根拠のない自信

 ★阿修羅♪

中村修二青色発光ダイオードの開発に成功(ノーベル賞候補 日時 2001 年 9 月 07 日 16:39:01:

根拠のない自信

                                 −−中村修二
ほとんど全ての人は、もうこれ以上アイデアを考えるのは、不可能だというとこ
ろまでいきつき、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというの
に・・・〈エジソン) アイデアの秘訣は執念である。(湯川秀樹〉 <できそうか>
と言われて、<できない><できそうもない>というのは、自分の敗北を認め
たことになる。私にはそれが耐えがたいことなのだ。だから、何の目処もたって
なくても、<できる>と答える。それぐらいの強気がなければ、成功はおぼつか
ないと思う。実際私は大学院を修了して就職する時、企業の面接で、<あなた
は何をやりたいのか>と聞かれて<いや、何でもやれます>と答えた。今、こ
んな答え方をすれば、就職試験はたちまちアウトだろう。けれども、当時私にと
っては、正直な気持ちであった。大学院を修了した時、自信があったからそう
答えたのである。別に大した根拠があるわけでもなんでもない。けれども自信
だけは、すごくあった。営業の仕事だろうが何だろうが、とにかく大丈夫、自分
にはやれるという感じがしていたのである。もちろん、最初からやれるとは考え
ていない。最初は最下位からの出発でも、とにかくやってるうちにのし上がって
いけると思っていた。それは、一つには子供の頃から負けず嫌いな性格であ
ったこと、そしてもう一つは、一つのことを深くやっていくのが好きだったからだ。
何であれ、一つのことに没頭してやりとげていくことには自信を持っていたの
である。        ーー考える力やりぬく力私の方法 三笠書房

中村修二
工学博士 カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
20世紀中には無理と言われていた高輝度青色発光ダイオードの開発に成功
現在ノーベル賞に最も近い人と評価されている

〈コメント)
何の根拠もない、メドも立ってないのに<できる>と言う自信だけはある。
一見無茶なようですが、あなたにも一度や二度はこんな事が今までにあったことと
思います。上記の3人の言葉を読んでいると、一つの共通項が見出せます。それ
は、到達する目標をいったん定めると、自信をもって行動すれば、成功は必ず
やってくるということを確信しているということです。かつての成功者たちは、
いかなる分野においても、この人間の心が持つ偉大な創造力に気づいていた
ということです。

[ 潜在意識を活用し奇跡を起こせ 自己啓発研究所 ]

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