライン)

※週刊文春 2021年10月14日号 各紙面クリック拡大








牧島かれん新デジタル相もNTTから豪華接待を2回受けていた
https://bunshun.jp/articles/-/49160
2021/10/06 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2021年10月14日号

 牧島かれん新デジタル担当相(44)が、NTTから2回にわたり、高額接待を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。

 デジタル庁を巡っては、平井卓也前デジタル担当相(63)や、ナンバー2の赤石浩一デジタル審議官がNTTから高額接待を受けていた問題が発覚。平井氏は閣僚給与1カ月分を自主返納し、赤石氏には減給10分の1(1カ月)の懲戒処分が下されている。


当選3回で抜擢された牧島デジタル相

実績などが買われ、岸田政権でデジタル相として抜擢

 牧島氏は麻生派の所属で、2012年の衆院選で初当選した、いわゆる“魔の3回生”だ。

「河野太郎前ワクチン担当の父・洋平氏の神奈川17区を継ぎました。その関係から、総裁選では河野氏のために最も汗をかいた議員の1人です」(自民党関係者)


岸田首相は「全員野球」内閣を掲げるが......

 一方で、牧島氏はデジタル政策に通じた若手議員として知られていた。自民党デジタル社会推進特別委員会の事務局長として、昨年6月11日には、DX推進などを盛り込んだ政策提言も取りまとめている。

「こうした実績などが買われ、河野氏と近い存在ながら、岸田政権でデジタル相として抜擢されました。44歳は閣内最年少です」(同前)

「会食を伴う意見交換を行ったのは事実です」

 その牧島氏が同社から接待を受けたのは、2019年6月13日と2020年6月9日の2回。場所は、平井氏らも接待を受けたNTTの会員制レストラン「KNOX」で、相手はいずれもNTTの秘書室長だった。「週刊文春」が入手したNTTの内部資料には、牧島氏が苦手な食材も明記されている。料金は1人5万円で、これは「最も高いコース」(NTT関係者)だという。



 牧島氏に、2回の接待について事実関係の確認を求めたところ、以下のように回答した。

「会食を伴う意見交換を行ったのは事実です。(飲食費を)支払った記憶はございません。政治家として様々な方と意見交換を行うことは重要であり、問題ないと考えています」


平井卓也 ©共同通信社

 透明性の確保を掲げるデジタル庁だが、前大臣の平井氏はNTTとの接待に関し、「割り勘だった」とする虚偽の説明を行うなど、国民の疑念を招く対応を繰り返してきた。それだけに、新大臣の牧島氏がNTTから受けた接待についてどのような対応を取るのか、注目される。

 10月6日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び10月7日(木)発売の「週刊文春」では、牧島氏の接待問題のほか、堀内詔子ワクチン担当相がファミリー企業に多額の支出を重ねている実態、小林鷹之経済安全保障相と甘利明幹事長との親密な関係、金子原二郎農相に指摘されてきた政治資金問題、二之湯智国家公安委員長の元公設秘書による凶悪犯罪など、岸田政権の新閣僚を巡る疑惑について詳報している。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「連合」初の女性会長が決まるも多難な船出…総選挙での野党結集へ早くも正念場 プロはこう見る 経済ニュースの核心(日刊ゲンダイ)



「連合」初の女性会長が決まるも多難な船出…総選挙での野党結集へ早くも正念場 プロはこう見る 経済ニュースの核心
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/295674
2021/10/07 日刊ゲンダイ


連合・芳野友子新会長の発信力に期待(C)共同通信社

「ジェンダー平等」「多様性推進」を主唱する組織として、それを体現してみせたといったところか。連合(日本労働組合総連合会)の新会長に芳野友子氏の就任が決まった。1989年の発足以来、女性会長は初めて。今年秋の総選挙を控え、野党結集に向けての求心力が早速試される。

 芳野氏は55歳。工業用ミシン世界最大手・JUKIの労組出身で、2015年から金属・機械系の中小メーカー労組などでつくる産業別組合・JAM(ものづくり産業労働組合)の副会長を務めてきた。「いろいろな組織との交流が積極的にできる人。主張は明確で発信力にも期待できる」(神津里季生前会長)という。

 ナショナルセンター(中央労働団体)では昨年、共産党系の全労連(全国労働組合総連合)で初の女性議長が誕生している。全日本教職員組合(全教)出身の小畑雅子氏で、今回の芳野氏の就任により全国労働組合連絡協議会(全労協)を含む3大ナショナルセンターの2つまでが女性トップということになる。

 一方、新会長を支える「ナンバー2」の事務局長には清水秀行氏の起用が決まった。日教組(日本教職員組合)の中央執行委員長で、官公労出身の事務局長は初めて。「官民のバランスに配慮した」(事情通)ともされる。基幹労連出身で15年から会長を務めてきた神津氏と、トヨタ労組出身の相原康伸事務局長は退任した。

人選は難航

 それにしても新会長選びは難航した。当初、候補に浮上したのは相原氏だ。神津前会長自身が事務局長からの“昇格”で、相原氏本人も会長職に意欲をみせていたためだ。ただ自動車総連の推薦が得られず断念。背景にはトヨタ労組の「慎重論」を押し切って立憲民主党への支持を主導した相原氏に対する「強い反発があった」(関係筋)とされる。

 運輸産業労働組合連合会中央執行委員長の難波淳介氏の名前も浮上した。しかし難波氏は連合内部で次期会長を推薦する役割を担う「役員推薦委員会」の委員長。企業で言えば「指名委員会」の委員長が次期CEOに名乗りを上げるようなもので「ガバナンス上問題」「お手盛り」批判が相次ぎ立ち消えた。

 果たして連合自身が一体感を取り戻せるのか。何やら多難な船出となりそうな情勢だ。


重道武司 経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/509.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <山本太郎代表が表明>衆院選、東京8区から出馬 石原伸晃氏と対決 野党共闘の象徴目指す 

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202110080000929.html
JR新宿駅南口で衆院選東京8区出馬を公表する街頭演説を行うれいわ新選組の山本太郎代表(撮影・鎌田直秀) 日刊スポーツ










http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/510.html
記事 [政治・選挙・NHK283] このたび、日大背任事件で逮捕された藪本氏は安倍氏の親友だった:次期衆院選の山口4区は案の定、林家に戻されそう(新ベンチャー革命)
このたび、日大背任事件で逮捕された藪本氏は安倍氏の親友だった:次期衆院選の山口4区は案の定、林家に戻されそう
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11662005.html
新ベンチャー革命2021年10月8日 No.2795


1.真相解明がストップしている河井事件の経緯を振り返る

 本ブログでは、これまで、河井事件(注1)を何度か取り上げてきました。そして、この河井事件を引き起こした首謀者・安倍氏(元総理)と現・検事総長・林氏の間には根の深い確執が存在すると観てきました(注2)。

 あの安倍氏は、モリカケ桜疑惑に加えて、上記、河井事件への関与疑惑を抱えています。

 とりわけ、河井事件の真相が暴かれると、安倍氏はタダでは済まないので、こちらについて、彼は万全の防御体制で臨んできました。

 一方、河井事件を捜査してきた東京地検特捜部は、安倍逮捕を目指してきましたが(注2)、残念ながら、いまだに、実現していません。

 これまで、安倍疑惑に関して、検察が全力を挙げて取り組んできたのは、河井事件であり、とりわけ、前・検事総長の稲田氏は非常にがんばってきました。

 一方、安倍氏の方も、彼の子飼いだった黒川氏(注3)(元東京高検検事長)を抱き込んで、彼を稲田氏の後継の検事総長に据えて、河井事件をモミケシしようと血道を上げていました。

ところが、黒川氏は賭け麻雀がばれて失脚、安倍氏の思惑は打ち砕かれています。

 このように、あの安倍氏は、検察幹部の人事を私物化して、強引に子飼いの黒川氏を検事総長にするため、本来、稲田氏の後継であった、現・検事総長の林氏を、安倍氏の子飼い・上川法務大臣経由で、名古屋に強引に飛ばしています。

 その後、河井事件の捜査が進み、稲田氏の後継には、予定通り林氏が無事、就任していますが、林氏の安倍氏への恨みは半端ではないでしょう。

2.河井事件捜査に行き詰ったのか、東京地検特捜部は、今度は、日大背任事件に取り組んでいるのはなぜか

 東京地検特捜部は、上記、河井事件における安倍氏の動きについて、とっくの昔に調べが済んでいるはずですが、なぜか、安倍逮捕に至っていません。

 そのせいか、ここに来て、彼らは今度、日大背任事件に精を出し始めています(注4)。

 そして、こちらの事件で逮捕された二人のひとりに、藪本という人物が含まれていました。

 この人物は、どうも、安倍氏と親しいようです(注5)。

 この事実から、やはり、林検事総長も東京地検特捜部も、安倍逮捕を目指している可能性が大となりました。彼らは、安倍逮捕を絶対にあきらめていないようです。

3.林検察が、いまだに、安倍逮捕をあきらめていないのなら、安倍長期政権のせいで腐った現代日本における唯一の救いか

 河井事件にて、東京地検特捜部がいつまで経っても、安倍氏の下関の自宅と事務所を家宅捜査しないので、筆者は、林検察に失望していましたが、ここに来て、アベ友・藪本氏の逮捕に踏み切ってくれたことで、林検察を見直しました。

 日大から藪本氏のペーパーカンパニーに支払われた2億円のコンサルタント料の一部が、ウラガネとして、藪本氏から安倍氏に渡っていないかどうか、そのうち、判明しそうです。

 今頃、安倍氏は大慌てでしょうが、安倍氏は、親友・藪本氏の逮捕を阻止できなかったのは事実ですから、彼の権力にも陰り(かげり)が出ているようです。

 いずれにしても、次期衆院選にて、山口選挙区から鞍替え出馬する予定の林芳正氏(前・参院議員)は、念願かなって、安倍氏の山口4区から出馬できる可能性が一段と高まりました(注6)。


注1:河井夫妻選挙違反事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E4%BA%95%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E9%81%B8%E6%8C%99%E9%81%95%E5%8F%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

注2:本ブログNo.2789『現総理・菅氏が次期自民党総裁選に不出馬!:林検察にとって、安倍氏の総理返り咲きを断固阻止する絶好のチャンス到来か』2021年9月3日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11242560.html

注3:黒川弘務
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%B7%9D%E5%BC%98%E5%8B%99

注4:時事通信“日大理事ら2人逮捕 トップ自宅も再び捜索―病院建設めぐる背任事件・東京地検”2021年10月7日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100701006&g=soc

注5:“安倍 藪本”でグーグル検索

注6:本ブログNo.2794『米国ジャパンハンドラーの子飼い・河野氏を落選させた安倍氏は虎の尾を踏んだか:河井事件で逮捕される可能性が急浮上!』2021年10月1日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11574980.html


関連記事
桜を見る会夕食会巡り安倍元首相の不起訴を追認 検察審査会 政治資金規正法違反の容疑 秘書ら再捜査へ(東京新聞)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/487.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田内閣に安倍元首相が送り込んだ「原発推進」の懐刀(FRIDAY)
岸田内閣に安倍元首相が送り込んだ「原発推進」の懐刀
https://friday.kodansha.co.jp/article/209536
2021年10月08日 FRIDAYデジタル

総選挙まで1ヶ月、当面「短期限定政権」となった岸田政権は、元気がない。支持率はかなり低い。内閣の顔ぶれは冴えない。党の実権を握ったのは麻生派の甘利明幹事長。金銭疑惑はスルー。官邸の実権は経産省出身の嶋田隆政務秘書官が握った。


短期限定の「岸田内閣」が始動した。急ぎ発表された閣僚人事に疑問が上がるなか、官邸人事でも異例の動きが。筆頭秘書官のミッションは「原発」そしてあの人の「再稼働」…

岸田首相は、閣僚について臨時国会前から人事を進め、矢継ぎ早に発表した。そして、間髪入れず「解散総選挙の10月19日公示、10月31日開票日」を発表。おおかたの予想より早くなった総選挙に、与野党とも慌てている。霞ヶ関の官僚たちもまた同じ。とくに、投票用紙を海外在留邦人に届けなければ憲法違反となる総務省は右往左往している。岸田はなぜ、こんなに急いだのか。

退官後いくつもの肩書きをもった元官僚を起用した理由

首相秘書官はこれまで7人態勢だったが、この7月、菅政権下で8人態勢になった。今回、8人のうち「筆頭」をつとめるのが嶋田隆氏。岸田首相の懐刀となった嶋田秘書官には、大きなミッションが課せられているという。

嶋田は開成高校から東京大学に入学、工学部を卒業し、旧通商産業省入省した。官僚として極めて順調なキャリアを経て2019年に退官。その後「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」に特別顧問として名を連ねた。

退官後は、ドリームインキュベータ社特別顧問から、ネットアセスメント社代表取締役社長、西武ホールディングス顧問、富士フイルムホールディングス取締役、読売新聞大阪本社監査役、読売新聞西部本社監査役、日本テレビホールディングス監査役、日本テレビ放送網監査役、ドリームインキュベータ取締役と、多くの肩書きをもってきた。

「こうした役職の数々は安倍さんの声掛かりで得られた『食い扶持(ぶち)』です。各団体から報酬がありますから、それらを合計すると、退官後もけっこうな年収になっていたはずです。安倍晋三元首相の手下として『生かして』おいたわけです」(官邸スタッフ)

安倍が仕込んだ、岸田の懐刀

東京大学工学部計数工学科卒、次官経験者の首相秘書官というのは、きわめて「異例な人事」(報道各社)だが、それもこれも、嶋田が現役時代に手がけた「原発再稼働」のため。嶋田は「原発推進」のために退官後も強力な政治力で確保されていた人材なのだ。それが、岸田政権で「実った」というわけだ。

「官邸入りした嶋田秘書官は、今井尚哉·安倍首相秘書官の推薦だった。と同時に、経産省に強いコネクションをもっている甘利幹事長の強力な推しがあったようだ。甘利は、嶋田を使って岸田政権に原発推進をさせようとしているのです」(内閣府キャリア)

東日本大震災によって東京電力福島第一、第二原子力発電所が被災、放射能漏洩事故を引き起し、数十年がかりの廃炉作業が進められている。問題は溜まり続ける汚染水の処理だ。菅義偉の前政権下で「汚染水は、十分に処理した上で海洋放出」という方針が決定された。昨年初めから経産省が現地に赴き、沿岸の地元漁業関係者と詰めの段階となっている。

「嶋田さんはまず、この処理水についてIAEA(国際原子力機関)のお墨付きを得て海洋放出を目指します。その後、電力ネットワークの再編を岸田首相に進言し、東西電力のネットワーク再編に着手。エネルギー行政は大きく動きだします。

そして、東電管理では稼働できないままとなっている新潟県柏崎刈羽原発に東北電力と日本原電を参入させ、MOX燃料による原子力発電を進めます。

つまり今回の官邸人事は、原発再稼働、原発立て替え(リプレース)のため。嶋田秘書官の異例の起用、正体はこれなんです」(経産省キャリア)

原発推進か、政権交代か

辣腕といわれた今井尚哉内閣官房参与でも、原発推進を達成できなかった。嶋田はそれを推し進めるのに欠かせない、強力な官僚OBだ。今井は、岸田政権でも引き続きエネルギー政策を担う。そして閣内には、原発推進派の急先鋒である山際大志郎経済再生担当相が配置されている。

「今井はとにかく『安倍命』。そして今井の武器は『なんでもやる』ことなんです。NHK政治部の記者にハンディカメラを持たせ、安倍の独占取材をさせたこともある。安倍に『政治』をさせるためには、なんでもやる。なりふりかまわないんです。世論を二分する原発再稼働と憲法改正は同時には出来ないので、経済再生に繋がるエネルギー安定化は岸田政権にやらせ、満を辞して安倍再々登板のときに憲法改正を、というシナリオが今井の頭の中に描かれているんでしょう」(保守派エネルギー族有力議員)

甘利幹事長は原発リプレース議連の最高顧問。岸田政権下で、日本の原発問題は大きな転換をするかもしれない。が、岸田内閣の支持率は低迷している。

「いわゆるハネムーン期としては、異例の低い支持率です。過去を振り返ると、内閣発足時の支持率が低くなり、底を打った政権の『次の選挙』に、政権交代が起きています。今の状況はこれとよく似ている」(政治部記者)

「とりあえずの安定感」「薄味」と言われる岸田内閣だが、そのミッションは原発推進と憲法改正の露払い。じつはかなり濃い口の過激な内閣かもしれない。


取材・文:岩城周太郎

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/512.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <これで党改革とは大笑い>疑惑の幹事長が仕切る候補者調整と総選挙(日刊ゲンダイ)

※2021年10月8日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年10月8日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

「国民は疑惑を忘れていない。きれいに仕事をやっていくため、国会でぜひ、説明して欲しい」

 立憲民主の安住国対委員長がこう言った通りで、政権与党のナンバー2に就いた以上、逃げも隠れもできない。

 自民党の甘利幹事長が、経済再生担当相だった2016年にUR(都市再生機構)の土地売却を巡って“賄賂”を受け取った疑惑が火を噴いている。立憲、共産、国民民主の野党は、合同の調査チームを設置して追及を本格化させるだけでなく、甘利に衆院の政治倫理審査会への出席も要求。国会での説明がなければ、「衆院選の争点になる」と強硬姿勢だ。

 甘利は、大臣室で現金50万円、神奈川県の地元事務所でも50万円と、計100万円を直接、業者からもらってポケットに入れていた。金銭授受を自ら認めて、大臣を辞任したのだ。

 辞任会見では、「調査を進め、しかるべきタイミングで公表する」と言っていた。しかし、「睡眠障害」でトンズラしてそれっきり。いまだ調査報告書は公表されていない上、報告書をまとめたとされる「元特捜検事」にしても、どこの誰なのか明らかにしていない。

 それでいて、幹事長に就任した今になって、「説明責任は果たした」と言い張っても通用しない。現金授受を認めておきながら、「私はこの事件に関して事情を全く知らされていない。寝耳に水」という強弁も、「自分はどんなカネなのか分からなくても、平気で受け取る卑しい政治家だ」と言っているようなものである。

 岸田首相はなぜ、こんな薄汚いカネまみれ男を幹事長に就けたのか。二階前幹事長を外すことを「党改革」だとエラソーにアピールしていたが、後任が甘利とは笑うしかない。

 それは、政権発足直後にもかかわらず、4〜5割の低支持率にとどまった緊急世論調査でもクッキリ。「甘利幹事長」の人事について、毎日新聞では「評価しない」が54%、読売でも48%に上った。世論も呆れ返っている。甘利が説明から逃げ、幹事長でいる限り、政権のイメージは悪化の一途である。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「安倍・菅政権で続いてきた『説明しない政治』がいかに無責任であるかということと、納得できなければ意思表示すべきということを、多くの国民は学んだ。それが内閣支持率の低さや甘利幹事長人事への評価に表れたのだと思います。国民の健全な反応です。当時、大臣を辞任しているのですから、金銭授受に問題があったことを甘利氏自身が認めていたことになる。それでも潔白だと言うのなら、国民が納得できるように説明すべきです。疑惑を晴らすには、その方が本人にとってもいいのではないですか」

「衆院選の争点」という爆弾を抱えて陣頭指揮が執れるのか

 ところが甘利は、説明責任などお構いなし。久しぶりに表舞台で権力を掌握し、喜々としてやりたい放題だ。党人事では岸田に代わってポスト決定の電話をかけ、新閣僚にも「甘利人脈」がズラリ。永田町では「事実上の甘利内閣だ」の声が上がる。「原子力ムラのドン」らしく、原発推進急先鋒の一番弟子(山際大志郎経済再生相)を入閣させ、提唱する「経済安全保障政策」で自身を支えてきた戦略本部の事務局長(小林鷹之経済安保相)を担当大臣にした。

 イケイケドンドンで、19日公示・31日投開票の総選挙も、責任者として甘利が仕切ることになるが、野党が「衆院選の争点」と言う“爆弾”を抱えながら、果たしてマトモに陣頭指揮を執れるのだろうか。

 党内には公認候補者の調整で揉めている選挙区がいくつも残る上、無所属議員の「復党論」もくすぶる。1月の緊急事態宣言下に銀座でクラブ活動をしていたことがバレて離党した3人は、無所属で選挙を戦うことになっているが、無所属では比例への重複立候補ができず、比例復活できなければ落選だ。

 3人のうちの一人、松本純元国家公安委員長は、8日に党副総裁に就任した麻生前財務相の最側近。同じく麻生派所属で麻生側近の甘利は、復党問題にどう対応するのか。身内びいきで救済すれば、さらなる世論の批判は必至で、党内では麻生派議員でさえも衆院選への悪影響を懸念しているという。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「甘利氏は『3A』の一角と呼ばれてチヤホヤされているように見えますが、実態は『2A』で、甘利氏はオマケみたいなもの。安倍氏、麻生氏とちょっと話ができる程度の存在に過ぎません。選挙では、カネの問題を抱える甘利氏が動けば動くほど、票が減る。自民党内では、『甘利氏に近い』『甘利氏の息がかかった』と評されることを誰も歓迎していませんよ。評判を落とすだけですから」

“スネ傷”を選挙の最前線に据える愚は、幹事長人事だけじゃない。岸田は企業・団体をまとめる組織運動本部長に小渕優子元経産相を起用した。公選法違反事件で秘書が略式起訴され、有罪が確定した「ドリル優子」も満足に説明責任を果たしたとは言えない。どのツラ下げて、なのである。

野党に追及材料を自ら提供する愚

 自らの任命責任で「政治とカネ」の問題を再燃させている岸田にとって、甘利問題と並んで痛いのが、河井克行・案里夫妻に渡った1億5000万円の自民党マネーの問題だ。5日、自身の地元・広島県連からあらためて「再調査」を要請された。

 岸田は、「広島県民が納得できる説明がないと、総選挙が戦えない」と悲鳴を上げる地元に寄り添うのか、それとも、カネの動きを知る安倍元首相に配慮して「再調査しない」を貫くのか。再調査がなければ選挙にマイナスなのは間違いない。

 森友問題では、公文書の改ざんを強いられ、命を絶った元近畿財務局職員の妻・赤木雅子さんが、「聞く力」をアピールした岸田に再調査を求める手紙を送ったことを明らかにした。この訴えにも岸田はどう対応するのか。

「桜を見る会」の問題では、政治資金規正法違反容疑で告発されていた秘書ら2人が、新たに検察審査会から「不起訴不当」の議決を下されたことが明らかになった。「桜」問題では、別の検審案件で、安倍自身も「不起訴不当」となり、東京地検特捜部が再捜査を行っている。安倍が絡む疑惑は、いずれもまだ払拭されていないのだ。

 それにもかかわらず、岸田がやっていることは今に至るまで「安倍忖度」ばかり。「敵基地攻撃能力」や「改憲」に前のめりで、ハト派の宏池会の領袖とはとても思えない変節漢は、「モリカケサクラなんてウヤムヤでいい」が本音なのだろう。

 そんなリーダーに党改革なんてやれるわけがないのだ。口先だけ清新さをアピールしても国民は全てお見通し。内閣支持率の低さがそれを証明している。

「人の話を聞くのが『特技』なのなら、『再調査して欲しい』『説明責任を果たして欲しい』という国民の声に耳を傾けるはずです。問題を克服すると『表明』すらできない中途半端な対応をしているから内閣支持率が低いのです。『政治とカネのスキャンダル』や『説明しない政治』は安倍政権時代からの負の遺産。岸田カラーを出すには、安倍カラーを塗り替えればいいだけなのに、それをできないのが岸田氏の限界。このままでは支持率はジワジワ落ちていくでしょう。総選挙では格好の追及材料を提供することになります」(五十嵐仁氏=前出)

「甘利幹事長」はあまりに酷かった。「顔」を代えても、やはり、自民党は変わらない。



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