温室効果ガスで火星を居住可能に(WIREDNEWS)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 13 日 15:50:12:

温室効果ガスで火星を居住可能に
Leander Kahney

2000年10月11日 3:00pm PDT

カリフォルニア州マウンテンビュー発――地球が形成されてから生命が存在しうる環境が整うまでには、何十億年もの歳月がかかった。しかし火星では、温室効果をもつガスを大気中に流し込むことにより、100年以内に生命に適した環境を作り出せるという。
およそ150人の物理学者や生物学者たちが10日(米国時間)、NASAのエイムズ研究所に集まった。この赤い惑星をどうすれば居住可能にできるかを話し合うためだ。
「SFの世界ではそういう話もあった」とエイムズ研究所の天文生物学者で、『火星に生命がすめるようにする物理学と生物学の会議』を組織したクリス・マッケイ氏は言う。「われわれは、これを科学にしようとしている」
マッケイ氏によれば、生命の3要素である二酸化炭素と窒素と水が火星に存在することは、すでに知られているという。
「それが十分な量存在しているかどうかはわからない」とマッケイ氏は言う。「だがわれわれは、確かにあると考えている」
火星に植民するための第一歩は、この惑星の凍りつくように低温で薄い大気の気温を上げ、気圧を高めることだ。
「寒く凍てついた火星を、暖かな潤いで満たすにはどうすればいいだろうか」。マッケイ氏によれば、人類が火星の地を踏んでから100年以内には、この星を居住可能なものとするための努力が始まるだろうという。「遅れれば遅れるほど、人類にとって避けられないこのステップもまた、遅れることになる」
マッケイ氏の見積もりでは、人類が生きていくために必要な酸素を作り出すのに、植物だけに頼っているのでは10万年はかかるという。「(この惑星の)気温を上げるだけならば簡単だ。だが酸素を作り出すのは難しい。われわれが知っている唯一の方法は、植物を使うことだ。だがそれでは非常に効率が悪い」
最も手っ取り早く効率的な方法としてMITの研究助手のマルガリータ・ミラノーバ氏が提案するのは、火星の大気中に「超温室効果ガス」とよばれる気体を流し込む方法だ。
「このようなものを作り出す方法は知られている。地球上ではすでに作られている。比較的低い濃度でも、非常に有効にはたらくガスだ」とミラノーバ氏は説明する。
ミラノーバ氏によれば、揮発性が高すぎず、生命が暮らし始めたときにもそれに危害を与えないようなガスを作り出すことが、成功への鍵となる。
最も有望な候補は、温室効果ガスとして知られるフロン(クロロフルオロカーボン)に近いPFC(ペルフルオロカーボン)だ。
火星の表面に工場を造れば、火星の土壌や大気中に大量に存在する元素を使って、PFCは生産できるだろうとミラノーバ氏は言う。
ミラノーバ氏の見積もりでは、原子力発電設備をもつ工場が100もあれば、100年で火星をカナダに似た気候にできるだろうという。
マッケイ氏によると、気温が数度上がりさえすれば、火星で最初の生命、つまり窒素を固定する藻類や地衣類は生きていけるだろうとのことだ。
だが、人間が暮らすのに十分な酸素を作り出すためには、植物の働きが必要だと、マッケイ氏は続ける。これには10万年かかるかもしれない。
とはいえそれまでに、フル装備の宇宙服ではなく酸素マスクだけをつけて、この惑星の上を歩き回れるもようになるはずだ。
「われわれ人類はいつか(地球を)離れなければならない」とマッケイ氏は言う。「火星は間違いなく、その最初のステップとなる。肝心なのは、生命をその起源を超えて広げていくチャンスがわれわれにあるということだ」
[日本語版:前田イチロウ/岩坂 彰]




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