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2022年2月01日08時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK285] 維新、菅に「国際的にご法度」とイキッテいたのが「中傷」にトーンダウン(まるこ姫の独り言)
維新、菅に「国際的にご法度」とイキッテいたのが「中傷」にトーンダウン
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/01/post-a5353c.html
2022.01.31 まるこ姫の独り言


維新が菅の「ヒトラーを思い起こさせる」発言に対してトーンダウンして来た。

維新、立民の菅氏に直接抗議へ ツイッター投稿は「中傷」
 1/30(日) 21:02配信 共同通信

>日本維新の会の音喜多駿政調会長は30日、立憲民主党の菅直人元首相が維新や維新創設者の橋下徹氏に関連して「(ナチス・ドイツの)ヒトラーを思い起こす」などとツイッターに投稿したのは誹謗中傷に当たるとして、馬場伸幸共同代表から31日にも直接抗議すると記者団に明らかにした。馬場氏と菅氏の事務所は議員会館で隣同士。

あれだけ、「立憲民主党に抗議する」と言い、抗議文まで出していたのに、それが効果ないとなったら今度は菅に直接抗議をするだと。

しかも「国際的にご法度」だと息巻いていたのに、いろんな人から、国際的にご法度なんて聞いたことがないと言われたら、今度は「中傷」にトーンダウン。

これは維新の姑息な手法だとは分かっているが、それでもまだ目立ちたいらしい。

大阪のコロナ禍での二進も三進も行かない惨状をどう思っているのか。

「ヒトラーを思い起こさせる」ツイートににいちいち狂犬の如く噛み付いている暇はない筈だが。

しかもヤフコメやネトウヨの訳の分からない論評ならいざ知らず、維新は「他者に厳しく自分達に甘い政党」で「自分達は同じようなことを発言しても許されて、相手が少しでも維新を批判したら執拗な攻撃を仕掛ける」政党だと思っている人は多い。

そして今回、菅が個人的に個人の橋下に対して「ヒトラーを思い起こさせる」とツイートしたのに、立憲に党の問題だと抗議をして相手されなかったらトーンダウン。

頭が悪いよなあ。。。

というか、単なる維新アピールのパフォーマンス。


しかも、菅の事務所と維新の馬場の事務所とは隣同士と言う事は初めから分かっていたことで、今更直接抗議も何もないだろうに。

やはり維新は、菅のツイートを立憲を貶める道具に使ったのではないか。

「ヒトラーを思い起こせる」が国際的御法度とか、誹謗中傷に当たるのなら、過去、そういった発言をした人すべてに噛み付く必要がある。

勿論、橋下は自分に噛み付き、過去、ヒトラー発言をした石原慎太郎や渡辺恒雄、当時の谷垣総裁、麻生太郎など大物、西田昌司(小物)にも噛み付いてくれ。

維新の場合、人を見て喧嘩を吹っ掛けるから始末が悪い。

自分達と同等か、下とみなす人間か、御しやすい相手にしか喧嘩を吹っ掛けない。

それも多くの人に知れ渡っているが。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」(リテラ)
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
https://lite-ra.com/2022/02/post-6156.html
2022.02.01 三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! リテラ

    
    『朝生』に出演の三浦氏

「オミクロン株感染者の多くは軽症・無症状」などと高を括り経済を優先してきた結果、なし崩しで「検査なしで自宅放置」を容認するという異常事態に陥っている日本。アメリカではついにオミクロン株の死者数がデルタ株の死者数を追い抜いたが、日本でも重症者数が増加傾向にある。

 だが、これほどの危機的状況であるにもかかわらず、いまだに「オミクロン株大したことない」論を喧伝している三浦瑠麗氏が信じられない暴言を吐き、ネット上で大きな問題となっている。

 それは1月29日深夜放送の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)でのこと。番組テーマは「オミクロン株急拡大と日本社会」というものだったが、そのなかで三浦氏はこんなことを言い出したのだ。

「私から見たときの、日本の医者のいまの状況、やっぱり自分ごとだと思っていないんじゃないかな」

「(半笑いで)普通の医者がですね、コロナを怖がりすぎてる。だから専門家として我々は医者を見るんじゃなくて、いわゆるわたしたちと同じようにワイドショーを観て、オミクロン株がドッダーンとこう、拡大されて、なんかおどろおどろしい音楽が流れて、ダーンダーンダーン(映画の効果音のようなメロディを口ずさむ)、なんかもう、そういう感じの感覚で。一般人だと思えば『そりゃそうだろうな』と。怖がってるんだろうな、と。そういう感覚で見ていただけると、大して悪意があるわけでもなんでもないんだけど、(医者は)ご自分ごとだと思ってない(笑)」

 ワイドショーが煽るせいで過度にオミクロン株を恐れる一般人と同じで、医者はコロナを怖がりすぎている──。三浦氏はそう言い出したのだ(実際はほとんどのワイドショーで三浦氏をはじめオミクロンたいしたことない論が幅を利かせているが……)。しかも、医師たちをまるで小馬鹿にするかのように終始冷ややかな笑いを浮かべながら、だ。

 いったいおまえは何様だ、という話だろう。三浦氏の肩書きは「国際政治学者」であり、医師でもなければコロナの専門家でもない。そんな門外漢の人物が、どうして日々感染リスクに晒されながらも最前線で治療にあたる医師を「コロナ怖がりすぎ」などと半笑いで口にできるのか。いや、そもそも世界中で560万人以上という死者を出してきた感染症に対して恐怖を抱くのは至極当然のことであり、それを“ワイドショーに踊らされているバカ”であるかのように語るとは、感染防止対策に協力するすべての一般人をも冒涜する暴言だ。

■「世界中で医師が死んでいる」「医療の最前線に立ってみろ」と反論された三浦瑠麗が放った驚愕のひと言

 もちろん、この三浦氏の発言には、番組に出演していた医師である上昌広・NPO医療ガバナンス研究所理事長が「三浦さん、それはちょっとひどいですね」と声をあげたのだが、三浦氏は余裕の表情を浮かべながら「そうですか?」と応答。この態度だけでも信じがたいものだが、さらに酷かったのがこのあとだ。

 上氏は三浦氏の「医者はコロナ怖がりすぎ」という発言に対し、こう反論をした。

「私、医師会の擁護はしないですけど、私もコロナ患者を診てます。怖いですよ。外来で1日何十人と検査したら怖いんです。事実、お医者さんは世界中でたくさん亡くなっているんです。その最前線に立つお医者さんというのは専門医の方もいらっしゃいますけど、一般のクリニックが立っているんですよ。そんな怖くない医者なんて、いないんです。それだったら、三浦さん、立ってみられたらいいんですよ」

 いま最前線に立たされている医師たちの気持ちを理解できるのか。上氏はそう三浦氏に突きつけたわけだが、絶句することに、三浦氏はまたも半笑いで、こう言い放ったのだ。

「私、医者じゃないんで(笑)」

 さんざん上から目線で「医者は自分ごとと思っていない」「医者はコロナを怖がりすぎ」などと医師を貶め、嘲笑したくせに、反論されると「私、医者じゃないんで(笑)」と言って逃げる──。恥も外聞もないが、自分の発言に対してあまりにも無責任すぎるだろう。

 しかも、この放送で三浦氏はほかにも、医師でもないくせに「子どもたちが(オミクロン株に)かかったって基本的に基礎疾患がない子どもたちだったら問題ないんですよ」などと断言。さらに、「全数検査をしている学校の校長さんもいるらしいですよ。話をしましたけど。そんなことしたらみんなあぶり出されちゃうでしょ」と述べたのだ。

 当然ながら、すでに医師からも「感染者が増加すれば一定の割合で子どもでも入院にいたる患者が出てくる」というのは指摘されており、実際、小児の感染症に詳しいけいゆう病院の菅谷憲夫医師は「アメリカでは多くの子どもが集中治療室で治療を受けているし、呼吸困難を起こしているケースもある」と指摘している(NHKニュース1月28日付)。にもかかわらず、三浦氏は「問題ないんですよ」などと断言した挙げ句、検査を拡げて子どもを守ろうとしている学校まで「そんなことしたらみんなあぶり出されちゃうでしょ」などと宣ったのだ。後遺症の問題もあるというのに、言うに事欠いて「あぶり出されちゃう」とは、あまりにもひどすぎる。医師でもないくせに語るな、という話だろう。

■データ無視で「コロナたいしたことない」論を振りまき、医療従事者叩きを先導した三浦瑠麗

 そもそも三浦氏は、「コロナたいしたことない」「経済を回せ」「5類引き下げ」派の急先鋒であり、2021年1月1日放送の『朝まで生テレビ!』でも「コロナはがんより怖い病気じゃない、致死率が違う」「メディアはがんは煽らないのにコロナは煽る」などと発言。最近も「基礎疾患もなく高齢でもなく軽症なのに入院したがるのはやめましょう」だの「インフルエンザ扱いのようなものにして、きつい人は自宅療養、きつくなくて必要なエッセンシャルワーカーなら出勤してもいいくらいにしないと、他のところで死者が出ません?」だのと発言してきた。

 しかも、三浦氏はこれだけコロナを矮小化しておきながら、一方では政権擁護のために病院叩き・医療従事者叩きを扇動。早くから「今の日本の医療体制ではコロナ対応していない医療機関や医療従事者が多すぎる」「コロナを受け入れているのは公的病院ばかりで、民間病院がコロナを受け入れていない」などと病院・医療従事者叩きを展開し、公的病院削減により医療崩壊を引き起こした維新や自民党政権の責任を、あろうことか医療従事者に転嫁するという卑劣な論法の先鞭をつけた。

 さらに、昨年秋にはノーマスクまで主張しはじめ、2021年11月5日には〈人々がマスクを外す段階に来ているのではないか〉とツイート。12月12日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)では夫がマスクしないまま投票に行ったが注意されなかったというエピソードを開陳したのだ。

 マスクが感染対策に大きく寄与していることは世界各地で科学的に証明された事実であることは言うまでもないが、ここまで来ると、もはやアメリカのトランプ支持者かノーマスクデモの人かと言いたくなる。こんな人物が、コロナの専門家でも医師でもないのにテレビに出演しては「医者はコロナ怖がりすぎ(笑)」などと大きな口を叩いているのだ。

 三浦氏といえば、『ワイドナショー』で“北朝鮮のテロリスト、スリーパー・セルが潜伏していて、とくに大阪ヤバイ”という発言とその後の言い訳で差別助長を重ねて大炎上しただけでなく、森友公文書改ざん問題で追い詰められた近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが自死した際にも「人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」などと発言、問題になった。このようなデマを含む問題発言を繰り返してきた人物を、いったいいつまでテレビは重宝するつもりなのだろう。

(編集部)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/368.html
記事 [政治・選挙・NHK285] コロナ第6波の重症者増加ペースは過去の波に匹敵と判明! 高齢者の感染拡大でさらに加速(日刊ゲンダイ)




コロナ第6波の重症者増加ペースは過去の波に匹敵と判明! 高齢者の感染拡大でさらに加速
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300678
2022/02/01 日刊ゲンダイ


重症者数の「増加ペース」は第4波、第5波に匹敵(C)共同通信社

「重症者数が増えてきているのがムチャクチャ心配だ」──。1月30日のNHK日曜討論で自民党の高市政調会長は強い警戒感を示した。オミクロン株は軽症がほとんど、との指摘もあるが、重症者数の「増加ペース」は、第4波(アルファ株)や第5波(デルタ株)に匹敵することが日刊ゲンダイの調べで分かった。

 ◇  ◇  ◇

 東大の仲田泰祐准教授らの試算によると、第6波の東京の重症化率(都基準による)は、第5波の25分の1にとどまるという。しかし、全国ベースで見ると重症者数は試算より、多いように見える。

 全国の重症者数はすでに第5波のピークの3分の1を超えている。足元の新規感染者数が第5波の3倍超に上っていることを考慮しても、重症化率25分の1なら、重症者はもっと少ないはずだ。

 重症者数の「増加ペース」を過去の波と比べてみた。1月30日の全国の重症者数は767人。昨年12月30日の46人から“4週間”で721人も増えている。

 アルファ株が牽引した第4波の入り口を調べると、重症者数が上昇に転じ、700人増えるのに“5週間”かかっている(3月23日の320人から5月1日の1020人)。

 デルタ株が猛威を振るった第5波では“3週間”で約700人増えている(7月16日の376人から8月7日の1068人)。

 第6波の「“4週間”で重症者数721人増」は、過去の波と同等の増加ペースなのだ。とくに、東京、大阪、沖縄で重症者数が増えている。高齢者に感染が広がっているのが大きな原因のようだ。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「当初は重症化リスクの低い若年層がオミクロン株の感染の中心でした。現在は高齢者にも広がりつつあり、重症者増につながっています。高齢者の3回目のワクチン接種が本格化するのはこれからです。当面は高齢者を中心に重症者数の増加傾向が続く可能性が高い」

2月に重症者数2000人突破も


「重症者数を含めて慎重に判断する」(山際大志郎経済再生相)/(C)日刊ゲンダイ

 第6波の重症者数はどこまで増えるのか。第5波までを見る限り、感染者の増加に遅れて重症者が増えている。

 実際、第4波では新規感染者数の最多から遅れて18日後、第5波では15日後に重症者数のピークを迎えている。

 第6波の感染ピークは2月上旬から3月上旬とされているが、そこから2〜3週間、重症者数はピークに向かって増え続ける恐れがある。この先、過去最多の重症者数2223人(昨年9月4日)を上回ってもおかしくない。

「緊急事態宣言の効果は大いに疑問です。ただ、一定のアナウンス効果はあるし、自治体も規制を伴う感染抑制策を打ちやすくなる面はあります。政府は重症者数を含めて慎重に判断するとの意向ですが、重症者が増えてからでは遅い。重症者増を先取りする感染者数が増え続け、重症者数の増加傾向が明らかなのに、何をモタモタしているのか」(中原英臣氏)

「オミクロン株は軽症」との先入観は捨てた方がいい。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/369.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 岸田か林は急ぎ訪朝せよ!<本澤二郎の「日本の風景」(4341A)<緊張を煽るだけならスピッツ犬でも出来る!平壌で金正恩と会見だ!>
岸田か林は急ぎ訪朝せよ!<本澤二郎の「日本の風景」(4341A)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31960363.html
2022年02月01日 jlj0011のblog


<緊張を煽るだけならスピッツ犬でも出来る!平壌で金正恩と会見だ!>

 陰暦の1月1日寅年スタート、2月1日は正月・春節。大陸から半島にかけて1年で一番楽しい季節だ。最近、虎がネコ科で一番強いことが分かった。大陸の皇帝は入り口に獅子・ライオンの石像を置いて、周囲ににらみをきかした。半島の王は、大分へりくだって犬を置いた。狛犬(こま犬=高麗犬)で、日本の天皇の神社は、半島出身ということになる。

 近年、偏狭なナショナリストの政府が誕生した日本では、やたらと本家にかみついているが、正統性は全くない。世界の笑いものになっている。ところで、ネコ科第一の虎は、小さな群れで行動するライオンに対して、一匹で生きる。断固とした縄張りを死守、割り込んでくる相手が、たとえ虎でも一撃のもとに追い払ってしまう。

 さて、この10年の日朝関係には、外交が存在しなかった。むしろ相手をたきつけて、怒り狂う様を巧妙に「北朝鮮脅威論」と宣伝、改憲軍拡に悪用してきた。安倍も菅も、最初から拉致問題を解決する意図はなかった。

 他方、北は日本を相手にせず、もっぱら日本を服従させ続けているアメリカに的を絞って、ミサイルを飛ばし続け、そのことをNHKを先頭に、大げさに宣伝報道させている。

 もう安倍・菅の時代は終わった。保守本流・宏池会の岸田の時代だ。かの国の経済は疲弊している。国民は呻吟している。人道支援の場面である。日本政府が大胆な行動を起こすことが、道義にかなっている。

 首相か外相が動けば、課題は1日で解決するだろう。

<怖い?それともワシントンの了解が得られない?直ちに行動起こせ!>

 要するに、安倍も菅も、犬に例えると、よく吠える小型のスピッツだ。自ら行動しない。ワシントンや北京、モスクワにボールを投げて、それで済ませてきた。

 こんなことでは、外交は死んでしまう。岸田と林は、犯罪首相にかまけていないで、さっさと平壌に乗り込めばいい。それだけのことである。

 大衆にとって、ミサイルの訓練などどうでもいいことである。北朝鮮が日本に襲い掛かるという幻想などは、お笑い草だろう。日本には、彼らの仲間が沢山生活しているではないか。日本国民は、怪しげな極右が繰り出す、野蛮な策略に引っかかってばかりいられない。

 平壌に急いで出張するのである。反対するのは、極右・神社神道の日本会議が、あらぬ屁理屈をつけるだけだ。

 筆者は、大学の先輩の佐賀の愛野與一郎さんに声をかけられた。「代わりに行ってほしい」という素晴らしいプレゼントをいただいた。共産党を除いた超党派の訪朝団に、同行記者の一員となって、初めて訪問した。

 「美しい清潔な平壌」が第一印象だった。1993年のことで、記憶に残る金丸信訪朝の直後だった。団長は金丸側近の石井一、事務局長が武村正義で、およそ300人のメンバーで、乗り込んだ。大型機をチャーターして、羽田から飛んだ。機内でビザをもらった。瞬く間に、機は平壌に着陸した。近い、本当に近かった。

 幸運にも、晩年の金日正と会見する機会が出来た。彼の一言は「我々は地球と共にある」との名言で、これには脱帽した。帰国後に朝鮮総連から「宮澤喜一首相訪朝」を促す秘事を託された。急いで官邸の主に直接伝えたのだが、当時、党内のいざこざが災いして彼は、無念にも決断できなかった。

 日朝国交正常化には、田中角栄内閣も決着を急いだ。木村俊夫を外相に起用、一気呵成に決着しようとしたが、これを阻止したのが、岸信介・福田赳夫の清和会と三木派が、文春・立花と連携したことで、スキャンダルで打倒されてしまった。角栄の悲願は挫折した。「日中は大平、日朝はわしが」と側近の久野忠治らと急いだが、かなわなかった。拉致問題は、その後に起きた。

 岸田と林が、大平の政治的意思を学んでいるとすれば、直ちに平壌に飛び込んだらいい。党内の派閥抗争にも勝ち抜けるウルトラC作戦である。

<数兆円の人道支援を突破口に平和条約、拉致の全面解決を!>

 岸田内閣は、安倍や菅などのように、拉致問題を改憲軍拡の材料として悪用してきた策略を返上し、即座に行動を起こす時である。

 国際的な経済封鎖で人民の生活は、悲惨そのものと伝えられている北朝鮮である。直ちに食料など生活物資を、彼ら人民に送り届ける道義的義務が、植民地支配の罪を背負う日本国民と日本政府にある。

 数兆円規模の人道支援を、直ちに断行すべきだろう。そのことが、自民党内の怪しげな派閥抗争に打ち勝つ唯一の手段ともなる。これを一石二鳥と呼ぶ。隣人の命と健康を守れるのは、いま日本以外にはない。

 朝鮮軍司令官・宇都宮太郎は、長男の徳馬に対して「お前は大きくなったら、朝鮮のお嫁さんをもらうといい。朝鮮の文化は高い。決して馬鹿にしてはならない」と諭している。宇都宮さんは、何度もこのことを凡人ジャーナリストに語って聞かせてくれた。

2022年2月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


 (NHK)北朝鮮が中距離以上の射程の弾道ミサイルを発射したことを受け、政府は今後、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験など、さらに脅威を高める軍事行動に踏み切る可能性もあるとみて警戒監視を強化するとともに、国際社会と連携して北朝鮮に強く自制を促していく方針です。


(同)北朝鮮は30日、射程が中距離以上の弾道ミサイル1発を、通常より高い高度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射し、ミサイルは最高高度が2000キロ程度まで達し、およそ800キロ飛しょうしたあと、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられています。岸田総理大臣は「国連安保理決議違反であり、強く非難し、抗議した」と述べました。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK285] アベノマスク“完売御礼”大ハシャギのマヤカシ 配布希望2.8億枚に対し応募件数は37万件(日刊ゲンダイ)



アベノマスク“完売御礼”大ハシャギのマヤカシ 配布希望2.8億枚に対し応募件数は37万件
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300735
2022/02/01 日刊ゲンダイ


一昨年2020年8月以降は安倍晋三氏も不織布マスクにシフト(C)日刊ゲンダイ

 配布開始からおよそ2年。8000万枚超も在庫が積み上がったアベノマスクの無償配布に応募が殺到したとかで、“諸悪の根源”が大ハシャギだ。安倍元首相は「2億8000万枚の希望があった」「もっと早くやっておけばよかった」とドヤ顔だったが、全戸配布時と同じ「1人2枚」で1.4億件の応募があったわけではない。

【写真】この記事の関連写真を見る(20枚)

 実際の応募件数は約37万件。希望枚数とは3桁違う。最小単位を「100枚」としたことで積み上がった数字で、都合のいいデータを切り取るイカサマは相変わらずである。

 厚労省が配布希望を募ったのは、昨年12月24日から年明け1月28日まで。岸田首相が「今年度内廃棄」を決めたのを受けた措置。岸田首相に「愚策」の烙印を押され、キングメーカー気取りの安倍元首相はイライラを募らせていた。一変したのは1月27日の安倍派の会合だ。

 ゴキゲンで現れた安倍元首相は「皆さまにご心配をおかけしておりました、安倍政権当時に国民の皆さまに配布をいたしました布マスクでございます。通称別の名前がございますが、あえて私が言うとそこだけ切り取られますので言いませんが」と冗舌。ご満悦で2億8000万枚希望を報告すると、笑いと共に拍手が沸き起こった。取り巻き連中にもマサカの展開だったようだ。

発送費は推計3億円


冗舌ご満悦で報告に笑いと拍手?(C)日刊ゲンダイ

 厚労省のホームページにはこう記してある。

〈合計で約37万件の申出がありました。配布希望の枚数については、現時点でサンプル調査に基づいて推計すると、約2.8億枚以上となり、国の在庫約8,000万枚を上回る見込みであることから、売払いは実施しないこととします〉

 今後は1カ月程度で配布枚数などを精査し、その結果や配布方法を公表。3月上旬をメドに配送を順次開始する見込みだ。

 松野官房長官も31日の会見で「現時点で配布の仕方や配送費用などを示すのは困難」と語ったが、配送料だってバカにならない。例えば日本郵便の「ゆうパック」の場合、最小サイズを利用したとしても、総額は約3億円に上る。

ドヤ顔で消せない総額490億円のムダ

 会計検査院の報告によると、アベノマスクは調達契約に442億6338万円。汚れ付着や毛髪混入などの発覚による検品業務委託に7億75万円、在庫の配送・保管費用(昨年3月まで)に6億96万円を計上。さらに在庫の「不良品率15%」を判明させた検品費用20億9000万円、処分費用6000万円、今年3月までの保管費用9億円ほどを追加。これに配送料が乗っかれば、約490億円になる。

 世紀の愚策につぎ込まれた血税を思えば、ドヤ顔などできっこない。



“アベノマスク”人気? 在庫配布に約2億8000万枚の希望が殺到

2022/01/31  TBS NEWS

「アベノマスク」とも呼ばれる新型コロナ対策の布製マスクの在庫配布について、およそ2億8000万枚の応募が寄せられました。

松野博一官房長官
「配布希望の枚数については2億8000万枚であります」

松野官房長官は、政府が抱える布マスクの在庫およそ8000万枚について、去年12月から配布希望を募っていたところ、3倍以上の2億8000万枚ほどの応募があったと明らかにしました。

布マスクをめぐっては、およそ1億4000万枚のうち8200万枚が余り、保管におよそ6億円がかかっていることや、在庫のおよそ15%が不良品であることなどが判明し、問題化していました。

岸田総理は、希望者に配布したうえで、年度内をめどに廃棄するよう指示していましたが、思わぬ人気ぶりにこの人は・・・

安倍晋三元首相(先週木曜)
「もっと早くやっておいていただければ良かったのかなと」

今後、配布先や発送方法を検討したうえで、3月上旬をめどに配布が開始される予定です。(2022年01月31日15:40)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/371.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 石原慎太郎氏(89)死去 東京都知事、運輸相など歴任(TBS)
石原慎太郎氏(89)死去 東京都知事、運輸相など歴任

2022/02/01  TBS NEWS

東京都知事などを務めた作家の石原慎太郎さんが亡くなったことが分かりました。89歳でした。

「歴史の十字路に何度か自分の身をさらして立つことができた」

関係者によりますと、東京都知事などを務めた作家の石原慎太郎さんが亡くなったことが分かりました。89歳でした。

石原氏は、一橋大学に在学中の1956年にデビュー作である「太陽の季節」で芥川賞を受賞。その後、政治家としても活躍し、1968年の参議院議員選挙で初当選すると、運輸大臣などを歴任したほか、1999年からおよそ13年半にわたり東京都知事を務めました。

2013年には軽い脳梗塞を患い、入院するなどし、2014年に政界を引退していました。(01日14:26)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/372.html
記事 [政治・選挙・NHK285] コロナ死者数10日連続2ケタの衝撃!ブースター接種進まず激増の恐れ“第4波の悪夢”再び(日刊ゲンダイ)




コロナ死者数10日連続2ケタの衝撃!ブースター接種進まず激増の恐れ“第4波の悪夢”再び
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/300737
2022/02/01 


3回目ワクチン接種は1日わずか720人の狭き門(東京・大手町、昨31日)/(C)日刊ゲンダイ

 第6波の猛威が収まらない。心配なのは死者数の急増だ。31日発表された全国の死者数は48人。2ケタは10日連続だ。オミクロン株の致死率は低いとみられてきたが、一体、何が起きているのか──。第4波(アルファ株)と第5波(デルタ株)を参考に今後の推移を探った。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 ◇  ◇  ◇

 第6波に突入してから約1カ月。過去の感染拡大の初期1カ月を比較して検証した。それぞれの「入り口」は、新規感染者数が上昇傾向に転じた日だ。

 感染拡大突入後、1カ月間の感染者数と死者数は、第4波(昨年3月22日〜4月21日)では9万541人と937人。第5波(昨年7月5日〜8月4日)では16万5268人と386人だった。

 第6波は1月1日から31日までの1カ月で、感染者数は101万234人、死者数は423人となっている。

 第6波の感染者数はケタ違い。改めてオミクロン株の感染力の強さを実感するが、死者数も見過ごせない。ここ1カ月の死者数は第5波を上回っている。直近10日間(別表)では、第5波の3倍強に上り、第4波に迫る勢いとなっている。

 問題は流行が本格化してからの死者数の推移だ。第4波と第5波では大きく異なっている。

無防備で迎えるオミクロン株ピーク


ほとんどの国民が抗体を持たず"無防備”(C)日刊ゲンダイ

 第4波では昨年5月以降、死者数が大きく膨れ上がった。最多は5月18日の216人で、100人超の日は14日もあった。

 一方、実は第5波では1日当たりの死者数が3ケタになることはなかった(最多は9月8日の89人)。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「デルタ株はアルファ株よりも重症化リスクは高いとされています。それでも、第4波よりも第5波の死者数が抑えられたのは、ワクチン接種の効果です。デルタ株の流行前に高齢者の2回目接種が完了し、夏から秋にかけ、一般にも接種が広がった。体内に抗体がしっかりできている状態でデルタ株の流行を迎え、重症化、死亡リスクが引き下げられたのです」

 第4波では一部医療従事者を除き、国民の大半がワクチン未接種だった。3回目接種が遅れに遅れる第6波は、どうなるのか。

「足元の状況は第4波に近いと言えます。2回目接種完了から長期間が経過し、ワクチンの効果はほぼなくなっている。3回目の接種率は、まだ3%程度。ほとんどの国民が十分な抗体を持たず“無防備”な状態で、オミクロン株流行のピークを迎えることになります。現在、死者数が増加傾向にあるのも、ブースター未接種の影響が出ている可能性があります。せめて、1月中に重症化リスクの高い高齢者には3回目接種を完了させておくべきでした」(中原英臣氏)

 米国では先週、1日当たりの死者数が2000人を超え、デルタ株を上回る水準となった。対岸の火事ではない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/373.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 過ち学ばぬ者が過ち繰り返す(植草一秀の『知られざる真実』)
過ち学ばぬ者が過ち繰り返す
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-70b0a6.html
2022年2月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


厚労省は「薬害根絶の誓い」をどのように位置付けているのか。

厚労省サイトに次のように記されている。

「厚生労働省では、「薬害エイズ事件」の反省から、血液製剤によるHIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を、平成11年8月24日、厚生労働省の正面玄関前に設置しました。」

https://bit.ly/3ukszOq

「誓いの碑」には次のように記されている。

誓いの碑

命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染
のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることの
ないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重
ねていくことをここに銘記する

 千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件
 このような事件の発生を反省しこの碑を建立した

平成11年8月  厚生省

「医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく」と誓ったはずだが、新型コロナウイルスワクチンについて、安全性を確保する最善の努力を重ねているのか。

新型コロナウイルスワクチンは「特例承認」で実際の利用に供されている。

しかし、安全性を確保する上で最も重要な第三相治験が省略されている。

実際に、ワクチン接種後におびただしい数の人が急死や重篤化していることが報告されている。

1月21日時点での「副反応疑い報告事例数」は

接種後急死者  1444人

接種後重篤化者 6370人

副反応疑い  30714人

恐るべき数の報告がなされている。

季節性インフルエンザワクチンと比較すると、接種人数当たり接種後急死者数は新型コロナワクチンが270倍になっている(2018−19年シーズンの季節性インフルエンザワクチンとの比較)。

しかも、この数値は全数でない。

医師の判断で「副反応疑い」とされたものだけが報告されている。

接種後に急死したのに、医師が「副反応疑い」としなかったものが除外されている。

厚労省が「安全性確保に最善を尽くす」なら、接種後急死者、重篤化者、なんらかの反応が見られる者を全数報告させるべきことは当然。

基本的な対応すら取られていない。

2021年の日本の死者数が激増した。

1月から9月の数値で、前年比で死者が6万人も多い。

平年の死者数を上回る死者数を「超過死亡」と呼ぶ。

WHOは感染症などの疾病による影響を考察する際に「超過死亡数」を参考にすることを推奨している。

2021年の最大の特徴はワクチン接種が大規模に実施されたこと。

「副反応疑い」として報告されている事例だけでも巨大な数値に達しているが、2021年の超過死亡数を踏まえると、報告されていないワクチン接種後急死者が多数存在すると見られる。

明らかにリスクが大きい。

それにもかかわらず、主要なメディアは「ワクチン接種推奨情報」しか流さない。

オミクロン株が感染の中心に置き換わり、これまでのワクチンが感染予防に役立たないことが明らかにされている。

ワクチン接種者と未接種者で感染確率に差が見られない。

メディアは懸命に、ワクチン未接種の場合、重症化する確率が高くなると説明するが、信頼できるエビデンスを確認することはできない。

製薬メーカーは都合の良いデータを提示するが、信用できないのだ。

重症化リスクを低下させるのかどうか判定できないのが現状。

他方で、ワクチン接種後の急死、重篤化、副反応疑いがおびただしい数になっている。

ワクチンリスクに対して警戒を呼び掛けるのが厚労省の取るべき行動ではないのか。

新型コロナワクチンが危険であることが確定するまではワクチンを打ちまくるというのが厚労省の現在のスタンス。

これを、新型コロナワクチンが安全であることが確定するまでは、接種を推奨しない、に転換するべきだ。

ワクチンを2回打ってしまった人も、重大な被害を蒙らぬよう、3回目接種を見送ることが強く推奨される。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 共産党すら「弱腰」呼ばわり。自称“外交の岸田”が聞いて呆れる中韓「忖度」  小倉健一(まぐまぐニュース)
共産党すら「弱腰」呼ばわり。自称“外交の岸田”が聞いて呆れる中韓「忖度」
https://www.mag2.com/p/news/526681
2022.01.31 小倉健一 まぐまぐニュース




食い違うことも多い自己評価と他者評価ですが、それが一国の宰相に当てはまるとなれば、事態は一気に深刻なものとなりかねません。自ら「外交と安全保障の豊富な経験」を売りにする岸田首相のこれまでの働きぶりを、識者はどのように見るのでしょうか。今回、経済誌『プレジデント』元編集長で国会議員秘書の経験もあるITOMOS研究所所長の小倉健一さんは、共産党にすら「弱腰」呼ばわりされる岸田首相の外交力に疑問符をつけるとともに、未だリーダーシップが見えてこない状況を批判的に記しています。

プロフィール:小倉健一(おぐら・けんいち)
ITOMOS研究所所長。1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。

「外交では私以上の政治家いない」岸田首相、中国に怯え韓国に遠慮の意味不明

岸田文雄首相の「外交力」に疑問符がついている。外相や防衛相を歴任した首相は「外交・安全保障の分野では、私以上に経験豊かな政治家はあまり見当たらない」と豪語するが、中国や韓国が攻勢をかける“歴史戦”に毅然と対応できず、弾道ミサイル発射を続ける北朝鮮に対しても包囲網や制裁強化などの動きを見せないためだ。繰り返すのは「遺憾」という言葉だけで、その本気度には自民党内で失望も広がる。

「中国を名指しにしないで、なぜ中国がやっていることが問題なのかということも書かずに、こういう決議をあげるということは、逆に日本の国会は容認しているというメッセージにもなりかねない」「中国に対してはなんでこんなことしか言えないのか、こういう決議をあげることは逆にマイナスになるのではないかと言わざるを得ない」。

中国による香港や新疆ウイグル自治区などの人権問題を非難する国会決議案に関し、1月24日のBSフジ番組で「弱腰」批判を展開したのは共産党の小池晃書記局長だった。2月1日にも国会での決議が見込まれる決議案は、自民党の高市早苗政調会長ら保守系議員が中心となって提出を目指してきた。しかし、2月の北京冬季五輪や日中国交正常化50周年を控えて、煮え切らない対中姿勢を見せる岸田政権は「待った」をかけ続けていた。

「3度目の正直」で提出される決議案の中身も、当初盛り込まれていた「深刻な人権侵害に対する非難決議」から大幅に後退。中国という国名は外され、「人権侵害」は人権状況へと修正、「非難」という文言すら削除されるという。小池氏は「なんでわざわざ『中国』ということを入れないのか」と攻撃を緩めない。国会決議は各党間での調整も必要とはいえ、自民党内からは「共産党にまで『弱腰』と言われるような中途半端の決議案を出すくらいなら、出さない方がマシなくらいだ」(閣僚経験者)との声があがる。

岸田外交が不安視されているのは、主体的・能動的な日本の判断が見えない点にある。文化庁の文化審議会は昨年末、世界文化遺産の国内推薦候補として新潟県の「佐渡島の金山」を選定することを答申したが、岸田首相は国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦書を提出することは見送る方針と伝えられる。

その理由は、韓国政府が「朝鮮半島出身の労働者が戦時中に過去な労働をさせられた場所」と問題視して撤回を要求しているためだ。林芳正外相は「韓国への外交的配慮は全くない」と否定しているが、韓国をはじめ国際社会への反論や説明を避けて推薦を見送れば「佐渡島の金山」の文化遺産としての価値が正当に評価される機会を失いかねない。

韓国の反発は過去にもみられ、2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」をめぐり、ユネスコに登録撤回を求める書簡を送るなどの措置に踏み切ったことは記憶に新しい。ただ、当時の安倍晋三政権は外交の舞台で反論を展開し、対立していた韓国政府を巻き込む形での政治決着を図っている。

安倍元首相は1月27日、フェイスブックに「先送りして登録の可能性が高まるのか?冷静な判断が求められます。歴史戦を挑まれている以上避けることはできません」と投稿し、推薦見送りを再考するよう求めている。

当時の外相は岸田首相で、韓国の尹炳世外相と日韓関係の悪化を避けつつ着地点を見いだす交渉役を果たしたことには「日本の主張をしっかり訴えた」(外務省幹部)と評価する声があった。だが、自らが宰相の座に座るとそうもいかないようだ。昨年秋の首相就任後は「遺憾」という言葉を並べるものの、事態打開に向けた動きはほとんど見えない。

「大変遺憾なことだ」「政府として引き続き情報収集に努める」。1月27日には、北朝鮮が1月だけで6度目となる弾道ミサイルを発射したが、首相官邸で岸田氏が記者団に発する言葉はそれまでの発射時と変わりない。遺憾には「残念」「心残りのこと」という意味があるが、予算案資料の誤りや統計書き換えなどでも首相や閣僚が多用しており、もはや政権の政治用語になっているように映る。

「私には、中国との関係改善こそがアジア地域の安定に繋がる、という強い確信があります」

「韓国が取る態度には、率直に言って腹が立ちます。それでも、北朝鮮と対峙する際、韓国の協力抜きに日本単独での行動はあり得ません」

4年7カ月、外相に在任した岸田氏は自著『岸田ビジョン 分断から協調へ』(講談社)の中で、隣国との関係をこう評している。毅然と対応しつつ「したたかな外交」が必要であるとも説いているが、首相が描くイメージが現時点で多くの人々の納得感を得られているとは言い難いだろう。

自民党担当の全国紙政治部記者は辛辣だ。「首相は憲法改正も、敵基地攻撃能力の検討も掛け声だけは勇ましい。しかし、その多くは党本部や岸信夫防衛相に丸投げ状態で、公明党との調整も世論喚起する動きも緩慢だ。外交も弱腰が目立つばかりで、このままでは『言うだけで動かぬ首相』になってしまうのではないか」。

政権発足後100日間の「ハネムーン期間」が過ぎ、徐々に見えてきた岸田政権の姿。しかし、そのカラーは曖昧模糊としたままだ。岸田氏が昨年9月の自民党総裁選で訴えた納得感を得るための説明力や発信力は披露されず、コロナ禍で苦しむ国民に安心感を与えるようなリーダーシップもいまだ見えてはこない。

image by: 首相官邸

小倉健一

プロフィール:小倉健一(おぐら・けんいち) ITOMOS研究所所長。1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/375.html
記事 [政治・選挙・NHK285] <ワクチンなしで感染&景気 地獄絵>未知の領域 恐怖の2月が始まった(日刊ゲンダイ)

※2022年2月1日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大




※紙面抜粋



※2022年2月1日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

「全国の97%の自治体が2月末までに希望する高齢者への接種を完了する見込みだ。今後どんどんペースアップしていく」

「接種券が届いたらスピード優先で3回目接種を受けてもらうようお願いしたい」

 自衛隊が運営する東京・大手町の新型コロナワクチン大規模接種会場が31日再開。会場を視察した岸田首相は、記者団の取材にこう発言、“ドヤ顔”だったが、自らの失政と後手を棚に上げて、よく言うよ、である。

 オミクロン株の猛烈な感染拡大に、「少しでも早く3回目を打ちたい」という人は山ほどいる。初回の予約枠は9分で埋まった。高齢者にしても「2月末までに完了」では遅すぎる。感染爆発は、まさに今、起きているのだ。

 実際、高齢者の感染増や重症者の増加といった心配なデータが出てきた。東京都では65歳以上の感染が1月30日までの1週間だけで、第5波の昨年8月1カ月間を上回ってしまった。全国の重症者も31日時点で783人。約1カ月で実に14倍にまで急増している。

 ワクチン2回接種済みでも、今やブレークスルー感染が当たり前。「中和抗体の抗体価を調べたら300だった。ワクチンの予防効果があれば通常は800〜1000だそうで、主治医から早く3回目を、と言われたが、まだ接種券が届かない」(60代男性)という悲鳴に、岸田は対応できていない。

 ワクチンの3回目接種が遅れたのは、岸田政権が当初「原則2回目から8カ月以上」の方針を掲げたことが最大の原因だ。ファイザー製もモデルナ製も、薬事承認では「6カ月以上」で、8カ月は米国を参考にしただけで、科学的根拠は何もない。その米国も、昨年9月には、高リスク層を8カ月から「6カ月」に切り替えた。英国は、当初の6カ月以上を3カ月に、フランスも6カ月を5カ月に短縮した。

 それなのに、なぜ日本は8カ月にこだわり、3回目接種率がOECD最下位という体たらくになってしまったのか。接種率はいまだ3.2%(31日時点)に過ぎない。

「真っ赤なウソ」の言い訳

 31日の衆院予算委員会。立憲民主党の江田憲司議員の質問で興味深いやりとりがあった。

 岸田が「地方自治体においてしっかりした接種態勢をつくっていただく」と答弁したことに、江田が噛みついた。

「自治体の準備と言うが、昨年12月から打ちたい自治体があったのに、『(自治体の)足並み揃えて』という『悪平等』で厚労省に止められた」

 これに岸田が反論。「地方の状況において、遅れたところに合わせたとか悪平等とかは、まったくあたらない」と言ってのけたが、真っ赤なウソである。

 厚労省が接種前倒しを止めたことは、日刊ゲンダイも世田谷区の保坂展人区長から聞いている。区長は、「厚労大臣が、自治体間の競争を避けるとして『勝手な前倒しはできない』とブレーキをかけてしまった。本来なら12月から前倒しを加速させられたのに、1カ月、時間を無駄にし、それが今の遅れにつながっています」と内情を明かした。

 前倒し遅れの背景にあったのは、不安定なワクチン供給。「原則」を6カ月に前倒しするだけのワクチンを確保できていなかったため、接種を加速させられなかったのが真相だ。ワクチン確保は政府の責任。岸田はウソやゴマカシはやめた方がいい。さらに岸田は答弁で「我が国の接種は、1回目、2回目が各国から遅れたため」と、相変わらず菅政権に責任転嫁だった。英国が3カ月で接種しているのだから、ワクチンが確保できていれば日本だってやれたはずだ。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「1、2回目の接種が遅れたのなら、むしろ必死で3回目のワクチン確保に力を入れるはずです。ましてや岸田首相は『最悪の事態を想定』『先手先手の対応』と自分で言ってきたのですから、全く言い訳になっていません。世界がどんどん接種を前倒ししていたのに、『8カ月』にかまけて、何の手も打たなかったのが現実。在庫不足がバレてしまうので、前倒しできなかったのですよ。言い訳は見苦しい。素直に謝るべきじゃないですか」

泥縄対策では不安、感染者急増で経済が止まる

 31日の東京都の新規感染者は1万1751人。病床使用率は49.2%となり、1日にも都が「緊急事態宣言」の発令要請を検討するとした50%に達してしまう。

 しかし、都も政府も緊急事態宣言の発出には慎重だ。岸田は31日「現時点において検討していない」と否定的だった。私権制限の問題のほか、飲食店だけを狙い撃ちの「まん延防止等重点措置」の効果に懐疑的な空気が広がっている。そんな中で、これ以上、経済を止めることへの躊躇があるのだろう。

 だが、「検査キットが足りないから検査なしで陽性を確定診断」「濃厚接触者が増えすぎて追跡できないから自己申告制にする」といった“泥縄式”の対策変更ばかりが続くと、誰もが、このままで大丈夫なのか、と不安になる。検査が抑制されているのだから、今や、一体どれくらいの感染者がいるのかも分からない。1日8万人という規模で感染者が増えれば、「オミクロンは軽症だから」では済まない。

 オミクロン株の感染が先行した欧米が、感染急増から3〜4週間でピークアウトしたことから、岸田は「日本も同様だろう」と期待しているのではないか。しかし、「ピークは2月上旬」という見通しもあったが、感染者数はまだ右肩上がり。各地で前週比最多を更新している。

 そもそも、海外各国と違って、日本は3回目接種が圧倒的に少ないのだから、ピークアウトも同じ傾向にはならないのではないか。そのうえ、重症者や死者は、感染者の増加から遅れて増える。オミクロン株の亜種である「ステルスオミクロン」も見つかっている。ピークはいつなのか。「第6波」はいつ収束するのか。これから先、2月がどうなるのかは、もはや未知の領域である。

「オミクロン株については専門家の意見も『軽症者が多く、経済を止めるべきではない』というものと『感染者が増えれば重症者も増えるから警戒が必要』というものに二分されています。しかし共通しているのは、命の選別が迫られるような医療逼迫とは質が違うということ。子どもの感染拡大で小児科の診療が逼迫したり、コロナ以外の救急搬送が増えたり。こうなるとやはり、人流を抑え、感染者数を抑えるしか方法がありません」(鈴木哲夫氏=前出)

飲食店に広がる絶望感

 携帯電話の位置情報などから集計したデータでは、「まん延防止措置」が適用された都道府県で、確実に人出が減っている。先週末の金曜(28日)の夜は、1週間前と比べ、東京・六本木26%減、大阪・キタ18.6%減、北海道・ススキノ36.5%減、福岡・中洲21.4%減だった。

 感染実態が分からないうえ、政府は検査キット不足や病床逼迫に対応して、どんどん対策を“緩和”する棄民政策だから、外出や外食を避け、自分で自分を守るしかない。

 つらいのは、人が消えた繁華街の飲食店だ。「第5波」が収まった後、一時は客足が戻ったものの、再び遠のき、「もう元にはもどらない」と嘆き節。「同じ対策を何度繰り返すのか」「もうこりごりだ」「先が見えない」と、岸田政権の無策に怨嗟の声が沸き起こっている。

 ワクチンなしでむりやり社会を回す無謀。ピークアウトどころか、感染抑制にも景気にも逆効果じゃないのか。

 経済評論家の斎藤満氏が言う。

「オミクロン株はデルタ株より重症化しにくいということで、岸田首相は社会活動を止めずに、感染抑制できる、ほどほどのバランスでなんとかなる、と高をくくっていた。しかし、これだけ感染者が爆発的に増えると、感染者と濃厚接触者だけであっという間に何十万人、何百万人です。不安も広がるので、規制しなくても、客は一気に減って、経済が止まる。客が来なければ商売は回らない。『時短』『酒提供しない』などこれまで通りの対策が続くだけでは、飲食店には絶望感が広がるばかりです」

 菅政権での1度ばかりか、岸田政権で2度目のワクチン敗戦。3回目接種遅れの結果、感染も景気も、この先、地獄絵となってしまいかねない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/376.html

   

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