西鉄高速バス乗っ取り事件、容疑少年は医療少年院送致(朝日新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 15:04:52:

回答先: 少年を医療少年院送致=西鉄バス乗っ取り事件(共同通信) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 14:43:07:

西鉄高速バスが乗っ取られ、乗客3人が死傷した事件で、佐賀家裁(永留克記裁判官)は29日午前10時すぎから第4回審判を開き、強盗殺人などの疑いで送致された佐賀市の少年(17)に対し、医療少年院送致とする保護処分を言い渡した。永留裁判官は、事件当時の少年の責任能力を認めたものの、少年の精神鑑定結果が「解離性障害や行為障害の症状」を指摘したのを受け、隔離した施設で日常的に精神科医の観察が必要と判断した。審判終了後、少年の付添人(弁護士)は抗告しないことを明らかにした。少年は近く医療少年院に入院し、精神医学的な治療を受けながら更生プログラムに沿った生活を送る。
事件は5月3日午後から4日早朝にかけて起きた。佐賀発―福岡行きの西鉄高速バスが乗っ取られ、乗員・乗客22人のうち女性3人が刺され、1人が死亡、2人が重傷を負った。
現行犯逮捕された少年は3月5日に国立肥前療養所(佐賀県東脊振村)に入院し、精神障害の一種で反社会的な行動を繰り返す「行為障害」と診断されていた。事件当日は外泊許可を受けて一時帰宅したばかりだった。
広島地検は、簡易鑑定後に少年を「刑事処分相当」との意見を付けて広島家裁に送致し、同家裁は佐賀家裁に移送した。
同家裁の審判では、事件当時の少年の責任能力の有無と、責任能力がある場合は少年院に送致する保護処分とするか、あるいは検察庁に逆送致して成人同様に刑事責任を問うかが焦点となった。
家裁が命じた少年の精神鑑定では、鑑定人は事件時の責任能力を認めたが、「自分が自分でなくなる感覚の解離性障害や行為障害の症状も見られ、精神分裂病を発病する恐れもある」として、精神科医の観察下で治療、矯正する医療少年院への送致が望ましいと結論づけた。
今回の家裁の決定は、大筋で鑑定結果を尊重し、少年は「精神病的な心理状態にはなく、心神耗弱の状態ともいえない。ただ、5年以上は解離製障害の治療が必要」とし、医療少年院送致を決めた。
精神鑑定書などによると、少年は中学校時代、周囲の期待にこたえようと猛勉強した後に無気力になって成績が下がり、「燃え尽き症候群」のような状態に陥った可能性がある。高校入学直後から不登校になり、自宅に引きこもった。自分の存在を確認できなくなる「自我同一性拡散」の状態とともに幻聴も感じるようになった。今年2月からはインターネットに没頭し、暴力的な画像や情報に触れる中で「別の人格」が反社会性を強めていったとされる。(14:35)



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