投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 10 月 26 日 02:21:45:
回答先: ケータイで脳をレンジアップ！ 投稿者 oqsam 日時 2001 年 10 月 24 日 01:35:07:
＞ちなみに電子レンジは2450メガヘルツのマイクロ波を用いて
＞食品内の水分子を一秒間に24．5億回振動させ熱エネルギーに
＞変換させています。
＞ですから貴方が携帯電話を送受信する度に（非常に微弱ですが）
＞脳細胞の水分子を8〜15億回振動させていることになります。
まずPHSとCellularは、無線出力はごく微弱なため熱効果としては無視できます。
800MHz帯のほうは頭蓋骨各部の構造や寸法と比較して波長が長いこともあり、頭内部側の減衰値からしても実用上の熱効果影響は少ないと思っています。
今のところ携帯電話使用における熱効果での日本での被害例は知りませんが、
もし影響あるとしたら、携帯電話ユーザ多数にはっきりと悪影響が現れて診断可能だろうから、先入観なしに報告が待たれます。
もっとも、たとえ温度が上がっても風邪で熱が出た程度の上昇範囲内以下なら、何ともないかもしれない。ここまで、温度上昇効果の話としてです。
＞これはニューロンの活動電位の発火頻度の十億倍にいたり、
＞その乳論ネットワークに与える影響はかなりなものになるはずです。
この発火「頻度」という書き方は、仕組みが異なる現象を「頻度」のキーワードで並べてひとくくりに論じようとする意図が読み取れますから、おかしいです。
つまり、「頻度」が「影響」を導く原因になるとは言えない、というところです。「（乳輪の）影響はかなりなもの」も表現が漠然としています。
かなり黒か、かなりピンクか。
ニューロンの応答時間はだいたい 0.001秒の世界のお話ですから、
携帯電話の電波(800MHzの一周期は0.000 000 00125秒)と比べて非常に遅く、無視できます。
ゆっくりと揺れるWTCビルに500km/hの飛行機が突っ込んでも、WTCビル全体の高さ方向は、500km/hの速さのままでは揺れにくいものなのです。
大きな低音用スピーカーで高音を普通は出せないのと同じことです。
図体が大きく声が低い者ほど、裏声なしに幼児のような高い声を出せなくなります。
＞実はマイクロ波は米ソ冷戦時代に、人間の脳機能を破壊するための
＞軍事研究として進められたもので、
第二次世界大戦中における、各国の対空レーダーの短波長化開発競争が、軍事用途としてのマイクロ波研究の発端です。
熱効果発見のキッカケになったという、レーダー開発に従事した技術者の手が暖まってそれが本人に自覚できるまでには、短波長化と高出力化が一定水準にまで到達する必要がありました。
対人殺傷兵器としての実用性は、いろんな理由により甚だ疑問ですが、
エネルギーを強くすると「脳細胞を破壊する」というよりは、
それ以前に、頭蓋骨や、中の透明な「汁」の顕著な温度上昇効果のため脳が湯豆腐になるだろうから、生きていられるのは難しそうです。
試しに、できれば業務用の高出力電子レンジを勝手に改造して、
オノレのドタマ突っ込んで実験してみたら、よくわかると思います。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。