大事なことは、君の頭の中に巣くっている
常識という理性をきれいさっぱり捨てることだ
最もらしい考えの中に新しい問題の糸口はない
そのところをわかった上で常識にとらわれない発想法をマスターすれば
あとはリラックスして昼寝でもなんでもしていていいんだよ
ーーエジソン（発明王）ーー
（超越的な瞑想）
カールライフ（スコットランドの哲学者）は言っております。＜沈黙は偉大なるものが
自然に形成される固有の環境である＞と。エマソン（アメリカの哲学者）も
こう言ってます。＜神のささやきが聞こえるように沈黙しよう＞と。
あるすぐれた実業家は私にむかって＜私の場合、成功した仕事上の決断は、
朝五分の沈黙の時間のおかげです。＞と語りました。彼は自分の注意力と
感覚器官の知覚を外界から引っ込めてしまい、身体を静かにし、目を閉じ
＜無限の知性は自分の中にあるのだという偉大な真理について観想します。
沈黙しながら、神が自分を導いてくれていること、新しい、創造的なアイデアが
自分に与えられるということ、神的精神がその日のいろいろな会議や商談を
支配するということ、自分の内なる至高の英知が適切な言葉を自分に
与えてくれるのだということ、自分の会社のために下す決断のすべては
適切な行動に基づいておりすべての人に恩恵をあたえるのだということを肯定した。
それから彼は、自分で＜超越的瞑想＞と呼んでいる黙想を約五分間やるのですが、
これは単に自分の全存在を神の平和の川が貫流していることを想像するだけの
ことなのです。しばしば、この静かな時間に、彼と彼の他の仲間たちが何回も
苦労して悩んできたさしせまった仕事上の問題や人事の問題に対して、
その解決策がポンと頭の中に浮かびあがってくるのです。
ーー眠りながら巨富を得る ジョセフ・マーフィー 産能大学出版
（コメント）
このマガジンを書いてて一番読者からのご質問が多いのが、瞑想についてです。
しかし瞑想について詳しく書くのは不可能ですから実際に実践してみて、体験して
みてくださいと、ほとんどの場合愛想のない返事を出してしまいます。（笑）
実際に実践している方ならわかると思うのですが、瞑想していると様々な不思議な
ことが起こり始め、それは内的な意識だけではなく、外的な環境にまで及んできます。
それを説明するということは丁度、食べたことのない料理の味の説明をすることと
同じように思えます。いくら沢山の言葉をならべて説明したところで、本人が実際に
食べて見ない限りは、理解できないのと似ています。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。