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2023年12月23日17時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK292] 橋本聖子元五輪相が自民裏金事件の検察立件“本命”か…金額、中抜き、参院特例を危ぶむ声(日刊ゲンダイ)


橋本聖子元五輪相が自民裏金事件の検察立件“本命”か…金額、中抜き、参院特例を危ぶむ声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333782
2023/12/23 日刊ゲンダイ


裏金疑惑の指標となる「悪質性」の条件が次々重なり…(橋本聖子元五輪相)/(C)日刊ゲンダイ

 本格捜査が続く自民党派閥パーティー裏金事件の大きな焦点は、個々の議員側の立件の有無だ。その指標は「裏金の額」と「悪質性」とされるが、永田町で「大丈夫か」とささやかれるターゲットの1人に、元五輪相の橋本聖子参院議員の名前が浮上しているという。

 安倍派議員には裏金額1000万円超が10人以上いるとみられるが、橋本氏はその1人。4000万円超、5000万円超と橋本氏を上回る裏金を受領した議員は複数いるが、あくまでパー券販売のノルマを超えたキックバック分に限った話だ。

 裏金づくりの別の手口として、ノルマ超過分を派閥に収めない「中抜き」が判明。複数の議員がパー券購入の送金先を議員側の口座に指定して手元に残して裏金化していたとされる。自発的な手口で、より悪質性は高い。

 17日に読売新聞が興味深い記事を載せていた。「政治資金収支報告書に、購入者として記載がなく驚いた」と、都内にある橋本氏の支援企業の社長のコメントから始まる記事内容を要約すると──。

 社長は2019年以降の3年間、橋本氏の秘書に「販売ノルマがさばけなくて大変」と泣きつかれ、1枚2万円のパー券を年20枚(40万円)購入。政治資金規正法では収支報告書に1回20万円超の購入者名を記載する義務があるが、社長の会社の記載はなかった。

 安倍派の政治団体「清和政策研究会」は例年、収支報告書に20万円超のパー券を購入した企業・団体名を少なからず記載。収支報告書に支援企業の記載がない以上、橋本氏側の「中抜き」の可能性だって捨てきれないだろう。

捜査指揮役との因縁


2020年安倍派「清和政策研究会との懇親の集い」での橋本聖子元五輪相(中央)。右は森元首相、左は萩生田光一前政調会長(C)日刊ゲンダイ

 さらに、参院議員の特例措置が新たに浮上。改選の年に限り、ノルマを問わずパー券の売り上げ全額が裏金としてキックバックされた疑いだ。直近5年間で19年に改選を迎えた参院議員らは裏金の額が膨らんだというが、橋本氏もこの年に参院比例区で5選を果たした。

 指標となる「悪質性」の条件が次々と重なるのは偶然なのか。

「事実上、裏金捜査を取り仕切る最高検の森本宏刑事部長は、東京地検次席検事だった22年に東京五輪汚職事件の陣頭指揮にあたった人物。当時は“バッジ”を取れず忸怩たる思いがあったはず。森元首相の後任として、五輪組織委員会の会長を務めた橋本さんは、いわば因縁の相手。検察捜査は下から上に突きあげていくのが常道で、彼女を足がかりに、より大物を狙っているとの声まである。真っ先に顔が浮かぶのは、橋本さんを寵愛したアノ人です」(政界関係者)

 危ぶむ声は杞憂に終わるのだろうか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 東海原発の廃炉完了が4回目の延期 30年度→35年度に(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASRDP6K4XRDPULBH00N.html



日本は、これまで、一度だけ、おもちゃのような試験炉を廃炉にした経験しかない。

その貴重な経験すら継承されているふしがない。

日本は「原発を廃炉にする技術は持ち合わせていなかった」ということに、もっと早くに気が付くべきだった。

それどころか、

「・・・比較的放射性物質濃度の高い廃棄物を収納する容器を決める」ことすら出来ない。

これまで、何をやってきたんだか。

結局はこうなる。

利権に群がる輩ばかりが「悪目立ち」し、恥も外聞もなく喚き散らす。


「出来ないんじゃしょうがない。廃炉は止めじゃ、止めじゃ。壊れるまで使うぞ。」

まさに「盲蛇に怖じず」。「狂気の沙汰」。

怖ろしい世の中になってしまったものよ。



以下は記事の全文転載。

日本初の商業用原発だった日本原子力発電の東海原発(茨城県)について、原電は21日、廃炉完了の時期を2030年度から35年度に5年間延期する廃止措置計画の変更届を原子力規制委員会に提出した。

 延期は4回目で、当初は17年度に完了する予定だった。

 原電によると、原子炉内にあった黒鉛などの比較的放射性物質濃度の高い廃棄物を収納する容器を決めるのに時間がかかっていることが理由だという。

 原子炉本体の解体工事開始も、24年度から29年度に5年間延期する。


記事の転載はここまで。


要するに、これまでやってきたのは、解体出来ていたとしても、放射能汚染の無い、事務棟などの一般建屋ということなのだろう。

当初は17年度に「完了」する予定だったものが、原子炉本体の解体工事「開始」ですら、29年度になるという。

まだ始まってもいないんだとよ。

こういうのは「計画」ではなく「無計画」と言うんじゃないのか。


このスレを書いている時、似たようなニュースが目に入った。

福井新聞が報じている。

「ふげん使用済み核燃料のフランス搬出4年遅れ 原子力機構、2027年度開始で最終調整」

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1940668



もう、あっちでも、こっちでも、先送り。

「みんなで渡れば怖くない」なの?


完全に箍が外れ、鍋の底が抜けて、モラルまでもが崩壊してしまっている。


コメントを続けようと思ったが、手も口も動かない。

ただ「絶句」。





http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/714.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 岸田内閣支持率16% 不支持率79% 毎日新聞世論調査 1947年7月以来、不支持率は最も高い。 (毎日新聞 2023/12/17)

岸田内閣支持率16% 不支持率79% 毎日新聞世論調査 1947年7月以来不支持率は最も高い。
毎日新聞 2023/12/17
https://mainichi.jp/articles/20231217/k00/00m/010/054000c

毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は、11月18、19日実施の前回調査(21%)より5ポイント減の16%で、内閣発足以来最低を2カ月連続で更新した。不支持率は前回調査(74%)より5ポイント増の79%だった。

 調査方法が異なるので単純比較はできないが、支持率が20%を下回るのは、菅直人政権下だった2011年8月(15%)以来。不支持率79%は、毎日新聞が世論調査で内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、最も高い。

支持率は、マイナンバーカードを巡るトラブルが相次いだことなどが影響して6月以降、下落傾向に転じた。9月に内閣改造を実施し、11月には、減税や低所得世帯への給付などを盛り込んだ総合経済対策を閣議決定したが、政権浮揚にはつながっていない。さらに、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が深刻化したことで、政権運営は一層、厳しくなっている。

調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯467件、固定613件の有効回答を得た。【野原大輔】


http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/715.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 「オウム真理教は創価学会に似ている」 (文藝春秋編『「オウム事件」をどう考えるか』所収)
「オウム真理教は創価学会に似ている」
文藝春秋編『「オウム事件」をどう考えるか』所収
https://konmanki.blogspot.com/2017/03/blog-post_28.html

 前回、創価学会が他のカルト宗教に小さからぬ影響を与えていることをのべた。今回は、
サリン事件などのテロを引き起こしたオウム真理教と、創価学会の類似点について述べる。

 オウムが引き起こした凶悪事件の数々については、ほとんどの方がご存知なので詳述は
しない。しかし、オウムの疑惑がマスコミを賑わせていた当時、そのスポークスマンであ
った上祐史浩は、「拉致やサリンなど、一連の事件を起こした真犯人は創価学会」などと
主張していた。

 上祐の主張は言いがかりであるが、麻原彰晃は池田大作を「仏敵」認定し、オウム信者
にサリンで暗殺させようとした。オウム真理教が創価学会を強く意識していたことは事実
である。

 麻原彰晃と池田大作の言動には、少なからず似ている点がある。麻原はかつて、「私は
信仰的独裁者に、世界の独裁者になろうと考えている」と述べていた。

 池田も「今、世の中は個人主義、自由主義になっているが、本当は全体主義は一番理想
の形態だ」とか、「私は、日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想
文化一切の指導者・最高権力者である」などと妄言している。

 また、麻原は「最終解脱者」を自称しながら、複数の女性信者と関係を持っていた。こ
の点も、自らを「末法の御本仏」として崇拝させながら、女性信者に手をつけまくった池
田大作そっくりである。

 オウム真理教と創価学会の共通点は、教祖の言動の外形的類似だけではない。信者に多
額の金をお布施させたり、教祖への絶対服従を求める教義も共通している。

 これらは、私の個人的な思い込みではない。学会ウォッチャーとしても知られるジャー
ナリスト・内藤国夫氏のレポート「オウムは創価学会に似ている」(文藝春秋編『「オウ
ム事件」をどう考えるか』所収)から、元学会員がオウムと創価学会の類似点について指
摘している箇所を、以下に引用する。

> 「やることは同じなんだねえ」と、創価学会脱会者の多くがこもごもに感想を寄せる。
> 「池田サンは師匠の私に呼吸を合わせるのが大切≠ニか師匠とは感応妙で≠ニ、
> 口をすっぱくして説いた。脳波体験の大作版と言っていいでしょう」
> 「自分が口をつけたものをお下げ渡しする。北条浩会長(当時・故人)なんかも、池
> 田氏食べ残しのカレーライスやうどんを先生の福運をいただく≠ニ言ってよく食べ
> させられた。血までは飲まされなかったけれどもね」
> 「マインドコントロールのために、信者を集団催眠にかける点でも、似たものを感じ
> させられる。もっとも、創価学会は音楽祭や文化祭などで集団催眠を施すにとどまり、
> オウムのように、クスリや注射を使ったりすることはなかったが……」
> 「似ているという点では、高学歴の青年をかき集め、手駒として使う人材起用も、よ
> く似てますね。オウムでは大学院修了の物理・化学の専門家、研究者が目立つけど、
> 池田サンも早い段階で東大に法華経研究会を作らせたりして、東大卒業の若手を幹部
> に登用するのが好きだった。低学歴の自分が東大卒のエリートをあごで使うと悦に入
> っていたのが思い出されます」


 だからといって、創価学会がオウム真理教のように暴発し、クーデターを実行しようと
するなどということはさすがにありそうもない、と私も思う。だが、絶対にないとまでは
言い切れない。批判本の中から、創価学会の武装蜂起の可能性が述べられた記述を、以下
に引用する。


>  池田氏は「内部はどこまでも革命児でなければならない」という考え方の持ち主で
> ある。(中略)いざというときには、日本占領のためにクーデターもやりかねない怖
> さがある。
>  実際、一九七一(昭和四六)年頃、青年部の最高幹部の間で過激なクーデター計画
> が話し合われていたという証言もある。学会の人材を密かに送り込んで、自衛隊と放
> 送局、電波を全部押さえ、クーデターを決行するという内容だったらしい。
 (矢野絢也著『黒い手帳 創価学会「日本占領計画」の全記録』より引用)


>  ある元学会幹部が言う。
>  「天下を取ってどうしても歴史に名を残したい池田は、最終的には平成法華の乱
> を考えていると思う。あのオウムですら、ロシアから武器を調達して武装蜂起に走っ
> たわけですよ。これが学会だったら、『池田先生のために死ぬ』という戦闘要員が、
> 男子部だけでも二十‐三十万人はいますし、(中略)池田がひとこと『武器を持って
> 立ち上がれ、日本を制圧しろ』と言えば、いつでもクーデターが起こせますよ。
 (中略)
>  そこで、『ノーベル平和賞』が重要な意味を持ってくるんです。まあ、武装蜂起ま
> でいかなくても、仮に将来的に国家権力から弾圧を受けて、外国に亡命する場合、ノ
> ーベル平和賞受賞者の受け入れを拒否する国がありますか。彼にとっては、ノーベル
> 平和賞も個人の名誉欲だけではなく、天下取りの、そして、自分が生きのびるための
> 道具≠ナしかないんですよ」
 (古川利明著『カルトとしての創価学会=池田大作』より引用)


>  日本列島には池田大作さんほどの武闘熱望的日和見症候群にかかっている人(要す
> るに突発戦争好き)は存在しないのではないだろうか。麻原彰晃なんかとは金力や体
> 力がずいぶん違う。
>  彼らはかつて東京都新宿区信濃町に銃や日本刀やドスの武器庫を隠しもっていたこ
> とがあるという(内部証言)。今日、学会員たちが発砲事件などをあちこちで起こし
> ている点も脅威だ。また、彼らは日常的かつ組織的に一般市民をどんどん尾行し、監
> 視し、脅しまくる。
 (野田峯雄著『わが池田大作バッシング』より引用)


 現在の死に体≠フ池田氏に、クーデターを起こすことなどできないだろうし――私個
人としては是非ともそうあってほしい――現在、学会の実権を掌握している原田会長や谷
川副会長らには、学会員に命を賭けさせるようなカリスマ性はない。

 だが、創価学会員の「日常的かつ組織的に一般市民をどんどん尾行し、監視し、脅しま
くる」という反社会的体質は健在である。今被害を受けていない人も他人事だと思わず、
警戒を忘れないでほしい。

 創価学会の元中堅幹部、小多仁伯氏は、著書『池田大作の品格 PARTU』で、こうした
学会の反社会性の元凶は「池田イズム」にあるとし、「池田大作が死んでも、一度マイン
ドコントロールの呪縛にあった人間は、簡単に解放されないため、『池田イズム』を己が
使命として邁進する人生を選択する」と警鐘を鳴らしている。

 池田大作の存在感が低下していくとともに、彼らの反社会性も鳴りをひそめてくれれば
と期待していても事態は変わらない。邪悪なカルトには屈しないという意思を持って、立
ち向かい続けなければならない。
https://konmanki.blogspot.com/2017/03/blog-post_28.html

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/716.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 年末恒例「2023年のバカ」トップ10 自民と維新が豊作の中(第1位)に輝いたのは? 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ) 

年末恒例「2023年のバカ」トップ10 自民と維新が豊作の中【第1位】に輝いたのは? 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333797
2023/12/22 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


自身の派閥パーティーで乾杯する安倍元首相(中央)、安倍元首相や特定議員が有利になるデマ情報を流したDappiの販売元は自民党だった(左)、捏造文書でなかったら辞職すると言っていた高市早苗元総務相(右)…/(C)日刊ゲンダイ

 今年も大豊作。年末の恒例企画「今年のバカ」。

【第10位】高木毅

 裏金騒動で高木は議員辞職にまで追い詰められるのか。「議員は落ちたらタダの人」という言葉があるが、高木の場合は「議員を辞めたらタダのパンツ泥棒」だよね。

【第9位】三浦瑠麗

「あの人は今」状態だが、あさっての方向からの旧統一教会擁護を連発していたことを忘れてはならない。安倍晋三の化けの皮がはがれた今、この類いの連中の正体も明らかにすべき。

【第8位】高市早苗

 安倍政権時代に作成された総務省の内部文書には「現在の放送番組には明らかにおかしいものもあり、こうした現状は正すべき」という安倍の発言などが記載されていたが、高市は「全くの捏造文書だ」と主張。捏造でなかった場合は閣僚や議員を辞職するかと問われると、「結構だ」と答えた。その後、総務省の文書であることが確認された。で、高市はいつになったら議員を辞めるの?

【第7位】河野太郎

 自己愛過剰の“クソガキ”。チヤホヤされると満面の笑みを浮かべ、少しでも批判されるとプンプン怒る。そのレベルで政治をやっているから、新型コロナウイルスもマイナンバーカードもすべての案件で失敗した。

【第6位】杉田水脈

 自民党のヘイト担当。ネット上でアイヌ民族を侮辱し、札幌法務局と大阪法務局は人権侵犯と認定した。

【第5位】Dappi

 安倍や麻生太郎といった特定の政治家が有利になるデマ情報を流してきた「Dappi」の正体が明らかに。IT関連企業「ワンズクエスト」と社長の小林幸太らの主要な販売先は自民党だった。

【第4位】吉村洋文

 今年もデマに始まり、デマに終わった。中でも維新の会が私立高校の完全無償化を実現したというデマは注目を浴びた。

【第3位】馳浩

 東京五輪招致に関し、安倍から「カネはいくらでも出す」「官房機密費もあるから」と告げられたと、うっかり漏らしてしまう。GJ。

【第2位】馬場伸幸

 大阪・関西万博について大阪ではほとんど反対がないという趣旨の発言。世論調査を見ればわかるとおり根も葉もないデマである。

【第1位】安倍晋三

 今回の一連の騒動は、国家の中枢が安倍と周辺一味により汚染されていたことを示している。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 「マイナ保険証」一本化へまた超愚策…医療機関が「紙」提示求めたら国への“密告”呼びかけ(日刊ゲンダイ)

「マイナ保険証」一本化へまた超愚策…医療機関が「紙」提示求めたら国への“密告”呼びかけ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/333834
2023/12/23 日刊ゲンダイ


トラブルは今も多発(河野太郎デジタル相)/(写真提供)横田一

 来年(2024年)12月2日に現行の健康保険証を廃止し、新規発行を停止することが22日、閣議決定された。マイナカードを使ったマイナ保険証に一本化される。マイナ保険証の利用率は低迷し、トラブルが絶えない中の強行に不安は募る一方だ。

 この決定を受け、河野太郎デジタル相が会見。医療機関にマイナ保険証の利用を積極的に患者に勧めるように求め、驚くべき“普及策”を披露した。

「病院や薬局などで『紙の保険証を持ってきてほしい』と言われ、マイナ保険証を利用できなかったとの問い合わせがある」と、まるで医療機関がマイナ保険証の利用を妨げているような言い方をした上で、「マイナ保険証は一部の例外を除いてすべての医療機関と薬局で受け付けることが義務化されている。利用できなかった場合は、マイナンバー総合フリーダイヤルにご連絡をいただきたい。厚労省に情報提供し、厚労省が医療機関に事情を確認することになる」と、国への“密告”を呼びかけたのだ。

 全国保険医団体連合会(保団連)事務局次長の本並省吾氏が言う。

「マイナ保険証を使ってトラブルが起きた際、医療機関は現行の保険証を提示してもらい、何とか、解決しています。もし、現行の保険証という“助け舟”がなければ、と考えると背筋がゾッとします。河野大臣の発言は、医療機関が保険証の提示を求めることを、不当な行為のように位置づけ、国への通報を呼びかけていると受け取れ、看過できません」

 保団連の最新調査では、1907の医療機関のうち、約6割が「10月以降もトラブルがあった」と回答している。今でもトラブルは多発しているのだ。

「加藤厚労相(当時)は今年6月の会見で、時限的・限定的な対応としつつ、初めてマイナ保険証を使う時などは、“念のため”に両方の保険証を持参するよう呼びかけています。政府自ら、マイナ保険証に自信がなく、現行保険証を頼りにしているのです」(本並省吾氏)

 こんなやり方をすれば国民はますますドン引きだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/718.html

   

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