★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年9月 > 22日18時10分 〜
 
 
2025年9月22日18時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK298] 学歴詐称市長の最終目的は450万円のカネ? 観光客もふるさと納税も失う伊東市民の哀れ 週刊誌からみた「ニッポンの後退」(日刊ゲンダイ)

学歴詐称市長の最終目的は450万円のカネ? 観光客もふるさと納税も失う伊東市民の哀れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377830
2025/09/21 日刊ゲンダイ


議会を解散した田久保市長(C)共同通信社

 静岡県伊東市は今や日本一有名な町になった。

 だが、離れていった観光客は戻ってこない。駅前はシャッター通りになったままだ。

「地元の小学生の間で『タクボる』という言葉が流行っています。“嘘をつく”という意味で『お前、タクボったな〜』などと使うよう。市長の居直りは子どもたちにとっても悪影響でしかない」(伊東市民=週刊文春電子版9月7日)

 影響は昨年度に約6億5000万円を集めた「ふるさと納税」にまで及んでいるという。

「電話やメールで『去年までふるさと納税で伊東市に寄付していたが、今年はやめる』という厳しい声が届いている」(伊東市企画課=同)

 短期間でこれほど“悪名高い”町にしたのは、5月に市長になったばかりの田久保真紀(55)の“しょうもないスキャンダル”だった。

 田久保は、市の広報誌に学歴を「東洋大学法学部卒業」としていたが、中退どころか除籍だったことがバレてしまったのだ。

 だが、田久保は卒業証書らしきものを市議会で「チラ見せ」するなど、呆れた工作の末、卒業していないことをシブシブ認めた。市民の1人が公職選挙法違反の疑いで告発状を提出し、捜査も始まっている。

 7月初めに田久保は「辞職する」と表明した。だが、月末には一転、辞めるのをやめてしまったのだ。不可解というより、彼女は世の中をナメ切っているように私には思える。

 市議会が9月1日、市長に対する不信任決議案を全会一致で可決すると、辞職ではなく市議会を解散してしまったのだ。

 大義も政策論争もない、ただ「市長の経歴詐称は是か非か」を問う前代未聞の選挙(10月19日投開票)になる。

 なぜ、田久保は斎藤元彦兵庫県知事のように、失職して、市長選に再出馬するという道を選ばなかったのだろう。市民の中にも「経歴詐称なんかどうでもいい。市政を進めてくれ」という声があるというから、再選される可能性もわずかだがあったのではないか。

 伊東市議会の定数は20人。市長に対する不信任決議を再び可決するには、議員定数の3分の2以上の議員が出席し、過半数が賛成することが必要になる。従って、それを阻止するために田久保は、彼女のシンパ議員を7人以上当選させなければならない。

 田久保と長年“事実婚”状態にあるといわれる男性や、彼女の“番犬”を自任する弁護士、伊豆高原メガソーラー計画の反対運動をした仲間をかき集めて擁立しても難しいはずだ。

 田久保が解散を選んだのはカネが目当てではないかと、私は睨んでいる。

 新しい市議会が招集され、不信任案が決議されるのは12月ごろになる。そうなれば田久保には、ボーナスに当たる期末手当が支給される。

「市長給与は1カ月あたり85万5千円です。期末手当は6月と12月の2回支給されますが、12月分は約180万円。6月の分は就任して日が浅かったので、支給されていない。退職手当の額は市長給与×45%×在職月数で計算します」(伊東市職員課=文春電子版8月19日)

 居座った日数だけ給与が増え、ボーナスと退職金で450万円ほどを手にすることになるというのである。

 10歳で父親を亡くしたという田久保は、カネに苦労して生きてきたのではないか。もらえるものなら1円でも多くというのが彼女の信条なのかもしれない。

 伊東の市民たちよ! 二度と過ちは繰り返すなと檄を飛ばしたいが、こちらもカイロ大学卒業疑惑を抱えている小池百合子を都知事に選んでしまっているから、言いにくいな〜。 (文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK298] 立憲民主・野田代表あす就任1年、野党第1党の存在感示せず…与党との直接協議に活路(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250921-OYT1T50102/



「野田代表 野党第1党の存在感示せず。」

原因は明らかだ。

立憲民主党が「アイデンティティ」を失ってしまったことが最大の理由だ。

その原因は、ただ一つ、野田代表の唱える、訳の分からない「現実路線」。

「自民党との違い」が見えなくなってしまった。




以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党の野田代表は23日で就任から1年を迎える。衆参両院で与党を過半数割れに追い込んだものの、主導して実現した政策は限られ、野党第1党の存在感は示せていない。野党連携よりも、与党との直接協議で政策実行力をアピールする戦略で活路を見いだしたい考えだが、党勢回復につながるかは見通せない。

 「野党連携を基本にしてきたが、自分たちも与党と積極的に協議し、もっと政策実現すべきだった」

 野田氏は20日、富山県氷見市で記者団に、この1年の反省を口にした。国民民主党が所得税の非課税枠「年収の壁」の引き上げ、日本維新の会が高校授業料無償化をそれぞれ与党との交渉で受け入れさせたのに比べ、立民の成果は乏しい。

 野田氏は昨年9月の代表選で「首相経験者としての安定感」を期待され選出された。立民は同年10月の衆院選では公示前から50議席増の勝利を収め、衆院で与党を過半数割れに追い込んだ。野党で連携し、政策活動費を全廃する法案を成立させた。医療費が高額になった場合に患者負担を抑える「高額療養費制度」の自己負担上限額を引き上げる政府方針も見送らせた。

 だが、その後は、立民は野党連携にこだわりながら足並みをそろえる調整力も発揮できず、埋没気味となった。今年7月の参院選は獲得議席は横ばいで、比例選の得票で国民民主や参政党に後れを取り、「事実上の敗北」に終わった。幹事長ら執行部の刷新を余儀なくされたが、党内の不満はくすぶったままだ。読売新聞社の9月の全国世論調査では、立民の政党支持率は5%で野党3位に沈んだ。

 窮状の打開に向け、野田氏は与党との交渉に軸足を移している。19日には石破首相、公明の斉藤代表と会談し、立民が参院選公約で掲げた「給付付き税額控除」の制度設計のための協議体の設置で合意した。もっとも、党内でも「課題が多く時間がかかる」と見る向きが多い。関係が良好な首相が退陣することも野田氏には痛手だ。自民党の新総裁次第で仕切り直しになる可能性もある。

 立民が与党との協議に傾斜すれば、他の野党と距離が生じるジレンマも抱える。首相指名選挙や内閣不信任決議案の対応では野党の結束が重要となるだけに、野田氏は周囲に「多党化の中、成果を出すのは本当に難しい」と吐露する。


記事の転載はここまで。


野田氏の言う「現実路線」とは何ぞや。

党が基本政策に掲げる「安保法制の違憲部分の廃止」を棚上げにするだけでなく、違憲の認識がありながら「容認」する姿勢を示すことか。

そして、党綱領に明記されている「原発ゼロ」を「封印」してしまうことか。

さらに、明らかに憲法に違反する「敵基地攻撃能力の保有」を「是」とすることか。

さらにさらに、「国民の生活が第一」よりも、「財源なくして政策無し」と財務省に媚びることか。


結果として、「自民党との違い」が見えない、自民党政治の追認ばかりが際立ってしまった。


衆参両院とも少数与党に追い込み、自公政権の交代を熱望する国民が求めているものとは「対極にある」路線だろう。

国民が自公政権の政治に辟易し、日々の生活に苦しみ、変革を求めている、その時に、「現実路線」などと呑気なことを言っている政党に、国民の期待も支持も集まるはずがないではないか。

今ではすっかり自民党と変わりないと国民に思われてしまっているのではないか。

「現実路線」なら、別に立憲民主党でなければならない理由はない。

論理的には、自民党のままでもいいことにもなる。

そんなこんなで、「立憲民主党であればこそ」というものが無くなってしまった。

その元凶が、他ならぬ野田代表というのだから、今は救いようがない。

先の参議院選挙でも、「消費税減税」一つとっても、代表のやる気のなさが国民に見透かされ、自ら「こけた」と反省すべし。


立憲民主党に一つ残ったアイデンティティが、代表の「反消費税減税・消費税増税」では、行き着く先は、民主党の轍を踏み、解党しか見当たらない。


失った「アイデンティティ」を取り戻せ。

そして「消費税減税・廃止」を掲げ、「この指とまれ」とやってみゃ〜・・・。








http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/176.html
記事 [政治・選挙・NHK298] 総裁選後見据え“外野争い”が激化…「進次郎首相」誕生心待ちの維新に公明は恨み骨髄(日刊ゲンダイ)

総裁選後見据え“外野争い”が激化…「進次郎首相」誕生心待ちの維新に公明は恨み骨髄
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377829
2025/09/21 日刊ゲンダイ


目玉公約は「平均賃金100万円増」だと(C)日刊ゲンダイ

「ポスト石破」を決める自民党総裁選はいよいよ本番だ。新総裁は連立政権の枠組み拡大に動くのか、どこを引き入れるのか。レース後を見据え、外野の争いも激化。反転攻勢のチャンスをうかがう日本維新の会と、与党の一角を占める公明党のバトルである。

「#変われ自民党 日本の未来を語れ!」がキャッチフレーズの総裁選で本命視されるのは、最年少の小泉進次郎農相だ。20日、正式に出馬表明会見。大トリよろしく、立候補予定者の中で最後に手を挙げた。19日は選挙対策本部の発足式を行い、陣営を取り仕切る加藤勝信財務相や盟友の河野太郎前デジタル相ら、応援団が集まった。

「進次郎首相」の誕生を心待ちにしているのは、党勢衰退に歯止めがかからない維新だ。大阪府知事の吉村洋文代表は進次郎農相はもちろん、後ろ盾の菅義偉元首相とも関係良好。19日生出演した民放番組で、連立入りについて「選択肢として排除しない」と積極的で、「進次郎さんは非常に改革派だ」とエールを送った。党内に目を向ければ、藤田文武執行部に反発して離党届を出した衆院議員3人を17日に全員除名にするなど、相変わらずガタガタしている。

手土産は選挙協力

「参院選で公約の2本柱に掲げた社会保障改革と副首都構想の実現可能性を高めるためには、なりふり構っていられない。選挙区調整も視野に入れていて、宙に浮いた選挙区の自民党への“返還”も俎上に載っているほど。集団離党トリオの守島正代議士の地元は大阪2区。本人は地方議員への出戻りを考えているようなので、刺客を立てずにやり過ごす手もある。前職だった自民党候補を破った西日本選出議員の中にも、離党予備軍がチラホラいる」(維新関係者)

 維新は昨秋の衆院選で議席を減らしたものの、本拠地の大阪では全19選挙区で勝利。大阪はほぼ根絶やしにされた自民にとって、連立拡大で過半数割れを脱する上、選挙で戦いやすくなれば願ったりかなったりだ。

 この展開に面白くないのが、四半世紀にわたって自民と組む公明だ。維新が「一丁目一番地」としてきた大阪都構想に協力する見返りに長いこと選挙区調整をしてきたが、衆院選では解消。結果、前職を含む4人が落選し、歴史的経緯から掲げてきた「常勝関西」の看板を下ろす羽目になった。

「藤田共同代表が幹事長時代、ぺんぺん草も生えないほど追い詰められた。斉藤鉄夫代表を中心とする現執行部は温厚な面々ですが、藤田氏に対する恨みは骨髄。連立パートナーとして絶対に認められないと強硬です」(公明関係者)

 世間に見放された既成政党のいさかいは醜悪だ。

  ◇  ◇  ◇

「私たちの理念に合った方でなければ」と発言していた公明党の斉藤鉄夫代表。関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/177.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。