高額療養費改悪の為の総選挙
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2026/05/post-3e281a.html
2026年5月 9日 植草一秀の『知られざる真実』
昨年3月8日付の本ブログ・メルマガ記事。
「高額療養費改悪凍結に騙されるな」
https://x.gd/21ner
「高額療養費制度天王山は参院選」
https://foomii.com/00050
次のように記述した。
「石破首相が高額療養費制度改悪凍結を表明した。
衆院予算審議終盤で凍結を表明すれば立民の手柄になる。
これを避けた。
参院に審議が移り、石破首相が高額療養費制度改悪凍結を訴える団体幹部と面会。
これを受けて凍結を表明した。
石破首相がポイントを上げたとの演出が施された。
2025年度の制度改悪は見送られた。
しかし、重大な点を見落としてはならない。
今秋までに議論の結論を示すとしたこと。
制度改悪が消滅したのではない。
今夏に参院選があるから、参院選前は制度改悪を引き下げておくということに過ぎない。
石破内閣が存続するなら参院選後に改悪が決定される可能性が高い。
したがって、高額療養費制度を参院選争点にする必要がある。」
次の点も指摘した。
「テレビ朝日「報道ステーション」の大越健介氏は最悪のMC。
「野党は財源を明示すべき」と主張。
財務省の御用聞きでしかない。
直近4年間で国税収入は12.6兆円も増加。
1年間の税収が12.6兆円も増加したのだ。
1回限りのものでない。
根雪となって1年につき12.6兆円の増収が入り続ける。
馬鹿げたことを口にするべきでない。
2020年度から政府は放蕩三昧の狂気の財政運営を続けてきた。
4年間で154兆円の散財を行った。
このときに財源論を主張した者が一人でもいたか。
大越健介氏は、なぜ、154兆円の補正予算での財政支出拡大の際に〈財源論〉を主張しなかったのか。
財務省が連絡してくる内容を右から左に流しているだけだと推察される。
4年で154兆円の財政支出追加は全額を新規国債の発行で賄った。
財政赤字を増やして154兆円の財政拡張=放蕩三昧を実行した。
放蕩三昧の財政支出と国民の命をつなぎとめる財政支出のどちらが大事なのか。」
「高額療養費制度を維持するために財源が必要になるなら国債を発行すればよい。
しかし、1年で12.6兆円もの税収増があるからその必要はゼロだ。
どうでもいい利権まみれの補助金を出すときには全額を国債発行で賄い、国民の命綱を守る財政支出を検討する際には国債以外の財源が必要というのは本末転倒。」
「選挙前だから〈凍結〉を示したに過ぎない。
選挙が終われば〈凍結〉などなかったかのように制度改悪論議が強行される。
〈秋までに結論を得る〉としているのだから、選挙が終われば制度改悪に突き進むと宣言しているに等しい。」
2025年に「高額療養費制度大改悪」が提案された。
巨大な論議が発生して石破内閣が改悪を凍結した。
しかし、1年経過して2月8日の総選挙で自民が衆院3分の2議席を占有。
すると、ほとんど論議なく1年前に凍結した高額療養費制度改悪が決定されてしまった。
私はかねてより高額療養費制度破壊を財務省が狙っていることを警告してきた。
社会保障支出圧縮の本丸が高額療養費制度改悪。
これを押し通すために2月8日総選挙が仕組まれた可能性すらある。
再審制度見直しを完全に骨抜きにする提案が自民党によって決定されようとしている。
どうしようもない日本だ。
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