★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年4月 > 24日00時45分 〜
 
 
2023年4月24日00時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] 衆議院 千葉5区 補欠選挙 自民 英利アルフィヤ氏 初の当選確実(NHK)

衆議院 千葉5区 補欠選挙 自民 英利アルフィヤ氏 初の当選確実
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230424/k10014046791000.html
2023年4月24日 0時17分 NHK

元議員と新人のあわせて7人の争いとなった衆議院千葉5区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦する英利アルフィヤ氏の初めての当選が確実になりました。

英利氏は、北九州市出身の34歳。

両親は中国の新疆ウイグル自治区出身で10歳の時に両親とともに日本国籍を取得し、日本銀行や国連本部の事務局に勤務しました。

千葉5区の補欠選挙は、自民党の衆議院議員だった薗浦健太郎氏が「政治とカネ」をめぐる問題で辞職したことに伴うもので、与野党各党が候補者を擁立しました。

選挙戦で、英利氏は、岸田政権が打ち出している物価高対策や、安全保障政策を継続すること、それに多様性を尊重して一人一人が活躍できる社会づくりなどを訴えました。

そして、自民党と、推薦を受けた公明党の支持層を固めるとともに、無党派層からも一定の支持を集め初めての当選を確実にしました。

投票率 38.25%

千葉県選挙管理委員会によりますと衆議院千葉5区の補欠選挙の投票率は38.25%でおととしの衆議院選挙の投票率を15.82ポイント下回りました。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <341票差の大接戦>参議院 大分選挙区 補欠選挙 自民 白坂亜紀氏 初の当選確実 吉田忠智氏「私の力不足」 

参議院 大分選挙区 補欠選挙 自民 白坂亜紀氏 初の当選確実
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230424/k10014046831000.html
2023年4月24日 0時25分 NHK

与野党が全面的に対決する構図となった参議院大分選挙区の補欠選挙は、自民党の新人で公明党が推薦した白坂亜紀氏の初めての当選が確実になりました。

白坂氏は大分県竹田市出身の56歳。

東京で飲食店を経営していて、今回、自民党大分県連の公募に応じて初めて立候補しました。

今回の補欠選挙は、前の議員が知事選挙に立候補するため辞職したことに伴って行われ、自民党の新人で公明党が推薦した白坂氏と、立憲民主党の前議員で共産党と社民党が支持した吉田忠智氏の一騎打ちで、与野党が全面的に対決する構図となりました。

選挙戦で白坂氏は、働きながら子育てしたみずからの経験をもとに、女性が働きやすい環境づくりや子育て支援の充実などを訴えました。

その結果、自民党や公明党の支持層を固めたほか、無党派層からも支持を得て、4年前の参議院選挙で野党統一候補に奪われた議席を取り戻しました。

投票率 42.48% 過去最低に

大分県選挙管理委員会によりますと、参議院大分選挙区の補欠選挙の投票率は42.48%で、去年の参議院選挙に比べて10.50ポイント下回りました。

大分県の参議院選挙の投票率が50%を下回るのは今回が初めてで、過去最低となります。


【速報】341票差で落選の吉田氏「私の力不足」激戦の大分選挙区は与党が制す【大分選挙区】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3db42b385ee4097def6ef2db81fef3c30f3461c3
4/24(月) 0:51 テレビ大分


選挙戦を振り返る吉田氏(テレビ大分)

吉田忠智氏(67)は元県職員で自治労出身の前参議院議員。社民党時代の2010年に全国比例で初当選した。

【写真を見る】【速報】341票差で落選の吉田氏「私の力不足」激戦の大分選挙区は与党が制す【大分選挙区】

社民党時代に党首を務め一定の知名度があるが、全県での選挙は初めてだった。連合大分が中心となって野党候補を一本化する「大分方式」で調整が進められ、事実上の野党統一候補として選挙を戦った。

支持基盤である労働組合が積極的に動き、姫島村を除く17の市と町に、各地の労働組合が結集して「地区選対」をつくって、票を固めてきた。


大分選挙区(テレビ大分)

その一方で無党派層を取り込むため、東京の党本部からSNSの専門チームが入って個人演説会の様子を毎日生配信するなどしてきた。

出身組織の自治労が「政治生命を懸けた戦い」として懸命に動いたが、党を挙げた組織型選挙を展開した自民党候補にわずか341票及ばず落選となった。

落選の報を受けた吉田忠智氏―

集まった支持者を前に選挙戦を振り返り、頭を下げた。

主な言葉は以下の通り。

ーー吉田氏
「私の力不足でございます。超短期決戦の中で、選挙の体制を整えていただいて、相手は、権力と財力で対抗してきましたけれども、吉田選対に結集する皆様方は、まさにつながる力で頑張っていただきました。そうした皆様方のご尽力に報いることができなかった。

不徳の致すところでございます。誠に申し訳ありませんでした。今後また今回の戦いを総括しながら、次に、立憲民主党としても、私自身も今後のことをしっかり考えていきたい。本当にありがとうございました。」

そして“野党共闘”に関する報道陣からの質問について、

ーー吉田氏
「野党各党の皆さんも全力を挙げていただいたと思っている。ただやはり投票率が予想以上に下がったために私に寄せていただいた支持を得票に結びつけることはできなかったということは感じております。」

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 維新躍進立民凋落自民健闘の持続(植草一秀の『知られざる真実』)

※補足 2023年4月24日 朝日新聞1面トップ 紙面クリック拡大


維新躍進立民凋落自民健闘の持続
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/04/post-3d60b2.html
2023年4月23日 植草一秀の『知られざる真実』

今後の政局に重大な影響を与える4月23日の衆参両院議員補欠選挙結果が明らかになりつつある。

山口4区は事前の情勢調査通り、安倍晋三氏後継の自民候補が当選を確実にした。

山口2区では元法務大臣の平岡秀夫氏が岸信夫前議員の子息と一騎討ちの戦いを演じたが、組織票に勝る岸氏が当選を得た。

平岡氏は自民盤石の選挙区で接戦に持ち込んだが一歩及ばなかった。

和歌山1区では辞任して知事に転じた国民民主の岸本周平氏が自民党候補の支援に回った。

自民党は元衆議院議員を擁立したが維新の新人候補に敗北した。

維新は4月8日の統一地方選前半戦で大阪ダブル選に勝利。

奈良県では知事職を自民から奪った。

その勢いを維持して和歌山1区で事実上の自民党との一騎討ちを制した。

維新の勢いが増勢を演じている。

参議院大分全県区は自民候補と立民候補が大接戦を演じている。

千葉5区では自民、立民以外に、維新、共産等が候補を擁立。

激しい接戦を演じている。

参院大分選挙区、衆院千葉5区で自民が勝利を収める場合、岸田首相は広島サミット後の衆院解散・総選挙に突き進む可能性が高い。

今後の政治日程を睨むと、このタイミングで総選挙に打って出ることが有利と岸田首相が判断する可能性が高い。

挙結果を貫く傾向は最近の情勢と変わらない。

維新が躍進、立民が退潮、自民が現状維持である。

岸田内閣は政権終焉の危機に瀕していた。

安倍元首相国葬実施を独断専横で決定して以来、岸田内閣支持率が急落した。

その後、旧統一協会問題が拡大し、岸田内閣の対応への批判が強まった。

ところが、この局面で野党第一党の立憲民主党の凋落が進行した。

旧民進党が国民民主と立憲民主に分離、分裂した際、ゆ党勢力が国民民主に、野党勢力=改革勢力が立憲民主に分離・分裂したと主権者は捉えた。

野党共闘路線を牽引する主役として立憲民主党に対する期待が高まった。

この期待から立憲民主党が野党第一党に躍進したのである。

ところが、その立憲民主党が右旋回した。

2021年10月衆院総選挙に際して、立憲民主党代表の枝野幸男氏が野党共闘を否定。

共闘する対象は国民民主党と連合であると宣言した。

共産、れいわ、社民は共闘の対象でないとした。

この「転向」によって野党共闘が崩壊した。

野党共闘崩壊と連動して生じたのは立憲民主党の崩壊である。

立憲民主の枝野代表は総選挙惨敗の責任を取って代表を辞任したが、後継代表に就任した泉健太氏は野党共闘否定路線を一段と強固に推進した。

その結果、2022年7月参院選で立憲民主党はさらに深刻な惨敗を喫した。

しかし、泉健太氏は責任を取らなかった。

それどころか、立憲民主党は維新にすり寄る対応を示した。

維新を支持する者は増加傾向にあるが、こうもりの如く、路線を迷走する立憲民主を支持する者は減少の一途を辿っている。

今回衆参補選で鮮明になっているのは、立憲民主の不人気である。

立民凋落の裏返し現象が岸田内閣の支持率改善なのだ。

この潮流のなかで次期衆院総選挙が実施されるなら、維新躍進、立民凋落、自民健闘の結果が生じることになるだろう。

現在の自公政治に対峙する勢力の弱体化が進行することになる。

千葉5区では共産党の元議員も出馬した。

立憲民主と共産党が強固な共闘体制を構築すれば千葉5区の勝利を容易に獲得できたと考えられる。

山口2区でも共産党を含む野党共闘が強固に構築されたなら選挙結果を覆すことができただろう。

大分選挙区も強固な野党共闘が構築されていれば、大接戦でなく自民候補を打破できたはずだ。

立憲民主内に明確な路線相違が存在するなら、その矛盾を解消することが先決だ。

次期衆院総選挙が目前に迫っている可能性がある。

政策を基軸にリベラル勢力の結集を図ることが最大の急務だ。

下記の舩井メールクラブ企画告知もご高覧賜りたい。

-----------------------------------------------------------------

★経営指導の神様と言われた故・舩井幸雄さんが
つくった会社(株)本物研究所 社長の
佐野浩一さんと対談しました。
対談テーマは【日銀総裁が替わり、日本の政治、経済、
そして世界情勢はどう変わる?(序章)】
です。
大蔵省財政金融研究所時代に共同研究もさせていただいた
植田和男 日銀新総裁について語らせていただきました。

対談動画は4月26日(水)までの期間限定(無料)です。
ぜひ期間内にご視聴ください。
https://payment.51dc.jp/p/r/aOM113qk
-----------------------------------------------------------------

『千載一遇の金融大波乱
2023年 金利・為替・株価を透視する』
(ビジネス社、1760円(消費税込み))


https://amzn.to/3YDarfx

『日本経済の黒い霧
ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
修羅場を迎える国際金融市場』
(ビジネス社、1870円(消費税込み))


https://amzn.to/3tI34WK

をぜひご高覧ください。

Amazonでの評価もぜひお願いいたします。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <大躍進! 現時点で当選者35人!>れいわ新選組、統一地方選後半の結果。(れいわ新選組応援ブログ)



れいわ新選組、統一地方選後半の結果。
https://reiwa-ouen.blog.jp/Unified-Local-Elections-Latter-half
2023年04月24日 れいわ新選組応援ブログ

こんにちは。

昨日、統一地方選の後半戦が行われました。

前半戦、公認候補は全敗だったれいわ新選組。

ある程度はその結果を覚悟していたとはいえ、やはりその後気持ちが沈みました。

後半戦は大選挙区となるので、全員落選ということはありえませんが、日に日に不安感が募ってきます。

データを見たうえでの個人的な予想は6割〜7割の方は当選するのではないかと思っていますが、はたしてどうなるか。

・・・選挙期間中はポスターはがしや、やはたオカンへのいやがらせなど、腹立たしいことが続きました。

Twitter上でも、悪質すぎるアカウントについにれいわ公式から直接注意喚起が・・


個人的には遅すぎるだろうと思いますし、悪質な人物に対しては徹底的に戦ってほしいと強く願っています。

再度言いますが、れいわという厳しい環境に身を置き、戦ってくださったすべての候補者の皆様に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

それでは、公認候補の方の結果をふり返っていきます。

目次

北海道・東北

北関東

東京

南関東

東海

近畿・九州

北海道・東北

◆北海道 

【滝川市議会議員選挙】たかはし えみこさん..当選

【函館市議会議員選挙】青木 みちひとさん.....落選

【帯広市議会議員選挙】川森 じゅんじさん.....落選

【旭川市議会議員選挙】野村パターソン和孝さん..当選

◆秋田

【秋田市議会議員選挙】土田 せいさん..........落選

当選者数/候補者数......2/5

北関東

◆埼玉

【川口市議会議員選挙】小山 ちほさん..........当選

【川口市議会議員選挙】木岡 たかしさん......当選

【深谷市議会議員選挙】小泉 まことさん......当選

【北本市議会議員選挙】もろ かずおさん......当選

【川越市議会議員選挙】小林 とおるさん..... 当選

【所沢市議会議員選挙】赤川 ようじさん..... 当選

◆茨城

【牛久市議会議員選挙】いでさわ 大さん.....当選

当選者数/候補者数......7/7

なんと、全員当選でした。

東京

◆23区

【台東区議会議員選挙】ふうさわ 純子さん....当選

【大田区議会議員選挙】寺田 かずともさん....24日判明

【豊島区議会議員選挙】塚田 ひさこさん.......当選

【練馬区議会議員選挙】山口 あきこさん.......当選

【北区議会議員選挙】佐藤 つかささん..........当選

【杉並区議会議員選挙】山名 かなこさん......24日判明

【中央区議会議員選挙】川畑 よしともさん..当選

【目黒区議会議員選挙】こいで まありさん..当選

【江戸川区議会議員選挙】田村 ひろしさん...24日判明

【新宿区議会議員選挙】さわい めぐみさん...当選

【渋谷区議会議員選挙】吉田 あつみさん.... 次点

【世田谷区議会議員選挙】みや かおりさん...当選

【港区議会議員選挙】森 けいじろうさん.... 当選

【品川区議会議員選挙】やなぎさわ 聡さん. 当選

【中野区議会議員選挙】井関 源二さん.......24日判明

◆23区外

【小平市議会議員選挙】なかくら 茂和さん..当選

【調布市議会議員選挙】鈴木 ほの香さん.....当選

【府中市議会議員選挙】野口 なかおさん.....当選

【三鷹市議会議員選挙】石井 れいこさん.....当選

【東久留米市議会議員選挙】かやま 玲子さん.....当選

【昭島市議会議員選挙】なかお フミヒトさん......当選

【国分寺市議会議員選挙】高野 ふみおさん..当選

【狛江市議会議員選挙】前田 信さん...........次点

当選者数/候補者数......17/19

24日判明分は省いています。

お二人が惜しくも次点でしたが、極めて優れた結果でした。

南関東

◆千葉

【船橋市議会議員選挙】三宅 けいこさん.....当選

【市川市議会議員選挙】かどた 直人さん.....当選

◆神奈川

【茅ヶ崎市議会議員選挙】かみぐち 明彦さん... 落選

【葉山町議会議員選挙】上杉 たかしさん.. 落選

◆山梨

【甲府市議会議員選挙】赤池 たつやさん.. 落選

当選者数/候補者数......2/5

東海

◆岐阜

【岐阜市議会議員選挙】可児 たかしさん....当選

◆静岡

【沼津市議会議員選挙】堀 きみひろさん...落選

◆愛知

【豊橋市議会議員選挙】すがや 竜さん........当選

【安城市議会議員選挙】がきや 宗司さん....落選

【瀬戸市議会議員選挙】かなざわ 一さん....次点

【豊田市議会議員選挙】西田 ひさよさん...当選

【豊川市議会議員選挙】林 まさこさん..... 当選

当選者数/候補者数......4/7

がきやさん落選は正直驚きました。

近畿・九州

◆京都

【京田辺市議会議員選挙】かながき ひろゆきさん..落選

◆奈良

【大和郡山市議会議員選挙】中村 尊裕さん......落選

【生駒市議会議員選挙】寺田 まいこさん...落選

◆大阪

【吹田市議会議員選挙】堀口 こうすけさん.....落選

【豊中市議会議員選挙】山田 さほさん.....当選

【岸和田市議会議員選挙】川岸 なるひとさん..落選

【守口市議会議員選挙】山中 たけしさん...落選

◆兵庫

【姫路市議会議員選挙】やはた オカンさん....落選

【西宮市議会議員選挙】佐野 ひろみさん.......当選

◆福岡

【春日市議会議員選挙】有村 ひろしさん.....当選

当選者数/候補者数......3/10

オカンの落選は驚きました、関西はやはり当初のデータ通り、厳しい結果でした。

維新の影響があるのではと推察されます。

終わりに・・・

かなりの人数の方がいらっしゃるので、当選の可否のみ掲載しました。

24日に判明分を除くと、現時点での当選者数/候補者数の合計は35人/53人となっています。

データに基づいた6割〜7割という予想は概ね正しかったといえます。

結果を見るに、れいわ新選組は関東の政党だと言えると思います(代表2人はバリバリの関西弁だが)

・・・私は今回、かながきひろゆきさんのボランティアに少しだけ参加させていただきました。

皆さんが本当に汗をかき、必死に努力されてる姿を見て、データというのはこういう努力の積み重ねによりできあがるものなのだと痛感。

数字だけ見て、あーだこーだ偉そうな物言いはあまり気持ちのいいものではないなとあらためて思います。

今回の結果が、成功なのか失敗なのか、私には判断できませんが、多くのれいわ新選組の地方が議員が誕生したことは、とても喜ばしく思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました😃

それではまた。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 千葉5区では、85%超から6000票もある候補者の票へ
千葉5区では85%超から接戦なのにある候補者だけに6000票も加算。
経験則上 ありえない。

市川市開票所で異変あり。
市川市開票速報では結果しか出していない。
https://www.city.ichikawa.lg.jp/ele01/k20230423s.html


浦安市では、矢崎氏(立憲)が勝っている。
市川市では、無効票が5000票もある。(5,434票)
浦安市
https://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/senkyo/kekka/shugiin/1020758/1020772.html
(参考ツイッター)
https://twitter.com/JapanKokueki___/status/1650242318740643840

衆議院小選挙区選出議員補欠選挙開票結果(午前0時40分確定)

定数1人投票者数60,086人得票総数58,317.999票開票率100%残票0票無効投票1,765票持ち帰りその他3票
各候補者の得票数
届出番号 候補者氏名 得票数
1 えり アルフィヤ 16,599.000票
2 岡野 純子 10,327.000票
3 おだ みつえ 555.000票
4 矢崎 けんたろう 18,815.796票
5 岸野 ともやす 7,454.000票
6 さいとう 和子 2,798.000票
7 星 けんたろう 1,769.203票
いずれの候補者にも属さない票0票按分切捨て票0.001票


市川市

開票速報
開票率 100%(午前0時35分確定)
届出番号
氏名
政党名
得票数
1
えり アルフィヤ 自由民主党
33,979票
2
岡野 純子 国民民主党
14,515票
3
おだ みつえ 政治家女子48党
1,908票
4
矢崎 けんたろう 立憲民主党
26,819.603票
5
岸野 ともやす 日本維新の会
15,498票
6
さいとう 和子 日本共産党
9,562票
7
星 けんたろう 無所属
4,792.396票
(立候補届け出順)
※小数点表示のあるものは、按分によるものです。
投票者総数
112,511票
有効投票数
107,074票
無効投票数
5,434票
持ち帰り・その他
3票
按分切捨て票
0.001票


http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/233.html
記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田首相襲撃犯はなぜ「殺人未遂罪」ではなく「威力業務妨害罪」で逮捕されたのか? 「表と裏」の法律知識(日刊ゲンダイ)

岸田首相襲撃犯はなぜ「殺人未遂罪」ではなく「威力業務妨害罪」で逮捕されたのか? 「表と裏」の法律知識
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322012
2023/04/23 日刊ゲンダイ


17日、威力業務妨害の疑いで逮捕され、送検される木村隆二容疑者(C)日刊ゲンダイ

 和歌山県内に選挙応援のために訪れていた岸田首相に対し、爆発物が投げつけられた事件。職業不詳、24歳の男性が現行犯逮捕されましたが、その逮捕事実が殺人未遂罪ではなく、威力業務妨害罪(3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金)という比較的軽い犯罪であったことについて、多くの国民の方々が首をかしげているのかもしれません。

 しかし、直ちに殺人未遂罪で逮捕できないことについては、捜査の初動としてやむを得ない部分があります。

 例えば、拳銃で相手を撃つようなケースであれば、犯人の行為によって、撃たれた相手が死亡する可能性が高いため、殺人罪での逮捕となります。

 しかしながら、今回のような爆発物を投げるケースでは、事件発生時、直ちにその爆弾に相手を死亡させる能力があるのかどうかが明らかになるわけではありません。

 もし爆発により周囲の人の身体や物が吹き飛ぶほどの高火力を有しているのであれば、殺傷能力があるとして殺人罪の逮捕に至る可能性は高いでしょう。一方で、例えば爆弾が爆竹をたくさん詰め込んでいるだけの構造や大きな音を出すだけの構造であれば、相手を死亡させる可能性は極めて低いということになり殺人罪での逮捕はできません。

 このように、使用された爆弾の威力がどのようなものであるのかの検証がなされなければ、殺人罪(殺人未遂罪)としての立件が可能かどうか判断できないため、事件直後の時点では、殺人罪での逮捕ではなく、爆発物を投げ込むという威力を用いて、選挙活動などの妨害を行ったという威力業務妨害罪でまずは逮捕したのだと思われます。

 いま和歌山県警が飛び散った破片の捜索などを懸命にしています。今後、科捜研での検証などを経て、相手を死亡させる能力があったと判断されれば、殺人未遂罪での再逮捕になるでしょう。


橋裕樹 弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 「安保3文書」関連2法案(防衛増税、防衛産業支援法)の採決に強く反対する れいわ新選組が声明で国会の異常事態に警鐘(長周新聞)
「安保3文書」関連2法案(防衛増税、防衛産業支援法)の採決に強く反対する れいわ新選組が声明で国会の異常事態に警鐘
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/26423
2023年4月21日 長周新聞

 統一地方選が佳境を迎えるなかで岸田政府は、月初めから安保関連3文書の改訂にもとづく防衛財源確保法、防衛産業強化法案を国会審議入りさせ、地方選投開票の直前に採択に持ち込もうとしている。選挙のどさくさに紛れて国の大軍拡に道を開く法案可決を図る暴挙について、れいわ新選組(山本太郎代表)は18日、「『安保3文書』関連2法案(防衛増税、防衛産業支援法)の採決に強く反対する」として声明を発し、国会内の異常な動きに警鐘を鳴らしている。以下、内容を紹介する。

                 ◇       ◇


参院本会議の壇上で予算案に抗議するれいわ新選組の山本太郎参院議員(3月28日)

 統一地方選挙の真っただ中、まるで「だまし討ち」をするかのように、岸田政権の掲げる主要政策に関連する法案が衆議院本会議で相次いで審議入りしている。まず、原発や化石燃料温存にも使えるGX移行債の発行を可能にする「GX財源法」の衆院での採決、続いて間髪入れずに60年以上の老朽原発運転を可能にする束ね法案である「GX電源法」の審議入りとなり、粛々と経済産業委員会で決められた日程を消化するかのように採決にむけて審議が進められている。

 そして、先日の衆議院本会議での政府の「安保3文書」に対する対総理質疑をアリバイとして、6日には「防衛財源確保法」の審議入り、そして翌7日には、防衛産業を強化するための「防衛産業基盤強化法」が審議入りした。

 特に「防衛財源確保法」は、昨年末に閣議決定した政府の安保3文書の一つ「防衛力整備計画」で示した通り、防衛予算を現計画の1・6倍近くも増やし、防衛費を5年間で43兆円にまで膨張させるものである。これによって防衛予算は国内総生産比の2%にまで引き上げられることになり、日本を世界第3位の軍事大国とする法案である。

 また、一方の「防衛産業基盤強化法」も、国家安保戦略等にあるように、単に国内防衛産業の衰退防止だけではなく、海外への「武器輸出」(防衛装備移転)を国が支援する内容やさらには「戦後初の装備品の生産設備の国有化」を可能にする条項まで盛り込まれている。

 与党はこれらの法案と合わせて、防衛装備移転三原則(旧・武器輸出三原則)の緩和の議論を5月以降に始めると報じられており、これらが複合的に軍事産業の促進に突き進む恐れがあり、問題が極めて大きい。

 そして、与党はこの問題の多い「防衛産業基盤強化法」を、14日に衆議院の委員会審議入りさせ、18日に、一般質疑を3時間挟み、法案自体についてはいきなり統一地方選挙期間中の21日金曜日に質疑・採決を提案するという暴挙に出ている。そもそも委員会審議入りはさせてはならなかった法案であり、私たちは強く抗議し、他のまともな野党にも連帯を求める。

 さらに政府は4月5日に外交政策として、民間支援のODA(政府開発援助)に加え、他国に対し防衛力強化の能力構築支援を行う枠組みである、OSA(政府安全保障能力強化支援)について、「外務省設置法」のみを法的根拠に国家安全保障会議で決定した。このことにも私たちは強く抗議する。

 すでに、自公を除く野党四党は財源確保法について、それぞれの理由で反対姿勢を示している。2法案は極めて問題の大きい法案であり、私たちも反対を表明するとともに、いずれは「採決という出口」が見えてくる委員会での審議継続に強く反対する。

 改めて、わたしたち、れいわ新選組はうったえる。

 政府が、GX関連法に続いて、統一地方選挙の真っただ中に各党が地方での選挙応援に多忙を極めている中で、日本の今後の運命を左右する重大法案を次々と審議入りしていることに強い警戒感を覚えている。本2法案の問題点は既に本会議での登壇質疑から明らかであり、委員会での与党ペースの日程消化を進めないように、野党各党が連帯を強く確立すべきであると。

 これらの安保関連2法案の問題点は明瞭である。

 政府が人々の日々の暮らしよりも、日米の防衛協力の強化、日本の防衛装備品の海外への輸出の支援など、この国の産業構造にいわゆる「軍産複合体」を組み込むものである。そして、日本の平和国家としてのありようを変貌させるものである。対米従属と並行した軍拡へと舵を切り、同時に他国への武器輸出などを通じてやがて日本の存在が「死の商人」に変貌しかねない、恐ろしい危険性を秘めた法案である。

 経済学には、「大砲か、バターか」という議論がある。これは、わかりやすく言えば、物的や人的な資源に制約がある状況では、「ひとつの物やサービスを供給するために生産するにあたり、他の供給を常に犠牲にしなければならない」ということである。つまり、危機を煽り、防衛需要の喚起を経済政策に据える国の外交安全保障政策は、結果として民間の需要を犠牲にする、ということである。つまり、軍拡は人々の暮らしを犠牲にするのである。

 今回の防衛財源確保法と今年度予算には、防衛増税だけではなく、防衛費増額の財源として、公的病院のインフラ更新のために積み立てさせたお金、750億円を防衛費に回すと決めており、それを可能にする条項が含まれている。

 さらに、与党では、巨額の積み上げを行っている予備費の使い残し(剰余金)も、防衛財源への繰入れを目論んで、議論を進めている。

 先日、医療従事者の過酷な労働環境の改善のないまま、全国の国立病院の労働者がストライキを実施した。軍拡財源のために、公的病院等の積立金を召し上げる政府の姿勢こそが、この国の「バターより大砲」の姿勢を明確に物語っている。

 「大砲かバターか」について、その大統領退任演説(1961年)において米国産業構造の軍産複合体化に強く警告を発した、元軍人のドワイト・アイゼンハワー大統領は、「すべての大砲も戦艦もロケットも結局のところ、空腹を十分に満たすことができない人々からの盗みを意味するものである」と大統領在任時(1953年)に述べている。

 大砲かバターか、ミサイルかメシか。どちらを選択すべきかは明らかである。

 れいわ新選組は積極財政によって人々の暮らしの底上げを訴え、徹底した平和外交によって、我が国が地域の緊張を緩和する先導役になるべきであるという考えのもと、この二法案について強く反対するものである。

 地方から国を揺らす。現在の統一地方選では地方から国に対して、暮らしにかかわる予算を地方が十分に措置できるように、これまで通りの消費税の廃止、インボイスの中止に加え、積立金の活用や、地方交付税の交付金の大幅な増額を訴えるとともに、地方からの平和発信の重要性も合わせて訴えていく。

 2023年4月18日

                               れいわ新選組 

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 日本は米国の植民地であり、日本政府が自ら決められる事なんて殆どありません 選挙だけは自国の民意が公正に反映される仕組みになっているはずがありません 






http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/236.html
記事 [政治・選挙・NHK290] 市長選当選者は平均年齢58.7歳 女性7人は過去最多、兵庫県芦屋市では26歳史上最年少当選(日刊ゲンダイ)

市長選当選者は平均年齢58.7歳 女性7人は過去最多、兵庫県芦屋市では26歳史上最年少当選
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322040
2023/04/24 日刊ゲンダイ


初当選を決め、拳を突き上げる高島崚輔氏は史上最年少の26歳!(兵庫県芦屋市長選)/(C)共同通信社

 統一地方選後半戦の88市長選(無投票当選の25市を含む)では、当選者全体の平均年齢は58.7歳で、2019年の前回(58.8歳)とほぼ同じだった。女性は7人が当選。過去最多だった前回の6人を上回った。兵庫県芦屋市では26歳新人が史上最年少で当選した。

 年代別では、20代1人、40代14人、50代34人、60代25人、70代14人。30代はいなかった。最高齢は群馬県高崎市と、静岡県富士宮市でいずれも76歳。

 当選回数は、福岡県春日市の7選が最多。次いで千葉県流山市の6選。立候補した現職の当選率は9割超に上った。当選者に占める新人の割合は30.7%で、前回の32.6%から低下した。

 女性は新潟県加茂市と長野県諏訪市、三重県鈴鹿市、山口県周南市の4市で現職が当選。埼玉県行田市、東京都東大和市、兵庫県明石市の3市で新人が当選した。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <公認39名、推薦8名が議席獲得!>声明 統一地方選を終えて(れいわ新選組 2023年4月24日)<主役は、あなただ> 




【声明】統一地方選を終えて(れいわ新選組 2023年4月24日)
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/16993/
2023年4月24日 れいわ新選組

れいわ新選組にとって初めての統一地方選挙が終わった。

前半戦と後半戦をあわせて、れいわ新選組は、
公認39名、推薦8名が議席獲得となった。

れいわの旗を掲げて果敢に挑んでくれた候補者と、ボランティアの仲間はじめ、支えてくださった全ての皆さまに深く感謝したい。

いわゆる前半戦では、政令指定都市と県議でのれいわ新選組公認候補の議席獲得はならず、
ハードルが高いことを改めて認識したが、
まず一歩を踏み出し、4年後の選挙に向けてたくさんの成果と課題を得ることができた。

つづく後半戦。

れいわの新たな仲間たちが全国の地方議会に誕生。この意義は大きい。

この国の選挙は、立候補のために仕事を辞め、高い供託金を払うといった大きなハードルが課せられ、あらかじめお金と組織のある強者が勝つシステムである。

一方で、選挙の素人である市民ひとり一人が、汗をかいて、選挙のノウハウを体得し、
草の根から政治的力を取り戻していく、れいわ新選組の統一地方選挙となった。

このプロセスを私たちはこれからも愚直に歩んでいく。

自公政権による売国棄民政策が長く続くこの国で、
国内生産は衰退、人々は所得を減らし格差は拡大。

30年の不況にコロナと物価高。

114兆円の国家予算では農家を守らず、酪農家を殺し、中小企業を淘汰。

そして今やカジノや戦争ビジネスで儲けるという議論まで行われ、実現に向かおうとしている。

でもあきらめる必要はない。

腐った政治を変えるのもまた政治である。

その主役は、あなただ。

「何があっても心配するな」という日本社会の構築を
更なる草の根で始めていこう。

2023年4月24日 れいわ新選組

SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 衆参補選は自民の4勝1敗 「歴史の分岐点」にこの結末と今後<前編>有権者を愚弄した安倍弔い選挙の醜悪(日刊ゲンダイ)

※2023年4月24日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年4月24日 日刊ゲンダイ2面


※2023年4月24日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし

衆参補選は自民の4勝1敗 「歴史の分岐点」にこの結末と今後【前編】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322042
2023/04/24 日刊ゲンダイ

安倍流を引き継ぐ暴政を粉砕できなかった選挙結果


薄氷の勝利だった(衆院千葉5区補選・英利アルフィヤ氏の応援演説をする岸田首相、同氏が当選=右)/(C)日刊ゲンダイ

 23日行われた衆参5補選は、この国の行く末を決める大事な選挙だった。

 岸田政権は“安倍流”を引き継ぎ、閣議決定で何でも決める国会軽視と政治の私物化、そして米国隷属を恥じることなく進めている。

 物価高を放置し、あろうことか増税路線をひた走る政権が続けば庶民生活はどうなるのか。わが国の存亡がかかる少子化対策よりも防衛費増額を優先し、「異次元」と大見えを切った少子化対応は小手先のバラマキでゴマカす姑息。自民党が勝ち越せば、その暴政を許すことになる。

 衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、山口4区、参院大分の5補選には連日、与野党ともに幹部が応援に入る総力戦が繰り広げられた。和歌山1区では、岸田首相の応援演説会場で爆弾が投げ入れられる事件も起き、選挙結果にどう影響するのかも注目された。

 もっとも、よく言われるように、補選は「中間評価」という位置づけだ。選挙結果によって政権交代することはないわけで、現政権に不満があれば投票行動で意思表示すればいい。有権者はよくよく考えて投票先を決める必要があったのだが、フタを開けてみれば自民党の4勝1敗という結果だった。

「この勝利に岸田政権はますますツケ上がり、大軍拡、大増税路線を突き進んでいくことになるでしょう。ただでさえ庶民に負担を押し付けて好き放題に税金を使っている岸田自民は、本来なら補選全滅でもおかしくなかった。この補選で自民が負け越せば、国民世論が選挙によって暴走に歯止めをかけるチャンスだったのに、国民は自らの首を絞める結果を選んでしまいました。投票率がどこも低かったのは、無党派層が動かなかったということです。軍拡や原発、旧統一教会との関係を争点にせず、世襲選挙のおかしさも報じなかった大メディアの責任は大きい。自民の勝ち越しで、旧統一教会の問題もチャラになってしまいかねません」(政治評論家・本澤二郎氏)

 第2次安倍政権以降、国民の合意形成を無視して分断を煽る暴政が続いている。無党派層は「自分の一票では何も変わらない」と諦めてしまったのかもしれないが、それでは権力側の思うつぼなのだ。自民がかろうじて競り勝った参院大分選挙区は、全県でわずか341票差である。日々を必死に生きる有権者が一票を投じることで政治は変わる。そうはさせたくない政権与党と大メディアの策略にハマって無党派層が棄権すれば、国民生活は苦しくなる一方だ。

有権者を愚弄した安倍弔い選挙の醜悪

 安倍元首相の横死に伴う山口4区の補選は、弔い選挙を徹底した自民党新人の吉田真次氏(38)が制した。安倍の選挙を長年支えてきた昭恵夫人が擁立を主導した元下関市議だ。午後8時の投票終了と同時に当確が出る「ゼロ打ち」。昭恵氏が連日訴えた「圧倒的な勝利」をモノにした。銃撃事件の端緒となった統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着、景気回復どころか物価高を引き起こしているアベノミクスの虚飾、解決の兆しすら見えない北朝鮮による拉致問題──。立憲民主党の有田芳生前参院議員(71)は「アベ政治の検証」を前面に押し出し、有権者に翻意を迫ったが、歯が立たなかった。吉田に敗れたというよりも、安倍の影に負かされたと言った方がいい。とにかく有権者を愚弄した選挙戦だった。

 吉田陣営で先頭に立った昭恵氏は、朝から晩まで行く先々で泣きっぱなし。出陣式では「いろんなことを思い出して涙が止まらなくなってしまった」と泣き、万歳後の挨拶では「主人は私のことも応援していた」と泣いていた。

「昭恵夫人の涙が同情票を集め、離れかけていた元首相の支援者の票を固めた。吉田氏は国政に送り出すのにふさわしい政治家なのか。最も肝心な点は有権者の判断材料にならなかった印象です」(ジャーナリスト・横田一氏)

 吉田は市議時代、アジア蔑視ムキ出しの差別発言をツイッターなどでまき散らしていた。この陣営にして、この候補ありなのかもしれない。

 統一教会とズブズブの萩生田光一政調会長、下村博文元文科相、江島潔参院議員が出陣式で臆面もなくマイクを握ったのも有権者をナメ切っているがゆえんだ。

 この後は、次の衆院選の区割り変更で4区が組み込まれる「新3区」をめぐって、吉田(安倍派)と林外相のバトルが勃発しそうだが、しょせんは自民党内の内輪モメ。地殻変動を期待する方がバカみたいだ。

民主主義より封建主義を選択した山口2区の時代錯誤

 岸信夫前防衛相の辞職に伴う山口2区の補選は、政界の名門・岸家と安倍家の血を引くサラブレッドが首の皮一枚で議席を継承した。岸の長男・信千世氏(31)と、民主党政権で法相を務めた元職の平岡秀夫氏(69)の得票差は5768票。とりわけ強力な「地盤」「看板」「カバン」を引き継いだ世襲候補としてはあり得ない僅差ではあるが、それでもこの選挙区は民主主義より封建主義を選んだということだ。血筋で職業が決まるのは民主主義社会とは言えない。

 有権者を見くびっていたのか、信千世陣営の動きは終始マズかった。告示前にホームページで家系図を見せびらかし、永田町の高級ホテルで新人らしからぬ大規模な政治資金パーティーを開催。政見放送では「岸信夫の長男として生まれ」「父・岸信夫をそばで支え」「父・岸信夫の代わりに地元選挙区を」といった具合で、世襲アピール全開だった。普通に考えれば鼻つまみものなのに、不条理がまかり通った。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「善悪も良し悪しも関係ない。家の格で投票先を選ぶ有権者、あるいはいろんな意味で岸家にぶら下がる有権者が一定数いるということでしょう。山口は保守王国と言われますが、2つの補選の戦いぶりで浮き彫りになったのは、むしろ異様さ。閉鎖的であり、封建的。全国で一斉に選挙戦が展開される総選挙ではかき消されるいびつさ、世の中との乖離が、補選だったのでハッキリ見えた」

 フタを開けてみれば薄氷の勝利なのに、信千世が万歳したのは早かった。投票終了から間もない午後8時10分ごろ。一部メディアが当確を打ったからだが、手堅い選挙報道に徹するNHKが当確を伝えたのは午後10時20分ごろだった。

「例の家系図騒動で旧佐藤派の票を取りこぼしたんですよ。佐藤栄作元総理の名前はあるのに、次男の佐藤信二元運輸大臣は抜けていた。古くからの佐藤家支援者からすれば、フザケルナという話。接戦になったのは、平岡に票が流れたからです」(県連関係者)

 山口の夜明けはまだまだ訪れないのか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 衆参補選は自民の4勝1敗 「歴史の分岐点」にこの結末と今後<後編>争点を報じず、爆弾男報道に明け暮れた大マスコミ(日刊ゲンダイ)

※2023年4月24日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※2023年4月24日 日刊ゲンダイ2面


※2023年4月24日 日刊ゲンダイ2面


※2023年4月24日 日刊ゲンダイ3面

※文字起こし

衆参補選は自民の4勝1敗 「歴史の分岐点」にこの結末と今後【後編】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322043
2023/04/24 日刊ゲンダイ

和歌山も制した維新拡大の背景と不気味な今後


衆院和歌山1区補選、初当選を決め、日本維新の会の馬場伸幸代表と握手する林佑美氏(C)共同通信社

「自民以外に託してみようとの雰囲気が、かなり大きなうねりとなった」──。「自民VS維新」の構図となった和歌山1区は激戦の末、維新新人の林佑美氏(41)が自民の門博文前衆院議員(57)に勝利。接戦を制した維新の馬場代表は23日、党勢拡大への自信をのぞかせた。

 統一選前半戦の道府県議会選で維新は、選挙前の倍以上となる124議席を獲得。神奈川県議会で6人が当選するなど、ホームグラウンドの関西以外にも着実に“侵食”し始めている。

 もっとも、「維新旋風」のごとく報じられているが、和歌山での勝利は維新人気というよりも、敵失による“漁夫の利”だ。

「和歌山の有権者にしてみれば、『門に入れるか、維新に入れるか』を問う選挙戦でした。つまり、『門を選ぶかどうか』が焦点で、路チュースキャンダルなど負のイメージを払拭できなかった門さんへの批判票が維新に集まりました。加えて、問題なのが自民党のガバナンスの欠如です。候補者調整でモメたことで、門さんに一本化しても自民は一枚岩で戦えなかった。本来なら中央から幹部が入ってうまく調整するところを失敗したわけです。図らずも襲撃事件で注目を集め、岸田首相が2回も演説入りしたのに、結果は振るわなかった。『維新が勝った』というよりも、『自民が負けた』戦いでした」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 千葉5区補選や世田谷区長選などの結果を見ると、維新に全国的な風が吹いているとは言い難く、まだまだ「近畿限定の政党」といった印象は拭えない。

「維新の目標は、地方組織を強化して次の総選挙で躍進、野党第1党に躍り出ることです。その足がかりである『地方議員600人』は達成しました。ただ、党勢拡大に従い、議員の質がきちんと担保できるのか。国政政党としての政策を提示できるのか。課題は山積みです」(鈴木哲夫氏=前出)

 憲法改正や入管法改正などで自民と足並みを揃える「ゆ党」が、野党第1党の座を本気で狙いにきているのだから不気味だ。しかし、「維新ひとり勝ち」の結果に、立憲はますます立場を揺るがされることになった。

争点を報じず、爆弾男報道に明け暮れた大マスコミ

 今度の衆参5補選について、メディアは「岸田政権に対する中間評価の位置づけ」だと報じてきた。しかし、そうした意識を有権者がどれだけ持って投票したのだろうか。

 というのも、統一地方選と同時期だったこともあるが、いつにもまして補選に関する報道が少なかったからだ。

 特に15日に和歌山で、首相の演説直前に爆発物が投げ込まれる事件が起きて以降、新聞の社会面は捜査状況に関する記事が大きなスペースを占めた。ただでさえ大リーグ・エンゼルスの大谷の動向がトップ扱いのテレビも、自作とみられるパイプ爆弾の殺傷力や要人警護の問題点などの報道に明け暮れ、今度の国政選挙の重要性については、まったくと言っていいほど語られなかった。

 あらためて言うが、「中間評価」なのである。

 この1年半、岸田は「新しい資本主義」の輪郭すら語れず、物価高への対応も電力会社に補助金の弥縫策。一方で、敵基地攻撃能力の保有や防衛費倍増を決め、軍拡路線へひた走る。専門家すら安全性に疑義を呈しているのに原発の運転延長や新増設に舵を切った。

 国民はこんなマッチョ政治を望んでいたのか。血税が少子化対策より米国製兵器の爆買いに優先的に使われてもいいのか。

 街頭演説で党首らは自分たちに都合のいいことばかり言う。だからこそメディアが有権者に判断材料を提示する必要がある。安倍政権以降、権力の監視が弱体化した大マスコミは、有権者に争点を提示する使命も放棄してしまったのか。

「山口の2選挙が顕著でしたが、マスコミは永田町の論理の政局報道ばかりで、あえて争点をそらしているように見えました。国政選挙ですから、自民が勝てば岸田政権を『信任』することになる。日本が『新しい戦前』になるのかどうか。戦争か平和かの分岐点という視点の報道が弱かったのは残念です。マスコミが打ち出さないと有権者は意識できません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 これでは岸田は、楽チンで暴政を続けられる。

首相が飛び回っても大接戦 これで解散・総選挙はどうなる

 与野党とも総力を挙げた選挙戦で、岸田は最終日の22日に大分、和歌山、千葉の3県を回って支持を訴えた。直線距離でも片道800キロを超える大移動。3カ所とも告示後2回目の応援演説という力の入れようだった。

 この5補選で、岸田政権は勝敗ラインを「3勝2敗」に設定していた。もともと自民が持っていた山口の2選挙区と千葉を維持するという意味だ。こんな低い目標を掲げた割に岸田が応援に駆けずり回ったのは、4勝以上なら解散・総選挙に弾みがつくからだ。

 5月19〜21日に地元の広島で開催されるG7サミット後に岸田が衆院解散に打って出るという観測は根強い。

 自民党総裁任期は来年9月まで。岸田が再選を目指すのであれば、それまでに総選挙に勝利する必要がある。岸田では選挙に勝てないというイメージがつけば再選はおぼつかない。無能無策なクセに国民から支持されていると勘違いしてイイ気になっている岸田に対し、菅前首相をはじめとする党内非主流派の不満もくすぶっている。補選で負け越せば求心力が低下し、岸田降ろしがいつ勃発してもおかしくない情勢だった。

 注目の補選を4勝1敗という成績で乗り切った岸田は、この勢いでいよいよ解散・総選挙に打って出るのか。

「勝ったといっても内容はよくない。岸田首相が最終日に回った3選挙区のうち、和歌山は維新に負けて、大分と千葉は日付をまたぐまで結果が分からない大接戦だった。野党が乱立した千葉でもすんなり勝てないようでは話になりません。早々に自民が勝利を決めた山口の2補選にしても、圧勝と言える数字ではなかった。この勝ち方では、総選挙でも苦戦するのは確実です。内閣支持率が上がっているといったって、爆弾テロ未遂などの影響を受けた情緒的なもので、個別の政策が評価されているわけではない。とても解散なんて打てる状況ではないでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)

 爆弾事件は補選に少なからず影響を与えただろう。岸田や自民候補への同情票もあっただろうし、何より政権批判がはばかられるムードが漂った。そんな中での自民勝利にどれほどの意味を見いだせるのか。不明瞭な選挙結果は、この国の未来を暗示しているかのようだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/240.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年4月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。