ーーアルバート・アインシュタインーー
私が積極的イメージと創造的ビジョンについて講演すると、＜私はずっとイメー
ジを描いてきましたが、どうしても実現しないのです。なぜでしょうか。＞と聞く
人が聴衆の中に必ず二人や三人は出てくる。そういう人への私の答えは、＜あ
なたのしたくないことは、いったいなんですか。＞という質問である。すると大
抵の場合、＜私の夢を追うために、住み慣れた場所を離れて、知らない場所
に家族を連れて行くような自分勝手なことなんかとてもできません。というよう
な返事が返ってくる。私は＜夢を実現するにはあなたがどれだけやる気があ
るか調べる必要がありそうですね。と話することにしている。というのも＜夢を
実現するためならなんだってやる＞という気持ちこそが夢を達成できるかどう
かの鍵になると私は信じているからだ。＜やる気＞とは、結局やろうとする気
構えの問題である。＜私は幸福になるんだ。自分は今幸福なんだ。自分の夢
は必ず実現できる＞と心の中で強く思うことだ。だからといって、やる気になる
ためにあれこれと特別な目標をたててみる必要はない。＜やろう＞と心の中
で思いさえすればなんだってできるのである。
ーー小さな自分で一生を終わるな ウェイン・Ｗ・ダイアー著 三笠書房
（コメント）
目の前にあるリンゴを食べたいと＜願望＞するとき、あなたは容易に手でそ
れをとって、リンゴを食べるという行為を実現するでしょう。しかしもしそれが、
１００キロもある荷物を自分の手で一キロ先まで運びたいという＜願望＞で
あれば、どうでしょうか。何回かに分けて運ぶとか、休憩を入れながら忍耐
強くそれをしなければ、実現しないでしょう。潜在意識の法則もそれと同じで、
自分の望むことが偉大なことであればあるほど、それを実現するにあたって
の試練を乗り越えるための想念も、強いものが必要になってきます。
ウェイン・Ｗ・ダイアー
心理学博士 マズローの自己実現の心理学をさらに発展させた個人の生
重視の意識革命を提唱、新個人主義の旗手として世界的ベストセラー多数
この教訓は、毎日配信されます。一度だけでなく、何度も何度も繰り返し読
みましょう。そして、仕事中、勉強中に何度もその内容を思い出し、でてくる
登場人物があれば、それを自分に置き換えてイメージしてみましょう。あな
たがもし、このことをまじめにやり続けたとしたら、近いうちに必ず潜在意識
の不思議な偉大なる力を目の当たりにすることになるでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。