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2023年4月30日06時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] 2023年経済金融変動中間報告(植草一秀の『知られざる真実』) :経済板リンク 
2023年経済金融変動中間報告(植草一秀の『知られざる真実』)

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記事 [政治・選挙・NHK290] 「選挙でも大敗!」立花孝志氏終焉≠フ足音 か…「禁断の果実」ガーシー容疑者に手を出したツケ=iFRIDAY)
「選挙でも大敗!」立花孝志氏終焉≠フ足音 か…「禁断の果実」ガーシー容疑者に手を出したツケ
https://friday.kodansha.co.jp/article/308143
2023年04月25日 FRIDAYデジタル


統一地方選では惨敗したNHK党。立花孝志氏の存在感は著しく低下しているが……

すべてはガーシーから始まった――。

泥沼の内紛を続けている旧NHK党の立花孝志と『政治家女子48党』の大津綾香氏。ガーシー容疑者(本名:東谷義和)の議員除名処分の責任を取り、立花氏がNHK党代表を辞任。

後継に大津氏を指名し、政党名も『政治家女子48党』に変更した。立花氏にとって大津氏は子飼い≠ナ、自身は代表退任後も院政を敷けると目論んでいたが……。

「大津氏が党の運営資金を調べたところ、怪しい点が続出。彼女は弁護士とともに第三者委員を設置し、不透明なカネの流れを調べると宣言した。

これに焦った立花氏が再び『代表権を返せ』となった。要は内紛劇です」(ワイドショー関係者)

立花氏はかねて

「調べられても何も困らない」

と豪語しているというが、関係者によると

「党の金を財布代わりに使っているような取引が散見される。法に抵触するかはグレーだが、支払先などが表に出れば有権者から更なる反発を招くことは必至」

という。

4月23日に投開票があった統一地方選では、政治団体・NHK党と政治家女子48党は大惨敗を喫した。

東京・目黒区議選に立候補した大津氏は落選。大津氏は初出馬となった9日投開票の神奈川県知事選にも落選している。幹事長の黒川氏はツイッターで

《N党の現職の全てが落選(本日開票の人) 政治家女子48党の立候補者のほぼ全てが落選》

と報告。続けて

《非常に厳しい情勢でした。この落選の責任のほぼ全ては立花孝志にあります》

《年収3000万円を取った立花、17億円を溶かして、大量落選 奴に責任を取らせる》

と、厳しい言葉で立花氏を追及した。

最終結果では。両党から候補者計82人が出馬したが、当選者はわずか4人。一部メディアによると、立花氏は当初30人ほどの当選を見込んでいたという。

さすがに有権者もバカではないということか。

メディアを使った空中戦≠フような選挙活動にほとほとうんざりしていたというのが本音だろう。最たる例はガーシー容疑者だ。

ユーチューブ上で著名人の暴露ネタを連発し話題となり、立花氏は昨夏参院選の目玉として擁立に動いた。その際

《政党助成金から3億円の報酬を払う》

と約束していたと同氏は悪びれることなく語っている。政党助成金は元をたどれば我々の血税から捻出されている。

それでもガーシー容疑者が政治家として仕事≠すれば良かった。しかし、案の定逮捕を恐れて日本には1度も帰国せず、たまにオンラインで省庁とやりとりするだけだった。

「オンライン会議の内容もひどかった。得意のトーク術でごまかしていたが、本人も『勉強不足』と認めていた」(全国紙政治担当者)

ついには国会に1度も登院していないことが問題視され、ガーシー容疑者は何もしないまま議員の身分をはく奪された。その後どうなったかは説明するまでもないだろう。

「統一地方選を取材してみてわかったのは、NHK党や政女党に嫌悪感を抱いている人がむちゃくちゃ多かったということ。

とりわけガーシー容疑者の一件に対する不信感は大きいですね。早い話が、ガーシーという禁断の果実≠ノ手を出した立花氏の戦略ミスですよ」(スポーツ紙記者)

この先の選挙でもNHK党、政治家女子48党の苦戦は必至。いつも強気な立花氏もさすがにショックを受けていることは間違いない。

当初、統一地方選後の24日にも黒川氏と公開討論するはずだったが、直前でキャンセル。別の予定が入ったためというが、黒川氏は

「逃げたんだろうね。メンタルが崩壊している。お家騒動と資金ショートの上に、選挙でボロ負けが乗っかって党として無いも同然の状態。1ミリも反論できないんで、出てこれなかったんだ」

と糾弾した。立花氏を知る関係者は

「資金繰りに奔走している。このままでは億単位の負債を抱えることになりますからね。立花氏はかねて『双極性障害』であることを公表していますが、本当に感情の浮き沈みが激しい。

調子の良い時は、親しい記者に電話して今後のプランを一気にまくし立てることもしばしば。反対に落ち込んでいる時は音信不通や、メールの返信も力ない。ネガティブ思考になり、どうにもならない時がある」

と明かす。立花氏の資金の流れをめぐっては、捜査当局も関心を示しているという情報もある。

ガーシー容疑者から始まった立花劇場≠フ終わりが近づいている――。

PHOTO:つのだよしお/アフロ

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記事 [政治・選挙・NHK290] 統一地方選で躍進した維新だが…“お膝元”大阪のドライバーにはすこぶる評判が悪い ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

統一地方選で躍進した維新だが…“お膝元”大阪のドライバーにはすこぶる評判が悪い ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/322196
2023/04/27 日刊ゲンダイ


JR大阪駅御堂筋口横断歩道(C)日刊ゲンダイ

 松竹座公演「垣根の魔女」(久本雅美主演)出演のため大阪に来ている。

 難波から道頓堀の辺り、俗に言うミナミも様変わりした。万博を当て込んでホテルが林立し、私の泊まっている周辺だけで3つもある。私のホテルはキッチンや洗濯機の付いたコンドミニアム型で私以外は皆外国人だ。大阪出身とはいえずっと離れていたので地理に疎い。

 個人タクシーに乗ったのだがなかなか場所が説明できない。運転手は「はあ?」「どこや」とタメ口でなかなかに態度が悪い。それでもこちらは標準語で「このホテルに帰ってくる時、タクシーの運転手さんに場所を何て言えばいいですか」と聞いたら「そんなもん知らんがな」ときた。

 これにはブチ切れ「なんじゃその態度は」と関西弁の大口論になった。「ああ大阪に帰って来たな」と実感した次第。

 もちろんみんなこんな運転手ばかりじゃない、優しい人も多いけどね。

 東京と違うのは電子マネーがほとんど使えない。シートベルト着用を促されない、言わなきゃ領収書くれない、そんなところか。

御堂筋をシャンゼリゼ通りにしたいのか

 ただ、どの運転手さんも口を揃えて、大阪維新が進めている御堂筋の改革に文句を言っていたのが印象的だった。

 それは2037年に御堂筋を完全歩道化するというもので、現在すでに側道は歩道化され御堂筋は4車線しかない。あの広々とした御堂筋がなんだか普通の道路になってしまった。

 車の運行にはかなり支障をきたし、デパートを出れば、すぐタクシーが拾えたのにお年寄りはヨタヨタ歩かなくてはいけない。歩道になれば他の道路の交通量が増えて渋滞をきたす。

「維新何考えとんねん」と維新帝国の大阪だが、ドライバーにはすこぶる評判が悪い。

 どうやら御堂筋をシャンゼリゼ通りにしたいらしい。

 しかも難波駅高島屋の前の交差点も封鎖され工事中だ。ここはタイムズスクエアにしたいみたいだ。そして夢洲をラスベガスに。すべて借り物、偽物の街をつくる。

 伝統ある街並みや樹木を壊して。見せかけの開発ばかりぶち上げて、そこに利潤や利権をつくりあげる。いまだにコロナ死者数は全国1位なのに、テレビがそれを報じないから市民はそれを知らない。

 一度決めた開発はもう止められない。万博も中止できないだろう。今回の地方選の各議会で維新は躍進した。これから軒並み街は壊され、市民サービスは縮小されていく。安もんのテーマパークみたいな都市が次々できるだろう。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK290] NHK受信契約件数11万件増も新たな脅威…チューナーレスTVに続く“黒船”がすぐソコに(日刊ゲンダイ)

NHK受信契約件数11万件増も新たな脅威…チューナーレスTVに続く“黒船”がすぐソコに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322347
2023/04/30 日刊ゲンダイ


NHKには脅威(C)日刊ゲンダイ

 NHKの今年1〜3月の受信契約件数が11万件増加したことが、26日に明らかになった。

 国民の受信料で運営されているNHKの推計世帯支払い率は2021年度が78.9%と、約2割が未払い状態に。

 昨年4月以降、契約件数が想定以上に減少していたNHKは、同年10月施行の改正放送法で、テレビがあるのに受信未契約の世帯などから割増金を請求できる制度を新設。4月から導入の割増金制度の影響で、駆け込み契約が増えたという。

 だが、若者を中心にテレビ離れが加速する中、受信契約が不要なチューナーレステレビの好調な売れ行きと共に、NHKにとって新たな脅威が話題になっている。

 IT大手「Google」が米3大ネットワークのNBC、CBSなど、世界800を超えるチャンネルを「Google TV」で無料で見られるプロジェクトを進めているという。しかも、日本語を含む10を超える言語で視聴できる画期的なプログラムだ。

 ネットでは、《これが日本で実現したら、NHKはお手上げだな》《民放が見られれば、NHKは不要だから、ますますテレビ受像機はいらなくなる》といった声が上がっているが、今のところ、日本での実施は未定のようだ。

日本の放送局にメリットは?

「放送と通信の定義づけが法律上はっきりしていない中、放送を管轄する総務省がどういう判断を下すのか。民放各局も、それなりのインセンティブが提示されない限り、簡単にこのプログラムに乗ることは考えられないでしょう」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)

 実際、民放公式見逃し配信アプリ「TVer」のほか、「FOD」(フジテレビ)、「Hulu」(日本テレビ)、「TELASA」(テレビ朝日)、「Paravi」(TBS+テレビ東京)、「ABEMA」(サイバーエージェント+テレビ朝日)、「NHKプラス」など、各社は独自の配信アプリを運営。

「日本の放送局はネット対応ができているので、グーグルにぶら下がるメリットは今のところありません。昨今は、コンテンツは無料で享受できるものと認識している人が非常に多いですが、番組制作には相当のコストがかかっていて、特に緊急時の災害報道などは今のところ、ロボットやAIで置き換えるのは難しい状況です。ただ、人口が減少する中、昭和と同じやり方を平成、令和を越えて維持していくのが困難な状況にあるのは確かです」(井上氏)

 受信料の徴収問題がたびたび批判を集めるNHKをはじめ、放送の在り方が大変革期にあるのは間違いない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/297.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田首相襲撃事件で思い出す…1981年レーガン米大統領暗殺未遂 週刊誌からみた「ニッポンの後退」(日刊ゲンダイ)

岸田首相襲撃事件で思い出す…1981年レーガン米大統領暗殺未遂 週刊誌からみた「ニッポンの後退」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322356
2023/04/30 日刊ゲンダイ


動機は不明…(木村隆一容疑者)/(C)日刊ゲンダイ

「山上と、ウチの隆ちゃん。一億分の二だよ。まぁ隆ちゃんは、宗教がどうとか、そういうのはないけどね。ただ、あんなことをする奴なんて、どこかしら頭のネジが外れているんよ」

 こう週刊文春(4月27日号)に話したのは、4月15日に衆議院和歌山1区補選の応援のため雑賀崎(さいかざき)漁協に駆けつけた岸田文雄首相を狙って、パイプ爆弾のようなものを投げつけ、逮捕された木村隆二容疑者(24)の実父の言葉である。

「一億分の二」というのは、昨年7月に安倍晋三元首相を手作りの銃で狙撃し、命を奪った山上徹也被告と息子のことを言っている。

 父親は、こうした人間はめったに出てこないという意味で言っているのだろうが、果たしてそうだろうか。私はこの言葉がものすごく気になっている。

 戦後77年、安倍元首相狙撃事件が起こるまで、政治家を狙った暗殺事件は、1960年10月に起きた浅沼稲次郎社会党党首刺殺事件と、2007年4月、伊藤一長長崎市長が暴力団幹部に銃撃されて死亡した事件ぐらいしかなかった。

 浅沼を刺した山口二矢(おとや)は当時17歳だったが、高校を中退して右翼運動に没頭し、逮捕後は「日本を赤化から守りたかった」と語っている。私は彼の考えを是としないが、明確な動機を持っていて、その後、東京少年鑑別所で自裁している。

 三島由紀夫は山口を評価し、大江健三郎は「セヴンティーン」を、沢木耕太郎は「テロルの決算」を上梓(じょうし)した。

 それが、昨年7月の安倍暗殺事件からわずか9カ月後に、現職の岸田首相が狙われる事件が起きた。しかも山上も木村も動機が判然としないのだ。木村に至っては、報道されている通りだとすれば、選挙制度に不満があったからだというのである。

 しかし、明確な動機のないテロというのは頻発している。有名なのは1981年にレーガン大統領を暗殺しようとしたジョン・ヒンクリーである。

 彼は大学時代に映画「タクシードライバー」を見て、12歳の売春婦を演じたジョディ・フォスターに恋焦がれ、何度も彼女に接触しようと試みるが失敗する。すると「歴史上の人物になり、フォスターと同等の立場に立つため」に大統領を暗殺しようと思い立ち、レーガンを付け狙うようになった。

 群衆に紛れ、大統領専用車に乗り込もうとしたレーガンを狙撃し、左胸に命中させたのである。シークレットサービスの好判断でレーガンは何とか一命を取り留めたが、逮捕されたヒンクリーは「精神異常」と判断され、無罪になったのである。

 この国でも、自分が金持ちになれないのも、女優と恋愛できないのも、東大に入れないのも、みんなこの国の宰相が悪いからだと鬱屈した思いを抱いている人間が、裏ネットで手に入れた銃や爆弾で、時の首相を狙うようになるかもしれない。

 そうなれば、テロに怯えた政治家たちが、今以上の監視社会、警察国家にしようとしてくるに違いない。私はそれを恐れているのだが、杞憂に終わりそうである。警察庁の親玉である谷国家公安委員長が、岸田が襲われたと視察先で連絡を受けても、「(地元の)うな丼をしっかり食べた」と発言したからだ。

 この驚くべき危機意識の欠如は、平和ボケしたこの国が唯一胸を張って誇れる「世界遺産」といってもいい。 (文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「週刊フライデー」元編集長)

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 植田日銀「今年度半ば物価上昇にブレーキ」の大妄言 庶民を待ち構えるのは“値上げの夏”(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
植田日銀「今年度半ば物価上昇にブレーキ」の大妄言 庶民を待ち構えるのは“値上げの夏”(日刊ゲンダイ)

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http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/299.html
記事 [政治・選挙・NHK290] <完全版>三浦瑠麗が夫の会社から「385万円の太陽光コンサル料」受け取った”証拠文書”入手(FRIDAY)
【完全版】三浦瑠麗が夫の会社から「385万円の太陽光コンサル料」受け取った”証拠文書”入手
https://friday.kodansha.co.jp/article/308126
2023年04月26日 FRIDAYデジタル


立川談春氏と会食していた三浦瑠麗氏(PHOTO:結束武郎)

祝杯をあげようと言いだしたのは、三浦瑠麗氏だった。

’20年9月のある日。東京・永田町にある投資会社TRIBAY CAPITAL(以下「トライベイ」)のオフィスは、終業の時刻を迎えようとしていた。10人に満たない社員らがパソコンに向かっているのを尻目に、人数分のグラスをテーブルに並べる瑠麗氏。モエ・エ・シャンドンやドン・ペリニヨンが冷えた冷蔵庫からボトルを1本選ぶと、栓を抜き、繊細に泡立つ黄金色の液体をグラスに注いでいく。それらを社員らに手渡すと、こう言ったのである。

「借金は踏み倒すものでしょう? 皆さん、シャンパンでお祝いしましょう」

瑠麗氏の夫である三浦清志氏が代表を務める同社だが、瑠麗氏がこの場にいたのは、自身が代表のシンクタンク「山猫総合研究所」(以下「山猫」)のオフィスも兼ねているためである。表向きには、瑠麗氏は夫の会社とは無関係だと装うが、トライベイの社員たちは、瑠麗氏の呼びかけに従ってグラスを傾けたのである。

「あの日は、和歌山県の太陽光発電事業のために借りていた資金の返済期日でした。トライベイは東京のリース会社J社から、開発費として15億円の融資を受けていました。しかし開発は滞り、資金を返すめどは立っていなかった。周囲は『どうやって乗りきるのか』と見守っていましたが、清志さんが選択したのは『無視する』ことでした」(清志氏に近い関係者)

冒頭の瑠麗氏の発言は、こうして当面の苦境を脱した夫への祝福だったのである。

「瑠麗さんはよく『カネは借りたもの勝ちだ』というようなことも言っていた。お金を借りるまでは下手にでるが、いったん借りてしまえば、その後は『私が返してあげなければ、貸し手が困る』くらいに考える。同じような発言は清志さんからも聞いたことがあります」(同前)

それから約2年半後の今年3月、清志氏は別の太陽光発電事業をめぐる資金トラブルから、東京地検特捜部に4億2000万円に上る業務上横領の疑いで逮捕・起訴された。それに先立つ1月にトライベイのオフィスなどが家宅捜索されると、テレビ番組などで太陽光発電を推進する発言を繰り返してきた瑠麗氏に対しても、事件や夫の事業への関わりを指摘されるようになっていた。

そんななか瑠麗氏は、4月発売の月刊誌『文藝春秋』のインタビューに応え、次のような弁明を述べている。

〈私が何も反論を口にしないのは、第一に事件について、投資家との間でトラブルが生じ、横領の疑いをかけられている以上のことを本当に知らないからです。(中略)私自身、意見を言うことも何の判断もできない状態だったんです〉

事件はもちろん、トライベイの経営や事業にも関わる立場になかったという瑠麗氏だが、本誌は今回、瑠麗氏の弁明に反する数々の内部文書や証言を入手。そこから浮かびあがるのは、瑠麗氏夫妻の倫理観が疑われる経営の実態や、2人の会社の癒着ぶりだった。

カギとなるのが、冒頭でも取りあげた和歌山県における太陽光発電所(以下「和歌山発電所」)の開発事業である。

「和歌山発電所は、今回の事件とは別に、和歌山県日高川町で計画された出力47メガワット(MW)のメガソーラーです。17年にトライベイとJ社が別会社をつくって開発していた。別会社の登記簿によると、代表社員はトライベイ、職務執行者が清志氏です」(全国紙社会部記者)

和歌山発電所をめぐり、トライベイは’20年9月4日付である契約を結んでいる。そのことを示すのが「太陽光発電事業の開発に関するコンサルティング契約」と題された、A4判2枚の書類である。その第1条にこうある。

〈TRIBAY CAPITAL(中略)は、株式会社山猫総合研究所(中略)下記に表示する太陽光発電所(中略)の開発に関連してコンスルティング業務を依頼し、山猫総研をこれを請け負う〉(原文ママ)

株式会社山猫総合研究所とは、前述した瑠麗氏が代表のシンクタンクである。誤字脱字があるが、書類はトライベイと山猫の間で、和歌山発電所に関するコンサル契約が結ばれていたことを示している。契約金額は385万円(税込み)で、そのことを裏づける請求書も入手した。

つまり、清志氏と瑠麗氏は、トライベイの事業を介して利害を共有するビジネスパートナーでもあったのだ。一方で、前出の関係者は次のように指摘する。

「コンサル契約後しばらく経っても、山猫側から、報告書などの成果物がトライベイに提出された形跡はありません。そのため、コンサル契約の対価である385万円がどのように使われたかもわからない。トライベイ関係者からは『瑠麗さんに自由に使えるお金を渡すため、こうした契約が交わされたのではないか』と噂する声も聞こえてきます」

怪しげな実態は、請求書そのものからも透けて見える。書面右上に記された作成日は〈2020年9月1日〉になっていて、これは、コンサル契約が結ばれた9月4日よりも前の日付なのだ。山猫側は、その時点では実行されたはずのない業務の対価を求めているのである。

「もともと契約の実態がないので、トライベイにも山猫にも契約書類をきちんと作ろうという発想がないんです。多くの場合、お金が実際に動いてから後付けで書類が作られる。そのため、こうしたケアレスミスが起こっても不思議ではありません」(トライベイ関係者)

後編「3回にわたって無担保で…逮捕された夫の会社から三浦瑠麗の会社へ『3500万円』の金が流れていた!」に続く。


山猫とトライベイが結んだコンサル契約についての書面(左2枚)と、それについての請求書(右)

取材・文:宮下直之(ノンフィクションライター)
naoyukimiyashita@pm.me

PHOTO:結束武郎取材・文:宮下直之(ノンフィクションライター)

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記事 [政治・選挙・NHK290] 「NHKをぶっこわ〜す」立花孝志氏が一転、大津綾香氏との内紛でNHK党≠ェ「ぶっ壊される」事態(FRIDAY)
「NHKをぶっこわ〜す」立花孝志氏が一転、大津綾香氏との内紛でNHK党≠ェ「ぶっ壊される」事態
https://friday.kodansha.co.jp/article/309022
2023年04月30日 FRIDAYデジタル


立花孝志氏(右)が党首に指名した大津綾香氏(左)だったが、内紛が勃発し……

なぜか気になってしまう……。

もっかバチバチでやり合っているのが、旧NHK党・立花孝志氏と政治家女子48党の暫定%}首・大津綾香氏のバトルだ。

ネットニュースでもたびたび話題になり、興味のない人はとことん興味がないが、怖いモノ見たさでついつい注視してしまう人も多いだろう。

永田町でも「不毛な争い」「国政に全く影響がない議論」「政界の汚い部分が凝縮されている」と散々な評価だが、みな嬉々とした表情で話すのが印象的だ。

ことの発端は昨夏参院選で初当選したガーシー(のちに容疑者)が除名されたこと。この責任を取り、立花氏は党代表の座を大津氏に譲った。4月18日の官報では、同党の代表が3月8日に立花氏から大津氏に代わった旨が公表されている。

ところが、その後、立花氏が「代表権を戻せ」と要求。同党は運営費を支持者からの融資で賄っている部分があり、立花氏の説明によると

「(党に)融資している方が大津党首では心もとないということで返金が殺到した」

と主張し、大津氏を除名し、新代表に斉藤健一郎参院議員を就けた。自身は代表権を持たない党首になるという。

一方的な表明に大津氏側は反発。党首辞任を否定した上で、4月9日付で千葉地裁に代表権の地位確認をする仮処分を申し立てた。もっか白熱しているのは「どっちが代表か?」問題で、同27日には千葉地裁で1回目の審尋があった。

立花氏と斉藤氏は見届けたが、大津氏側は代理人弁護士が出席。立花氏はユーチューブ上で、大津氏の不在を嘆き

「おそらく粛々と待っていれば5月半ばには決定がおりる」

と見通しを語り

「大津さん側にだけ和解の提案が出たようです」

と述べた。大津氏はツイッターで

《裁判所から当方には和解案は提示されておりません》

と否定している。

「もはや何が何だかわからない展開になっている。一般紙もテレビも関心はありますが、登場人物全員がアクが強すぎることと、我々の生活には1ミリも影響がないため、基本触らないでおこうというスタンス。総務省や裁判所も本音は関わりたくない≠ヘずです」(全国紙記者)

今月上旬には、同党副党首の丸山穂高氏が海外から帰国。「待ってました救世主!」とばかりに颯爽と現れ、すぐさま立花氏側に立ち、大津氏へ党総会で代表者を決めるべきと呼びかけた。

「丸山氏と言えば、議員時代に酒にまつわる醜聞で騒がれた人物。そういえば、NHK党のNO,2だったな、と思い出しましたよ(笑)。大津氏側は一方的に総会開催を進める丸山氏にも法的措置をちらつかせています」(ワイドショー関係者)

周辺取材すると、立花氏サイドは面と向かって会おうとしない大津氏を公の場に引きずり出し、多勢に無勢″戦で和解を図りたい考え。表向きは丸山氏含め、メディアを巻き込んでプレッシャーをかけているが、水面下では

「刺激しすぎないようにしている。へりくだって和解案を持ち掛けていると聞いた」(永田町関係者)

という。

一方の大津氏側は党の関係口座を調べられるのが強み。すでに選挙資金に詳しい弁護士を招聘し、不審なカネの流れを調べまくっているという。

大津氏は27日にツイッターで

《立花孝志氏が行った犯罪行為については全件を取りまとめ、刑事告訴の手続きを鋭意進めております。こちらも追ってご報告します》

としている。

当面のポイントは千葉地裁で審理が行われている党代表者がどちらになるか。大津氏側となれば、立花氏は即時抗告する考えを示している。かたや大津氏側は立花氏の告発だけでなく

「NHK党の流れを汲む政治家女子48党を一旦リセット、解党も視野に入れているそうです。1度バラして、クリーンにした上でもう1度ということ。ある種の正義感でやっている」(事情通)

という。

立花氏にしてみれば「NHKをぶっこわ〜す」ではなく「NHK党をぶっこわされる」由々しき事態だ。

同党の内紛は国民生活にはほとんど影響はない。政界よりも、エンタメ枠でのスキャンダルと捉えた方がいいかもしれない。

ただし、同党には億を超える政党交付金が支給されており、その原資は我々の税金だ。犬も食わない£ヴヤは次の選挙の教訓にするしかない……。

PHOTO:共同通信社

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 自滅した高市、世耕、西村。地方選と補選でポスト岸田を狙う面々の手痛い「敗戦」  新恭(まぐまぐニュース)
自滅した高市、世耕、西村。地方選と補選でポスト岸田を狙う面々の手痛い「敗戦」
https://www.mag2.com/p/news/574437
2023.04.28 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』  まぐまぐニュース


4月9日と23日に行われた統一地方選と衆参両院の補選。日本維新の会の躍進ぶりが目についた選挙となりましたが、手痛い「黒星」を喫した自民党内の実力者もいたようです。今回のメルマガ『:国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、一連の選挙で「自滅」したポスト岸田の座を狙う3名の議員たちの、敗戦までの過程を紹介。さらに一連の選挙で露呈した、自民党の抱える深刻な問題について解説しています。

【関連】:全メディアが沈黙。ジャニー喜多川「性加害」問題を報じぬニッポンの異常

実力者たちが次々自滅。地方選と補選で露呈した自民が抱える深刻な問題

統一地方選と5つの衆参補欠選挙が終わって、何がどうなったかと問われたら、関西圏における日本維新の会の勢力拡大がやたら目立ったと答えるほかないだろう。

自民党は衆参補選で4勝1敗だと言っても、衆院千葉5区、山口2区、参院大分は僅少差で、時の運しだいでは1勝4敗もありえたほどの大接戦だった。

そんななかで、筆者が関心を向けたのは、地元で候補者を擁立したすえに“敗者”となった自民党実力者たちの姿だ。いずれもポスト岸田を虎視眈々と狙う面々だけに、権力レースのうえで痛い黒星といえる。

自民党参議院幹事長の世耕弘成氏は和歌山1区に元衆院議員、門博文氏を擁立し、維新の新人、林佑美氏に敗れた。

周知の通り、世耕氏は安倍派に所属し、安倍晋三元首相が亡くなって10か月近く経ってもなお決まっていない後継会長の有力候補の一人である。

その地元・和歌山の衆議院1区で補欠選挙が行われることになったのは、2009年以来5回にわたって議席を獲得していた岸本周平議員(当時・国民民主党)が昨年11月の和歌山県知事選に出馬したからだ。

空いた議席をめぐる自民党和歌山県連の候補者選びは難航をきわめた。県連の最高権力者である二階俊博元幹事長は当初、直系の参院議員、鶴保庸介氏をくら替え出馬させる案をまとめようとしたが、世耕氏が横やりを入れた。

岸本知事の誕生を後押ししたのも二階なら、鶴保氏の参院から衆院へのくら替えを主導するのも二階という県連の権力構造を打破したかったからだろう。

世耕氏自身が総理の座をめざすため、衆院にくら替えするチャンスをうかがっている。だが、近いうちに衆院解散が予想されるなか、今回の補選には出たくなかったに違いない。

狙うとすれば解散後の総選挙だが、昨年11月28日に公布された改正公職選挙法により、「10増10減」の新区割りが適用され、和歌山の衆院小選挙区は3から2に減ることになっている。ただでさえ狭くなる門に、参院から割り込むのはかなりの荒業だ。

そこで世耕氏にとって重要なのは、県連における二階氏の主導権を奪い取ることだった。鶴保氏に替わる候補者として世耕氏が推した門博文氏もまた二階派ではあるが、なにより世耕氏の人選が通る形をつくることが大切だった。

もちろん、推す候補者が負けては話にならない。門氏で勝てると踏んで後押ししたのだが、党勢拡大をはかる維新が和歌山まで進出し、保守王国の牙城を崩すとは想像も及ばなかったに違いない。

門氏の落選が確実になったあと、二階氏は集まった支援者になにも語ることなく、選挙事務所を後にした。

世耕氏は「和歌山選出の議員として地元を落としてしまい申し訳なく思っている。かつてないほどの運動を展開したつもりだが…」と悔しさをにじませた。

二人の姿が全てを物語っていた。世耕氏が責任を引き受けた瞬間だった。

自業自得の高市早苗、相手が強すぎた西村康稔

維新の凄まじい勢いは高市早苗氏(経済安全保障大臣)の野望も打ち砕いた。前半戦の奈良県知事選。高市氏が会長をつとめる自民党奈良県連は、高市総務相時代の秘書官、平木省氏を推薦したが、それに現職市長の荒井正吾氏が反発し、自民の一部県議らが荒井氏の支援に回る保守分裂選挙となったため、維新が公認した元生駒市長、山下真氏の圧勝を許した。

なぜ高市氏が荒井氏を擁立しなかったのかについては、世論調査の結果だとか色々な理由があげられているが、要は、自分の扱いやすい平木氏にすげ替えたかったということだろう。

だが、荒井氏は頑として引き下がらず、党本部に泣きついた。昨年11月に、森山裕・自民党選対委員長から電話で「出馬した方がいい」と励まされたのに意を強くしたのか、12月には党本部を訪れ、二階元幹事長から「がんばれ」と尻を叩かれた。

荒井氏が出るとなれば、県連は一枚岩というわけにはいかない。文字通りの分裂選挙となり、票は大きく割れた。高市氏の敗戦の弁も、恨み節に終始した。

「県連推薦以外の方を党本部が応援したのではないかという疑問の声も上がっている」「県連が分裂したように報じられることは、平木候補を全力で応援してくれた県連の皆様から耐え難いという声をいただいている」

荒井氏とうまく話をつけることをせずに、党本部が悪い、メディアが悪い、とまくしたてても、後の祭りだ。問題は高市氏自身にある。

世耕氏と同じく安倍派の後継会長の座を狙う西村康稔氏(経産相)もまた、今回の統一地方選では痛い目にあった。

明石市長選。といっても、戦う相手は維新ではない。子育て支援で全国的な知名度を誇る明石市長、泉房穂氏が2011年2月に設立した地域政党「明石市民の会」だ。

暴言問題の責任をとり4月末の任期満了で退任する泉氏が「明石市民の会」推薦の後継者として送り出した丸谷聡子氏が大差をつけて当選し、西村氏が担いだ林健太氏はあえなく落選したのである。

西村氏は明石市と淡路島を区域とする衆院兵庫9区で7期当選を続けている。泉氏とは東大時代からの知り合いだ。泉氏の動きに対抗するため、県連の意向をさしおいて、自民党市議のなかから「若い力に期待したい。全責任を取る」と林氏を指名した。

しかし、泉氏の人気は並外れていて、明石市議選でも「明石市民の会」に所属する5人が全員当選した。

西村氏は選挙結果を受け「完敗だ。候補者自身はよく頑張ったと思う。全責任は私にあると考えている」と語った。

西村氏は4月16日放送のBSテレ東番組で、「日本の将来のため、リーダーとしてやらなければならないという気持ちは強く持っている」と述べ、首相をめざす意欲を示したばかりだ。

しかし、西村氏については、その過度な要求にストレスをかかえた秘書が次々と辞めていったことが週刊誌で報じられるなど、人望のなさが問題にされることが多い。

西村氏と灘校・東大の同窓である精神科医の和田秀樹氏は「頭はすごくいいけれど、人の気持ちへの共感能力が極めて低い。地元兵庫や記者も、上から目線で不遜なところがある嫌な人という印象を持っているようだ」(PRESIDENT Online)という。それが本当だとすれば、とても首相に向いているとはいえない。

一連の選挙で露呈した自民党の抱える深刻な問題

以上、三人の自民党実力者たちに共通するのは、自信過剰ゆえの視野狭窄であり、欲深さゆえの自滅だ。

ただ、これらの選挙における敗戦を、首相候補を自任する彼らの力をもってしても十分に選挙組織をまとめ切れなかったという点でとらえると、自民党のかかえる深刻な問題がくっきりと浮かび上がる。

創価学会や統一教会の票に依存する病が全国の党組織に広がり、自民党の集票基盤が想像以上に傷んでいるのではないかということだ。

政局的には、5月19日から3日間のG7広島サミットが終わったあと、来秋の自民党総裁選をにらんで、岸田首相がいつ解散、総選挙に踏み切るのかが焦点になる。

岸田自民党の側から冷静に見ると、維新の躍進は今のところほぼ関西に限られており、在阪メディアの報道ぶりの影響も大きいため、さほど切迫した脅威とはいえないかもしれない。軸足の定まらない立憲民主党は言わずもがなである。

しかし、だからといって、自民党が安泰であるとも思えない。野党の弱さにかまけて、人材を育てることを忘れ、そのために党内に切磋琢磨する気風が乏しい。それが、先にあげた3つの選挙の敗戦にもつながっているのではないだろうか。

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