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2026年4月08日01時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK299] サナエ過ぎが国益を毀損する(植草一秀の『知られざる真実』)
サナエ過ぎが国益を毀損する
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2026/04/post-6337dd.html
2026年4月 7日 植草一秀の『知られざる真実』

昨年11月7日の衆院予算委員会での高市首相。

「台湾有事で米軍が来援し、戦艦が使われ、武力の行使を伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得るケース」

と発言した。

この発言がアウトである主因は「どう考えても」にある。

「どう考えても」


「いかなるケースを想定しても」

ということだから、基本的に

「必ず」

という意味になる。

台湾有事で米軍が来援したら必ず「存立危機事態」になる。

「存立危機事態」は日本が集団的自衛権を行使する要件。

この場合、米国とともに日本が自衛権を行使することになる。

米軍と共に中国と戦争をするということになる。

だから、中国は強く反応した。

当然と言える。

1972年の日中共同声明で日本は「一つの中国」と「台湾の中華人民共和国への返還」を認めた。

これを踏まえて大平正芳外相は73年の衆院予算委員会で

「台湾と中華人民共和国の対立の問題は基本的に中国の国内問題」

と答弁した。

また、日中共同声明、日中平和友好条約で、

中国と日本の間のすべての問題を平和的手段で解決し、武力および武力による威嚇に訴えないことを確認した。

日本は台湾独立に関する問題に対して、中国の国内問題であるとして対応すること、日本と中国の間の問題を平和的手段で解決することを中国に約束している。

したがって、高市首相が、台湾有事があり、米軍が来援したら、日本は中国と戦争をするとの国会答弁に中国は驚愕した。

この発言を米国は日本政府の対応の「重大な転換」と判定した。

高市内閣は11月7日の高市首相発言について、

「従来の内閣の立場を踏襲するもの」

との見解と

「11月7日の高市発言を政府の統一的見解にするつもりはない」

との見解を同時に発した。

二つの見解は矛盾する。

矛盾は11月7日に高市首相が二つの異なる答弁を示したことに起因している。

国会質疑の前段で高市首相は、台湾有事等が発生したときに、「何が起こったかについての情報を総合的に判断する」と述べた。

これは従来の内閣の立場を踏襲するもの。

しかし、後段では上述の

「台湾有事で戦艦が使われ武力の行使を伴うなら、どう考えても存立危機事態になり得るケース」

と述べた。

この発言は従来の政府の立場を踏襲するものでない。

「政府としての統一的見解」に「できない」ものである。

「統一的見解にするつもりはない」

のではなく

「統一的見解にはできない」

というのが実態。

したがって、高市首相は後段の発言を撤回して謝罪する必要がある。

日中関係を改善するには、これが必要不可欠。

「サナエすぎ」の意味に「非を認めない」、「絶対謝らない」があるが、非を認めず謝らないことが日本の国益を著しく損なうことになる。

高市首相は自分の面子ではなく、日本の国益、日本国民の利益を優先して対応するべきだ。

続きは本日の
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記事 [政治・選挙・NHK299] 高市首相 サナエトークンの関与を再び否定「事務所として説明受けておらず、承認もしていない」(東スポWEB)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/383930






記事によれば、杉尾参院議員の質問は、

「この報道後、公設秘書から説明を受けたか」

だ。

それに対して、高市首相の答弁は、

「・・・事務所として説明受けておらず、承認もしていない」

また「論点ずらし」で逃げてるね。

正面から答えられないということは、そこには「不都合な真実」が横たわっているという証だ。

そのために、わざわざ自分で質問を作り直してまで・・・必死で「公設秘書」から注意を逸らそうとしていることが窺われる。

これは典型的な「藁人形論法」と言われる「詭弁」。

すなわち、

「ご通告があったので、事務所との関係ということですよね、後援者や…」と

杉尾参院議員は、「いやいや、違うでしょ」と言わねばならなかった。

高市首相にとって、

「この報道後、公設秘書から説明を受けたか」

という質問は、核心を突かれていたということの証左だ。


杉尾氏、「惜しい!」




以下に記事の全文を転載する。


高市早苗首相は7日に行われた参議院予算員会に出席。自身の名前が使われた暗号資産「サナエトークン」について質問を受け、あらためて関与を否定した。

 週刊文春(4月9日号)はサナエトークンの開発関係者が高市氏の秘書にサナエトークンが暗号資産であることを伝えていたとの証言をスクープ。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は「この報道後、公設秘書から説明を受けたか」と質問した。

 これに高市首相は「ご通告があったので、事務所との関係ということですよね、後援者や…」と前置きし「高市事務所として、発行したい側からサナエトークンという名称の暗号資産が発行され、取引がなされるということについての説明を受けておらず、承認もしていないということです。私自身ももちろんそうでございます」と答えた。

 杉尾氏が「後援会は関与していないかという認識か」と追及すると「少なくとも暗号資産として取引をされることは誰も知りません。いま私自身もさなえ饅頭∞さなえ靴下∞さなえランチ≠ニかいろんなものが勝手にですね、サナエコップ≠熹р轤黷トいますけども、そこでもし何か壊れたりしてですね、消費者がけがをすることがあっても一切承認したこともないし、問い合わせを受けたこともありませんし、どうしようもございません。サナエトークン≠ネるものの存在を知ったのも、秘書官が3月に入って見つけてくれて、それで初めてございます」とした。

 国民民主党の伊藤孝恵参院議員は公邸での過ごし方や睡眠時間などについて問うた。

「総理の24時間、大変難しいおたずねですが、総理大臣の仕事はこうして国会で答弁させていただくことのほか、夜間や昼間に首脳外交もありますし、電話でも(各国首脳との外交は)あります。各種政府の会議やイベントへの出席、役所からの説明を受けて指示を行うこともあります。自宅であります公邸に戻りますと、だいたい風呂に入って食事をして、あとは家事にわりと時間を取られますが、睡眠はわりと短いです。それ以外の時間は仕事にあてております」と高市首相は語った。


記事の転載はここまで。



政治家にとって秘書とは、我が身の分身であり、秘書の言うことは政治家本人の言葉であり、秘書に伝えたということは政治家本人に伝えたことに等しい。

それが世間の常識というものだ。

そういう認識に立って、この事案の本質を見誤らないようにしなければならないのだろう。

もう一度高市首相の答弁を見てみよう。

「高市事務所として、発行したい側からサナエトークンという名称の暗号資産が発行され、取引がなされるということについての説明を受けておらず、承認もしていないということです。私自身ももちろんそうでございます」

ここにも詭弁がちりばめられている。

「事務所として・・・説明を受けておらず、承認もしていない」

まるで「消防署の方から来ました・・・」的な詐欺の口上だ。

事務所を擬人化することで、「事務所の関係者が説明を受けたこと」を隠蔽しようとする狙いが透けて見える。

「事務所の関係者(高市氏の秘書)は説明を受けた」けど、「事務所として・・・説明を受けておらず」

と言いたいのだろうか。

「パンは食べたけど、ご飯は食べていない」という「ご飯論法」。

「・・・私自身ももちろんそうでございます」


「事務所が知らないのに、私が知るはずがない」と言っているのだろうが、

逆に言えば、

「事務所(の関係者)が知っていれば、私が知らないはずがない」と言っていることになる。

すなわち、

「高市氏の秘書に説明したことは、私が知らないはずがない・・・」と言っていることになる。

語るに落ちるとはこのことぞ。


サナエトークン≠ネるものの存在を知ったのも、秘書官が3月に入って見つけてくれて、それで初めてございます」

ここでも嘘っぽい。

高市氏が「公設秘書」を徹底的にを隠そうとしていることが、嘘っぽく、自身でもあまりに露骨だとでも思ったのか・・・。

言うに事欠いて「秘書官」だと。

総理大臣秘書官とでも言いたげだが・・・。


結論的には、「高市氏の秘書」を隠したことで、

週刊文春(4月9日号)がスクープした「サナエトークンの開発関係者が高市氏の秘書にサナエトークンが暗号資産であることを伝えていたとの証言」

を否定出来ていないし、否定していない。

ということは、「高市氏の秘書」に伝えられていたことが事実であれば、高市氏自身にも当然伝わっていることになる。

すなわち、

「・・・サナエトークンが暗号資産であること」を「高市氏の秘書」を通じて伝えられていて、知っていた・・・。

策に溺れたか。

「・・・私自身ももちろんそうでございます」


とりあえず、高市氏の「秘書官」ではなく、高市氏の「公設秘書」の参考人招致を求めてはどうか。

面白い話が聞けそうではないか。









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