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2025年2月02日03時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] 議決されても出ない、出さない 自民党、「政治とカネ」に驚くべき鉄面皮(日刊ゲンダイ)

※2025年1月31日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2025年1月31日 日刊ゲンダイ2面


開き直り態度でヤル気あるのか(C)日刊ゲンダイ

 この組織にも第三者委員会が必要ではないか。旧安倍派会計責任者をひた隠しにし、ワイロ性を帯びる企業・団体献金にも無回答。

 都議会自民党もスットボケ、誰も責任を取らず、真相もウヤムヤ。石破首相に至っては94年の付則もねじ曲げる厚顔だからも、もう唖然。

  ◇  ◇  ◇

 裏金政党らしい動きである。

 衆院予算委員会が30日、自民党旧安倍派の裏金事件で有罪が確定した会計責任者・松本淳一郎氏の参考人招致を野党の賛成多数で議決した。自民は反対し、公明党は退席。衆院予算委で参考人招致を多数決で議決したのは、1974年以来51年ぶりのことである。

 昨年の衆院選で少数与党となり、立憲民主党が予算委員長の座を獲得。委員の数も野党が過半数となったことが奏功した格好だ。

 松本氏は旧安倍派の“金庫番”でカネの流れを知り得るキーマン。これで、裏金事件の真相解明に一歩前進かと思いきや、そう簡単にはいかなそうだ。

 安住淳予算委員長は2月10日の予算委への出席を松本氏に文書で要請。報道陣に「議決の重みを十分に自覚し、出席を決断してほしい」と言ったが、松本氏は弁護士を通じて出席しない意向を示しているという。参考人招致には法的拘束力がないため、本人が拒否すれば実現しない。

 一民間人の松本氏にとって、国会答弁はハードルが高く、「出たくない」と思ってもおかしくないだろう。しかし、本当に本人は「出ない」と言ったのだろうか。余計なことをしゃべられると困る旧安倍派の連中が「出さない」と決めたのではないか。

 ベテラン野党議員がこう言う。

「このままでは、強制力がありウソをつけば偽証罪に問われかねない証人喚問の議決まで検討せざるを得なくなってしまう。ただ、我々としても民間人を相手にそこまではやりたくない。自民だってそう思っているはずです。最終的には、非公開の場に来てもらうことになる可能性がある」

旧安倍派が大暴れ


都議会自民の裏金事件で一斉謝罪する都議(C)日刊ゲンダイ

 ここまで揉めに揉めている原因は、やはり旧安倍派の存在だ。議決に至るまでに大暴れしている。

「もともと、参考人招致は委員会の全会一致が慣例です。慣例を守るため、立憲は自民に対して議決時の退席、棄権することを水面下で打診。自民議員にとっては、賛否を示すこと自体がリスクになり得るため、立憲は気を使って譲歩した形です。自民不在のもと、賛成に傾いていた公明と野党による『全会一致』で、招致を決めるつもりでした。一時、自民もその案に乗り気だったのですが、最終盤で抵抗したのが旧安倍派議員。『退席などダメだ』『裏金はもう決着済みだろ』と大騒ぎし、出席して『反対』の意を示すべしと主張。おかげで『退席話』は消えてしまった」(官邸事情通)

 いつものことではあるが、旧安倍派議員が暴れ回る理由は見え透いている。松本氏招致で裏金問題を引っ張られると困るというわけだ。旧安倍派関係者はこう漏らす。

「去年の衆院選は『裏金』のレッテルを貼られ、我々の派閥の議員たちは相当、苦しい目に遭った。もう、この問題は終わりにしてほしい。夏には参院選を控えているし、衆院選とのダブル選になるとの情報もある。いつまでも引きずられると、また皆、落選してしまう。早く幕引きしてもらわないと困る」

「結局、旧安倍派議員は自分の保身しか考えていないのでしょう」と言うのは法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)だ。

「参考人招致の議決に際しては、退席して棄権しても、出席して反対しても結果は同じです。野党が多数なのですから、招致が議決されるのは目に見えていたはずです。それでも、反対を強行したのは、松本氏に『これだけ反対しているのだから出てくるなよ』『出てきても余計なことはしゃべるな』とメッセージを送り、プレッシャーをかけたかったからではないか。いずれにせよ、愚かな行為です。真相解明を求める国民の怒りを買うだけでしょう」

お手盛り調査、スットボケ、石破首相はヤル気なし

 これが、この政党の本性というわけだ。

 元タレントの中居正広の女性トラブルをめぐる対応でフジテレビは、日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会を設置し、目下、検証を行っているが、この組織にも第三者委が必要ではないか。それこそ、キーマンの松本氏をひた隠しにした経緯を調査・検証してもらうべきだろう。

 肝心の石破首相もヤル気なしだ。

 ワイロ性を帯びる企業・団体献金については、野党が禁止を求めているのに無回答。28日の衆院本会議では、野党の追及に「禁止よりも公開」と言って禁止を拒否。「このような考え方は世論調査を見ても国民の皆さまから理解をいただきつつある」なんてスットボケたことを言っていた。

 ところが、共同通信の世論調査(25、26日実施)では、企業・団体献金を「禁止すべき」が56.4%だったのに対し、「禁止する必要はない」は34.5%と大差がついている。

 挙げ句には、30年前の「平成の政治改革」で打ち出された理念までねじ曲げている。1994年の政治改革関連法の成立時に、税金が原資の政党交付金が導入された。その一方、企業・団体献金については付則に「5年後に見直しを行う」と明記。要するに、5年後には「廃止する」と合意したのに、今なおダラダラと継続されてきたということだ。

 この一件に絡め、立憲の野田代表が昨年末の衆院予算委で「30年前の宿題を片付けようじゃありませんか」と「廃止」の法制化を求めたが、石破は「政党交付金を導入する代わりに、企業・団体献金は廃止の方向となった事実はない」とのたまったのだから、もう唖然である。

引きずり降ろさなければ終わらない

 さらに、都議会自民党の裏金事件では会計担当職員が罰金100万円、3年の公民権停止の略式命令を受けたが、都議はおとがめナシ。誰も責任を取らないばかりか、旧安倍派と同じく、いつ、誰がどんな目的で裏金づくりを始めたのかについても、自民都議は「知らぬ存ぜぬ」を繰り返すばかりだった。

 一方、石破は「東京だけなのかという疑問が出ている。47都道府県、実態をキチンと調べる」と言っていたのに、1週間もしないうちに調査を終了。「都議会以外はなかった」と結論付けた。国会議員が所属している「都道府県連」を調査対象から外し、「道府県議会」に絞り込んだのだから、お手盛りもいいところである。

 結局、首相就任前は真相解明に前向きとみられていた石破もヤル気なしということだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「1955年の結党以来、企業・団体献金をはじめ、金権政治を続けてきたのが自民党という組織です。『政治とカネ』の問題が出てくるたびに規制をかけたかと思えば、骨抜きにする--。自民党はこれを繰り返してきたのです。結局、表だろうが裏だろうが、カネこそが力の源泉ですから、それを自分から止めるわけがない。裏金事件の実態解明をやり、企業・団体献金を禁止してしまえば、自分の首を絞めることになります。だから、ヤル気がないのは当然です。『政治とカネ』の問題を断ち切るには、自民党を政権から降ろすしかないでしょう」

 この期に及んで裏金問題に向き合わず、ウヤムヤにしたいわけだ。驚くべき鉄面皮である。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 皇族数の確保策、今国会中に結論…「これ以上先延ばしできない」の認識で一致も主張には隔たり(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250201-OYT1T50032/



安定的な皇位継承に関する与野党協議が・・・変。

「安定的な皇位継承」が、いつの間にか「皇族数の確保」にすり替えられている。

「女性皇族の夫と子どもに皇族の身分を認める」案も出ているらしい。

そこまで行ってしまえば、もはや「だれでもいいわ。」と同義。

ねずみ算式に増えて、あっという間に日本中が「皇族」だらけになってしまわないか。

これ即ち「憲法違反」。

憲法14条は、そのことを固く禁じて居ることを知らないらしい。

「 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。 栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。」

日本国憲法は、いかなる「貴族の制度」も認めていない。


憲法を侵すことに「国民の総意」を得られる筈も無し。



以下に記事の全文を転載する。


衆参両院の正副議長と各党・会派の代表者らは31日、安定的な皇位継承に関する与野党協議を衆院議長公邸で開き、議論を再開した。各党・各会派は皇族数の確保策について今国会中に一定の結論を得ることで一致したが、主張の隔たりは大きく、議論は難航することも予想される。


 額賀衆院議長は会合後の記者会見で、「立法府の総意をまとめていくよう精力的に対応したい。通常国会中に結論を出せるよう努力する」と述べ、とりまとめに意欲を示した。

 会合では、2、3月に各党・会派の代表者を集めた全体会議を複数回実施し、「女性皇族の夫と子どもへの皇族の身分付与」「養子縁組による旧宮家の男系男子の皇族復帰」にテーマを絞って議論することで合意した。議事録をホームページで速やかに公開することも確認した。

 与野党はこれまで皇族数の確保策として、〈1〉女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持〈2〉旧宮家の男系男子が養子として皇族に復帰――の2案を軸に議論してきた。

 〈1〉については、各党・各会派ともおおむね賛同しているが、女性皇族の夫と子どもに皇族の身分を認めるかどうかで意見が割れているため、議論を深めていく。自民党は、母方のみが天皇の血を引く「女系天皇」につながりかねないとの懸念から付与に反対する一方、立憲民主党は前向きだ。

 〈2〉に関しては、自民が積極的な姿勢を示すのに対し、立民は旧宮家の当事者の意向確認が先決だと主張している。

安定的な皇位継承を巡る主な論点
 与野党協議は、岸田首相(当時)が政府の有識者会議の報告書を国会に提出したことを受け、昨年5月に始まった。昨年の通常国会中の合意形成を目指したが、意見集約には至らなかった。

 皇族数の確保策は喫緊の課題で、「これ以上先延ばしできない」(立民の野田代表)との認識は各党・会派でおおむね一致しており、隔たりを埋められるかが焦点だ。額賀氏は記者会見で「(意見の)対立は国民の総意ではない。将来に責任を持つ覚悟で、国民の負託に応えることが大事だ」と強調した。


記事の転載はここまで。


憲法に違反する立法府の総意は国民の総意に非ず。

そのことは明確にしなければならない。

憲法を厳格に遵守し、国民の総意を得るべし。

憲法前文にこう記されている。

「・・・ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・」

国民の多くは、「女系天皇」を許容しているという世論を無視するということでは、到底国民の納得は得られまい。

ましてや、「総意」など。

課題は、「安定的な皇位継承」だったのでは?

しかしながら、どう足掻いても「憲法の矛盾」を解消することはかなわない。

その矛盾を最小限にしようと思えば、憲法で規定している「皇位は、世襲のもの・・・」そこまでにしておくべきということになるのだろう。

それ以外は、一法令の規定でしかない。

それでも、国民が納得するかは分からないが・・・









http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/561.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 日本は「保守=バカ」の国に…面倒でもいかれた連中の掃除は必要だ 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

日本は「保守=バカ」の国に…面倒でもいかれた連中の掃除は必要だ 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367083
2025/01/31 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


我が国の凋落の背後にこのような知的混乱が…(C)共同通信社

 昨秋に少し体調を崩し(咳や逆流性食道炎など)、長年の疲れもたまってきたので、本連載「それでもバカとは戦え」は、しばらくお休みさせていただきたいと思います。

 この連載が始まった約6年前、最初に私は「バカを放置するのか、それとも戦うのか」という話をしました。「非学者論に負けず」という言葉があるように、バカは最強です。自分のおかしさに永遠に気づくことがないので、議論しても説教しても無駄だし、反発を浴びるだけ。

 しかしそれでも、日々の生活を守るために、面倒でもいかれた連中を社会から除去しなければなりません。自宅の前にゴミが落ちていたら、ほうきとちり取りで掃除をする。いくら掃除しても、時間がたてばまたゴミはたまっていく。それでも掃除は必要です。それと同じで、バカと戦ったところで、バカがいなくなるわけではありません。安倍晋三が物理的にいなくなっても、社会が病んでいれば第2の安倍、第3の安倍が出てくるだけです。だから、小手先の対症療法では不十分で、病気そのものに思想的にアプローチする必要があります。

 私事で恐縮ですが、今回私は「『保守思想』大全──名著に学ぶ本質」(祥伝社)を上梓し、「近代の病」と戦った40人の思想家の言葉を引用し、保守の本質をまとめました。本来の保守は、近代理念の暴走を警戒する知的で誠実な態度のことです。

 一方、わが国ではエセ保守が跋扈しています。新自由主義者、単なる反共、権力におもねる乞食言論人、情弱のネトウヨ、卑劣なヘイトスピーカー、デマゴーグ、反日カルト、陰謀論者といった保守の対極にある連中が、白昼堂々と「保守」を自称しています。結果、わが国では「保守=バカ」という等式が成り立つようになりました。わが国の凋落の背後にはこうした知的混乱があります。

 近代国家を成立させる原理であるナショナリズムですら、ほとんど正確に理解されていません。大阪府や兵庫県、あるいは大手メディアで発生した愚劣な諸現象を見ても、近代大衆社会は最終段階を迎えたようです。この狂気の時代において、正気を維持するには、われわれは保守思想を振り返らなければなりません。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中。6月28日には第2弾「続 それでもバカとは戦え」が発売予定。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 皇室典範の改正勧告に抗議し国連女性委への拠出金除外…外務省が実行した“トランプ流”対抗措置の危うさ(日刊ゲンダイ)

皇室典範の改正勧告に抗議し国連女性委への拠出金除外…外務省が実行した“トランプ流”対抗措置の危うさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367059
2025/01/31 日刊ゲンダイ


ここまでの実力行使、トランプ米大統領に影響された?(岩屋毅外相)/(C)日刊ゲンダイ

 圧力をかけるやり方が、どことなくあの人を思い出させる……。

 政府は29日、国連女性差別撤廃委員会を日本の拠出金の対象から除外すると決め、国連に通達したことを明らかにした。同委員会が昨年10月、皇位継承を男系男子に限る皇室典範の改正を勧告したことに抗議する狙いだ。今年度に予定していた同委員会の訪日プログラムも取りやめるなど、異例の対抗措置に出た。

 この対応について、SNS上では「トランプ大統領的なやり方だ」との声が上がっている。トランプ米大統領は就任直後から、米国の拠出金が中国よりも多いことを理由にWHO(世界保健機関)からの脱退を表明。地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定からの離脱も表明した。あくまで自国の論理を優先し、国際機関との対立もいとわぬ姿勢が、今回の日本政府のやり方と重なるというわけだ。

 外務省はこの措置について、「皇位につく資格は基本的人権に含まれていない。皇室典範において皇位継承資格が男系男子に限定されていることは女性に対する差別に該当しない」と説明。「皇位継承のあり方は国家の基本に関わる事項であり、女性差別撤廃委員会が皇室典範を取り上げるのは適当ではない」と、内政干渉にあたるとの懸念を示した。

 外務省がここまでの“実力行使”に出るのは「近年では珍しい」(外務省関係者)という。元外務省国際情報局長の孫崎享氏は「皇室は国家の制度に関わること。内政不干渉という点では、本来国連が立ち入るべきではない」との立場を示したうえで、こう話す。

「政府の対応には疑問符が付きます。今回はあくまで『勧告』レベルの話。日本の伝統的な制度として皇室典範の正当性を説明していくなど、言論には言論で対抗すべきです」

 対立が深まる懸念もある。

「意見の異なる相手に制裁を科すのは、まさにトランプ大統領と同じやり方です。論理的説明を放棄し圧力で解決しようとするのは、政治的に正しい姿勢とは言えません。皇室の話なので、右派の国会議員から強い物言いがあったと推察します。しかし、外務省は『このような措置は国際的に歓迎されることではなく、言論で解決すべきだ』とストップをかけるべきでした」(孫崎享氏)

「トランプ流」の模倣を国際社会はどう見るのか。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ政権もう不協和音?イーロン・マスク氏「ソフトバンクはカネがない」と78兆円AI投資に疑義の本音とは? 関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 何が「楽しい日本」か? 高額療養費制度の負担上限引き上げで、中間層は1カ月最大13万8600円の負担増(日刊ゲンダイ)

何が「楽しい日本」か? 高額療養費制度の負担上限引き上げで、中間層は1カ月最大13万8600円の負担増
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/367123
2025/02/01 日刊ゲンダイ


当事者は蚊帳の外(C)日刊ゲンダイ

「納得と共感」は石破政権のキャッチフレーズだが、2025年度予算案の本格審議が始まったばかりの国会では、納得も共感も得られそうにない。政府が今年8月から負担上限を引き上げる高額療養費制度が象徴的だ。

 高額療養費制度は、医療機関や薬局での窓口負担が一定額を超えると払い戻しされる仕組み。継続して高額な治療を受けなければならない、がんや白血病など難病患者らのセーフティーネットだ。しかし、厚労省は昨年末の医療保険部会で引き上げ方針を決定。議論されたのは、わずか4回だった。

 あまりに拙速なうえ、見直し内容も容赦ない。政府方針のまま負担上限が引き上げられた場合、例えば年収370万〜770万円の中間層は最終的に1カ月あたり最大13万8600円の負担を強いられる。現行基準に比べて5万8500円もの負担増だ。

当事者は蚊帳の外…厚労大臣が認める

 難病患者から治療継続を危ぶむ声が相次ぐ中、1月31日の衆院予算委員会には全国がん患者団体連合会(全がん連)や慢性骨髄性白血病患者・家族の会「いずみの会」、日本難病・疾病団体協議会などの関係者10人が傍聴に駆け付けた。がんサバイバーである立憲民主党の酒井菜摘議員が引き上げ決定のプロセスをただすと、福岡厚労相は「当該団体の方から直接お話を聞くことは行っておりません」と当事者を蚊帳の外に置いていることを認めた。

 制度見直しの凍結を求める酒井に対し、石破首相は「いかに(長期治療者の)負担を減らすかは政府としてかなり綿密に考えた」などと例の調子。「まず(当事者の)意見を聞くということは丁寧にやってまいる」と続けたが、そもそも患者の声を聞かずに制度見直しを決めた時点で丁寧さなど皆無だ。

 全がん連の天野慎介理事長は質疑終了後の会見で、石破答弁について「総理自ら患者の声を聞くとおっしゃっていただいたのは半歩前進」としつつ、「月単位、年単位で治療を受ける方々に関する議論の形跡がなく、現場感覚が欠如したまま決められてしまったのが最大の問題」と指摘。「問題を理解していない国会議員の方もいる」と嘆いた。

 石破は制度見直しの理由に「保険料負担の抑制」を挙げるものの、厚労省の試算によれば、見直しによる「保険料軽減額」は1人あたり年1100〜5000円程度。月90〜400円のために難病患者を見殺しにして「楽しい日本」になるわけがない。

  ◇  ◇  ◇

 高額療養費制度の見直しをめぐっては、立憲民主党のヒアリングに全がん連の理事長が出席。政府に制度見直しの再考を訴えている。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 千代田区長選、樋口高顕氏が再選 各党相乗り、小池百合子知事も支援(朝日新聞)
千代田区長選、樋口高顕氏が再選 各党相乗り、小池百合子知事も支援
https://digital.asahi.com/articles/AST224GF5T22OXIE01SM.html
2025年2月2日 22時45分 朝日新聞


当選が確実となり、万歳をする樋口高顕氏(中央)=2025年2月2日午後10時27分、東京都千代田区、石平道典撮影

 東京都千代田区長選が2日に投開票され、無所属現職の樋口高顕氏(42)が、いずれも無所属新顔で公認会計士の佐藤沙織里氏(35)、前区議の浜森香織氏(46)ら4人を破り再選を決めた。当日有権者数は5万3169人。投票率は39.11%(前回45.30%)で過去最低を更新した。

 選挙戦は樋口区政への評価を主な争点として、論戦が交わされた。

 樋口氏はコロナ対策など1期4年の実績を強調。今回は物価高対策を最優先に掲げ、「暮らしや幸せに直結する改革を進める。新しい時代へ挑戦していく」と訴えた。

 新顔4人で争った前回は都民ファーストの会の推薦を受け、自民・公明の推薦候補らを破って初当選。今回は政党の推薦は受けなかったが、都民ファのほかに自民、公明、国民民主の各党の区議が応援に回り、事実上の相乗りとなった。選挙戦最終日には小池百合子知事が応援に駆けつけ、「都と区で連携していく」と呼びかけるなど、幅広い支持を集めた。

 佐藤氏は区民税の10%減税を主張し、SNSを駆使した選挙戦を展開。浜森氏は区民との対話を強調したが、いずれも及ばなかった。政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦氏(46)と政治団体代表の新藤伸夫氏(75)は浸透しなかった。

 千代田区長選の開票結果は以下の通り。

 樋口高顕 10703

 佐藤沙織里 6474

 浜森香織 2991

 新藤伸夫 157

 黒川敦彦 63

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/565.html

   

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