何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう

 ★阿修羅♪

松下 幸之助 松下電器創業者 日時 2001 年 8 月 31 日 21:59:03:


何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。
上がっても上がらなくてもと
考えている人の頭からはハシゴは生まれない
                          
                <松下 幸之助 松下電器創業者>


1960年代半ば、私は日本で最も尊敬されているビジネスマンの一人である、
故松下幸之助氏の講演を聴く機会がありました。講演のテーマは<ダム式
経営>でした。氏は聴衆に向かって、ダムがいつも一定の水量でみたられ
ているように、我々も蓄えをもって事業を経営しなければならないと話されま
した。質疑応答の際、聴衆の一人が質問しました。松下氏の考え方の健全
さを褒めたたえた後で、自分には余分な資金が無いといいました。そして<
どうやってダム<蓄え>を作ればよいのでしょうか>と尋ねたのです。松下
氏は、自分もその答えは知らないといいました。その後<しかし>と氏は続
けました。<まず蓄えが要ると思わなあきまへんな>聴衆はそれでは答え
にならないと笑いましたが、私はその言葉に強い感銘を受けたのです。私が
学んだことは、何か事を起こす時は、まず思い込まなければならないという
ことです。<これが理想的であることはわかっているけれど、現実にはそん
なことは不可能だ>と自分に言い続けていたら、何も起こせはしないでしょう。
信じていないもののために努力することはできないのです。強烈な願望を描
き、心からその実現を信じることが、困難な状況を打開し、物事を成就させ
るのです。
               ーー成功の情熱 稲盛和夫 PHP研究所

稲盛和夫 京セラ 第二電電(現KDDI)創業者

(コメント)
自分の心の曇っているときは、例えどんな素晴らしい格言や言葉を聞いても
何も感じないし、感動もありません。しかし、逆の場合、ほんの些細なことに
感動したり、生きる知恵をその中から見出したりします。偉大なる人びととは、
<些細なこと>と普通人が普段見過ごしていることから、偉大なる学びを
日々得ている人たちのことを言うのではないでしょうか。

[ 潜在意識を活用し奇跡を起こせ 自己啓発研究所 ]

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