調子が悪い時は調子が良かったころの日記を読み返すことがあります

 ★阿修羅♪

荻原健司 スキーノルディック複合 日時 2001 年 8 月 30 日 18:17:57:

調子が悪い時は調子が良かったころの
日記を読み返すことがあります
でも調子のよかったときのページを見ると、
どちらかといえば何も書いてないことが多いんですね(笑)
逆に言えば、調子の良さに任せて何も考えてなかったんでしょうね。
つまり頭の中がクリアなんですよ。
      
             <荻原健司 スキーノルディック複合>

荻原流イメージトレーニング
ーー試合直前の集中力の高め方を教えてください

僕はどちらかというと、試合直前は、一人になって、ウォーミングアップをした
りしてますね。それにジャンプ直前も一人でジャンプのイメージを頭の中で繰
り返しています。ですから、途中で人から話かけられたりすると、それが中断
されてしまうのでやはり嫌ですね。だから意識的に人から思い切り離れたとこ
ろで自分の世界を作るようにしています。だから、直前は他の選手に話かけ
るということもありません。これは僕なりに他の選手に対して気を使っているん
ですけど、無愛想な奴って思われていたかもしれませんね(笑)それに長野
五輪のときはジャンプの前とか、不安というか<どうやって飛ぼうかな>とい
う恐怖感が大きかったんですね。そういうときはなかなか集中できないものな
んですよ。そこで、<今までどれだけ練習してきたのか、この日のためにどん
なに賭けてきたのか>と心の中で思い返し、<今ここで思い切りやればいい
んだ>と自己暗示をかけましたね。不安や恐怖に立ち向かってそれを克服
するのではなく、今までやってきたことをしっかりと思い返して<それを見せ
る舞台がここにあるんだ>と言い聞かせるんですよ。そうやって心を落ち着
かせると集中もしやすくなりますからね。

ーーメンタル強化バイブル 高畑好秀著 池田書店より

(コメント)
武道の経験がある方ならご存知かと思いますが、柔道、空手、剣道、合気道、
弓道など、およそ全ての武道において、練習前と練習後に黙想(瞑想)を行い
ます。現代のそれは、ほとんど伝統に従った儀式に近いものがありますが、
心をクリヤ(空)にすることが、自己の運動能力を高めるトレーニングとしては、
最適な方法であるこが、近年の科学的メンタルトレーニングとして注目されて
おります。我々の行動は、進化しているように見えて実は古代のやり方に
戻っているような気がしてなりません。

荻原健司
スキーノルデック複合オリンピックメダリスト
93年から3季連続ワールド杯総合1位
リレハンメル五輪 団体金 個人4位などメダル多数


[ 潜在意識を活用し奇跡を起こせ 自己啓発研究所 ]

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