サイエントロジーに行こう!、エッ?

 ★阿修羅♪ 2002/06/02より
参考このページは、サイエントロジー東京広報担当の削除指定URL10個 にて削除依頼されてしまったページです。

[ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ11 ]

投稿者 サイエントロジスト 日時 2000 年 10 月 24 日 14:28:34:

これは、「自己啓発セミナーの恐怖」に投稿したものをまとめなおしたものです。
http://www2.odn.ne.jp/~cag04660/ji.html

1. サイエントロジーに行こう?

サイエントロジーのわが国での活動は、80年代後半から始まります。
そのころは、西五反田に東京オーグ(オーガニゼーション=組織の略)がありま
した。92年の後半からは、東五反田にうつり、2,3年前に大塚にうつりまし
た。そのたびに、順調に組織を拡大しています。

サイエントロジーのサービスは、概ね、3通りに分けられると思います。

1)ベーシック・コース
2)アカデミー・トレーニング
3)プロセッシング(オーディテングと呼ばれる一種のカウンセリング)

1)のベーシック・コースは、入門者向けのコースで、2)のアカデミーや3)
のオーディテングにつなげるための、パブリック・リレーションという意味合い
の強いコースです。代表的なものとしては、サクセス・スルー・コミュニケーシ
ョン・コースがあります。これは、TR(Training Regimen or Traning Routine)
とよばれる、オーディター(カウンセラー)のためのトレーニングを改造したも
のです。

ワーナ・エアハードのセミナーやライフ・ダイナミックスなどでは、生徒に、コ
ーチ役の人や、他の生徒が罵声をあびせたりして、その状況に生徒を直面させる
プログラムが、あるそうですが、これは、このTRのなかで、ブル・ベイト 
(bullbait)と呼ばれるドリルにグループ・オーディテング(集団を対象として行わ
れるカウンセリング)などの要素をまぜこぜにしたものと推測されます。

これは、PC(クライアント)がオーディターに対して「ぜんぜん効果ないじゃん
かヨ!」とか「このバカヤロー」とか、「おまえの面が気にいらねー」「先生オシ
ッコ!」といっても、オーディターは、平然と状況に対処できるようにするため
のドリルです。

問題は、値段ですが、
ベーシックコースは、2万円前後でしょう。
アカデミーのコースは、一人前のクラスIVオーディタになるためには、
レベル0からレベル4までの5つのコースを習得する必要があります。
それ以外に、プロTR、アッパーインドックTR、スチューデントハット、M1な
どのコースが必要で、値段は、コースによって違いますが、私が、やっていた時
代では、1コース30万円前後だったと記憶しています。従って、全部やると2
00万円以上かかります。(最近は、もっと値上がりしているでしょう。ただ、ス
カラシップとかの割引特典もあります。)

オーディティングは、ご指摘のダイアネティックスにかかれているクリアーとい
う状態をめざします。これは、精神的逸脱のない状態で、高いIQ、記憶力、意視
力、病気への抵抗力をあたえてくれる状態のことであると言われています。

オーディテングは、インテンシブという時間の単位でオーディターの工数を購入
します。1インテンシブは、12.5時間で、30万円から40万円すると思いま
すが、まとめて購入すると安くなります。以前は、12インテンシブまとめて購
入すると1インテンシブあたり21万円程度で、合計250万円程度でしたが、
最近は倍ほどではなくても相当、高くなっているでしょう。(これらのサービスは、
教会へのdonnation(献金、寄付金)として処理される。纏め買いするとディス
カウントの献金も面白い。)

クリアーになるには、オブジェクティブ、サイエントロジー・ドラッグ・ランダ
ウン、グレード0からグレード4、NED(New Era Dianetics) CCRD (Clear
Certainty Rundown)の段階を消化する必要があります。

必要な時間は、人によって異なりますが、各段階、平均5インテンシブ程度と言
う人もいます。

40インテンシブ程度でしょうか?1インテンシブ21万として、840万円で
すか。クリアーまで、1000万未満でいければ、安く収まった方でしょう。

アカデミーのトレーニングを行えば、生徒同士でコ・オーディテングをおこなう
ことで、トレーニング代だけで、クリアーになれると言われています。しかし、コ・オー
ディテングでクリアーになった日本人を、私は、知りません。日本にクリアーは、
何人いるでしょうか?

50人前後でしょうか?もっと増えたかな?値段が値段だけに何百人もいるわけ
ではありません。彼らの知能指数は、高いのかもしれませんが、良識、教養、趣
味のよさなどは、知能指数とは、無関係みたいです。

上にあげた、料金は、基本的には、寄付金、献金あつかいになります。(宗教団体
ですので)つまり、公式発表では、非営利事業なのです。日本では、分かりませ
んが、米国では、免税あつかいになっており、チャーチ・オブ・サイエントロジ
ーは、税金をはらっていません。どう思いますか?

金持ちの教会なので、ホームページもキレイですよ!
http://www.scientology.org/home.html

2.お金持ちでないと、サイエントロジーはムリ?

サイエントロジーの特徴の一つは、その料金(寄付金、献金)の値段の高さです。
若いサラリーマンは、この料金の高さで怖気づいて、教会を後にすれば、生涯の
幸福を約束されるでしょう。

問題は、お金を持っている人、そして、お金を造ることのできる人です。土地、
建物を売ったり、抵当に入れたりして、1000万、2000万のお金をつくる
人もいるでしょう。そのような、担保のない人も大丈夫です。普通の会社に勤め
ている人でしたら、クレジット・カードはつくれます。6社のカードをつくり、
カード・ローンで100万づつ引き出せば、600万は、つくれます。さらに、
アXムとか、タケ?ジなどの消費者金融のカードを5枚ぐらいつくり60万程度
づつ借りれば、300万はつくれます。あと知り合いのクレジットカードを借り
るという手もあります。以上で、900万程度(さばよんで、1000万円)はつく
れることが、わかりました。

ただ、1000万は、払えなくても、300万程度はらって、とりあえずは、ト
レーニングに励むという人も少なくありません。

(実は、そのようなサービスの料金だけにお金がかかるのでなく、「翻訳のプロ
ジェクトのために寄付をしてくれ」とか、「What is Scientology?を図書館に寄贈
したいので100冊 買ってくれ」というスポット的な寄付金が結構大変で
す。

IAS(International Associatio n of Scientology)のメンバーシップ料金も一種の献
金でして、そのランキングは、次のようになっています。(ここでも階位制がある。)
生涯会員$2,000
スポンサー$5,000?
オーナーロール$20,000-
パトロン$40,000-
名誉パトロン $100,000-まだその上もあります。

日本では、10人程度パトロンがいますうち一人か二人は、名誉パトロンです。)
クリアーの上には、OTというランクがあるのですが、日本で唯一OT8に到達し
た人は、1億円寄付した(サービスも含めてでしょうが)とささやかれています。

お金のない人のもう一つの選択は、オーグのスタッフにることです。「オーディテ
ングを受けたい」ためにスタッフをやっている人を何人か知っています。ただ、
スタッフを辞めるとき、スタッフの研修費やオーディテング費用の何割かをオー
グは、請求することになっています。ですから、辞めるときに何百万円かの請求
書を受け取っる羽目になるスタッフもいます。

そんなの、踏み倒せばよいと思うのですが、スタッフをやる人は、多くは、正直
者ですから多分、落ち込んだり、夜逃げしたりするのでしょうね、。。。。

はっきり言って、かかわりつづける限り、生涯、金を搾り取られるか、スタッフ
として、こき使われるかのいずれかです。

3.黒魔術再び

黒魔術の件ですが、日本でサイエントロジーをやっている人の95%の人は、創始
者の L. Ron Hubbardが黒魔術に関与し、教義にも黒魔術の要素がはいっている
ことを知らないと思います。むしろ、仏教、キリスト教、ユダヤ教などあらゆる
宗教と互換性のある、人道的な応用宗教哲学であるとおもって参加している人が
ほとんどでしょう。

自分は、黒魔術師になりたい」と思ってサイエントロジーに入るのは、「どうぞご
勝手に」と言いたいと思います。しかし、「自分はクリアーになりたい」、「オーデ
ィターになって 困っている人を助けたい」、「Ron Hubbardの経営学を学びたい」
と思っている人は、10年後に、黒魔術に出くわして、驚くことになるわけです。
これは、ちょっとした悲劇です。

とにかく、実態が知られていないということが、問題です。 そういう意味でも、
会員や元スタッフ、元シー・オーグ・メンバー(サイエントロジーが組織してい
る軍隊的なグループ)からの内部情報が必要です。ただ、チャーチからの報復が
怖いので、多くは、語りたがらないのが、現状なのでしょう。

4.サイエントロジーとオ●ム
オ●ムとの比較すると、サイエントロジーは、軍事的な組織を擁し、マネージメ
ントの方式も一応すべてマニュアル化されているだけに危険性は、はるかに、高
いと言えます。

次のジェッセ・プリンスという人は、RTCの元インスペクター・ジェネラル代理
というサイエントロジーのある意味ではNo.2のインタビューです。この組織が
いかに確信をもって犯罪行為を行っていたかが、よくわかります。(「自分で命令
を出していた」、といってるので、正確な情報だと思います。)

http://www.factnet.org/Scientology/jesse_tapes.html

5.勧誘活動

勧誘活動について、お知らせするのを忘れていました。

統計的に一番有効な勧誘は、「ダイアネティックス」であるといわれています。こ
の本を読んで、オーグを尋ねてくる人が、非常に多い。もう一つは、FSM(フィ
ールド・スタッフ・メンバー)というシステムです。これは、一般会員が、友達
や、親戚、会社の同僚などを紹介すると、その人が受講したり、オーディテング
を消化したりすると、その料金の何パーセントかをコミッションとしてうけとれ
るというシステムです。

大塚界隈では、街頭での勧誘(ボディー・ラウティングという)も盛んに行われ
ています。このような勧誘で重要なツールにOCAテストという一種の性格テス
トがあります。Oxford Capacity Analysis というのですが、オックスフォード大
学とは、まったく関係ありません。心理学的、精神分析学的な有効性は、疑問が
もたれていますが、個人が気にしている欠点、弱点などは、かなり、誇張されて
反応するテストです。(1問をYESとするかしないかで、ある項目が、10ポイン
トちかく上下したりする。)

大抵日本人は、コミュニケーションに弱点があるので、このテストの結果を使っ
て、個人の欠点を指摘し、落ち込ませ
「さて、あなたは、どう解決するのですか?」とたずね。
「わかりません」と答えれば、「それでいいのですか?」と追い討ちをかけ。
「どうしたらいいのでしょうか?」とたずねてくれば、
「それには、このコミュニケーション・コースをうけたらよいでしょう。」
という形で、会員にしていきます。この時点では、宗教と言う性格はかなり抑制
しています。

また、ベーシック・コースは、別にオーグで行う必要はなく、FSMが、企業研修
として、企業や業界団体のセミナーとして売り込むこともあります。このような、
目的のために、サイエントロジストの企業経営者、ビジネスマンで組織された
WISEという組織があります。サイエントロジーの実業界へのフロントといって
もよいでしょう。外国では、上記のOCAテストを企業の従業員の性格テストと
して販売している会社もあります。

サイエントロジーは、教育関係も重視しており、ABLEという組織をつくり、ス
タディー・テック(勉強の技術)を学校等の教育関係者に普及させる活動をして
います。

その他、芸能関係はみなさまも良くご存知でしょう。
このように、黒魔術には、似合わない、スマートなやりかた、「自己啓発セミナー
はいかが?」というスタイルで、近づいてきます。OCAテストを受け取ったら、
是非、ごみ箱なりシュレッダーに投入してください。

以下は、WISEの公式のページだとおもいます。とにかく、見栄えだけはいいと
ころですね!
http://www.wise.org/index.htm




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