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2025年8月23日00時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK297] 参政党歴史認識の誤り(植草一秀の『知られざる真実』)
参政党歴史認識の誤り
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-90daed.html
2025年8月20日 植草一秀の『知られざる真実』

参院選で参政党が議席を大幅に増やした。

三つの背景を指摘できる。

第一は自民党極右支持者が石破自民党に不満を持ち、参政党が受け皿になった。

第二は参政党が他党が提示しない主張を掲げた。

第三はこれまで投票率の低かった世代に参政党が照準を合わせて埋蔵している票を採掘した。

この結果として参政党が議席を増やした。

しかし、参政党が目指す基本方向は参政党が公表している憲法草案で理解できる。

参政党は憲法草案前文で、

「国民も天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らす」とし、

「これが今も続く日本の國體(こくたい)」

とし、

第一条で

「日本は天皇の治める君民一体の国家である」

と定める。

参政党は天皇を「元首」とし、

主権については「国は主権を有し」と規定する。

「国民」については、

父または母が日本人であり、

日本語を母国語とし、

日本を愛する心を有すること

を基準として法律で定める、

とする。

国民であるかどうかを判定する法律を制定するとしている。

国民の権利・義務については

権理には義務が伴い、自由には責任が伴う

として、

権理及び自由は、濫用してはならない

とする。

教育に関しては

国語と古典素読、歴史と神話、修身、武道、及び政治参加の教育は必修とする

教育勅語など歴代の詔勅、愛国心、食と健康、地域の祭祀や偉人、伝統行事は、教育において尊重しなければならない

の条文を置く。

また、「国まもり」として

国は、自衛のための軍隊(自衛軍)を保持する

と規定し、国民に対しては

国民は、子孫のために日本をまもる義務を負う

と定める。

「日本をまもる義務」は徴兵制につながるものと理解できる。

ひとことで表現すれば、日本を大日本帝国憲法の時代に引き戻そうということなのだろう。

神谷氏は街頭演説で、

「いま言ってような歴史認識、先の大東亜戦争は日本だけが悪かった、日本がアジアに侵略した、アジアの人たちにすべて迷惑をかけた、日本は一生謝り続けないといけない、こういった自虐的な歴史観も私たちは反対です」

と発言。

https://x.gd/da6ww
(54分15秒〜30秒)

「日本だけが悪かった」、「一生謝り続けないといけない」という点には論議の余地があるが、この文脈から「日本は何も悪いことをしていない」との方向に議論を飛躍させることは重大な誤りだ。

日本の加害責任は重大。

日本の過去の過ちを否定して唯我独尊に陥ることは極めて危険。

極右以外で参政党を支持する人々は、参政党の本質をほとんど理解していないのではないか。

参政党の本質に気付く必要がある。

他方、参政党の台頭を許した背景に、参政党が他党が指摘しない問題点を大きく取り上げたことがある。

この点を見落としてはならないだろう。

他党が指摘しなかった重大問題を以下に記す。

続きは本日の
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記事 [政治・選挙・NHK297] 「石破続投」に道筋か…自民党・森山幹事長の鹿児島県連会長「続投」が意味するもの(日刊ゲンダイ)

「石破続投」に道筋か…自民党・森山幹事長の鹿児島県連会長「続投」が意味するもの
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/376468
2025/08/21 日刊ゲンダイ


辞任が一転、続投、そのワケは…(C)日刊ゲンダイ

 驚いた。辞めないそうだ。

 自民党の鹿児島県連が20日党本部で会合を開き、森山幹事長の県連会長続投を決めた。森山氏は参院選の鹿児島選挙区で公認候補が初めて敗北し、その責任を取って県連会長を辞任する意向を今月4日の会合で示していた。しかし、県議団や市町村支部が「党再生のため、政治経験豊富な森山氏にもう一度お願いしたい」と慰留し、一転、続投することになったのだという。

 森山氏のこの決定が何を意味するか──。自民党関係者は「やっぱり」と言って、こう続ける。

「参院選で敗北しても続投する、という前例を作った。もちろん、県連会長と総裁は立場が違いますが、それでも『余人をもって代え難し』ということなら、参院選敗北でも続投可能ということになる。森山さんは、石破さんが続投できるように、あえてそういう道筋を作ったのか……」

「世論調査の結果は、常に謙虚に受け止めなければ」

 ま、慰留されて職にとどまるのと、党内から責任論が上がっても「辞めない」と突っ張るのとを、同一に扱うことはできないが、実は19日の記者会見でも、森山氏が石破続投を“後押し”するような発言があった。党役員会後、報道各社の世論調査で石破の辞任をめぐり賛否が拮抗していることをどう見ているか質問された際、こう答えたのだ。

「世論調査の結果は、常に謙虚に受け止めなければいけない。報道各社の分析も見て、引き続き、国民の意見に真摯に耳を傾けて参りたい」

 つまり、世論の多数が望めば、続投もアリということか。

 森山氏は「辞任が既定路線」とみられてきた自身の幹事長職の進退についても、発売中の週刊文春で「辞任も選択肢にある?」という問いに「選択肢ではあります。ただ、責任を持って続けるということになるかもしれませんし、それはわかりません。まず総括してみないと」と意味深に答えていた。

「今月末にまとまる参院選の総括で、どうやら森山さんは、裏金問題が選挙結果に影響したと触れるつもりのようです。総裁選前倒しについても、総裁選管の逢沢委員長は進め方について森山さんと相談しながらやっている。総裁選の賛否の意思確認は『記名』になりそうだし、総裁選はやらなくなるんじゃないか」(別の自民党関係者)

「石破退陣論」が支配している永田町の政治記者の間で出回る「想定される政治日程」情報にも、最近<総裁選がない場合>という記載が出てきている。

  ◇  ◇  ◇

 森山幹事長は、自民党総裁選前倒しを議論する選管メンバー構成でも絶妙なバランス感覚を発揮している。関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/852.html

   

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