軍事超大国 『統一朝鮮』の出現

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投稿者 kamiura.com 日時 2001 年 1 月 18 日 10:53:53:

回答先: 平壌到達可能ミサイル、韓国が開発宣言 投稿者 1/17 yomiuri 日時 2001 年 1 月 18 日 10:49:17:

軍事超大国 『統一朝鮮』の出現


朝鮮半島の統一で、日本の隣に『超』軍事大国が!!

500円(税込み)

構成・文 神浦 元彰(すなわち私)

 南北朝鮮はまだ統一どころか、北朝鮮の金正日総書記の訪韓も行われていないのに、統一後




















事力を語るのは早すぎるのではないか。と、言われることは百も承知で書いたこの記事であ
る。朝鮮半島が隣国の日本だから、統一後の新国家ではどの程度の軍事力になるのか気にな
る。
 南北朝鮮には170万人を超える兵力が対峙している。それが統一されれ無駄を削減さる
と、どのような国家の軍事力が誕生するのか。それを予測してみると、兵器は旧式でインフラ
の遅れた北朝鮮軍が、生き生きと再生してきたので驚いた。お荷物になるはずの北朝鮮軍のは
ずが、韓国軍からもらうわずかな支援で充分に復活する。それは第一に北朝鮮軍が非正規戦用
に編成している10万人を超える特殊部隊の存在である。彼らには海兵隊のように上陸用舟艇や
補給艦はいらない。改造した漁船であっても、それで渡洋作戦が可能な部隊のだ。これからは
非正規戦の時代といわれている。これが日本にとってどれほどの脅威になるか想像してみた。

 また韓国軍が装備する兵器システムも、全面的にアメリカに頼っていないいないことに驚
く。ドイツ、イタリア、フランス、イギリスのヨーロッパや、旧共産圏のロシアなど各国から購
入しているこは意外に知られていない。これはアメリカの安全保障政策が急に変更になって
も、韓国独自の力で国防できる体制を整えているからだ。さらに驚くのは、ドイツから購入し
た潜水艦を自国で建造できるようにしたり、アメリカ軍の対空ミサイル・ナイキを改造して、
対地ミサイル用として部隊配備している。そのナイキ対地ミサイルの射程も、300キロに延
ばすことに米韓が合意している。これにテポドンなど北朝鮮軍の弾道ミサイルの技術が加われ
ば、統一軍は強力な地対地ミサイル部隊を編成できるのだ。またロシアから借金のかたに入手
したT−80戦車も、T−70戦車などロシア戦車に慣れた北朝鮮出身の戦車兵を載せると、T
−80戦車の能力を存分に発揮するだろう。また昨年末の韓国国防白書で指摘しているよう
に、北朝鮮は1〜2発の核爆弾を製造できる核物質を持っているという。統一軍は在韓米軍と
いう固い枠が外されれば、中国の脅威に対抗するという理由で核武装をする可能性も皆無では
ない。

 このように分析を続ければ、日本にとって朝鮮半島に生まれる新国家は、潜在的に超軍事大
国になる要素を持った国だとわか る。日本か新KOREA国が互いに軍事政策を誤れば、東アジア
に不幸で深刻な事態がうまれる危険があることを伝えたかった。

 ところで自宅でこのスコラ誌を見ていたら、小学生4年生の娘が、「お父さん、これエロで
しょう」と言う。たしかに若い女性の裸の写真が多い本である。男性が会社や学校に持ってい
って、若い女性に見せたらセクハラになるかもしれない。でも娘には、「お父さんが記事を書
いた本は、裸の写真がいっぱいあってもエロじゃないよ」と話した。ご存知のように、最近の
男性週刊誌は売れ行きが下がっている。その理由にひとつに、もう読者が裸の写真にあきて買
わなくなったからだそうだ。雑誌を担当している広告代理店の友人から、その代替えの記事と
して軍事ものが見直されていると聞いた。野球やサッカー、それに格闘技などのスポーツ記事
も注目されている。それにチャラチャラした女性が好きそうなレストランの紹介ではなく、屋
台で豪快に食べるアジア料理の店などの企画が、これからの男性週刊誌に求められるそうだ。
そういった理由などで、スコラ誌から軍事企画の連載を頼まれた。今回はその第1回目であ
る。この本の読者対象は若いサラリーマンや学生であっても、記事の中身に一粒は軍事の専門
家を唸らせる内容を書くつもりである。このスコラ誌新連載で、感想や企画の要望などがあれ
ばメールをください。よろしく。




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