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衆院解散:「なれあい決戦」与野党走る 識者3人はこう命名 [mainichi.co] 【高村薫さんのコメントが当たっている】
http://www.asyura2.com/biz0310/idletalk5/msg/192.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 10 月 11 日 09:58:26:WjxaaVdW72Wrk

10日午後1時過ぎ、綿貫民輔議長が解散詔書を読み上げ、事実上の決戦の火ぶたが切って落とされた。綿貫氏自ら「なれ合い解散」と呼ぶように、与野党ともに「織り込み済み」の総選挙。とはいえ3年4カ月ぶりの衆院解散に有権者の関心も集まる。識者に今回の解散を名付けてもらった。

 ◆今のうちに解散◆

―作家の高村薫さん

 首相人気が高止まりのうちに。落ち込んでいた経済が少し持ち直しているうちに。イラク派兵で自衛隊に犠牲者が出ないうちに。年金制度改革で国民負担の増大が明らかにならないうちに。道路公団と郵政民営化の結果が問われないうちに。そんなこんなの理由で、今のうちに解散してしまえということではないか。今なら逃げ切れるというのは、政権末期の賭けだと思う。

 ◆改革絶叫解散◆

―東京大先端科学技術研究センター教授(日本政治史)の御厨貴(みくりやたかし)さん

 小泉さんは改革と言うが、本当に出来るのか分からない。抵抗勢力にとっては、小泉さんが「改革」と絶叫するだけで具体的には政策を出さない方が助かる。小選挙区で自民党候補に一票を入れることが小泉さんを支えることになるが、それに値する候補者がいるのか。一方の民主党も高速道路を無料にするなどと主張しているが、果たして実現可能性があるのか。見極めが大切だ。ただ、これまでの選挙と違って、改革の実現に向けたマニフェストが作られ、具体的な論点が出始めているのはよいことだ。

 ◆オルタナティブ(選択肢)解散◆

―吉本興業元常務でフリープロデューサーの木村政雄さん

 民主、自由両党が合併したことで、政権交代の可能性があるオルタナティブ(選択肢)が増えたことが今回、一番のポイントだと思う。このあたりで一度、政権政党を代え、違う人がやった方がいいのかもしれない。若い人たちが大勢、出てきているし。まあ民主は松下政経塾出身、自民は2世、3世が多いけど。選択肢が増えることで「投票に行ってみようかな」という気持ちになる。投票には行くべきだ。政治を変えるには、自分自身が意思表示をすることだ。

[毎日新聞10月10日] ( 2003-10-10-15:49 )

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031010k0000e040061001c.html

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