東洋思想ー道<タオ>とユング心理学の共時性

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ジーン・シノダ・ボーレン 日時 2001 年 9 月 11 日 10:09:37:

東洋思想ー道<タオ>とユング心理学の共時性

                     −−−ジーン・シノダ・ボーレン
<弟子に心の準備が出来た時、丁度、師匠がやってくる。>この古代中国の
ことわざは東洋思想の基本となる考え方を良く表しています。それは、人間
の心の中で起こる出来事、つまり内なる世界と外なる世界の微妙なつなが
り方を示しています。心理学のユングはこの考え方を共時性(シンクロニシ
ティー)と呼び<意味のある一致>と定義しました。共時性は、こういうつな
がりが私たちの日常生活の中で現れてくる様子を示しています。東洋の心は
私たちと他の人たち、私たちと宇宙の間に潜在している見えないつながりに
ついて昔から考えてきたのです。これこそが、世界の本質的リアリティー
(実相)であり、東洋思想では、それを道<タオ>と呼んできたのです。思い
がけない出来事、夢、思いがけない出会いなどについて、何か感じた人は
そういった事柄には、見かけ以上の深い意味があるということがわかるで
しょう。それは、具体的な事実や論理的な推理の世界よりもずっと大きくて
広い世界をのぞく窓なのです。
          −−タオ心理学(ユングの共時性と自己性) 春秋社

ジーン・シノダ・ボーレン
精神医学博士 米国カリフォルニア大学精神医学教授
ユング心理学と東洋哲学の接点を研究し、全米各地で、精力的
セミナーを開催している。

(コメント)
人間の体は小宇宙であると、東洋医学では、よく言われますが、
言葉のとおり、日常的なストレスや感情をかき乱す出来事が継続して
続くと、その心の不調和は、肉体自身にも影響を与えるということは、
西洋医学でも最近になって、研究されています。東洋思想である
道<タオ>やユング心理学での共時性は、さらに一歩進んで、その
心の影響は、外的な物質世界にさえ、影響を及ぼすと、となえており
ます。難しい学術的な理論は、わからなくても、機嫌の悪い人や、
ストレスのたまったイライラした人が身近にいるだけでも、自分の心に
何らかの影響を与えているということは、みなさんも理解できることと思い
ます。心の不調和は、肉体に影響を及ぼして病気として現れたりする
のと同じように、外的な現象でも災難・トラブルとなって現れてきます。
またその心の調和を取り戻すように努力することにより、全てが、好転
したりもします。一部の人は運命のいたずらや、不幸の星の下に生まれ
てきたと諦めたりしてる人もいてますが、実をいうとそれらは、全て
自分の心の引き起こした結果にすぎないのかもしれません。


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