黒道が遣わした、プロの殺し屋

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投稿者 行政調査新聞社 日時 2001 年 4 月 21 日 03:41:33:

回答先: 世田谷一家4人惨殺事件の真相 投稿者 行政調査新聞社 日時 2001 年 4 月 21 日 03:39:58:

世田谷一家四人殺害事件、衝撃の新情報入手!

黒道が遣わした、プロの殺し屋

 事件発生から四カ月以上たった今になってなお、世田谷事件と北朝鮮スパイ康成輝逮捕(昨年12月)を結び付けた情報を流しているのは本紙だけである。それでもなお、本紙はこの情報に絶対の自信を持っている。

 そうしたなか、四月に入ってまたまた新たな遺留品が発表された。「世田谷一家殺害事件 ジャンパーからA型の汗 二階居間 犯人の遺留品か」(産経新聞四月二日朝刊)といったものだ。
 

世田谷一家殺害事件 ジャンパーからA型の汗 2階居間 犯人の遺留品か

東京都世田谷区の会社員、宮沢みきおさん=当時(四四)=一家四人が殺害された事件で、現場の二階居間にあった黒いジャンパーのそで口から犯人と同じ血液型のA型の汗が検出されたことが一日、分かった。警視庁成城署捜査本部では犯人の遺留品の可能性もあるとみて調べている。
調べによると、ジャンパーは全国展開するカジュアル服店のLサイズ商品で若者を中心に人気のあるブランド。二階の居間に黒いハンカチや毛糸の帽子、マフラーなどとともに落ちていた。
捜査本部でジャンパーを調べたところ、そで口からA型の汗を検出。宮沢さん一家にA型の人間はおらず、現場の血痕から犯人はA型の男性と判明しており、ジャンパーも犯人が身に着けていた可能性がある。
犯人は現場に返り血のついたトレーナーなどを残しており、ジャンパーは犯人が遺留したものか犯人がみきおさんのジャンパーを試着し脱ぎ捨てたものとみられる。
捜査本部は、帽子などについても鑑定を進め、犯人の遺留品かどうか調べを進める方針。
 (産経新聞四月二日朝刊)

 また新聞各紙によると、捜査本部は「犯人は周辺の地理に知識があり、家族に何らかの恨みを持つ者」と犯人像を固め、百五十人態勢で犯人のあぶり出しに全力をあげているという。また情報提供は引き続いており、複数の人物が捜査対象になっているともいう。

 しかし、初めから幼い姉弟まで殺害の対象とし、全員の喉を掻き切り、四人それぞれに四枚の黒いハンカチを現場に残すなど、通 常の殺人事件とはまったく異なった犯罪であることに、捜査本部は気がついていないのだろうか。

 すでに本誌が明らかにしたように、この殺害方法は中国を中心とする世界規模の秘密結社の手口である。この結社の上級メンバーに訊ねたところ、たしかに殺害方法は彼らの手口だという。ところが同時に、絶対に自分たちとは関係ないと断言する。いったいこれはどういうことなのか。調べを進めるうちに本紙は、非常に信頼性のある東アジアの闇世界の中心人物から以下の情報を得ることができた。

 「秘密結社には、青と紅のグループがある。またこの二つの流れとは異質の『ヘイタオ(黒道)』という存在もある。今回の事件の実行犯は黒道の男で、それも鍛え抜かれた殺しのプロだ。今回の世田谷の犯行は彼の初仕事だった。――最強の殺し屋として育成されたプロの最初の仕事。彼が抵抗にあって自分の掌を切ってしまったことは、プロらしからぬ 話だが、やはり初めての仕事での緊張があったのだろう。」

 「また彼は、事件の二日後には台北にいた。その後、香港経由で北京に入ったという。恐らくそこから故郷に戻ったと思われる。」
 
 「彼が殺害後、現場に長時間滞在したのは、パソコンを使ってアクセス先を調査することだと聞いている。どうやらそれ以外にも目的があったようだが、わからない。政治家との関係は無い。まったく無い。殺された男の表稼業というか、本業の業務として何らかの関係にあったのだとしたら話は別 だが。事件の共犯者……ではないが、協力者といった者たちもいた。このメンバーたちは、現在は知らないが、少なくとも事件後数日間は東京にいた。」
 
 犯人が一家四人を殺害後、家に残って宮沢さんのパソコンを使ってインターネットに接続していたことは警視庁の発表のとおりである。犯人は、宮沢さんのパソコンで、いったい何をしていたのか?
 
 殺された宮沢みきおさんはドメイン(mikio.com)を平成十年に取得している。最近まで有効だったgoogleのキャッシュから彼のページを再現すると、そこに現れるのは表紙となるトップページのみ。だが、トップページから先に進もうとすると、某政治家のページが現れるという「怪現象」も見られた。

 この「怪現象」については、バーチャル・ドメインを提供するプロバイダー側の設定ミスが考えられる。
だが、宮沢さんのパソコンには、犯人の興味を引く何かがあったことは間違いない。
 
 こんな想像もある。宮沢さんはホームページを自らの手で更新しており、その際に使用していたFTPソフトには、常に接続するサイトが登録されているはずだ。だがFTPソフトは一般 的に、登録されているサイトのログイン名は表示されても、パスワードはセキュリティを考慮して、アスタリスク『*』で伏せられてしまう。だからウェブサーバーにログインするには、宮沢さんのパソコンからなら問題なくできるが、いざそのログインとパスワードを、何らかの必要性からメモしようとしたら、どうなるだろう。『登録されているパスワード』を読み出すのは、一般 に考えられている以上に苦労する。

 犯人が『ネットには接続できるぐらいのパソコンの知識はあるけれど、あまり詳しいことは知らない』人物だとしたら、どうであろう。そして彼がもし宮沢さんのFTPソフトに『登録してあるホスト』の『パスワード』を、何とかして知ろうとしたならば。

 結局、パスワードは『手に届くところにありながら、わからない』ということになるのだ。風呂に潜み、書類を片っ端からめくり用がないとなると浴槽に投げ込んでいた犯人は、いったい何を探していたのだろうか。
 
 いずれにせよ、殺害の手口その他の情報を総合して考えると、この事件が単に家族に対する怨恨に起因するものではないことは明白だ。「初めての仕事の緊張から手を怪我した」という話だったが、あるいはたくさんの遺留品を残したことも血を出したことも、そして指紋、掌紋を残したことも計算のうえの行動だったかもしれない。

 4月に入って、近所に住む19歳の少年が犯人として疑われたことがあったが、指紋が異なったことから犯人ではないことが判明した。――そう、犯人は明確に指紋、掌紋を残している。誤認逮捕はあり得ない。取り合えず誰かを犯人に仕立てて世間の目を誤魔化し、数年後に冤罪が発覚した時点で真犯人不明にする、などといった姑息な手段も取れない。

 「黒道」のプロの殺し屋。将来、最強の殺し屋となるとされる彼は、いったいどこの国に住み、今後どこで活躍するのだろうか。 ■




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