『突発出現ウイルス』第12章

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投稿者 MIROKU 日時 2001 年 11 月 01 日 23:41:05:

ここ最近全米各地で発生している炭疽菌バラまき事件を「突発的出現」などと形容する者はいない。明らかにこれは「作為的策略」によって起こされたものにちがいなく、過去において“前歴”のある米軍の仕業であるかもしれないということは当然念頭に置いておかなくてはならないが、「テロ」という幻惑的な言葉に惑わされてしまっている限り真相究明など到底できまい。アメリカ市民は、まず自国の政府と軍を疑うべきである。
この私の関心は、おそらく近い将来出現すると予想される、イスラエルの「遺伝子兵器」である。これはアラブ民族だけを特定的に狙い撃ち、殲滅させる恐ろしい兵器である。

それはさておき、スティーブン・モース編『突発出現ウイルス』の第12章「エイズ誕生の瞬間」をまずは読んだ。しかるに、冒頭のページに「我らロスアラモス国立研究所」だの、「国立衛生研究所(NIH)からの財政支援を受けて」だのといった言辞(また章を読み終わったところの謝辞「国立アレルギーおよび感染症研究所の資金によって運営されている」もだが)から、にわかに結論が予想しえた。
やはり「エイズウイルスの遺伝子組み換え誕生説」は排除された。まるでそんな荒唐無稽な説など論じるにも及ばないといった無視ぶりだ。そもそもこの本の序文を「国立衛生研究所」の人間が寄せ、この本の編者が「ロックフェラー大学」のウイルス学助教授というのも、この本のいかがわしさを臭わせる。あたかも犯人がその犯罪の捜査に乗り出し、無罪判決を下しているようなものだからである。
そして彼らの結論というのが、「HIVの起源はサルのウイルス」という今日広く信じ込まれ刷り込まれている仮説の補強でしかない。そして、どうやらHIVは「ビッグバン」によってたった一つの共通祖先から同時的に「突発的出現」を果たしたらしい、というのである。
この「ビッグバン理論」さえ適用すれば、イスラエルがバラまこうとしている遺伝子兵器ですら「突発的出現」のせいにできるだろう。何だって適用できる。コンピュータの系統樹解析とやらもしょせんは作業仮説にすぎないが、「エイズ遺伝子組み換え起源説」と較べれば、はるかに説得力を欠く。結局のところ、なぜ種の壁を飛び越えてサルからヒトに伝播したのかは説明できておらず、なぜアフリカではなしにアメリカで最初にエイズが出現したのかも解明されてはいない。すべては「突発的出現」という解釈で説明されるわけである。

私は、この本を6000円も身銭を切って購入してしまったことを正直言って後悔している。確かに“反面教師”の良きお手本にはいいだろうが。そんなのよりも私が読みたいのは、たとえば、生物・化学兵器(とりわけ米軍の)について書かれたロバート・ハリス&ジェレミー・パックスマン著『高等殺戮法』 "A Higher From of Killing"(Hill and Wang, New York 1982)といったような本である。私の知るかぎり、残念ながら翻訳本ではいまだ出ておらず、どなたかこれを翻訳して出版していただけないものだろうか?

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