宗教法人「法の華三法行」（本部・静岡県富士市）幹部らが元信者から計約１億５０００万円をだまし取ったとされる事件で、詐欺罪に問われた前教団代表、福永法源（本名・輝義）被告（５５）ら１０人の初公判が１２日午前、東京地裁（永井敏雄裁判長）であった。福永被告は「人をだましてはいない」など述べ、起訴事実を全面否認、無罪を主張した。
福永被告は罪状認否で、「人をだまして金をもうけるという天声は受けたことがない。起訴状に書かれている共謀とか企てるとか、虚構など、行ったことがない」などと述べた。また陳述書を提出、「天声で示されるまま人を救う道として歩んできた」などと主張した。
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