「新生IMF」めぐり論議 アジア危機教訓に改革へ

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投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 17 日 19:21:36:

09/17 15:05 「新生IMF」めぐり論議 アジア危機教訓に改革へ 外経17 #01
共同
 「アジア金融危機を悪化させた張本人」と指弾された国際通貨基
金(IMF)の改革問題が、大詰めを迎えている。今月末プラハで
開かれるIMF・世界銀行総会など一連の会議では、五月にIMF
トップに就任したケーラー専務理事が示した危機の予防と事後対応
を重視する「新生IMF」の青写真をめぐる議論が交わされる。 
 一九九七年のタイ・バーツ暴落に始まりインドネシア、韓国など
に飛び火した経済危機はロシア、中南米へと波及、投資家が新興市
場から一斉に資金を引き揚げるパニックに発展した。      
 「IMFは金融支援の条件として、銀行閉鎖、財閥解体など無理
な構造改革を迫り、緊縮的な財政、金融政策を押し付け、事態をひ
どくした」。姉妹機関の世銀で首席エコノミストを務めていたステ
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ィグリッツ氏は激しく非難した。               
(続)  000917 1505              
[2000-09-17-15:05]
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09/17 15:05 「新生IMF」めぐり論議 アジア危機教訓に改革へ 外経17 #02

 IMF前専務理事のカムドシュ氏は「見当違いの批判」と怒るが
、ケーラー現専務理事は「IMFは過ちを犯した」とあっさり認め
た。                            
 最近はアルゼンチンに財政再建計画の修正を認め、インドネシア
がIMFと事前協議なしに政策を決められる範囲を広げるなど「柔
軟な対応」が目立つ。                    
 構造問題への口出しは控え、本来の任務であるマクロ経済の監視
を重視。加盟国の経済情勢、財政・金融政策、通貨制度、銀行の健
全性などの点検を強化し、問題点を早めに指摘していく方針が明確
になった。                         
 「IMFと世銀の協力を強化する」―ケーラー専務理事は今月初
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

め、ウォルフェンソン世銀総裁と連名で、異例の声明を発表した。
(続)  000917 1505              
[2000-09-17-15:05]
続き (改行で次文書 E:終了)

09/17 15:05 「新生IMF」めぐり論議 アジア危機教訓に改革へ 外経17 #03

 貧困撲滅、経済成長促進、国際金融システム安定化を共通の課題
と位置付けつつ、世銀が社会問題に配慮し加盟国の貧困への取り組
みを支援するのに対し、IMFは金融危機対策を最優先し、両機関
が役割分担していくことを明記した。             
 支援の形態でも、IMFは金融危機の連鎖に歯止めをかける融資
枠設定や、危機に陥った国への短期融資を中心にする。インフラ整
備や社会改革を後押しする世銀の長期融資とすみ分けを図り、IM
Fの機能が肥大化し過ぎているとの批判にこたえていく。(ワシン
トン共同=大辻一晃)                    
(了)  000917 1505              
[2000-09-17-15:05]




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