超能力を企業化したサイ・テック社社長エド・デームズ(『ムー』95年2月号)

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投稿者 SP' 日時 2001 年 8 月 31 日 06:22:27:

回答先: 植民地をつくるため異星人が大挙地球に襲来する!!(『ムー』93年11月号) 投稿者 SP' 日時 2001 年 8 月 31 日 06:19:49:

文=並木伸一郎


軍事技術を流用した超能力企業

 超能力がすでに商業化されている──。
 これは冗談でもマユツバな話でもない。
 アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキに本社を置く「サイ・テック社」では、現在10人の「リモート・ビューワー=遠隔透視者」を擁して、超能力を現実に活用し、軍事面、産業開発などの分野で着々と実績を上げているのだ。
 ちなみに、リモート・ビューイングというのは、時空を越えて遠隔地の事物を認識することができる、という超能力の一種である。
 従来のリモート・ビューイングでは断片的な情報しか得られず、決定的な情報収集の手段にはなり得なかったが、同社ではこれを見事にクリアし、商業化に成功したのである。
 今回、同社社長のエド・デームズ氏に、ロサンゼルスでのコンタクトに成功。短時間とはいえ、インタビューの機会を得られるという幸運に恵まれた。
 さっそく、さまざまな質問をぶつけてみた。
──あなたご自身もリモート・ビューイングを実践されているのですか?──
「ええ、もちろんです。私はインゴ・スワンに師事し、これを会得したのです」
 インゴ・スワンといえば、著名な超能力者で、特にリモート・ビューイングに関してはエキスパートとして知られる人物である。
──きっかけは何だったのですか?──
「少々長くなりますが、私の経歴からお話ししましょう。そうでないと、経緯がわからないと思いますので。
 私は、1967年、17歳で空挺部隊員として米軍に入隊しました。1974年、カリフォルニア大学バークレー校で3年間勉強し、バイオ電子学と中国語を専攻、さらにバークレーの将校訓練隊に参加し、1978年に卒業しました。
 その後、軍事情報局で少尉に任命され、ドイツで電子戦略士官として3年間、ソ連とチェコスロバキア間の通信を傍受および妨害するという任務に従事しました。
 次には、『ブラック部隊』と呼ばれる科学的・軍事技術的情報部に入れられ、機密外国情報活動部を運営した後、軍事産業に関与したため常に身元を隠し、偽名を用いて世界各地を回っていました。
 1981年に、私の人生を完全に変えてしまう出来事があったのです。当時ソ連は強力な生物兵器の開発を進めていました。私たちのチームがその調査を命じられました。しかし、その機密の壁は厚く、思ったような成果が得られませんでした。
 そこで私は調査に超能力を活用する提案を出したのです」
 デームズ氏の案件は軍当局が受理し、スタンフォード研究所でそのノウハウが研究された。デームズ氏は、その研究・開発チームの運営・訓練将校に任命され、その際に、「リモート・ビューイング・テクノロジー」の開発に成功したのである。
 1984年、ワシントンに戻ったデームズ氏と彼のチームはソ連の生物化学開発計画の情報探知をはじめ、国際的なテロリストや彼らに誘拐された人の居場所を突き止めるなど、多大な成果を収めた。
「しかし、1980年代後半、軍事情報部でちょっとした混乱が生じ、そのために特別に訓練を受けないサイキックが登用されたり、政治家が個人的に、この技術を利用したりするようになってしまう状況がありました。それで先行きに危機感を抱いた私は軍を退役し、チーム内の優秀な人材だけを引き抜いて、会社を作ったのです」
 それが1989年に設立された「サイ・テック社」であった。

湾岸戦争で威力を発揮した遠隔透視

 しかし、なんといってもサイ・テック社を一躍世界的に有名にしたのは、湾岸戦争時における、フセインが隠蔽していた生物兵器格納に関する調査であった。
 国連から調査を依頼された彼らのチームは、リモート・ビューイングによって、現場の地図を作成するなど、その能力をいかんなく発揮したのである。
 1989年には、ソ連政府の依頼で、火星探査機「フォボス2号」の故障原因を調査している。
──フォボス事件について聞かせてくれませんか──
「KGB内部に私たちのようなチームが存在していたのですが、それが解体されてしまい、こちらに調査が依頼されました。それで調査してみると、エイリアンの遠隔操作による“破壊”であることがわかりました。これ以上は、政府との契約事項なので、詳しいことは話せません」
 このとき、サイ・テック社が提出した報告書には、ソ連政府しか知らない探査機自体の位置や機能に関する機密情報までが詳細に記載されていたため、ソ連政府はその報告書を全面的に信用したという。
 さて、肝心の調査費用だが、1週間で約6000〜8000ドルだという。ただし、成果がなかったときは、費用は全額返却するそうだ。
「それだけに、できあがった調査資料の情報には、100パーセントの正確さを保証しています」
 とデームズ氏は自信に満ちた口調で語った。
 最近では、大韓航空機爆破事件、オゾンホールの実態調査と修正技術、イラクの生物兵器施設の探査、ツングースカ事件、クロップ(ミステリー)・サークル事件、火星のシドニア地区の探査、北朝鮮のミサイルの動向などを透視しているそうだ。
「火星の地表と地下には人工構造物が存在し、機械装置が現在でも作動中です」ともいう。
 デームズ氏は、アメリカの火星探査機「マーズ・オブザーバー」に危機が及ぶことを事前に察知してNASAに伝えていた。つまり、謎の消失を遂げるか、到着時に攻撃を受けるか、いずれかだと。
 そして、予想通り、同機は消息を絶ってしまったのだ!
「すべてはエイリアンのしわざなんです」
 と語るデームズ氏。現在「サイ・テック社」の約6割近い時間が、ニューメキシコ州におけるUFO活動のリモート・ビューイングに費やされている。
 それは、今後、エイリアンに関して、“とてつもない出来事”が発生するからだという。

ニューメキシコ州で天使と異星人が遭遇!?

──ニューメキシコとエイリアンにはどんな関係があるんですか。そのとてつもない出来事とは何でしょうか──
「現在、地球には人類の他にエイリアンと天使の2種の知性体が存在しています。エイリアンの文明は、地球よりも1億年は進んでいます。彼らは窮地にあるらしく、地球から資源を調達しています。人間を連れ去ったり、精神を混乱させて、実際の行動を明かさないようにコントロールしています。
 一方、天使たちはこうしたエイリアンの活動を阻止しつづけているのです。天使というのは、超自然的な領域のテクノロジー=魔法を駆使する存在です」
 デームズ氏は、リモート・ビューイングによって、アメリカ合衆国の南西部の地、つまりニューメキシコ州で、この天使とエイリアンとの劇的なコンタクトが発生することを事前にキャッチしたのである。
「天使が、私をこの地に導いたのです。これからここで、劇的な出来事が起こります。だから目が離せないのですよ」
 とデームズ氏は語る。
 彼は、この地を“グラウンド・ゼロ”と呼び、調査を常に怠らないという。
──いま、一番関心がある対象は何ですか?──
「もちろんエイリアンです。できれば直接コンタクトしたい。そのためにも、私たちはリモート・ビューイングを続けているのですよ」
 デームズ氏には愚問だったようだ。気を取り直して、最後の質問をぶつけてみた。
──月並みですが、今後の予定を聞かせてください──
「そうですね。子供たちにこの能力をトレーニングしたいと考えています。リモート・ビューイングは特別難しくはありません。だれもが持っている能力であり、訓練で開発できるものなのです。わが社は1週間で能力を開花させるプログラムを最近開発しました。
 どうです、ミスターナミキ。受講してみませんか?」
「はい、考えておきます」
 唐突な申し出に、そう答えるしかなかった。が、確かに、1週間のトレーニングで“遠隔透視”を会得できれば最高だ。熟考の余地はありそうだ。
 なお、デームズ氏を含めサイ・テック社の業績に関して、3冊の本が出るそうだ。その一冊『サイ・スパイズ』は来春刊行される。いずれ『ムー・ブックス』のラインナップに顔を出す予定になっている。

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