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2021年11月01日00時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] <立憲副代表・辻元清美氏、敗れる>「眼中になかった」維新の猛攻 辻元清美氏敗北、大阪10区でなにが(朝日新聞)



「眼中になかった」維新の猛攻 辻元清美氏敗北、大阪10区でなにが
https://digital.asahi.com/articles/ASPB03Q4GPBZPTIL00D.html
2021年10月31日 20時20分 細見卓司、久保田侑暉 朝日新聞

 衆院大阪10区で、立憲前職で党副代表の辻元清美氏(61)が、維新新顔で前大阪府議の池下卓氏(46)に敗れた。辻元氏が小選挙区で負けるのは、民主党が下野した2012年の衆院選以来。抜群の知名度を誇り、「党派を超えた政治家個人の力」での当選を自負してきた辻元氏でさえ、維新の猛攻をはね返すことができなかった。


選挙戦最後の演説で、「最後のとりでの大阪10区で当選させてほしい」と訴える立憲前職の辻元清美氏=2021年10月30日午後7時38分、大阪府高槻市、細見卓司撮影

「最後のとりでなんです!」

 「大阪は維新の候補者が勝つ勢いだと報道されている。最後の一つ、なんとか持ちこたえられるかどうかという瀬戸際が、この大阪10区。大阪の最後のとりでなんです!」

【衆院選開票速報】与野党の獲得議席や「注目の当確」など最新情報はこちら

 選挙戦最終日、10月30日夜の阪急高槻市駅前(高槻市)。辻元氏は演説で「最後のとりで」というフレーズを何度も使って、声を張り上げた。

 維新が掲げる「大阪から日本を変える!」とのキャッチコピーを引用し、「みんなが支え合う、セーフティーネットを大事にする、カジノをやめる。そんな大阪に変われば、日本が変わります。大阪の最後のとりでを一緒に守ってください!」と支持を訴えた。


選挙戦中、支持者たちと拳を振り上げる立憲前職の辻元清美氏(右)=2021年10月29日午後6時15分、大阪府高槻市、細見卓司撮影

 2週間前は違った。

 衆院が解散された10月14日。辻元氏は高槻市内で演説後、池下氏について記者団に問われ、「あんまりね、他陣営のことは気にしない方なんです。維新はローカル。ローカルな維新は眼中にないんですけどね」と言い切った。

 選挙戦序盤の演説の力点は、岸田政権にどう対峙(たいじ)するか。

 維新に関しては、ツートップである松井一郎代表(大阪市長)と、吉村洋文副代表(大阪府知事)が推し進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)について「しっかり歯止めをかける」と演説で述べる程度だった。

「敵は辻元氏」

 一方、衆院選初挑戦となる池下氏の陣営は、最初から「敵は辻元氏」と見定めていた。


選挙戦中、街頭演説で支持を訴える維新新顔の池下卓氏=2021年10月27日午後3時28分、大阪府高槻市、細見卓司撮影

 辻元氏が演説した同じ日の14日、吉村副代表はJR高槻駅前に応援に駆けつけた。デッキ上を埋め尽くした約3千人の聴衆(陣営発表)を前にこう訴え、拍手喝采を浴びた。

 「(選挙で)強い人がいるんです。辻元さん。強烈に厳しいからやってきた。成長のための改革は維新しかできない。改革をやるのが池下さんだ」

 吉村副代表は、辻元氏の発言を念頭に自身のツイッターでも「眼中に入っていってやろうじゃないか」と気勢を上げた。

 池下氏の陣営関係者は「(辻元氏の発言は)ありがたかった。池下と辻元氏の対立構造に持ち込めた」と振り返る。

 池下氏自身も地元出身をアピール。高槻市議だった祖父の時代から続く地盤と府議時代に培った人脈をいかし、自民支持層への食い込みを図った。陣営関係者によると、あえて自民批判は手控えたという。


吉村洋文・日本維新の会副代表が応援に入ると人だかりができた=2021年10月29日午後、大阪府高槻市、久保田侑暉撮影

 選挙戦中盤にさしかかり、報道各社の情勢調査で辻元氏と池下氏との接戦が報じられた。

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http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民 甘利幹事長 小選挙区 神奈川13区で議席確保できず(NHK)
自民 甘利幹事長 小選挙区 神奈川13区で議席確保できず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329671000.html
2021年11月1日 0時08分 NHK



自民党の甘利明幹事長は、小選挙区の神奈川13区では議席を確保できませんでした。甘利氏は比例代表の南関東ブロックに重複立候補しており、比例代表の結果を待つことになります。現職の自民党の幹事長が小選挙区で敗れるのは初めてです。

甘利氏は72歳。昭和58年の衆議院選挙に当時の新自由クラブから立候補して初当選し、その後、自民党に入りました。

これまでに経済産業大臣や党の政務調査会長などを歴任し、岸田政権では党の幹事長を務め、今回の衆議院選挙を取りしきりました。

甘利氏は13回目の当選を目指し新型コロナ対策と経済活動の両立を図ることなどを訴えましたが、小選挙区の神奈川13区では立憲民主党の新人の太栄志氏に及びませんでした。

甘利氏は、比例代表の南関東ブロックに重複立候補しており、比例代表の結果を待つことになります。

現職の自民党の幹事長が小選挙区で敗れるのは初めてです。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/854.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <大接戦、逃げ切る>衆院選 立憲・菅直人氏、かつての弟子長島昭久氏破り14選 東京18区(日刊スポーツ)
【衆院選】立憲・菅直人氏、かつての弟子長島昭久氏破り14選 東京18区
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202111010000024.html
2021年11月1日0時58分 日刊スポーツ


東京18区で当選し、万歳する菅直人氏(撮影・村上幸将)

立憲民主党から東京18区に立候補した菅直人氏(75)が、総理大臣時代に防衛大臣政務官を務めた、かつての弟子の自民党・長島昭久氏(59)を破り、当選した。

菅氏にとって同区は、1980年(昭55)の初当選から40年以上も地盤を築いてきた牙城。前回の衆院選まで自民党の土屋正忠元衆院議員が、5度に渡る「土菅(どかん)戦争」を繰り広げた。75歳となり13選した前回を「最後の選挙」としていた。一方、長島氏は旧民進党時代の17年に共産党との選挙協力を批判して離党し、同年の衆院選は希望の党から東京21区に出馬し、自民党の小田原潔氏を破って当選(小田原氏は比例復活)も、希望の党が翌年解散。18年に衆院内に会派「未来日本」を結成し新党結党を模索も断念し、翌19年6月に東京21区からの転出を条件に自民党に入党し、20年1月に選挙区が東京18区に決定し、事実上の一騎打ちとなった。

選挙戦で、菅氏は、長島氏が90年から3年間、自民党の石原伸晃元幹事長の秘書だったことを引き合いに「『ぜひ民主党でやらせてくれ』と言ってきた。東京21区は私も一生懸命(長島氏を)連れて歩いた」と明かし「一番問題なのはお世話になった有権者に対する冒涜(ぼうとく)だということ。裏切ったという自覚を、しっかり持たないといけない」と激しく応戦。「長島に引導を渡される訳にはいかない」と14選を狙った。

一方、長島氏は「(国替えは)自分で選んだ道じゃない」とした上で「(菅氏は)『裏切り者』『恩知らず』『恥知らず』の3点セットだ」と猛反論。「向こうがストリートファイトに持ち込まれるのであれば、こちらもストリートファイトで戦う」とエスカレートしていた。

弟子を打倒した菅氏は両手を上げて入場。「今の自民党の政治はダメだというのを、自民党を超えたからだと思う」と語った。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/855.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 山本太郎氏が当選確実 れいわが比例東京で1議席獲得(東京新聞)
山本太郎氏が当選確実 れいわが比例東京で1議席獲得
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140013
2021年11月1日 01時03分 東京新聞


選挙特番に出演するれいわ新選組の山本太郎代表

 31日投開票された衆院選で、れいわ新撰組は比例東京ブロックで1議席を獲得する見通しとなり、名簿順位1位の山本太郎代表が当選することが確実となった。山本氏は「確実に次につながっている。参院選につながっていく。夢見ながら寝たい」と述べた。

 山本氏は当初は東京8区からの出馬を表明していたが、同区から出馬を予定していた立憲民主党の吉田晴美氏の支持者らから「やり方が乱暴」といった声が出たため、出馬を取りやめ、比例単独での立候補に切り替えていた。

 衆院選の街宣では吉田氏の応援にも入り「今回の選挙は、野党共闘で消費税を5%にするか、もしくは自民が勝って15%に上げられてしまうかの戦いです」と野党共闘の重要性を訴えていた。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/856.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 自民 石原伸晃 元幹事長 落選が確実に 比例でもおよばず(NHK)
自民 石原伸晃 元幹事長 落選が確実に 比例でもおよばず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329941000.html
2021年11月1日 2時51分 NHK



自民党の石原伸晃 元幹事長は小選挙区の東京8区で敗れ、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率でおよばず、落選が確実になりました。

石原氏は64歳。石原慎太郎 元東京都知事の長男で、平成2年の衆議院選挙で初当選しました。

自民党石原派の会長を務め、これまでに10回連続で当選し、党の幹事長や経済再生担当大臣などを歴任しました。

選挙戦で石原氏は新型コロナ対策の充実や経済の回復に向けた取り組みなどを訴え11回目の当選を目指しましたが、小選挙区の東京8区では立憲民主党の新人の吉田晴美氏に敗れ、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率でおよばず、落選が確実になりました。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/857.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 「次の参院選念頭に動かなければ」と木原功仁哉氏、政治でも戦いの継続誓う[兵庫1区](高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2044644.html
http:/


 新型コロナワクチン接種の中止を掲げ衆院選挙兵庫1区で敗れた弁護士の木原功仁哉(くにや)氏(無所属・37)は10月31日夜、「結果を出せなかったことを深くお詫び申し上げます」とボランティアらに謝辞を伝えるとともに、「次の参議院選挙を念頭に置いた上で動いていかないと」と述べ、政治と訴訟の両面での戦いの継続を誓った。



動画URL: https://www.bitchute.com/video/OugBDLsI08IJ/


 午後8時、神戸市灘区内にある選挙事務所には、スタッフとボランティア約20人が集まっていた。木原氏が姿を見せると、拍手で迎える。午後9時、NHKが井坂信彦(立憲)の当選確実を伝えると、木原氏は前に出てあいさつした。


 「皆さんの多大な尽力にもかかわらず、結果を出せなかったことを、深くお詫び申し上げます」


 頭を下げる木原氏に、「いえ、いえ」「とんでもございません」とかばう声が飛び交った。今回、選挙の指南役を務めた前吹田市議会議員の柿花道明氏が「今までいろいろ選挙に行ったが、こんなに真剣に物事に取り組む人はいない。最初に演説を50秒聴いたとき、涙が出て来た。ありがとうございます」とたたえると、全員が拍手をした。


 「これからも私は戦ってまいりますので、引き続きどうかよろしくお願いします」と声援に応えた。


 午後11時、神戸市中央区で1500人の得票が伝えられる。木原氏は、「この1500人は、飲食店の自粛を何とかしてほしいと入れてくれた。そうした人たちの思いに、これから応えていかなければ」と意を新たにした。


 主任弁護士を務める新型コロナワクチン特例承認取消訴訟の第1回口頭弁論(10月12日、東京地裁)で木原氏は、「政治選挙と裁判の両面で戦わなければ、新型コロナワクチンは止められない」と述べている。


 政治選挙における今後の方策を尋ねると、「立候補などの態勢は全然取れてないが、次の参議院選挙を念頭に置いた上で、動いていかないと。それ以外、方法がない」と2022年7月の参院選挙に参戦する意欲を示した。


 裁判では、第1回口頭弁論の際、自身が法廷警備員に法廷から引きずり出され、廊下に投げ付けられたことと、その際廊下に詰めていた支援者がカメラを持っていないにもかかわらず、警備員に「撮るな」と手を上げられ、打撲傷を負ったことで特別公務員暴行陵虐致死傷罪で刑事告訴し、裁判官弾劾法に基づく訴追請求を行う考えを明らかにした。


 「負傷した支援者の診断書も含め、材料はそろった。裁判官のやっていることがどれだけおかしいかを世に示すのも、運動の一環」と位置付ける。


 今回、自身の立候補を通じ、選挙制度とメディアの深刻な問題に気付いた。「ワクチンが問題にされたのは兵庫1区に限られていて、民意を反映しているとは到底言えない」と述べ、選挙無効などで訴訟を起こすことも検討している。


 メディアについては、10月26日に関西テレビ(KTV)『報道ランナー』が兵庫1区を取り上げた際、10分間のうち政党公認候補3人が各2〜3分、もう1人の無所属が1分、木原氏は20秒だったという。


 「これは放送法第4条違反。ワクチンが争点にならないのは、国とメディアの責任が極めて大きい」と指弾する。


 翌11月1日は、午前8時から神戸三宮駅前でのチラシ配りを再開する。正常な日本を取り戻す戦いは始まったばかりだ。


IMG_4880
次の戦いに向けた構想を語る木原氏(2021.10.31筆者撮影)


■参考情報




■関連記事






http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 立民 小沢一郎氏 比例代表で当選確実(NHK)
立民 小沢一郎氏 比例代表で当選確実
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329891000.html
2021年11月1日 2時24分 NHK



自民党の幹事長や民主党の代表などを務めた立憲民主党の前議員の小沢一郎氏は、小選挙区の岩手3区では議席を確保できませんでしたが、比例代表の東北ブロックで18回目の当選を確実にしました。

小沢氏は79歳。昭和44年の衆議院選挙に自民党から立候補して初当選し、これまでの当選回数は、今回の候補者の中で最多となる17回でした。

小沢氏は47歳の若さで自民党の幹事長を務めるなどしましたが、平成5年に離党し、新生党を結成して初めての非自民の政権を実現しました。

そして民主党の代表などを務めたあと、平成21年に誕生した民主党政権で幹事長を務めましたが、その後、消費税率の引き上げをめぐって党を離れました。

去年9月からは立憲民主党に所属しています。

自民党から2度政権を奪う立て役者となり、剛腕と呼ばれる一方、みずから結成した党の解党や離党を繰り返し、「壊し屋」の異名を取りました。

選挙戦で小沢氏は強固な後援会組織を中心に運動を進めて、政権交代を訴え、小選挙区の岩手3区では自民党の前議員の藤原崇氏に及ばなかったものの、重複立候補した比例代表の東北ブロックでは立憲民主党の名簿順位1位の中で惜敗率が高く、18回目の当選を確実にしました。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/859.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <れいわ新選組、躍進!>比例で3議席獲得 山本太郎代表(東京) たがや亮氏(南関東) 大石あきこ氏(近畿)






れいわ、山本太郎代表が当選 比例で2議席確保
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140125?rct=politics
2021年11月1日 04時06分 (共同通信) 東京新聞


記者会見で笑顔を見せるれいわ新選組の山本代表=31日午後11時57分、東京都内のホテル

 れいわ新選組は比例代表東京ブロックで1議席を獲得し、山本太郎代表が当選を決めた。南関東ブロックでも1議席を取り、2議席を確保した。山本氏は記者会見で「野党共闘で政権交代できなかったのは痛い。多少議席を増やしただけでは納得いかない」と述べた。全体で21人を擁立し、3議席以上の確保を目標に掲げていた。

 選挙戦では、山本氏の高い知名度を生かし、無党派層を中心に幅広い票の取り込みを図った。経済回復策として消費税廃止を訴えた。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <立憲、14議席減>衆院選 全議席決まる 自民「絶対安定多数」維新は第三党に躍進 自民261 立憲96 維新41 
衆院選 全議席決まる 自民「絶対安定多数」維新は第三党に躍進
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329991000.html
2021年11月1日 5時32分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211101/k10013329991000.html

衆議院選挙は小選挙区と比例代表を合わせた465議席の配分が決まりました。

自民党は選挙前の276議席から減らしたものの、単独で国会を安定的に運営するためのいわゆる「絶対安定多数」の261議席を確保しました。

立憲民主党は選挙前を下回り100議席を割り込みました。

一方、日本維新の会は選挙前の4倍近い議席を獲得し第三党に躍進しました。



衆議院選挙は小選挙区と比例代表をあわせた465議席の配分が決まりました。

▽自民党は追加公認した2人を含め、小選挙区で189議席、比例代表で72議席の合わせて261議席を獲得しました。

▽立憲民主党は小選挙区で57議席、比例代表で39議席の合わせて96議席。

▽公明党は小選挙区で9議席、比例代表で23議席の合わせて32議席を獲得しました。

▽共産党は小選挙区で1議席、比例代表で9議席の合わせて10議席。

▽日本維新の会は小選挙区で16議席、比例代表で25議席の合わせて41議席。

▽国民民主党は小選挙区で6議席、比例代表で5議席の合わせて11議席を獲得しました。

▽れいわ新選組は比例代表で3議席。

▽社民党は小選挙区で1議席を獲得し、

▽無所属は小選挙区で10人が当選しました。

これによって、自民党は選挙前の276議席から減らしたものの、衆議院の17の常任委員会すべてで委員長を出したうえで、過半数の委員を確保できるいわゆる「絶対安定多数」の261議席を確保しました。

また、公明党は選挙前から3議席増やしました。

岸田総理大臣は、「与党で過半数をとり、政権選択選挙で信任をいただいたことは大変ありがたかった。自民党の単独過半数も国民にお認めいただいた。これからしっかり政権運営、国会運営を行っていきたい」と述べました。

こうした中、甘利幹事長は立候補した神奈川13区では議席を失い、比例代表で復活当選しました。現職の自民党の幹事長が小選挙区で敗れるのは初めてです。甘利氏は幹事長を辞任する意向を岸田総理大臣に伝えたのに対し、岸田総理大臣は「預からせてもらいたい」と述べ選挙結果や党内情勢などを踏まえ近く判断する考えを示しました。

一方、野党第1党の立憲民主党は選挙前の109議席を下回り100議席を割り込みました。枝野代表は、「われわれは空中戦で一定の支持を広げたと思うが、自民党は1票1票積み重ねる足腰が強い。ここを鍛えないと政権にたどりつくことはできないと、改めて痛感している」と述べたほか、党内からは、「完全な敗北だ」として、枝野氏ら執行部の責任を問う声が出ています。

立憲民主党と候補者の一本化を進めた共産党は、選挙前から2議席減らしました。

日本維新の会は選挙前の4倍近い議席を確保し、自民党、立憲民主党に次ぐ第3党に躍進しました。

国民民主党は選挙前から3議席増やし、れいわ新選組は2議席増やしました。

社民党は比例代表で議席が得られなかったのは初めてです。

比例代表 各党の獲得議席数

定員176の比例代表で、各党が獲得した議席数は次の通りです。

▽自民党は前回4年前の選挙の66議席を上回る72議席を獲得しました。

▽立憲民主党は39議席を獲得しました。

▽公明党は前回より2議席多い23議席を獲得しました。

▽共産党は前回から2議席少ない9議席を獲得しました。

▽日本維新の会は近畿ブロックで自民党よりも多い10議席を獲得するなど、前回の3倍を超える25議席を獲得しました。

▽国民民主党は5議席を獲得しました。

▽れいわ新選組は3議席を獲得しました。

東海ブロックでも1議席を確保できる票を得ましたが、比例名簿に登載された2人の候補者が、いずれも重複立候補した小選挙区で有効投票の10%を得票できなかったことから、名簿から削除され、本来、得るはずだった1議席は公明党が獲得しました。

▽社民党と、▽「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、いずれも比例代表で議席を獲得できませんでした。



自民「絶対安定多数」立憲14議席減 維新は約4倍(2021年11月1日)

2021/11/01 ANN

 衆議院議員選挙は自民党が国会を安定して運営できるいわゆる「絶対安定多数」261議席を単独で獲得しました。

 自民党は公示前の276からは15議席減らしましたが、野党共闘で候補者の一本化を進めた立憲、共産両党などとの接戦に競り勝ちました。

 その結果、衆議院にある17の常任委員会すべてで委員長を出したうえで、過半数の委員を確保できるいわゆる「絶対安定多数」を確保しました。

 公明党が獲得した32議席と合わせると、与党で293議席を確保したことになります。

 岸田総理大臣:「自民党の単独過半数、これも国民の皆さんにお認め頂いた。ぜひそうした結果を踏まえてこれからしっかり政権運営、国会運営を行っていきたいと思っています」

 一方、野党側は公示前は110議席だった第1党の立憲民主党が14議席を減らしました。

 これに対して日本維新の会は公示前の11議席からおよそ4倍となる41議席を獲得し、野党第2党に躍進しました。

 共産党は公示前の12議席から2議席減らしました。

 なお、今回の衆議院選挙の推定投票率は55.33%前後で、戦後3番目に低くなる見通しです。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/861.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 右に舵を切った選挙・貧国滅亡を国民は選択した 
右に舵を切った選挙・貧国滅亡を国民は選択した
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999311.html
2021年11月01日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


太平洋戦争前の状態です
衆議院選挙での維新異常進出により
「反中翼賛国会」となり
米軍支配下におかれました

立憲・共産・れいわ・社民は
非国民と罵られます
国民を虐める政党が 素敵コールされるのです

戦前のように賢くあざ笑うしかありません

***

これからは対中強硬姿勢には
妙な神意識が載せられます

国民が「反中翼賛政治」を信任したとなり
維新・連合を加え軍国改憲となるでしょう

れいわ山本軍団が大聴衆を集めながら

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 後任幹事長は?甘利氏の小選挙区敗北で問われる任命責任 岸田首相下ろしの狼煙も〈AERA〉
後任幹事長は?甘利氏の小選挙区敗北で問われる任命責任 岸田首相下ろしの狼煙も
https://dot.asahi.com/dot/2021110100002.html
2021/11/01 01:39 AERA dot.


浮かない表情で当選者に花をつける甘利幹事長と岸田首相(C)朝日新聞社

衆院選の投開票が10月31日、行われた。岸田文雄首相が設定した「政権与党で過半数」の勝敗ラインをクリアー。11月1日午前5時の時点で自民党は261議席を獲得し、過半数である233議席を単独で大幅に上回り、「絶対安定多数」の261議席を確保した。

 しかし、自民党幹部は沈痛な面持ちだった。

「甘利明幹事長 若宮健嗣万博相、石原伸晃、宏高兄弟、平井卓也前デジタル担当相、後藤田正純氏、野田毅、桜田義孝元五輪相ら大物が小選挙区での敗北が確実になった。石原伸晃氏と野田氏は比例復活もできなかった。甘利幹事長は岸田首相に辞意を伝えたが、これから岸田政権は厳しい運営を強いられる」

 9月の自民党総裁選は、衆院の任期満了が目前に迫り「選挙の顔」を選ぶ側面が強かった。

 人気が高い河野太郎広報本部長(麻生派)が優位とされたが、甘利幹事長(麻生派)が岸田支持で派閥をまとめるなどし、岸田首相の誕生となった。しかし、自民党から小選挙区で落選した前職の候補者はこう打ち明ける。

「当初はご祝儀相場で自民党に勢いがあったが、終盤になると、自民党の支持が下がり始めた。街頭に立っても反応がほとんどなく、そっぽを向かれるという感じです。前回の衆院選とはまったく違った反応でした。岸田首相には失敗、失言もないのに、どうしてなのか理由がわからず、最後まで何をしていいのか、と苦悩するばかりでした。岸田首相の人柄はとてもいいが、選挙に向かない。人が集まりませんからね。正直、河野さんが首相ならと候補者同士で愚痴ることもあった」

 衆院選の期間中、岸田首相は全国を駆け回った。10月24日には大阪の天王寺駅前で演説し、歩道橋にはあふれんばかりの人並だった。予定時刻より30分ほど遅れて到着した岸田首相が演説をはじめるとその場を離れる有権者が続出した。

 記者が話を聞いてみると、「面白くない岸田さん」、「寒い中、難しいことを言うので、退屈だ」、「コロナで沈んでいるのだから、景気のいい演説を聞きたかった。安倍さんの方がよかった」などと言っていた。


高市早苗政調会長と甘利幹事長(C)朝日新聞社

 安倍晋三元首相も同じように大阪の中心地で何度もマイクを握った。その時の熱気と比較すると、明らかに岸田首相は低調だった。自民党幹部はこう話す。

◆次の幹事長に河野太郎氏、高市早苗氏の名前

「正直、連立与党で過半数という勝敗ラインは低すぎる。小選挙区での大物落選も続き、特に甘利幹事長の敗北で岸田首相は当然、任命責任を問われる。政局になるだろう」

 今回の前兆は衆院選の最中に行われた、10月24日の参院静岡県選挙区補選だった。自民党が支援した元市長が立憲民主党の新人候補に5万票近い差をつけられ、敗れた。選挙中、岸田氏は2度も応援に入っていたにもかかわらずだ。

 参院山口県選挙区と合わせて、自民党が2連勝という呼び声が高かっただけに、まさに「静岡ショック」だった。

 そして衆院選では甘利幹事長の不在が目立った。自分の選挙区である神奈川13区の情勢が厳しいと、応援演説をキャンセルして、地元に張り付いた。それでも小選挙区で負けてしまった。

「岸田首相が異例の静岡に2度も応援というのは、勝てると自民党本部が判断したからですよ。その責任者は幹事長の甘利氏です。静岡で負けると、今度は甘利氏本人の選挙がやばくなってしまった。全国の遊説をキャンセルして幹事長が地元に張り付いた。幹事長たるもの、小選挙区は圧勝でなければならないというのが、不文律です。自民党本部で選挙の責任者として指揮に当たらなければいけないからです」(自民党の閣僚経験者)。

 すでに自民党内部から「甘利氏は責任をとるべきだ」「岸田首相は甘利氏を選んで失敗したのだから、身を引くべき」と厳しい声もでている。


河野太郎広報本部長(C)朝日新聞社

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう言う。

「衆院選がすぐあることをわかっていながら、総裁選で世話になったと、甘利氏を幹事長に選んだのが岸田首相の最大の失敗。自民党の長い歴史の中で幹事長の小選挙区での敗北は初めてです。甘利幹事長の任命責任を問い、すでに岸田下ろしと言う自民党幹部もいます。甘利氏が責任を取らなければ、事態が収まらないと思う。岸田首相が甘利氏に引導を渡して人気高い河野氏や高市早苗政調会長らを後任にできるか、否かが、ポイントになる。できなければ、来年の参院選へ向けて岸田下ろしの狼煙があがる」

(AERAdot.編集部 今西憲之)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/863.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 議席数を減らしたのは立憲民主党と共産党という悲喜劇:薄れゆく“ほんわかリベラル”の存在意義

「“大政翼賛会”総選挙に「行くアホウ」・「行かぬアホウ」:政党すべてが命を蔑ろにし、選挙自体も違憲で違法という破滅的政治情況」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/841.html

の続きです。

=========================================================================================

 共産党と選挙協力に動いた立憲民主党の獲得議席数を完全に読み間違った。

 自民党は議席数を減らしたが、その幅は立憲民主党の敗北のおかげで縮小し、自民党と立憲民主党そして共産党の議席減は、実にアナクロ的な名称の「日本維新」と「れいわ新撰組」の議席増をもたらすことになった。

 唯我独尊で党中央の絶対的権威が保たれている共産党の志位委員長は無反省のまま地位を保つだろうが、立憲民主党の枝野代表は敗北の責任をとって辞任せざるをえないだろう。

 投票率は55%ちょっとということなので、選挙への熱気はここ10数年の傾向とそれほど違わないと言える。

 印象論的な見解になるが、今回の総選挙を顧みると、

● まず、自民党にとっての追い風として、「菅総理の“追放”+新型コロナ感染症患者の大きな減衰」という要因を上げることが出来る。
 政権担当が既存政党のどこだからといって、新型コロナウイルス感染の拡大・縮小が制御できるとは思わないが、7月中旬から9月中旬までの感染状況であったなら、政権与党である自民党は頼りないと思われもっと議席数を減らし、その分、立憲民主党がその恩恵に与ったはずである。

 ※五輪は考慮しなかったが総選挙は考慮したらしくばらまきを抑制していた新型コロナウイルス感染症は、再び11月中旬頃から陽性者の拡大に転じると予測する。
 それは、ワクチンのブースター接種及び子ども向け接種を促進するためである。


● 国民(支配層連合)政党とも言える強固な自民党に対抗して政権獲得を狙う“ほんわかリベラル”が魅力を失ったようだ。
 そして、その裏返しとして、個人に依存し地域政党でしかない「維新」や苛烈な物言いの山本太郎氏の魅力だけで集票する「れいわ新撰組」が議席を伸ばしたと見ている。

 権力行使を言い募る「維新」は、“ほんわか保守”に飽き足らない“愛国保守”(なんちゃってだが)の心をつかみ、給付を過激に主張する「れいわ新撰組」は、“ほんわかリベラル”(政権担当能力評価も意識)に飽き足らない“激越リベラル”の心をつかんだと言えるだろう。

 共産党が最たるものだが、自民党的政権に嫌気を催し愛想を尽かしている人たちの多くは、政権に近づきたいからと思想も政策も歪めるような政治勢力にそっぽを向いているのだろう。

 共産党と立憲民主党の現在のような選挙協力は、立憲民主党及び共産党の政治的力を削ぐことになると思う。

 大都市圏はともかく地方にいけば、共産党と手を結ぶ立憲民主党への忌避意識は無視できない。
 一方、大都市圏では、自民党に“ほんわかリベラル”の香辛料を振りかけただけのような立憲民主党に“塩を送る”共産党に幻滅するひとが増えているはずだ。

 共産党が国会で反自民の政治勢力を増やしたいと思うのなら、立憲民主党など野党とのあいだで協定なしで勝手連的に特定選挙区に立候補者を立てないほうが合目的的な策である。

※参照投稿

「先が見えない苛烈で困難な世界状況のなか「日本版バイデン」を首相にした自民党長老の“思惑”と“手法” (その1)」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/448.html
投稿者 あっしら 日時 2021 年 10 月 04 日


「(番外編)安倍晋三に対する錯覚と幻想、イヤになるとお腹が痛くなり逃げ出すダメ政治家がキングメーカーだとは片腹痛い。」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/453.html
投稿者 あっしら 日時 2021 年 10 月 04 日



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民大勝立憲惨敗維新躍進総選挙(植草一秀の『知られざる真実』)
自民大勝立憲惨敗維新躍進総選挙
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-3cfa89.html
2021年11月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


10月31日に投開票された第49回衆議院総選挙は

岸田自民大勝

枝野立憲惨敗

維新躍進

れいわ善戦

の結果に終わった。

自民党は選挙前勢力の276から議席を減らしたものの、単独で絶対安定多数の261を確保した。

菅義偉首相が続投して総選挙に突入していれば自民党は大幅議席減を免れなかったと考えられることを基準に考えれば、岸田自民大勝と言ってよい。

他方、野党第一党の立憲民主党は解散時議席109から13議席減の96になった。

安倍・菅政治に対する国民の不信の大きさを踏まえれば、政権交代=政治刷新実現の可能性すら存在したことを踏まえれば大惨敗に終わったと言える。

維新は4倍増に迫る大躍進を示した。

大阪を中心に議席を積み増したが、比例代表でも25議席を獲得して国政第三党に躍り出た。

自民261、維新41、国民11の三党議席数合計は313となり衆院3分の2の310を超えた。

自民党が右旋回すればこの三党で憲法改定に進むことも考え得る状況だ。

維新の政治的主張の位置は公明党よりも右寄りで、自民党は連立政権パートナーとして公明だけでなく維新を保持する状況に移行する。

今回の選挙結果を生んだ要因は次の三点。

第一は自民党岸田文雄氏が立憲枝野幸男氏よりも主権者から高く評価されたこと。

第二は立憲民主党の優柔不断な姿勢が主権者の不信を生んだこと。

第三は政権刷新への期待が高まらず投票率が十分に上昇しなかったこと。

枝野幸男氏は「岸田首相を選ぶか枝野首相を選ぶかの選挙」との主張を示したが、多くの主権者が枝野首相ではなく岸田首相を選択した。

自民党党首が菅義偉氏のまま総選挙に突入していたら自民党獲得議席は大幅減少したと考えられる。

岸田文雄氏は金融所得課税強化の公約を撤回するなど、政策路線にブレが見られたが、人間性の印象で菅義偉氏をはるかに上回る。

枝野幸男氏と岸田文雄氏のどちらの好感度が高いかは明白。

枝野幸男氏は自身の人間力、好感度が著しく低いことを認識する必要がある。

立憲民主党は一部選挙区で自民党大物議員を落選させる快挙を示した。

その快挙を生み出した原動力は「野党共闘」にあった。

反自公の主権者の意思を束ねることにより、自民党長老を敗退に追い込むことが可能になった。

ところが、立憲民主党の枝野幸男氏は野党共闘に対して優柔不断姿勢を変えなかった。

枝野氏は「共闘の対象は国民民主党と連合であって共産、社民、れいわと共闘しない」と述べ続けた。

多くの選挙区で共産党などの協力を得て票を獲得する一方で、野党共闘を否定する言動を繰り返し、野党共闘に賛同する主権者、野党共闘に反対する主権者の双方から不信を招いた。

選挙演説も大声でがなり立てるだけで熟議を尽くして主権者に寄り添うスタンスが希薄だった。

総選挙結果を受けて抜本的な改革が必要であるのは立憲民主党。

立憲民主党が野党共闘を否定し、大企業御用組合の利害を代表する路線を鮮明にするなら国民民主党と合流すればよいだろう。

立憲民主党が大企業御用組合の利害代表者ではなく、一般労働者の利害を代表する勢力として存続するなら、明確に野党共闘路線を提示するべきだ。

自民党は大善戦したが小選挙区で敗退した甘利明幹事長は自身の選挙結果を受けて幹事長を辞任する。

枝野幸男氏は衆院総選挙大惨敗の責任を明確にする必要がある。

立憲民主党は今後の政治路線を明確にするとともに、党の顔を刷新する必要がある。

自民党が党勢を維持した最大の背景は党の顔が刷新されたことにある。

焦点は幹事長人事に移る。

また、岸田内閣発足時に茂木外相が留任となったが、選挙後の内閣発足に際して外相の交代も考えられる。

岸田文雄氏は衆院総選挙を乗り切ったことで岸田氏が主導する体制を構築する足場を築いたと言える。

岸田新体制がどのように再構築されるのかも重要な注視点になる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民は大物・長老19人が撃沈!石原伸晃氏は夜8時に「敗北当確」の屈辱、岸田政権に大打撃(日刊ゲンダイ)



自民は大物・長老19人が撃沈!石原伸晃氏は夜8時に「敗北当確」の屈辱、岸田政権に大打撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296843
2021/11/01 日刊ゲンダイ


落選し、謝罪する東京8区の石原伸晃元自民党幹事長(C)日刊ゲンダイ

「このような結果を招いてしまいまして、本当に申し訳ありませんでした」――。衆院選敗北を受け、うつろな目で謝罪した自民党の石原伸晃元幹事長。東京8区から出馬し、11期目を狙ったが、立憲・新人の吉田晴美氏に大差で敗北。比例復活もかなわなかった。

「東京8区では突然、れいわ新選組の山本代表が出馬表明し、野党間でドタバタ劇を演じた。この騒動が石原さんの追い風になるかと思いきや、逆に立憲の吉田さんに注目が集まった。過去4回、選挙を経るたびに得票を減らしてきた石原さんは、以前から『野党に一本化されたら厳しい』とみられていた。結局、夜8時の開票と同時に勝敗が判明する『8時当確』という屈辱的な結果でした」(地元関係者)

 石原氏の弟で前職の宏高氏(東京3区)も小選挙区で敗北した。今回の選挙では石原兄弟のみならず、自民党の大物や長老19人が敗北(別表)。岸田政権に大打撃必至だ。

 現職閣僚でありながら小選挙区で負けたのは、若宮健嗣万博相。「所属派閥・竹下派の茂木会長代行の推しで入閣できた」(永田町関係者)ともっぱらだが、大臣という“ゲタ”を履いたのにもかかわらず、及ばなかった。

大臣経験者が続々落選


何とか比例復活した弟の石原宏高氏(C)日刊ゲンダイ

 大臣経験者の「長老」も続々と敗北した。五輪相時代に珍答弁を繰り返し、大臣辞任に追い込まれた千葉8区の桜田氏は、野党一本化の包囲網を敷かれ、小選挙区を落とした。24日の参院静岡補選で自民候補が負けた「静岡ショック」のあおりを受け、静岡8区の塩谷元文科相も敗戦した。

 緊急事態宣言中に深夜まで銀座のクラブで遊んでいたことが発覚し、自民党を離党。無所属で出馬していた神奈川1区の松本純・元国家公安委員長は、比例重複立候補できず、落選の憂き目に。

 原田義昭元環境相(福岡5区)に、山本幸三元地方創生相(福岡10区)、野田毅元自治相(熊本2区)も撃沈だ。党の定める「73歳定年」制度にひっかかり、比例と重複立候補できず、落選した。

 岸田首相は負けた19人の名前を自慢の「岸田ノート」に書いておいた方がいい。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/866.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 権力にしがみつく立民・枝野幸男の横暴。選挙惨敗&共闘失敗も代表辞任は否定、責任逃ればかりの“でたらめ”に批判殺到(まぐまぐニュース)
権力にしがみつく立民・枝野幸男の横暴。選挙惨敗&共闘失敗も代表辞任は否定、責任逃ればかりの“でたらめ”に批判殺到
https://www.mag2.com/p/news/517044
2021.11.01 tututu まぐまぐニュース



31日に投票が行われた衆議院選挙は、小選挙区と比例代表を合わせた465議席が1日午前5時前にすべて確定した。自民党は単独で国会を安定的に運営するためのいわゆる「絶対安定多数」の261議席を確保、一方立憲民主党は選挙前を下回る96議席に沈んだ。この結果を受け、「政権選択選挙」を声高に叫んで戦った枝野幸男代表の責任を問う声が大きくなる中、枝野代表は辞任を否定。「自民党には責任を迫るくせに自分は逃げている」と批判が殺到している。

“野党共闘失敗”も代表辞任を否定する枝野幸男の傲慢さ

「立民か、自民かの政権選択選挙」であると有権者に訴え続けてきた枝野氏だが、フタを開けてみれば、公示前勢力の109議席を下回る96議席と惨敗。

副代表を務める辻元清美氏が大阪10区で落選、比例復活も果たせず議席を失うなど大荒れで、野党共闘で選挙に臨んだ共産党も2議席減の10議席とまさに“共倒”という結果に終わった。

31日、フジテレビ系の選挙特番『Live選挙サンデー』に出演した枝野氏は、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏から、「国民に選ばれなかったんだから立民の代表は変わるべき。代表選やるんですよね?」と自身の責任について問われた。

これに対し枝野氏はまったく関係のない答えで質問をかわそうとするも、再び橋本氏が「いつも責任責任って言ってるんだから、政権選択選挙と言って負けた枝野さんがここで代表を辞めないんだったら何の責任を負ってるですか?」と厳しく追及。

枝野氏は「私どもが自民党に責任を追及しているのは不祥事。立民は私1人から100人超えるところまで作り上げてきた。この路線で前に進めばいいと思います」と答え、代表辞任を否定した。

これに対しネットからは批判が殺到。「枝野さんはいつも口先だけ」「あれだけ自民党に責任とか言っておきながら、自分は責任を負わない。この人に自民党を批判する権利ない」「権力に一番しがみつきたいのは自分じゃん」「枝野さんが代表でいる限り、立民が変わることはない」など辛辣な意見があがっている。

番組では橋本氏が立民は多様性と言いながら、全然顔ぶれが変わらない。一旦、外に引いて若手の新しい顔ぶれで選挙戦う考えはないんですか?」とさらに追及するものの、「民主党政権の失敗は経験のなさ。逆に私どもはあのときの経験がある。それを生かして政権を回していく。これが私の責任だと思います」と回答。

「この路線で前へ進む」とは一体どの路線なのだろうか。どうやら枝野氏に立憲民主党を“改革”するつもりはないようだ。

「政権を奪取する政党」には程遠い立憲民主党の姿

今回の選挙は枝野氏自身、苦しい戦いを強いられた。

枝野氏は埼玉5区で元経産副大臣の牧原秀樹氏と対決。票差はわずか5000票という大接戦の末に何とか勝利したが、日付が変わる頃まで当選確実が出ないという苦戦ぶりだった。

都内のホテルで開票の様子を見守っていた枝野氏は、自らが劣勢ということもあり終始浮かない表情。

仮に小選挙区で敗北した場合の進退について「党の代表は小選挙区で勝つことが前提だと思っている」と述べていたといい、比例復活の場合でも代表を辞任する構えを見せていた。

何とか小選挙区では勝利した枝野氏だが、イメージしていた野党共闘とはまったく異なる結果となってしまった立憲民主党。政権を奪取するにはまだまだ程遠い姿を露呈することになった。

Twitterの反応















※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: 立憲民主党 − Home | Facebook

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/867.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 自民・甘利幹事長の後任に高市早苗政調会長が急浮上!強力プッシュした安倍元首相ニンマリ?(日刊ゲンダイ)
自民・甘利幹事長の後任に高市早苗政調会長が急浮上!強力プッシュした安倍元首相ニンマリ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296872
2021/11/01 日刊ゲンダイ


自民党本部の開票センターで会見する高市早苗政調会長(右は、安倍元首相)/(C)JMPA

「ご本人の話を聞いた上で、私が判断いたします」

 衆院選の神奈川13区で敗北した甘利明幹事長(72)の進退について1日、報道陣にこう答えた自民党の岸田文雄首相(64)。永田町では早くも後任の幹事長人事をめぐっていろいろな憶測が飛び交い始めたが、急浮上しているのが高市早苗政調会長(60)の抜擢だという。

「この混乱状況を収められるのは元幹事長で細田派の長、細田博之元官房長官(77)ぐらいしかいない。しかし、細田さんは次の衆院議長に決まっているから無理でしょう。麻生派からの起用も考えられるが、麻生太郎副総裁(81)、鈴木俊一財務相(68)ときて、さらに幹事長も麻生派というわけにはいかない。となると、高市さんを幹事長にして、小渕優子・組織運動本部長(47)を後任の政調会長にするしかない。こんな案のようです。高市幹事長案を岸田政権発足前に強烈にプッシュしていた安倍元首相(67)もニンマリでしょうね」(与党担当記者)

 岸田首相には、どこまで安倍氏の「影」がつきまとう……。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/868.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 地に落ちた日本の民主<本澤二郎の「日本の風景」(4251A)<「日本は駄目だぁ」の悲鳴が列島を覆う。野党不存在の独裁国か>
地に落ちた日本の民主<本澤二郎の「日本の風景」(4251A)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30999503.html
2021年11月01日 jlj0011のblog


<「日本は駄目だぁ」の悲鳴が列島を覆う。野党不存在の独裁国か>

 神道自民261、創価学会公明32、極右維新41、改憲国民民主11の改憲大勢力に対して、野党の立憲民主96、れいわ2、社民1このほか無所属10の選挙結果に、右翼も左翼も想定外だとして仰天する選挙結果となった。

 今まさに民主主義の危機であろう。一番驚いたのは、首相の岸田文雄ではないだろうか。安倍晋三に続く、長期独裁政権の基盤が確立したことにもなろう。むろん、このあと五輪の清算にしても、バラマキ予算のツケ一つとっても、国政の難題は抱え込んだまま、日本丸は沈没してゆく。

 正義を貫徹するはずの検察が、まったく機能しない、皮肉れば犯罪国家の推進も、見えてくることになろう。言論の不自由な日本も約束される。希望は見えない。絶望の日本でしかない。世界も乱れているが、日本もその先陣を切るのであろう。

 改憲軍靴の音に人びとは、怯えさせられることになろうが、それもまた自業自得、悲しいことは野党が絶好の機会を生かせなかったことである。急いでポスト枝野・ポスト志位の体制を構築しても、自公の岩盤にドリルで穴をこじあける体制構築が急務だ。枝野・志位・小沢の時代は終わった。

 気候変動と火山・地震と原発危機で逃げ惑う列島の人々の姿が、目に浮かんでくるようである。神道と創価学会の、カルト教団が強いる民主の危機到来に備えられる日本人になれるのか。

<政党助成金などの金力・選挙制度・戦術面で自公維が圧倒した選挙>

 技術的に総選挙を分析すると、与党改憲勢力は政党助成金という血税一つとってみても、莫大な金力選挙を断行した。背後で「厳しい選挙」という心理的な作戦も功を奏したが、何と言っても小選挙区比例代表制という、民意を全く反映しない、自公のための選挙制度に救われた。

 戦術面では、岸田の奇襲短期決戦も大成功を収めた。与党の組織戦に対して、野党は風任せで準備不足だ。筆者は選挙戦の最中に、千葉12区の千葉―鴨川線を往復した。多くのポスターは、評判の悪い自民候補のみで、そこに公明党創価学会が支援するような文字が印刷されていた。対抗する立民と共産のポスターは、一枚もなかった。

 これは千葉12区だけのことではなく、列島全体の姿でもあったのだ。象とアリの戦いだった。枝野も志位も、さっさと卒業するほかない。共産は党名を変えよ、である。

 改めて日本の有権者の資質は、低い。ともかくレベルが低い。選挙制度を変えることである。改憲のために岸信介が叫んできた選挙制度を、民意が反映する制度に改めるほかない。

 政党助成金も廃止すればいい。1・5億円事件が、そのことを物語っている。

<犯罪・腐敗・不正義・不公正が容認される三流国家>

 日本は民主主義の国ではない。自由と民主の国ではない。

 新聞テレビに言論の自由がない。委縮しながらの報道を余儀なくさせられている。政治屋の犯罪さえも、徹底追及できない。公共放送が政府与党に支配されている。安倍事件報道が物語っている。腐敗大国・不正義大国・不公正大国である。市民運動も転換する時であろう。

 問題は、司法は有名無実化している。政府与党の犯罪に、警察も検察もいい加減で成り行き任せで、まともに機能していない。政府の番犬に徹している。最高裁判所も、行政府や立法府に屈服していて恥じない。無法無天の三権といえる。日本の三権は、分立していない。

 昨日、偶然、中央大学OBの弁護士の元共産党代議士と連絡が取れた。2回当選して今は自由の身である。現在の志位共産党を全面的に支持しているわけではなかった。「選挙制度を変える必要がある」と正論を吐いていた。

 「フクシマ放射能下、30万人の子供たちの命を救うため、安全な場所に移動させる責任が政治にある。ところが、共産党系の民医連は、原子力ムラと協力している」と指摘すると、彼は「驚いた、知らなかった」と正直に答えてくれた。

 反原発の小泉純一郎でさえも「野党が脱原発一本でまとまれば、選挙に勝てる」は事実だろうに。立民も共産も、まずは党内の声に耳を傾ける必要があろう。これ以上、ペンを動かす力がない!

2021年11月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


列島をフクシマ放射能で埋め尽くす<本澤二郎の「日本の風景」(4250) : jlj0011のblog (livedoor.blog)


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<立憲、14議席減>衆院選 全議席決まる 自民「絶対安定多数」維新は第三党に躍進 自民261 立憲96 維新41 
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/861.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 野党共闘は失敗ではない。参院選挙も事前にしっかりと協議すべき。(かっちの言い分)
野党共闘は失敗ではない。参院選挙も事前にしっかりと協議すべき。
https://31634308.at.webry.info/202111/article_1.html?1635768959


野党共闘は失敗したと、批判者から言われている。本当にそうなのだろうか?

逆に、野党共闘をしなかったら、もっと悲惨な結果になっていたと思っている。

なぜなら、今回の野党共闘は立憲から積極的に他党に求めた訳ではなかった。市民連合からの働き掛けにより実現した。それも、菅首相が退陣することが明らかになってからだ。それまでは、立憲は野党共闘をむしろ拒否していた。菅首相が退陣することがわかって、急に共闘が進んだ。それまでの目論見が外れたのだ。

立憲が戦略を考えて、他党に持ちかけたものではない。それでは、やはり弱い。野党、マスコミからの共産との共闘を批判され、十分な言い訳の準備がなされていないように感じた。

折角の1本化に対して、枝野代表のイニシャチブが見られなかった。山本太郎の東京8区の件は、リーダーシップが取られていなかったと見ている。もともと8区に立候補したのは立憲からの提案であったと山本は言う。れいわは候補者の40%を一本化のために降ろしたが、どこにも野党候補の一本化は認められなかったと不満を言っていた。

枝野代表の選挙区の開票も深夜にまでずれ込んだ。代表自身が圧倒的な人気がない。ここは、いっそ小川淳也氏ぐらいに、若がえった方が党のためと思っている。参議院選挙についても、もっと前から野党共闘の体制を決めるべき。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/870.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民・甘利明氏「令和最短の幹事長」に…党ナンバー2が小選挙区で初めて落選の衝撃!(日刊ゲンダイ)
自民・甘利明氏「令和最短の幹事長」に…党ナンバー2が小選挙区で初めて落選の衝撃!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296827
2021/11/01 日刊ゲンダイ


テレビ局のインタビューを受け、厳しい表情を見せる自民党の甘利幹事長=31日、東京・永田町の党本部(C)共同通信社

 <もう言い訳はいらないんだよ><お前は自分がやったことを全く反省していないんだな><負けて当たり前。すっきりした><言いたいことは東京地検でお願いします>

 ネット上では「歓迎」する投稿が目立っていた。10月31日投開票された衆院選で、神奈川13区(大和・海老名と座間の一部)から出馬した自民党の甘利明幹事長(72)が、立憲民主党新人の太栄志氏(44)に敗れた。

 重複立候補した比例区で復活当選したものの、自民党ナンバー2の現職幹事長が小選挙区で敗れるのは初めて。これを受け、甘利氏は岸田文雄首相(64)に幹事長辞任の意向を伝えたという。幹事長交代となれば、これまた「令和の最短幹事長」となるに違いない。

 テレビの選挙特番で「甘利劣勢」が報じられる中、幹事長として各局の番組にハシゴ出演した甘利氏。その顔色は青ざめ、明らかに精彩を欠いていた。東京メトロポリタンテレビジョンでは、自身の金銭授受問題に関する質問に対し、「この種の話はエンドレスになりますから」とブチ切れ。TBSの選挙特番では、爆笑問題の太田光氏(56)から「戦犯ですよね」と問われると、最初は「そうかもしれませんね」と苦笑いしつつも、さらに金銭問題について突っ込まれると、「私自身は全く関与してないですね」と表情を変え、苛立ちながら「そういうことを聞く番組ですか」と食って掛かる場面もあった。

 この姿を見た視聴者などからは、<これがこの人の本当の姿><慌てて焦って、こういう時に人間の本性が出る>といった書き込みがネットに投稿されていた甘利氏。ほんの2、3週間前、安倍元首相(67)、麻生副総裁(81)と一緒に「3A」などと持ち上げられ、「我が世の春」を満喫していたが、あっと言う間の転落だった。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/871.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 「3A」応援の自民候補は半数以上が討ち死に惨敗…“安倍・麻生・甘利のご威光”ガタ落ち(日刊ゲンダイ)



「3A」応援の自民候補は半数以上が討ち死に惨敗…“安倍・麻生・甘利のご威光”ガタ落ち
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296844
2021/11/01 日刊ゲンダイ


逆効果だった(甘利明幹事長〈左〉の応援を受けた平井卓也元デジタル相が落選)/(C)日刊ゲンダイ

「3A」が応援に入った自民党候補者が次々に選挙区で落選だ。安倍元首相、麻生元財務相、甘利幹事長の3人が選挙期間中に応援入りした候補者は計69人。うち40人が小選挙区で議席を獲得できなかった。3A人気もその程度だった。

 象徴的なのが、自民の平井卓也元デジタル相と立憲民主党の小川淳也氏の一騎打ちとなった香川1区だ。昨年話題を呼んだドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で知名度を急上昇させた小川氏と、平井氏がデッドヒートを繰り広げていた。

 選挙終盤の先月27日には甘利幹事長が、29日には麻生副総裁が香川1区に応援入りしたが、結果は開票と同時に「小川当確」。平井氏は比例復活したものの、小川氏に2万票近く差をつけられる大敗を喫し、「結果を出すことができず、本当に申し訳ない」と支援者に深々と頭を下げた。

「平井卓也さんが勝つということは、みんなの価値観を守るかどうかの戦いなのであります」と訴えていた甘利幹事長の言葉は、香川1区の有権者には届かなかったようだ。

岸田首相が火消しに回っても大炎上


かっての威光はガタ落ち(安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍元首相と麻生副総裁がマイクを握った北海道も、1区で自民の船橋利実元財務政務官が立憲の道下大樹氏に完敗。応援演説で「温暖化のおかげで北海道のコメがうまくなった」と暴言を吐いた麻生副総裁が、地元農家の神経を逆なでしたのは間違いない。

 麻生副総裁の問題発言は岸田首相が「適切ではなかった。申し訳ない」と火消しに回ったものの、道内外で大炎上した。

 3A全員が応援に入った東京18区は、国替えした長島昭久元防衛副大臣が、かつての師である立憲の菅元首相に及ばず。3Aの威光は、ほとんど効果がなかったようだ。

 3Aのいずれかが応援のマイクを握った候補の半数以上が“討ち死に”の惨敗である。いつまでデカい顔をするつもりなのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/872.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<上>首都圏は野党が一矢報いたが結局「絶対安定多数」のやりきれなさ(日刊ゲンダイ)

※2021年11月1日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大




※紙面抜粋



※2021年11月1日 日刊ゲンダイ2面






野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<上>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296849
2021/11/01 日刊ゲンダイ

首都圏は野党が一矢報いたが結局「絶対安定多数」のやりきれなさ


大物、ベテランが相次ぎ退場(自民党本部開票センターでの岸田首相と甘利幹事長=右)。スッタモンダで東京8区を制した立憲民主の吉田晴美氏(C)日刊ゲンダイ

 31日に投開票が行われた衆院選は、何とも煮え切らない結果に終わった。自民党は議席を減らしたが、立憲民主党も公示前勢力を下回った。自民重鎮が選挙区で負けるなど小波乱はあったものの、結局は自民単独で「絶対安定多数」という結末をどう評価、分析するべきなのか。ハッキリしているのは、有権者が安倍・菅・岸田政権の継続を選んだことが、この国の未来に重くのしかかってくるという暗い現実だ。

 開票前は、「自民党単独過半数割れ」も囁かれていたのに、終わってみれば自民党は、単独で過半数(233議席)どころか、17の常任委員会すべてで委員長を出したうえで、過半数の委員を確保できる「絶対安定多数」の261議席に達した。

 今後も、国会運営はラクラクだ。野党の声は無視され、最後は強行採決で何でも決めてしまう。国会審議は形骸化。おなじみの光景が繰り返されることになる。

「これでは選挙前と何も変わりません。政権交代が起きなくても、自民が単独過半数割れなら、これまでのような好き勝手はできなかった。与野党勢力が伯仲すれば議会に緊張感が生まれ、与党側もむちゃはできなくなります。せっかく悪辣自民の息の根を止めて、民主主義を取り戻すチャンスだったのに、国民はこれだけ悪政に虐げられても変化を望まないということでしょうか。安倍菅政権から続く独裁体制が維持される結果になり、やりきれません」(政治評論家・本澤二郎氏)

 野党は、首都圏など都市部では善戦して一矢報いたが、地方ではバタバタと競り負けた。接戦に持ち込んだ選挙区の多くであと一歩及ばず、与党候補に敗れてしまった。

「投票率が低いと、組織票で自公が有利なのは分かり切ったことです。投票権を行使しない有権者も不甲斐ないし、大メディアの責任も大きい。自民党内のイベントである総裁選では連日、大騒ぎしていたテレビも、国民にとって、もっと大事な衆院選の扱いは小さかった。政治の私物化やコロナ対策など、この4年間の自公政治への審判だと明確に問うこともしませんでした。狡猾な自民はさっそく追加公認で“カサ増し”し、数の力を頼んだ独裁体制を強化しにかかっています」(本澤二郎氏=前出)

 投票率は55・33%前後とみられ、前回2017年の53・68%をわずかに上回ったが、戦後3番目の低水準だった。

 有権者の関心の低さが、岸田自民の高揚感なき勝利につながった。

いくら居直っても議席減で問われる岸田の求心力


公明党は東京12区を死守(太田昭宏・前公明党代表〈左〉の地盤を引き継いだ岡本三成氏=中央)/(C)日刊ゲンダイ

「衆議院選挙は、いつの選挙も政権選択選挙。与党で過半数が目的だということは、従来からも申し上げてきた。信任をいただいたと受け止めたい」

 勝利宣言でも岸田首相に笑顔はなかった。それも当然で、自民にとっても狐につままれたような勝ち方だったからだ。

「当日まで『自民苦戦』と報じられていたし、50議席減もあり得ると思っていた。なぜこれほど勝てたか分からない」(閣僚経験者)

 不人気の菅前首相から表紙を代えて選挙に臨んだものの、期待したご祝儀相場もなく、風も吹かず、野党共闘で激戦区が一気に増えた。低投票率に助けられた勝利だった。

 コロナ禍で多くの国民が苦しみ、政府の対応に不満を抱いても投票率が上がらなかったのは、政治不信が根強いことの表れでもある。それに、勝ったとはいえ議席を減らしたことには変わりない。果たして岸田自民は踏みとどまったと言えるのか。

 そもそも岸田は「選挙の顔」として弱い。演説にも有権者を引き付ける力がない。党内には不安が残り、総裁選から続く抗争の火種もくすぶったままだ。

 選挙を経て多少なりとも顔ぶれが入れ替わり、党内の権力構造に変化が生じる。甘利幹事長の選挙区落選で「3A」の一角が崩れたが、安倍元首相、麻生副総裁の顔色をうかがいながらの政権運営になれば、国民の支持も得られないだろう。

 参院選前に「岸田では戦えない」という声が上がり、岸田降ろしが起きてもおかしくない。

「この衆院選は岸田首相の力で勝ったわけではないので、選挙を経て求心力が高まったとは言えません。しかし、自民単独で絶対安定多数を確保したため、与野党の関係も、自民党内の政局も膠着状態でしょう。岸田首相は基本的に内閣と党執行部の布陣は替えないと言っているので、辞意を表明した幹事長だけは交代しても、現状維持でズルズル続いていく可能性が高い」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 4年ぶりの衆院選でも自民党は変わらない。政治も変わらない。あまりに不毛だ。

どのツラ下げてTV出演? 甘利幹事長の赤っ恥


復権も“三日天下”(「現職幹事長の落選」となった甘利明氏)/(C)JMPA

 総選挙の責任者がマサカの落選。

 口利きワイロ疑惑を抱えながらデカい顔でのさばってきた自民の甘利(神奈川13区)は「現職幹事長の落選」という結党以来の赤っ恥だ。さすがに岸田に辞意を伝えている。

 ロートル軍団「3A」の一角を占め、岸田政権誕生の立役者として厚かましく復権した甘利は、選挙戦序盤こそ、〈選挙期間中地元に入れるのは今日の2時間だけ。よってタスキをかけるのもこの2時間だけ。コスパの悪い選挙備品だね。でもその分、同志の応援に全国を走り抜けます〉と余裕のツイート。

 ところが、ラスト3日間は選挙区にベタ張り。ビールケースに乗って「私は未来を見通せる」「私がいなくなれば大変なことになる」と錯乱状態で叫び散らしていたのだから、情けない。

 投開票日も見苦しさを全開。テレビ各局をハシゴし、「国会議員って大きなビジョンで日本の未来を語るんですけど、私が個々に話す人には好感をもって受け止めていただくんですけど、それがみんなに伝わっていかない」などと持論を展開。

 大臣室で50万円の現ナマを受け取ったことが発覚後、睡眠障害を理由に国会を長期欠席したくせに、「不整脈を抱えていましたから。ストレスで不整脈が出るということで、医者からもですね、少し休んだ方がいいとアドバイスを受けておりました」と言いだす始末。錯乱状態から抜け出せないのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「政治とカネの問題を象徴するひとりである甘利幹事長の選挙区落選はインパクトが非常に大きい。安倍・菅政権の負の遺産をリセットできない岸田政権、独り善がりのオッサン政治に有権者もいい加減うんざりしたのでしょう」

 甘利はしぶとく比例復活したものの、国会にどのツラ下げて出てくるつもりか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/873.html

   

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