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2023年4月04日06時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK289] 岸田自民は衆参5補選「2勝3敗」負け越し危機…公明党の“裏切り”で大波乱か(日刊ゲンダイ)


岸田自民は衆参5補選「2勝3敗」負け越し危機…公明党の“裏切り”で大波乱か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320954
2023/04/04 日刊ゲンダイ


公明党の山口那津男代表(左)と笑顔で握手していた岸田首相だが…(C)日刊ゲンダイ

 岸田政権の「中間評価」と位置づけられている「4.23」衆参5補選で“大波乱”の兆しだ。岸田首相は勝敗ラインを「3勝」と、随分と低いハードルを設定しているが、それすらも越えられない可能性が出てきた。最大のネックは、連立を組む公明党が自民党候補への推薦をいまだに出していないこと。推薦見送りによる“裏切り”をチラつかせているのだ。

「公明は10増10減に伴い選挙区が増える東京で、現職に加え2人目の候補擁立をもくろんでいますが、自分たちも候補者を立てたい自民側が難色を示している。公明は『東京で2人目擁立』を認めさせるため、5補選の自民候補になかなか推薦を出さないことで、自民側に揺さぶりをかけている格好です」(政界関係者)

 5補選は23日投開票。参院大分は6日に告示、衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区は11日に告示される。この時期にまだ公明の推薦が決まっていないのは異例だ。最終的には互いに妥協する可能性もあるが、今回のイザコザが補選に影響を及ぼしてもおかしくない。

 最もあおりを受けそうなのが和歌山1区だ。自民公認の門博文前衆院議員と、日本維新の会公認の林佑美前和歌山市議による事実上の一騎打ちになっている。

自民候補の“路チュー”報道に学会が嫌悪感


和歌山1区補選の門博文候補(左)、かっての同氏のスキャンダルに嫌悪感?(自民党補欠選推薦状授与で、岸田首相=右、と)/(C)日刊ゲンダイ

「自民の門さんは過去、女性議員との“路チュー”を写真付きで報じられた。この問題に公明の支持母体・創価学会が嫌悪感を示し“応援拒否”状態だそう。一方、維新陣営は人気者の吉村洋文大阪府知事が和歌山入りするなど、イケイケムード。自民陣営には困惑が広がっています」(地元関係者)

 大分補選も自民に逆風が吹きつつある。

「自民は東京・銀座のクラブのオーナー白坂亜紀さんを擁立。野党は立憲民主党の吉田忠智前参院議員で一本化した。現時点では、自民の白坂さんが数ポイントリードしているようですが、知名度では吉田さんが勝る。自民は苦戦必至です」(県政関係者)

 安倍元首相の死去に伴い行われる山口4区補選も“波乱含み”だ。山口県は区割り変更で、次回選挙から選挙区が4から3に減区される。新3区から出馬したい林外務大臣が、補選に出馬した安倍後継の前下関市議が落選した方が好都合だと考えても不思議はない。前下関市議が当選すると、新3区の公認を争うことになるからだ。

 そんな中、前下関市議の擁立を主導した昭恵夫人が「(補選で)8万票取れば(新3区に)林さんも入ってこれない」と発言したことが地元紙報道で発覚。ケンカを売られた林派がヘソを曲げ、地元自民の足並みが揃わない状況だ。

 さらに、立憲が対抗馬に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題に詳しいジャーナリストの有田芳生前参院議員を擁立。教団と安倍の関係に焦点が当たれば、自民への逆風は間違いない。

 結局、岸田自民が勝ちを拾えそうなのは、野党乱立の千葉5区と、岸信夫前防衛大臣の息子・信千世氏が出馬する山口2区くらい。

「2勝3敗」で負け越せば、岸田首相の責任問題は避けられない。岸田首相は公明に“土下座”で協力要請するしかないのではないか。

「統一地方選を最重要視する公明は、そもそも同時期に行われる補選に注力する余裕はない。もともと補選での協力には消極的です」(政界関係者)

 岸田首相は今ごろ焦りまくっているのではないか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/813.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 米国でもWHOの接種勧告の修正は「ワクチンは健康な子供や青年には必要ない」 何故か日本のワクチン推進派の医師は「小児への接種を強く勧めるべき」と解釈したようです :医療板リンク 
米国でもWHOの接種勧告の修正は「ワクチンは健康な子供や青年には必要ない」 何故か日本のワクチン推進派の医師は「小児への接種を強く勧めるべき」と解釈したようです 

http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/166.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/814.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 123便VR開示請求訴訟4.11PM4結審(植草一秀の『知られざる真実』)
123便VR開示請求訴訟4.11PM4結審
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-e0d9d0.html
2023年4月 3日 植草一秀の『知られざる真実』

JAL123便ボイスレコーダー等開示請求事件の控訴審が4月11日に第2回口頭弁論期日を迎える。

この日で結審になる見込み。

訴訟は2021年3月26日に提起された。

被告は日本航空株式会社

原告は123便墜落事故で亡くなられた吉備雅男さん(当時45歳)の遺族(妻)吉備素子さん。

2021年6月の1審第1回口頭弁論までは、もう1名の原告がいた。

123便の佐々木祐・副操縦士の実姉である市原和子さん。

しかし、市原さんは21年8月に訴訟を取り下げた。

市原さんが入居する老人施設の事務局長は元日航の客室乗務員。

市原さんに連絡を取ろうとしても老人施設は電話を取りつがなかったとのこと。

市原さんにさまざまな圧力が加えられた疑いがある。

東京地方裁判所への訴訟提起は2021年3月26日。

6回の口頭弁論期日が設定され、2022年10月13日に1審の判決が示された。

判決は原告の請求を棄却した。

東京高裁での2審は本年2月21日が第1回口頭弁論期日。

被告の日本航空は裁判長から意見を求められ、

「全て出し尽くしている。結審してもらいたい」と主張した。

裁判官合議のため3分間の休憩が設けられ、4月11日にもう1期日入れて結審することが決定された。

裁判に時間がかかる日本で、異例のスピード進行が続く。

4月11日に、その第2回口頭弁論期日を迎える。

開廷予定時刻は午後4時。

傍聴券交付のための抽選は開廷20分前に行われる見込み。

国家権力がこの訴訟を早急に終了させてしまおうとしているように見える。

しかし、訴訟の対象は極めて重大な問題だ。

原告である吉備素子さんは運行会社である日本航空対して123便のボイスレコーダーとフライトレコーダーの完全開示を求めている。

吉備素子さんは2月21日の第1回口頭弁論期日に意見陳述し、

「雅男は123便に客として乗り、バラバラになりました。

私が見つけたのは、右手と背中の一部、足首のみ。

38年たち、なぜ夫がこのようになったか疑問です。

なぜ、日本航空は遺族に事故原因を全く説明しなかったのか。」

「事故調査報告書は修理ミスによる圧力隔壁の破壊が原因と「推定される」と記述したが、2013年に運輸安全委員会ホームページに提示された同報告書付録には垂直尾翼に11トンもの外力が作用したとする「異常外力の着力点」の記述があり、また、相模湾に垂直尾翼の残骸が存在すると見られることが明らかになった」

と述べ、

「公共交通機関として、遺族に誠実に事実を教えてほしい」

と訴えた。

事故調報告書は「圧力隔壁の破壊が原因と推定される」としたが、2013年に公表された資料には「11トンもの外力が作用したとする「異常外力の着力点」」の存在が明記された。

事故当日、123便飛行ルート真下の相模湾で防衛庁護衛艦「まつゆき」による国産ミサイルの発射実験が行われ、そのミサイル等が123便に着弾して垂直尾翼を吹き飛ばしたとの可能性を多くの人々が指摘している。

123便から生還された日航客室乗務員(当時)の落合由美さんは救出された直後に、

「墜落の直後に、「はあはあ」という荒い息遣いが聞こえました。

ひとりではなく、何人もの息遣いです。

そこらじゅうから聞こえてきました。

まわりの全体からです。

「おかあさーん」と呼ぶ男の子の声もしました。」

と証言した。

ところが、事故調査報告書は、

「救出された4名以外の者は即死もしくはそれに近い状況であった」

と記述。

事故調報告書と落合さんのいずれかが虚偽を述べていることになる。

4月10日午後5時から午後7時半の予定で開催する

政策連合(オールジャパン平和と共生)主催
「いま岸田内閣を問う!
−院内緊急集会−」
会場:参議院議員会館B107会議室
https://bit.ly/3ZVWmtW

参加申し込みは下記アドレスへ(先着順受付)
info@alljapan25.com

院内緊急集会では123便ボイスレコーダー等開示請求事件についても弁護団の佐久間敬子弁護士より解説をいただく。

翌日の123便訴訟控訴審第2回口頭弁論期日と合わせて、多くの市民の参集を呼びかけている。

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をぜひご高覧ください。

Amazonでの評価もぜひお願いいたします。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/815.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 日本に中露との戦争を準備させているのは米国を支配する私的権力(櫻井ジャーナル) :戦争板リンク 
日本に中露との戦争を準備させているのは米国を支配する私的権力(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/461.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/816.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 坂本龍一氏の死で小池知事が大炎上 再開発計画見直し「神宮に言え」の冷酷ぶり蒸し返される(日刊ゲンダイ)

坂本龍一氏の死で小池知事が大炎上 再開発計画見直し「神宮に言え」の冷酷ぶり蒸し返される
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/321006
2023/04/04 日刊ゲンダイ


風を読みたがる(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 このところ国民的な話題性に欠いてきた東京都の小池知事が大炎上している。

 明治神宮外苑再開発をめぐり、見直しを訴えた音楽家の故・坂本龍一氏に対するナメた態度を蒸し返され、猛反発を買っているのだ。注目が活力源の女帝も珍しく貝になっている。

 コトの発端は2036年完成を目指し、強行された再開発事業だ。事業者は明治神宮、日本スポーツ振興センターなど。樹木の大量伐採が懸念される中、都が施工を認可し、先月22日に本格的工事が始まった。

 反対する超党派議連の発起人代表、自民党の船田元・衆院議員は小池知事に面会を2回申し入れたが、「多忙」を理由に断られたという。ちなみに、2人は旧新進党で同じ釜の飯を食った仲間だ。

 オンライン署名「神宮外苑1000本の樹木を切らないで」への賛同も広がる中、坂本氏はがん闘病中の2月に「再開発計画を中断し、計画を見直すべきです」などとした手紙を小池知事などに送付。先月17日の会見で受け止めを聞かれた小池知事の反応はこうだった。

「都や新宿区、文科省、国などに宛てられたと思います。ぜひ事業者でもある明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか」

安倍元首相は小池知事「ジョーカー」にたとえる


再開発計画で伐採問題に揺れる明治神宮外苑のイチョウ並木(C)日刊ゲンダイ

 冷酷そのものだ。衆院議員から転身を図った16年の都知事選では「築地は守る」をスローガンに、市場移転のちゃぶ台返しで票を集めたくせに、利用価値がなければケンモホロロ。もっとも、こうした小池知事の癖はいまに始まったことではない。そのあたり、安倍元首相が「安倍晋三回顧録」でエピソード交じりに語った「小池評」が妙に刺さる。

〈12年の総裁選の前に、小池さんから「政治資金パーティーに来て、講演してほしい」と言われて、彼女のために講演したのです。野党時代は、パーティー券を売るのも大変でした。その代わり、小池さんは総裁選で支持してくれる、という話があったのですが、実際は石破さんを応援したのですね〉

 小池知事を「トランプのジョーカー」と見立てる安倍元首相はこうも言っていた。

〈小池さんはいい人ですよ。いい人だし、人たらしでもある。相手に勢いがある時は、近づいてくるのです。2016年に知事に就任した当初は、私の背中をさすりながら話しかけてきて、次の衆院選では自民党の応援に行きますからね、とまで言っていたのです。しかし、相手を倒せると思った時は、バッとやってきて、横っ腹を刺すんです〉

 小池知事の任期は来年まで。逃げ得を許したらダメだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/817.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 岸田政権の空隙を埋める元首相の亡霊 過去最大の新年度予算はまるで戦時予算編成 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

岸田政権の空隙を埋める元首相の亡霊 過去最大の新年度予算はまるで戦時予算編成 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321015
2023/04/04 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


「アベシンゾウ化」(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相の「アベシンゾウ化」が止まらない。当初、華々しく打ち出した「新しい資本主義」は中身が完全に空っぽで、その空隙を安倍元首相の亡霊が埋めてしまったようである。国民の暮らしを逼迫させるアベノミクスを踏襲し、統一地方選前にはバラマキで人気取り。メディアに圧力をかける言論弾圧しかり、平気で嘘をつくようにもなった。

 安倍のカーボンコピーのようで異なるのは、内容の良しあしは別として、岸田には政治信条あるいは信念が全くないことだ。どこへ向かっていくのか分からない怖さがある。

 半世紀を超える統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党の癒着をめぐる問題は、ウヤムヤのまま。自民の調査は自己申告どまり。所属国会議員に社会的な問題がある組織・団体との関係見直しを求める行動指針(ガバナンスコード)の改定を行ったが、「関係を断つ」などの表現は盛り込まなかった。地方議員は直接対象にしていない。統一選では抜け道が山ほどあるだろう。

 岸田政権は、専守防衛を逸脱する敵基地攻撃能力を保有しないとしてきた従来の政府見解を無視。「海外派兵しないこと」を専守防衛だとすり替える答弁をした。嘘つきは首相の始まりだ。岸田は防衛大学校の卒業式の訓示でも「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」と戦争をあおり、2023年度予算は防衛費倍増の影響で過去最大の114兆円超に膨張した。まるで戦時中のようだ。

 アベノミクスは完全に失敗し、この国の経済が好転する展望はない。市場をカネでじゃぶじゃぶにする異次元緩和によって日銀の保有国債は580兆円に上り、金利を2%に引き上げれば含み損が50兆円も発生する。

 政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)の投資は大失敗している。液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)は大赤字、有機EL会社のJOLED(ジェイオーレッド)も破綻。貿易赤字は過去最大を更新し続けている。実質賃金の下落も止まらない。

 10年に及ぶアベノミクスが日本経済をぶっ壊したのは明白なのに、岸田は血税が原資の予算を野放図に編成し、そこからバラまいて政権を維持しようとしている。失敗のさらなる累積はカタストロフを呼び起こす。首相ポストにとどまること以外は頭にない岸田を放置すれば、この国の経済が浮上することはない。


金子勝 淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/818.html

記事 [政治・選挙・NHK289] <全てのワクチンは有害です>これらのワクチンは全て病気を作り出す目的で国民に接種 安全で効果があると言われているBCGワクチンも不要 :医療板リンク 
<全てのワクチンは有害です>これらのワクチンは全て病気を作り出す目的で国民に接種 安全で効果があると言われているBCGワクチンも不要 

http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/167.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/819.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 高市早苗氏が奈良入り2度も“ドタキャン” 自ら擁立した県知事候補が苦戦中なのにナゼだ!(日刊ゲンダイ)


高市早苗氏が奈良入り2度も“ドタキャン” 自ら擁立した県知事候補が苦戦中なのにナゼだ!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321007
2023/04/04 日刊ゲンダイ


評価ガタ落ち(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ

「捏造発言」で国会を騒がせた高市経済安保相。保守分裂となった地元の奈良県知事選(4月9日投開票)で自ら強引に擁立した候補が苦戦し、ピンチに陥っている。しかも、高市氏は奈良入りを2度も“ドタキャン”。無責任な対応に批判の声が上がっている。何が起きているのか。

 ◇  ◇  ◇

 保守分裂は高市氏が招いたものだ。県連会長の高市氏が総務相時代の秘書官だった平木省氏(48)を強引に擁立したが、根回しが不十分だったため、現職の荒井正吾知事(78)がヘソを曲げて出馬したのだ。荒井氏は、元自民党の参院議員だ。

 選挙戦は保守分裂の間隙を縫って維新の山下真・元生駒市長(54)が一歩抜け出す展開になっている。このままでは維新が漁夫の利を得る可能性がある。現地で取材するジャーナリストの横田一氏が言う。

「保守分裂といっても荒井氏に流れる自民票は、それほど多くないでしょう。今のところは維新の山下氏が先行していますが、自民の平木氏が猛追している。山下氏も平木氏も演説がうまく、2人ともタマとしては悪くない。平木陣営は、大阪での維新のコロナ無策や、必要な予算まで削っていることを繰り返し訴え、野党を含めた反維新勢力が結集しつつあります。投票日まで山下氏と平木氏のデッドヒートが続くことになりそうです」

 これだけの大接戦が繰り広げられる中、疑問視されているのが高市氏の行動だ。本来なら先頭に立って、平木氏の当選を目指すはずだが、3月26日の決起集会に続き、2日のラストサンデーも“ドタキャン”したからだ。


なぜ、高市大臣は平木氏の応援に来ない?(写真)横田一

 なぜ、高市氏は平木氏の応援に来ないのか。

「自民党関係者によると高市さん本人は奈良入りしたい意向があるみたいですが周りが止めているようです。高市さんが元総務官僚である平木さんの応援に入ると、どうしても総務省の内部文書をめぐる“捏造発言”が想起されてしまう。せっかく、接戦に持ち込みつつあるのに、高市さんが来ると水を差すと考えているようです。地元も一部の高市ファンを除き、高市氏の応援を望んでいない印象です」(横田一氏)

 なぜ、奈良入りしないのか、平木事務所にいる高市氏の秘書に取材を申し込んだが、事務所から「今日は対応できない」との回答があった。

 自ら擁立した候補者が苦戦しているのに、高市氏は告示後一度も応援に入ることなく投開票を迎えることになりそうだ。これでは、平木氏が勝っても負けても、高市氏の政治家としての評価がガタ落ちになることは間違いない。 

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 忌野清志郎さんの時もそうだった 大メディアがてんで報じない坂本龍一さんの怒りと嘆き(日刊ゲンダイ)

※2023年4月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年4月4日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


生前のメッセージを黙殺(音楽家の坂本龍一さん=左)、生前は危険人物扱い(盟友だった忌野清志郎さん=右)/(C)日刊ゲンダイ

「芸術は長く、人生は短し」──この一節を生前は好んだそうだが、力尽きるには早すぎた。音楽家の坂本龍一さんが亡くなった。71歳だった。

 3日の主要各紙はそろって突然の訃報をデカデカと報じたが、紙面を飾った「評伝」は「世界のサカモト」の音楽家としての数々の世界的偉業に関する記述ばかり。彼を形成した「もう1つの顔」については、スルリと抜け落ちていた。

 坂本さんには「2つの顔」があった。1つは音楽家。もう1つは社会活動家としての顔だ。反戦運動や環境問題に積極的に取り組み、東日本大震災以降は東北の復興支援と脱原発に情熱を注いだ。

 密接に絡み合った2つの顔を語らなければ、偉大な芸術家の生涯は伝え切れない。それなのに、大メディアは生前に残した「非戦」「脱原発」のメッセージを“黙殺”する。死者にムチ打つ規制は誰への忖度なのか。

「じわじわと自主規制させるような空気がすでに気が付かないうちに始まっている」「できるだけ明確に反対意見を言わないと、全体主義体制になってしまう」

 2015年11月の沖縄タイムスのインタビューで坂本さんはそう警鐘を鳴らしたが、この国の「言論の自由」を取り巻く「空気」は当時よりも悪くなっている。だからこそ、大メディアがてんで報じない坂本さんの怒りと嘆きを伝える意義がある。

 1960年代後半、高校生だった坂本さんは学生デモに参加。後にこの経験が「今の僕を形作り、今でも『核』となっている」(AERA=16年3月28日号)と明かしたが、安保闘争の終焉とともに政治活動を「封印」。雑誌の取材に「政治的に対抗して失敗したんだから、潔くもう政治的な発言をしないことにした」と語ったこともある。

 もう1つの顔を取り戻したのは90年にニューヨークへ移住してから。米国には地位と名声を得た人物が特定の活動や事業に寄付し、発言することを歓迎する風潮があり、地球温暖化への危機感から次第に環境や社会問題への発信を強めていった。

「核と人類は共存できない」との固い信念

 大きな転機は2001年9月11日に現地で体験した米中枢同時テロだった。わずか3カ月で文化人たちの平和へのメッセージをまとめた本「非戦」(幻冬舎)を出版。「暴力は暴力の連鎖しか生まない。報復をすればさらに凶悪なテロの被害が、アメリカ人だけでなく世界中の人間に及ぶだろう」(同書)と訴えた。

 自分にとっての音楽の意味を考え続け、「音楽とは、癒したり主張したり忘れさせるのではなく、その音楽が存在することの大切さをどんな時にも思い出させてくれるものではないかと。例えば戦場で敵同士が撃ち合っている時、ふと聞こえてきた歌やメロディーに銃を下ろすという音楽がまだあり得るんじゃないかと、一片の希望は持っている」(朝日新聞=02年1月7日付)との境地に至った。

 06年には青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場への反対を訴える共同プロジェクトを立ち上げた。放射能汚染に危機感を抱いたゆえの活動だったが、その危惧が現実となってしまう。11年3月11日、東京滞在中に目の当たりにした福島第1原発事故だ。

「核と人類は共存できない」──以降、その固い信念を自ら行動で示していく。翌12年7月の「さようなら原発10万人集会」で「たかが電気のためにこの美しい日本を、国の未来である子どもの命を危険にさらすようなことはするべきではない。お金より命です」と発言し、波紋を呼んだ。

 それでも批判に屈せず、同年には脱原発をテーマとした音楽イベント「NO NUKES 2012」を開催。被災地出身の子どもらによる「東北ユースオーケストラ」を創設し、代表・監督を務めるなど被災者を支援し続けた。

「民主主義と憲法の精神を取り戻そう」

 9.11と3.11を両方体験した数少ない人間として「9.11ではアメリカが帝国主義であることを思い出した。3.11はこの国は本当に民主主義の国なのか、原子力帝国じゃないのかと考えさせられた」とも語っていた。その言葉通り、活動の根源にあったのは、日本の民主主義への懸念と疑念だった。

「自民・公明が多数派だと思っている人やメディアもあるけど、『おまえらはマジョリティー(多数派)じゃないぞ』という声を上げたい。一番のマジョリティーは投票しなかった人。選挙で政権を取れば何でもやれるけど、その結果、改憲や軍備増強につながると考えると、大きく影響を受けるのは投票に行っていないであろう若い世代や、選挙権のない子どもたち。知らぬ存ぜぬでいるうちに、そういう動きが起こり、将来自分に返ってくる」(東京新聞=13年12月26日)

 中咽頭がん治療から復帰直後の15年8月には、安保法制反対のデモに参加。「今、この状況で民主主義が壊されようとしている。憲法が壊されようとしている。ここに来て、民主主義を取り戻す、憲法の精神を取り戻すことは、まさに、憲法を自分たちの血肉化することだと思う。とても大事な時期だ」と呼びかけた。

 沖縄にも強い思いを寄せ、名護市辺野古沖の新基地建設について「民意と国会や政府がねじれている」と指摘。20年には埋め立て海域を視察し、「この美しい自然を壊してまで(新基地を)造る意義はない」と強調した。

 21年に直腸がんを公表。病魔と闘いながらも沈黙はしなかった。今年3月初旬には東京・明治神宮外苑の再開発に反対を表明し、小池都知事らに「目の前の経済的利益のために先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではない」などとつづった手紙を送った。

 岸田政権の原発回帰にも黙っていられず、福島の事故から12年目の3.11には東京新聞に寄稿。「いつまでたっても原発は危険だ」「汚染水・処理水も増えるばかり。事故のリスクはこれからも続く」「それなのに何かいいことがあるのだろうか」と疑問を連ねた。

 ソフトな語り口は「教授」の愛称で親しまれたが、最期まで鋭い舌鋒を貫いた。

「何が怖くて言いたいことが言えないのか」

 所属事務所が死去を発表した4月2日は、09年5月に58歳で亡くなった盟友・忌野清志郎さんの誕生日だった。大メディアにとって反原発など政治的テーマを歌い続けた生前の清志郎さんは「危険人物」扱い。09年12月にTBSラジオの追悼番組で、坂本さんはこうイラ立ちをぶつけていた。

「亡くなったら各メディア一斉に『ロックの神様』とか言っているよね。そんだけ持ち上げるんだったら、生きている時からサポートしろよ。むしろ削除しているのにさ」

 番組で対談相手を務めたジャーナリストの金平茂紀氏はこう言った。

「坂本さんは音楽をやりながら、社会に対して痛烈なメッセージを発信してきた。それも命を削り、肉体的にぎりぎりのところで発信を続けた。それは芸術活動と表裏一体のものです。しかし、今のメディアにはそうした社会的メッセージの部分を抹消しようという空気がある。各紙の訃報を読みましたが、こうした坂本さんの言論活動については、なるべく小さく片付け、世界的な音楽家だ、ラストエンペラーでアカデミー賞だ、と通り一遍を伝えていた。清志郎さんの追悼番組で坂本さんが怒った時と同じことが今、起こっているように感じています。番組で坂本さんは『何で日本はこんなに言いたいことが言えない国になっちゃったのか』と嘆いていた。『何が怖くて言いたいことが言えないんだろうね』と。これこそが彼が残したもっとも大事なメッセージではないかと思いますね」

 人は死んでも、魂を宿した言葉は滅びない。それを伝えていくことこそ、反骨の音楽家への鎮魂歌となるはずだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/821.html

   

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