祈るとき、私たちは宇宙を回転させている

祈るとき、私たちは宇宙を回転させている
　　
　　無尽蔵の動力に、つながれる

　　　　　　
　　　　　　ーーアレキシス・カレル（ノーベル医学賞受賞者）ーー

（宇宙で一番大きな力）
この宇宙で一番大きな力とは、一体何か。それは人間が、夜空に無数の星を
ちりばめた天地創造の主との間に作ったトンネルを流れるエネルギーだと私は
思っている。このエネルギーは、人間のプラス・ファクター（積極的思考）の中に
しまわれている。そしてそれを解き放つのがいわゆる『祈り』であると思うのだ。

がっかりなされるのはちょっと待ってほしい。『祈り』といってもあなたが想像される
ようなものではない。あなたが想像したのは、、宗教と密接に結びついている
祈りではないだろうか。でなければ書物にでてくる厳かな文章、牧師の口からでる、
うつろな言葉、せっぱつまったときに口をついてでてくる嘆願ーーそれらは
祈りの表面的な部分をとらえたものにすぎない。

祈りで何が大切かというと、それはまず『信じること』である。信じることは難しい。
疑うのは簡単だ。誰にだってできる。頭を使う必要もないし、習練が必要な
わけでもない。でも疑いを捨てて信じるには、強い意志と気力が必要だ。そ
れができたとき、祈りは通じる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　ーーどうすれば最高の生き方ができるか　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノーマン・ヴィンセント・ピール　三笠書房

（コメント）
潜在意識への強力な願望が何でも叶えてくれるのなら、もし１０トンの
重さの荷物を持ち上げて、目標地点へ運ぶイメージをし、祈り（願い）
努力しつづければ、その願いは叶うのか、と疑念を抱いたことは
ないでしょうか。確かにそのようなことは物理的に不可能でしょう。

しかし、そのような時でも、突然思わぬ方向から、荷物を運ぶ台車を
貸してくれる人が現われたり、一緒に運んでくれる協力者が集まって
きたり、底に油を塗って、荷物をすべらせてみてはどうなのか、などと
いうようなアイデアが、ひらめいたりします。
、
目的を達成するための武器が、思わぬ方向から集まり始めます。
それはあたかも磁石のごとく、あらゆる方角から引き寄せられてきます。
私たちが、強く願って（祈って）努力を続けるとき、周囲の小宇宙が、
その強烈な願望によって動き出し、目的達成のために
働き始めるのです。

アレキシス・カレル（Alexis Carrel)

世界で初めて近代的な輸血を行った医師
１８７３年にフランスで生まれる。
１９１２年に臓器移植と血管縫合に成功し、
弱冠３９才でアメリカ初のノーベル賞受賞者となる。

著書の『人間　この未知なるもの』は
『二十世紀のアメリカ出版界で最も深遠、賢明かつ実際的
価値のある著書』とされ、空前のベストセラーとなった。

この序文の中では
『本書は古くなるにつれて、益々時宜しきを得たものになるだろう』
と予言めいたことが書かれており、そのとおり６０年以上たった
今尚、近代医学生理学界に、多くの教訓を与え続けている。

思いが叶うということは、この大宇宙の中の端末機たる
　自分にあるスイッチが入って、何か計り知れない力が
　　宇宙から流れ込んでくることではないか
　　　
それが思いを実現させる大きな力となって働くのではないか

　できないのは完全に描ききれていないからで、
　　本当にきちっと描けたものは
　　　最後に、このスイッチ・オンを得るのだ　

　　不思議といえば不思議である・・・・。

　　　　　　　　　　　　　ーー澤田秀雄（H.I.S. エイチアイエス創業者）ーー

日の光の中、遠く離れた所に、
　　私の『最高の望み』がある

　　私はそれに届かないかもしれない
　　　しかしそれを見上げることはできる
　　　　その美しさを見ることもできる
　
　　それらを信じることもできる
　　　　それらが導くところへ、ついていくこともできる

　　　　　　　　　ーールイザ・メイ・オルコット（作家『若草物語』著者）ーー

夜、疲れた心の片隅で夢見るものは
　　目覚めとともに、夢の空しさを知る

　だが真昼に夢見る者たちには、心せよ
　　　彼らは、しかと目を見開き、夢を実現させるであろう

　　　　　　ーートーマス・エドワード・ロレンス（アラビアのロレンス）ーー

１　くつろぐこと、
２　あなたの問題について考えること
３　あなたの問題に対して成功者の態度をとること

　これらすべてやってしまったら、
　　その問題についてのすべての考えを
　　　意識する心から取り去ってしまうこと

　そして適当な時に解決が
　　出てくることを期待して、そっとしておくことである

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ーーベン・スィートランド（心理学者）ーー

潜在意識に考えを送り込むことを
　　確実にやる簡単な方法は

暗示の対象となる考えを圧縮して
　すぐに記憶に刻まれるような、簡単な文句にまとめ
　　それを子守唄のように、何度も何度も繰り返すことだ

　　　　　　　　ーーシャルル・ボードワン（フランスの心理学者）ーー

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