千代田生命、負債は2兆9千億(讀賣新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 09 日 12:22:19:

2000 年 10 月 9 日
経営不振に陥っていた中堅生命保険の千代田生命保険は九日、事業の継続を断念、更生特例法の申請を東京地裁に申請し、受理された。相互会社形態の生保に株式会社の会社更生法にあたる更生特例法が適用されたのは初めてだ。生保の経営破たんは戦後五件目で、保険金支払いに備えた準備金を含む負債総額は二兆九千三百六十六億円にのぼり、生保では過去最大規模となる。
同社の更生には、米大手保険のAIGが保険商品の供給などで支援する方向で調整している。
千代田生命の取締役は同日、全員が保全管理人に辞表を提出した。記者会見した米山令士社長は、「契約者の皆さまに、このような事態に至ったことを深くおわびします」と謝罪した後、更生特例法の適用を申請した理由について、「今年九月時点で債務超過になっている恐れがある」と述べた。
契約者の死亡保険金などは二〇〇一年三月までの特例措置で保護されるが、更生計画が決まるまでの間、中途解約や配当の支払いが停止され、貯蓄性の高い保険の満期返戻金も一部減額される見通しだ。
千代田生命はバブル期の不動産融資で不良債権が膨らんだほか、九八年の東邦生命の破たんをきっかけに解約が増え、急速に経営が悪化した。このため、今年三月、親密先の東海銀行に資金支援を要請するとともに、ドイツの大手保険会社アリアンツなど外資との提携交渉を進めてきた。
しかし、必要な資金支援の額が三千億円以上もの巨額に上るため、東海銀行は単独での支援は困難と判断した。さらに、外資との提携交渉も不調に終わったため、更生特例法の申請に追い込まれた。
千代田生命の今年三月期の決算は保険料等収入が前期比14・4%も減少し、経営の健全性を示す保険金支払い余力(ソルベンシーマージン)比率は基準となる200%をわずかに上回る261・1%にまで低下していた。



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