小沢一郎とは


[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ ] [ FAQ ]

 
投稿者 たけしくん 日時 1998 年 11 月 23 日 11:46:38:

ビルトッテンさんのページより全文引用
題名:No.8『アメリカ殺しの超発想』 霍見芳浩著

ニューヨーク市立大学教授の霍見芳浩氏とは、昨年3月
の日本テレビの日米経済紛争 に関する討論番組を通じ
て知り合いました。霍見教授はニューヨークから、私は
日本か らの参加でしたが、結果は二人で米国側の代表
をやり込めることになりました。番組終 了後すぐにス
タジオで連絡を取り合い意気投合し、以来親しくさせて
頂いております。 この2月、ニューヨークで教授にお会
いし、教授から最新の著書で取り上げた「小沢レ
バー」の話をうかがいました。皆さんにも是非お読みい
ただけたらと思い、以下に同書 の紹介をいたします。

       *  *  *  *  *  *  

日本を操るアメリカの秘密兵器は「小沢レバー」であっ
た。レーガン、ブッシュ、ク リントンと続く米国大統
領は誰もが、日本政治のフィクサー、小沢一郎を利用し
て市場 開放、湾岸戦争への拠出金、米国からの武器調
達等の要求を次々に日本に呑ませ、小沢 はその見返り
にリベートや利権を手にしてきた。米国が日本の腐敗し
た金権政治に一役 も二役も買ったのは間違いない。

在米30年以上のニューヨーク市立大学教授、霍見芳浩氏
は著書『アメリカ殺しの超発 想』で、この「小沢レ
バー」を詳細にわたって暴露している。筆者によれば、
米国はア メとムチの両方を使って小沢を操ってきたと
いう。アメは在日米軍関係のリベートや、 日本の特定
市場開放に伴う日本の関係企業からの献金だった。もち
ろんこうしたリベー トはただで与えられるはずはな
い。そこには恐喝というムチも利用されてきた。例えば
小沢、池田、ノリエガの三角関係である。以下、同書
からの抜粋である。

        *************

94年5月以来、ワシントンを起点にしてアメリカの各所
に配られた「オザワ批判 リポート」はもう1つ重大なこ
とに触れている。まず、小沢氏が唱える「普通の国 日
本」は、その実態は日本戦略研究センターの「指針」で
も明らかなように、日本 の昔来た道、つまり、アジア
での軍事大国化と帝国主義的海外膨張を狙うものだと
リポートでは的確に指摘している。実際に、アジア・太
平洋諸国が「小沢ヒットラ ー」の出現かと、警戒し始
めてもいる。そうした事情を背景に、小沢レバーがこれ
まで便利だったとはいえ、アメリカとしてこんな小沢
氏の勢力拡大に力を貸してい ると、先々で大変な目に
遭うよ、と問題のリポートが指摘したことは、すでにお
話 ししたとおりである。

そして次に、これに関連して同リポートは、小沢氏が創
価学会名誉会長で偽本尊 を作ったりしてとか会員の中
でも批判のある池田大作氏と連携して、池田大作氏の
野望である政教一致による日本の支配と、そのためのハ
ク付けとして「ノーベル平 和賞」の獲得に、小沢氏が
協力している事実も暴露する。池田氏と同盟を結んでい
る小沢氏は、アメリカにとってはますます好ましくな
い人間だとも明言している。 実はこのくだりを読んだ
とき、私もひとつ思い出すことがあった。それは、ブッ
シュ前大統領が金丸、そして小沢両氏を思うままに操
っていたころ、両氏に与える アメ玉だけでは説明がつ
かないと思うことがいくつかあったのだ。そこで、CIA
に 近いアメリカ人が聞かせてくれたのが、小沢氏、池
田氏、そしてパナマの独裁者だ ったノリエガ将軍を結
ぶ線だった。

ノリエガ将軍は、ブッシュ氏がCIA長官時代には、その
手先となって、キューバ のカストロ首相やニカラグア
など中米の革命グループの撹乱に協力した。そして、
その代償として、パナマを中継地として、時にはCIAの
輸送機も使ってアメリカに 南米コロンビア産のコカイ
ンを輸出(?)する暴挙を大目に見てもらっていた。この
ためにブッシュ氏の弱味を握ったとして、ノリエガ将軍
は、ブッシュ氏が大統領と なったアメリカを、好きな
ように操れると過信したのだ。

しかし、こんなノリエガを放置しておいたら自分の政治
生命が危ないと知って、 ブッシュ大統領は89年就任
早々に、米軍による電撃的なパナマ侵攻をやって、ノリ
エガ将軍を「戦犯」として捕え、アメリカのフロリダ
にさらって来た。そして、同 将軍を「アメリカへのコ
カイン麻薬供給の罪」もつけて秘密裁判にかけて有罪と
し 特別監獄の奥に閉じ込めてしまった。

このノリエガ将軍が吐かされたものの中に、池田大作氏
が創価学界の金をパナマ で運用し、ノリエガ将軍の麻
薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあが
りから、池田氏は小沢氏へ相当な額を常時渡していたと
いうものがあった。ブッシ ュ氏はこの自白の証拠書類
もがっちりと手に入れて、金丸、そして小沢の両氏を操
作するムチとして使っていた。もちろん、アマコスト
駐日大使は、このムチを必要 に応じて直接使用した中
心人物であったということだった。この話は「小沢のパ
ナ マコネクション」として、アジア・太平洋諸国の政
府の間にも知れ渡っている、と教えてくれたアジアの外
交官もいる。知らぬは日本のみということだろうか。

       ***************

ノリエガ将軍は池田氏に感謝の気持ちを表すため、1986
年パナマに「池田パーク」を 作り、また池田氏も翌
年、そのお返しに富士山の麓に「ノリエガ将軍の石碑」
を建立し ているという。霍見氏も述べているが、なぜ
日本にはこのような情報が入ってこないの だろうか。

『アメリカ殺しの超発想』では、この「小沢のパナマコ
ネクション」だけではなく、 円高不況、モトローラ日
本侵略大作戦、北朝鮮問題、コメ不足など、数々の事例
を取り 上げ、奴隷国家日本を今の今まで支えてきた政
治家や官僚の内幕を、極秘の資料とエピ ソードで、し
かも実名入りで解説する。最後に今、日本国民がどうい
った行動を取れば よいか、本文からのそのヒントとな
る一節で締めくくることにする。

       **************

まず、アメリカの対日要求の是非を判断する視点とし
て、「相互平等」や「目に は目を」といった対等な立
場に立った取引と、相手の脅迫に動じない姿勢とが必要
だ。日本だけが履行義務を負う片務的な日米交渉を続
けているから、世界の物笑い の種になっているわけで
ある。

クリントン大統領の誤った対日、そして対アジア政策を
正すには、この過ちの原 因を直視して、これをアメリ
カ国民の多くに知らせることが欠かせない。クリント
ン大統領の対日政策の誤りの原因は、錯覚のせいであ
る。アメリカが直面している アメリカ経済の生産性向
上と貧富の差という内政の二大問題の解決には、日本市
場 の開放と日本社会の改革、それに加えて在米日系企
業のいじめが近道だと思い込ん でいる。

アメリカ国民に対してこの重大な誤りを指摘するため
に、私は喩え話を使う。隣 家には窓が少なく、居住者
も窒息している。土台も、屋台骨も虫喰いだらけだ。こ
のままでは隣家はいずれ倒壊する。

しかし、我家の土台も傷んでいるし、構造にもガタがき
ている。この我家を直す ためには、まず隣家の大改造
が必要だと勝手に思い込んで、隣家に早く直せとかガ
ミガミいい、しかも、隣家から我家の土台修理の手伝い
に来ている者には、いやが らせをしている。これがい
かに間違いかは誰にでも分かる。

       **************

霍見芳浩(つるみ よしひろ)

1935年熊本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大
学院及び同大助手を経て、米国 ハーバード大学で経営
学修士号、さらに日本人として初めて経営博士号を取
得、コロン ビア大学、カリフォルニア大学の各教授を
経て、現在、ニューヨーク私立大学教授。ま たニュー
ヨークの太平洋経済研究所理事長も務め国際経営学の分
野では世界的に著名。

邦書に『日本企業の悲劇』『日本企業繁栄の条件』『世
界の心、日本の心』『地球時代 を世界と生きる』『日
本再活論』『地球時代の「会社の常識」』『脱大不況』
などがあ る。





フォローアップ:



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。