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「検証 フセイン体制崩壊半年 誤算 終わらぬ戦争 イラク文化理解しない米軍(朝日10月5日朝刊)」へのJ-Rcom【神浦元彰氏】コメント
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/295.html
投稿者 転載バカボン 日時 2003 年 10 月 06 日 04:08:04:kkVgFyCLlyr/.

http://www.kamiura.com/new.html

検証 フセイン体制崩壊半年 誤算 終わらぬ戦争 イラク文化理解しない米軍(朝日 10月5日朝刊)

[要約]圧勝したはずの米軍がイラクで苦しんでいる。フセイン体制は崩壊したが、フセイン大統領は姿を消したままだ。そのフセインを探す為に米軍は無関係の住民を攻撃し、殺害する事件が多発している。また米軍部隊を襲撃する事件も多発している。反米勢力の武装も迫撃砲などが増え、攻撃も組織的になっている。親フセイン勢力との戦いから、占領軍である米軍を追い出す新しい戦争にかわりつつある。ワシントン・ポスト紙によれば、戦闘終結後には13基の高圧送電塔が倒されていたが、今では全国の1/3にあたる650基が倒されている。米兵はイラク人を信用してなく、イラク人との間で憎悪の悪循環に陥っている。14万人の駐留米軍が撤退できるめどはたたず、戦費も治安の悪化から膨らむ一方である。

[コメント]自慢するわけではないが、残念ながら私のイラク情勢の推測は当たっているようだ。私はベトナム戦争の例から、米国の主張する正義はイラクで受け入れられず、駐留米軍にイラク住民の憎悪が高まっていく。そしてイスラム教の視点で考えれば、米軍の長期イラク駐留などできないと書いてきた。米兵がイラクの泥沼でもがく間にも、米兵がイラク人を誤射、誤爆する事件は増している。また米兵が襲撃される事件も増加した。今では襲撃が一日平均が20件を越えると報じられている。事態が好転する様相はまったくない。
 そのイラクに自衛隊を本当にだせるか。石破防衛庁長官は以前に、自衛隊を出す前に自分がイラクに行って、安全を確認すると話していたが、もはやそのようなことも出来ないのではないか。例え行ったとしても、米兵の厳重な警護に守られ、形式的に見てくるだけの視察になると思う。自衛隊がイラクの和平と復興のために役立つ貢献とは無縁で、ただ駐留米軍の後方支援だけだとなれば悲しい。
 昨日はバグダッドで給料支払いを求める元イラク軍兵士が投石し、それを静めるために米兵がイラク人4人を射殺した。南部のバスラでも英兵が投石する元イラク軍兵士に発砲し、1名を射殺した。同じ南部のナーシリアでもイタリア軍が元イラク兵に発砲(死者不明)したという。あまりにもベトナム戦争に酷似している。

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