神戸事件(いわゆる酒鬼薔薇事件)の被害者土師守氏への手紙

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投稿者 神戸・須磨事件の真実を求める市民フォーラム 日時 2001 年 10 月 22 日 23:09:37:

2000・11・18
土師守様 奥様

前略で失礼致します。
先日来、パンフレットをお届けしている市民フォーラムです。お届けして以降、目を通して頂けましたでしょうか。
今回は、ぜひにお願いしたいことがあり、お手紙を差し上げました。
土師様には、おつらい話でしょうが、どうか読んで頂きたいと思います。

私たちは、あの事件の犯人はA君ではないことを確信しています。(それについては、パンフレットにある通りです。)それを多くの人たちに知ってもらい、無実の彼を救い出すために活動を始めました。自分たちにできることは何でもしようという気持で、さまざまな形の働きかけをしています。そのなかで、報道関係者(直接現地で取材した人)の話を聞く機会もありました。ありのままを語る時期ではないにしろ、彼の話からは、少年の無実がより確かだと分かるだけでなく、犯人像に迫る部分もうかがえました。どうやら、報道に携る人たちの間には、共通の認識(少年の無実、真犯人のこと)があるにもかかわらず、それを明らかにできず、触れまいとするところがあるようです。真実に近い人ほど、苦しく辛い心を抱えていると私たちには思えてなりません。それはおそらく、捜査に携った人であれ、弁護に関わった人であれ、同じなのでしょう。そして、きっと真犯人こそが最も苦しさを抱えているはずです。
真実が明らかにされないが故に苦しんでいるのは、少年やその家族のみならず、実に多くの人々なのです。もしもその全ての人たちを救うことができるとすれば、それは真犯人を置いてはいないでしょう。しかもそれは彼自身の救いにもなることです。現行の刑事訴訟法において、今の状況(物証がない)から言えば、真犯人の告白だけでは、有罪を立証するどころか起訴に至ることはできないからです。これは、「罪に問われないことがいいことだ。」と言っているのではありません。自らの罪を告白したうえで、真犯人はその残りの人生を、「人々への貢献――自分の持つ能力を人々に捧げること――」のなかで生きる、あがないによって自らの犯した過ちを埋め合わせることができる、というところです。それが“救い”だと思うのです。奪ってしまった生命を蘇えらせることはできません。しかし、残された人生の全てを人々のために捧げ尽くすことで、許しと救いとがもたらされると私たちは思います。
そこでお願いです。
事件の被害者の御遺族として、事件の真実を明らかにするよう、求めて頂きたいのです。私たちが求める以上に「本当のこと」をあなた方は求められたはずです。敢えて損害賠償請求という手段に訴えたのは、そのためだと明言されていました。事実や真実が明らかにされない限り、あなた方の不安も、疑問も、悲しみも、全く解消されないはずです。あなた方こそが、事実や真実を強く求めるにふさわしいと思うのです。(もちろんそのなかで明らかにされる内容を、見聞きするのは辛すぎる、というお気持は分かります。)
私たちに限らず、いくつものグループが事件の真実を求めようとしています。そこからの手紙や資料は、そちらにも届けられていたと聞いています。当然、この事件は冤罪だとの主張は、すでに御存知だったでしょうし、それを証明するためのいくつもの論理的な事柄も御存知だったと思います。しかしそれでも土師様(たち)が声を上げずに来られたのにも、何かしらの理由がおありだったのでしょう。
ですが、再びお願いしたいのです。無実の少年を救うための道を開いてください。一市民にすぎない私たちよりも、あなた方の声は、直接、関係者や一般の人々を動かす力を持っているのです。あなた方にとっても、真実を明らかにすることは喜びと慰めのはずだと思います。
疑問があればどうぞお尋ねください。御意見があれば喜んで伺います。
どうかお力を貸してくださるよう、お願い申し上げます。 
草々

http://www.simple4-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=284119


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