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2022年8月16日09時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] あのレイシスト杉田水脈を総務政務官に!岸田の目は節穴か(まるこ姫の独り言)
あのレイシスト杉田水脈を総務政務官に!岸田の目は節穴か
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/08/post-81cf76.html
2022.08.15 まるこ姫の独り言

過去に、次から次へと差別発言を繰り返して来た杉田水脈が総務政務官に。

岸田をどこを見てこの人事をしたのか。

杉田はレイシストだ。

一般人ならそういう考えの人もいるだろうが、光の当たらない所に光を当てる方の人間が、堂々と差別と分かる文を寄稿する神経が分からない。

当然この寄稿文は、多くの人から批判を浴びたが、杉田のせいでこの月刊誌「新潮45」は休刊に追い込まれている。

勿論この文を載せた方が責められるのは当然と言えば当然だが、それを書いた方は、どれだけ批判されても暖簾に腕押し状態で逃げ回っていた。


自民党の男性議員におもねることでしか存在理由がない杉田。


しかも杉田の差別発言はとどまるところを知らないし、相手に対して少しの配慮もなく非情で冷酷な物言いは、国会議員になってはいけない人の部類だ。


そもそもこの人は、どの選挙でも選挙区で選ばれた人ではなく「小選挙区には立候補せず比例のみで出馬」で比例順位で当選した人間で、党の思惑と言うか、安倍の思惑で当選しただけの人だ。

安倍が杉田を素晴らしい人と言い、萩生田がプッシュして公認したそうで、杉田が出馬した経緯を見たら大体のことは分かる。

その杉田は、統一教会ともかかわりを持っていた人物で、山口に突っ込まれている。


そしてウイキペディアによると 「2019年4月28日、旧統一協会の関連団体である「国際勝共連合」と関係が深い団体主催の会合で講演し、「会場はお客様で満杯。懇親会までじっくりとお話しさせていただき、本当にありがとうございました」とツイッターに投稿した」そうで、岸田がこのようなレイシストであり、統一教会と深く関係を持っていた人物を総務政務官に任命するという事は、自民党にはまともな議員がいない事の証明にもなる。

岸田も「統一教会との関係について、見直しを了承した人のみ任命した」と初めの意気ごみから滅茶苦茶トーンダウン。

しかし、形だけだとしても自民党幹部から何度も苦言呈されてるよう杉田を総務政務官に任命した岸田は、どこに目をつけているのか。

今、こんな人選をしたら、国民からどう思われるか分からないのか。

岸田の目は節穴だった・・・・・

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/658.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 韓国統一教会自民党内支部です 脳汚染され日本 
韓国統一教会自民党内支部です 脳汚染され日本
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52007068.html
2022年08月16日 自民党的政治のパンツを剥ぐ

統一教会は 岸と文鮮明が兄弟分だったことから
安倍が上位である国会議員全員は
上部団体となります
目上です

陣笠議員は統一幹部に拝謁するのです
逆を言えば統一教会に睨まれたら
落選・パージされるのです

すでに韓国より格下かしたのです
統一教会エリアは

****

韓国に「頭」から浸食されつつある日本です

韓国統一教会「女帝」マザームーンを
喜悦の震える声で 跪く男議員たちが100名を超えました

その韓国では既に「英語力」は日本を圧倒しています

中国が台湾をまもなく制圧します
日本は 海の孤島です

戦争ごっこに夢中のデタラメ国家よ
タイタニック国家日本よ 哀れ


http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/659.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 萩生田光一政調会長は保守派の「抑え役」を期待されるも…世論「評価せず」厳しい目 岸田“目くらまし改造内閣”の大臣を丸裸 (日刊ゲンダイ)

萩生田光一政調会長は保守派の「抑え役」を期待されるも…世論「評価せず」厳しい目 岸田“目くらまし改造内閣”の大臣を丸裸
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309781
2022/08/16 日刊ゲンダイ

萩生田光一政調会長(東京・衆院6回)


安倍元首相の最側近だった自民党の萩生田光一政調会長(C)日刊ゲンダイ

 経済産業相から党4役への横滑りの可能性が報じられた際、「俺は骨格じゃなかったのか」と大臣交代に異議を唱えるような発言をし、物議を醸した。高すぎる自己評価に呆れる声もあったが、「官房副長官、文科相、経産相と連続して要職に就いてきた。派閥(安倍派)のやっかみをかわすためのポーズだったのではないか」(官邸関係者)。

【写真】この記事の関連写真を見る(23枚)

 亡くなった安倍元首相の最側近だった。政調会長は党の政策責任者。積極財政から緊縮財政への転換を図ろうとしている岸田首相が、党内保守派の「抑え役」を期待して起用したとされる。

 だが、国民の視線は厳しい。加計学園問題で疑惑の中心人物のひとりとして登場し、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とは“濃厚接触”が明らかになっている。改造後の読売新聞の世論調査では、政調会長起用を「評価する」(32%)より「評価しない」(40%)の方が多かった。

■叩き上げ

 サラリーマン家庭に生まれ、八王子市議を3期務めた後、都議1期。2003年衆院選で国政に転じ、初当選。市議時代に拉致問題を通じて安倍氏との知己を得た。国政に引っ張ったのも安倍氏だという。

 家族は妻、長男、長女。好物はラーメン。

■停学処分

 早稲田実業高校時代、朝鮮高校の生徒と喧嘩して停学処分を受け、早大への進学はかなわなかった。1浪して明治大に入学。

 政調会長就任により、衆目の一致する後継者のいない安倍派の跡目争いで、頭一つ抜け出たとの見方も。岸田首相は今回の人事で、安倍派の窓口として、塩谷会長代理だけでなく、萩生田氏からも意見を聞いた。派閥の大ボス・森喜朗元首相も萩生田氏をかわいがり、バックアップしている。

「萩生田氏は『爺殺し』タイプ。官房副長官の時は、菅長官にもスリ寄っていた。一方、若手を飲ませ食わせで面倒を見ながら、脅しすかしで仕切る。人望があるかというと微妙」(自民党中堅議員)

■圧力文書

 脅しすかしはメディアに対しても、だ。安倍政権下で党の総裁特別補佐だった14年衆院選時、在京テレビ各局の与党キャップを呼び出し、「報道の公平中立ならびに公正の確保」を求める文書を突きつけた張本人である。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/660.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <死亡前日に安倍元首相と対面>特別対談 赤木雅子×マーティン・ファクラー それでも森友事件に蓋をしてはいけない。日本の民主主義を守るためにも(クーリエ・ジャポン)
【特別対談】赤木雅子×マーティン・ファクラー それでも森友事件に蓋をしてはいけない。日本の民主主義を守るためにも
https://courrier.jp/news/archives/296549/
2022.8.14 クーリエ・ジャポン


事件について抗議する声も大きかったが、真実は明らかにされなかった Photo: Carl Court / Getty Images


金香清
Text by Kim Hyang-chung

今年7月8日、安倍晋三元首相が奈良市内で参議院選の選挙演説中に暗殺された。安倍政権は7年8ヵ月という戦後、最も長い政権だったが、森友学園事件など多くの疑惑が、いまだ曖昧のままにされている。森友学園事件の財務省による文書の改ざん問題で、自殺に追い込まれた近畿財務局の赤木俊夫さんの妻・赤木雅子氏に、米国人ジャーナリストのマーティン・ファクラーが話を聞いた。

マーティン・ファクラー(以下、MF) この座談会が決まった直後に、驚くべき事件がありました。7月8日、安倍晋三元首相が選挙演説中、暗殺された事件です。自分の意志を暴力で実現させようとするのは、民主主義を脅かすことで、容認してはいけません。日本では、戦前の二・二六事件や大正デモクラシーの崩壊など、テロや暗殺によって民主主義が危機に陥ったことがあります。二度と起こすべきではないと思います。

赤木雅子(以下、赤木) 安倍元首相は私にとって大事な人でした。夫の死に関わる真実を知っている人ですから。夫が死に追い込まれた財務省の文書改ざん問題が起きたのは、安倍元首相が国会で「(森友事件に)私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員もやめる」と発言したのがきっかけになったと思っています。本当のことを話してもらわないといけない人だった。にもかかわらず、この暗殺によって森友事件は蓋をされようとしています。


赤木 雅子 あかぎ まさこ
1971年、岡山県生まれ、1995年に赤木俊夫と結婚。2018年、俊夫氏が他界。俊夫氏を追い詰めた文書改ざんの真相を解明するために、2020年に国と改ざんを指示した佐川宣寿元財務相理財局長に損害賠償を求めて提訴(21年12月に国は裁判の審議を経ずに賠償請求を受け入れる認諾という形で裁判を終わらせた)。著書に『私は真実が知りたい』(ジャーナリスト相澤冬樹氏と共著)。


マーティン・ファクラ―
米国人ジャーナリスト。AP通信、ウォール・ストリート・ジャーナルなどを経て、2005年よりニューヨーク・タイムズに入社、09〜15年には東京支局長を務めた。11年の東日本大震災の被災地を取材し、日本の原子力行政や原発利権についての調査報道で12年ピュリツァー賞ファイナリストにノミネート。著書に『データ・リテラシー フェイクニュース時代を生き抜く』『吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディアコントロール』



死亡前日に安倍元首相と対面

MF 安倍元首相が亡くなったからと言って、森友事件を終わりにしてはいけないと思います。必ず真相を明かすべきです。それは赤木俊夫さんのような犠牲者を再び出さないために、そして健全な民主主義を作り上げるためにも、必要だと思います。

赤木 実は私、安倍さんが亡くなる前日にお会いしているんです。

MF それはどちらで?

赤木 前日の7月7日に、安倍さんは神戸市で遊説をしているのですが、そこに手紙を持って行ったのです。聴衆も多かったので、手紙を渡せるタイミングがあるかどうか考えていたのですが、安倍さんが演説を終わった後、一人一人の聴衆とグータッチをしながら歩き始めて、私の前にも来たので、手紙を渡しました。

MF 受け取りましたか?

赤木 「手紙⁉」と嬉しそうに言って受け取ってくれました。おそらく私だとは気がつかずに、ファンレターだと思ったのでしょう。手紙には夫の死について「再調査してください」と書いたのですが、おそらく読んでくださったと思います。

グータッチをしたときに、咄嗟に「手が暖かいな」と思ったのですね。コロナ禍で他人に触れることが減ったので、特にそう思ったのですが、それが翌日には銃弾に倒れて、冷たくなってしまったと考えると……。なんとも言えない気持ちです。

MF 国葬について赤木さんはどうお考えですか?

赤木 誤解を恐れずに、あえて少し危険な話をします。

安倍さんを暗殺した山上徹也容疑者は、家族を理不尽な事で奪われました。その気持ちが少しはわからなくもないです。そして、山上容疑者によって、理不尽に家族を失ってしまった安倍昭恵さんの気持ちが、よくわかります。家族を失う悲しみを知った昭恵さんに、なおさら本当のことを話して欲しいと思っています。真相が明らかにならないままの国葬では、安倍さんも浮かばれないと思います。

MF 森友学園事件は、日本の戦後の民主主義の弱点がよくわかる事件だと思います。権力者の不正が発覚した場合、まず調査をするのが検察ですよね。しかし検察は日本特有の官僚体質で、自己保身のために政権与党の言いなりです。結局、森友事件にかかわった財務省幹部らを、検察は不起訴にしました。

次に、国会ですが、ここでは自民党の一党支配が続いているので、野党が頑張ってもなかなか与党の不正を最後まで追及することが難しい。裁判も一つの手段ですが、問題を直接、調査するわけではありません。結局、権力のチェック機能を持つメディアが調査しなければ、権力者のやりたい放題になってしまいます。


森友学園事件
学校法人「森友学園」が小学校建設用地として大阪府豊中市の国有地を購入した際、国による不当な払下げがあったと疑われた事件。安倍晋三首相(当時)の妻である安倍昭恵氏が名誉校長に就任していたことや、当初、森友学園の値下げ要請に近畿財務局が難色を示していたにもかかわらず、安倍昭恵氏の現地訪問直後に話が急展開したため、口利きがあったのではないかという疑惑が浮上した。その後、土地購入の資料の改ざんがあったことが明らかになっており、上司の指示に従って資料を改ざんした財務省近畿理財局・上席国有財産管理官の赤木俊夫氏が自殺した。


スクープはあっても調査報道がない

赤木 メディアにも頑張ってくださっている記者の方々はいると感じています。

MF この事件が明るみになったのは、朝日新聞が2017年2月に不正が疑われる土地取引があったこと、そして18年3月には取引資料の改ざんがあったことをスクープしたのがきっかけです。それは本当に素晴らしいスクープだと思います。

しかしそのスクープはスタート地点に過ぎないですよね。実際に財務省と政権の間でどんなやりとりがあったのか、なかったのかなどストーリーの追求、つまりスクープの背景に関する調査報道が必要でした。何をどう改ざんしたのか、何を隠したのか、ストーリーをきちんと明かせていないのは、日本のメディアの限界を示していると思います。

あと、日本のメディアの体質がよく表れているのが、この二つのスクープは社会部によるもので、その後、政治部による充分なフォローや追及が足りませんでした。政治部が及び腰で、地方の支局や社会部が付加価値の高い報道をするのは、日本の新聞メディアにはよくあることです。少し古いですが、1988年の贈収賄事件であるリクルート事件も朝日新聞・川崎支局のスクープでした。政治家が絡んでいる話なのに。

赤木 まさにその「背景のストーリー」の部分を知りたくて、私は裁判という方法を取ることにしました。夫が改ざんの事実を記録して残した「赤木ファイル」によって改ざんがあったことは証明されましたが、それは事件解明の糸口に過ぎません。

夫は生前、財務省に「既に意思決定した調書を修正することに疑問が残る」とメールを送っていて、文書改ざんへの疑問を示していました。そんな夫がなぜ公文書を改ざんしてしまったのか、なぜ夫がそんな目にあったのかを、どうしても知りたいと思っています。

財務局が書いた公務災害の申立書には、夫が亡くなった理由について、マスコミと野党の執拗な追及が原因だと書いていました。改ざんの「改」の字もありませんでした。

MF 改ざんに関わった財務省幹部は検察に捜査されましたが、全員不起訴になりましたね。日本の検察は官僚組織独特の問題があります。

古い話ですが、民主党が政権を握る直前の2008〜09年にあった大手ゼネコン西松建設の汚職事件がわかりやすいと思います。当時、民主党党首だった小沢一郎さんの秘書が逮捕され、検察側のリークによって、毎日のように小沢さんの話を新聞が報道しました。この問題には自民党の政治家も多く関わっていたのですが、野党の一番強い政治家を狙い撃ちしたわけです。中立であるはずの検察が、自民党を守るために動いたと言えます。

赤木 夫が生きていたら、公文書を改ざんしたことで、検察に起訴されていたかもしれないのですが、私は起訴されて有罪になって、本当のことを話すべきだったと思っています。


財務省近畿理財局・上席国有財産管理官だった赤木俊夫さん(提供・赤木雅子)

MF ところで、赤木ファイルを当初、ジャーナリストの相澤冬樹さんだけに見せたのはどうしてでしょうか?

赤木 相澤さんがNHKの記者として森友学園の取材を止めなかったことで記者職から外され、退職されたのを知り、この人なら夫の気持ちをわかってくれるのではないかと思ったのです。また。夫が他界した当初は、とにかくマスコミが怖かったのもあります。毎日のようにカメラに囲まれ、連日、記者の方が自宅に来て……。

MF パックジャーナリズム(Pack Journalism、メディアが群れとなって事件を追いかけ、読者や視聴者の好奇心をあおりたてる報道)の典型ですね。メディアが注目される問題を一斉に追いかけては、深く掘り下げることなく、次の話題へと乗り換える。

しかし事件や問題を最後まで根気よく取材するには、時間と人材、財力が必要な上に、リスクが伴います。だからこそ、大手メディアが頑張るべきなのですが……。もちろん素晴らしい記者はたくさんいます。個人より組織が問題ですね。

さらに、大手メディアにはタブーも多い。安倍さんの暗殺後も、山上容疑者が犯行の動機としている宗教の問題が、多くのメディアでタブーになっています。再発防止のためにも、容疑者の家族が崩壊した背景も伝えるべき話なのに。

結局、最終的には、相澤さんのようなフリーランスの方が書いて、週刊誌に出すという道しか残されなくなってしまう。

疑惑が報道されても選挙で勝ち続けた安倍政権

赤木 いまでも粘り強く森友学園事件について、取材を続けている記者の方もいますが、なかなか報道させてもらえないそうです。米国のメディアの状況はどうでしょうか?

MF 米国も特にテレビは刺激的な問題を好むので、取材が浅くなりがちです。

一方で、トランプ政権時は大統領とメディアが対立していたので、特に新聞社が調査報道に力を入れて、トランプ政権の問題を追及していました。

問題はメディアが頑張っても、政権を支持する有権者が気にしないと意味がないという点です。いくらトランプ大統領の不正を暴いても、絶対に支持し続ける勢力が残念なことに多かったのです。前回の大統領選挙で彼が再選していたら、米国の民主主義は危機的な状況になったと思います。

安倍さんの場合も似ていますね。彼はたいへん力のある政治家で、選挙で勝てる力があった。日本のメディアは、有権者が反応しないという壁にぶつかっているのだと思います。

森友学園事件だけでなく加計学園問題、そして公費の不正使用が疑われた「桜を見る会」の問題もありましたが、どんなにマイナスイメージとなりそうな報道があっても、選挙で勝ち続けたわけですから。



米紙も呆れた! 安倍政権の杜撰すぎる公文書管理


認諾によって隠された真相

MF ところで、先ほど裁判という方法を取ったとおっしゃいましたが、提訴するまでに時間がかかった理由は何でしょう?

赤木 当初はいつか真相が明らかになると思っていたのですが、近畿財務局の人たちが、夫の遺書を外に出さないよう念を押したり、私に財務局で働かないかと懐柔しようとしたりする過程で、徐々に財務局側の人の信頼できなくなりました。

事件と関連する代理人は、財務局から紹介された、中川勘太弁護士にお願いしていましたが、国に損害賠償を求めた裁判も賠償金も100万円に設定されていたり(最初は1円)、現在の代理人の阪口徳雄弁護士に裁判方針について相談したときに、開口一番「このままでは国側はすぐに認諾してしまいますよ」と指摘されました。

MF 「認諾」というのは、裁判所の審判を受けずに、過ちを認めて賠償金を支払うことですね。

赤木 そうです。結局、弁護士を替えて、認諾されないように戦略を立ててもらい、改めて申立書を作って提訴したのですが、認諾という形で裁判はそのまま終了されました。私は証人尋問などを通じて、誰が何のためのどんな改ざんを夫にさせたのかということを明らかにして欲しかったのですが、結果、何一つ教えてもらえていません。つまりは事件の真相を隠すための認諾だったのでしょう。

国が認諾したケースは日本ではこれまで数例だと聞いています。そこまでして、財務省、そして政府が隠したいことは何だろうと思いました。

夫が財務局に勤めていたときに、法務関連を担当していた弁護士がいるのですが、通常、財務局で雇用される弁護士は2年の契約なのです。その方は問題が明るみになった後に、再雇用されています。しかも期限なしで。当時のことを何か知っていて、口封じに再雇用したとしか思えないですよね。森友事件に関わった財務局の人たちは全員、異例の出世をしています。

森友事件は、近畿財務局が忖度して改ざんしただけであって、実際にそれ以上の話はないのではないかとも言われることがあるのですが、認諾のことも含めて、国や財務省の動きを見ると、やはり隠したい何かがあるのだろうと、思わざるを得ません。

日本の民主主義のためにも真相解明を

MF 赤木俊夫さんは組織を守るために死を選んだと思いますか?

赤木 組織のことはもともと、あまり好きではありませんでしたし、いつか本当のことを語るべきだと考えていたと思います。文書の改ざんは財務省からの指示だったのに、局が勝手にやったことだというストーリーにされるのを怖がっていました。それで死を選んだのだと思います。

MF 「下が勝手にやったこと」というストーリーを財務省が描いているので、内部文書が出てくるのはなかなか難しいと思いますが、組織内で力があって良心のある人が動いてくれれば違ってきますね。

赤木 捜査の際に財務局が検察に提出した資料の開示請求の裁判もしているのですが、判決までいったい何年かかるかわかりません。

夫が文書を改ざんしたのが17年2月26日なのですけど、4日前の22日に、改ざんを指示した財務局当時の理財局長・佐川宣寿さんと当時の官房長官・菅義偉さんと何人かで話し合いをしていることがわかっています。そこで改ざんの指示があったのではないかと言われているのですが、その日の話し合いの内容の資料も出してほしいと思っています。

MF 日本は公文書の公開には消極的ですからね。2011年の福島原発事故で内閣の事故調査・検証委員会の調査を受けた、772人の関係者の調書の開示を求めたのですが、開示されたのは百数十人分だけでした。組織内の自己保身ではなく、問題を抱えたままでは国のためによくないと考える、倫理観のある人が内部告発してくれればいいのですけど。

赤木 メディアも諦めずに、内部告発を誘導するような記事を書いて欲しいです。

MF 日本は民主主義国家なのだから、いつか真相が明らかになると信じたいです。赤木さん、たいへんだと思いますが、希望を捨てないでください。

赤木 もしかしたら森友学園事件は自分とは関係ないと思う人も多いかもしれませんが、誰しも職場や組織などで不正を強いられる可能性はあります。

そんな理不尽な事が原因で、私たち夫妻の日常は、ある日突然、壊されてしまいました。日本が平和だと言うならば、二度とこんなことを起こさないために、しっかりと検証してほしいと思っています。



【独占1万字】米紙が暴いた機密文書「アフガン・ペーパーズ」の衝撃




PROFILE

金香清(キム・ヒャンチョン) ライター、翻訳家。「クーリエ・ジャポン」創刊号より朝鮮半島担当スタッフとして従事。退職後、韓国情報専門紙「TeSORO」(ソウル新聞社)副編集長を経て、現在はフリーランスのライター、翻訳家として活動。訳書に『後継者 金正恩』、著書に『朴槿恵 心を操られた大統領』(文藝春秋)がある。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/661.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <安倍政権下で項目消える>公安調査庁報告書の「特異集団」は旧統一教会だった 2005年、06年の政府答弁書(日刊ゲンダイ)

公安調査庁報告書の「特異集団」は旧統一教会だった 2005年、06年の政府答弁書
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309841
2022/08/16 日刊ゲンダイ


「特異集団」とは、旧統一教会のことだった(C)日刊ゲンダイ

 政府は15日、公安調査庁が発行した2005、06年版の報告書「内外情勢の回顧と展望」で記載した「特異集団」は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の辻元清美参院議員の質問主意書に答えた。

 05年版の報告書は、旧統一教会の名称は記載せず、「在日韓国・朝鮮人の糾合を目的とする新組織を設立し、在日関係者を取り込むことで勢力拡大を図る動きをみせた集団」と記載。06年版でも「新組織への結集を目指し、在日関係者を韓国の大会に参加させ、在日組織との間であつれきを生じさせる動きを示す集団」と表現していた。

 答弁書では、07年分で、旧統一教会に関する記載がなくなった理由に関しては「その時々の公安情勢などに応じ取り上げる必要性が高いと判断したものを掲載している」と説明した。


「特異集団」は旧統一教会 公安庁報告書、安倍政権下で項目消える
https://digital.asahi.com/articles/ASQ8H5SRWQ8HUTIL01W.html
2022年8月15日 17時58分 朝日新聞


公安調査庁が入る庁舎

 政府は15日、公安調査庁が国内外の治安情勢をまとめた報告書について、2005年と06年の発行分で「特異集団」と記載したのは旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だとする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の辻元清美参院議員の質問主意書に答えた。

 報告書は毎年発行される「内外情勢の回顧と展望」で、「特異集団」という項目で具体名は伏せて複数の集団に言及。05年分では「我が国で在日韓国・朝鮮人の糾合を目的とする新組織を設立し、在日関係者を取り込んで勢力拡大を図る動きをみせた集団」について記載した。06年分でも「新組織への結集を目指し、在日関係者を韓国の大会に参加させるなどして、在日組織との間であつれきを生じさせる集団」に触れ、「危機感や不安感をあおって勢力拡大を図り、不法事案を引き起こすことも懸念される」と指摘した。

 政府は今回の答弁書で、いずれも旧統一教会を指すと認め、特異集団を「社会通念とかけ離れた特異な主義・主張に基づいて活動を行う集団」と定義した。

 一方、第1次安倍政権下の07年分では特異集団の項目がなくなった。理由について答弁書は「時々の公安情勢に応じて取り上げる必要性が高いと判断したものを掲載している」とした。(田内康介)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/662.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 萩生田光一政調会長、生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か 教会関係者は「萩生田さんは家族同然」(デイリー新潮)

※補足 https://www.dailyshincho.jp/shukanshincho_index/


萩生田光一政調会長、生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か 教会関係者は「萩生田さんは家族同然」
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/08161131/
2022年08月16日 デイリー新潮


萩生田光一政調会長

「ビデオは回さないように」と指示

 第2次岸田改造内閣の発足により、政調会長に就任した萩生田光一氏。その萩生田氏が先の参院選で、生稲晃子氏への支援を要請するため、生稲氏を伴って教会の関連施設を訪問していたことが明らかになった。

 ***

 萩生田氏は統一教会との関係について、これまで、意図したものではなかったと弁明している。ところが、統一教会の関係者は「実情は違う」と反論する。萩生田氏は2009年、自民党が下野するきっかけとなる衆院選で落選し、12年まで3年間、浪人生活を余儀なくされているが、

「ちょうどその間、月に1〜2回のペースで八王子市内の教会施設を訪ねてくれました。その施設は3階が講堂になっており、そこに数十人の信者を集めて演説をなさっていたのです」

 そして、萩生田氏の演説の場では“ある特別なお触れ”が出されたそうだ。

「萩生田さんがみんなの前で演説する場合、教会長や青年部長ら幹部が“ビデオは回さないように”と信者たちに指示していました」

 どうやら証拠を残さぬように、という意図らしい。

信者に取って萩生田氏は「家族同然」

 さらに、

「今さら、統一教会との関係を一切なきものにしようだなんて、人間として薄情すぎやしませんか。以前は、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けてくれたりもしてたんです。萩生田さんが来ると、やっぱりその場がパッと盛り上がるし、みんなそうやって楽しく過ごした時間を覚えています。信者たちからすれば“家族”同然だと思っていたんですから」

 地元八王子の政界関係者によると、毎年クリスマス・イブの前後に八王子市内の宴会場で、統一教会の関連団体である「世界平和女性連合」が主催するクリスマス会に、萩生田氏の秘書は必ず出席し、本人も夫人同伴で何度か顔を出していたという。

生稲氏の支援を統一教会に要請

 萩生田氏と統一教会の関わりは、先の参院選にも影響を及ぼしていた。

 東京選挙区で初当選を果たした元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏。彼女の擁立工作を主導した萩生田氏は選挙中、生稲氏を伴って八王子市内の統一教会関連施設を訪ね、支援を要請していたというのである。この件について、生稲氏の事務所に質すと、

「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」

 萩生田氏は生稲氏とともに施設に立ち寄ったことを認めた上で、自身と教会の関係については、

「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」

 と回答した。8月17日発売の「週刊新潮」では、統一教会ベッタリ内閣の全容について詳報する。

週刊新潮 2022年8月25日号掲載




http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/663.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 尾身会長また誤り繰り返す…新型コロナ「第7波」による“医療崩壊”の責任 どうする、どうなる「日本の医」(日刊ゲンダイ) :医療板リンク 
尾身会長また誤り繰り返す…新型コロナ「第7波」による“医療崩壊”の責任 どうする、どうなる「日本の医」(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/615.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/664.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 日本国民はみんな、戦後自民党と米国CIAと旧・韓国統一教会の関係を知るべき時期が到来している(新ベンチャー革命)
日本国民はみんな、戦後自民党と米国CIAと旧・韓国統一教会の関係を知るべき時期が到来している
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/16299024.html
新ベンチャー革命2022年8月16日 No.2896

1.今、世間を騒がせている旧・韓国統一教会をここまで、肥大化させたのは、やはり米国CIAであろう

 先日起きた、元総理・安倍氏の暗殺事件以来、韓国統一教会の存在が一挙にオモテに出て、多くの日本国民は、改めて、統一教会の闇を知ったのではないでしょうか。

 さて、筆者の理解では、その統一教会は、戦後、極東を統治支配する米国戦争屋CIAネオコンの中の、主にCIAが北朝鮮出身の文鮮明につくらせたと観ています。

 そして、CIAは、同時に、A級戦犯だった、岸信介(安倍氏の祖父)を傀儡化して(注1)、韓国統一教会を日本でも活動させたと思われます。

 その証拠に、戦後すぐ、統一教会日本支部が置かれたのは、当時、首相だった岸信介の公邸内と言われています。

2.韓国統一教会は、戦後の韓国における反日教育を巧妙に利用してきたのではないか

 今の韓国統一教会の資金の7割は、日本国民の信者から収奪してきたと言われていますが、その背景には、戦後の韓国における反日教育が大きく影響していると想像されます。

 ところで、筆者は主に、90年代、仕事で頻繁に海外出張していましたが、米国に次いで、よく出張した国は、韓国でした。

 そして、多くの韓国の人々と接して、強く感じたのは、韓国の反日教育の影響でした。彼らは一様に、戦前の日本軍が、韓国民にいかにひどい仕打ちをしたのかを、義務教育で教わったのではないでしょうか。

 このように、戦後の韓国民は、徹底した反日教育を受けており、内心では、日本国民に強い反感を抱く人が多かったと記憶しています。

 このような韓国民の反日感情のせいで、統一教会は、日本国民からは、いくらでも、資産を貢がせてもよいと考えていたのでしょう。

3.岸信介や、故・安倍氏はなぜ、反日的な韓国統一教会に入れ込んだのか

 さて、それでは、米国CIAの指示で、戦後に自民党(事実上のCIA傀儡政党)を結党した岸信介や、その孫である故・安倍氏は、なぜ、このような反日的な統一教会に入れ込んだのでしょうか。

 おそらく、岸家や安倍家が韓国に近い山口県にあったからではないでしょうか。

 ちなみに、筆者個人も、山口県周南市出身ですが、山口県は、韓国と地理的に近いので、筆者の身の回りにも多くの在日韓国人が、戦前から住んでいました。筆者の同級生にもいましたし、学校の先生にも、在日韓国人がいました。

 ところで、岸信介の、岸という苗字は、李をいう漢字を木と子に分解すれば、キシとなります。

 また、故・安倍氏の父・晋太郎(岸信介の娘婿)は、戦前の韓国の王家である李氏朝鮮家(注2)の出自というウワサもあります。

 そして、その晋太郎自身が、自分は韓国人であると言っていたという話もあります(注3)。

 以上の歴史を知ると、今の自民党(米国CIAの傀儡政党)が、KCIA(韓国のCIA)と繋がる韓国統一教会と水面下で一体化していたのはなぜか、よくわかります。

 これまで、自民党を支持してきた多くの国民は、このような現実を知るべきです。

注1:本ブログNo.2888『安倍・元総理の非業の死は、死刑を免れた彼の祖父・岸信介の業(ごう)がもたらしたものか』2022年7月17日

安倍・元総理の非業の死は、死刑を免れた彼の祖父・岸信介の業(ごう)がもたらしたものか : 新ベンチャー革命 (livedoor.jp)

注2:李氏朝鮮

李氏朝鮮 - Wikipedia

注3:中央日報“安倍日本首相の父親「私は朝鮮人だ」”2006年9月30日

安倍日本首相の父親「私は朝鮮人だ」 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

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記事 [政治・選挙・NHK287] 西村経産相vs萩生田政調会長「安倍派後継争い」の醜悪バトル再び…靖国参拝でもアピール(日刊ゲンダイ)


西村経産相vs萩生田政調会長「安倍派後継争い」の醜悪バトル再び…靖国参拝でもアピール
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309840
2022/08/16 日刊ゲンダイ


それぞれに、靖国神社を参拝する西村康稔経産相(左)と萩生田光一自民党政調会長(C)共同通信社

 岸田内閣の改造人事により、安倍派の跡目をめぐるバトルが再び露骨になってきた。

靖国参拝でアピール

 安倍元首相の「遺志」を継ぐ後継は、安倍元首相を長らく支えた“岩盤保守層”の支持を得る必要がある。そこで、先に動いたのは西村経産相だ。15日の終戦の日を前に13日、ひと足早く靖国神社を参拝。岸田内閣発足後、閣僚の参拝は初めてだったこともあり、注目を集めた。

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 西村氏は玉串料を私費で納め、「衆院議員 西村康稔」と記帳。参拝後、記者団に「故安倍晋三元首相のことも思いながら、日本の平和と発展のために全力を尽くす決意をした」と述べた。13日を選んだ理由については「静かな環境の中でお参りしたいという思いだ」と語った。

 一方、15日は萩生田政調会長も靖国を参拝。玉串料を私費で納め、「自民党政調会長」と「衆院議員」の肩書で記帳した。

 保守系の政界関係者はこう話す。

「安倍派の中でしのぎを削っている2人ですから、どうしても比較してしまいますが、この時期の靖国参拝の王道は、やはり8月15日ですよ。記帳もしっかり大臣なりの役職を書かないと。その点では早めの参拝をした西村氏は、パフォーマンス臭を感じてしまいます。『静かな』と言うのなら、15日の早朝でもいいんじゃないですか」

 西村氏は経産相だった昨年も8月13日に、一昨年は8月16日に参拝している。萩生田氏は文科相だった昨年と一昨年ともに8月15日の参拝だった。

国葬後に本格的に号砲か

 内閣改造人事において、岸田首相が萩生田氏を公邸に呼び、派閥内の事情を聴いたことから、「安倍派の後継争いで萩生田氏が先頭に立った」(安倍派関係者)という見方が出ているが、一方で岸田首相は、西村氏を再入閣させ、松野官房長官を留任させた。岸田首相にとって安倍派の跡目は、イコール次の総裁選に向けた自身のライバル。「萩生田氏を独り勝ちにさせないで、競わせる戦略」(岸田派関係者)とも。

 安倍派はひとまず「集団指導体制」になってはいるが、「本格的な後継争いは、国葬後に号砲となるのでは」(前出の安倍派関係者)。それまでアピールや牽制の醜悪バトルが続きそうだ。

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記事 [政治・選挙・NHK287] 生稲晃子議員 選挙中に統一教会の関連施設を訪問報道…接触発覚でさらに高まる不信感(女性自身)
生稲晃子議員 選挙中に統一教会の関連施設を訪問報道…接触発覚でさらに高まる不信感
https://jisin.jp/domestic/2126959/?rf=2
2022/08/16 17:54 『女性自身』編集部


(写真:アフロ)

7月の参院選で東京選挙区から出馬し、初当選した生稲晃子議員(54)。8月3日召集の臨時国会では新人議員として登院する姿が注目を集めたが、当選早々に波紋を呼ぶ出来事が。

「デイリー新潮」は8月16日、萩生田光一政調会長(58)が参院選の選挙期間中に生稲氏を伴って統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問し、支援を要請していたと報じた。

10日に発足した第2次岸田改造内閣では、統一教会やその関連団体との関係を認めた閣僚7人が交代。教団の関連イベントに出席したことを公表していた萩生田氏は、経済産業相を退いたものの新たに政調会長に就任し、会見では教団との関わりについて、「今後は一線を画すと決めた」と言明していた。

しかし「デイリー新潮」によると、萩生田氏は’09年〜’12年までの間に月1〜2回のペースで八王子市内の教会施設を訪問し、演説をしていたという。さらに、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にも参加していたなど、教団との親密な関係が報じられている。

一方で萩生田氏は「週刊新潮」の取材に、生稲氏と施設を訪問したことを認めた上で、「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」と否定。

生稲氏も同誌に対して、「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」と説明している。

候補者アンケートは“ほぼ無回答”、当選後は正門を避けて初登院

安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、統一教会と政界の密接な関わりが問題視されている。連日ワイドショーでも取り上げられるなど、その関係を追求する動きは止む気配がない。

そんななか、明らかになった生稲氏と教団との接触。生稲氏といえば、選挙期間中から行動が波紋を呼んでいたことも記憶に新しい。

「生稲氏は、NHKが候補者に向けて実施したアンケートを“ほぼ無回答”で提出。批判の声を受けて、Twitterに謝罪動画を公開する事態となりました。他にも、毎日新聞のアンケートでは『富裕層への課税強化に反対』と回答した一方で、朝日新聞の『所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ』とのアンケート設問には『どちらかと言えば賛成』と回答。あいまいな主張に、『矛盾している』との指摘が相次いだのです」(全国紙記者)

さらに、当選直後も波乱は続いた。

「『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられました。番組では、陣営関係者による『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから』との匿名コメントも紹介。

すると、生稲氏の選挙対策事務所スタッフは、テレビ東京のプロデューサーと池上彰氏(72)宛に抗議文を送付。時間に余裕がなかったことを理由に挙げていましたが、ネット上では『自分の言葉で説明して』などと批判の声が相次ぐことに。

先の臨時国会でも生稲氏は、報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそりと登院。選挙期間中の行動もあいまって、『逃げるな』といった声が上がりました。これまでの経緯に加え、生稲氏に統一教会との接触があったとなれば、世間の不信感はいっそう募るのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)

当選からわずか1カ月あまりで、統一教会との接触が報じられた生稲氏。さらなる波紋を呼ぶ行動に、ネット上では生稲氏に説明を求める声が上がっている。

《生稲氏は今こそ統一教会との関係性を明らかにするべきです》

《生稲氏には今回は自らの口で説明してもらいましょう》

《萩生田自民党政調会長と統一教会、自身の統一教会との選挙活動について会見してください。あなたは国会議員ですよ》

出典元:WEB女性自身


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萩生田光一政調会長、生稲晃子氏の選挙支援を統一教会に要請か 教会関係者は「萩生田さんは家族同然」(デイリー新潮)
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http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <「何もしない」岸田政権の恐るべき神経>コロナも統一教会も首をすくめているだけ(日刊ゲンダイ)

※2022年8月16日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年8月16日 日刊ゲンダイ2面


※文字起こし

 新型コロナウイルス第7波の勢いがちっとも衰えない。1週間平均の全国の新規感染者数は19万5944.86人(14日時点)。石を投げれば陽性者に当たりそうなほど、感染状況は深刻だ。

 WHO(世界保健機関)が毎週アップデートし、厚労省のホームページに掲載される「新型コロナウイルス感染症に係る世界の状況報告」(8月10日付)によると、今月7日までの1週間の世界の新規感染者数は前週比3%増の698万516人。新規死亡者数は9%減の1万4563人だった。新規感染者数のワースト5カ国は日本(149万6968人)、米国(75万9806人)、韓国(71万3078人)、ベトナム(57万1458人)、トルコ(40万6322人)。新規死亡者数は米国(2764人)、ブラジル(1445人)、イタリア(1059人)、日本(1002人)、スペイン(654人)だった。いつの間にやら新規感染者数は世界最悪、死者数は世界4位の惨状である。

 WHOは〈新型コロナウイルス感染症における感染者及び死亡者に係る現在の傾向については、いくつかの国が検体採取方式を積極的に変更し、全体の検査数が減少して結果的に検出される感染者数が減少するため、慎重に解釈する必要があります〉と断っているが、〈全体の検査数が減少〉は日本にも当てはまるんじゃないか。こんな話を聞いた。

 断続的に激しく咳き込み、会話をするのもしんどそうな20代前半の男性の友人がいる。倦怠感もあるらしい。抗原検査もPCR検査もせず、医療機関も受診していないという。市中の無料検査を受けるよう勧めたが、「同居する両親が〈検査しないでほしい〉と言うから」と首をタテに振らない。陽性が判明すれば、発症日から10日間は療養する必要があるし、職場に知らせなければならない。そうなれば、40代後半の両親は濃厚接触者となり、最終接触のあった日から少なくとも2日間は待機期間となってしまう。2人ともテレワークができない職種で、仕事に穴をあけたくないとのことだった。

 周囲が眉をひそめるほど症状が現れているのに、無料検査場にすら足を運ばない。自己都合で素知らぬ顔をして出歩く。こうしたケースは山のようにあるのだろう。道徳心も倫理観も狂った社会ではウイルスの伝播は止まらない。

コロナ失策の象徴が再入閣

 日本人は新型コロナに感染しにくく、重症化もしにくい「ファクターX」を持っているなどと言われていたものだ。理化学研究所は昨年末、「日本人に多い特定の免疫タイプが要因の一部だと解明した」と発表。日本人の約6割にある白血球の型「HLA-A24」を持つ人は、風邪の原因となる季節性コロナに対する免疫細胞が新型コロナの感染細胞も攻撃するという実験結果をまとめた。研究成果をまとめた論文は英科学誌「コミュニケーションズ・バイオロジー」に掲載された。

 しかし、足元で感染の主流となっているオミクロン株「BA.5」の感染力は、WHOによれば史上最強。過去のコロナ感染やワクチン接種で獲得した免疫を回避し、抗体が働きにくいとされる。国内で初めて「BA.5」の疑い例を確認した5月下旬に警戒を強めれば、様相は異なっていたかもしれない。だが、参院選を控えていた岸田首相は人気取りに軸足を置き、「行動制限はしない」の一本やり。昨年10月の就任以来の無為無策の結果、患者があふれ、医療提供体制は完全崩壊。この事態にあって、岸田は内閣改造で失政大臣を再起用した。完全放置へまっしぐらなのだから、岸田政権の主軸は棄民政策と言っていい。

 3度目の登板となった加藤厚労相は、この国のコロナ失策の象徴のような人物だ。安倍元首相がこだわった東京五輪の開催が半年に迫ったコロナ禍の初期、感染者数を抑えるために「相談・受診の目安」を「37.5度以上の熱が4日以上」としたため、検査や治療の遅れを招き、自宅で容体が急変するケースが相次いだ。集団感染を引き起こしたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の事件は忘れもしない。3711人の乗員乗客を1カ月にわたって船内に閉じ込め、累計712人の感染が判明。世界から「ミニ武漢だ」と猛批判を浴びた。乗客を公共交通機関で帰路に就かせ、市中にウイルスを伝播させたと非難された。

「有事」「難局」を連呼しながら対策なし

 NHK「日曜討論」(14日放送)で上座をあてがわれた加藤は、現在の感染状況について「若い人の比率が多いことや、必ずしも重症者数は増えてはいないこと、感染ルートが追えていない割合がまだ低いことなど、緊急事態宣言の時とは必ずしも同じ状況にはないと思う」などとうそぶいていた。「何もしない」岸田政権の恐るべき神経を代弁したようなもの。コロナも、自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着をめぐる問題も、首をすくめているだけなのだ。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「内閣改造後の会見で、岸田首相は〈数十年に一度とも言われる難局を突破する〉〈有事の内閣を速やかに整えていく〉と言っていましたが、口先だけにしか聞こえません。事実、コロナ対策は何の手も打っていない。病床確保に動くこともなければ、軽症の場合は受診を控えるよう求めた日本感染症学会など4学会の緊急声明を追認。国民皆保険制度はやめたのか、という話でしょう。感染症法上の分類を『2類相当』から『5類』に引き下げる議論は感染状況が落ち着いていた春にすべきだったのに、参院選後の秋に先送りし、医療崩壊を繰り返した。食品の値上げは年内に2万品目に達するというのに、物価高対策はガソリンや小麦などの特定品目だけ。税制見直しなどの総合的な対策を講じようとはしない。統一教会の問題にしても、本来は党内調査を実施して関係を洗い出し、総括するのが筋なのに、〈厳正に見直すことを厳命し、了解した者のみを任命〉とした。つまり、不問に付すということ。あり得ないですよ。有事や難局に必要なのは改革的な政治にもかかわらず、岸田首相は時間が過ぎ、事が収まるのを待っているだけなのです」

例を見ない無責任な権力者

 統一教会との接点が判明した政務三役は閣僚8人、副大臣と政務官が22人で、すでに30人に上っている。初入閣した元警察官僚の葉梨法相は15日、教団をめぐる問題に対応するとして、関係省庁連絡会議の設置を発表。法務省や警察庁、消費者庁が18日に第1回会合を開くとしたが、葉梨自身が統一教会の関連企業が発行する月刊誌「ビューポイント」に2008年ごろ、インタビュー記事が掲載されていたことが判明した。

 就任後の初会見では「旧統一教会、団体等々と関係を持つような認識はありませんので、調査するまでもないということです」と豪語していたのは何だったのか。この国の警察のインテリジェンスはその程度なのか。警察官僚出身の有力政治家の横ヤリにより、教団本部のガサ入れは見送られたと言われている。第2次安倍政権以降、警察トップの国家公安委員長は統一教会と関わりがある議員ばかりだった。自民と教団のズブズブの関係は隠しようがない。それでも岸田ときたら、組織的関与を否定し、嵐が過ぎ去るのを待つだけの無責任である。

 政治評論家の森田実氏はこう言った。

「岸田首相は歴史上、例を見ない恐るべき無責任な権力者です。ハト派の宏池会の領袖の座をモノにすると、総理になりたいがために平和路線と決別し、戦後レジームの脱却を目指す安倍元首相の子分になった。野心だけで中身がない。内閣改造で統一教会と無縁の組閣をするかのようににおわせながら、蓋を開けたら関係者だらけ。その上、教団との関係をゴマカしていた山際経済再生相を留任させ、平然としている。先進国ではあり得ない医療崩壊に直面しても平気の平左。円安物価高でスタグフレーションが迫っていても平気の平左。水害に苦しむ東北や北陸を視察するでもなく、夫人連れでゴルフレッスンに興じる感覚もマトモじゃない」

 つまるところ、岸田が汗をかいているのは、憲法違反の疑いが指摘される安倍の国葬実施だけ。保守層の歓心を買うために立憲主義はないがしろ。タカ派の支持に政権の命運を託し、大多数の国民は眼中にない。期待するだけ無駄だ。責任を感じない人間がじわじわ追い込まれることはそうない。一気に引きずり降ろすのが最善だ。

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