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2022年1月06日08時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 「中小企業の支援、対象業種の判断できず」もう統計改ざんの悪影響が(まるこ姫の独り言)
「中小企業の支援、対象業種の判断できず」もう統計改ざんの悪影響が
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/01/post-64e1d7.html
2022.01.05 まるこ姫の独り言


国交省が統計の改ざんをしていたのがバレ、政府はそれほど影響はないと言っていたがもう影響が出ている。

当たり前だ、政策の基礎である統計の改ざんをしておいて影響が出ないというのが安易すぎる話で。

中小企業の支援、対象業種の判断できず 国交省の統計不正の影響で
 1/5(水) 6:00配信 朝日新聞デジタル

>国土交通省による建設業の基幹統計の書き換え問題で、中小企業向けの支援策の対象業種を選ぶ判断ができなくなっていることがわかった。支援が必要な業種を選ぶための好不況を示すデータがないためで、一部の業種は業況に関係なく支援の対象外になっている。本来受けられるはずの支援を受けられない企業が出てくる可能性があり、政府は金融機関への要請など対応に追われている。

基礎や土台がいい加減だと、建てた家もまともに住めないと同じで、国の根幹である統計の改ざんが日常的に行われていたら、そのあおりを食うのは必ず弱い方へ行くという典型例のような話で、中小企業向けの支援が出来なくなっているというから事は深刻だ。

自民党の二世三世議員は、社会や企業の悲哀が分からないだろうが、本来受けられるはずの支援が受けられず倒産したらどうするのか。

これも安倍政権の負の遺産だ。

選挙に勝てば何をやっても当然だと思っていた安倍によって、政治も社会も壊れてしまった。

自分と妻、そのお友達の為に公文書やデータの改ざん・捏造は日常的に行われ、国会で答弁に窮すると文書は廃棄したと言って来た。

政権に優しいこの国のメディアは、未だ公文書やデータ改ざんを「書き換え」にしているが、明らかに改ざんと言う犯罪行為を国交省がしてきた結果が酷い事に。

書き換え統計、大半の復元困難 国交省に元の調査票・写しなく
 毎日新聞 2022/1/2 18:28(最終更新 1/2 19:25)

>国の基幹統計「建設工事受注動態統計」を国土交通省が無断で書き換えて二重計上していた問題で、二重計上が行われた8年分の大半は、書き換え前の数値を復元するのが困難となっている。調査票自体が書き換えられた上、書き換え前の調査票の写しが残っていないとみられるためだ。調査票の電子データは保存されているが、書き換え後の調査票の数値だったという。二重計上が国内総生産(GDP)にどう影響したかを検証するのは困難な情勢だ。

国交省は長年にわたって改ざんをしていたというが、安倍政権の政策のアベノミクスが成功しているように見せるために都合よく改ざんをしてきたのと違うか。

GDPの算定方法だって安倍政権で急に解釈を変えてしまったし。

統計を改ざんした結果、大半の復元がこんなになったり、国交省に元の調査票や写しが無く検証も困難だと事は、国交省は取り返しのつかないことをやらかしたわけだ。

国家・国民に大損失を与えた事でもあり、誰が指示したのか、きちんと責任追及をしないといけない。

官僚が自分の意思で勝手に改ざんをするわけがなく、必ず指示した人間がいる。

アベノミクスを良く見せかけるために組織ぐるみで統計に手を加えたと思われても仕方がない。

岸田もやった振りが巧いが、このことこそ、誰が何のために改ざんしたのかきちんと検証しないと国の根幹が成り立たなくなる。

このまま、終わったことだとしてスルーして言い訳が無い。

優柔不断な岸田の事だからいろんなところに気兼ねして動かない可能性大だが。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 日米が謀略し日中分断政治工作大成功=大失敗 日本自滅中 
日米が謀略し日中分断政治工作大成功=大失敗 日本自滅中
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52001089.html
2022年01月06日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


@
日韓基本条約で
北朝鮮を中国の台湾と同じ扱いにし 
韓国が北朝鮮を代表としたため
朝鮮半島戦争賠償金を韓国が食いつくす
条約の狙いは
北朝鮮工作をし破綻させる為だが
北朝鮮核保有し工作失敗
更に
ピョンヤン宣言をしてしまい 
日韓基本条約が矛盾露呈し
宙ぶらりん状態が今の
日韓関係&北朝鮮関係だ

〜〜

A
海洋裁判所長が日本の時 裁判官人事を日米ヒソヒソ発令し 

中国クソミソ判決した結果
東南アジアは華商共存社会が破裂するからと
賛同できず逆作用した
そして
一帯一路で形成逆転 鉄道動脈 海港整備で中国に主導されてしまう

〜〜

B
尖閣国有化

賠償金0でいいから国交優先の中国に
日本親中政権が感謝し経済指導した結果
今の中国の大発展につながる

日本もバブル&経済大膨張となり
中国を軽侮する石原と米国安保が
嫉妬し野田民主を巻き込み尖閣国有化した

以降日中経済関係は「反日発展政策大成功中」となり
中国から切り離された日本科学は賞味期限切れとなった

〜〜

Cウイグル・香港・台湾・テニス大宣伝中

ウイグルのど真ん中にテスラ販売拠点=シルクロード中核地であり
トヨタはじめ日本経済界は板バサミにあい進出全て出遅れ・・

更に反日世論が10年間の中国国内冷遇を招き
中国感情の自力更生の念での邁進に寄与してしまった

結論
日本経済は下り坂道にある
対中軽侮が少子高齢化を招いた主因だと
言えない から自滅する

日米安保が招いた首輪の中にある日本は
これからも


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 沖縄自民に激震!1.23名護市長選“オミクロンショック”直撃の可能性、現職の資質にも難アリ(日刊ゲンダイ)



沖縄自民に激震!1.23名護市長選“オミクロンショック”直撃の可能性、現職の資質にも難アリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299574
2022/01/06 日刊ゲンダイ


随分と能天気だが…(渡具知武豊市長のツイッターから)

 オミクロン株感染が拡大している沖縄県で5日、1日当たりの新規感染者が623人に上った。600人超えは約4カ月ぶり。前日から一気に2.5倍以上に急増し、東京の人口に換算すれば約6000人に相当し、6日には過去最高の980人前後が新たに感染したと発表した。

米軍基地に批判集中

 急拡大の元凶は、県内の米軍基地だ。日米地位協定に基づき、米軍人や軍属が日本側の検疫対象になっていない上、米軍関係者がマスクなしで外出する事例も散見される。基地から市中にオミクロン株がしみ出ている状況だ。玉城知事は2日、「米軍の管理態勢の不十分さを示しており、怒りを覚える」と強く批判していた。

 この惨状に慌てているのが自民党県連だ。沖縄は今年夏に参院選、秋に県知事選を控える「選挙イヤー」。その初戦となる1月23日投開票の名護市長選にオミクロンショックが“直撃”しかねない。

「自公推薦で現職の渡具知武豊氏と野党系推薦で名護市議の岸本洋平氏の一騎打ち。もともと、米軍普天間基地の辺野古移設問題が焦点となる中、今回、感染拡大が基地由来だと明らかになった。新基地推進の自民にとっては大打撃です。早速、市民から『地位協定を見直すべき』との声が上がっており、自民党関係者は頭を抱えています」(県政関係者)

現職市長はノンキに「選挙活動」

 渡具知市長の「資質」にも疑問符がつく。オミクロン株が拡大する中、対策そっちのけで“選挙活動”に邁進していたフシがあるのだ。

 県内の米軍基地でオミクロン株感染者が確認されたのは先月17日。29日には、名護市内で市中感染が発覚したが、ツイッターで初めて「オミクロン株」に言及したのは、5日午前。首長としての注意喚起どころか、23日には小渕優子組織運動本部長の選挙応援メッセージを投稿。クリスマスイブの24日には、自身が「幸せな聖夜の夜を過ごしてくださーい」などと語る動画を投稿する能天気ぶりだ。

「この4年間、市長としての実績はゼロに等しく知名度も低い。一方、対立候補の岸本氏は、今なお市民からの信頼が厚い故・建男元市長を父に持つ。『岸本ブランド』が強固なため、渡具知氏は必死なのでしょう」(地元関係者)

 岸田自民は昨年から茂木幹事長や遠藤選対委員長ら幹部を続々と送り込んでいるが、市民からの鉄槌を食らいかねない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/885.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 日本発展途上国へ<本澤二郎の「日本の風景」(4316)<「日銀の黒田を追放・法的制裁を」の切実な叫びが聞こえてきた>
日本発展途上国へ<本澤二郎の「日本の風景」(4316)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31685677.html
2022年01月06日 jlj0011のblog


<「日銀の黒田を追放・法的制裁を」の切実な叫びが聞こえてきた>

 遂に深刻すぎる事態が起きてきた。敗戦時のハイパーインフレを連想する老人も。このところのと超円安に、大衆は「黒田を叩きのめせ」と大声を上げ始めている。「やつを安倍ともども法的制裁を加えるしかない」とのすごい怒りの声も噴出している。

 金融に詳しい事情通の今朝の電話だと、日本は発展途上国になる、という悲劇的な予想だった。「失業率は減った」「経済は好調だ」とがなり立ててきたアベノミクスの、巨大なツケに大衆は、いまから愕然とするばかりである。

<1ドル117円+αの超円安に政府日銀はコロナで隠ぺい>

 「ずっと105円台で推移してきた為替が、この1か月で117円を超えてしまった。アメリカもEUもこぞって金融の引き締めに突入した。日本だけが蚊帳の外、相変わらずゼロ金利、金融緩和の日銀・黒田の崩壊を意味する」と専門家は決めつけた。

 経済に疎い法学部の言論人や政界、霞が関の官僚らも、この恐ろしい事態に気付いていない馬鹿者が多い。第一、このすさまじい為替の大変動に対して、政府も日銀も、議会人・官僚どもも沈黙している。言論界はコロナ報道で、これを覆い隠すのに懸命である。

 無知無能は犯罪なのだ。発展途上国行きの地獄列車に乗ってしまったアベノミクス号による、統計を捏造したりの金融政策で経済成長を、とわめいてきた犯罪的政策で、もはや日銀の黒田には打つ手なしだ。わが日本丸は、難破船になろうとしている。

<庶民の貧困度は急落、金持ちやトヨタは笑いが止まらない>

 日本に経済学者はいない。エコノミストはいない。

 他方で、一部の富裕層や海外投資の輩、輸出先行の財閥など上級国民は、笑いが止まらない。米国などで車を生産しているトヨタなどは、内心ほくそ笑んでいる。彼らは国民を奴隷としか見ていない。国民のことなど考えていない。

 わずかな年金族の前途は、息も絶え絶えである。

<国民は財閥内部留保500兆円を奪うしかなくなった!>

 事情を知る一部の専門家は、口を開く勇気もなく、ただ天に向かって祈るような境地であろう。

 残された手段は、政治屋や富裕層の膨大な脱税資金を洗い出すのである。パナマなどの脱税秘密口座をさらけ出すことだ。宗教・医療・教育の優遇税制を止めることだ。おそらくこれで数百兆円が国民に還元する、と期待されているようだ。

 そして財閥の内部留保資金500兆円を、国民のために活用するのである。

 世界一の高給取りの国会議員と、それに準じる地方議員、官僚の給与と人員の半減を敢行しなければならないだろう。

 日本の超格差社会の是正である。平等な社会を構築することで、再び発展途上国から抜け出すのである。もはや高度成長はあり得ない。気候変動や放射能から逃れる、真っ当な政策を推進する官僚機構の再構築が不可欠だ。

 腐敗と汚染まみれの政党と政治屋・官僚の追放である。お金をさらに刷りまくってなどという暴論はさておいて、武器弾薬を放棄して、神妙に日本国憲法の定着にまい進する帆船日本丸に舵を切ろう。敗戦時の日本へと再スタートするしかない。この世に手品はない。 

<使い方知らずのスマホ?に切り替え、目下かけ方知らず>

 1月5日に3年ぶりに子供が3人そろった。我が家にとって久しぶりの小さな幸せの日。この日、創価学会系のヤマダ電器ではなく、ケーズデンキのスマホの売り場に出かけた。

 末っ子が案内してくれた。久しぶり数十年も乗り回してきている軽自動車の狭い座席で、父子水入らずの会話を楽しんだ。「20年経ったら我が家を相続すること、そのために健康管理をしっかり頼む」と。父親に何一つ頼んだこともない息子である。偉そうかことは言えない。

 ドコモのガラケー携帯からスマホに切り替える?考えもしなかった勇断である。店員とのやり取りをそばで聞いても、理解不能である。息子の横顔を、初めて見たかのような錯覚にとらわれた。目が大きい。幼児期の自分とそっくりだ。実にいい男である。笑われるだろうが、なんとか30代の女性を見つけて子供を作って、本澤家の跡継ぎにさせたい、これが目下の父親の小さい願望である。

 無事にスマホを手に入れたが、使えるようになるか?目下、受信待ちだ。先ほど最初の電話があった。こちらから送信ができない。ラインの使い方も。それよりも昨日は、高級な我が家の料理で、父子4人の食事会に、亡き妻も交えておしゃべりに花を咲かせた。高級料理人に深謝!

2022年1月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


[東京 6日 ロイター] - シンガポールの資産運用会社3Dインベストメント・パートナーズは6日、東芝に臨時株主総会の招集を請求したと発表した。東芝が目指す会社の3分割には3分の2以上の株主の賛同が必要だが、「物言う株主」が3割弱を占める現状では分割案への同意を得るハードルは高く、賛否の決議を前倒しさせる狙いがある。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <沖縄で981人感染確認、過去最多>沖縄、山口、広島にまん延防止措置適用へ…小池都知事は「考えていない」(日刊ゲンダイ)



沖縄、山口、広島にまん延防止措置適用へ…小池都知事は「考えていない」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299576
2022/01/06 日刊ゲンダイ


沖縄の新規感染者は600人を超えた(同県那覇市の国際通り=5日)/(C)共同通信社

 政府は、新型コロナ感染が沖縄県で急拡大していることを踏まえ、新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を同県に適用する方針を固め、7日にも政府対策本部で決める。

 米軍岩国基地を抱える山口県でも感染者数が急増しており、まん延防止措置の適用を要請する方針を固めた。対象地域は岩国市と和木町とし、6日に正式決定する。

 沖縄、山口両県とも、期間は9日から31日までを想定している。

 山口県に隣接し感染者数が急増している広島県も、適用を要請する検討に入った。早ければ6日に判断する。

 政府関係者は「山口、広島の感染拡大のスピードが速い」との懸念を示し、この2県でもまん延防止措置を出す方向で調整している。

 まん延防止措置と緊急事態宣言は昨年9月末の全面解除以来、出されておらず、適用が決まれば岸田政権で初めて。

小池都知事は「考えていない」

 一方、5日の新規感染者数が390人で、前日の約2.6倍となった東京都の小池百合子知事は同日、「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請する可能性について「現段階では考えていない」と否定した。







http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/887.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 連合の新年交歓会にヘタレ総理が出席。「さまざまな課題に立ち向かうには政治の安定が重要だ。参院選では与党に貴重な理解と協力を心からお願いする」と露骨に癒着をアピール!! 
連合の新年交歓会にヘタレ総理が出席。「さまざまな課題に立ち向かうには政治の安定が重要だ。参院選では与党に貴重な理解と協力を心からお願いする」と露骨に癒着をアピール!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-a47b3d.html
2022年1月 6日 くろねこの短語

 臆面もなくと言うか、機を見るに敏と言うか、露骨な癒着と言うか、ヘタレ総理が連合の新年交歓会に出席して挨拶しましたとさ。立憲代表の希望の党崩れ・泉君と国民のタマキンも出席していたのに壇上にすら上げてもらえず、そんな光景を指をくわえて見ていたってね。

 いやはやです。連合ってのは大企業サラリーマンの互助会で、一般大衆労働者諸君とは無縁と言うよりも敵対する組織だってことがよくわかる。

 「さまざまな課題に立ち向かうには政治の安定が重要だ。参院選では与党に貴重な理解と協力を心からお願いする」ってヘタレ総理はスピーチしたそうで、ここまであからさまに秋波を送ったってことは、既に話はついてたりするんじゃないのか。

岸田首相、連合に接近 9年ぶり新年交歓会出席 見据える参院選


 連合会長の反共・芳野君は相も変わらず共産党への敵意剥き出しで、このままだと参議院選は自民党圧勝なんてことも現実味を帯びてくる。そうなると、2025年まで大型の国政選挙が行われない「黄金の3年」が手に入る。そうなりゃあ、改憲を含めたやりたい放題も夢ではなくなりますからね。

 それにしても、連合は舐められたものだ。ていうか、もはや自民党のお手付き集団に堕したってことなのだろう。ま、会長自らが「新しい資本主義実現会議」のメンバーになったり、自民党幹事長のキツネ目の男・茂木君に「初の女性会長なので頑張ってほしい」なんてエール送られちゃうんだもの、それだけで終わってます。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/888.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 自宅療養活用は最悪のオミクロン拡大“野放し”政策!早すぎる「全員入院」見直しと専門家が指摘(日刊ゲンダイ)




自宅療養活用は最悪のオミクロン拡大“野放し”政策!早すぎる「全員入院」見直しと専門家が指摘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299575
2022/01/06 日刊ゲンダイ


施設確保の努力はしたのか(自宅療養等について取材に応じる後藤茂之厚労相=5日)/(C)共同通信社

 自宅療養活用は危険な方針転換──。後藤厚労相は5日、新型コロナウイルスが急拡大している地域では、オミクロン株の感染者を症状に応じて宿泊・自宅療養にしても差し支えないと発表したが、完全な“野放し”政策だ。全員入院を見直し、自宅療養が増えれば家庭内感染が膨れ上がり、入院、重症者が増える恐れがある。

  ◇  ◇  ◇

 オミクロン株はまだまだ不明な点が多く、これまで陽性者は入院、濃厚接触者は宿泊施設での待機が原則だった。

 ところが、オミクロン株の市中感染が広がり、岸田首相は得意の軌道修正。病床や宿泊施設の逼迫を避けるため、自宅の活用をアッサリ「容認」した。

3カ月ぶりに新規感染者2000人超え

 5日の全国の新規感染者数は約3カ月ぶりに2000人を超えた。オミクロン株が影響しているとみられている。

「オミクロン株の感染力は強力で、海外では過去の何倍もの新規感染者数が確認されています。この先、日本でもオミクロン株が流行し、全員入院を継続すれば、あっという間に病床が逼迫するのは目に見えています。感染者数の急増を受け、病院以外の施設を活用するのは理解できます。しかし、自宅療養はダメです。軽症者でも急変し重症化、死に至るのがコロナの怖さです。経口治療薬の投与やパルスオキシメーターの配布など安心できる在宅療養体制を整えるとしていますが、適切な治療は難しい」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)

重症者、死者増も


市中拡散リスクも高い(仕事始めを迎え、東京・神田明神で参拝する人たち)/(C)共同通信社

 加えて、自宅療養はオミクロン株の感染拡大を加速させる可能性が高い。オミクロン株の実効再生産数は、5〜9のデルタ株の約4倍とされる。1人のオミクロン陽性者から最大36人に感染させる計算だ。

「オミクロン株の陽性者が自宅療養すれば家庭内感染は確実に起きます。また、保健所が自宅療養者の行動をコントロールするのも限界があるため、外出した陽性者がウイルスを市中に拡散させるリスクもある。陽性者を隔離でき、しかも、医師の目が行き届く臨時医療施設や宿泊施設の充実を図るべきですが、政府が努力したようには見えません。今の時点で“自宅療養ありき”の姿勢は医療放棄に他なりません」(中原英臣氏)

 WHO(世界保健機関)は、オミクロン株が他の変異株に比べて、入院や死亡のリスクは低いという見解を示している。

 しかし、自宅療養者を増やし、感染者数がこれまでの何倍にも増えれば、それだけ入院、重症、死者数が増えてもおかしくない。

 岸田首相は「聞く力」を発揮し、野放し政策を引っ込めて施設隔離を徹底すべきだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/889.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <3カ月で分かった新首相の能力と正体>朝令暮改のヌエ首相に第6波の震撼(日刊ゲンダイ)

※2022年1月6日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2022年1月6日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の上陸が確認されてから1カ月。懸念されていた「第6波」はじわじわと立ち上がり、各地で猛威を振るい始めた。5日の全国の新規感染者は2638人で、前日から倍増。2000人突破は昨年9月26日以来だ。まさに倍々ゲームの様相で感染が急拡大している。

 在日米軍が持ち込んだとみられるオミクロン株が市中で急速に広がる沖縄県では、新規感染者数が昨年8月28日以来となる600人を超え、623人に達した。玉城デニー知事は6日、まん延防止等重点措置の適用を要請。それを受け、岸田政権は関係閣僚と対応を協議し、専門家らへの諮問と国会報告を経て、7日に政府対策本部会合で措置適用を決める流れが見込まれている。昨年9月30日以来の局面だ。新型コロナ対応の改正特別措置法に基づく緊急事態宣言やまん延防止措置は、デルタ株がまん延した第5波に対応するため、それまで発令と延長が繰り返された。米軍岩国基地を抱える山口県や隣接する広島県も重点措置の適用を要請する方針を固め、東京都も検討を始めたという。

「常に最悪の事態を想定して対応する」と繰り返す岸田首相は、有言実行できるのか。度重なるコロナ失策で総辞職に追い込まれた安倍・菅政権の二の舞いになるのか。朝令暮改のヌエ首相に第6波の震撼である。

なし崩しのオミクロン株対応

 オミクロン株対応はなし崩しだ。厚労省は5日、新たな事務連絡を自治体に通知。全員を入院隔離としてきた感染者について、感染急拡大地域では宿泊施設や自宅での療養を認めた。医師が入院の必要がないと判断すれば、従来株と同様に無症状者や軽症者は入院する必要がなくなる。ホテルなど宿泊施設での待機を全員に求めてきた濃厚接触者についても、自宅で過ごすことが可能になる。岸田が年頭記者会見で表明した見直しが即実行に移された。

 第4波で19人が在宅死した大阪府は早速、方針を見直し。重症化リスクが低いケースは原則としてホテルでの宿泊療養、濃厚接触者もホテル待機から自宅滞在に切り替えた。一方で、宿泊料金補助などの観光支援事業「大阪いらっしゃいキャンペーン」は当面、継続するという。新たな大阪モデルなんだろうか。

 昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。

「新規感染者が100万人を超えた米国、20万〜30万人の欧州の状況から明らかなように、オミクロン株の感染力の強さはデルタ株の比ではありません。全国の新規感染者の第5波ピークは2万5992人でしたが、第6波はこれを大きく上回るでしょう。3回目のワクチン接種で出遅れた痛手がどれほどになって表れるか。岸田首相は臨時国会の所信表明演説で医療提供体制について、2021年夏時点よりも3割多い3万7000床を確保したと胸を張っていましたが、感染者を全員入院させていたら、とても追いつかない。そう判断して方針を見直したのでしょうが、急変による死亡事例は少なくありません。医師や看護師の目の届く環境下での療養・経過観察を基本とする運用をすべきです」

ドタバタ続きの政権運営で堂々デタラメ

 岸田がようやく首相の座をモノにしたのは昨年10月4日。医療崩壊を招いた第5波が収束に向かう中、電撃解散に打って出た。迎えた総選挙では与党を挙げて野党共闘を口を極めて罵り、下馬評を覆して勝利。その後、さしたる危機にも見舞われなかったのに、政権運営はドタバタ続きだ。

 目玉政策の10万円給付をめぐっては、自治体などから突き上げを食らうと要望を丸のみ。当初案はバラマキ批判をかわしつつ、その効果を来夏の参院選まで温存させる狙いで、「年内に現金5万円」「来年春に子育てに使途を限定したクーポン5万円分」の2段階給付だった。クーポン採用で事務経費を967億円もカサ上げし、余計な手間賃をオトモダチ企業に流し込むもくろみとの抱き合わせ。姑息なやり方に非難ゴウゴウとなると方針転換し、条件を取っ払って「現金一括給付」も容認。オミクロン株の水際対策の流れで国交省が打ち出した国際線の新規予約停止要請も、混乱と批判を招いた揚げ句、事務方に責任をなすりつけて格好をつけ、3日後に撤回。ワクチンの3回目接種の前倒し表明も、準備も根回しも足りず、自治体を混乱させた。オミクロン株の濃厚接触者となった受験生は追試験で対応するとの文科省の通知に不安と怒りが渦巻くと、これまた3日後に方針転換。条件を満たせば別室などで当日受験可能とした。

「聞く力」などと言いながら、就任3カ月で目立ったのは右往左往の混乱ばかり。肝心の「新しい資本主義」とやらも大風呂敷を広げただけで中身なし。「新しい資本主義実現会議」「デジタル田園都市国家構想実現会議」「デジタル臨時行政調査会」「全世代型社会保障構築会議」「公的価格評価検討委員会」と会議を5つも新設し、これから看板政策の中身を詰めようというのだから、デタラメもデタラメである。

 強欲資本主義の権化ともいえる竹中平蔵・慶大名誉教授を有識者メンバーに登用しているのを見てもアリアリだ。

安倍・菅政権に匹敵する冷酷な「聞く耳」

 そうして自民党総裁選で掲げた「新自由主義からの転換」も「令和の所得倍増計画」も「分厚い中間層の復活」も引っ込め、日本経済をズタボロにしたアベノミクスを堂々と継承している。金持ち優遇と批判の高い金融所得課税の強化も株価暴落に焦って封印。「脱炭素社会」の実現に向け、二酸化炭素(CO2)の排出量に応じて課税する炭素税の本格導入も、負担増を警戒する産業界の顔色をうかがって見送った。

「自民党内の目下の最大関心事は7月の参院選です。長期政権をうかがう岸田首相は言うまでもない。自民党政権にとって鬼門である参院選で勝利すれば、国政選挙をする必要がない『黄金の3年』が手に入ります。岸田首相が何をやりたいのか判然としませんが、そこに到達してようやくやりたいことに手を付けられる。それまでは政権運営にさしたる影響を与えない問題は、批判に応じて方向転換をいとわない。政府方針に固執して数の力で押し切ってきた安倍・菅政権と比べ、国民の声に耳を傾けているように見せる非常にいやらしいやり方です。国民の暮らしに真摯に向き合おうとしない。安倍・菅政権に匹敵する冷酷さを感じます」(立正大名誉教授の金子勝氏=憲法)

 列島がオミクロン株に対する一層の不安に覆われた5日、岸田は各団体の新年行事をハシゴ。立憲民主党と国民民主党の支援組織である連合の新年交歓会にも顔を出し、「参院選は非常に重要な選挙だ。政治の安定の観点から、与党にも貴重なご理解とご協力を心からお願い申し上げる」と露骨な秋波を送っていた。現職首相の参加は9年ぶりだ。その後は、帝国ホテルの最上階で麻生副総裁や遠藤選対委員長と鉄板焼き会食。17日召集の通常国会や参院選への対応などを協議したというが、岸田の頭の中が見て取れるようだ。

 WHO(世界保健機関)の新型コロナ感染者集計の速報値によると、昨年12月27日からの1週間の新規感染者は過去最多の952万人に達した。昨年4月に2週連続で記録した約570万人の記録を大きく抜き去った。これまでも失態続きの官僚に頼り、大企業ばかりに目を向け、コロナ禍で苦しむ弱者に寄り添う姿勢がみじんもない首相に第6波の対処はできるのか。

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