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2022年8月13日10時20分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] 「反日のエセ保守」である安倍政権で一貫していた「日本を破壊する」という強い意志 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)

「反日のエセ保守」である安倍政権で一貫していた「日本を破壊する」という強い意志 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309684
2022/08/13 日刊ゲンダイ


徹底的に日本の権益を破壊すると宣言(2014年、ダボス会議での安倍首相)/(C)

 安倍晋三と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の深い関係が日々明らかになる中、一部から「なぜ保守の安倍が反日カルトとつながったのか」といぶかしがる声が出てきた。

 前提がおかしいからわからないのである。本連載で述べてきたとおり、安倍とその周辺は、保守ではなく、反日のエセ保守。それを支持してきたのは新自由主義勢力と政商とカルトの複合体である。

 よって、「統一教会だけが安倍を動かしてきた」と考えるのは正確ではなく、多くのカルト、反社会勢力が複雑な形で政権に食い込んでいたと考えるべきだ。安倍は嘘とデマを垂れ流し、発言の内容をコロコロと変えたが、一貫していたのは日本を破壊するという強い意志だった。

 2013年9月、安倍はニューヨークのウォール街で「今日は皆さんに〈日本がもう一度儲かる国になる〉(中略)ことをお話しするためにやってきました」「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」と発言。

 2014年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、徹底的に日本の権益を破壊すると宣言。電力市場の完全自由化、医療の産業化、コメの減反の廃止、法人税率の引き下げ、雇用市場の改革、外国人労働者の受け入れ、会社法の改正などを並べ立て、「そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう」と言い放った。その言葉通り、日本の景色は一変した。

 安倍は権力を私物化し、財界の下請けとして、文字通りの「売国」を続けてきた。水道事業の民営化をもくろみ、放送制度改革では外資が放送局の株式を20%以上保有することを制限する規制の撤廃を推し進めようとした。世界各国で移民に関するトラブルが噴出する中、移民国家化に舵を切り、ロシアにはカネを貢いだ上、北方領土の主権を棚上げ。

 意味不明の加憲論により、戦後改憲派が積み上げてきた議論をぶち壊し、安保法制騒動では憲法破壊に手を染め、森友事件における財務省の公文書改ざん、南スーダンPKOにおける防衛省の日報隠蔽、裁量労働制における厚生労働省のデータ捏造など、安倍政権下では国家の信頼が地に落ちた。いい加減目を覚ますべきだ。安倍とその周辺は反日勢力であるという事実を議論のスタートラインにしなければならない。


適菜収 作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/626.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 「高市早苗統一教会系の月刊誌で対談」自民党の伝統芸「知らなかった」(まるこ姫の独り言)
「高市早苗統一教会系の月刊誌で対談」自民党の伝統芸「知らなかった」
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/08/post-0c3c8e.html
2022.08.12 まるこ姫の独り言

自民党の困った時の伝統芸「知らなかった」を乱発する、統一教会と深いつながりのあった議員たち。

高市早苗もご多分に漏れず

高市氏、旧統一教会系の月刊誌で対談 「関わり知らず」      
 8/10(水) 22:24配信 毎日新聞

>高市早苗・経済安全保障担当相は10日夜の就任記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の月刊誌に自身の対談記事が掲載されていたことを明らかにした。高市氏は「旧統一教会と関わりがある雑誌だとは知らなかった」と釈明した。

>高市氏によると2001年3月、旧統一教会と関係が深いとされる世界日報社が発行する月刊誌に、政治評論家(故人)らとの対談記事が掲載されていた。毎日新聞などの取材を受け、国会図書館からコピーを取り寄せて確認したという。

世界日報社は統一教会の機関誌であり広報の役目をはたしている。

そして安倍は少なくとも6度は表紙を飾ったという。


安倍は高市を高く買っていたし、この二人は言ってみれば師匠と弟子の関係であることは分かっている。

師匠である安倍がこの機関誌と大きく関わってきたのに、この世界日報が統一教会の機関誌だとは知らなかったというが、ありえない話だ。

しかも、国会図書館からコピーを借りたと言いが、わざわざそこまで行かなくても、検索を掛ければいくらでも出てくる。

わざとらしい。。。

ヤフコメにも書かれているように

>統一教会と関係を持った先生方は知らなかったで済まそうとしているが、絶対に関りは把握した上で対談や記載を行ってると思います。普通は調べれば容易に分かる事で、知らずに対談すると言う事は見ず知らずの人に自分の意見を伝えてそれが記事になると言う事を許していると言う事で、それが事実であれば逆にそれで国会議員が務まるの?と言う大きな不安を感じてしまう

知らぬわけがない。

政治家自身が取材を受けるのに、全く分からず対談すると言うのはあり得ない。

それこそ、政治家に対していろんな人間が利用しようと手ぐすね引いているわけで、その政治家がいつ自分の身に難が降りかかってくるともわからない取材を受けるとは思えないし、無防備であるはずがない。

逆に、全く知らずに取材を受けたのであるとするなら、その方が怖い。

どれだけ能天気なのか、どれだけ無防備なのか、そんなことで政治が務まるのかと言われたらどう反論するのか。

知らなかった、秘書が会合に行っただけ、祝電を打っただけ。

そしてメディアを恫喝して黙らせ、ほとぼりが冷めるのを待つ自民党議員。

毎回、この調子で何ごともなく終わっていくこの国の政治はタガが緩み過ぎじゃないか。

幾らなんでもカルトと政治が密接に繋がっている今の政治は本当に怖い。

絶対に、政権与党が根を断つまで言い続けなければいけない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 山際経済再生相 内閣改造前は旧統一教会との癒着“完黙”→留任後カミングアウトの超悪質(日刊ゲンダイ)


山際経済再生相 内閣改造前は旧統一教会との癒着“完黙”→留任後カミングアウトの超悪質
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309682
2022/08/13 日刊ゲンダイ


徹底的に隠して就任後に“関係”を認める会見を開く山際大志郎経済再生担当相(C)共同通信社

 何のための改造だったのか。10日の内閣改造で旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)や関連団体との関係を認めた7閣僚を交代。「癒着大臣は一掃」のはずが、改造初日に同数の閣僚7人が教団などとの接点を持っていたことが判明した。たった1日で「刷新」のもくろみが崩れた時点で、自民党の総汚染を物語る。中でも人間性が疑われるのは、留任が決まった途端、関係をカミングアウトした山際大志郎・経済再生担当相だ。

 ◇  ◇  ◇

 それぞれ濃淡があるとはいえ、関係を明かしたのは再入閣した高市経済安保相、加藤厚労相、初入閣の寺田総務相、西村環境相、岡田地方創生相、そして留任した林外相と山際経済再生担当相の7人である。

 とりわけ悪質なのは山際氏だ。内閣改造の前に現職閣僚が教団や関連団体との接点を認める中、閣議後会見など関わりを打ち明ける機会はいくらでもあったのに、ダンマリ。報道陣の質問に対しても“完黙”を貫いた。

 それが留任決定後に一変し、旧統一教会の関連団体への会費の支出と教団関連イベントへの参加を公表。しかも「私自身が直接、首相に説明はしていない」と語り、留任の内定前に岸田首相に説明していなかったことも明かした。自ら徹底して旧統一教会との関係を隠して留任したことを認め、開き直っているのだから、タチが悪い。

 会費の支払いは2013年。山際氏の資金管理団体が旧統一教会の友好団体「平和大使協議会」に会費1万円を支出し、政治資金収支報告書に記載していた。イベント出席は18年10月、横浜市内で平和大使協議会が主催した「アフリカビジョンセミナー」で来賓あいさつ。山際氏は明かさなかったが、旧統一教会の韓鶴子総裁を「マザームーン」とたたえた山本朋広衆院議員も一緒だったことが分かっている。

「新しい資本主義」が聞いて呆れる


寺田稔総務相も…(C)共同通信社

 旧統一教会の問題を追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏はこう言う。

「山際氏は統一教会との接点を確認して、さも改めて知ったような口ぶりでしたが、私自身、18年のイベント直後に山際氏の出席を把握。ニュースサイトで報じるため、事務所にも質問状を送りました。数年前から指摘を受けても満足に説明せず、留任してから急に言い出すのは非常に悪質です。すでに山際氏の地元・川崎市内の政治活動を巡る“火種”もくすぶっており、もっと深い関係が明らかになる可能性があります。岸田首相は、よく山際氏を閣僚に残したなと感じます」

 7月の参院選の遊説で山際氏は「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」と問題発言。「聞く力」を掲げる以上、岸田首相は交代させるかと思いきや、こんな人物に自称・目玉政策の「新しい資本主義」の担当相も任せるとは驚きだ。むろん、「新しい資本主義」には、もはや誰も期待していない。

くすぶる更なる火種

「実は新閣僚の寺田総務相と統一教会との関わりは把握できていませんでした。身体検査しきれないほど教団と関わりを持つ自民党議員が多いことを証明しており、さらに現職閣僚の中からも教団との関係が明らかになるのではないか。それでも自民党や政権が徹底調査し、統一教会との『決別宣言』を出せないのは、バラされたら困る弱みを握られているとしか思えません」(鈴木エイト氏)

 秋の臨時国会に向け、野党は手ぐすね引いているに違いない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 米国政府の要注意人物だった!<本澤二郎の「日本の風景」(4533)<安倍晋三(ストロング・ナショナリスト)を警戒したオバマ・ホワイトハウス>
米国政府の要注意人物だった!<本澤二郎の「日本の風景」(4533)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33792014.html
2022年08月13日 jlj0011のblog

<安倍晋三(ストロング・ナショナリスト)を警戒したオバマ・ホワイトハウス>

 本ブログの2013年から2014年にかけての記事を見る機会があった。健忘症に呆れるばかりだが、民主党のオバマ・リベラル政権と東京の第二次安倍晋三自公極右内閣が、戦争神社である靖国神社の参拝問題や歴史認識の問題で、激しい対立を繰り返していたことを思い出した。

 筆者はというと、当時は妻の肺がん治療の心労に生きた心地もしない環境下に置かれていた。2011年3月15日に、大量の放射能が首都圏を襲っていた事実さえも、気付かなかった凡人だった。東電フクシマ3号機が、次男正文の命を奪った東芝病院と関係する東芝製3号機の核爆発であることさえも、ずっと後になって分かった。ことによると、我が家は二人の命を東芝に奪われたかもしれなかったのだが、妻の治療に翻弄されていて、そのことまで気が回らなかった。東芝放射能被ばく者は、相当数に及んでいるだろうが、依然として東芝は沈黙して反省と謝罪を拒否している犯罪企業である。

 そんなわけで日米韓の3か国の歩調を合わせようとしていたオバマ政権の苦闘さえも、深く理解しようとしていなかった。実際は、ワシントンの連邦議会調査局は、安倍を「ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)」と分析、情報機関は安倍の発言と行動について監視の目を光らせていた。ワシントンのリベラル派は、安倍を当初から警戒していたのだ。

<ワシントンの国務・国防両長官は安倍の靖国を回避して千鳥ヶ淵墓苑>

 韓国や中国に限らない。靖国神社は侵略戦争の死者を英雄として祀っている神社神道の奇怪な牙城である。世界から嫌われ、恐れられている。安倍や小泉、中曽根らの靖国参拝は、次なる戦争を目的にした参拝である。この8月の靖国神社は、例によって軍国主義にあこがれる者たちが異様ないでたちで、神社の周囲を徘徊する。

 遊就館という歴史博物館?を覗くと、当時の蛮行を象徴する武器などが飾ってある。これを知った自民党のリベラル・加藤紘一は度肝を抜かれた。「これが外国に知れ渡ったら大変なことになる」と警鐘を鳴らしていたが、オバマのホワイトハウスはむろん仰天して安倍の靖国参拝姿勢に対して、執拗に忠告した。

 2013年夏に来日したケリー国務長官等は、断固として靖国参拝を拒絶した。すぐ近くの千鳥ヶ淵の墓苑に姿を見せて、国際社会の意志を示して見せた。福田康夫がそれ以前に、無宗教の記念碑建設に力を尽くしたが、小泉と安倍が反対して実現しなかった。これは日本にとって不幸なことだった。今後も靖国参拝は、国際問題となって日本外交を縛り付けることになろう。

<安倍自公内閣=神道+統一教会の政教一致の反憲法的政権>

 神道という原始宗教は、明治期に確立したもので、国家神道の地位を確立するに及んで、全国のいたるところに神社を建て、住民の精神を拘束した。のみならず家々の中心に神棚をすえて、幼児期の子供に水やごはんの上げ下げを強要し、人間と生れ落ちると、即天皇主義の改造人間にさせた。神道人間が無謀な「天皇の戦争」に命を捧げた。

 この命知らずの天皇の軍隊を米兵も恐れたほどである。

 戦争屋にとって、神社神道は戦争する人間作りの格好の仕掛けなのだ。しかし、安倍や祖父の岸信介は、もう一つ反共の文鮮明の統一教会を加えた。岸がこのカルト・イカサマ教団を宗教法人にしたのが1964年。同じことを石原慎太郎は、オウム真理教なるカルトを宗教法人にした。統一教会は50年余の年月を経て、今や自民党清和会を完全掌握し、自民党の隅々にまで及んでいる。

 岸田文雄自身さえも、その恩恵を受けている。表面化した統一教会幹部との記念写真は「単なる写真」として逃げているが、岸田の「安倍の意志を継ぐ」という発言と、相変わらずの安倍側近議員による組閣と党人事からすると、怪しいものである。岸田改造内閣が、安倍統一教会内閣といえるだろう。

<「神風特攻隊の犠牲の上に今日の日本がある」と反撃した安倍側近>

 鹿児島の特攻隊基地にわざわざ出向いた人物は、小泉だった。安倍を長州の田布施と呼んでいるが、小泉は鹿児島の田布施だという。田布施は明治期の日本を指導する人材の宝庫だったのか。関東人は理解できない。

 親しかった田中龍夫さんに聞いておくべきだったが、当時は田布施という地名を知らなかった。誰でも田布施研究で博士号を取れるだろう。明治天皇の正確な正体も分かるかもしれない。明治史は余りにも嘘と捏造で組み立てられている。

 ここで紹介した安倍側近暴言は、ワシントンに発した言動である。「神風特攻隊の犠牲の上に今の日本がある」という時代がかった言葉で、オバマに襲い掛かったのだ。仰天するようなカルト的言動である。東京とワシントンの熾烈な攻防を見て取れるだろう。

<軍事費2倍増論も2014年2月に安倍側近=武器弾薬国家経済>

 ロシア・ウクライナ戦争に絡めて軍事費2倍増という、安倍晋三と安倍に心酔する女性極右の言動に驚かされたものだが、既に2014年2月の時点で、安倍側近が合唱していた。安倍の正体を見て取れよう。血税にまとわりつくダボハゼである。

 どういうことか?野党の体たらくも幸いして、日本は既に軍国主義が復活しているとの指摘が、隣国やアメリカの学者からもなされている。明白な9条違反だ。しかし、反共国家主義や国粋主義の彼らのそれは、アメリカのように核戦争をする軍国主義経済体制へと向かっている。暴走する安倍内閣は、2013年12月の安倍の靖国神社参拝で、まさに明確な形で本心をさらけ出して、ワシントンに対して挑発していた。

<安倍の靖国参拝強行でオバマに返礼>

 靖国参拝は、欧米から近隣アジア諸国にとって、正に戦前の侵略国家日本そのものである。それを安倍は公然と証明した。米国民主党政権に対する返礼である。安倍の美しい国は、戦前回帰そのものだった。

 米国の大統領選挙で右翼のトランプ誕生で、安倍は見事にワシントンとの勝負に勝った。統一教会の安倍は、統一教会の共和党・トランプだった。

<トランプ政権も統一教会の仲間同士だった>

 米国の資産家のトランプは、外交知らずの不動産屋だったことから、安倍がトランプを指導する立場を手にした。安倍とプーチンの27回に及ぶ会談に目を光らせるワシントンだったが、統一教会仲間ゆえに大目に見られたようだ。

 しかし、政権が民主党のバイデンに移る直前に安倍は、突如、首相の座を降りて官房長官の菅に渡した。菅が総裁選に失敗すると、岸田文雄に軸足を移したのだが、安倍の本心は3回目の国盗りに走り出していた。安倍の携帯は、ワシントンに筒抜けだったと思われる。ワシントンの民主党政権は、もはやこれ以上、安倍の暴走を許せないという立場に追い込まれていたと推論したい。、

<安倍標的は奈良県の山上兄弟だけではなかった!>

 安倍銃撃犯の黒幕が存在する?安倍を嫌っている人物は、日本に沢山いる。今も、そうである。平和を大事にする日本人のすべては安倍NOだ。国葬反対派が多数であるのも当然だろう。国葬による安倍神格化にワシントンも釘を刺してきている。

 それでも強行して、国内を分断、大混乱させようとするのか?岸田は厳しい選択を迫られている。

2022年8月13日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会・田中会長“言い訳会見”に重大なウソ 会見弁護団・国民生活センターが次々指摘 安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態(日刊ゲンダイ)


旧統一教会・田中会長“言い訳会見”に重大なウソ 会見弁護団・国民生活センターが次々指摘 安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309727
2022/08/13 日刊ゲンダイ


自己弁護を続けた田中会長(C)共同通信社

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への高額献金が問題視される中、政府は「霊感商法」の被害対応に関して、今月下旬、検討会を設置することを決めた。2018年の消費者契約法改正により、霊感商法で結んだ契約は取り消せるようになったが、近年は物品販売より寄付を巡るトラブルが主流になっている。

 その霊感商法について、旧統一教会の田中富広会長(66)は10日、外国特派員協会で行った会見で「いわゆる霊感商法なるものを過去においても現在も当法人が行ったことはありません」と言い切った。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)代表世話人の山口広弁護士は「霊感商法をやっていないって、何を言ってるんだと思った」と、こう語気を強めた。

「当法人が先頭に立って積極的にやっています。会見はとにかくウソだらけでした。<返金要請には個別に対応している>と言っていましたが、むしろ(訴えられないように)合意書を作らせて、一部だけ返してあとは知らんぷりです」

 田中会長は「14年以降、当法人は消費者センターから、当法人に関する何らかの相談があった場合には連絡をもらうようにしていましたが、記録にあるこの年以降、消費者センターから相談を受けたとの連絡は一件もありません」と“トラブルなし”を強調したが、「消費者センターに連絡をもらうようにしていた」こと自体が虚偽説明だった。

「会見を見て驚きました。<連絡をもらうことになっていた>と言っていましたが、そもそもそういった事実はございません」(全国の消費者センターを支援する独立行政法人国民生活センター広報課)

 全国弁連事務局長の川井康雄弁護士も「霊感商法については言うのもアホらしいのですが……」とこう続ける。

「法人としてやったことではなく、信者がやったことだと言いたいのでしょうが、全国各地で霊感商法被害について違法の判決が出ています。組織的だと認定された歴史的事実です」

「資産は全て捧げなさい」という教え

 田中会長は会見で献金についても言及。「財産に比しての高額な献金が行われないよう徹底した努力を重ね、今日に至っております」と説明したが、旧統一教会にとって、資産がある信者は一番ありがたい存在。「資産は全て捧げなさい」という教えを説いている。献金には「義務」「祝福」「先祖解怨」「愛国」「聖本」など、さまざまな種類がある。

「億単位の献金も珍しくはありません。むしろ比較的多い方です。旧統一教会がもっとも早い段階でやるのが、信者になりそうな人の財産の把握です。財産のない人からは取れませんから。<高額な献金を行われないように>と言っても、具体的にどういうやり方なのか。詭弁に過ぎません」(前出の川井弁護士)

 旧統一教会に対する不信感を募らせるだけの「言い訳会見」だった。


関連記事
旧統一教会「政治に友好団体が強く関わってきた」田中富広会長が会見(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/594.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 岸田首相「内閣改造直後」に支持率最低の異常事態 肝いりの「電撃改造」も物価高、コロナ、国葬批判には勝てず(FLASH)
岸田首相「内閣改造直後」に支持率最低の異常事態 肝いりの「電撃改造」も物価高、コロナ、国葬批判には勝てず
https://smart-flash.jp/sociopolitics/195581
2022.08.12 14:53 FLASH編集部 Smart FLASH


記念撮影に臨む第2次岸田改造内閣の閣僚たち(写真・時事通信)

 第2次岸田改造内閣が発足した8月10日から11日にかけて、NNNと読売新聞が緊急の世論調査をおこなったところ、岸田内閣を「支持する」と答えた人は51%で、政権発足以来、過去最低となった。改造直前の前回調査(8月5〜7日実施)から6ポイント下落。不支持率は34%(前回32%)と過去最高だった。

 今回の内閣改造を全体として「評価する」は45%で、「評価しない」は34%。岸田首相が新閣僚らに対し、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係を自ら点検し、見直すよう求めたことについて、十分な対応だと「思わない」は55%と、半数を超えた。

 個別の人事では、河野太郎デジタル相の起用を「評価する」は63%、「評価しない」は21%で、萩生田光一政調会長の起用を「評価しない」は40%だった。

 今回の人事での「統一教会」をめぐる対応が評価されなかったことに加え、物価高や、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることなどから内閣支持率が下がっているものとみられる。

「9月初旬と見られた内閣改造を約1カ月早め、政権幹部にも直前に知らせる『電撃改造』でしたが、内閣支持率の下落に歯止めをかけられませんでした。

 参院選では勝利したものの、安倍元首相の『国葬』批判に加え、旧統一教会と閣僚との関係が発覚。改造内閣でも留任した山際大志郎経済再生担当相、高市早苗経済安保担当相ら7人の閣僚が、旧統一教会との関係を発表するに至りました。電撃改造でも支持率下落という異常事態に、岸田首相の任命責任を問われかねない事態となっています」(政治部記者)

 ネット上でも、内閣改造は失敗だったという声が多く上がっている。

《岸田総理の党内での求心力低下に繋がりかねない。失敗でしたね》

《内閣改造も非常時だから地味で堅実なのはわかるけどこのメンツじゃあ明るい未来が見えてこない 女性や若手民間人でもいいから期待感をもてる人材を登用してもらいたかった》

《正直、コロナ第7波の対応、旧統一教会問題からの内閣改造をみてこの政権駄目だと思ってしまった。何もかもが中途半端で何をしたいのかよくわからない》

《もういい加減、自民党に下野してもらった方が、良いんではないか?その方が自民党にとっても良いと思う。このままだと自民党は腐ってしまう》

 今回と同じNNNと読売新聞による7月11日から12日の調査では、「支持する」が65%だった。参院選後の1カ月で14ポイント下落したこととなる。政権発足から高い支持率を誇った岸田政権だが、一気に瓦解した格好だ。ここから立て直すのは簡単な道のりではない。

( SmartFLASH )


【NNN世論調査】支持率“発足以来最低”51%

内閣改造と自民党の役員人事を受けて、NNNと読売新聞が緊急の世論調査を行ったところ、岸田内閣を「支持する」と答えた人は51%で、政権発足以来、最低となりました。

世論調査で、岸田内閣を「支持する」と答えた人は51%で、8月5日から7日に行った前回の調査に比べ6ポイント下がり、政権発足以来、最低となりました。

7月11日から12日に行った調査では、「支持する」が65%だったので、およそ1か月で14ポイント下がりました。

「支持しない」と答えた人は34%で、発足以来、最も高い数値となりました。

今回の内閣改造を全体として評価するか、たずねたところ、「評価する」は45%で、「評価しない」の34%を上回りました。

岸田首相は、今回の人事でいわゆる「統一教会」との関係を新しい閣僚や党役員が自ら点検し、見直すことを求めました。

こうした対応は十分だと思うか、たずねたところ、十分だと「思わない」が55%で、「思う」の36%を上回りました。

内閣改造自体は評価されたものの、今回の人事での「統一教会」をめぐる対応は評価されなかったことに加え、「物価高」や、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることなどから内閣支持率が下がっているものとみられます。

一方、個別の人事では、デジタル相に河野太郎氏が起用されたことは「評価する」が63%でした。

自民党の政調会長に萩生田光一氏が起用されたことは「評価しない」が40%で、「評価する」の32%を上回りました。

新型コロナウイルスをめぐる政府のこれまでの対応については「評価する」は48%で、前回よりも4ポイント下がりました。

岸田内閣に優先して取り組んでほしい課題は「景気や物価高対策」が最も多く32%、「年金など社会保障」が18%で続き、「新型コロナ対策」は9%にとどまりました。

■NNN・読売新聞世論調査
8月10日から11日
全国有権者に電話調査
固定電話448人(回答率58%)
携帯電話647人(回答率40%)
合計1095人が回答
(2022年8月11日放送)


関連記事
岸田改造内閣は“失敗”明らか…読売・日経調査とも「支持する」下落、「支持しない」上昇(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/622.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK287] やはり自民党は総汚染 邪な内閣改造は悪評噴出で大失敗(後編)派閥均衡が評価される岸田首相の「限界」(日刊ゲンダイ)

※2022年8月12日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※2022年8月12日 日刊ゲンダイ2面



やはり自民党は総汚染 邪な内閣改造は悪評噴出で大失敗(後編)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309681
2022/08/12 日刊ゲンダイ 後段文字起こし

派閥均衡が評価される岸田首相の「限界」


旧統一教会教団と“濃厚”な接触ながら、党4役に横すべりの萩生田光一政調会長(C)日刊ゲンダイ

 100人近い国会議員が統一教会と関係を持つ自民党(衆参計381人)においても、最大派閥の安倍派(97人)の汚染度は指折りだ。凶弾に倒れた安倍元首相が教団票を差配していただけあって、派内の3分の1超が統一教会と関わりを持っている。領袖を失った混乱に乗じ、岸田は安倍派を表舞台から追い出し、独自色を強めるとの観測が流れていた。

 ところが蓋を開けてみれば見事なまでの派閥均衡型人事。安倍派からの入閣は前回同様の4人。茂木派(54人)が4人から3人に減らし、麻生派(50人)が3人から4人に増加。総裁派閥の岸田派(43人)と二階派(43人)から3人など、“骨格”に変化はなかった。

 安倍派の元オーナーだった森喜朗元首相の意向を汲む形で松野官房長官と高木国対委員長を留任・再任。森が目をかける萩生田前経産相を党政調会長に横滑りさせ、空いたポストに安倍派の西村経産相を充てたともっぱらである。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「拍子抜けです。岸田首相は改造を正式表明した6日の会見で、〈新たに指名する閣僚だけでなく現閣僚、副大臣なども含め、(統一教会との)関係をしっかりとそれぞれ点検し、その結果を明らかにし、適正な形に見直すことを指示したい〉と言っていた。あの威勢の良さは何だったのか。つまるところ、閣僚経験者にしろ、入閣待機組にしろ、統一教会と無縁のクリーンな議員はほぼいないということ。教団関係議員抜きではもはや組閣ができないのです。副大臣、政務官人事ではさらにひどい惨状になるのではないか」

 日経新聞(11日付朝刊)によると、先月19日に官邸で岸田と面会した萩生田は「反対意見を率直に言うという意味で、安倍さんのような姿勢で総理・総裁を支えるつもりです」と伝えたという。安倍逝去から10日あまり。自分を引き上げた派閥の大親分を引き合いにスゴむような人物を重用しているようでは、先が思いやられるというものである。

耳を疑う永岡文科相の初入閣と“コロナ無能厚労相”の再任

 統一教会の存続を占う注目ポストに就いたのは、初入閣の永岡文科相。統一教会との関係を断ち切ることが内閣改造のテーマだった割に、この人事にはキッパリ断ち切る決意はみじんも感じられない。

 文科省は宗教法人を所轄する文化庁を外局に持つ。文化庁は宗教法人法に基づき、法令や公共の福祉に反する宗教団体に関し、裁判所に解散命令を請求できる。文科相はいわば、統一教会の生殺与奪を握る立場なのだ。

 霊感商法による被害者の救済や、名称変更に下村元文科相の意向が働いたとされる疑惑など、課題は山積。「文科相の人選=脱統一教会への本気度」と言っても過言ではないが、永岡は10日の就任会見で、名称変更疑惑について「適切に対応してきたと聞いている」と「問題なし」の立場を早々と表明。解散命令の是非を問われても、「宗教の自由を守る宗教法人法には手を付けない」などと答え、「やる気なし」だった。

「統一教会の問題に関しては、時間が過ぎるのを待つ」(岸田周辺)との立場だから、“軽量大臣”に疑惑解明など、どだい無理な話だ。

 耳を疑う人事は、新型コロナウイルス対策に関しても同じ。加藤厚労相は今回、同ポストに3回目の就任だ。コロナ禍当初、PCR検査の拡充に手間取り、初動対応が遅れたことで、第1波や第2波の感染拡大、医療体制の逼迫を招いた無能厚労相でもある。

「今回の内閣改造は政権にとって世論の落としどころを探るのがうまい人を並べた印象です。コロナ対策は『2類から5類へ』などと言われているように、感染症法を変えるなど、抜本的な改革が求められています。しかし、岸田さんは官僚と対立しない無難な人を選び、改革の意思は感じられません。新たな対策を講じるつもりはなく、要するに『丸く収められればいい』という人選なのでしょう」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 脱統一教会もコロナ対策も期待できない人事だ。

臆測呼ぶ菅“入閣”が流れた背景と今後

 内閣改造前に副総理ポストへの処遇がささやかれていた菅前首相の入閣は結局、見送られた。一体、なぜなのか。

 そもそも、岸田と距離のある菅の入閣が浮上した背景には、菅と関係良好な二階派や森山派などの非主流派を取り込む狙いがあったと言われる。菅を中心に「反岸田」勢力が結集する可能性を警戒し、党内無派閥にも影響力を持つ菅を取り込んで挙党一致態勢を演出するとも言われていた。

 実際、菅は非主流派を中心に勉強会の発足準備を進めてきた。しかし、安倍銃撃死事件を受け、参院選後に計画していた会の立ち上げを凍結。政局につながる動きを控える姿勢に入閣を期待する声が上がったのだが、蓋を開けてみれば、入閣どころか無役である。

「岸田さんは、実際に菅さんへラブコールを送る気はハナからなかったと思います。恐らく、官邸サイドが観測気球を上げたのでしょう。本格的に菅さんに打診したなら、麻生副総裁が黙っていなかったはず。菅さんが副総理に起用されたら、メンツを潰される格好ですからね」(鈴木哲夫氏=前出)

 菅の「一本釣り」という結果にはならなかったが、岸田は改造人事で「菅グループ」に配慮。菅の“弟分”河野太郎氏をデジタル相として再入閣させ、菅の盟友・森山裕氏を選対委員長に据えた。

「岸田さんが菅グループの結集を警戒していることは間違いありません。河野さん、森山さんの起用は菅さんへの牽制、非主流派の取り込みと言われていますが、奏功するかどうか。特に河野さんは、霞が関の改革路線を敷いていますから、波風を立てたくない岸田さんと歩調を合わせるのは難しいのではないか。菅さんは誰が何と言おうと、自分の思ったタイミングで政局を仕掛けるタイプです。岸田さんが副大臣、政務官人事で菅グループを厚遇しても、あまり意に介さないでしょう」(自民党関係者)

 無派閥議員に二階派や森山派などが結集すれば80〜90人のグループになる。岸田の心労は募り続けそうだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 日韓基本条約 そして朴大統領&安倍暗殺 
日韓基本条約 そして朴大統領&安倍暗殺
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52006960.html
2022年08月13日 自民党的政治のパンツを剥ぐ

ニューヨーク・タイムズは1976年5月25日付で、
文(文鮮明)氏率いる統一産業が韓国で小銃工場を建設する際、

@朴氏(文鮮明通訳)が朴正熙大統領に会い事業支援について話し合ったことや、
A韓国の公務員教育が統一教会系の反共産主義政治団体「国際勝共連合」で行われたことなどを報じている。
同紙は文・朴両氏と朴正熙大統領のさまざまな関連性を紹介し、
B「統一教会が独自の成長を遂げた後に韓国政府がこれを利用したか、
C最初から韓国情報要員により調整を受けたもの」と主張した。

****

米国による日本統治は 

@新聞社乗っ取り 統治代行者 氏家=ナベツネ
A政界乗っ取り 統治代行者 岸信介
により 赤狩り支配 をし
B岸信介の相棒 文鮮明が日米韓=北の裏=黒幕幹部だった

米日韓の裏を含む資金を日本から拠出させたのが
日韓基本条約(北賠償金名目も含む)であり
韓国大発展&対北工作資金=文鮮明資金だろう
から
岸・佐藤・安倍政権による日本統治は 
日米韓=日韓基本条約の
キーマンの中で朴正熙(暗殺)と文鮮明(2012)と安倍晋三(暗殺)
3人が死亡したので

日本では安倍氏=統一教会が力を失い
ナベツネ氏=ミヤネヤが力を持つ
その力によるバランス変更で
政界大混乱の中にある

ナベツネ氏は今何もしなければ
我が名が廃ると思う日本破綻間際なのだから
手の内はナベツネ脳の中だろう

脳の中には
韓国=このままでは統一教会に支配される俺が死んだら


http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会と接点ある副大臣・政務官は20人! カミングアウトしていない「3人の名前」(日刊ゲンダイ)


旧統一教会と接点ある副大臣・政務官は20人! カミングアウトしていない「3人の名前」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309714
2022/08/13 日刊ゲンダイ


総務政務官の彼女はまだ…(杉田水脈議員)/(C)日刊ゲンダイ

 次から次だ。12日、第2次岸田改造内閣の副大臣と政務官計54人が決定した途端、その面々から旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)側との関わりが出るわ、出るわ。教団と自民党議員の根深い関係が改めて鮮明になった。

 共同通信の取材に、本人や事務所が接点を認めた副大臣・政務官は少なくとも20人。副大臣はデジタルの大串正樹氏、内閣府の和田義明氏、外務の山田賢司氏、文科の井出庸生氏、農水の野中厚氏、経産の中谷真一氏、それぞれ国交の豊田俊郎氏、石井浩郎氏、環境の小林茂樹氏。

 政務官がデジタルの尾崎正直氏、復興の中野英幸氏、いずれも総務の国光文乃氏、中川貴元氏、法務の高見康裕氏、いずれも外務の高木啓氏、吉川有美氏、文科の山本左近氏、いずれも国交の古川康氏、清水真人氏、環境の柳本顕氏──とゾロゾロで、任命責任者の岸田首相は開き直っているとしか思えない。

 関わりはそれぞれパーティー券の購入や関連団体の会合・イベントへの出席、祝電、あいさつなど。

 見過ごせないのは、宗教法人を所轄する文科副大臣に決まった衆院議員の井出氏だ。

 昨年10月の衆院選の際、関連団体から打診があり、演説会に教団関係者数人が参加し、応援を受けていたことを明かした。

 関連団体のイベントにもメッセージを送っていたという。

 井出議員本人は「反社会的な行為があった団体や個人との関係は見直す」と話したが、初当選した昨年以降、計4回も関連団体の会合に祝電を送っていた衆院議員の山本文科政務官を含め、“濃厚接触者”を旧統一教会の生殺与奪権を握る文科省の要職に就けるとは……。いかに岸田首相が旧統一教会と決別する気がないかが、よく分かる人事だ。

松野官房長官は「了解した者のみ任命した」と強調

 岸田首相は今回の改造で全閣僚に教団との関係を点検し、厳正に見直すよう指示。松野官房長官は12日の会見で「副大臣や政務官にも同様のことを求め、了解した者のみ任命した」と強調したが、まだカミングアウトしていない副大臣・政務官は少なくとも3人いる。

 旧統一教会の問題を追及してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏によると、星野剛士・内閣府副大臣、鈴木英敬・内閣府政務官、杉田水脈・総務政務官も教団と関わりを持っていた。

「特にLGBT差別発言の杉田氏は2016年、自身のツイッターに『幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない』と投稿。19年には関係団体主催の会合で講演したと指摘されています」(野党関係者)

 やはり副大臣・政務官からも排除しきれないのは、自民党と反社会的宗教団体の「切れない」関係を物語る。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <甘い思惑 全てが裏目>国葬強行ならば岸田政権の命取り(日刊ゲンダイ)

※2022年8月13日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年8月13日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし

 狙った政権浮揚効果は皆無、むしろ墓穴を掘っただけではないか。

 第2次岸田改造内閣が10日に発足したことを受け、各社が実施した世論調査で内閣支持率はほとんど上がらなかった。それどころか下落したケースもあり、姑息な内閣改造・党役員人事は裏目に出た形だ。

 共同通信が10、11日に実施した全国緊急電話世論調査によると、岸田内閣の支持率は54.1%で、昨年10月の内閣発足以来最低となった前回調査(7月30、31日実施)の51.0%から3.1ポイントの微増にとどまった。不支持率は28.2%だった。

 日経新聞と読売新聞の調査では、支持率が前回から下落している。日経の緊急世論調査(10、11日実施)では、支持率は7月の前回調査から1ポイント減の57%、不支持率は3ポイント上昇の35%で政権発足以来、最も高くなった。新しい閣僚と党執行部の顔ぶれを「評価しない」との回答は44%で、「評価する」の30%を大きく上回った。

 読売の緊急調査でも、支持率は改造直前の前回調査(5〜7日実施)から6ポイントも下落の51%となり過去最低。不支持率は34%で過去最高となった。

 安倍元首相が殺害されたことを契機に、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党国会議員との“癒着”が明らかになり、さらには国葬に対する国民の批判もあって支持率が下落傾向にあった中、改造人事を経て、わずか1週間で支持率をさらに下げてしまったのだから踏んだり蹴ったりだ。

夏休みで国民は忘れるとナメている

「普通は改造直後の内閣支持率は期待感から上昇する。そのための内閣改造でもあるのです。岸田首相が9月に予定されていた内閣改造を電撃的に1カ月も早めたのも、統一教会の問題で追い込まれ、目先を変えて局面打開するためだった。それなのに支持率が下落したのでは目も当てられない。もっとも、それも当然で、組閣人事を見るだけで自民党が統一教会との関係をスッパリ断ち切れないことが分かります。統一教会との関係を認めた閣僚を交代させたところで、早くも新たに任命した閣僚の7人が教団との関係を認めているのですから、話になりません。ダンマリを決め込んでいた人も役職に就いた途端に関係を認め、『知らなかった』『今後は見直す』で逃げようとしている。今だけしのげば、お盆休みで国民はすぐ忘れるとでも思っているのでしょうか。あまりにバカにしています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 統一教会との関わりについて、共同通信の調査では、自民党や党所属議員の「説明が不足している」との回答が89.5%に上った。「十分に説明している」はたったの6.9%だ。約9割がしっかり説明して欲しいと考え、自民党の対応は不十分だと感じている。同じ調査で、政治家が統一教会や関連団体との関係を「絶つべきだと思う」の回答は84.7%だった。

 政治家と統一教会の癒着に注がれる国民の目は厳しい。中高年層はかつて社会問題になった霊感商法や合同結婚式の印象が鮮明に残っているという事情もあるし、何より安倍を筆頭に「保守」を標榜する政治家が、罪深い日本人は資産と女性を韓国に差し出すのが当然だと説く“反日宗教”とズブズブだったという事実に、これまで自民党を保守政党と信じてきた支持者こそ裏切られた思いが強いはずなのだ。

 邪な内閣改造でウヤムヤにできるほど甘くはない。「統一教会との関係を各人が点検し、見直す」という小手先のゴマカシは利かなかったということだ。

他国のカルトに国家中枢を乗っ取られる恐怖と恥

 12日行われた副大臣・政務官人事でも、次々と新任者と統一教会との関係が明らかになっている。

 もはや自民党内で関係がない人を探す方が難しいのではないか。統一教会と無関係な人だけでは組閣もできないほど浸透しているということだろう。

 松野官房長官は「今後の関係を見直すことを求め、了承した人のみを任命した」と強調していたが、「見直す」というのは具体的にどういうことなのか、ハッキリして欲しいものだ。なぜ「断ち切る」と言えないのか。要職に起用されなければ関係を続けても構わないということか。

「ここでスッパリ関係を切ることができたなら、国民は岸田政権を熱烈に支持したでしょう。関係を断ち切るなら、このタイミングしかない。議員個人の問題に狭小化せず、党としてしっかり調査して、身ぎれいな人だけで組閣すべきだったのではないですか。しかし、結局は派閥均衡型の内閣改造で中途半端に終わってしまった。新閣僚にも統一教会との関係が続出し、これでは急いで内閣改造しない方がマシだったくらいです。かえって、今後まったく上がり目がない厳しい局面に追い込まれてしまった。夏休みでいったん統一教会の問題は小休止としても、9月に行われる安倍元首相の国葬で再燃するのは確実です。国葬自体にも反対の声が多いし、その直後には秋の臨時国会も始まる。それも乗り切れるとタカをくくっているのでしょうか。国民世論に対して、政界は鈍感すぎるように思います」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 安倍は“モリ・カケ・桜”など、疑惑が持ち上がるたびに急場しのぎでゴマカし、嘘をつき通すことで逃げ切った。それを多くの自民党議員が覚えている。刷り込まれていると言った方が適切かもしれない。問題が持ち上がっても、その場さえ取り繕えば何とかなると。だが、希代のデマゴーグはもういないのだ。同じ対応をしていたら足をすくわれかねない。

統一教会はこのタイミングで関係を誇示

 12日、統一教会は教団本部がある韓国・ソウルで、関連団体「天宙平和連合(UPF)」との大規模イベントを開催。創始者である文鮮明氏の死後10年に合わせて開かれたものだが、まるで安倍の追悼集会のようだった。巨大スクリーンに安倍の写真が映し出され、「統一と平和のための運動にご尽力された」と、献花の時間が設けられた。米国のトランプ前大統領も「安倍氏の死は世界にとって大きな損失だ」などと哀悼メッセージを寄せた。

 いま日本国民から厳しい視線を向けられている教団が、安倍との親密な関係を隠すのではなく、誇示したわけだ。これが何を意味するのか。

「統一教会は自民党の深くにまで浸透し、弱みを握っている。『もし我々を切り捨てようとすればすべてバラすぞ』という脅しの意味もあるのでしょう。しかし、他国のカルト教団に国家中枢が乗っ取られているなんて、こんな恐ろしく恥ずべきことはありません。岸田政権が何を恐れているのか知りませんが、今こそ堂々と統一教会の問題に向き合い、関係を断ち切って欲しいと多くの国民が願っています。自民党議員の証言などによって、安倍元首相が統一教会票を差配していたことも分かってきたのに、癒着の“元締”を国葬で送るなんて正気なのでしょうか。岸田首相が本気で統一教会との関係を断ち切るつもりなら、教団の最大の広告塔であった安倍氏の国葬を取りやめなければおかしい。今回、統一教会がこんな盛大に追悼してくれたのですから、親密な関係にあった安倍元首相もそれで本望なのではないですか」(本澤二郎氏=前出)

 統一教会の問題と相まって、国葬は岸田政権の命取りになりかねない。「黄金の3年間」なんて紙上談兵。強行すれば年内にも解散総選挙に追い込まれる可能性がある。その時こそ、有権者は統一教会と関係がある議員を落選させ、日本人のための政治を取り戻す必要がある。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/635.html

   

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