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2023年6月15日10時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] 思わせぶりな岸田首相と煽りすぎメディア…「6.16衆院解散」があり得ないこれだけの根拠(日刊ゲンダイ)


思わせぶりな岸田首相と煽りすぎメディア…「6.16衆院解散」があり得ないこれだけの根拠
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324498
2023/06/15 日刊ゲンダイ


思わせぶりにあおりにあおって…(岸田首相=央)/(C)日刊ゲンダイ

 国会会期末を1週間後に控え、「6.16解散説」が駆けめぐっている。

 解散詔書に署名・押印する天皇が17日から23日まで海外訪問で不在のため、出発前の16日に岸田首相が解散を打つという臆測で、与野党議員は気もそぞろだ。

 岸田首相は13日午後3時5分から約30分にわたり自民党本部で麻生副総裁、茂木幹事長と会談。すると、「解散の最終合意か」と永田町は騒然となった。午後6時半から岸田首相の会見が予定されていたこともあり、「会見で16日解散を宣言する」という見立てまで飛び交った。

 だが、どう考えても16日の衆院解散はあり得ない。大メディアもあおりすぎだ。

 13日、参院の財政金融委員会では与党側が予定していた防衛費増額のための財源確保法案の採決が見送られた。あす以降の委員会採決を目指すが、野党側が委員長解任案や財務相問責決議案で徹底抗戦すれば審議は止まり、週内の成立は難しくなる。

 岸田首相が今国会の最重要法案に位置づける財確法の成立前に解散を打つはずがないのだ。解散しない根拠は他にもいくつかある。

岸田首相の思わせぶりに右往左往だが…


自民党の甘利明前幹事長は、故・ベルルスコーニ元伊首相の葬儀へ(C)日刊ゲンダイ

 まず、自民党の立候補予定者が決まっていない地域があること。山口3区は林外相と安倍元首相の後継が手を挙げていて、調整が難航中。福岡9区も麻生側近の大家敏志参院議員や三原朝利北九州市議が意欲を示していて、福岡県連の9区支部は予備選挙で候補者を決めることを12日に決めたばかりだ。来週から公募を開始し、7月13日に候補者を内定するという。ずいぶん悠長な日程なのだ。

 12日に死去したベルルスコーニ元イタリア首相の葬儀に甘利前幹事長を特使として派遣すると発表したことも、「16日解散」がないことを裏付ける。前回、選挙区で敗れて比例復活した甘利氏だが、次の総選挙は比例73歳定年制に引っ掛かり、重複立候補ができない。岸田首相が解散を考えているなら、今度こそ落選危機の甘利氏をこんな微妙な時期に海外派遣しないだろう。

 それに、岸田首相自身が7月に中東歴訪を検討している。選挙期間中は外遊どころではないし、総選挙後には特別国会を召集して総理大臣指名選挙を行う必要もある。早期解散は考えていないということだ。

「このところ持ち直していた支持率が、直近の世論調査で再び下落傾向に転じている。マイナンバーカードの問題が響いていると考えられます。このまま総選挙に突入したら、野党側はマイナカードと選挙後の増税の可否を争点にするでしょう。東京における公明党との選挙協力解消が全国に影響する可能性もあり、いま解散を打つのはリスクが大きすぎます」(官邸関係者)

 13日の会見で解散・総選挙について質問された岸田首相は、「会期末間近になっていろんな動きがある」「情勢をよく見極めたい。現時点では、それ以上のことについてお答えすることは控えたい」などと思わせぶりに答え、ニヤリと笑っていた。まるで詐欺師だ。

 自分の言動に周囲が過剰反応し、解散風が吹き荒れたり止まったりする状況を楽しんでいるとしたら、かなり性格がネジ曲がっている。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <世界はヒーロー>山本太郎のダイブよりも、難民の命を軽んじる悪法を成立させようとした“多数派の暴力”が問題だ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

山本太郎のダイブよりも、難民の命を軽んじる悪法を成立させようとした“多数派の暴力”が問題だ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324529
2023/06/15 日刊ゲンダイ


やむにやまれぬ行動(入管難民法改正案を可決した参院法務委=8日)/(C)共同通信社

 れいわ新選組の山本太郎代表への入管法成立時の抗議行動に懲罰動議が提出された。

 議長ダイブの動画にはこれを暴力行為と捉えたり、単なるパフォーマンスだとする報道も目立つが、果たしてそう断定してもよいのだろうか。

 過去にも国会の強行採決時には怒号が飛び交い、ピケを張ったり乱闘になることも多かった。言ってみればこれは国会でもお馴染みの光景であり、さほど珍しいことではない。安保法案など、与党の国を揺るがしかねない採決には体を張ってでも止める姿勢を見せなければ、世間の耳目も集まらず、闘う野党の姿も見せられない。

野党まで懲罰動議に賛成

 だが今回は、まず立ち上がったのは山本太郎氏1人。しかも与党だけでなく、維新、国民に加えて、なんと立民までが懲罰動議に賛成する異例の展開だ。

 懲罰動議というのは重い。だから過去にもあまり出されていない。小西洋之議員が安保法案に抵抗したときに自民の佐藤正久議員が頬に明確にパンチを入れているが、懲罰動議は出されていない。

 そもそも山本太郎氏は議長の紙を取りに行っただけで、自民党の議員が作った人間かまくらの上にダイブしただけだ。

 面白いことにこの動画を見た海外の人は、彼を外国人の人権を守るために飛び込んだヒーローのように見立てた。確かにあの動画は、見方によっては悪に立ち向かう正義のヒーローにも見え、またルールを守らぬお騒がせ男にも見える。

 しかし、事は人間の命に関わることだ。外国人の命を軽んじる悪法を成立させるのはそちらの方が数の暴力ではないのか。被害者だという若林議員は目の近くと足を負傷したというが、動画で見る限り山本氏と接触してはいない。騒動のすぐ後の歩く動画では、顔のどこも赤くなっていないし足も引きずっていない。

 だが、杉田水脈氏のTwitterには「昨日同席していた若林ようへい先生が片足を引きずって歩いていらっしゃいました。かなり痛いとのこと」と書かれている。どうなっているのか。

 山本氏の行為は意図して振るった暴力ではない、誰かを傷つけようとしたわけでもない。むしろ暴挙を阻止するための不可抗力であろう。

 毎年年末に炊き出しの場所にいる人間と、高価なカニに舌鼓を打つ人間。雨の災害時に現場に行こうとする人間と仲間と宴会している人間。本当に国民に寄り添い弱者に寄り添っているのは誰なのか。

 私にはあのダイブの動画は最高にいけてるヒーローに見える。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK290] そうだ、選挙に行こう!大集会開催(植草一秀の『知られざる真実』)
そうだ、選挙に行こう!大集会開催
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-f375d8.html
2023年6月15日 植草一秀の『知られざる真実』

通常国会が会期末に迫るなか、岸田首相の判断に注目が集まる。

立憲民主党などの野党は6月16日にも内閣不信任案の提出に踏み切る模様。

内閣不信任案の提出に対して岸田首相が衆院解散・総選挙で対抗するのかどうか。

岸田内閣支持率下落展望を踏まえて岸田首相が解散総選挙に踏み切る可能性を否定できない。

岸田首相は長期政権実現に向けて次期衆院選に勝利して2024年9月の自民党総裁選での再選を目指していると見られる。

衆院の任期は2025年10月まであり、首相の自己都合での解散・総選挙は望ましい行動ではないが、歴代首相は憲法の規定を悪用して自己都合解散を繰り返してきたから、岸田首相だけが悪弊を排するとは考えにくい。

大義名分はあとから付けられるもので、首相はどのタイミングで総選挙を実施するのがもっとも有利であるかを考えて衆議院を解散するだろう。

昨年9月から最近まで岸田内閣支持率は水面下に沈んでいた。

国葬の実施強行、

統一協会に対するあいまい対応、

独断専横の政策方針提示、

が支持率急落の原因だった。

年が明け、統一協会問題への人々の記憶が薄れるに連れて内閣支持率が回復傾向を示した。

日韓関係改善、ウクライナ訪問、広島サミット開催などが背景になった。

しかし、日韓関係の改善がいつまで続くのか、方向性は鮮明でない。

ウクライナを訪問したが必勝しゃもじを贈呈するようではお話にならない。

じゃもじは飯を取るものであることから、「敵を召し取る」という意味で日露戦争の際に宮島にしゃもじを奉納したのが「必勝しゃもじ」の由来とされる。

ウクライナ戦争を終わらせることが大事な局面でウクライナの戦争を煽ってどうするとの声が噴出した。

広島でサミットを開催したのに広島ビジョンで「核兵器は役に立つ兵器」であることをアピールした。

広島で開催した意味は消滅した。

原爆資料館にバイデン大統領が核のボタンを持ち込んだことを「ボタンの掛け違い」で済ませるわけにはいかない。

他方で岸田首相が登用した子息の祥太郎秘書官が英国訪問では観光と買い物にいそしみ、年末には首相公邸で身内の大宴会を開催し、ユーチューバーかと思わせる写真が流出。

祥太郎氏は公私混同で更迭された。

しかし、より重大な問題はこの子息を秘書官に任命した岸田首相の公私混同だと指摘されている。

内閣支持率はすでに反落に転じている。

今後、時間の経過とともに岸田内閣の支持率は下落傾向を示すだろう。

この意味では、この夏が比較的有利な状況下で解散総選挙を実施できるラストチャンスになると思われる。

この状況下で、政策連合(オールジャパン平和と共生)は6月14日午後6時半から東京都新宿区の四谷区民ホールで

平和と暮らしを破壊する軍拡・原発・増税まっしぐら
岸田悪政にNO!NO!NO!
−そうだ、選挙に行こう!政策連合大集会−

を開催した。

天候にも恵まれるなか、四谷区民ホールを満席にする市民が参集し、熱気あふれる集会が開催された。

IWJが急遽生配信くださり、今後、アーカイブでの配信もして下さると伺っている。

政策連合でも動画を公開する予定にしているので、会場にお見えになることのできなかった方にはネットに公開される動画をご高覧賜りたい。

1.世界平和のために日本がなすべきこと
  元内閣総理大臣 鳩山友紀夫

2.ウクライナ戦乱と台湾有事
  東アジア共同体研究所長 孫崎 享

3.私が原発を止めた理由
  元福井地方裁判所裁判長 樋口英明

4.農業消滅
  東京大学教授 鈴木宣弘

5.自民党は統一教会との関係を断ち切れるのか
  ジャーナリスト 鈴木エイト

の講演が行われ、来賓として

高良鉄美参議院議員、篠原孝衆議院議員、川内博史前衆議院議員からご挨拶をいただいた。

また、日吉雄太前衆議院議員も参加下さった。

最後に「そうだ、選挙に行こう!政策連合大集会からのメッセージ」が運営委員の安田節子氏から発表され、大集会は盛況理に閉幕した。

集会に参画してくださったすべてのみなさまに、この場をお借りして、まずは心からの感謝を申し上げたい。

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http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 防衛財源確保法案が委員会可決 内閣不信任案検討の立憲、採決応じる(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASR6H53H9R6HUTFK00P.html


立憲民主党も「内閣不信任決議案の提出をする」と、いよいよ腹をくくったか?。

「ゆ党」どもからは、年中行事のごときとの、バカな中傷もあるが、意に介する必要は全くない。

当然、壇上に立つのは立憲民主党の泉代表、どのような「趣旨弁明」を行うのか、楽しみだ。

そんな期待を抱かせる、「防衛財源確保法案が委員会可決」の記事。


以下は記事抜粋。

歴史的な防衛費増額を裏付ける財源確保法(財確法)案は15日の参院財政金融委員会で、自民、公明両党の賛成多数で可決した。立憲は、政権運営全般の責任を問う内閣不信任決議案の提出を検討しており、同法案の採決は受け入れた。16日の参院本会議で可決、成立する見通しだ。

 立憲は同法案を後半国会最大の「対決法案」と位置づけていた。日本維新の会や国民民主党を含む他の主要野党も「安易な増税につながる」と足並みをそろえて反対。立憲は、衆院審議で委員長解任決議案、財務相不信任決議案を次々提出して抵抗し、採決日程を遅らせてきた。・・・

・・・立憲の斎藤嘉隆・参院国会対策委員長は15日、記者団に「(採決は)時期尚早だという思いに変わりないが、様々な状況を総合的に勘案し、やむなく応じる」と説明。さらに、提出を検討する内閣不信任案に触れ、「1人の委員長、1人の大臣に責任を取れということが果たしてどうなのかといったことを考え合わせた上での判断」と語った。(楢崎貴司)


記事の抜粋はここまで。


現在の衆議院における与野党の勢力図を考えれば、野党が「内閣不信任決議案」を提出したとしても、残念ながら可決される可能性は無い。
従って、政府提出の立法を阻止することは出来ない。

しかし、「内閣不信任決議案」提出の効用を、「内閣不信任決議案を与党に否決させることによって、政府の政策的な責任の所在を明確にするという野党の態度表明・意思表示をするものである。」と捉えれば、その効果は絶大と言えよう。

提出された「内閣不信任決議案」が本会議に付されれば、最初に、「趣旨弁明」が行われる。

前回の枝野立憲民主党前代表の「趣旨弁明」も、その長さを感じさせないくらいに、聞きごたえがあったが、今回はそれに勝るとも劣らないものを期待したい。
24時間テレビの国会版を見てみたい気もする。

折角得る「趣旨弁明」の機会。
専守防衛の放棄、原発の60年超の稼働、マイナンバーカード関連の不祥事の数々、統一教会問題のやる気のない対応、防衛費確保のための増税、繰り返される公私混同の振舞、などなど、書き出したらきりがないが、これらを全て一つ一つ丁寧に取り上げ、国民に分かり易く問題点をつまびらかにしてもらいたい。

目の前にいるのは、国民。有権者。

国民は、今、物価高に生活の不安を募らせ、台湾有事を煽られて生命の危険を感じている。
そして、国民を無視した自民党政治、憲法違反の政策、閣議決定という独裁、政治家の利権漁りと公私混同の数々に、やり場のない怒りを感じ、爆発寸前。
近いうちに、その怒りは臨界点に達する。

そんな国民に向かって、岸田内閣の不正義を洗いざらい述べたて、ありったけの非難を浴びせ、罵倒してほしいものだ。
それらは全てが、総選挙での対立軸になりうるだろう。

この場合は、紳士を装うのは逆効果をもたらす。
腹の底から湧き上がる怒りを国民に訴えることで、初めて国民の思いとシンクロすることができる。
そして、「共振」し、その振幅、威力は大きくなる。

そこから先は、「政治は一瞬先は闇」。

政権交代が起こることを否定するものは何もない。
無党派層を引き付け、希望を持ってもらい、動かすことができれば、そのエネルギーで「山は意外と簡単に動く」かも・・・

泉代表は、自身の政治生命をかけ、日本の政治史に残るような「名演説」を目指し、来る解散総選挙での起死回生、乾坤一擲の戦いに備えてもらいたいと思うところだ。

但し、「野党共闘」の「旗」としての「連立政権構想」は必須だ。
そのあたりがちょっと心配というか、不安が残る・・・。

それでも叫ぼう・・・頑張れ!「野党共闘!」




http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/718.html
記事 [政治・選挙・NHK290] マイナ大混乱「消えた年金」再来の懸念も…トラブル続出、悪評ふんぷんで岸田政権の命取りに(日刊ゲンダイ)

マイナ大混乱「消えた年金」再来の懸念も…トラブル続出、悪評ふんぷんで岸田政権の命取りに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324559
2023/06/15 日刊ゲンダイ


「質の高い医療が受けられる」と繰り返す加藤勝信厚労相だが…(C)日刊ゲンダイ

「消えた年金問題」に似てきた──。マイナンバー関連のトラブルが次々と噴出している。岸田首相は14日、「万全の対策を迅速かつ徹底して講じる」と信頼回復に努める考えを示したが、今見えているのは氷山の一角。この先もあちこちで問題が起これば、政権の命取りだ。

 最近のトラブル一覧をまとめたのが別表だ。住民票、ポイント、口座、医療、年金……とあらゆる分野でトラブルが発覚している。

 中でも、医療現場で悪評ふんぷんなのがマイナ保険証だ。今春からマイナ保険証の受け付けに必要なシステムの導入が原則義務化され、多くの医療機関が運用を開始している。

 埼玉県保険医協会が開業医を対象に実施したアンケート調査(5月16〜19日)によると、システムを運用していると回答した208人(72%)のうち、ナント148人(72%)が「トラブルがあった」と回答した。「患者情報が表示されない」「受付の混雑」「誤表示」「システム障害」などが多かった。

「想定以上にトラブルが多く、使い勝手も悪い」(同協会の担当者)という。

“ポンコツシステム”に医療現場は困惑

 加藤厚労相は「質の高い医療が受けられる」と繰り返し、新システムでは患者の医療履歴などの情報を活用できると強調する。しかし「入力されている医療情報が誤っている可能性があり、誤診療や誤投薬などの事故につながりかねない。システムの情報は怖くて利用できない」(医療関係者)という。前出のアンケートでは、「現行保険証は存続すべき」との回答が85%に上った。

 自治体もソッポを向きつつある。マイナンバーと公金受取口座とのひも付けの誤登録が後を絶たない。これを受けて、神奈川県平塚市はマイナンバーとひも付けた「口座」への給付金支給を当面、取りやめることを決めたが横浜市や川崎市でも同様の動きが起きている。

「これから始まるのであればともかく、マイナンバー制度はもう走ってしまっている。マイナカードはこの1年間で5700万枚から9200万枚まで普及が進み、現行保険証廃止により、マイナ保険証も広く使われていくでしょう。システムの点検や改修には時間がかかり、とりあえず現行の仕組みで進まざるを得ない。その間、国民生活や自治体の行政などで、何か支障を来す事態が相次いでもおかしくない。“消えた年金”の時と同じ展開にならないかと懸念する声が広がってきた」(自民党関係者)

 2007年に発覚した「消えた年金問題」は、5000万件の記録漏れが見つかり、大炎上。09年に自公政権が倒れる引き金となった。列島中が“マイナパニック”に陥れば、岸田政権も危うい。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <速報>岸田総理、今国会での解散考えず 不信任案提出なら即刻否決を茂木幹事長に指示(TBS)
【速報】岸田総理、今国会での解散考えず 不信任案提出なら即刻否決を茂木幹事長に指示
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/545794?display=1
2023年6月15日(木) 18:28 TBSテレビ


岸田総理は、今の国会での解散は「考えていません」と明言しました。

また、立憲民主党が岸田内閣に対する内閣不信任案をあすにも提出する方向で調整していることを受け、「立憲民主党が内閣不信任案を出すというのであれば、内閣の基本姿勢に照らして、即刻否決するよう、先ほど、茂木幹事長に指示した」と明らかにしました。

公明党の山口代表にも協力を求めたということです。

総理官邸で記者団の取材に答えました。





http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/720.html
記事 [政治・選挙・NHK290] こら、あかん! 大阪万博入場料7500円×来場3000万人に上方修正想定の「お役所仕事」感(日刊ゲンダイ)

こら、あかん! 大阪万博入場料7500円×来場3000万人に上方修正想定の「お役所仕事」感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324556
2023/06/15 日刊ゲンダイ


誰が行くねん?(2025大阪・関西万博公式マスコットのミャクミャク)/(C)日刊ゲンダイ

 この金額で誰が行くねん──。

「2025大阪・関西万博」を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が14日、万博入場券の基本料金を大人7500円に決めた。中人(12〜17歳)は4200円、小人(4〜11歳)は1800円。運営費の膨張で上振れしたというが、政府が2019年にパリの博覧会国際事務局に登録申請した際は44ドル、当時のレートで約5000円だったから、1.5倍だ。

 開幕から2週間限定の「開幕券」大人4000円、小中学校の夏休み前を念頭に置いた「前期券」5000円などの前売り券、平日限定の「平日券」6000円もあるが、2005年の愛知万博が基本料金で4600円だったことと比べても高い。

 ところが、万博協会が想定する来場者数は半年間の期間でナント3036万人! 当初の2820万人を大きく上方修正したから驚く。必要経費とのツジツマ合わせか。ちなみに愛知万博の入場者数は2205万人だった。

 大阪の人気テーマパーク「USJ」の入場券は8600円〜。ほとんど料金が変わらないなら、関西旅行で万博に行くより、USJに行くんじゃないか。

 旅行ジャーナリストの渡辺輝乃氏はこう言う。

「7500円はかなり割高です。3000万人なんてとても無理でしょう。民間テーマパークを参考に入場券のバリエーションをもっと増やすべきです。関西以外から来る人を想定するなら、どうして2日券を作らないのか。通常、万博は1日では回りきれない。2日で1万5000円のところ、1万円なら割安感が出る。

 地元の人向けなら期間パスポート。USJは年間パスポートでカスタマーサポートも充実させ、地元客を掴んでいます。大阪の人はお金にシビアですからね。とにかく金額設定が中途半端。来場人数を増やすことが目的なら、もっと金額を安くすべきで、収益を上げたいなら特定のパビリオンへの優先入場券など付加価値をつくる方法もあるのに、やっていることがお役所的です」

 こら、あかんわ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 18歳自衛官候補生が教官を「狙い撃ち」した不可解な動機 4月入隊なのに幹部クラスと接点が?(日刊ゲンダイ)



18歳自衛官候補生が教官を「狙い撃ち」した不可解な動機 4月入隊なのに幹部クラスと接点が?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/324555/2
2023/06/15 日刊ゲンダイ


騒然とする銃撃現場で集まる自衛隊員ら(14日、陸上自衛隊日野基本射撃場)/(C)共同通信社

「52歳の教官が狙いだった」

 実弾射撃訓練中に自動小銃を乱射し、上官2人を殺害した自衛官候補生の男(18)はこう供述しているという。

 14日、訓練が始まったばかりの岐阜市の「自衛隊日野基本射撃場」に戦慄が走った。午前9時10分ごろ、射撃訓練の順番を待っていた自衛官候補生の男が突如、隣にいた指導役の陸曹(25)に銃口を向け、脇腹に発砲。さらに陸曹の後ろにいた教官(52)の胸に小銃をぶっ放し、別の陸曹(25)も銃撃。3人はバタバタとその場に倒れ込んだ。

 男は他の隊員たちに取り押さえられ、駆け付けた岐阜県警の署員に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。男の隣にいた陸曹と教官が死亡し、別の陸曹も重傷を負った。事件発生当時、現場には新人70人、教官50人の計120人がいた。

 男は名古屋市の守山駐屯地第10師団所属で、4月に入隊したばかり。被害者3人も同じ部隊に所属していた。男が実弾射撃をするのは4回目で、技能を判定する検定中だった。調べに対し、「教官が狙いだった。隣にいた隊員は自分と教官の間にいて、発射を妨げようとしたから撃った」と話している。

逆恨みかパワハラか、2人の間に何があった?

 射撃訓練が始まったのは午前8時ごろ。銃撃は訓練開始から約1時間後だったことから、計画的だった可能性も考えられる。とはいえ、相当な恨みがない限り、いきなり小銃をぶっ放すことはないだろう。入隊3カ月に満たない18歳の候補生と、教官の間に何があったのか。理由のひとつとして考えられるのが、「行き過ぎた指導」である。

 防衛省が昨年、全自衛隊を対象に実施したハラスメントの調査では、1414件の被害申告があり、83.9%がパワハラ関連だった。機関別では、陸上自衛隊が58.1%を占める結果となった。

 陸自元レンジャー隊員の井筒高雄氏が「現時点では、あくまでも推測ですが」とこう続ける。

「入隊理由にもよりますが、災害派遣とかボランティアの延長線上で入隊したとしたら、戦争に向けた実戦訓練に戸惑うかもしれません。自衛隊が好きで入ったとしても、どんな班長や上長になるかによって、人間関係に悩む隊員もいます。ただそれをひとくくりにパワハラとすることには慎重になるべきです。訓練では殺傷能力のある武器を使用しますので、教えた通りにできなければ厳しく指導しなければならない。ケガどころか命を落とすこともありますから、意図せず、時代にそぐわない指導があったことも考えられます」

 隊員は自由に外出できず、丸刈りにさせられ、給料も勝手に使えない。タテ社会なので、上官の命令は絶対だという。

「とはいえ、候補生と幹部クラスの教官が直接やりとりをしていたとは思えず、個人的な恨みがあったとは思えません。となると考えられるのは、間に入った隊員が教官の名を借りて指導したり叱責していたケースです。候補生にしたら、こんなはずじゃなかったという不満がたまり、怒りの矛先は責任者に向かい、爆発したのかもしれません」(井筒高雄氏)

 いずれにせよ、国を守るはずの自衛官候補生が訓練現場で教官はじめ、仲間を次々銃殺したのだから、防衛省にとっては衝撃的な事件だろう。

連射ではなく1発ずつ4発発射


15日午前、送検で岐阜中署を出る、逮捕された自衛官候補生の男を乗せた車両(C)共同通信社

 実弾射撃訓練中に隊員が小銃で銃撃され3人が死傷した事件で、逮捕された自衛官候補生は合計4発の弾を発射していたことがわかった。弾は連射ではなく1発ずつ発射していた。

 死傷した隊員3人のうち亡くなった52歳の教官の傷が特にひどく、2発撃たれて大量出血していた。陸自と岐阜県警は当時の状況をさらに詳しく調べている。

 容疑者の人物像も徐々に明らかになってきた。岐阜県出身で子供のころから高校まで地元で過ごし、今年4月に陸自に入隊。

 15日の毎日新聞が小中高の同級生らの話として報じたところによると、子供のころから運動神経が良く、ロープを使ったレンジャー訓練に興味があり、自衛官に憧れていたという。また高校時代の同級生(18)によると、容疑者は戦車に興味があり、知識も豊富だった。自衛隊の寮生活への希望も語っていたという。

 入隊からわずか2カ月ちょっと。一体何が自衛官に憧れと希望を持っていた容疑者を凶行に走らせたのか──。


【陸自射撃場で小銃発射】上司ら死亡 18歳候補生 「人間関係がうまくいかず…」と供述

2023/06/15 日テレNEWS

14日午前、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で、自衛隊員3人が撃たれ、25歳と52歳の男性隊員2人が死亡した事件で、逮捕された自衛官候補生の男(18)が「人間関係がうまくいかず、上司の隊員に銃を乱射した」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/socie...

被害者の3人はいずれも防弾チョッキを着ていなかったことが判明しています。男が発砲したあと、その場にいた隊員が男を取り押さえ、警察が来るまで拘束していたということです。

逮捕された男はこの4月に入隊し、自衛官候補生として第一歩を踏み出した矢先でした。男にとって今回が5回目の射撃訓練で、“最後の検定”の日だったということです。警察の取り調べに対し、自動小銃を発射したことは認めていますが、殺意については否認しているといいます。

(2023年6月14日放送「news zero」より)

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 自民党はマトモに信を問うたためしなし ゴマカシ、隠蔽 繰り返される解散を巡る国民愚弄(日刊ゲンダイ)

※2023年6月15日 日刊ゲンダイ1面 紙面kリック拡大


※紙面抜粋


※2023年6月15日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


解散風を吹かせてご満悦か(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 本当にこのまま解散・総選挙に突入するのだろうか。国会の会期末(6月21日)が近づき、一気に“解散風”が強まっている。

 公明党の山口那津男代表は、14日ラジオ番組で「(次期衆院選に向けて)これから準備したい」と発言。立憲民主党の泉健太代表まで「解散すれば、戦うのみだ」と応じている。読売新聞によると、岸田首相は解散について「いつやってもいいと思っているんです」と、自民党幹部に打ち明けたそうだ。“解散前夜”という雰囲気なのだ。

 とうとう「6.16解散-7.9投開票」と具体的なスケジュールまで飛び交いはじめた。

「衆院議員は、みな浮足立っています。自民党岸田派の閣僚経験者は、選挙事務所をすぐに借りられるよう地元に指示したといいます。その話が伝わると、ほかの議員も慌てて街宣車の予約や、選挙ポスターの準備に取りかかっています」(自民党関係者)

 今回、いままでと違うのは、自民党内も一色ではなく、「いまこそ解散すべきだ」と、「いや、待つべきだ」という思惑が入り乱れていることだ。“早期解散”を期待する声も強いが、東京選出の自民党議員は、公明党の選挙協力を得られないことが決定し、「このままでは落選確実だ」と早期解散に反対している。

 肝心の岸田本人も、来年秋の総裁選を考えた場合、いま解散することが得策なのかどうか、揺れているという。

「夏の総選挙で勝利しても、自民党の総裁選まで1年以上あるので、なにが起こるかわかりませんからね」(政界関係者)

 これまで岸田首相は、「いま解散については考えていない」と繰り返していたのに、13日には突然「情勢をよく見極めたい」と口にしている。早期解散が得かどうか、見極めているに違いない。

解散するなら争点は決まっている

 しかし、これほどの党利党略、私利私欲もないのではないか。国民不在もいいところだ。

 そもそも、岸田首相は解散する「大義」に困り、自民党幹部が「不信任案が提出されれば解散の大義になる」と、必死になって解散の大義を探しているのだから、バカみたいな話だ。本来、解散権は、国論を二分するような問題が浮上した時、民意を問うために行使されるもののはずである。

 たとえば、いまなら「このままマイナンバーカード政策を進めていいのか」「本当に来年秋、健康保険証を廃止していいのか」を“一大争点”にして、民意を問うなら、解散する意義があるだろう。多くの国民にとって、使い勝手の良い現行の「健康保険証」が廃止されることは、重大関心のはず。有権者がイエス、ノーを決められるのなら解散する意味もある。ところが、岸田自民党は、マイナンバーカードを争点にするつもりは、サラサラない。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「本当なら岸田首相は、『安保関連3文書』を改定した昨年末、解散して国民に信を問う必要があったと思う。もし、この国会で解散するなら、少なくても『防衛費増税の財源問題』と『少子化対策の財源問題』は、争点にすべきでしょう。ところが、防衛費増税の開始時期を2025年以降に先送りし、3兆5000億円の少子化対策の財源も『国民の負担を求めない』とするだけで、詳細の決定を年末に先送りしてしまった。これでは、どちらも選挙の争点になりにくい。都合の悪いことが、選挙の争点にならないようにしているのは明らかです」

 このまま解散することに、どんな意味があるのか。

解散権を乱用した安倍政権

 そもそも、自民党政権は、これまでマトモに国民に信を問うたことがあったのか。とくにヒドかったのが、安倍元首相だ。都合の悪い争点を隠して大義なき解散を打ち、選挙後に国民が反対する悪政をゴリ押し。詐欺的なやり口で横暴政治を進めていた。

 安倍は14年、「アベノミクス解散」と意味不明な大義で解散し、過半数を維持すると、「信を得た」とばかりに、選挙でロクに掲げもしなかった安保法制の強行採決に突き進み、九州電力の川内原発の再稼働も進めてしまった。

 自民党の選挙用パンフレットには、アベノミクスの成果を自賛する文言がデカデカと並び、「安保法制」「原発再稼働」の文字はほとんど記されていなかった。国民を騙し討ちにしたのも同然だった。

 さらに、17年には北朝鮮の脅威をあおり立て「国難突破」を大義に解散に踏み切った。当時はモリカケ問題で国会が大炎上。内閣支持率が低迷していたが、国難突破解散をブチ上げ、選挙に勝ったことでモリカケ問題を吹き飛ばすことにまんまと成功している。

 党利党略、私利私欲による解散権の乱用は、自民党政権の常套手段というわけだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「安倍政権ほど、解散・総選挙を権力維持に利用した政権はなかったのではないか。争点を隠して国民を騙しただけでなく、それまでの悪政をチャラにし、政権強化も図っていた。選挙をリセットに使い、選挙後に閣議決定と、数の力で政策を押し進めるというやり方でした」

国民の政治離れを加速させた「争点隠し」

 味を占めた岸田も全く同じことをやろうとしているのは明らかだ。この国会での解散が見送られたとしても、秋の臨時国会で解散・総選挙に踏み切るとみられている。安倍と同様に、争点を隠し、大義なき解散を打ってくるに違いない。

 永田町では、「解散の大義は後からついてくるもの」などと、もっともらしく語られているが、自民党政治のそうした争点隠しとゴマカシが国民の政治離れや無関心を招いたのは間違いない。

「とくに安倍政権以降、安保法案といった国論を二分するような問題に対し、国民はイエス、ノーの意思表示をする機会を与えられなかった。その結果、多くの国民は『知らないうちに何もかも決まってしまう』と無力感を抱いているのだと思います。本来、国民に民意を示してもらう『舞台』をつくることが政治の役割のはずです。その最たるものが解散・総選挙でしょう。しかし、安倍政権のヤリ口を学んだからなのか、岸田首相からはそんな様子は見て取れない。むしろ、アベ政治を踏襲し、また争点隠しの解散・総選挙に打って出ようとしているようにしか見えません」(五十嵐仁氏=前出)

 これ以上の国民愚弄は決して許されない。次の選挙で国民は岸田政権に鉄槌を下すべきではないか。このまま、岸田悪政をのさばらせていてはダメだ。

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