高市内閣カミダノミクス
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2026年5月19日 植草一秀の『知られざる真実』
RCP=Real Clear Politicsの調査でトランプ大統領支持率が39.9%となり40%を下回った。
不支持率は56.9%。
支持率から不支持率を引いた数値は17.0%。
この数値は4月25日に17.2%を記録している。

(出典:RCP)
RCPは全米のメディア等による世論調査結果を集計して発表している。
メディア公表の世論調査集大成と言える存在。
トランプ2.0が始動したのは昨年1月。
1年半が経過しようとしているが、この間、支持率は下落トレンド、不支持率は上昇トレンドを描いてきた。
2月28日に米国はイランに軍事侵攻。
通常、米国が実行する軍事作戦について当初は米国世論が賛同の意を示す。
時間の経過に従い支持が低下する傾向を示す。
しかし、2月28日のイラン軍事侵攻については、侵攻の当初から米国国民は賛同していなかった。
米国国民に支持されていない軍事行動である。
イランと米国は核問題について協議中だった。
次回交渉日程も内定していた。
その交渉のさなかに米国は一方的に軍事侵攻した。
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明らかな国際法違反、国連憲章違反の行為である。
トランプ大統領は「国際法は必要ない」とまで言い切った。
米国の国際法違反、国連憲章違反の暴挙に対して国際社会が批判を強めてきた。
このなかでの唯一の例外が高市首相。
訪米してトランプ大統領と面会した高市首相はこう述べた。
「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ。
これを伝えに訪米した。」
国際社会がドン引きした。
トランプ大統領に
「世界の平和と繁栄を打ち砕く国際法違反、国連憲章違反の行為は許されない」
とたしなめるべきところ、トランプ大統領を絶賛する発言を示した。
ホワイトハウスは高市首相がトランプ大統領に抱きついた写真、食事会で絶叫して踊り狂う高市首相の写真を公式サイトに掲載した。
バイデン大統領の代わりに、サインを代筆したと言われるオートペンに差し替えた写真の前で笑い転げる高市首相の写真も掲載した。
米国のイラン軍事侵攻が始まって2ヵ月半が経過するが戦争はまだ終結していない。
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ホルムズ海峡は封鎖され、世界の物流に重大な影響が広がっている。
日本が輸入する原油の8割以上がホルムズ海峡経由で運ばれる。
ナフサを含む石油関連製品の輸入も滞っている。
当然のことながら原油や石油関連製品の消費を抑制する必要がある。
ところが、高市内閣は国民に節約さえ呼びかけない。
早期にイラン戦争が終結することを前提に無策を決め込んでいるのだとすればあまりにも愚かだ。
「賢者は最悪を想定して楽観的に行動する」
と言われるが、
「最善を想定して楽観的に行動する」
のは単なる愚者。
「米国とイランが戦争を終結させる」
ことを根拠なく信じて何も対応していないように見える。
この対応は
「カミダノミクス」
「神頼み」して戦争が終わる保証などどこにもない。
原油価格は代表指標のWTIで1バレル=100ドルを大幅に超えている。
日本はトランプとともに沈みつつある。
(お願い)
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第4421号
「はしご外される高市首相」
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