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2023年6月05日06時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] 権力が手段でなく目的の岸田首相(植草一秀の『知られざる真実』)
権力が手段でなく目的の岸田首相
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-d07248.html
2023年6月 4日 植草一秀の『知られざる真実』

岸田首相は中学生から首相を目指した理由を問われ、

「総理大臣は日本の社会の中で一番権限の大きい人なので、総理大臣を目指した」

と答えた。

本年3月に福島県相馬市で開かれた「こども政策対話」でのやりとり。

権力を持つために首相を目指したということ。

社会をこうしたいから、人々にこのように尽くしたいから首相を目指したのではなく、権力者になりたいから首相を目指したのだと聞こえる。

岸田氏は回答のなかで

「やりたいと思うことを実現する、やめてほしいと思うことをやめてもらうには、やはり力を付けないといけない。」

と述べているから、やりたいと思うことを実現するには権力を握らないといけないと主張しているようにも見える。

その岸田氏が首相の座を射止めた。

いまこそ、「やりたいと思うことを実現する」千載一遇のチャンス。

岸田首相は広島でのサミット開催にこだわった。

広島は世界に名を遺す被爆地である。

その広島でのサミット開催にこだわった。

主要国のトップが広島に参集した。

全世界に向けて岸田首相の想いを発する最大の機会が訪れた。

岸田首相が核廃絶をやりたいと思うなら、これ以上の舞台はなかったはず。

サミットの日本開催は7年に1度しかない。

7年後に岸田氏が首相の座に残留していると岸田氏が考えているとしたら驚異だ。

広島の地から核廃絶を訴えるべきだった。

国連は核兵器禁止条約を定めた。

多くの国が署名し、国内手続きを進めてきた。

しかし、G7は核兵器禁止に背を向けている。

このなかで、日本がリーダーシップを発揮してG7を核兵器禁止条約の枠組みに組み込むべきだ。

まずは日本が率先して核兵器禁止条約に踏み込むべきである。

日本は世界で唯一の核兵器被爆国なのだ。

ところが、広島サミットで発表した「広島ビジョン」に何を記載したのか。

「核兵器は役に立つ兵器である」

という宣言だった。

核兵器を禁止することを宣言するのではなく、核兵器は役に立つ兵器であることを世界に宣言した。

核兵器保有を正当化する米国にひれ伏す日本。

米国にひれ伏すことが、岸田氏が首相でいることのできる源泉だ。

要するに、岸田氏は「やりたいことをやるために総理になった」のではなく、「総理になるためなら、やりたいことなどすべてかなぐり捨てる」ということになる。

「何かをやりたいから権力者になることを目指した」

のではなく、

「権力者になりたいだけだった」

という真相が浮かび上がる。

権力を持ったときにやりたいことに権力を行使しないなら、権力を持つ意味などない。

そもそも、岸田氏は核兵器を禁止することに関心を持ち合わせていないのではないか。

広島サミットにウクライナのゼレンスキーが来た。

いま何よりも求められることは戦乱の収束。

停戦を一刻も早く実現することが最重要だ。

ゼレンスキーは戦争持続、戦争拡大を叫ぶが、その戦争によって誰が犠牲になっているのか。

犠牲になっているのはウクライナの市民と戦争の最前線に送り込まれる兵士である。

ゼレンスキーは国家総動員法を制定した。

ウクライナに自由はない。

言論も統制されている。

政党は禁止され、政治活動の自由もない。

成年男子は国外に避難することも許されず、国家総動員法によって国家の犠牲になることを強要されている。

およそ正義とはかけ離れている。

正義とかけ離れた米国、ウクライナ、そして日本の現実を私たちは見抜かなければならない。

平和と暮らしを破壊する軍拡・原発・増税まっしぐら
岸田悪政にNO!NO!NO!
−そうだ、選挙に行こう!政策連合大集会−
日時 2023年6月14日(水)午後6時半開演(入場午後6時)
場所 新宿区四谷区民ホール(地下鉄新宿御苑前駅2番出口徒歩5分)

参加費 無料

事前申し込み必要
info@alljapan25.com
まで、氏名と電話番号を明記の上、お申し込みをお願いします。
会場定員に達しましたら受付を終了します。

予定プログラムは以下の通り。

1.世界平和のために日本がなすべきこと
  元内閣総理大臣 鳩山友紀夫

2.ウクライナ戦乱と台湾有事
  東アジア共同体研究所長 孫崎 享

3.私が原発を止めた理由
  元福井地方裁判所裁判長 樋口英明

4.農業消滅
  東京大学教授 鈴木宣弘

5.自民党は統一教会との関係を断ち切れるのか
  ジャーナリスト 鈴木エイト

総選挙に向けての決意表明 野党国会議員他

集会アピール採択

https://x.gd/NHi2I

『千載一遇の金融大波乱
2023年 金利・為替・株価を透視する』
(ビジネス社、1760円(消費税込み))


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『日本経済の黒い霧
ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
修羅場を迎える国際金融市場』
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をぜひご高覧ください。

Amazonでの評価もぜひお願いいたします。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <文春砲!>大ハシャギ新写真「岸田一族の正体」 寝そべり男は株資産2億(週刊文春)

※週刊文春 2023年6月8日号 誌面クリック拡大 続きは週刊文春をご覧ください


大ハシャギ新写真「岸田一族の正体」 寝そべり男は株資産2億
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6071
2023/05/31 週刊文春 2023年6月8日号

 急転直下の首相秘書官更迭劇を招いた、岸田一族の公邸忘年会。出席者の素性をつぶさに調べていくと、驚きのセレブライフが明らかになった。支持率低下の一因とされた愛息を切り、首相はこのまま解散へと突き進むのか。

▶岸田首相 息子全員、湖池屋“社長候補”も参加

▶寝そべり男は株資産2億、配当年280万

▶官房長官「これ以上問題が出る前に解散だ」

〈◎内閣総理大臣辞令 辞職 岸田翔太郎 内閣総理大臣秘書官〉

 5月29日、午後6時25分。官邸記者クラブに1枚の紙が張り出された。示されたのは、岸田文雄首相(65)が、自ら首相秘書官に据えた長男・翔太郎氏(32)に、更迭を告げた事実だった――。

※以下有料記事、続きはトップ誌面をご覧ください。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 食べていけない人、住めない人が増えていく(田中龍作ジャーナル)
食べていけない人、住めない人が増えていく
https://tanakaryusaku.jp/2023/06/00028961
2023年6月4日 15:33 田中龍作ジャーナル


こちらは通称・第2神宮通り公園の炊き出し。東池袋公園の炊き出しがない週はいつもより多めに食事を用意しなければならない。=3日、渋谷区 撮影:田中龍作=

 物価高で低所得者はさらに食えなくなってきた。東池袋公園でNPO法人TENOHASIが行っている炊き出しに、最多の604人が並んだ。用意していた580食を上回る人数だった。先月27日のことだ。

 食えなくなり、次に家賃が払えなくなれば、人は路上に弾き出される。持ち金が尽きればネカフェに泊まることもできなくなる。

 人はいとも簡単にホームレス(野宿者)となるのだ。明日は我が身である。

 台風一過の昨日(3日)、代々木公園に行ってみた。ホームレスのビニールテントが暴風雨で潰れたりしていないか気になったからだ。

 テントはいずれも健在だったが、めっきり数が減っていることに驚いた。

 東京オリンピック(2021年)のパブリックビューの会場建設で代々木公園の樹木が伐採されていると聞き、駆け付けた時、以来だ。

 その時は10張以上テントがあったが、きのう数えてみると、わずか数張。


住民によると「テントは雨よりも風に弱い」。=3日、代々木公園 撮影:田中龍作=

 20年間、ここに住み続けているホームレスの男性によれば「6〜7年前までは100張はあった」。話半分としても50張はあったことになる。確かに来るたびにテントの数が減っている。

 理由は東京都が追い出しにかかっているからだ。「アパートと仕事を紹介してやる」などと甘言を弄して、公園を出て行かせる。出る時には「二度と戻って来ません」と一筆取られるという。

 ところが仕事は土木作業(土木が悪いと言っているのではない)。ホームレス暮らしでガタガタになった身に勤まるものではない。

 仕事を辞めれば現金収入がなくなる。東京都の家賃補助は2年まで。それを過ぎれば家賃はすべて自分で払わなければならなくなる。だが、収入がないので払えない。

 こうしてホームレスに逆戻りなのだが、帰るべきテントはもうない。重い荷物を持ちながら転々としなければならない。悲劇である。

 前出の男性は飲食店の社員だったが、体を壊して入院。退職した。家賃を半分払って友人のアパートに住んでいた。貯金が底をつき払えなくなり、ホームレスとなった。

 天井知らずの物価高、電気料金の大幅値上げ、そして増税・・・景気がさらに悪化すれば失業者が増える。当然の帰結としてホームレスも増える。

 行政はテントも含めた居住政策を人道的見地から考える必要がある。テントを減らすことなどあってはならない。

 公営住宅に空き家が数えきれないほどあるではないか。


物価高はホームレスの生活を直撃する。=3日、代々木公園 撮影:田中龍作=

   〜終わり〜

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <重大疑惑>公邸で親族忘年会 総理本人の主催だった? モーニングショー 

※動画の一部をスクリーンショット





https://twitter.com/xRm3PI9ASUKCAzu/status/1665552459232600064

万里一空@xRm3PI9ASUKCAzu

主催者は岸田文雄本人で間違いないし、その後の長男秘書官を厳重注意から更迭までも「長男が元秘書官で自己紹介」もまるで雪崩れ状態


https://twitter.com/scotti99/status/1665570938111361024

テレビの嘘が社会を壊す@scotti99

総理大臣としても
親としても最低‼️


https://twitter.com/tetsuoyaji54/status/1665546074776322048

鉄路@tetsuoyaji54

主犯は岸田首相本人で、責任を自分のバ〇息子に肩代わりさせた?
事実なら最低最悪の親であることはもちろん、国のリーダーたる首相としての資格ゼロ。
#モーニングショー


https://twitter.com/shirasaka_k/status/1665552200389607425

白坂和哉|ジャーナリスト&政治系ユーチューバー ”突き刺さる” 政治情報を提供します!@shirasaka_k

「親ガチャ」という言葉が世間に広がったけど
「子ガチャ」という言葉も世間に広がるべきだよね?
要するに岸田親子は ”ガチャガチャ” なんだよね?😂




http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/630.html
記事 [政治・選挙・NHK290] 次期衆院選の“前哨戦”都議補選 岸田長男で“逆風”自民は辛勝、維新はブランド通用せず惨敗(日刊ゲンダイ)

次期衆院選の“前哨戦”都議補選 岸田長男で“逆風”自民は辛勝、維新はブランド通用せず惨敗
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324021
2023/06/05 日刊ゲンダイ


2位で当選した自民・鈴木章浩氏は3位に1万票差をつけたが…(C)日刊ゲンダイ

 都内の衆院小選挙区の調整を巡り、自公が決裂。次期衆院選の行く末を占う「前哨戦」として政界関係者の注目を集めた都議補選(大田区=被選挙数2)が4日、投開票された。

 トップ当選は、立憲民主党と共産党が支援した森愛氏だった。2位に約8000票差をつける勝利で、国政野党による共闘の成果が出た格好だ。

 2位で当選した自民・鈴木章浩氏は3位に1万票差をつけたが、余裕の勝利とは言えない。過去の都議選(大田区=定数7)で自民は、3人擁立し全員当選させることもしばしば。2議席を争う補選なら「トップ当選が当たり前」(都政関係者)だからだ。岸田首相の長男・翔太郎氏の「公邸忘年会」など、スキャンダルが影響した可能性がある。

 4月の統一地方選で躍進し、勢いに乗る日本維新の会の細田純代氏は3位で、惨敗だった。選挙戦では連日、幹部が応援に入る力の入れようだったが、東京ではまだ「維新ブランド」が通用しないことがハッキリした。

 とはいえ、投票率はわずか25.33%と低調だった。その結果、組織力のある既成政党が浮かび上がったとみられる。投票率が上がれば、維新や都民ファーストの会の候補が当選していた可能性もある。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 堕落した大新聞ついに自ら“言論統制”の自殺行為 朝日新聞が社員の書籍出版を「不許可」(日刊ゲンダイ)

堕落した大新聞ついに自ら“言論統制”の自殺行為 朝日新聞が社員の書籍出版を「不許可」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324020
2023/06/05 日刊ゲンダイ


「言論機関の言論の自由を考える」シンポジウム(新聞労連提供)

 大メディアが政治の“圧力”に屈し、権力監視の牙を抜かれて久しいが、ついに新聞社が自らの社員の言論を自主規制する動きが加速していることが分かった。

 3日に都内で開かれた「言論機関の言論の自由を考える」と題されたシンポジウム。全国の新聞社や通信社など86の労働組合が加盟する「新聞労連」が主催し、日本ペンクラブ後援で行われた。ここで「社外での言論活動」についてのアンケート結果が公表され、会社による規制が強まっていることが報告されたのだ。

 アンケートは186人から回答があり、例えば、社外執筆にストップがかけられた事例が8件、講演を止められたが3件、出版を止められたが1件あった。形式上「届け出制」なのに許可されない事例も出ているという。件数は少なく見えるが、そもそもストップをかけられること自体を労連は問題視。「慰安婦問題など見解が割れるもの、政治家から反論があったものなどに、規制強化の傾向がある」という。

 具体例として報告されたのが朝日新聞社員のケース。「なぜ日本は原発をやめられないのか」というタイトルの書籍を出版することを届け出たところ、会社から「認められない」と言われたという。

 この社員は現在、記事審査室に在籍しており、有休や自腹取材でジャーナリストとして執筆している。出版社の担当者が事情を説明しようとしたところ、朝日新聞はナント、「面会のお申し出については辞退させていただきたい」と逃げたという。大新聞社とは思えない対応だ。

 シンポジウムではTBSのキャスター・金平茂紀氏が「米NYタイムズや英BBCなどは社員にSNS発信や社外活動を推奨している。むしろ社外言論が会社の価値を高めるとの判断だ」と発言。元共同通信記者のジャーナリスト・青木理氏は「言論・報道の自由の担い手たるメディアが言論・報道の自由を守れなければ、社会に流通する情報が減る。誰が被害を被るのか」と話した。

 元東京タイムズ編集局次長で政治評論家の本澤二郎氏が言う。

「新聞社も部数減でセコくなったものです。安倍政権からの言論弾圧の延長線上にあるのでしょうが、新聞社が萎縮すれば権力の思うツボ。これでは21世紀の大政翼賛会になってしまいます」

 まさに言論機関の自殺行為だ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 室井佑月「おなじ時代に生きる」 しがみつく女(週刊朝日 最終号)

※週刊朝日 2023年6月9日号 最終号 誌面クリック拡大


室井佑月「おなじ時代に生きる」しがみつく女
https://dot.asahi.com/wa/2023053100041.html
2023/06/01 筆者:室井佑月 


室井佑月

 作家・室井佑月さんは、連載「しがみつく女」が始まったときのことを振り返り、「寛容な社会」が実現するために人々がするべきことを訴える。

 今回でこのコラムも最終回となります。今まで私を支えてくださった読者のみなさま、本当にありがとうございました。

 14年前、連載を依頼されたとき、私は当時の編集長であった山口一臣さんからこういわれました。

「女性らしい目線で、社会問題をしっかり見つめて欲しい」と。

 今の時代であったら、「女性らしいってなんだよ」とそのような発言はNGなのだろうか?

 が、私にはそのときの編集長の考えはしっかり伝わった。当時の執筆陣は男性が多かったので、違いを見せろ、というのもあったろう。けど、それだけじゃなかったと思う。私には編集長の言葉はこう聞こえた。

 ──社会問題をざっくり捉え指南するようなコラムではなく、ニュースを読んでみんなが心に引っかからなかった部分にも光を当てることができたらいい。女性らしい心配りで──そう私はいわれたような気がした(ような、というのははっきり確認しなかったからだ。山口さん、間違っていたら、ごめんなさい)。

 女であるということは、私の根底にしっかりと根付いている。ものを考える上で、いいや、生きていく上で、自分の性を切り離すことは、私にはできない。

 もちろん私は、心からジェンダー平等を願っている。その上で、正直にいわせてもらうが、ジェンダー差はあると思う。だから、良いのだ。

 寛容な社会とは、自分とは違った人間を受け入れるということじゃないか。自分とは考え方も生き方も違う、逆の性の人と番(つが)い家族になる。自分たちとは違う、同性同士のペアの隣人を理解する。文化や見た目が違う国の人たちとも仲間になる。年齢が離れた人たちを、敵認定したりしない。

 そんなに難しいことなのか? 私たちはたまたまおなじ時代に生きる仲間じゃないか。


イラスト/小田原ドラゴン

 週刊朝日、連載の依頼を受けたときのことを思い出し、最後のコラムで私の書きたいことは決まった。

 女性らしい視点から、なにかを訴えるならこれだ。子どものPTAで知り合った母親同士は、子どもがたまたまおなじ学校に通っているというだけで、医師も専業主婦もフリーアルバイターも公務員も、たまにいる父親とだって、みな同列でヒエラルキーなぞなく、子のための話ができた。

 違いを探して眉をひそめるのではなく、違った人間同士が手を握り合うことの、利点を探した方が有益だ。

 どうか、自分ではない誰かを愛すことを躊躇(ためら)わないでください。なにがあっても私たちはそのことを躊躇わなかった。だから、今があるのだ。この先もきっとそうだ。

 長い間、ありがとうございました。

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

※週刊朝日  2023年6月9日号


室井佑月

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <内部資料を独自入手>東京「葛西臨海水族園」樹木切り倒し 幻の“プランB”採用なら「1400本」伐採は避けられた!(日刊ゲンダイ)

東京「葛西臨海水族園」樹木切り倒し 幻の“プランB”採用なら「1400本」伐採は避けられた!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324006
2023/06/05 日刊ゲンダイ

内部資料を独自入手


採用されなかった“プランB”のイメージ図(上=日刊ゲンダイが独自入手)と、東京都の公式HPに載っている現行計画

「エコ」の看板は捨てるべきだ。日刊ゲンダイが2023年2月、東京・江戸川区の都立葛西臨海公園内の「葛西臨海水族園」の建て替えに伴い、約1400本の樹木が伐採される問題を報じると、小池都知事に対し「自然破壊だ」と批判が噴出。「エコ」を売りにする小池知事の矛盾が浮き彫りになったが、日刊ゲンダイが独自入手した資料から、また新たな問題が発覚した。小池知事は、環境に配慮した建て替え案を却下した上で、現行計画を採用。却下した幻の“プランB”を選んでいれば、大量の樹木伐採は避けられた可能性があるのだ。

  ◇  ◇  ◇

 都は「葛西臨海水族園」の建て替え事業計画について、民間業者に建設を任せるPFI方式を採用し、昨年1月に公募を開始。8月に複数業者からなる「INOCHIグループ」を選定した。当時、同グループとは別に複数業者で構成される「TOKYO Aqua-Life(TAL)グループ」も公募に参加したが、事業者には選ばれなかった。

 日刊ゲンダイが入手したのは、不採用だったTAL案の概要を示す資料だ。

 資料には〈基本的な考え方〉の一つとして〈既存樹への影響を最小限に抑える〉と掲げられている。〈樹木の伐採と建物の解体を最小限に抑える配置計画とする〉〈新築工事によるCO2の排出を抑え、SDGsの達成に寄与〉〈スクラップ&ビルドの価値観からの転換を表明する計画〉とも記されている。資料に掲載された完成イメージ図は、確かに現行計画より多くの樹木が生かされているように見える。

小池知事は「なぜINOCHI案を選んだのか」に答えず


「エコ」を売りにする知事の矛盾が浮き彫り(C)日刊ゲンダイ

 しかも、示された入札金額はINOCHIグループの431億円に対し、TALグループは422億円と9億円も安いのだ。同水族園に詳しい建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。

「TALグループのコンセプトに沿えば、伐採する樹木は最小限の100〜200本程度で済む可能性があるでしょう。建物と周辺環境の調和も申し分なく、予算も安く済む。都がTAL案を採用しなかったことには疑問が残ります」

 許せないのは、小池知事が「なぜINOCHI案を選んだのか」という市民の疑問に答えないことだ。建築家の村松基安氏が昨年11月、都に対し、INOCHI、TAL両グループが入札時に示した事業計画案の資料を開示請求。ところが、今年1月、TAL案については全面非開示。INOCHI案は一部文書が開示されたが、ほぼ全て「黒塗り」だった。これでは、INOCHIグループが選ばれた理由がサッパリ分からない。

「都はいま一度、現行計画を見直すべきではないか。改めて、都民が納得できるよう説明すべきです」(森山高至氏)

 このままでは“伐採女帝”のせいで、いつの間にか東京から緑が消えてしまうかもしれない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 野田元首相に党代表待望論 泉氏発言が契機、反発も((東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/254620?rct=politics


俄かには信じ難いが、

「立憲民主党で、野田佳彦元首相の党代表待望論が浮上している。」

そうだ。

自作自演だとすれば、発信元は蓮舫氏だろうか?。
そして自身は(ナンバー2の)幹事長でもいいと・・・。
こんな記事が出るのも、最近の彼女が、やけに姦しいのと無関係ではあるまい。

総選挙が近いと言われている今、また、足の引っ張り合いを繰り返す積りなのだろうか。

そうだとしたら、これはもう、救い難い。


東京新聞が以下の様に報じている。

立憲民主党で、野田佳彦元首相の党代表待望論が浮上している。次期衆院選の獲得議席が150未満なら辞任するとの泉健太代表の発言を契機に「ポスト泉」が党内の関心事になっているためだ。昨年の故安倍晋三元首相の追悼演説以降、野田氏の存在感が増しているものの「民主党政権を転落させた張本人」(ベテラン)との批判も根強く、反発が出そうだ。
 野田氏は5月27日、茨城県土浦市の講演で「自民党のライバルになる政党をつくらなかったら、政治に緊張感が出ない」と強調。「残り少ない政治人生かもしれないが頑張りたい」と述べ、政権交代可能な体制構築に注力する決意を示した。
 野田氏が首相在任時の2012年12月、民主党は衆院選で大敗し、下野した。その後、民進党幹事長を務めた以外は党の要職に就いていない。立民リベラル系議員は「大勢の仲間を失った過去は忘れない」と不信感を隠さない。

記事は以上。


野田氏は「自民党のライバルになる政党をつくらなかったら、政治に緊張感が出ない」と強調したそうだが、そう言いつつ自身が政党を作るとは言わない。

そんな新党を立ち上げるほどの甲斐性を持ち合わせている風でもない。
鳩山、小沢コンビでオリジナル民主党が自民党を倒して奪取した政権を、いとも簡単に放り出し、後事を若者に託すことも無く、無謀な解散に踏み切り、結果、大敗し、易々と政権を失ってしまった張本人であることは、政治に無関心な人でも周知のことだろう。

民主党を支持してくれた国民に対して、易々と政権を失ってしまった、そんな大事の責任を感じているのか、いないのか。

何故か、今も、立憲民主党の奥の院でのさばっている。

そのことは、責任あるものが責任を取らない、責任を厳しく追求する緊張感も無い、そんなダレた雰囲気、自分が良ければの性向が、蔓延っていることの証左だろう。

そもそも、野田氏が総理大臣になれたのも、国民の審判を経てのものではなく、当時の民主党内派閥力学の結果であり、俗に言う「棚ボタ」でしかなかった。

そんな自省を知らない、勘違い男。

誰が「待望する」と言うのか。

「民主党政権を転落させた張本人」

「大勢の仲間を失った過去は忘れない」

党内の野田氏に対する不信感は、決して消えることは無い。

そして、民主党を支持していた国民は、「裏切られた」ことを忘れてはいない。

「裏切り」を忘れていた国民も、野田氏の顔を見ると思い出す。

野田氏が民主党を下野させ、その後、彼は政治家として「国民のために」何かをやっただろうか。

彼は、何のために政治家を続けているのか?

そんな責任感に疑問符が付き、信用度を全く失っている野田氏を待望する気持ちは、私には決して湧くことは無い。

今は、次の総選挙を泉代表の体制で戦うことを決めた以上、立憲民主党が「完全勝利」とはいかなくとも、次の次の選挙では「政権奪取」を狙えると、希望が持てる程度の「勝利」を勝ち取るように、全員が汗をかいて、地元で活動すべきではないのか。

もしも、泉代表を換えなければ選挙を戦えないと言うなら、総選挙の前に代表を換え、新体制で選挙に臨むのが道理であり、有権者に対しての誠意でもあろう。

戦う前から、目標に届かないことを望むような輩が、選挙後を睨んで蠢くような政党だとしたら、そんな政党に、有権者の期待が集まるはずなど無いではないか。

今、立憲民主党がなすべきことは、全選挙区で候補を擁立し、「政権奪取を目指す」目標と意気込みを有権者に示すことではないのか。
そういう戦いの結果としての150議席獲得なら有権者も納得するのだろうと思うところだ。

そういう結果を求めるならば、「野党共闘は必然だ」、というのが有権者の認識であり、期待するところだと思っている。

立憲民主党の単独政権を望むべくもない現状にあっては、政権奪取を口にする以上「連立政権」を目指すことしか選択肢は無い。

その為には「野党共闘」が必然であり、「野党共闘の旗」としての「連立政権構想」が無くてはならない。
その「連立政権構想」は、今までの「野党共闘」では示されることが無かった。

自公に対して「野合」の批判が少ないのは、曲がりなりにも、「連立政権」として政権が運営されているからと言えよう。
「連立政権構想」がまとめられれば、「野合」の批判も封じることができるし、「野合」との批判に有権者も耳を貸さないだろう。

候補者の擁立も「連立政権構想」の中で、全選挙区に戦略的に候補者を立てることが叶う。
有権者が「立憲共産」との誹謗中傷に惑わされるのも、「連立政権構想」で国民に訴えていないからに他ならない。

「野党共闘の旗」としての「連立政権構想」が無ければ、いくら高い目標を掲げたところで、有権者を、支持者を、奮い立たすことは出来ない。

久しぶりに使う・・・。

頑張れ!「野党共闘!」



http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/635.html
記事 [政治・選挙・NHK290] ガンジガラメの岸田政局 いま解散できなきゃ野垂れ死に(日刊ゲンダイ)

2023年6月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


2023年6月5日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


サミット効果は、あっという間に剥落(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 身から出たサビ、自業自得、因果応報──。高揚感に包まれていた岸田首相が有頂天から転落した要因を一言で表せばこのあたりになろうが、それにしてもぶざまだ。政権浮揚を狙い、地元・広島に引っ張ったG7サミットから2週間。期待通りに内閣支持率が爆上がりしたのはホンの一瞬で、ウクライナのゼレンスキー大統領のサプライズ来日などで盛り上げたサミット効果は、アッという間に剥落した。

 それもそのはずで、「核なき世界」の実現をライフワークと言い、唯一の戦争被爆地ヒロシマに核保有国の首脳らを招いてやったことは、米国を中心とする西側の核保有と「核の傘」の正当化。よりによって核抑止論で結束したのだ。戦後一貫して核と戦争を否定し、平和を希求してきたヒロシマを軍拡の踏み台にしたわけで、被爆者ならずとも目を剥く欺瞞のイベントだった。首相になることだけが目的で、「聞く力」も「決断と実行」もポーズに過ぎないことは分かり切っていたが、いくらなんでも度が過ぎる。石もて追われなきゃおかしいくらいだ。

 サミットの化けの皮が剥がれた途端、岸田に襲いかかったのが一族が公邸に集った忘年会問題である。スクープした「週刊文春」の続報によると、首相秘書官だった長男の翔太郎氏だけでなく、次男と三男も参加。「組閣ごっこ」にはバカ3兄弟で写っていたというから、開いた口が塞がらない。

「身内びいき」二枚舌が決定打

 写真週刊誌「フライデー」は、岸田夫妻を中心に翔太郎氏を含む総勢18人が写った集合写真を掲載。スエットにダウンベスト、裸足という寝間着姿でニッコリ笑う岸田からはリラックスムードが漂う。年間1.6億円の血税が投じられ、セキュリティーも居心地も満点の公邸でさぞや楽しい宴に興じたのだろう。にもかかわらず、岸田はこの期に及んでも記者団に「公邸には私的なスペースと迎賓機能を持つ公的なスペースがある。私的なスペースにおいて親族と同席したものだ」「公的なスペースにおいて不適切な行為はない」などと釈明した。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「支持率は再び下落傾向に転じるでしょう。決定打は岸田首相の二枚舌。当初は〈私的な居住スペースでの食事の場に一部顔を出し、あいさつもした〉と国会答弁し、写真撮影に一切言及せず、翔太郎氏を続投させました。第一報の段階で撮影も含めてキチンと説明していれば少なくとも誠意は示せたのに、後手後手になった。岸田家4代目の政治家に育てるべく政務秘書官に引き上げた翔太郎氏を傷つけたくない一心で、身内びいき批判にさらされてもかばい、外遊同行中に公用車で物見遊山疑惑が噴き出てもかばい続けた。この手の醜聞に日本人はシビアで、自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着をめぐる問題とは性質が全く違う。衆院解散は遠のいたとみています。ここでヘタを打てば、政権だけでなく、跡取り息子も終わってしまう可能性がある。イチかバチか解散、破れかぶれ解散なんてのは、まずできない」

トバッチリにあっちもこっちも浮足立つ

 そうでなくても、四半世紀にわたって連立を組み、選挙で支えあってきた公明党との関係には亀裂が生じている。衆院小選挙区定数「10増10減」で新設された東京28区(練馬区東部)を欲しがっていた公明は、断念に追い込まれた腹いせに都内の協力解消を通告。実行されれば、各選挙区に1万〜2万票ほどある公明票は自民候補に流れなくなり、現職数人がバッジを失う可能性がある。都内だけで収まればまだしも、こうした動きが全国に波及すれば、あっちもこっちも浮足立ちかねない。「ああ見えて、総理はやりたい放題。目配りなんか全くない。トバッチリを食らうのはゴメンですよ」(自民中堅議員)なんて、泣き言も聞こえてくる。

 今国会の会期末まで2週間あまり。立憲民主党や共産党などが反対する入管法改正案をめぐる国会審議では、関係者の懸念が的中し、難民認定のズサン審査の実態が浮上。安全弁となるべき参与員に対し、入管が恣意的に再審査案件を割り振り、認定を回避していた疑いが強まっているのだ。送還や収容に関する入管当局の権限を強める法案の根拠に確たる裏付けを欠いたまま、自公与党はあす(6日)の参院法務委員会で採決する構えだ。

 公金受取口座の別人登録、証明書誤交付、ポイント誤付与。問題だらけなのに、用途を無制限に拡大する改正マイナンバー法は先週成立した。2024年秋に現行の健康保険証を廃止して「マイナ保険証」に一本化するほか、マイナンバーの年金受給口座とのひもづけが進められる一方、セキュリティー向上などを理由に26年に新様式のマイナンバーカードの導入を検討しているという。アメとムチで人口の7割超に申請をさせておきながら、安全対策が不十分な代物を交付し、血税で差し替えるというのだから、デタラメの極みだ。

「サミット解散」敗北の歴史

 一族は安全地帯で特権意識にどっぷり漬かり、下々の者の人権を平然と無視し、監視社会に押し込める。そんな岸田のやり方に、世論の怒りも沸騰している。これで解散は消えたともっぱらだが、この先、岸田政権に上がり目がないのも事実だ。野党第1党の立憲民主党、凌駕を狙う日本維新の会ともに候補者擁立にてこずっているが、時間が経てば臨戦態勢が整ってくるだろう。年3.5兆円を積み増した「異次元の少子化対策」の財源案は選挙対策で年末まで先送りしたが、時限爆弾のようなものだ。ガンジガラメの岸田政局。解散を打てずに野垂れ死にすることになるのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言った。

「永田町は相変わらずザワついていますが、どのツラを下げて解散を打てるというのか。国会審議はメチャクチャで、公明党とのいさかいは収まっていないし、自民党執行部も問題を抱えている。岸田首相の党総裁再選戦略で考えれば、どんなに早くても解散は9月以降でしょう。少なくとも8月に内閣改造・党役員人事をやってからでないと、再選戦略のプラスに働きません。野党の準備不足がチャンスだとか言われていますが、ちょっとやそっと時間をあけたところで、準備万端とはならない。そう踏んでいると思いますよ」

 広島サミットを目前に控えた先月中旬、岸田は会長を務める宏池会の政治資金パーティーでOBの大平正芳、宮沢喜一両元首相も日本開催のサミットで議長を務めたことに触れ、「宏池会出身の首相として宿命を感じられずにいられない」と酔いしれていた。「自民で最も平和にこだわってきた宏池会の歴史と伝統を継ぐ者として、世界の平和と安定に貢献するために責任を果たす」とも強調していたが、大平、宮沢ともにサミット開催年に衆院を解散し、敗北している。グズ首相も同じ道をたどることになるのか。

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