疑念と恐怖を克服した人は、失敗をも克服する

 ★阿修羅♪

ジェームス・アレン イギリスの哲学者 日時 2001 年 8 月 30 日 18:44:14:

疑念と恐怖を克服した人は、失敗をも克服する
彼らの思考はすべて行動力に結びついているので
どんな困難にも勇敢に立ち向かい、
うまく乗り越えていくことができる

                      
                 <ジェームス・アレン イギリスの哲学者>

(常勝のスーパースターの集中力)
偉大なプロゴルファー、ジャックニクラウスは、恐怖と対照される願望による
動機づけを象徴している人物だ。プロゴルファーのベテランがこんなことを
言っている。<人間の精神は一リットルビンだと想像してみてほしい。ジャッ
クニクラウスは、そのビンを常時積極思考で満たすように心がけている。
正確でうまいショットだけを考えているわけだ。普通の人はどうかというとビ
ンの少なくとも半分は懐疑的な考えで満たされているといってよい。どうす
ればうまくショットできるかと考えるより、むしろ、どうすればこのショットを
失敗しないでやれるかと考えているものだ。>ニクラウスの精神は今やる
べきことで満タンになっていて、否定的な考えが入る余地など全く無い。

私たちの精神なら、一度にあれもこれも考えて混乱するところを彼は目的
を一点に集中し、一つ一つの動きをコントロールすることができる。いま一
番重要なことに、つまり勝つための行動に焦点を合わせて集中する
ーーこの驚異的な能力が、常勝のスーパースターの条件だ。そして、
ジャックニクラウスは、この能力をビジネスにも発揮し、成功した。一つの
ことに集中する能力を身につければ、それは種子となり、育ち、やがて何
倍にもなってもどってくる。ニクラウスの話はこのことを証明している。勝者
とは、いま自分の頭から離れない考えが行動を支配するということを知っ
ているものだ。勝者はリスクをチャンスだと見る。成功することによって得
られる利益をあらかじめ考える。失敗したときのペナルティーを恐れない。
ーー成功の心理学 D・ウェイトリー著 ダイヤモンド社

(コメント)
一流のスポーツ選手のインタビューを見ていると、一人の例外もなく積極
思考をしていることがわかります。勿論個々人の性格などで表現方法は
違いますが、彼らの心には敗北や失敗というような後ろ向きな思考は
一切感じられません。よく憧れの選手のフォームなどを真似る人を見か
けますが、本当に真似るべき点は、目に見えない思考法の方なのかも
しれません。

デニス・ウェイトリー
世界的に著名な能力開発研究家
全米オリンピック委員会心理学部会委員長、南カ大学客員教授
プロスポーツ選手、オリンピックメダリスト、宇宙飛行士
経営者、ビジネスマン、学生など幅広い指導を行なう


[ 潜在意識を活用し奇跡を起こせ 自己啓発研究所 ]

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。