エイリアンの正体は怪物──驚愕の会見報告(『宇宙人 第0の遭遇』第11章)

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投稿者 SP' 日時 2001 年 3 月 14 日 20:22:39:

回答先: Mind Bender 投稿者 SP' 日時 2001 年 3 月 14 日 20:20:52:

異星人の国で私はすべてを知らされた

 手のひらに例の金属盤を握りラジオのスイッチを入れ、「カジーク」と何度か繰り返して言ってみた。
 二、三秒間は何も起こらなかった。
 それから、体全体に異常な寒さを感じた。こめかみは手につかんだ鳥の胸のように動悸を打っていた。耐え難い痛みが目の真上に集中した。再び圧倒的な力が私の人格のすべてを支配した。すぐに横になろうとベッドへ行った。強いめまいを覚えて倒れるのではないかと思った。ベッドに触れるや否や、再び意識が私の体を離れていくのを感じた。
 ゆっくりと自分の体から遊離していきながら振り返って見ると、ベッドに自分自身が横になっているのを確かめることができた。すべてが暗くなり、自分が浮かんでいるのが分かった。まるで雲の上にいるようだった。どのくらい浮いていたのか分からなかった。何日間もそうしているようでもあった。
 唯一の感覚は目の上の痛みであった。なぜこの迷惑な苦痛に悩まされるのか分からなかったが、こうした変化が起きることと何らかの関係があるに違いなかった。私の体の生きている部分が、どこか知らない場所へ移動させられつつあると感じた。
 手のひらにはしっかりと輝く金属盤を握りしめていた。まるでそれが、現実と生命との唯一の絆であるかのように。
 突然のショックで浮遊は終わり、すべての動きが止まった。暗さが消えたと同時に、大きなサーチライトの光線が目に当たったかのようなまぶしい輝きに取り囲まれた。やがて、目が慣れて周囲が見分けられるようになってきた。
 私は、ガラスドームの巨大な円い部屋の中にいた。壁はステンレス鋼のような金属でできていたが、光を放っているようでつねに輝いていた。
 私は同じ金属でできた椅子に座らされていた。

 また、私の真正面に一種の台座状のものがあることに気がついた。台座には、直径約二メートル半ほどもある大きな管のような物体が壁に据え付けられていた。
 他にも同様な椅子が私の周りにあり、劇場か講義室を思わせた。
 ドアを探したが、壁は滑らかでどこにも割れ目はないようだった。
 天井はガラスのような半透明な物質で作られていて、頭上に、瞬く星空に似たものが見えた。
 最初の印象は、どこか隔離された所に到着した空飛ぶ円盤の内部にいるような感じだった。椅子はすべて輝く金属製で、そのデザインはシンプルでモダンなものだった。そして後ろに少し傾いていたので、私の前の台座のある場所を十分見ることができた。
 完全な暗闇の中に再び投げ入れられた。
 椅子から立ち上がろうとした。腕や頭は動かすことができたが、立ち上がるために体を持ち上げることはできないと悟った。
 青みを帯びた光が、管状の物体の真後ろにある台座の上に現れ始めた。壁のパネルがどの部分か分からなかったが、スライドして開いた。
 誰かが台座の上に登った。パネルが閉まり、その人物は台座の端へ歩いてきて、唇を動かさずに私に話しかけた。

エイリアンはこう語った

「我々の国にようこそ。我々は今、違う条件のもとで会っています。あなたは、他のどんな地球の生き物もかつて足を踏み入れたことのない場所にいます。この国であなたは、あなたにとってもっとも驚くべきもの、あなたの惑星では知られていないもの、自分の目を疑いたくなるようなものを見ることになるでしょう」

 彼のメッセージは私自身と同じ言葉を使って伝えられたようで、すべてよく理解できたが、この意志伝達もテレパシーによって行われたようだった。私にはそれが、機械的か電気的に増幅されていたものかどうかは分からない。彼はメッセージを続けた。

「私の後ろに大きな円形の物体が見えるでしょう。目を凝らして見てください。我々自身についてと、なぜ我々がここにいるのかについて何か話してみましょう」

 彼は手で合図した。大きな円形のものがテレビと似たような方法で動き出した。画面もテレビそっくりだった。

「最初にあなたが見る画像は、我々がやって来た宇宙の一部です。我々は、あなた方地球の望遠鏡が届かないほどはるか彼方からやって来ました」

 こう言って彼が再び合図すると、壮大な宇宙の光景が現れた。光景は生き生きとしていて、私は実際にその中にいるかのようだった。
 完全な蛍光色のカラー画面で、暗い背景に一群の青く光る物体が見えたが、時としてビロードのような黒にも見えた。画像は立体映画に譬えればもっとも近いが、それでもまだ正確な表現ではない。立体映画から連想するある特異な画面にステレオ効果が加わった感じで、私はほとんど画像の一部になったかのように感じていた。
 彼は続けた。

「テレビに今、映っているのが我々の故郷です。我々の故郷は、あなた方の太陽系からはるか何億光年の彼方にあり、あなた方の太陽系よりもはるかに古いのです。なぜなら我々は、あなた方太陽系のどの惑星よりも以前に創造されたからです。我々の惑星系とその中心体はすべて、非常に強力な創造主から産み出されたのです。その創造主は広大な光る物体で、あまりに大きいので密度を計算することさえできません。それは我々の宇宙のすべての創造主で、さらに多くの惑星家族が常時産み出され軌道に投げ出されています。しかし、産み出された惑星系がつねに完全なものとは限らないので、あるものは二、三年で消滅してしまいます」

「宇宙に存在するいくつかの惑星系は、すべてが同じスピードで回っているわけではありません。最終的に、地球の時間でいう何十億年も経つと、ある系は他の系を追い越します。我々は以前、何度もあなた方の系を追い越しました。しかしその間に経った時間を、あなた方はまったく理解できませんでした。太陽系の他の惑星には地球よりも以前に人類が住んでいましたが、地球にはいつも人類が住んでいたわけではありません。年が経って変化が起こり、あなた方の惑星家族の他の天体では多くの文明が滅びました。しかしいっぽうでは、別の文明が程なく創り上げられるでしょう」

「あなた方の惑星の周囲を回っている小さな天体のほとんどは、かつてはそれら惑星の一部でした。しかしその天体が最終的な形になり冷えてきたとき、投げ出されて離れました。地球にもっとも近い惑星は、かつて偉大な文明を育て上げました。その文明は、我々の彼方の軌道にある別の惑星系からの襲撃によって破壊されました。中心体の周囲を旅してこの同じ地点についたとき、彼らは将来もう一度姿を現すでしょう。中心体の周囲の軌道に乗っているほとんどすべての惑星系にはある種の知的居住者がいます。しかし、彼ら独特の世界に存在するさまざまな条件に適応しているので、すべてが同じ身体的構造をしているわけではありません。この知的居住者の多くは生活の仕方が、あなた方地球人よりはるかに進歩しているので、彼らがあなた方を 追い越し通り過ぎるとき、あなた方の惑星・地球はつねに彼らの惑星系の監視のもとにあります。あなた方の惑星は進歩という点ではまだまだ幼児並です。あなた方の近隣の惑星系の他の多くがすでに達成したことをあなた方が成就するには、まだまだ道のりは遠いのです」

「数多くの惑星は呪われていないのですが、あなた方の惑星・地球は、いくつかの点で非常に呪われています。それが、あなた方の進歩を遅らせています。たとえば、我々の惑星にはただ一つの人種と一つの国民しか存在していませんが、あなた方には多くの人種と国家群があるために、つねに紛争が起こる可能性があります。これが将来、あなた方の世界を完全破壊することにつながるかもしれません」

「我々の故郷は、あなた方の太陽系から何年もかかる所にあります。しかしもうすぐ、あなた方の惑星から二度と元に戻れなくなる地点に到達します。そこで我々は我々の仕事を手早く完了する必要があるのです」

「我々は、あなた方の惑星の海から貴重な化学物質を採取しました。この物質は我々の存在に不可欠の物です。そこで、我々がこのような海水を持つ惑星の近くに来たときはいつもその惑星へ出掛けて、そこに住む誰をも傷つけることなく、その物質を取ってきます。我々は海水を処理してこの物質を取り出します。残りの粘性のある残留物は長い紐の形で、あなた方の惑星に浮遊して戻ってきます。過去において、我々は不注意でこのいくつかを陸地に落としてしまいました。しかし我々は現在、十分に気をつけて確実にそれを元の海に戻すようにしています。海水を分解して重要な生成物を取り出し終われば、あなた方が想像もできないスピードで飛行する宇宙船で、我々自身の惑星まで直ちにそれを運びます」

エイリアンの真像に恐怖を抱く

 彼はここでひと休みして、手で合図を送りテレビの画像を変えた。画面には、アメリカ人なら誰にも馴染みのある場所が映し出された。それはワシントンDCの国防総省とその周辺だった。
「なぜ、私がこの景色を見せたか知りたいでしょう」
 と彼は続けた。

「それは我々があなた方の惑星に滞在中、いわゆるペンタゴンに我々の仲間が駐在している事実をあなたにお知らせしたかっただけです。我々は、あなた方の惑星上で現在起こっているすべての情報を収集し続けるために、あなた方の惑星の多くの場所に仲間を駐在させました」

 次の場面は、アメリカの極めて重要な地点を示していたが、場所は特定されていなかった。それは核物質貯蔵庫の一つだった。それから、アメリカやソビエトを含む国々の同様の貯蔵場所を紹介するシーンが次々と続いた。
 彼に、なぜこれを私に見せるのか尋ねた。すると彼はぶっきらぼうな答で私を驚かせた。私は、彼がこれまで示していた友好的な態度は見せかけにすぎなかったのではないかと、この答え方で疑った。

「我々の宇宙研究所の小さなボタン一つで、我々はあなた方が地球上に持っているすべての貯蔵所の核爆弾を爆破することができます。それによってあなた方の惑星は、ほぼ完全に破壊されるでしょう」

 最初に頭に浮かんだのは、
「なぜあなた方は、そのような恐ろしいことをしたいのか」
 という疑問だった。彼の物言いは、またぶっきらぼうだったが適切な答だった。

「あなた方が我々を発見して、何らかの方法で我々に敵対しようとすれば、そのボタンは直ちに押されます。しかし、あなた方の惑星を徹底的に調査してみた結果、我々には恐れることは何もないことが判明しています。なぜなら、地球上にあるもので我々に危害を与えられるものは何もないからです。宇宙の襲撃者に対する我々の自衛の武器は、あなた方の持つどんな武器よりもはるかに優れています」

 彼は恐ろしい画像に替えた。
 私は身震いした。
 それは、ぞっとするような怪物で、過去に目にしたSF作品や空想画に描かれているどんなものよりも恐ろしかった。
 怪物は生きていた。
 この画面に嫌悪を示したとき、今まで話していた人物が台座を離れていたのを知らなかった。彼がいなくなったのに気づいたとき、彼からの伝達が再開した。
 彼は画面の中から、その怪物自身の心で話しかけているようだった。あたかも彼が人間の形から、ウエストバージニア州の目撃者が説明のために描いたフラットウッズの怪物によく似た生き物に、即座に変身したかのようだった。

「今、あなたは画面の中に、私の本来の姿を見ています。私は、あなたが私を見て怖がっていると分かっていますが、我々の惑星の人は私を恐ろしいとは思いません。我々は最初に地球の人類が進化するのを見たとき、彼らを奇妙だと思いました。我々は人類が海の小さな生物から今日のあなた方に進化するのを見守ってきました。しかしもし、あなた方の惑星が自ら破滅することなく存在し続けるならば、今後、数十億年かけて人類の姿は変わっていくでしょう。なぜなら、あなた方を包む大気が変化していくからです。大気はだんだん薄くなっていくでしょう。酸素の供給がなくなったとき、あなた方は、どんな空気の混合であれ、それに頼って生きていかなければならないと知るでしょう。大気の変化やその他の環境の変化の結果、身体構造の適応が必要となります。放射線物質を使用する実験が続くために、未来の世代は、疑いもなく影響を受けることになるでしょう。それは生殖能力さえも奪ってしまうかもしれません。そしてそのために、ついには人類が消滅した地球が残ることになるかもしれません。こうしたことはあなた方の将来に起こるでしょう。だからあなた方はそれに立ち向かい、できることなら解決しなければなりません。我々にとってあなた方の進歩には学術的な興味がありますが、それ以上の興味はありません」

「我々の惑星には三つの性があります。人類の女性に似た機能を持った性、人類の男性のような性、第三の性は男でも女でもありません。第三の性の持ち主は我々の支配者となる高貴な人物ですが、滅多に存在しません。そこで彼らが生まれると盛大なお祝いをします。我々の女性は卵を産みそれをしまっておきます。我々は人口を管理しています。偉大な暗黒が我々の惑星を包み多くの生命を奪ったときにのみ、その卵を孵化することが許されるのです」

 偉大な暗黒と他の多くの事象については後で説明されるだろう。このとき彼は、私が彼をすでに十分なだけ観察したと感じたようだった。
 なぜなら、画面が再び青く光って暗くなり、彼は人間に再び変身して台座に立った。
 それから彼は、スライドする壁のパネルの所へ行き、それが開くとその陰に消えた。
 突然、部屋が真っ暗になり、私は意識を失った。再び私は雲の上にいて宇宙を漂う感じがした。金属盤をしっかりと持ち続けている間、氷のような冷たさが体を包んだ。こめかみがズキズキした。目の上の痛みも、針が肌を貫くような鋭さで戻ってきた。それから、あらゆる動 きが止まったように思え、頭がすっきりした。
 目を開けると、ブロード・ストリートの自分の部屋のベッドに横たわっている自分に気がついた。私は座って辺りを見回し、時計を見た。たった三〇分しか経っていなかった。あれほど多くの出来事がこんな短時間に起きたとは信じられなかったが、確実に起きたのだ。
 また私には、自分が実際どれほど遠い所まで行ってきたのかも分からなかった。
 この体験全体のうちでもっとも心に残ったのは、画面で見たあの怪物だった。
 それは、我々が言葉によって想像する怪物とはまったく違っていた。我々は怪物の絵を数多く創作し、ぞっとする恐ろしい、超自然的なこの世のものでないものとして怪物を考えるようになった。
 画面の中に現れた怪物を説明するには、最後の形容がもっとも正確なものに近いかもしれない。しかし、それでも読者のみなさんが想像する姿とは、やはり異なっているだろう。その怪物は恐ろしい外見とともに、我々よりもはるかに優れた知性を持っていた。ガラスドームの部屋にいた人物がそうだった。

怪物との会見を信じる者は誰もいない

 ところで多くの人は、なぜ高名な科学者や天文学者の代わりに私などが、この冒険の主役に選ばれたのかと疑問に思うだろう。
 私が思い出せる唯一の理由は、異星からの訪問者たちが言っていた話、つまり私が普通の人間で科学や円盤に興味を持ち、そのテーマに多くの貴重な時間を捧げてきたという言葉である。
 私が私の体験を話したとしても、人々は私を信じないだろう。もし私が有名な学者か政治家だったならば、信じてもらえるかもしれない。
 もし人々が信じれば恐怖心から、必ず集団パニックが起きるだろう。それは訪問者たちが望まない結果である。なぜなら彼らにはしなくてはならないことがあり、それを邪魔されたくないと考えているからだ。彼らは問題を起こすために地球へ来たのではなかった。
 私の正気を疑わずに話を聞いてくれる誰かに、この素晴らしい体験を話したいという圧倒的な欲求を感じた。そこで金属盤を金庫にしまい、もっとも親しい友人に電話をした。彼は幹部委員会のメンバーだった。
「私の身の上に起こったことを話したい、電話では話せないのですぐに来てほしい」と彼に頼んだ。彼は心を動かされたようには思えなかった。そして、行くとも行かないとも答えなかった。それから、腹のうちを私に漏らした。
「おい、そんな大風呂敷を広げるのは止めろ。そんなナンセンスな話は、IFSBの宣伝にはなるだろうが、誰が信じると思うんだ。異星人とコンタクトしたなんて考えは捨てろ。彼らが、もし誰かにコンタクトしたいと思うとしても、それはおまえじゃない。彼らが会いたがるようなもっと知性のある人物は他にいくらもいるじゃないか」
 沈んだ気持ちで受話器を握っていると、親友は電話を切った。彼は私の話に耳を貸そうとしなかった。ましてや他の人はどのような反応を示すだろう。
 私は何という窮地に立っていることか、誰一人、打ち明ける相手がいないとは。突然、別の脅威に気がつき、はるかに恐ろしいと思った。
 それは、私が経験したこの世のものではない恐怖とは別の、世俗的なこの世の恐怖、私がこれまで何とかうまくくぐり抜けてきたあの恐怖だった。
 もしもこの話が世間に漏れたらどうなるだろうか。
 私は結果を想像し皮肉っぽく一人でほくそえんだ。私の最後の没落は、異星からの訪問者とは別種の人間の訪問から始まるに違いない。
 その訪問者たちは精神病院という基地から、洗いたての白い制服を着てやって来るのだ。





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