(記事)主体性損ねる「台湾論」擁護

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投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 3 月 07 日 02:18:24:

(【 】内は、投稿者による余計なメモのつもりです。)


民生報(台湾) 社説=2日付

 小林よしのり氏の「台湾論」は、多くの批判を浴びているが、著者は「台湾はヒステリー」と公言、続編出版を予告さえしている。
 こうした強硬姿勢をとり続ける小林氏は「台湾独立派の支持がある」としている。「台湾論」を支持する人々は、この本が台湾アイデンティティーを目覚めさせる重要な出版物だと強調、批判は大陸統一派やメディアによる集中包囲攻撃だと主張している。高雄市のある団体は「台湾論」購入を街頭で呼びかけた。
「元慰安婦に二度目の傷を負わせた」などと「台湾論」を批判すると、「親中国勢力の横暴だ」と言い切った。
 だが「台湾論」の中で実業家の許文龍氏が小林氏に語った慰安婦の「真相」という記述は、研究者や当事者らによって誤りが明らかになり、語った本人も「一部を全体のように表現してしまった」とわびた。史実は政治的立場で曲げられ、あいまいになるものではない。(台湾論支持者は)なぜ誤りを認めず、誤りを指摘した人間を「統一派」「親中国派」と非難し、誤った言論をふりまくのか。
 元慰安婦を侮辱して台湾女性の尊厳を踏みにじっている人々が、世論の批判には被害者を気取っている。いじめたくせに被害者を装い、相手の傷口に塩をすり込み、勝手に傷口をもてあそんでいる、と言い放つ。(元慰安婦らが)痛いと叫べば、加害者はお前らだという。元慰安婦ら当事者を三度傷つける社会的暴力ではないか。【それは、米国の弁護士やマスコミ、それに統×××スパイが持ち出す手口と基本的に同一でしょうね。やり方はいつも決まり切っている。】
 言論の自由に基づき、台湾独立を主張するのはいいが、その主張がなぜ植民地統治の美化になるのか。【それはねぇ、彼らが復唱する「台湾独立」とは、実は大陸政府を四分五裂に轢断して地上から永遠に消す計画を含む世界戦略上、台湾人の富と生命を惜しみなく「投資」するための大衆スローガンであり、狂信的カバラ超人サタニスト世界支配勢力の植民地兼戦争拠点へと移行する儀式の呼称なんでしょ?】
先住民や慰安婦、抗日運動家について、この本は史実をねじ曲げている。(台湾論支持者の)日本への過剰な迎合は、台湾人の主体性という看板になじまない。
[朝日3/5]


★コメント
こういう的確な指摘を社説に書けるマスメディアを擁する台湾の人々を、
正直云って、羨ましいと思ったよ。
日本のボケた民衆には、見え透いた詭弁論法が力づくで何度でも通用しようとも、
(なぜなら、何度言われても思想的に全く理解できなくて、すぐに忘れるから^^;)
実体情報としての危機管理体制を体感してきた人々の前には無力なんだろうな。
この投稿では、以下の通り簡単に指摘しておきます。

要は、いかなる歴史的立場であれ、すり替えと偽善に彩られた自称「愛国的立場」であれ、
帝国主義、植民地支配を何が何でも絶対正当化する目的に従った、
敵の世界支配プロパガンダ枠内にあるのだろうと俺は考える。
日本では歴史教科書問題が、まさにその実力行使例の一つであろうかと思う。
『外国の抗議と干渉=加害者、正しい事を言う日本人=被害者』
といった、○×二元相対論的すり替え心理操作に、これ以上我々の脳が狂わされてはならない。

文部科学省の検定内容に関する昨今の報道によれば、「力の論理に沿った植民地支配」
(それは過去だけでなく未来も、他国に対してのみならず自国に対しても)
を、たとえ違法かつ強権的あろうとも容認するかのように俺には読めた記述部分がある。
その報道個所が趣旨としてもその通りであるのなら、

○政治家、治安・官僚・司法機構、マスコミ・教育・経済界などあらゆる公的権力に悪魔教団スパイを潜り込ませ、民衆にとって最悪の選択肢を民衆が自発的に多数決で選ぶようこぞって仕向けさせ、国家全体を水面下で徐々に乗っ取って遂に敵の手に明け渡す手口であろうと、

○細菌・化学兵器などあらゆる暴力を使った無差別殺戮内乱行為、如何に野蛮な軍事行動であろうと、

自国に対する国家転覆と植民地支配、つまり国家主権の消滅と国民の絶対奴隷化(=強制奉仕労働)の概念に関して、文科省がその正当性を公式かつ明確に認め、国民を調教する、ということだろうか?
それこそ、売国亡国国賊行為、思想的武装解除、未来に向けた自虐史観そのものではないのか?
自国民に対してのみならず、アジア全域に対する裏切り行為に等しくないか?

こんな総破綻痴呆国家では、あと10年もしないうちにアジアを巻き添えに国民皆殺しモノだぜ。
誇張のつもりはない。





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