「どちらでもないです。寝床の中で考えました」

 ★阿修羅♪

湯川秀樹 物理学博士 日時 2001 年 8 月 31 日 21:55:20:

初めての日本人ノーベル賞受賞者に質問を浴びせる報道陣。
「中間子理論はニッポンの畳に座って考えたのか、
それとも洋式の机で考えたのか」
湯川は一瞬だけ考え、真顔でこう答えた。

「どちらでもないです。寝床の中で考えました」

            <湯川秀樹 物理学博士>

湯川は深夜になると、妙に頭が冴える性質(たち)だった。布団に入ってあれ
これ考えていると、昼間は思いつかないようなひらめきが生まれてきた。これ
だ!とひらめいた瞬間、枕元に置いてあるノートに筆を走らせる。突然の明
かりに子供達が目を覚まして泣き出す。スミ(妻)は湯川の気が散らないよう
に二人の子供を抱いて廊下に出る。電灯が再び消える頃には、外が明るく
なり始めていた。

湯川 秀樹> Yukawa Hideki(1907〜1981) 
〜夫婦で獲ったノーベル賞〜より
http://www.tv-asahi.co.jp/100nin/text/backnumber/014.html

偉大な人々は、時折他人と群れるのを避ける。彼らはすぐに自分の部屋に
閉じこもって鍵をかけるか、また丘の上まで歩いていって座り、静かに瞑想
にふける。自分自身に完全に遮断された書斎を作ろう。それはただの屋根
裏部屋でも道具置き場でもいいのだ。定期的にこの隠れ家を訪れよう。もし
できなければ、一人で座れる丘の上などにいこう。毎日わずかな時間でも
自らとともに過ごしてみよう。<声>を聞くことを期待し、耳を傾ける姿勢を
とっていよう。すべての騒音と外界に対する思考を遮断するようにしよう。
これは練習を重ねるうちに容易になるが、あなたは、外部の事柄に対して
精神を閉ざさねばならない。自分の精神をコントロールできれば、これは、
可能なはずだ。あなたはただ、あらゆる種類の思考がいつでも精神に入り
込めるようにしなくてはいけないのだ。可能な限り頻繁に、できれば毎日、
沈黙の中に最低30分座っていられるようになるまでこれを続けてほしい。
ときどき、できれば毎日、完全にあなた自身になるために時間を割くこと
を決断しなければならない。あなたの精神が新鮮で、生活の煩わしさから
解放されているときなら、早朝でも夜遅くでも昼食の合間でもいつでもかま
わないのだ。自分は常に忙しく、そんな時間はないとあなたは言うかもしれ
ない。少し立ち止まってみることで、沈黙し、自らの重荷に耳を傾けることは
容易になる。そしてあなたは無駄な奮闘をせずに仕事を完遂するにこした
ことはないということに気づくだろう。人を億万長者にするインスピレーション
の閃きは、考える時間をとることから生まれる
ーーコリン・ターナー あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法 PHP

(コメント)
様々な偉人たちの記録をみてると、おもしろいことに気づきます。それは、
自分が閃いたことを忘れない内にすかさずメモに殴り書きしていることで
す。潜在意識は、いじわるなことに、全く違うことをしている時に今まで自
分が悩んでいた物事の絶妙なる解決策を出す時が多いのです。大抵の
人は、別のことに意識をとられているために、その閃きを忘れてしまいが
ちになりますが、潜在意識からの信号である閃きの重要性を知っている
人たちは、何時いかなる時に閃いても忘れないように、メモを持ち歩いて
いるのです。

コリン・ターナー
ヨーロッパを代表する潜在能力開発の第一人者
ブリティッシュテレコム、マイクロソフト、ファイザー製薬など
数多くの企業コンサルタントとして飛躍的成果をあげている

[ 潜在意識を活用し奇跡を起こせ 自己啓発研究所 ]

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。