のんちゃん、てるくん、こうちゃんを学校へ

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投稿者 緊急FAX・メール通信 2 2000.9.2 日時 2000 年 9 月 11 日 02:47:02:

緊急FAX・メール通信 2 2000.9.2
より多くの人に知らせたいと思います。お知り合いの方にどんどん転送して下さい
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のんちゃん、てるくん、こうちゃんを学校へ
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転入届不受理裁判支援連絡会
  090-2215-0256
 FAX  028-652-3199
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 8月24日、水戸地裁に就学拒否処分の取消訴訟と執行停止申立を出しました。執行
停止申立は裁判では判決まで時間がかかるので、その間だけでも処分の取り消しを行
うための申し立てです。
 8月30日には、文部大臣への要請をしました。文部省や茨城県は、市教委に「義務
教育の権利を保障するため、話し合いで解決を」としていますが、市はいまだに話し
合いに応じようとはしません。
 自治会やPTAは、てるくんを神奈川の児童相談所に、のんちゃんとこうちゃんを県
の福祉施設に閉じこめ、ゆかりさんたちには親元に帰るように、という要請書を県に
提出しました。見たことも話したこともない子を「閉じこめろ」という発想がどこか
ら出てくるのか、驚きを禁じ得ません。県は、31日に住民の要求に添えないことを回
答しました。

 9月1日、のんちゃんたちは学校に行きませんでした。
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いけたらいいのにな
のんちゃんの作文
 佐久山小学校での4ヶ月間は、楽しかったです。先生方はやさしくて、気をつかっ
てくださいました。友達もたくさんできて、いっしょに遊んだり、勉強したりしまし
た。跳び箱とかも、跳べるようになって嬉しかったです。
 7月に、ここに引っ越して来て、いろいろ次の学校のことを考えていました。ずっ
と次の学校には、行けると思っていました。でも最近、行けないみたい。とわかって
きました。だから最近は、
(学校に行きたいな。行けたらいいのにな。)
と思っています。
 なぜ、学校に行きたいかというと、自分に必要だな。と思うからです。体育とか、
音楽とか、家庭科とかは、家ではやりにくいです。それに友達も、学校でないとつく
れません。
 だから、学校に行きたいです。そして、行けたら嬉しいです。
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「悪魔のおまえたちに人権はない」

 8月27日、オウム(アレフ)対策連合協議会の主催でデモがありました。デモに
は1500人が参加し、一部の人々は「オウム出て行け」「オウムは学校に来るな」「オ
ウムが嫌いだ」等のシュプレヒコールを唱和していました(自治会からの動員のよう
で、一生懸命やっていたのは1割ぐらいの人だったようです)。デモはのんちゃんの
家の前を通り、裏の空き地で要請文を読み上げました。「悪魔のおまえたちに人権は
ない」とのんちゃんの家に向かって叫んで解散しました。
 共産党は、デモに先立って独自の集会を開き、120名が参加したそうです。上九一
色村で反対運動をしていた人を呼んで「オウムがいかに非人間的集団かを話し、住民
より多いオウムを相手に村や警察の応援が不十分な中でたたかいのようす」が報告さ
れ、柏市での監視活動が同党の市議から話され、「元オウム幹部が養育係を務めてい
るもとでは就学拒否は当然との見解を示し」たということです(『赤旗』8月30日)。
 こうした集会に参加した人のほとんどは、ゆかりさんやのんちゃんたちに会ったこ
ともありません。にもかかわらず、ゆかりさんのことを「養育者としては不適切」と
決めつけ、てるくんは小田原の児童相談所に保護を、のんちゃんとこうちゃんは茨城
県の福祉施設に隔離して適切な教育を受けさせるように、「要求」を読み上げました。
 竜ヶ崎市の小中学校のPTA等が作った「竜ヶ崎市小中学校保護者の会」も、29日に
県に同じ内容の要請をしました。
 31日、県はこの要請には添えないことを、住民たちに回答しました。

事実を見ようとはしない大人たち

 のんちゃんとこうちゃんは、佐久山小学校に4ヶ月間だけ通いました。のんちゃん
の同級生は、「オウムの子」と呼ぶ自分の親に「松本さんといわなきゃだめ」と教え
たといいます(『朝日新聞』7月17日)。男子の同級生のほとんどが、「どんな子か
と思っていたら普通の子じゃないか」という感想を漏らしたとか。去年の夏には、
「麻原の子と一緒のクラスになると思うと不安」等と述べていた地域住民たちです。
 阿部三郎旧オウム真理教破産管財人も、7月20日、大田原市佐久山で行われた退去
セレモニーでは、「次の自治体には前の7ヶ月ではなく、後の4ヶ月の事実を良く伝
えてほしい」と、市や佐久山対策協議会に述べていました。
 しかし、市も対策協議会や保護者の会等の大人たちは、こうした事実を見ようとも
しません。就学拒否という戦後始まって以来の一大事件が、大人の単なる無知ないじ
わるで起きてしまったとは、誰も予想はしなかったに違いありません。

文部省に要請

 8月30日、社会民主党の大島令子議員の紹介で文部省に要請に行きました。対応し
たのは、初等教育局小学校課の佐藤課長補佐でした。
 大島議員の要請書と共に、ゆかりさんと支援者連名の要請書を文部省に手渡しまし
た。
 文部省は、茨城県教育委員会と一度は電話で、一度は直接会って「教育を受ける権
利を保障するように」指導したと言っていました。8月25日には、大島文部大臣が記
者会見で、話し合いで解決するように求めました。文部省は、教育を受ける権利が大
切だとしながらも、市教委を指導する権限がないと話していました。
 川俣県教育委員会教育長も、8月31日の記者会見で「市は教育を受けさせる責任が
あり、一方で市民の福祉を守る責務もある。なんとか打開策を見つけだすには、双方
が話し合うしかない」(『常陽新聞』9月1日)と記者会見で述べました。
 文部省も県教委も、話し合いによる解決を望んでいることに変わりはありません。
しかし、市は「平行線だから」と言って、今のところ話し合いには応じよう とはして
いません。

 9月1日、のんちゃんたちは、学校には行きませんでした。のんちゃんの家の前に
オウム(アレフ)対策協議会の2人の役員が監視する中、3人の「2学期」は始まり
ました。

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のんちゃん、てるくん、こうちゃんを学校へ!
竜ヶ崎市に皆さんの声を寄せて下さい
串田 武久 竜ヶ崎市長
千代倉邦彦 竜ヶ崎市教育委員会教育長
竜ヶ崎市役所 電話 0297-64-1111
       ファックス 0297-60-1583
メールアドレス ryugasaki@po.net-ibaraki.ne.jp





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