闇で裁かれるアメリカの自由

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投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 08 日 20:39:44:


タイトルから推測すると愛国者系(護憲派)がニュースソースのように思えるが、れっきとした大手メディア(=イケイケ派)の「ニューズウィーク 日本版12・12」である。
P.34から始まるタイトル記事には、行政当局が9・11以降行い続けている犯罪的違法行為が具体的に取り上げられている。

FBIベテラン捜査官からも、アシュクロフト司法長官に対し、「(昔のFBI長官)エドガー・フーバーにでもなったつもりか」という声が上がっているそうだ。

また、「テロリスト容疑でイスラエル人が60人拘束されている」という囲み記事もある。なんのテロ容疑なんでしょうね。シャロン政権はクレームをつけていないんだろうか?

具体例を
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● モハメド・イルシャイド氏(41歳)

ヨルダン生まれNYの土木技師在米22年、オハイオ州にあるトレド大学工学部卒で3人の子供は米国籍、自身もまもなく永住権取得の予定

11月6日朝、オフィスにいたイルシャイドは突然、FBIの捜査官に逮捕された。容疑は移民法違反で、しかもテロ計画に関与した情報があるといい、同僚の前で手錠をかけられ連行された。

彼は、全員がイスラム教徒の男30人ほどと一緒に拘置所に放り込まれた。ラマダン中だったので、食事を日没後に食べたいと申し出たら、「ラマダンなんか知るか」と一蹴された。

<結論> 起訴はなく、三週間後に釈放
<思い> 「人生のなかで、あれほどの辱めを受けたことはない。アメリカへの愛に変わりはない。だが、アシュクロフト司法長官には、人を罪人扱いにする前に、理由をはっきり言えと言いたい」

● ハスナイン・ジャベド(20歳)

パキスタン国籍で9月18日、アラバマ州で国境警備隊に身柄を拘束された。
ビザの期限が切れていることを理由に拘置所に放り込まれる。入った房には10人の男がいた。
そして、同じ房の男達が「ビンラディン」と罵声を浴びせながら、殴る蹴るの暴行を繰り返した。最後は裸にしてまで殴り続けた。ブザーを鳴らして看守に助けを求めても応答無し。ようやく来た看守もしばらくはただ見ているだけだった。看守が止めに入ったときには肋骨と歯が折れ、鼓膜が破れていた。

<結論> 5000ドルの釈放金で釈放
<思い> 「今も人目に触れるのが恐い」

● アルバドル・アルハズミ(サンアトニオ在住)

9・11の翌朝、朝の礼拝をしようとしていたら、ドアを叩く音がした。開けると、FBI捜査官が数人が銃を携えて立っていた。彼は、家宅捜査を受け入れたが、弁護士なしの尋問は拒否した。
これが捜査官の怒りを買って、FBI支局に連行された。そこで、弁護士と妻に連絡することを許されたが、次に妻と話せたのは11日後。その間いた狭い部屋は、ベッドはなくマットレスだけ。メガネは取り上げられ、気管支炎の抗生物質を飲むことも許されなかった。
その後、逮捕理由も示されないままニューヨークに連行される。そこで、捜査官に怒鳴られながら腰を蹴られた。

<結論> ハイジャク容疑者と同じ姓だったことだけが理由で、9月24日釈放
<思い> 「政府に対して怒りを感じていない。寛容はイスラムの基本的な教えの一つだから」

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9・11空爆テロ以降の“ムスリム狩り”は、事件絡みというより、政治的な思惑を感じる。

それは、「イスラム教徒とキリスト教徒の分断・対立・憎悪を煽り拡大する」という目的である。
9・11テロをイスラム教徒ウサマ・ビンラディンの仕業とすることで、キリスト教徒などにイスラムに対する激しい憎悪と嫌悪を煽り、それ以降の“ムスリム狩り”では、イスラム教徒に非イスラム教徒おそらくキリスト教徒に対する憎悪を抱かせようとしたのだろう。

それは、信仰に篤いイスラム教徒を“近代化”されたキリスト教徒から遠ざけるためであり、イスラム教徒に絶望とも言える疎外感を感じさせるためであろう。
こうなると、アメリカ社会は、アーミッシュやモルモン教徒など元々一般社会から“分離”的に生活し、まわりもそういう目で見てきた信仰者を別にして、これまで他の宗教を信じる人々とも交わりながら自分の信仰に強く生きてきた人々が、アーミッシュやモルモン教徒と同じような目で見られる存在になる。

それにより、“近代化”されたキリスト教徒が、信仰者の影響を受けて、信仰に篤いキリスト教徒になってしまうという“危険”を回避できると考えたのではないだろうか。
十字軍でも、イスラム教徒の信仰心の強さに感銘を受けたり畏怖するキリスト教徒が出てきたり、湾岸戦争でも、イスラム教徒に接した“近代化”されたキリスト教徒がキスト教に改宗したりしている。

それにしても、信仰心の篤いイスラム教徒の寛容さには舌を巻く。

ちなみに、私はダメダメの無信仰者です。




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